米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 包装;運搬 -> 株式会社ダイフク

発明の名称 ラック等の連結装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−187616(P2001−187616A)
公開日 平成13年7月10日(2001.7.10)
出願番号 特願平11−372710
出願日 平成11年12月28日(1999.12.28)
代理人
発明者 早川 稔洋 / 岡野 建
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】ラック等の支柱どうしを連結する連結ビームと、連結手段とから成り、連結手段は、前記連結ビームの端部に付設され且つ上下2つ一組の連結孔を備えた連結部材と、前記支柱に設けられた上下2つ一組の被連結孔と、連結具とから成るものであり、連結具は、前記上下2つ一組の連結孔と支柱側の前記上下2つ一組の被連結孔とに同時に挿入される2本の前後方向ピンをコ字形に連結したものであって、各ピンの基部には同一側に折曲する左右方向ピン部を備え、連結部材は、前記支柱の前後方向一側面に当接し且つ上下2つ一組の連結孔を備えた正面板と、前記支柱の左右方向一側面に当接し且つ連結ビームが結合された側面板とから成るアングル状部材であって、前記側面板の後側辺には、前記正面板の各連結孔に対応する係止部が設けられ、連結部材の正面板の各連結孔は、連結ビームに作用する下向き荷重により前記連結具の2本の前後方向ピンを介して前記側面板を支柱側面に押圧させる向きの分力を生じさせる傾斜面を備え、前記各係止部は、連結ビームに作用する下向き荷重により前記連結具の2本の左右方向ピン部を介して前記正面板を支柱側面に押圧させる向きの分力を生じさせる傾斜面を備えている、ラック等の連結装置。
【請求項2】荷支持台部の四隅に支柱が配設され且つ各支柱が上下方向に連続するように段積み可能に構成されるとともに、各支柱の上端または下端には段積み時に相手側の支柱の下端または上端に外嵌する位置決め用嵌合部材を備えたラック単体の連結装置であって、前記連結部材は、段積みされたラック単体の上下の支柱どうしを連結可能であり、前記位置決め用嵌合部材は、段積みされたラック単体の支柱どうしを連結する状態の前記連結部材の正面板と側面板とに隣接しない支柱側面のみから張り出す側壁部を備えている、請求項1に記載のラック等の連結装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、荷支持台部の四隅に支柱が配置された段積み可能なパレットやラック等を横方向に連結する場合等に活用できる連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の連結装置は、連結ビームの両端に付設された連結部材をパレットやラックの支柱にピン等の連結具で結合するものであるが、従来のこの種の連結装置では、1つの連結具を使用するものでありながら、連結ビーム両端の連結部材を支柱に対して前後方向(奥行き方向)と左右方向の両方向に関して強固に、しかも簡単に結合することができなかった。従って、連結ビームで横方向に連結されるパレットやラック間でも、前記連結ビームを利用して荷を安全に支持させることができなかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従来の問題点を解消し得るラック等の連結装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、ラック等の支柱3a,3cどうしを連結する連結ビーム8と、連結手段27とから成り、連結手段27は、前記連結ビーム8の端部に付設され且つ上下2つ一組の連結孔16a,16bを備えた連結部材12a,12bと、前記支柱3a,3cに設けられた上下2つ一組の被連結孔23a,23bと、連結具28とから成るものであり、連結具28は、前記上下2つ一組の連結孔16a,16bと支柱側の前記上下2つ一組の被連結孔23a,23bとに同時に挿入される2本の前後方向ピン29をコ字形に連結したものであって、各ピン29の基部には同一側に折曲する左右方向ピン部30を備え、連結部材12a,12bは、前記支柱3a,3cの前後方向一側面に当接し且つ上下2つ一組の連結孔16a,16bを備えた正面板14と、前記支柱3a,3cの左右方向一側面に当接し且つ連結ビーム8が結合