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発明の名称 ヒンジキャップ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−48490(P2001−48490A)
公開日 平成13年2月20日(2001.2.20)
出願番号 特願平11−226589
出願日 平成11年8月10日(1999.8.10)
代理人 【識別番号】100079142
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 祥泰 (外1名)
【テーマコード(参考)】
3F333
【Fターム(参考)】
3F333 AA02 CA07 DA03 
発明者 篠田 政範
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 フォークリフトのフレームにサイドカバーを開閉可能に固定するためのヒンジに装着されるヒンジキャップであって,上記ヒンジは,上記フレームの表側面に固定される固定板と,上記サイドカバーに固定される可動板と,両者を連結するリンク部品とを有し,上記ヒンジキャップは,上記固定板の正面に対面させる前壁部と,該前壁部の外縁から延設した側壁部と,該側壁部に囲まれた開口部とを有すると共に,上記側壁部における左側部及び右側部から内側に爪先を向けて突出形成された左右一対の爪部と,上記前壁部又は上記側壁部から上記開口部側に突出形成された前押え部と,上記側壁部における上側部から下側に突出形成された上押え部とを有しており,かつ,上記ヒンジキャップは,上記一対の爪部の間に上記固定板を挟み込むと共に,上記爪部の爪先を上記固定板の裏側面に,上記前押え部を上記固定板の表側面に,上記上押え部を上記固定板の上端部にそれぞれ当接させた状態で,上記固定板に取付けられるよう構成されていることを特徴とするヒンジキャップ。
【請求項2】 請求項1において,上記固定板の左端部は左上がりのテーパ状に,上記固定板の右端部は右上がりのテーパ状に形成されており,また,上記側壁部における上記左側部及び上記右側部は,それぞれ上記固定板の上記左端部及び上記右端部に対応するテーパ状に形成されていることを特徴とするヒンジキャップ。
【請求項3】 請求項1又は2において,上記側壁部における上記爪部の上下には,該爪部を自由端とするための一対の切り込み部が設けてあることを特徴とするヒンジキャップ。
【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,上記上押え部には,上記固定板の裏側面に当接するための返し部が設けてあることを特徴とするヒンジキャップ。
発明の詳細な説明
【0001】
【技術分野】本発明は,フォークリフトのフレームにサイドカバーを固定するためのヒンジに装着されるヒンジキャップに関する。
【0002】
【従来技術】従来,フォークリフトのフレームにサイドカバーを開閉可能に固定するためのヒンジは,意匠性向上等の観点から,フレーム及びサイドカバーに裏側面から固定され,車体の外側からは見えない位置に配設されることが多い。
【0003】
【解決しようとする課題】しかし,フォークリフトの内部に収納された各種の部品のレイアウトによっては,上記ヒンジをフレームの表側面に固定しなくてはいけない場合がある。この場合には,ヒンジが部分的に車体の外側に露出するため,外観上の問題が生じてしまう。そこで,ヒンジの露出部分にキャップを装着し,これを被覆することが考えられるが,ボルト等を用いてキャップを装着したのでは,結局ボルト等が見えてしまうため,外観上の問題を解決できない。
【0004】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,ボルト等を用いなくても,フォークリフトにおけるサイドカバー固定用のヒンジに対して確実に装着することができ,かつ装着後の外観性に優れたヒンジキャップを提供しようとするものである。
【0005】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,フォークリフトのフレームにサイドカバーを開閉可能に固定するためのヒンジに装着されるヒンジキャップであって,上記ヒンジは,上記フレームの表側面に固定される固定板と,上記サイドカバーに固定される可動板と,両者を連結するリンク部品とを有し,上記ヒンジキャップは,上記固定板の正面に対面させる前壁部と,該前壁部の外縁から延設した側壁部と,該側壁部に囲まれた開口部とを有すると共に,上記側壁部における左側部及び右側部から内側に爪先を向けて突出形成された左右一対の爪部と,上記前壁部又は上記側壁部から上記開口部側に突出形成された前押え部と,上記側壁部における上側部から下側に突出形成された上押え部とを有しており,かつ,上記ヒンジキャップは,上記一対の爪部の間に上記固定板を挟み込むと共に,上記爪部の爪先を上記固定板の裏側面に,上記前押え部を上記固定板の表側面に,上記上押え部を上記固定板の上端部にそれぞれ当接させた状態で,上記固定板に取付けられるよう構成されていることを特徴とするヒンジキャップにある。
