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発明の名称 転換装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−301957(P2001−301957A)
公開日 平成13年10月31日(2001.10.31)
出願番号 特願2000−118791(P2000−118791)
出願日 平成12年4月20日(2000.4.20)
代理人 【識別番号】100068087
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 義弘
【テーマコード(参考)】
3F015
3F025
3F034
3F070
【Fターム(参考)】
3F015 AA06 FA02 GA01 
3F025 CA12 CB01
3F034 AC01 BA01
3F070 BD01 CA10 EA27 EE07
発明者 柿脇 雅彦
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 主搬送経路に沿って配設した無端回動体と、この無端回動体に各別に多数取り付けられ、かつ主搬送経路とは直交方向を長さ方向としたガイドバーと、これらガイドバーに案内される可動体と、この可動体の裏面側に設けた被ガイド体と、この被ガイド体を案内するガイド装置群と、このガイド装置群の分岐部に配設した切り換え装置とを有し、各ガイドバーは、長さ方向の端部に主搬送経路の方向で一対の突出部を有するとともに、これら突出部を介して前記無端回動体に取り付け、一対の突出部のうち一方の突出部にのみ回転体を設けるとともに、この回転体を支持案内するガイドレール部を主搬送経路に沿って設けたことを特徴とする転換装置。
【請求項2】 無端回動体はチェーンからなり、このチェーンにおける連結ピンに突出部を連結したことを特徴とする請求項1記載の転換装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば主搬送経路上で搬送されている物品を、この主搬送経路の側部外方に設けた分岐搬送経路に移したりするのに使用される転換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、たとえば特開平6−329244号公報に見られる転換装置が提供されている。この従来構成は、主搬送経路に沿って配設した左右一対のチェーン間に、主搬送経路とは直交方向のガイドバーを多数取り付けている。そして、これらガイドバーに案内される可動体の裏面側に被ガイド体を設けるとともに、この被ガイド体を案内するガイド装置群と、これらガイド装置群の分岐部に配設した切り換え装置とを設けて構成している。
【0003】そして、各ガイドバーの長さ方向の両端で前後の二箇所には、外方へ突出する筒部が設けられ、前記チェーンにおける連結ピンの突出部を前記筒部に差し込み結合することで、左右一対のチェーン間に多数のガイドバーを取り付けている。また、各筒部にはそれぞれ回転体が外嵌され、これら回転体が本体フレーム側のガイドレール部に支持案内されるように構成している。
【0004】この従来構成によると、チェーンの駆動により一体移動を行うガイドバー群によって物品の支持搬送を行え、その際に被ガイド体がガイドバーに案内されて可動体をコンベヤ幅方向に移動させることで、可動体群により物品を横押しして側方へと移すことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来構成によると、各筒部にそれぞれ回転体が外嵌されていることで、全体の高価格化を招くことになる。さらに、各回転体がガイドレール部に支持案内されることでガイドバー群は拘束されて移動されることになり、したがって、被ガイド体が切り換え装置などにかみ込んだ時に、可動体や切り換え装置などの損傷を招く恐れがある。
【0006】そこで本発明のうち請求項1記載の発明は、全体のコストダウンを図り得るとともに、被ガイド体がかみ込んだ時に、このかみ込みを自動的に解消し得る転換装置を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項1記載の転換装置は、主搬送経路に沿って配設した無端回動体と、この無端回動体に各別に多数取り付けられ、かつ主搬送経路とは直交方向を長さ方向としたガイドバーと、これらガイドバーに案内される可動体と、この可動体の裏面側に設けた被ガイド体と、この被ガイド体を案内するガイド装置群と、このガイド装置群の分岐部に配設した切り換え装置とを有し、各ガイドバーは、長さ方向の端部に主搬送経路の方向で一対の突出部を有するとともに、これら突出部を介して前記無端回動体に取り付け、一対の突出部のうち一方の突出部にのみ回転体を設けるとともに、この回転体を支持案内するガイドレール部を主搬送経路に沿って設けたことを特徴としたものである。