された側面板13とから成るアングル状部材であって、前記側面板13の後側辺には、前記正面板14の各連結孔16a,16bに対応する係止部20a,20bが設けられ、連結部材12a,12bの正面板14の各連結孔16a,16bは、連結ビーム8に作用する下向き荷重により前記連結具28の2本の前後方向ピン29を介して前記側面板13を支柱側面に押圧させる向きの分力を生じさせる傾斜面18を備え、前記各係止部20a,20bは、連結ビーム8に作用する下向き荷重により前記連結具28の2本の左右方向ピン部30を介して前記正面板14を支柱側面に押圧させる向きの分力を生じさせる傾斜面22を備えた構成となっている。
【0004】上記構成の本発明装置は、荷支持台部2の四隅に支柱3a〜3dが配設され且つ各支柱3a〜3dが上下方向に連続するように段積み可能に構成されるとともに、各支柱3a〜3dの上端または下端には段積み時に相手側の支柱3a〜3dの下端または上端に外嵌する位置決め用嵌合部材7を備えたラック単体1の連結装置としても活用できる。この場合、前記連結部材12a,12bは、段積みされたラック単体1の上下の支柱どうしを連結可能なものとし、前記位置決め用嵌合部材7は、段積みされたラック単体1の支柱どうしを連結する状態の前記連結部材12a,12bの正面板14と側面板13とに隣接しない支柱側面のみから張り出す側壁部7a,7bを備えたものとすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1Aにおいて、1は本発明装置によって連結されるラック単体であって、荷支持台部2の四隅をそれぞれ角パイプ材等から成る支柱3a〜3dの上端部で支持して成るもので、各支柱3a〜3dの下端側は、各支柱の外側に当該ラック単体1の正面を除く3側面を取り囲むように固着された角パイプ材等から成る連結材4a〜4cによってコ字形に連結されている。前記荷支持台部2は、両端が左右対を成す支柱3a,3c及び3b,3dの側面に固着された前後2本の角パイプ材等から成る左右方向部材5a,5bと、これら両左右方向部材5a,5bどうしを結合する複数本の前後方向部材6a〜6cとから構成されている。又、各支柱3a〜3dの上端(荷支持台部2の四隅上側)には、段積み時の支柱位置決め用嵌合部材7が付設されている。
【0006】上記構成のラック単体1は、図示省略しているが、下側ラック単体1の各支柱3a〜3dの正面側に上側ラック単体1の各支柱3a〜3dが隣接するように、下側ラック単体1に対し上側ラック単体1を上から嵌合し、その上側ラック単体1の左右両側の連結材4a,4cを下側ラック単体1の左右両側の連結材4a,4cの上に載置させるようにして、スタッキングすることができる。
【0007】図1Bは、上記ラック単体1を2段に段積みしたものを横方向に2セット並列載置し、横方向に並ぶ各ラック単体1どうしを、その荷支持台部2のレベルにおいて、前後2本の連結ビーム8で連結して構成した連結ラックを示している。勿論、ラック単体1の段積み段数は3段又はそれ以上であっても良いし、並列載置する段積みラック単体も3セット又はそれ以上であっても良い。又、ラック単体1を段積みしないで横方向に並列載置し、これらラック単体1どうしを前後2本の連結ビーム8で連結して連結ラックを構成することも可能である。
【0008】ラック単体1の段積み時には、上段のラック単体1の各支柱3a〜3dの下端が下段のラック単体1の各支柱上端の位置決め用嵌合部材7に内嵌されることにより、上下のラック単体1が水平方向に相対移動して段積み状態が崩れるのを防止される。又、前後2本の連結ビーム8間に複数本の前後方向中間部材9を着脱自在に掛け渡して、中間荷支持台部10を構成することができる。さらに、連結ラックの両端において上下に段積みされる2本の支柱3a〜3dは、支柱連結部材11により連結することができる。
【0009】以下、さらに各部分の構成を詳細に説明すると、図2、図4及び図5に示すように、各連結ビーム8は角パイプ材等から構成されるもので、その両端にはそれぞれ連結部材12a,12bが固着されている。これら両連結部材12a,12bは、連結ビーム8が外側に固着される側面板13と、この側面板13の前縁から外向きに折曲連設された正面板14とから成るアングル状部材であって、連結ビーム8の下側へ長く突出し、連結ビーム8の上面8aからは僅かに突出している。
