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発明の名称 バッテリ式産業車両の車体フレーム構造及び車体フレーム製造方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−63980(P2001−63980A)
公開日 平成13年3月13日(2001.3.13)
出願番号 特願平11−236020
出願日 平成11年8月23日(1999.8.23)
代理人 【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣 (外1名)
【テーマコード(参考)】
3D003
3F333
【Fターム(参考)】
3D003 AA18 CA05 CA14 CA18 CA20 DA01 DA19 
3F333 AA02 AB13 CA07 CA09 CA19 DA02 DB03
発明者 小林 博
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 産業車両の車体フレームの内部に区画形成されたバッテリ室に、バッテリを収納するバッテリケースが前輪と後輪との間に落とし込む配置位置で収容されているバッテリ式産業車両の車体フレーム構造において、運転室の床面となるトーボードと、座席部を支持するシートスタンドとが、前記バッテリ室に収容された前記バッテリケースによって載置される状態で支持されている支持構造を備えたバッテリ式産業車両の車体フレーム構造。
【請求項2】 車体の側部において、メインフレームの側部を構成するサイドフレーム上方には、前記トーボード及びシートスタンドと、前記サイドフレームとの間における車体側面をおおうことが可能な高さ幅に設定されたサイド部品が取付けられている請求項1に記載のバッテリ式産業車両の車体フレーム構造。
【請求項3】 前記シートスタンドは、前記トーボードの上面に支持されている請求項1又は請求項2に記載のバッテリ式産業車両の車体フレーム構造。
【請求項4】 産業車両の車体フレームの内部に区画形成されたバッテリ室に、バッテリを収納するバッテリケースが前輪と後輪との間に落とし込む配置位置で収容されているバッテリ式産業車両の車体フレームであって、運転室の床面となるトーボードと、座席部を支持するシートスタンドとが、前記バッテリケースに載置される状態で支持される支持構造とし、メインフレームの側部を構成するサイドフレームの上方に、前記トーボード及びシートスタンドとの間における車体側部をおおうように取付けられるサイド部品を、バッテリケースの異なる高さに応じた高さ幅で複数用意しておき、搭載されるバッテリケースが異なる高さである複数種の前記車体フレームにおいて、使用されるバッテリケースの高さに応じた高さ幅のサイド部品を使用することによって前記メインフレームを共通化するバッテリ式産業車両の車体フレーム製造方法。
【請求項5】 前記搭載されるバッテリケースの高さに応じて配置位置が決まるシートスタンドの高さに応じて、インストルメントパネル部品と、シートスタンドを回動可能に支持するヒンジ機構との車体フレームに対する取付高さ位置を調整する請求項4に記載のバッテリ式産業車両の車体フレーム製造方法。
【請求項6】 前記トーボードから所定高さの設定取付位置に前記インストルメントパネル部品が配置されるように、該インストルメントパネル部品を取付けるためのフロントプレートを、前記トーボードの床面高さの違いに応じた長さで複数種用意しておき、前記バッテリケースの高さ幅から決まる前記トーボードの床面高さに応じた長さのフロントプレートを選択して車体フレームに組付けることにより、前記インストルメントパネル部品を床面から所定高さの設定取付位置に配置する請求項5に記載のバッテリ式産業車両の車体フレーム製造方法。
【請求項7】 前記トーボードの上面に対して所定高さに座席部を配置するために、前記ヒンジ機構のブラケットを、前記バッテリケースの高さ幅から決まる前記トーボードの床面高さに応じた高さ位置に取付固定することにより、前記シートスタンドを床面から所定高さの設定取付位置に配置する請求項5又は請求項6に記載のバッテリ式産業車両の車体フレーム製造方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリ式産業車両の車体フレーム構造及び車体フレーム製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バッテリ式産業車両としてのバッテリ式フォークリフトでは、車体フレームを構成するメインフレームの内部にはバッテリ室が区画形成され、バッテリ室にはバッテリを収納したバッテリケースが収容される。この種のフォークリフトとして、例えば前輪と後輪との間にバッテリ室を形成し、バッテリケースを前輪と後輪との間に落とし込むように配置したバッテリ式フォークリフトが知られている。このようなフォークリフトでは、座席が支持されるバッテリフード内にバッテリを収容する車種に比べ、座席の位置を低くできる利点がある。また、バッテリ式フォークリフトでは、積載重量の異なる車種の違いによって搭載されるバッテリの容量が異なる場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バッテリは、その容量に応じて高さ幅が異なるので、搭載されるバッテリの高さ幅に応じた運転席の床面高さとなるように車体フレームの高さを変更する必要が出てくる。ところが従来の構造では、各バッテリの容量に対してそれぞれメインフレームを製造しなくてはならずコストアップを招く。そこで、サイズの大きい高容量のバッテリが収容可能となるように、メインフレームを予め大きく(高く)しておけばよいが、そうすると、小容量のバッテリを収容するとき、最大限に座席を下方に位置させることができず、ドライブポジションが相対的に高くなるという問題が生じる。
