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発明の名称 後輪操舵車両
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−122592(P2001−122592A)
公開日 平成13年5月8日(2001.5.8)
出願番号 特願平11−307284
出願日 平成11年10月28日(1999.10.28)
代理人 【識別番号】100079142
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 祥泰 (外1名)
【テーマコード(参考)】
3D053
3F333
【Fターム(参考)】
3D053 FF12 FF14 GG04 HH10 HH53 
3F333 AA02 AB13 AE02 CA12 CA19 DA02 DB10 FA17
発明者 本山 信彦
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 操舵可能な後輪を車体の後方中央部に有する後輪操舵車両において,上記車体には,上記後輪の切れ角を運転席から確認するためのミラーが配設してあることを特徴とする後輪操舵車両。
【請求項2】 請求項1において,上記ミラーは上記車体の底部に設けてあり,かつ上記底部には,上記運転席から上記ミラーを確認することができる位置に透光部が設けてあることを特徴とする後輪操舵車両。
【請求項3】 請求項2において,上記後輪操舵車両は,前後に伸縮可能な車体を有しており,かつ該車体を伸長させることにより上記透光部を形成し,上記ミラーにより上記後輪の切れ角を確認することができるよう構成されていることを特徴とする後輪操舵車両。
【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,上記ミラーは金属からなることを特徴とする後輪操舵車両。
発明の詳細な説明
【0001】
【技術分野】本発明は,操舵可能な後輪を車体の後方中央部に有する,フォークリフト等の後輪操舵車両に関する。
【0002】
【従来技術】操舵可能な後輪を車体の後方中央部に有する後輪操舵車両として,例えば操舵輪である後輪を1輪で構成するフォークリフトがある。該フォークリフトは,上記後輪を車体における中央部に配置してある。そのため,運転席から上記後輪を直接見ることは困難である。それ故,上記フォークリフトの始動時或いは切り返し時等に,上記後輪の切れ角を把握することができず,上記フォークリフトの移動方向が予測できないため運転が困難であった。
【0003】かかる不具合を解消するために,上記後輪の切れ角を検知するためのセンサーを,車体に取り付けたフォークリフトがある。該フォークリフトは,運転席から確認できる位置に設けたモニターに上記センサーの検知信号を送出し,上記モニターに上記後輪の切れ角を表示する。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来のフォークリフトは,後輪の切れ角を確認する装置として,上記センサー,モニター,或いは,両者間に設けられる電気回路等が必要とされる。そのため,上記装置の構成が複雑となり,また,必然的に高価なものになる。また,運転者は切れ角をメータ等により表示したモニターを見て後輪の切れ角を確認するため,実際の後輪の切れ角を感覚的に把握することが困難である。
【0005】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,後輪の切れ角を容易かつ確実に確認することができる安価な後輪操舵車両を提供しようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,操舵可能な後輪を車体の後方中央部に有する後輪操舵車両において,上記車体には,上記後輪の切れ角を運転席から確認するためのミラーが配設してあることを特徴とする後輪操舵車両にある。
【0007】上記後輪操舵車両としては,例えば後輪を1輪で構成する三輪タイプのフォークリフト,或いは後輪を車体中央部に二本配置した四輪タイプのフォークリフト等がある。また,上記ミラーは,その角度を調整可能に配設することもできる。また,上記ミラーは,単独で上記後輪を直接映すよう構成することもできるが,複数のミラーを組み合わせて構成してもよい。