【0008】したがって請求項1の発明によると、無端回動体を移動させてガイドバー群を移動させることで、主搬送経路の始端部に供給された物品を終端部に向けて搬送し得る。その際にガイドバー群を、回転体を介してガイドレール部に安定した姿勢で支持案内し得る。そして搬送時にガイドバーと一体的に移動する可動体は、被ガイド体がガイド装置群に案内されることでガイドバーの長さ方向に移動することになり、これにより可動体群が物品を横押しして、主搬送経路から側方に押し出すことになる。
【0009】このように動作する際に各ガイドバーは、無端回動体のテンションによって水平状の姿勢を維持し得る。そして各ガイドバーは、一対の筒部のうち一方の筒部にのみ回転体を設けたことで、回転体の数を減少し得る。さらに、各ガイドバーの一方の筒部にのみ回転体を設けたことで、切り換え装置などにおいて可動体側の被ガイド体がかみ込んだ時に、無端回動体はガイドレール部側に対して離れる側へ容易に変化し得る。これにより、ガイドレール部から回転体を離れさせて、被ガイド体を切り換え装置などから逃がし得る。
【0010】また本発明の請求項2記載の転換装置は、上記した請求項1記載の構成において、無端回動体はチェーンからなり、このチェーンにおける連結ピンに突出部を連結したことを特徴としたものである。
【0011】したがって請求項2の発明によると、各ガイドバーのチェーンに対する取り付けを、容易にかつ安価に行えるとともに、ガイドレール部からの回転体の離間作用は、リンクの屈曲を利用して容易に行い得る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、図に基づいて説明する。図1〜図3、図6、図7において1は本体フレームで、両側にそれぞれ上下一対に配設したフレーム材10,20と、上下ならびに左右のフレーム材10,20間を連結する中間枠部材2と、下位フレーム材20から下方に連設した脚体3などからなり、前記中間枠部材2は、縦連結材4や横連結材5などにより構成される。
【0013】前記上位フレーム材10は、アルミニウムの成形品により断面矩形状に形成され、そして中央部に上方への起立部11を形成して、この起立部11の内外に切欠き状の段部12,13を形成している。さらに上位フレーム材10には、起立部11の上端に内側上向き蟻溝14が、そして外側の段部13の位置に外側上向き蟻溝15が形成されるとともに、下端には内側下向き蟻溝16と外側下向き蟻溝17が形成される。
【0014】また上位フレーム材10には、内側の段部12の位置から内方へガイドバー支持用の往路側ガイドレール部18が突出形成されるとともに、下端かつ外端に、側カバー取り付け用の上位凹入溝19が下面開放に形成される。なお上位凹入溝19はその入口部にシール材嵌め込み溝19aを有する。これら蟻溝14〜17や往路側ガイドレール部18などは、上位フレーム材10の成形時に長さ方向の全長に亘って形成される。
【0015】前記下位フレーム材20は、アルミニウムの成形品により断面矩形状に形成され、そして上端に内側上向き蟻溝21と外側上向き蟻溝22が形成されるとともに、下端に内側下向き蟻溝23と外側下向き蟻溝24が形成される。さらに、内側の中間部から内方へガイドバー支持用の復路側ガイドレール部25が形成されるとともに、この復路側ガイドレール部25により形成される段部26の上方に位置するように、上端延長部27が形成されている。
【0016】また下位フレーム材20の上端でかつ外端に、側カバー取り付け用の下位凹入溝28が上面開放に形成され、この下位凹入溝28はその入口部にシール材嵌め込み溝28aを有する。これら蟻溝21〜24や復路側ガイドレール部25などは、下位フレーム材20の成形時に長さ方向の全長に亘って形成される。
【0017】前記中間枠部材2は、上位フレーム材10の両下向き蟻溝16,17に板状のナット体6を位置させておき、そして中間枠部材2の横連結材5に対して下方から通したボルト7をナット体6にら合し締め付けることで上位フレーム材10と一体化され、また下位フレーム材20の両上向き蟻溝21,22を利用することで、前述と同様にナット体6とボルト7とにより下位フレーム材20に一体化される。この中間枠部材2は両フレーム材10,20の長さ方向において所定間隔置きに複数が配設される。また前記脚体3は、下位フレーム材20の下向き蟻溝24を利用して、ナット体6とボルト7により下位フレーム材20に連結される。
