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発明の名称 バッテリ式産業車両における電源遮断装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−26398(P2001−26398A)
公開日 平成13年1月30日(2001.1.30)
出願番号 特願平11−202037
出願日 平成11年7月15日(1999.7.15)
代理人 【識別番号】100064344
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 英彦 (外3名)
【テーマコード(参考)】
3F333
【Fターム(参考)】
3F333 AA02 AB13 CA09 CA19 CA30 FG07 
発明者 桑山 純一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 車両本体側に固定した駆動側コネクタからバッテリ側のバッテリコネクタを切り離して駆動側への電源供給を遮断するための装置であって、回動操作可能に設けた電源遮断レバーの回動基端側に引き掛け部を設ける一方、前記バッテリコネクタにフックを設け、前記電源遮断レバーの回動操作により、前記引き掛け部を、該引き掛け部の前記フックに対する前記バッテリコネクタの切り離し方向に直交する方向の相対変位を許容しつつ前記フックに係合させて、前記バッテリコネクタを前記駆動側コネクタから切り離す構成としたバッテリ式産業車両における電源遮断装置。
【請求項2】 請求項1記載の電源遮断装置であって、電源遮断レバーは、車両本体側に開閉可能に設けたシートスタンドに回動操作可能に設け、該電源遮断レバーを電源遮断側に操作しない状態では、該電源遮断レバーの引き掛け部は、バッテリコネクタのフックに対して、前記シートスタンドの開放操作を許容する位置に位置する構成としたバッテリ式産業車両における電源遮断装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばバッテリ式フォークリフトにおいて、駆動側コネクタからバッテリ側コネクタを切り離して車両駆動側への電源供給を強制的に遮断するための電源遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、上記バッテリ式フォークリフトにおいては、作業中における各部の動作を強制的に中断させる必要が生じた場合に、運転席に着座した運転者が着座したままの姿勢で即座にバッテリコネクタを駆動側コネクタから切り離して電源供給を遮断できるようにするため、運転席の近傍に電源遮断装置を設けたものが提供されている。従来、この種の電源遮断装置に関する技術としては、例えば実開平2−38219号公報に開示された構成のもの(第1従来技術)、或いは特開平6−215828号に開示された構成のもの(第2従来技術)があった。
【0003】前者の第1従来技術に係る電源遮断装置1は、図5に示すようにシートを取り付けるシートスタンド2に、電源遮断レバー3を備えたスライドベース4をスライド可能に設ける一方、バッテリ5側のバッテリコネクタ6にフック7を設け、該フック7に上記スライドベース4の端部に取り付けた引き掛け爪8を引き掛けておき、該引き掛け状態で電源遮断レバー3をスライドさせることにより、バッテリ5側のバッテリコネクタ6を、駆動側コネクタ9から切り離す構成となっていた。
【0004】一方、後者の第2従来技術に係る電源遮断装置10は、図6に示すように運転席の近傍に電源遮断レバー11を上下に回動可能に設け、該電源遮断レバー11にバッテリコネクタ12を取り付け、該電源遮断レバー11を下方へ回動させてバッテリコネクタ12を駆動側コネクタ13から切り離す構成となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の電源遮断装置1,10には、次のような問題があった。すなわち、バッテリコネクタは駆動側コネクタに対して、振動等によって簡単に外れないよう比較的強固に結合されているのであるが、第1従来技術に係るの電源遮断装置1によれば、電源遮断レバー3を単にスライド操作することによりバッテリコネクタ3を駆動側コネクタ9から切り離す構成であるため、大きなスライド操作力を必要とし、運転者が緊急に操作するには操作性がよくなかった。
【0006】又、後者の第2従来技術に係る電源遮断装置10によれば、バッテリコネクタ12が、回動操作する電源遮断レバー11に直接固定されていたため、切り離し時におけるバッテリコネクタ12の移動軌跡は円弧形状となる。本来真っ直ぐ下に移動(直線移動)させることによりスムーズに切り離すことのできるバッテリコネクタ12を円弧形状の軌跡に沿って移動させるため、駆動側コネクタ13に無理な力が付加されるばかりか、真っ直ぐ移動させた場合に比して大きな回転操作力が必要となり、この点で後者の電源遮断装置10も操作性がよくなかった。