【0008】次に,本発明の作用効果につき説明する。上記後輪操舵車両は,上記のごとく,後輪の切れ角を確認するためのミラーを車体に配設している。そのため,上記後輪の切れ角を上記後輪操舵車両の運転席から容易に確認することができる。それ故,例えば始動時や切り返し時等に上記後輪操舵車両の移動方向を容易に予測することができ,運転が容易となる。また,上記ミラーは,センサ等を用いた装置とは異なり複雑な電気回路等を必要としない。そのため,上記ミラーは信頼性が高く故障のおそれがない。それ故,常に確実に後輪の切れ角を確認することができる。
【0009】また,上記後輪の切れ角の確認手段として上記のごとく構成が簡単なミラーを用いるため,切れ角確認手段の追加を安価に行うことができ,安価な後輪操舵車両を得ることができる。更に,上記ミラーによって後輪を確認することができるため,運転者がモニター等に表示された間接的な情報を見て切れ角を確認するよりも,感覚的に後輪の切れ角を把握することができる。そのため,後輪の切れ角の確実な確認を容易に行うことができる。
【0010】以上のごとく,本発明によれば,後輪の切れ角を容易かつ確実に確認することができる安価な後輪操舵車両を提供することができる。
【0011】次に,請求項2に記載の発明のように,上記ミラーは上記車体の底部に設けてあり,かつ上記底部には,上記運転席から上記ミラーを確認することができる位置に透光部が設けてあることが好ましい。上記ミラーが上記車体の底部に設けてあるため,車体の後方中央部に配設されている後輪と上記ミラーとの間に特に障害物がなく,該後輪を確実に確認することができる(図2参照)。また,上記車体の底部における空間を有効利用することとなり,上記ミラーを配設することによって車幅や車高或いは車長が大きくなることがない。
【0012】また,上記底部には上記透光部が設けてあるため,上記ミラーに映った後輪を,運転席から上記透光部を通して確認することができる。なお,上記透光部は,上記底部に設けた開口部,或いはガラス窓等とすることができる。
【0013】次に,請求項3に記載の発明のように,上記後輪操舵車両は,前後に伸縮可能な車体を有しており,かつ該車体を伸長させることにより上記透光部を形成し,上記ミラーにより上記後輪の切れ角を確認することができるよう構成することもできる(図1,図2参照)。
【0014】例えば,車体のトラック輸送時あるいは保管時には車体を縮退させてコンパクト化し,走行時には伸長して車体の安定性を高めることを目的として,車体を伸縮可能に構成した後輪操舵車両がある。即ち,該後輪操舵車両は,例えば,前輪等を配設した車体前半部が,上記後輪や運転席等を配設した車体後半部に対して前後に移動することにより伸縮可能に構成してある。
【0015】この後輪操舵車両の場合には,車体の縮退時には通常は運転を行わないため,後輪の切れ角を確認する必要が少なく,一方,上記車体を伸長させたときには後輪の切れ角を確認できることが好ましい。そこでこの場合には,上記車体前半部に上記ミラーを配設すると共に,上記車体の伸長時に形成される上記透光部を設けることが好ましい。上記透光部は,上記車体前半部の底部におけるフレームと上記車体後半部の底部との間の開口部により形成することができる。
【0016】なお,車体の縮退時とは,前後方向において,上記車体の車長が最も短い状態となったときを表す。これにより,通常の運転を行う状態である上記後輪操舵車両を伸長させた状態において,上記後輪の切れ角を容易かつ確実に確認することができ,運転を容易に行うことができる。
【0017】次に,請求項4に記載の発明のように,上記ミラーは金属からなることが好ましい。これにより,上記ミラーが衝撃或いは各種工具等との接触等により破損するおそれがない。また,上記ミラーを安価に得ることができる。なお,上記金属としては,硬度の高いものがより好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】実施形態例本発明の実施形態例にかかる後輪操舵車両につき,図1〜図3を用いて説明する。本例の後輪操舵車両は,図1に示すごとく,操舵可能な後輪11を車体10の後方中央部に有する,三輪タイプのフォークリフト1である。上記車体10には,上記後輪11の切れ角を運転席12から確認するためのミラー2が配設してある。
【0019】上記ミラー2は,図1,図2に示すごとく,上記車体10の底部13の下方に設けてある。即ち,図3に示すごとく,上記車体10の底部13におけるフレーム131に対し,2個のブラケット21を介してミラー2を取り付けてある。上記ブラケット21は図3に示すごとく,2つのビス穴211,212の間において一定の角度に折り曲げた形状となっている。そして,一方のビス穴211を上記フレーム131の挿通穴132に合わせ,ビス22によって上記ブラケット21を上記フレーム131に固定する。また,他方のビス穴212に上記ミラー2の貫通孔23を合わせ,ビス24によって上記ミラー2を上記ブラケット21に固定する。これにより,上記ミラー2を上記フレーム131に取り付ける。
