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発明の名称 ガラス板保持装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−151289(P2001−151289A)
公開日 平成13年6月5日(2001.6.5)
出願番号 特願平11−334537
出願日 平成11年11月25日(1999.11.25)
代理人 【識別番号】100097113
【弁理士】
【氏名又は名称】堀 城之
【テーマコード(参考)】
3E062
3E096
4G015
【Fターム(参考)】
3E062 AA01 AB10 BA01 BB02 
3E096 AA06 BA24 BB05 CA01 CB03 DA09 DA12 DA30 DC02 FA10 FA40 GA03
4G015 GA01
発明者 多田 正次
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ガラス板を立てた状態で保持するようにしたガラス板保持装置であって、前記ガラス板が挿入されるケーシングと、このケーシングの内部下方に前記ガラス板の挿入方向に沿って配設され、前記ガラス板の重量を支持する無端ベルトと、前記ケーシングの内部上方に回転自在に設けられ、このケーシング内に挿入される前記ガラス板の上端部に、その両面側から接触させられる複数の保持ローラと、前記無端ベルトに所定の張力を与え、かつ、その長さ方向に走行自在に支持する一対のドラムと、前記無端ベルトの表面に、その長さ方向に間隔をおき、前記ガラス板の下端が載置される複数の支持ブロックとを備え、前記ガラス板を前記支持ブロックに載置しつつ挿入する際に、このガラス板の挿入操作に追従して、前記無端ベルトが走行させられるようになされていることを特徴とするガラス板保持装置。
【請求項2】 前記支持ブロックの一つには、前記ガラス板を挿入した際に、このガラス板の先端が当接させられるストッパが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガラス板保持装置。
【請求項3】 前記ドラムの少なくとも一方には、前記ドラムに、前記ガラス板を押し出す方向の回転力を付与する付勢部材が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガラス板保持装置。
【請求項4】 前記付勢部材が、前記無端ベルト上にガラス板が載置されていない状態において、前記無端ベルトを走行させることにより、前記ストッパが設けられた支持ブロックを、前記ケーシングの挿入口近傍に復帰させるようになされていることを特徴とする請求項3に記載のガラス板保持装置。
【請求項5】 前記付勢部材の付勢力をPとし、前記ガラス板の重量をWとし、また、前記無端ベルトの走行抵抗をFとした場合、前記付勢部材の付勢力Pが、つぎの2式を満足するように設定されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のガラス保持装置。
(W+F)>P…………………………(1)
F<P……………………………………(2)
【請求項6】 前記一対のドラム間に、前記無端ベルトの中間部を支持する補助ドラムが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載のガラス板保持装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス板保持装置に係わり、特に、大型のガラス板を保持するのに好適なガラス板保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス板保持装置の一構造例として、図3に示す構造のものが知られている。このガラス板保持装置は、ケーシング1と、このケーシング1の内部下方に、前記ガラス板Gの挿入方向に沿って配設されるとともに、前記ガラス板Gの下端が載置されて荷重を支える複数個の位置固定型のプーリ2と、前記ケーシング1の内部上方に、前記ガラス板Gの挿入方向に沿って配設されるとともに、挿入されるガラス板Gの両面に接触させられることにより、このガラス板Gの傾倒を防止する複数の保持ローラ3とからなり、前記プーリ2および保持ローラ3が、前記ケーシング1内に並列的に複数設けられた構成となっている。
【0003】そして、このガラス保持装置においてガラス板Gを挿入するときは、ケーシング1の挿入口1a側に位置するプーリ2を目安にして、ガラス板Gの下面先端を前記プーリ2に載せるとともに、前記ガラス板Gの上面先端を、前記挿入口1a側に位置する保持ローラ3間に挿入し、ついで、ガラス板Gを奥側へ押し込んで、前記ガラス板Gの下端を、漸次奥側のプーリ2上へ送り込むとともに、ガラス板Gの上端を、漸次奥側の保持ローラ3へ送り込むことによって行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような従来のガラス板保持装置にあっては、つぎのような改善すべき問題点が残されている。
【0005】すなわち、ガラス板Gをケーシング1内に挿入する際に、ガラス板Gの荷重を受けるプーリ2とガラス板Gの下面との擦れによって、プーリ2が削れてゴミを発生させたり、ガラス板Gの下部先端が、挿入時の外力によってプーリ2へ衝突させられることにより、ガラス板Gの端面が欠けるという問題点である。