【0018】そして両フレーム材10,20間には、両凹入溝19,28を利用した障子落とし込み形式の側カバー8が設けられる。この側カバー8は矩形板状に形成され、その上縁を上位凹入溝19に下方から差し込んだのち、下縁を下位凹入溝28に上方から対向させ、そして下縁を下位凹入溝28に落とし込むことで配設される。その際に側カバー8は、その内面が前記シール材嵌め込み溝19a,28aに嵌め込んだシール材29に当接される。また側カバー8は、両フレーム材10,20の長さ方向で複数枚が配置され、適宜の枚数置きの複数枚には、その外面に操作用の把手9が設けられる。
【0019】上記のようにして構成された本体フレーム1の始端部には左右方向の従動軸30が回転自在に配設され、また終端部には同じ方向の駆動軸31が回転自在に配設される。ここで従動軸30や駆動軸31は、両フレーム材10,20間に配設した左右一対の支持部材32に、それぞれ軸受け装置33を介して回転自在に支持されている。前記駆動軸31に連動連結した駆動装置34は、電動機35と、これに一体化した減速機36とを有し、この減速機36の出力部を前記駆動軸31に連動している。
【0020】前記従動軸30と駆動軸31との両端で相対向部間には、スプロケット(輪体の一例)38,39を介してチェーン(無端回動体の一例)40が配設されている。ここでスプロケット38,39は前記支持部材32の内側に配設される。また前記チェーン40はリンク41と連結ピン42とからなり、これら連結ピン42のうち所定の連結ピン42を内側に突出させている。そして左右のチェーン40間に、ガイドバー50が多数取り付けられている。ここでガイドバー50は、両チェーン40の移動方向となる主搬送経路45に対して直交した方向を長さ方向51として配設される。
【0021】前記ガイドバー50は、図1、図2、図4に示すように、扁平状の表面52に長さ方向51に沿った凹部53を主搬送経路45の方向で二条(単数条または複数条)に形成した荷載置板部54と、この荷載置板部54の裏面中間部から前記主搬送経路45の方向で一対に連設されかつ直さ方向51に沿った脚板部55,56と、荷載置板部54の前端から下方かつ後方に延びる前板部57と、荷載置板部54の後端から下方かつ後方に延びる後板部58と、後板部58の下端と後位の脚板部56の下端とを結ぶ底板部59とにより構成されている。そして両脚板部55,56の下端には、下方で開放する溝状の嵌合部60,61が形成されている。
【0022】このようにして形成された各ガイドバー50は、長さ方向51の端部に主搬送経路45の方向で一対の突出部を有するとともに、これら突出部を介して前記チェーン40に取り付けている。すなわち、ガイドバー50の長さ方向51の両端には、スラットブラケット62が差し込み結合により取り付けられる。このスラットブラケット62の外面側で主搬送経路45の方向の二箇所には、外方へ突出する筒部(突出部の一例)63が設けられている。そして、前記チェーン40における連結ピン42の突出部を前記筒部63に差し込み結合することで、左右一対のチェーン40間に多数のガイドバー50を取り付けている。
【0023】さらに、一対の筒部63のうち一方、すなわち、主搬送経路45の方向における下手側の筒部63にのみ、外周部がウレタンからなる回転体(ベアリング形式やローラ形式など)64を、外嵌して設けている。そして回転体64を、前記主搬送経路45に沿って本体フレーム1側に設けた両ガイドレール部18,25により支持案内するように構成している。
【0024】各ガイドバー50には、このガイドバー50に案内されて長さ方向51に移動自在な可動体70が設けられる。これら可動体70は前記ガイドバー50に外嵌するもので、前記荷載置板部54に上側から対向する上板材71と、前記前板部57に前側から対向する前板材72と、前記後板部58に後側から対向する後板材73と、前記底板部59などに下側から対向する底板材74とにより矩形筒状に形成される。
【0025】そして、底板材74でかつ両脚板部55,56を中にして前後方向の他方(前方)からは、前位の脚板部55に形成した嵌合部60に対して下方から嵌合して、ガイドバー50の裏面側に嵌合案内される突状の被嵌合部75が形成されている。さらに底板材74でかつ両脚板部55,56を中にして前後方向の一方(後方)には、前記ガイドバー50の底板部59により形成された裏面側に対して弾性的に当接するガタつき防止部76が形成されている。ここでガタつき防止部76は、底板材74にコの字状の切り込みを入れて舌片状に形成されるとともに、遊端には裏面側への当接部が突状に形成されている。