【0010】連結部材12a,12bの正面板14には、上下2つ一組の連結孔15a,15b及び16a,16bが上下に二組、上側の上下2つ一組の連結孔15a,15b間に下側の上下2つ一組の連結孔16a,16bの上側連結孔16aが位置するように設けられている。上側の上下2つ一組の連結孔15a,15bの間隔と下側の上下2つ一組の連結孔16a,16bの間隔とは等しい。これら各連結孔15a〜16bは上下方向に長い長孔であって、上側の上下2つ一組の連結孔15a,15bの外側縁(連結ビーム8のある側とは反対側の孔側縁)は、下側ほど内側(連結ビーム8のある側)へ寄るように傾斜した傾斜面17に構成され、下側の上下2つ一組の連結孔16a,16bの外側縁(連結ビーム8のある側とは反対側の孔側縁)は、下側ほど外側(連結ビーム8のある側とは反対側)へ寄るように傾斜した傾斜面18に構成されている。
【0011】連結部材12a,12bの側面板13の後側辺には、前記正面板14の各連結孔15a〜16bに対応する係止部19a〜20bが設けられている。上側の上下2つ一組の係止部19a,19bは、上下方向に長く且つ上端が開放した下向き切り欠きにより形成されたもので、その外側縁(連結ビーム8のある側とは反対側の切り欠き側縁)は、上側ほど外側(連結ビーム8のある側とは反対側)へ寄るように傾斜した傾斜面21に構成され、下側の上下2つ一組の係止部20a,20bは、上下方向に長く且つ下端が開放した上向き切り欠きにより形成されたもので、その外側縁(連結ビーム8のある側とは反対側の切り欠き側縁)は、下側ほど外側(連結ビーム8のある側とは反対側)へ寄るように傾斜した傾斜面22に構成されている。
【0012】ラック単体1の各支柱3a〜3dの上端部には、前記連結ビーム8の両端の連結部材12a,12bにおける上下2つ一組の連結孔15a,15b(16a,16b)の間隔と等しい間隔の上下2つ一組の被連結孔23a,23bと、これら上下2つ一組の被連結孔23a,23bの中間に位置する1つの補助孔24とが、前後方向に貫通するように設けられている(なお、補助孔24は、支柱3a〜3dの前後外側面にのみ設けても良い)。又、各支柱3a〜3dの下端部には、図3に示すようにラック単体1を段積みした状態において、下側支柱3a〜3dの上下2つ一組の被連結孔23a,23bの内の上側被連結孔23aとの間隔が、上下2つ一組の連結孔15a,15b(16a,16b)の間隔と等しくなるように、前後方向に貫通する1つの被連結孔25と、前記被連結孔23a又は23bと補助孔24との間の間隔と等しい距離だけ前記被連結孔25から上方に離れて位置する1つの補助孔26とが設けられている。
【0013】前記連結部材12a,12bと各支柱3a〜3d側の被連結孔23a,23b,25とともに連結手段27を構成する連結具28は、上下2つ一組の連結孔15a,15b(16a,16b)の間隔と等しい間隔で並列する2本の前後方向ピン29をコ字形に連結一体化したものであって、両前後方向ピン29の基部には、同一側に折曲する左右方向ピン部30を備えている。
【0014】横方向に並列する2つのラック単体1の前側の支柱3a,3cの上端部どうしを連結ビーム8で連結するときは、図2及び図4と図5それぞれの上半部に示すように、先ず、連結具28の前後方向ピン29を、左右方向ピン部30がラック単体1の外側に向かって折曲する向きで、各支柱3a,3cの上端部の上下2つの被連結孔23a,23bに、支柱3a,3cの内側から挿通させる。次に、連結ビーム8を上下正向き(連結部材12a,12bが連結ビーム8から下側に突出する向き)とした状態で、下側の上下2つ一組の連結孔16a,16bが、支柱3a,3cの被連結孔23a,23bから前方に突出する連結具28の前後方向ピン29に嵌合するように、両端の連結部材12a,12bの正面板14を支柱3a,3cの前後方向外側面(正面)に当接させるとともに、側面板13を支柱3a,3cの左右方向外側面に当接させる。このとき、連結孔16a,16bの下端巾広部に連結具28の前後方向ピン29が進入するとともに、連結具28の左右方向ピン部30が係止部20a,20bの下側に進入するように、連結ビーム8は、正規の連結レベルよりも若干持ち上げられている。