【0004】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、搭載するバッテリの高さ幅が異なる車種間で、メインフレームを共通化できるバッテリ式産業車両の車体フレーム構造及び車体フレーム製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明では、産業車両の車体フレームの内部に区画形成されたバッテリ室に、バッテリを収納するバッテリケースが前輪と後輪との間に落とし込む配置位置で収容されているバッテリ式産業車両の車体フレーム構造において、運転室の床面となるトーボードと、座席部を支持するシートスタンドとが、前記バッテリ室に収容された前記バッテリケースによって載置される状態で支持されている支持構造を備えた。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、車体の側部において、メインフレームの側部を構成するサイドフレーム上方には、前記トーボード及びシートスタンドと、前記サイドフレームとの間における車体側面をおおうことが可能な高さ幅に設定されたサイド部品が取付けられている。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記シートスタンドは、前記トーボードの上面に支持されている。請求項4に記載の発明では、産業車両の車体フレームの内部に区画形成されたバッテリ室に、バッテリを収納するバッテリケースが前輪と後輪との間に落とし込む配置位置で収容されているバッテリ式産業車両の車体フレームであって、運転室の床面となるトーボードと、座席部を支持するシートスタンドとが、前記バッテリケースに載置される状態で支持される支持構造とし、メインフレームの側部を構成するサイドフレームの上方に、前記トーボード及びシートスタンドとの間における車体側部をおおうように取付けられるサイド部品を、バッテリケースの異なる高さに応じた高さ幅で複数用意しておき、搭載されるバッテリケースが異なる高さである複数種の前記車体フレームにおいて、使用されるバッテリケースの高さに応じた高さ幅のサイド部品を使用することによって前記メインフレームを共通化する。
【0008】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記搭載されるバッテリケースの高さに応じて配置位置が決まるシートスタンドの高さに応じて、インストルメントパネル部品と、シートスタンドを回動可能に支持するヒンジ機構との車体フレームに対する取付高さ位置を調整する。
【0009】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記トーボードから所定高さの設定取付位置に前記インストルメントパネル部品が配置されるように、該インストルメントパネル部品を取付けるためのフロントプレートを、前記トーボードの床面高さの違いに応じた長さで複数種用意しておき、前記バッテリケースの高さ幅から決まる前記トーボードの床面高さに応じた長さのフロントプレートを選択して車体フレームに組付けることにより、前記インストルメントパネル部品を床面から所定高さの設定取付位置に配置する。
【0010】請求項7に記載の発明は、請求項5又は請求項6に記載の発明において、前記トーボードの上面に対して所定高さに座席部を配置するために、前記ヒンジ機構のブラケットを、前記バッテリケースの高さ幅から決まる前記トーボードの床面高さに応じた高さ位置に取付固定することにより、前記シートスタンドを床面から所定高さの設定取付位置に配置する。
(作用)請求項1、請求項2及び請求項4に記載の発明によれば、バッテリの容量が異なるとバッテリの高さ幅はそれぞれ異なったものとなり、そのバッテリを収納するバッテリケースの高さ幅も異なったものとなる。この場合、トーボードとシートスタンドはバッテリケースに載置状態に支持される構造であるので、トーボードとシートスタンドはバッテリケースの高さ幅に応じた高さに配置される。そして、車体フレームを構成するサイドフレームと、トーボード及びシートスタンドとの間の距離を埋めて車体側部をおおうことができるバッテリケースの高さ幅に応じた高さ幅のサイド部品を取付ける。従って、メインフレームの共通化が可能となる。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、トーボードの高さ位置がバッテリケースによって決められ、シートスタンドはトーボードの取付位置に応じた高さに配置される。