【0020】また,上記底部13には,上記運転席12から上記ミラー2を確認することができる位置に透光部14が設けてある(図1)。また,上記フォークリフト1は,前後に伸縮可能な車体10を有している。そして,図1,図2に示すごとく,該車体10を伸長させることにより上記透光部14を形成し,上記ミラー2により上記後輪11の切れ角を確認することができる(図2の破線矢印A)。また,上記ミラー2は金属からなる。即ち,上記ミラー2は,金属板の表面を研磨して該表面を鏡面状とすることにより形成されている。
【0021】上記フォークリフト1は,車体10のトラック輸送時あるいは保管時には車体を縮退させてコンパクト化し,走行時には伸長して車体10の安定性を高めることを目的として,車体10を伸縮可能に構成してある。即ち,上記フォークリフト1は,前輪15,フォーク16,上記ミラー2等を配設した車体前半部101が,上記後輪11,運転席12等を配設した車体後半部102に対して前後に移動することにより伸縮可能に構成してある。
【0022】上記車体10を伸縮させるに当たっては,上記車体10に設けてあると共に前後方向に伸縮可能なシリンダー17を伸縮させて,上記車体前半部101と車体後半部102とを相対的に移動させる。上記透光部14は,上記車体10を伸長させたとき,上記車体前半部101の底部13におけるフレーム131と上記車体後半部102の底部13との間の開口部により形成される(図1)。
【0023】次に,本例の作用効果につき説明する。上記フォークリフト1は,上記のごとく,後輪11の切れ角を確認するためのミラー2を車体10に配設している。そのため,上記後輪11の切れ角を上記フォークリフト1の運転席12から容易に確認することができる。それ故,始動時や切り返し時等に上記フォークリフト1の移動方向を容易に予測することができ,運転が容易となる。また,上記ミラー2は,センサ等を用いた装置とは異なり複雑な電気回路等を必要としない。そのため,上記ミラー2は,信頼性が高く故障のおそれがない。それ故,常に確実に後輪の切れ角を確認することができる。
【0024】また,上記後輪11の切れ角の確認手段として上記のごとく構成が簡単なミラー2を用いるため,切れ角確認手段の追加を安価に行うことができ,安価なフォークリフト1を得ることができる。更に,上記ミラー2によって後輪11を確認することができるため,運転者がモニター等に表示された間接的な情報を見て切れ角を確認するよりも,感覚的に後輪11の切れ角を把握することができる。そのため,後輪11の切れ角の確実な確認を容易に行うことができる。
【0025】また,上記ミラー2が上記車体10の底部13の下方に設けてあるため,車体10の後方中央部に配設されている後輪11とミラー2との間に特に障害物がなく,該後輪11を確実に確認することができる(図2)。また,上記車体10の底部13の下方における空間を有効利用することとなり,上記ミラー2を配設することにより車幅や車高或いは車長が大きくなることがない。
【0026】また,上記底部13には上記透光部14が設けてあるため,上記ミラー2に映った後輪11を,運転席12から上記透光部14を通して確認することができる。また,上記ミラー2は金属からなるため,上記ミラー2が衝撃或いは各種工具等との接触等により破損するおそれがない。更には,上記ミラー2を安価に得ることができる。
【0027】また,上記フォークリフト1は,車体10を伸長させることにより上記透光部14を形成し,上記ミラー2により上記後輪11の切れ角を確認することができる。上記フォークリフト1は,上述のごとく車体10を伸長させた状態で走行する。即ち,通常の運転を行う状態である上記フォークリフト1を伸長させた状態において,上記後輪11の切れ角を容易かつ確実に確認することができ,運転を容易に行うことができる。
【0028】以上のごとく,本例によれば,後輪の切れ角を容易かつ確実に確認することができる安価なフォークリフトを提供することができる。
【0029】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,後輪の切れ角を容易かつ確実に確認することができる安価な後輪操舵車両を提供することができる。




 

 


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