【0015】上記のように連結ビーム8を両ラック単体1の支柱3a,3c間に配置したならば、当該連結ビーム8(両端の連結部材12a,12b)を押し下げる。この結果、連結具28の前後方向ピン29に対して連結孔16a,16bが下降することになり、図6に示すように、当該前後方向ピン29と連結孔16a,16bの傾斜面18との摺接作用により生じる分力P1によって、連結部材12a,12bの側面板13が支柱3a,3c側に引き寄せられ、当該側面板13と支柱3a,3cの左右方向外側面31とが圧接する。又、同時に、連結具28の左右方向ピン部30に対して係止部20a,20bが下降することになり、当該左右方向ピン部30と係止部20a,20bの傾斜面22との摺接作用により生じる分力P2によって、連結部材12a,12bの正面板14が支柱3a,3c側に引き寄せられ、当該正面板14と支柱3a,3cの前後方向外側面32とが圧接する。
【0016】横方向に並列する2つのラック単体1の後ろ側の支柱3b,3dの上端部どうしの連結も、同一の連結ビーム8を上下正向きでこれら支柱3b,3dの後ろ側から配置し、上記と同様の操作により両支柱3b,3dの上端部と連結ビーム8の両端の連結部材12a,12bとを連結具28で結合すれば良い。以上の操作により、横方向に並列する2つのラック単体1の支柱3a〜3dの上端部どうしを前後2本の連結ビーム8で連結することができるが、この連結完了状態において、図4と図5のそれぞれ上半部に示すように、連結ビーム8の上面8aと両ラック単体1の荷支持台部2の上面とが同一レベルになるように構成されている。この後、必要に応じて、前後2本の連結ビーム8間に複数本の前後方向中間部材9を着脱自在に掛け渡して、中間荷支持台部10を構成することができる。これら前後方向中間部材9の両端には、図5に示すように、連結ビーム8の上面8aに載置される水平張出板部33aを備えた倒立L形の係止部材33が固着され、当該係止部材33の水平張出板部33aを連結ビーム8の上面8aに載置したとき、前後方向中間部材9が、その上面9aが連結ビーム8の上面8aと同一レベルとなるように前後2本の連結ビーム8間に嵌合し、支持される。
【0017】ラック単体1を段積みしないで横方向に連結してゆくときは、上記のように各ラック単体1の支柱3a〜3dの上端部どうしを前後2本の連結ビーム8で連結するだけで良いが、図1Bに示すように、段積みされたラック単体1どうしを横方向に連結するときは、最上段のラック単体1の支柱3a〜3dの上端部どうしを上記のように前後2本の連結ビーム8で連結する他、上下のラック単体1の中間位置においても、支柱3a〜3dどうしが前後2本の連結ビーム8によって連結される。
【0018】この場合、図3及び、図4と図5のそれぞれ下半部に示すように、連結ビーム8は上下逆向き(連結ビーム8から上向きに連結部材12a,12bが突出する向き)に使用される。具体的には、先ず、連結具28の前後方向ピン29を、左右方向ピン部30がラック単体1の外側に向かって折曲する向きで、下側ラック単体の各支柱3a〜3dの上端部の上下2つの被連結孔23a,23bの内の上側被連結孔23aと、その上の位置決め用嵌合部材7に下端が内嵌している上側ラック単体1の各支柱3a〜3dの下端部の被連結孔25とに、支柱3a〜3dの内側から外向きに挿通させる。
【0019】次に、連結ビーム8を上下逆向きとした状態で、上下正向きの場合の上側の上下2つ一組の連結孔15a,15bが、支柱上端部の被連結孔23aと支柱下端部の被連結孔25とから前方に突出する連結具28の前後方向ピン29に嵌合するように、両端の連結部材12a,12bの下半部を下側ラック単体1の支柱3a〜3dの上端部に当接させるとともに、上半部を上側ラック単体1の支柱3a〜3dの下端部に当接させ、係る状態で連結ビーム8を押し下げて、両端の連結部材12a,12bを、下側ラック単体1の支柱3a〜3dの上端部と上側ラック単体1の支柱3a〜3dの下端部とに結合させる。
【0020】しかして、連結ビーム8を上下逆向きに使用する場合の連結部材12a,12bの上半部は、下側ラック単体1の各支柱3a〜3dの上端より上方に突出することになるので、各支柱3a〜3dの上端に付設される位置決め用嵌合部材7は、支柱3a〜3dの連結部材12a,12bが当接する側面からは突出しない形状、即ち、連結部材12a,12bの正面板14と側面板13とに隣接しない支柱側面のみから張り出す、平面形状がL形の上広がり状側壁部7a,7bを備えた構成となっている。
【0021】この場合も、図6に示すように、連結ビーム8(連結部材12a,12b)の押し下げに伴って、連結具28の前後方向ピン29と連結孔15a,15bの傾斜面17との摺接作用により生じる分力P1によって、連結部材12a,12bの側面板13が支柱3a〜3d側に引き寄せられ、当該側面板13と支柱3a〜3dの左右方向外側面31とが圧接する。又、同時に、連結具28の左右方向ピン部30と係止部19a,19bの傾斜面21との摺接作用により生じる分力P2によって、連結部材12a,12bの正面板14が支柱3a〜3d側に引き寄せられ、当該正面板14と支柱3a〜3dの前後方向外側面32とが圧接する。