【0006】本発明は、前述した従来の問題点に鑑みてなされたもので、ガラス板の挿入時や取り出し時におけるゴミの発生や、ガラス板の損傷を防止することのできるガラス板保持装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載のガラス板保持装置は、前述した目的を達成するために、ガラス板を立てた状態で保持するようにしたガラス板保持装置であって、前記ガラス板が挿入されるケーシングと、このケーシングの内部下方に前記ガラス板の挿入方向に沿って配設され、前記ガラス板の重量を支持する無端ベルトと、前記ケーシングの内部上方に回転自在に設けられ、このケーシング内に挿入される前記ガラス板の上端部に、その両面側から接触させられる複数の保持ローラと、前記無端ベルトに所定の張力を与え、かつ、その長さ方向に走行自在に支持する一対のドラムと、前記無端ベルトの表面に、その長さ方向に間隔をおき、前記ガラス板の下端が載置される複数の支持ブロックとを備え、前記ガラス板を前記支持ブロックに載置しつつ挿入する際に、このガラス板の挿入操作に追従して、前記無端ベルトが走行させられるようになされていることを特徴とする。本発明の請求項2に記載のガラス板保持装置は、請求項1に記載の前記支持ブロックの一つには、前記ガラス板を挿入した際に、このガラス板の先端が当接させられるストッパが設けられていることを特徴とする。本発明の請求項3に記載のガラス板保持装置は、請求項1または請求項2に記載の前記ドラムの少なくとも一方には、前記ドラムに、前記ガラス板を押し出す方向の回転力を付与する付勢部材が設けられていることを特徴とする。本発明の請求項4に記載のガラス板保持装置は、請求項3に記載の前記付勢部材が、前記無端ベルト上にガラス板が載置されていない状態において、前記無端ベルトを走行させることにより、前記ストッパが設けられた支持ブロックを、前記ケーシングの挿入口近傍に復帰させるようになされていることを特徴とする。本発明の請求項5に記載のガラス保持装置は、請求項3または請求項4に記載の前記付勢部材の付勢力をPとし、前記ガラス板の重量をWとし、また、前記無端ベルトの走行抵抗をFとした場合、前記付勢部材の付勢力Pが、つぎの2式を満足するように設定されていることを特徴とする。
(W+F)>P…………………………(1)
F<P……………………………………(2)
本発明の請求項6に記載のガラス板保持装置は、請求項1ないし請求項5の何れかに記載の前記一対のドラム間に、前記無端ベルトの中間部を支持する補助ドラムが設けられていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図1および図2を参照して説明する。本実施形態に係わるガラス板保持装置は、ガラス板Gが挿入される挿入口10aが側面に設けられたケーシング10と、このケーシング10の内部下方に前記ガラス板Gの挿入方向に沿って配設され、前記ガラス板Gの重量を支持する無端ベルト11と、前記ケーシング10の内部上方に回転自在に設けられ、このケーシング10内に挿入される前記ガラス板Gの上端部に、その両面側から接触させられる複数の保持ローラ12と、前記無端ベルト11に所定の張力を与え、かつ、その長さ方向に走行自在に支持する一対のドラム13・14と、前記無端ベルト11の表面に、その長さ方向に間隔をおき、前記ガラス板Gの下端が載置される複数の支持ブロック15とを備え、前記ガラス板Gを前記支持ブロック15に載置しつつ挿入する際に、このガラス板Gの挿入操作に追従して、前記無端ベルト11が走行させられるようになされた概略構成となっている。
【0009】さらに詳述すれば、本実施形態においては、前記各支持ブロック15は、上方へ向けて開口するVブロック状に形成されており、これらの支持ブロック15の一つには、前記ガラス板Gを挿入した際に、このガラス板Gの先端が当接させられるストッパ16が設けられている。そして、これらの各支持ブロック15のV溝の底部は、前記無端ベルト11の長さ方向において直線上に位置させられている。
【0010】また、前記ドラム13は、図2に詳述するように、前記ケーシング10に固定される固定軸17と、この固定軸17に回転自在に装着された回転軸18とによって構成されている。
【0011】また、一方のドラム13には、このドラム13に、前記ガラス板Gを押し出す方向の回転力を付与する付勢部材19が設けられている。この付勢部材19は、種々の形状が考えられるが、本実施形態においては、渦巻きばね、すなわち、ゼンマイを用いた例を示した。そして、この付勢部材19は、その中心部の端部が前記固定軸17に、また、外側の端部が前記回転軸18にそれぞれ固定され、前記ガラス板Gの挿入時において捻られることにより付勢力が高められるようになっている。
【0012】また、前記付勢部材19は、前記無端ベルト11上にガラス板Gが載置されていない状態において、前記ドラム13を介して前記無端ベルト11を付勢して、前記ストッパ16が設けられた支持ブロック15を、前記ケーシング10の挿入口10a近傍に復帰させるようになされている。
【0013】さらに、本実施形態においては、前記付勢部材19の付勢力をPとし、前記ガラス板Gの重量をWとし、また、前記無端ベルト11の走行抵抗をFとした場合、前記付勢部材19の付勢力Pが、つぎの2式を満足するように設定されている。
(W+F)>P…………………………(1)
F<P……………………………………(2)
【0014】また、前記一対のドラム13・14間には、前記無端ベルト11の中間部を支持する補助ドラム20が設けられている。