【0012】請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の作用に加えて、インストルメントパネル部品とヒンジ機構とは、バッテリケースの高さから決まるシートスタンドの高さに応じて、車体フレームに対する取付位置の高さが調節される。そのため、バッテリケースの高さ幅に応じて運転席の床面からの高さが異なっても、インストルメントパネル部品及びシートスタンドは、共に運転性が確保される床面から所定高さの設定取付位置に配置される。
【0013】請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明の作用に加えて、バッテリケースの高さ幅によって決まる床面高さに応じた長さのフロントプレートを車体フレームに取付けることにより、床面から所定高さの設定取付位置にインストルメントパネル部品を配置することが可能となる。
【0014】請求項7に記載の発明によれば、請求項5又は請求項6に記載の発明の作用に加えて、バッテリケースの高さ幅によって決まる床面高さに応じた位置にブラケットを取付けるのみで、シートスタンドを回動可能な状態で床面から所定高さの設定取付位置に配置することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をバッテリ式フォークリフトに具体化した一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0016】図1に示すように、バッテリ式産業車両としてのバッテリ式フォークリフト1は、車体2の本体を構成する車体フレーム3の前部にマスト装置5を備えている。マスト装置5はそれぞれ左右一対のアウタマスト6と、その内側に昇降可能に装備されたインナマスト7とを有している。インナマスト7の内側にはリフトブラケット8が昇降可能に支持され、リフトブラケット8の前面にフォーク9が取付けられている。車体フレーム3の前部には左右一対のフロントピラー10が立設され、後部には左右一対のリヤピラー11が立設されている。フロントピラー10の上部にはヘッドガード12が取付けられ、ヘッドガード12、フロントピラー10及びリヤピラー11により囲まれた領域が運転室13となっている。
【0017】車体フレーム3のうち骨組を構成するメインフレーム4の前部には、フロントピラー10の長手方向と平行に立設されたフロントプレートとしてのフロントプロテクタ14が固定されている。フロントプロテクタ14には、インストルメントパネル部品15が取付けられている。インストルメントパネル部品15は、ハンドル15a、荷役レバー15b、前後進レバー15c等を備えている。
【0018】図2に示すように、運転室13の床面にはトーボード16が開閉可能に取付けられている。トーボード16は、バッテリケース24によって載置された状態で支持されている。運転室13の後部には開閉可能にシートスタンド17が設けられ、シートスタンド17はトーボード16の上面に載置された状態で支持されている。シートスタンド17の車幅方向の幅は、トーボード16の車幅方向の幅とほぼ同じとなっている。シートスタンド17の後部にはヒンジ機構18が固定され、シートスタンド17はヒンジ機構18を基点として回動可能となっている。ヒンジ機構18は、リヤピラー11の内面に溶接されたブラケット11aに固定されている。
【0019】図2に示すように、メインフレーム4は、メインフレーム4の底部となるボトムプレート19と、そのボトムプレート19の前部に溶接された前部フレーム部20と、ボトムプレート19の後部に溶接された後部フレーム部21と、前部フレーム部20と後部フレーム部21とを連結するように左右両側で溶接されたサイドフレーム22等を備えている。これら部材19〜22により区画される有底略四角枠形状の収容空間がバッテリ室23として形成され、このバッテリ室23にバッテリ24aを収納したバッテリケース24が収容される。バッテリ室23に収容されたバッテリケース24は、前部フレーム部20と後部フレーム部21との間にボトムプレート19の上面に位置して配置されることで前輪1aと後輪1b(共に図1参照)との間に落とし込む配置位置で車体2の底部に位置している。前部フレーム部20はフェンダ25及びマッドガード26等を有し、後部フレーム部21はリヤアクスル支持体21a等を有している。
【0020】図1に示すように、車体2の乗降りする側の側部前側には、ステップ部30が一体形成されたステッププレート28が取付けられている。サイドフレーム22の上方には、ステッププレート28の後方位置に車体2に対して着脱可能なサイドパネル(サイドフード)29が取付けられている。また、車体2の側部前側には、フェンダ25の上側をおおう状態でフェンダーカバー27が取付けられている。なお、サイド部品は、フェンダーカバー27、ステッププレート28及びサイドパネル29により構成されている。