【0026】また前記可動体70の上板材71には、前記ガイドバー50に形成した凹部53に上方から係合する一対の凸部77が形成され、そして底板材74には、両脚板部55,56間に嵌合して摺動案内される被ガイド部78が形成されている。なお可動体70は、たとえば合成樹脂からなり、その際に、上板材71の表面側には横押し用の作用部79が一体成形される。
【0027】そして、前記被ガイド部78を利用して被ガイド体が取り付けられる。すなわち前記被ガイド部78の中央部からローラ軸80が、その上部を埋め込み成形により支持させることで垂設され、このローラ軸80の突出下部に、被ガイド体の一例であるガイドローラ81が遊転自在に取り付けられ、以てガイドローラ81は可動体70の裏面外方に位置される。
【0028】図2、図8に示すように、前記本体フレーム1の中間枠部材2における上位の横連結部材5に前記ガイドローラ81の案内を行う往路ガイド装置群90が、また下位の横連結部材5に復路ガイド装置群100が配設される。そして中央の分岐部には、往路側の上部切り換え装置110と復路側の下部切り換え装置111とが配設され、さらに往路側の始端近くには左右一対の振り分け装置112A,112Bが配設される。
【0029】前記往路ガイド装置群90は、始端部の両側にそれぞれ左右一対に設けた始端ガイド部91A,91Bと、これら始端ガイド部91A,91Bの終端に前記振り分け装置112A,112Bを介して対向し、かつ下手側ほど内側へと傾斜した左右一対の内移動ガイド部92A,92Bと、これら内移動ガイド部92A,92Bの終端に前記上部切り換え装置110を介して対向し、かつ下手側ほど外側へと傾斜した左右一対の外移動ガイド部93A,93Bと、これら外移動ガイド部93A,93Bの終端に対向して配設したそれぞれ左右一対の終端ガイド部94A,94Bとからなる。
【0030】また前記復路ガイド装置群100は、下手側ほど内側へと傾斜した左右一対の内移動ガイド部101A,101Bと、これら内移動ガイド部101A,101Bの終端に前記下部切り換え装置111を介して対向し、かつ下手側ほど外側へと傾斜した左右一対の外移動ガイド部102A,102Bとからなる。
【0031】両ガイド装置群90,100は、たとえば図2の始端カイド部91Bならびに外移動ガイド部102Bで示すように、アルミニウムの押し出し成形品からなる本体105と、この本体105の内面側に装着した樹脂製のガイド板106とからなり、前記本体105がブラケット107を介して横連結部材5に固定される。なお図6に示すように、始終の反転部でガイドローラ81の案内を行うべく、両軸30,31の部分にはガイドローラ81の嵌合を許す反転ガイド体108A,108B,109A,109Bが取り付けられている。
【0032】図2、図6に示すように、本体フレーム1の両側外方には、主搬送経路45に対して外方かつ下手側へと傾斜した分岐経路113A,113Bを形成する分岐コンベヤ114A,114Bが設けられる。ここで分岐コンベヤ114A,114Bは多数のローラ115を有し、これらローラ115は、その端部を上位フレーム材10の段部13内に位置させ、かつ起立部11に充分に接近させた状態で配置される。なお上位フレーム材10の外側上向き蟻溝17などを分岐コンベヤ114A,114Bとの連結に利用できる。116は物品を示す。
【0033】以下に、上記した実施の形態において、物品116の搬送、分岐作用を説明する。転換装置は、駆動装置34の電動機35を作動させ、減速機36に連動した駆動軸31を介してスプロケット39を強制回転させ、以て両チェーン40を移動し得る。この両チェーン40の移動によってガイドバー50群を、回転体64を介して両ガイドレール部18,25に支持案内させた状態で移動し得る。これによりガイドバー50群が循環移動することから、始端部のガイドバー50上に供給された物品116は主搬送経路45上で搬送される。
【0034】その際にガイドバー50群と一体的に移動する可動体70は、そのガイドローラ81がガイド装置群90,100に案内されることによって、被ガイド部78を介してガイドバー50の長さ方向51に往復移動したり、ガイドバー50とともに主搬送経路45に沿って直線状に移動したりする。
【0035】すなわち、たとえば一方側の始端ガイド部91Aに案内されているガイドローラ81は、振り分け装置112Aが直線状振り分け姿勢のときに直進案内され、そしてガイド作用を受けない状態で直進したのち終端ガイド部94Aに案内されることになる。これにより可動体70は物品116に作用せず、この物品116は主搬送経路45上を直進状に搬送される。なお反対側も同様であって、始端ガイド部91Bのガイドローラ81は、振り分け装置112Bから終端ガイド部94Bへと移動することになる。