【0015】ついで、このように構成された本実施形態の作用について説明する。まず、ガラス板Gをケーシング10内に収納するには、ガラス板Gの先端下部を、ケーシング10の挿入口10a近傍に位置させられている支持ブロック15上に載置した後に、前記ガラス板Gをケーシング10内に押し込み、この挿入操作の初期段階において、前記ガラス板Gの上端部を、ケーシング10の上部に設けられている保持ローラ12間に挿入する。この状態において前記ガラス板Gは、その上下において保持されていることから、傾倒が防止された状態に仮保持される。
【0016】ついで、前述したような挿入操作を継続することによって、前記ガラス板Gをケーシング10の所定の位置へ押し込んで保持状態とするが、このような挿入操作に際して、前記ガラス板Gの重量の殆どが、前記支持ブロック15を介して無端ベルト11により支持され、前記保持ローラ12へは、前記ガラス板Gの重量は殆どかからない。そして、前述したようにガラス板Gの挿入に際し、その移動とともに無端ベルト11の上面側がケーシング10の奥へ向かって走行させられ、これによって、この無端ベルト11に取り付けられている支持ブロック15が、順次、前記ガラス板Gの下面に当接させられるとともに、このガラス板Gの下面とともにケーシング10の奥へ向けて移動させられる。また、ガラス板Gを取り出す際には、このガラス板Gと各支持ブロック15との相対的な動きは、前述した動きと全く逆の動きとななる。したがって、ガラス板Gの抜き差しに際して、ガラス板Gの重量を支持する支持ブロック15とガラス板Gとの間に擦れが生じることはなく、かつ、前記支持ブロック15がガラス板Gに対して接触および離間する際に、ガラス板Gの下面に対して垂直方向の動きによって前述した接触および離間を行うことから、その衝撃力が極めて小さくて済む。この結果、擦れによる支持ブロック15の削れが防止されて、ゴミの発生を抑制されるとともに、支持ブロック15との衝突によるガラス板Gの欠損等の不具合が解消される。
【0017】一方、本実施形態に示すように、前記支持ブロック15の一つに、前記ストッパ16を設けておき、ガラス板Gの挿入時において、前記ストッパ16を挿入口10aの近傍に位置させて、前記ガラス板Gの下端部前面を前記ストッパ16へ係合させることにより、前記ガラス板Gの移動に前記無端ベルト11の走行を円滑に追従させることができ、この結果、ガラス板Gと支持ブロック15との滑りが効率よく抑制され、ゴミの発生やガラス板Gの欠損をより一層抑制される。
【0018】さらに、前記ドラム13に、前述したような付勢部材19を設けておくことにより、ガラス板Gの抜き差し操作が円滑化される。
【0019】すなわち、ガラス板Gを挿入していくと、その移動に伴って、前記無端ベルト11の上方部分がケーシング10の奥側へ向かって移動させられる。これに伴い、無端ベルト11が巻回されているドラム13の回転軸18が回転させられるが、ドラム13の固定軸17がケーシング10に固定されてその回転が拘束されていることにより、前記付勢部材19が捻られて付勢力が徐々に高められる。ここで、前記付勢部材19の付勢力は、初期段階において開放されていることから、軽い力で前記ガラス板Gの挿入操作が行われる。そして、ガラス板Gを引き抜く際には、前記付勢部材19の付勢力が補助となって、引き抜き力を軽減することができる。
【0020】また、前記付勢部材19の付勢力の最大値をPとし、前記ガラス板Gの重量をWとし、また、前記無端ベルト11の走行抵抗をFとした場合、(W+F)>P、F<Pとなるように、前記付勢部材19の弾性係数や捻り量を設定しておくことにより、ガラス板Gを収納した状態において、このガラス板Gを収納状態に保持することができ、ストッパー等を設置する必要がなくなる。さらに、ガラス板Gを引き抜き、前記付勢部材19へ作用する外力を開放した状態においては、前記付勢部材19の付勢力によって無端ベルト11が初期位置に復帰させられる。そして、このように、無端ベルト11が初期位置に戻された状態において、好む端ベルト11に取り付けられている支持ブロック15の内の、前記ストッパ16が設けられた支持ブロック15が、前記ケーシング10の挿入口10a近傍に位置するように設定することにより、ガラス板Gの挿入時において、このガラス板Gを前記ストッパ16に確実に係合させることが可能となる。
【0021】そして、前述したように、初期位置において、前記ストッパ16を挿入口10a近傍に位置させる手段として、前記付勢部材19の付勢力が極めて小さい範囲にある状態において、前記ストッパ16が挿入口10a近傍まで戻された際に、前記無端ベルト11の移動を拘束するような係止部材を設ける方法も考えられる。
【0022】なお、前記実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。たとえば、前記補助ドラム20は、1個に限らず、2個以上複数設けることができ、前記支持ブロック15の設置数も任意である。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているので、ガラス板の抜き差し操作に際して、このガラス板の重量を支持する支持ブロックとの擦れを最小限度に抑えて、この支持ブロックの削れによるゴミの発生を抑制することができるとともに、ガラス板と支持ブロックとの衝撃力を軽減して、前記ガラス板の欠損等を防止することができる。




 

 


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