【0021】次に前記のように構成されたバッテリ式フォークリフト1において、搭載するバッテリ容量が異なることにより、バッテリケース24の高さ幅が異なる2種類の車種について車体フレーム3の製造方法を説明する。図1に示すフォークリフト1は、バッテリ容量が小さく、高さ幅が短いバッテリケース24を有する車両である。また、図3に示すフォークリフト1は、バッテリ容量が大きく、高さ幅が長いバッテリケース31を有する車両である。この場合、車種別にバッテリケース24(31)の高さ幅に応じて、フロントプロテクタ14(31)、フェンダーカバー27(36)、サイドパネル29(32)及びステッププレート28(33)が複数用意されている。
【0022】バッテリ24aは容量により大きさが異なり、容量が大きくなると高さも高くなるため、バッテリケース24もバッテリ24aに応じて高くなる。そのため、使用するバッテリケースが図1に示すバッテリケース24から図3に示すバッテリケース31となると、トーボード16高さはバッテリケース24(31)の上面に支持される構造であるので、トーボード16及びシートスタンド17は上方にずれることになる。即ち、トーボード16とシートスタンド17の位置は、バッテリケース24(31)の高さ幅に応じた高さに決まることになる。また、トーボード16とシートスタンド17が上方に位置することにより、サイドフレーム22との間の距離が長くなるため、低容量バッテリ車種で使用されるサイドパネル29及びステッププレート28(共に図1参照)に代えて、その距離を埋めて車体側部をおおうことができる高さ幅のサイドパネル32及びステッププレート33(共に図3参照)を使用する。
【0023】また、シートスタンド17が上方に位置した分、運転性を確保するためにインストルメントパネル部品15も上方へ位置させる必要がある。この場合、図1に示すフロントプロテクタ14の代わりに、図3に示すようなバッテリケース31の高さ幅に応じた高さ方向長さを有する図3のフロントプロテクタ34を使用する。そして、インストルメントパネル部品15をフロントプロテクタ34の後面側に、トーボード16の上面(床面)から所定高さの設定取付高さに位置するように取付ける。そのとき、図1のフェンダーカバー27に代え、フロントプロテクタ34の高さ幅に合った、高さ幅の図3に示すフェンダーカバー36を使用する。
【0024】また、シートスタンド17を回動可能に支持するヒンジ機構18も上方へ位置させる必要がある。この場合、ヒンジ機構18は、リヤピラー11の内面側に溶接されるブラケット11aに取付ける構成である。そのため、図3に示すように、床面高さが高くなった分だけブラケット11aの溶接位置を上方へずらして、ヒンジ機構35の取付位置をシートスタンド17の高さに合わせて上方に位置させる。
【0025】以上の結果、バッテリ容量の異なる二車種の車体フレーム3を製造するに当たり、高さ幅の異なるバッテリケース24,31に応じて用意した2種類の寸法のサイドパネル29,32、フロントプロテクタ14,34、ステッププレート28,33、フェンダーカバー27,36等を使い分けるとともに、ヒンジ機構18,35を取付けるためのブラケット11aの溶接位置を床面高さに合わせて上下にずらすことで対処する。その結果、メインフレーム4はバッテリケースの高さ幅の違いに拘わらず同じものを使用でき、メインフレーム4の共通化が可能となる。
【0026】従って、この実施形態では以下のような効果を得ることができる。
(1)トーボード16及びシートスタンド17はバッテリケース24,(31)の上面に載置された状態で支持される構造であるので、バッテリケースの高さ幅が変わってもトーボード16及びシートスタンド17をバッテリケース24,(31)の高さ幅に応じた高さに配置できる。そして、バッテリケース24,(31)の高さ幅の違いに応じてサイド部品を選択して使用することで、バッテリ容量の異なる車種間でメインフレーム4を共通化することができる。
【0027】(2)フロントプロテクタ14,34をバッテリケース24,31の高さ幅に応じて2種類用意して、使用するバッテリケースに応じた長さを有するフロントプロテクタを適宜使用する。そのため、インストルメントパネル部品15の取付位置を床面高さに応じて上下方向にシフトさせることで、シート17bの高さに応じた位置にインストルメントパネル部品15を配置させることができ、運転性を確保できる。
【0028】(3)シートスタンド17の取付高さがバッテリケース24(31)の高さ幅に応じて変わることになるが、シートスタンド17の取付高さに応じて、ヒンジ機構18(35)を取付けるためのブラケット11aの取付位置を上下方向にシフトすればよい。従って、ヒンジ機構18(35)の取付位置を簡単に上下方向に変えることができるので、シートスタンド17を異なる高さに回動可能に支持することが容易に実施できる。
【0029】(4)バッテリ容量の異なる車種別に、なるべく低いドライブポジションを確保できるように車体フレーム3を製造できる。また、バッテリ容量容量の異なる車種間でメインフレーム4を共通化し、バッテリケース24(31)の高さ幅に応じてサイドパネル29(32)等のカバー類(サイド部品)の寸法を変更する構造であるので、車種別に車体フレーム3の構造が変わる割に、車体フレーム3の製造コストを低く抑えることができる。
【0030】(5)シートスタンド17はトーボード16の上面に載置されるので、シートスタンド17の車幅方向の幅に関係なく、シートスタンド17を安定状態で支持できる。