【0022】上記のように、段積みされたラック単体1の中間レベルでラック単体1どうしを横方向に連結することにより、下側ラック単体1の各支柱3a〜3dの上端部と上側ラック単体1の各支柱3a〜3dの下端部とが、連結具28と連結部材12a,12bとで互いに結合されると同時に、この互いに結合された下側ラック単体1の各支柱3a〜3dの上端部と上側ラック単体1の各支柱3a〜3dの下端部とが、横方向に隣り合うラック単体1間においても連結ビーム8で連結されることになる。そしてこの場合も、図4と図5のそれぞれ下半部に示すように、上下正向きでの連結ビーム8の下面8bと下側ラック単体1の荷支持台部2の上面とが同一レベルになるように構成されている。この後、必要に応じて、前後2本の連結ビーム8間に複数本の前後方向中間部材9を着脱自在に掛け渡して、中間荷支持台部10を構成することができる。
【0023】なお、図2及び、図4と図5のそれぞれ上半部に示すように、連結ビーム8を上下正向きに使用する場合、連結部材12a,12bの上下二組の連結孔15a,15bと16a,16bとの内、上側の上下2つ一組の連結孔15a,15bは使用されていない。この内、下側の連結孔15bは、支柱3a〜3dの上端部の補助孔24(図2参照)と合致しているので、必要に応じて、この連結孔15bと補助孔24とにわたってL形の抜け止めピン34を挿入することができる。又、図3及び、図4と図5のそれぞれ下半部に示すように、連結ビーム8を上下逆向きに使用する場合、連結部材12a,12bの上下二組の連結孔15a,15bと16a,16bとの内、上下正向きでの下側の上下2つ一組の連結孔16a,16bは使用されていない。この内、上下正向きでの下側の連結孔16bは、支柱3a〜3dの下端部の補助孔26(図3参照)と合致しているので、必要に応じて、この連結孔16bと補助孔26とにわたってL形の抜け止めピン35を挿入することができる。
【0024】上記実施形態では、本発明の連結装置を荷搬送用パレットとしても使用されるラック単体1の連結に使用したが、本発明の連結装置は、設置形のラックの連結にも利用できる。勿論、ラック単体1の連結に本発明装置を使用する場合でも、当該ラック単体1の荷支持台部2の構成や各支柱3a〜3dの上端に付設した段積み時の支柱位置決め用嵌合部材7の構成は、上記実施形態のものに限定されない。例えば、段積み時の支柱位置決め用嵌合部材7は、各支柱3a〜3dの下端に付設することもできる。さらに、当該嵌合部材7として、支柱3a〜3dの内、少なくとも2本の支柱の上端から突設され且つ段積み時に上側ラック単体1の支柱の下端部に内嵌するピン状のものであっても良い。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明のラック等の連結装置によれば、連結ビームの端部とラック等の支柱とを、当該支柱の二側面に当接する連結部材と、当該連結部材と支柱とにわたって上下2箇所を貫通する2本のピンを備えた1つの連結具とで、簡単容易に結合することができる。しかも、前記のように1つの連結具を使用するものでありながら、連結ビーム側の連結部材を支柱の二側面にそれぞれ圧接固定することができ、左右横方向と前後方向(奥行き方向)の両方向に関してがたつきのない強固な結合状態を得ることができるので、実施形態にも示したように、連結ビームの上も荷支持台部として活用できる連結ラック等を組み立てる場合、安全性の高い連結ラックを組み立てることができる。
【0026】なお、請求項2に記載の構成によれば、本発明装置により、段積みされたラック単体どうしを横方向に連結する場合、連結ビーム両端の連結部材で、下側ラック単体の支柱上端部と上側ラック単体の支柱下端部とを連結する支柱連結手段を兼用させることができ、連結ラックを組み立てる場合に必要な部品の種類を少なくし得る。しかも、ラック単体の段積みに際しては、張出側壁部を備えた支柱上端又は下端の位置決め用嵌合部材により、下側ラック単体と上側ラック単体とが水平方向に相対移動して、段積み状態が不測に崩れるのを確実に防止することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013