【0006】本発明において最も注目すべきことは,上記ヒンジキャップの側壁部には上記左右一対の爪部及び上記上押え部を設けると共に,上記ヒンジキャップの前壁部又は側壁部には上記前押え部を設けたことである。
【0007】次に,本発明の作用効果につき説明する。本発明のヒンジキャップをヒンジに装着するに当たっては,まず,ヒンジキャップの開口部をヒンジの固定板に向けて,該固定板の正面にヒンジキャップの前壁部を対面させる。次いで,該前壁部を固定板側に近づけるようヒンジキャップを押し込む。すると,固定板がヒンジキャップの開口部内に入り,ヒンジキャップの側壁部に設けた一対の爪部が,固定板によって若干左右に押し広げられる。
【0008】そして,さらにヒンジキャップを押し込んで,爪部の爪先を固定板よりも奥側に入れると,爪部が押し広げられる前の状態に戻り,左右の爪部間に固定板が挟み込まれる。このとき,爪部の爪先は,固定板の裏側面に当接され,ヒンジキャップの前押え部は,固定板の表側面に当接された状態となる。また,これと共に,ヒンジキャップの上押え部は,固定板の上端部に当接された状態となる。これにより,ヒンジキャップが固定板に取付けられ,ヒンジキャップの装着が完了する。そして,固定板の大部分がヒンジキャップの前壁部及び側壁部により覆われた状態となる。
【0009】本発明においては,一対の爪部によってヒンジキャップの左右方向の揺動を防止すると共に,爪部の爪先と前押え部とによってヒンジキャップの正面方向の揺動を防止できる。そのため,上押えによって固定板に掛止したヒンジキャップを,ガタツキを抑えた状態で固定板に取付けることができる。それ故,ボルト等を用いることなく,ヒンジキャップをヒンジに確実に装着できる。また,固定板に取付けられたヒンジキャップは固定板の大部分を被覆できるので,外観性を向上させることができる。
【0010】次に,請求項2の発明のように,上記固定板の左端部は左上がりのテーパ状に,上記固定板の右端部は右上がりのテーパ状に形成されており,また,上記側壁部における上記左側部及び上記右側部は,それぞれ上記固定板の上記左端部及び上記右端部に対応するテーパ状に形成されていることが好ましい。この場合には,ヒンジキャップの前後左右の揺動だけでなく,側壁部における左側部及び右側部とヒンジキャップの上押え部とによって,ヒンジキャップの上下方向の揺動も防止できる。そのため,ヒンジキャップをガタツキを最小限に抑えた状態で固定板に取付けることができる。
【0011】次に,請求項3の発明のように,上記側壁部における上記爪部の上下には,該爪部を自由端とするための一対の切り込み部が設けてあることが好ましい。この場合には,爪部が左右に押し広げやすくなるので,固定板へのヒンジキャップの取付けが容易になる。
【0012】次に,請求項4の発明のように,上記上押え部には,上記固定板の裏側面に当接するための返し部が設けてあることが好ましい。この場合には,固定板の裏側面には,その左右から上記一対の爪部を当接させるだけでなく,その上方から返し部を当接させることができる。そのため,ヒンジキャップの正面方向の揺動を,より確実に防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】実施形態例1本発明の実施形態例にかかるヒンジキャップにつき,図1〜図6を用いて説明する。本例のヒンジキャップ1は,図6に示すごとく,フォークリフト7のフレーム71にサイドカバー72を開閉可能に固定するためのヒンジ8に装着されるものであるため,ヒンジ8について先に説明する。ヒンジ8は,図4,図5に示すごとく,フレーム71の表側面711にボス79を介してボルト84で固定される固定板81と,サイドカバー72の裏側面722にボルト(図示略)で固定される可動板82と,両者を連結するリンク部品83とを有する。
【0014】図5(a)に示すごとく,固定板81の左端部813は左上がりのテーパ状に,固定板81の右端部814は右上がりのテーパ状に形成されている。また,固定板81には,ボルト挿通用の貫通穴818を左右に設けてある。同様に,可動板82にも,ボルト挿通用の貫通穴828を左右に設けてある。リンク部品83は,交互に3枚ずつ配設されたプレート831,832と,両プレートの中間部を貫通するように配設されたピン833と,各プレートの端部に取り付けられたピン834〜837とよりなる。