【0036】一方側の始端ガイド部91Aに案内されているガイドローラ81は、振り分け装置112Aが傾斜状振り分け姿勢のときに内側へ傾斜案内され、そして内移動ガイド部92Aに案内されて内側へ移動されたのち、上部切り換え装置110を介して外移動ガイド部93Bに移り、この外移動ガイド部93Bに案内されて外側へ移動されたのち終端ガイド部94Bに案内される。これにより可動体70群は、搬送方向に移動しながら主搬送経路45を横切ることになり、以て他側の作用部79が物品116に横押し作用して、この物品116を他方の分岐コンベヤ114Bに渡すことになる。
【0037】なお反対側も同様であって、始端ガイド部91Bのガイドローラ81は、振り分け装置112B、内移動ガイド部92B、上部切り換え装置110、外移動ガイド部93A、終端ガイド部94Aと案内され、可動体70群の一側の作用部79が物品116に横押し作用して、この物品116を一方の分岐コンベヤ114Aに渡すことになる。このように両分岐コンベヤ114A,114Bに振り分けて渡す際に、ガイドバー50上の物品116は、チェーン40を支持している上位フレーム材10の上方を乗り越え、そして段部13に位置している両分岐コンベヤ114A,114Bのローラ115に乗り移る。
【0038】上述したようにして、終端ガイド部94A,94Bの端部に達したガイドローラ81は反転ガイド体109A,109Bに案内されて反転し、そして内移動ガイド部101A,101Bに案内されて中央部に移動される。次いで下部切り換え装置111により左右に振り分けられたのち、外移動ガイド部102A,102Bの案内により外側へと移動され、さらに反転ガイド体108A,108Bに案内されて反転したのち、始端ガイド部91A,91Bのいずれかに移される。
【0039】このようにして転換装置は、主搬送経路45上で搬送されている物品116を、この主搬送経路45の側部外方に設けた分岐経路113A,113Bに移したりするのに使用し得るが、その際に各ガイドバー50は、チェーン40のテンションによって水平状の姿勢を維持し得る。そして各ガイドバー50は、一対の筒部63のうち一方の筒部63にのみ回転体64を設けたことで、回転体64の数を減少して全体のコストダウンを図り得る。
【0040】さらに、各ガイドバー50の一方の筒部63にのみ回転体64を設けたことで、切り換え装置110,111や振り分け装置112A,112Bにおいて可動体70側のガイドローラ81がかみ込んだ時に、チェーン40は、そのリンクの屈曲を利用してガイドレール部18,25側に対して離れる側へ容易に変化し得る。これにより、ガイドレール部18,25から回転体64を離れさせて、ガイドローラ81を切り換え装置110,111や振り分け装置112A,112Bから逃がし、以てかみ込みを解消し得る。
【0041】上記した実施の形態では、無端回動体としてチェーン40が示されているが、これはベルトなどであってもよい。上記した実施の形態では、被ガイド体としてガイドローラ81が示されているが、これはガイドピンなどであってもよい。
【0042】上記した実施の形態では、突出部として筒部63が示されているが、これはブラケットやピンなどであってもよい。
【0043】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、無端回動体を移動させてガイドバー群を移動させることで、主搬送経路の始端部に供給された物品を終端部に向けて搬送でき、その際にガイドバー群を、回転体を介してガイドレール部に安定した姿勢で支持案内できる。そして搬送時にガイドバーと一体的に移動する可動体を、被ガイド体がガイド装置群に案内されることでガイドバーの長さ方向に移動でき、これにより可動体群が物品を横押しして、主搬送経路から側方に押し出すことができる。
【0044】このように動作する際に各ガイドバーは、無端回動体のテンションによって水平状の姿勢を維持できる。そして各ガイドバーは、一対の筒部のうち一方の筒部にのみ回転体を設けたことで、回転体の数を減少して全体のコストダウンを図ることができる。さらに、各ガイドバーの一方の筒部にのみ回転体を設けたことで、切り換え装置などにおいて可動体側の被ガイド体がかみ込んだ時に、無端回動体はガイドレール部側に対して離れる側へ容易に変化でき、これにより、ガイドレール部から回転体を離れさせて、被ガイド体を切り換え装置などから逃がすことができて、かみ込みを自動的に解消することができる。
【0045】また上記した本発明の請求項2によると、各ガイドバーのチェーンに対する取り付けを、容易にかつ安価に行うことができるとともに、ガイドレール部からの回転体の離間作用は、リンクの屈曲を利用して容易に行うことができる。




 

 


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