【0031】なお、実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば次のように変更してもよい。
○ メインフレーム4の高さ幅は適宜設定可能である。例えば、最も使用頻度の高いバッテリに合わせて、そのバッテリを収容するバッテリケースに応じてメインフレーム4の高さを設定する。
【0032】○ バッテリケース24(31)の高さ幅は適宜設定可能である。例えば、複数種の大きさのバッテリを収容可能な大きさのバッテリケースでもよい。
○ 本実施形態では、本発明をバッテリ容量の異なる2種類の車種に適用したが、3種類以上の車体フレームを製造する場合に採用してもよい。
【0033】○ フロントプロテクタ14(34)は床面の高さに応じたものを選択して使用されることに限定されない。例えば、高容量車種に合わせた比較的高さ幅の長いフロントプロテクタを使用し、バッテリ容量の異なる車種間でフロントプロテクタを共通化してもよい。
【0034】○ ヒンジ機構18(35)をリヤピラー11に取付けるためのブラケット11aは、バッテリ容量が異なるごとに溶接位置を変えるものに限定されず、予めリヤピラー11の内面に車種別の異なる高さ位置に複数組形成しておくこともできる。
【0035】○ サイド部品は、サイドパネル、ステッププレート及びフェンダーカバーから構成されることに限定されない。例えば、フロントプロテクタ14(34)の高さ幅に合わせてフェンダーカバー27(36)も高さ幅を変えるものとしたが、これに限らず、フェンダーカバーは高さ幅を変えることなく共通化したものであってよい。
【0036】○ トーボード16は、一枚でバッテリケース24の上面に支持されるものに限定されない。例えばトーボード16は、両開きの開閉が可能な2枚構造であってよい。
【0037】○ シートスタンド17の車幅方向の幅は、トーボード16とほぼ同じであることに限らず、トーボード16よりも小さい幅でもよい。この場合、シートスタンド17は比較的車幅方向の幅の広いトーボード16に支持される構造であるので、安定状態でシートスタンド17を支持できる。
【0038】○ シートスタンド17はトーボード16の上面に載置される構造に限定されない。例えば、シートスタンド17が、直接、バッテリケース24(31)の上面に載置される構造であってよい。
【0039】○ バッテリ式産業車両はフォークリフトに限らず、例えばアタッチメントがフォーク以外の他の産業車両であってよい。また、例えばトラクタショベル等に適用してもよい。
【0040】前記実施形態及び別例から把握できる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(1)請求項2又は請求項4において、サイド部品は、少なくともサイドパネル及びステッププレートを備えている。この場合、バッテリケースの高さ幅に応じてトーボード及びシートスタンドの取付高さが異なるが、トーボード及びシートスタンドと、サイドフレームとの間の距離に応じた寸法のサイドパネル及びステッププレートを選択して車体の側部に取付けることで対応できる。
【0041】(2)請求項4において、前記シートスタンドは前記トーボードの上面に載置されている。この場合、シートスタンドの車幅方向の幅に関係なく、シートスタンドを支持を安定状態で支持できる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1、請求項2及び請求項4に記載の発明によれば、トーボードとシートスタンドとがバッテリケースに載置状態で支持されるので、バッテリケースの高さ幅の異なる車種間で、サイド部品の高さ幅を変更するだけでメインフレームを共通化することができる。よって、バッテリケースの高さ幅の異なる複数車種の車体フレームを、比較的簡単で、かつ低コストで作り分けることができる。
【0043】請求項3に記載の発明によれば、請求項1及び請求項2に記載の発明の効果に加えて、トーボードによって、シートスタンドをバッテリケースの高さ位置に応じた位置に配置できる。
【0044】請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の効果に加えて、トーボード及びシートスタンドの高さ位置に合わせて、インストルメントパネル部品及びヒンジ機構の取付位置を高さ調節すればよいので、車体フレームの車種別の作り分けが簡単にできる。
【0045】請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明の効果に加えて、車種ごとに複数用意されたフロントプロテクタのうち、バッテリケースの高さ幅に応じたものを使用するので、インストルメントパネル部品をシート位置に応じた好適な位置に簡単に配置することができる。
【0046】請求項7に記載の発明によれば、請求項5又は請求項6に記載の発明の効果に加えて、ヒンジ機構を取付けるブラケットをバッテリケースの高さ幅に応じた位置に設ければよいので、簡単に実施できる。




 

 


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