【0015】プレート831の一端は,図4(a)に示すごとく,固定板81の中央曲折部812に枢着してある。即ち,断面コ字状に形成された中央曲折部812(図5(b))の中空部にプレート831の一端を配置し,これらを貫通するようにピン834を配設することにより,プレート831は固定板81に回動可能に連結されている。
【0016】一方,プレート831の他端は,可動板82の中央曲折部822に対して枢着点がスライド可能となるよう連結してある。即ち,断面コ字状に形成された中央曲折部822の中空部にプレート831の他端を配置し,これらを貫通すると共に中央屈曲部822の長穴820を挿通するようにピン835を配設することにより,プレート831は可動板82に回動可能に連結されている。また,ピン835は,図4(b)に示すごとく,長穴820の存在によって,可動板82の中央曲折部822に対してスライドできるように設けられる。
【0017】同様に,図4(a)に示すごとく,プレート832の一端は,ピン836により,可動板82の中央曲折部822に枢着してある。また,プレート832の他端は,ピン837により,固定板81の中央曲折部812に対して枢着点がスライド可能となるよう連結してある。また,ピン837は,図4(b)に示すごとく,長穴810の存在によって,固定板81の中央曲折部812に対してスライドできるように設けられる。
【0018】このように,上記ヒンジ8は,図4(a),図4(b)に示すごとく,上記リンク部品83におけるプレート831,832を,ピン833〜837によって上記のごとく拘束した状態で約90度回動させることにより,上記可動板82を固定板81に対して約180度回動させることができるよう構成されている。
【0019】次に,上記ヒンジ8に装着されるヒンジキャップ1について説明する。ヒンジキャップ1は,図1〜図3に示すごとく,ヒンジ8の固定板81の正面に対面させる前壁部11と,前壁部11の外縁から延設した側壁部12と,側壁部12に囲まれた開口部10とを有する。また,ヒンジキャップ1には,側壁部12から前壁部11にかけて,開口部10と連通するように切欠部100を設けている。切欠部100は,ヒンジ8のリンク部品83の回動範囲よりも大きく形成されている(図4(b))。また,側壁部12における左側部123及び右側部124は,それぞれ固定板81の左端部813及び右端部814に対応するテーパ状に形成されている(図5(a))。
【0020】また,ヒンジキャップ1は,図1〜図3に示すごとく,左右一対の爪部4,前押え部5,及び上押え部6を有している。なお,本例においては,合成樹脂を一体成形することによりヒンジキャップ1を形成しているため,ヒンジキャップ1は,上記前壁部11,側壁部12,爪部4,前押え部5,及び上押え部6を一体的に有している。爪部4は,図2,図3に示すごとく,側壁部12における左側部123及び右側部124から内側に爪先41を向けて突出形成されている。爪部4は,テーパ状の横ガイド面48を有する。また,側壁部12における爪部4の上下には,爪部4を自由端とするための一対の切り込み部120が設けてある。
【0021】前押え部5は,図1に示すごとく,前壁部11と左右の爪部4との間に1つずつ配設されており,それぞれ,図3(a)に示すごとく,側壁部12から開口部10側に突出形成されており,その先端下部に段状切欠部51を有する。上押え部6は,図1に示すごとく,切欠部100を挟んで対面するように左右に1つずつ配設されており,それぞれ,図3(b)に示すごとく,側壁部12における上側部125から下側に突出形成されている。前押え部5の先端下部の下縁52は,上押え部6の下縁62と略同じ高さに形成してある。
【0022】そして,ヒンジキャップ1は,図2,図3に示すごとく,一対の爪部4,4の間に固定板81を挟み込むと共に,爪部4の爪先41を固定板81の裏側面812に,前押え部5の段状切欠部51を固定板81の表側面811に,上押え部6の下縁62を固定板81の上端部815にそれぞれ当接させた状態で,固定板81に取付けられるよう構成されている。なお,図1,図2中の符号14は,ヒンジキャップ1を合成樹脂で一体成形する際に,型を前後の単純な分割構造とするために必要な窓である。
【0023】次に,本例の作用効果につき説明する。本例のヒンジキャップ1をヒンジ8に装着するに当たっては,まず,図1に示すごとく,ヒンジキャップ1の開口部10をヒンジ8の固定板81に向けて,固定板81の正面にヒンジキャップ1の前壁部11を対面させる。次いで,前壁部11を固定板8側に近づけるようヒンジキャップ1を押し込む。すると,固定板81がヒンジキャップ1の開口部10内に入り,側壁部12に設けた一対の爪部4,4が,固定板81の左端部813及び右端部814によって若干左右に押し広げられる。
【0024】そして,さらにヒンジキャップ1を押し込んで,爪部4の爪先41を固定板81よりも奥側に入れると,爪部4が押し広げられる前の状態に戻り,図2(a),図2(b)に示すごとく,左右の爪部4,4間に固定板81が挟み込まれる。このとき,爪部4の爪先41は,図2(c)に示すごとく,固定板81の裏側面812に当接される。また,前押え部5の段状切欠部51は,図3(a)に示すごとく,固定板81の表側面811に当接された状態となる。また,これと共に,上押え部6の下縁62は,図3(b)に示すごとく,固定板81の上端部815に当接された状態となる。
【0025】これにより,図5に示すごとく,ヒンジキャップ1が固定板81に取付けられ,ヒンジキャップ1の装着が完了する。そして,固定板81の大部分がヒンジキャップ1の前壁部11及び側壁部12により覆われた状態となる。
【0026】本例においては,一対の爪部4,4によって固定板81を左右から挟み込むため,ヒンジキャップ1が固定板81に対して左右方向に揺動することを防止できる。また,これと共に,爪部4の爪先41と前押え部5とによって固定板81を前後から挟み込むため,ヒンジキャップ1が固定板81に対して正面方向(前後方向)に揺動することを防止できる。
【0027】さらに,固定板81の左端部813及び右端部814を,下方に行くに従って狭まるようなテーパ状に形成すると共に,側壁部12の左側部123及び右側部124をそれらに対応するテーパ状に形成している。そのため,側壁部12の左側部123及び右側部124と上押え部6とによって,固定板81を上下から挟み込むため,ヒンジキャップ1の前後左右の揺動だけでなく,ヒンジキャップ1の上下方向の揺動も防止できる。
【0028】そのため,上押え6によって固定板81に掛止したヒンジキャップ1を,ガタツキを最小限に抑えた状態で固定板81に取付けることができる。それ故,ボルト等を用いることなく,ヒンジキャップ1をヒンジ8に確実に装着できる。また,ヒンジキャップ1は,ボルトを締め付けるための工具等を用いることなく,上記のごとく押し込むだけで固定板81に装着できるので,その装着が容易である。
【0029】また,固定板81に取付けられたヒンジキャップ1は,固定板81の大部分を被覆できる。また,固定板81をフレーム71に固定するためのボルト84も被覆できる。そのため,これらの露出部分を減らして外観性を向上させることができる。
【0030】また,側壁部12における爪部4の上下には,爪部4を自由端とするための一対の切り込み部120が設けてある。そのため,爪部4が左右に押し広げやすくなるので,固定板81へのヒンジキャップ1の取付けが容易になる。なお,爪部4は,テーパ状の横ガイド面48を有するため,ヒンジキャップ1を固定板81に取付ける際に,固定板81が横ガイド面48に沿ってヒンジキャップ1の開口部10内に入る。そのため,ヒンジキャップ1のヒンジ8への装着はスムーズに行うことができる。
【0031】また,ヒンジキャップ1は,合成樹脂を一体成形することにより形成できるので,その製造が容易である。なお,前壁部11及び側壁部12は,平面的に形成することもできるし,曲面的に形成することもできる。また,両者の境目は,角状に形成することもできるし,なだらかに形成することもできる。
【0032】実施形態例2本例は,図7に示すごとく,ヒンジキャップ1の前押え部5及び上押え部6に,それぞれ,固定板81の裏側面812に当接するための返し部55,65を設けた例である。返し部55,65は,それぞれテーパ状の縦ガイド面558,658を有する。その他は,実施形態例1と同様である。
【0033】本例においては,固定板81の裏側面812には,その左右から一対の爪部4,4を当接させるだけでなく,その上方から返し部55,65を当接させることができる。そのため,ヒンジキャップ1の正面方向の揺動を,より確実に防止できる。なお,返し部55,65は,テーパ状の縦ガイド面558,658を有するため,ヒンジキャップ1のヒンジ8への装着はスムーズに行うことができる。その他,実施形態例1と同様の作用効果を得ることができる。
【0034】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,ボルト等を用いなくても,フォークリフトにおけるサイドカバー固定用のヒンジに対して確実に装着することができ,かつ装着後の外観性に優れたヒンジキャップを提供することができる。




 

 


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