【0007】本発明は、これら従来の電源遮断装置に関する問題を解消するためになされたもので、小さな操作力で無理な力を加えることなくスムーズにバッテリコネクタを切り離し操作することができる操作性のよい電源遮断装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、前記各請求項に記載した構成の電源遮断装置とした。請求項1記載の電源遮断装置によれば、電源遮断レバーを回動操作すると、その回動基端側に設けた引き掛け部が、バッテリコネクタのフックに係合し、該係合状態のまま前記電源遮断レバーを更に回動操作することにより、バッテリコネクタが駆動側コネクタから切り離される。上記係合状態のまま電源遮断レバーを回動操作する段階において、引き掛け部はフックに対して、バッテリコネクタの切り離し方向に直交する方向に相対変位しつつ係合するので、円弧形状の軌跡に沿って移動する引き掛け部の該方向(バッテリコネクタの切り離し方向に直交する方向)の移動はフックひいてはバッテリコネクタに伝達されず、上記切り離し方向の成分のみが伝達される。
【0009】このように、電源遮断レバーの回動操作力は、引き掛け部を経てフックに伝達される段階では、該フックをバッテリコネクタの切り離し方向に直線移動させる操作力としてのみ伝達されるので、バッテリコネクタは駆動側コネクタに無理な力を付加することなく、切り離し方向に沿って直線移動のみをして、該駆動側コネクタから真っ直ぐに切り離される。
【0010】このことから、前記第2従来技術に係る電源遮断装置10のように駆動側コネクタに無理な力を加えることなく、該駆動側コネクタからバッテリコネクタをスムーズに切り離し操作することができる。又、電源遮断レバーを回動操作することによりバッテリコネクタを切り離す構成であるので、前記第1従来技術に係る電源遮断装置1のような大きな操作力を必要とせず、従って従来よりも小さな操作力で楽に切り離し操作することができる。なお、本明細書において、駆動側とは、バッテリ式産業車両を走行させるための駆動装置及び当該産業車両が装備した作業装置(フォークリフトにおけるマスト装置等)を駆動させるための駆動装置等の、搭載したバッテリを電源として駆動する全ての装置又は機器を含む。
【0011】請求項2記載の電源遮断装置によれば、シートスタンドが開閉可能に設けられた形式のバッテリ式産業車両にもそのまま適用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図3及び図4は、バッテリ式フォークリフト20のシートスタンド21を示している。このシートスタンド21の後方には、荷役作業時における本体フレーム22のバランスを取るためのウエイト23が搭載されている。このシートスタンド21は、上側のシート部25と、該シート部25を支持する下側のスタンド部26を備えており、上側のシート部25は下側のスタンド部26の上面26aをほぼ覆うようにして該上面26aに固定されている。このシートスタンド21は、図3中二点鎖線で示すようにヒンジ24,24を介して本体フレーム22に上方へ一体で回動可能に設けられている。
【0013】スタンド部26の下面には蓋板27が取り付けられており、この蓋板27により、本体フレーム22に設けたバッテリ格納室の上方が閉塞される。シートスタンド21を上方へ開放すると、バッテリ格納室の上方が開放されて搭載したバッテリBの点検或いは該バッテリBのバッテリ格納室からの搬出が可能となる。一方、シートスタンド21を下方へ回動させると、蓋板27によりバッテリ格納室が閉塞されるとともに、シート部25に着座可能な状態となる。これらシートスタンド21の支持形態については、従来公知のものであり、本実施形態において特に変更を要しない。
【0014】さて、本実施形態に係る電源遮断装置30は、上記シートスタンド21のスタンド部26に設けられている。この電源遮断装置30の詳細が図1及び図2に示されている。スタンド部26の上面26aにはブラケット31が取り付けられ、該ブラケット31には支軸33を介してプレート32が回動可能に取り付けられている。このプレート32は、スタンド部26の上面に形成した溝形状の挿通孔26bを経て、該上面26aの下方に突き出されている。この下方に突き出した部分には、電源遮断レバー34の下端側(回動基端側)が固定されている。この電源遮断レバー34の回動基端側は、図2に示すように横方向にL字形に屈曲されている。以下、この横方向に屈曲した部分を引き掛け部34aという。一方、この電源遮断レバー34は縦方向にもL字形に屈曲しており、その上端側は、同じくスタンド部26の上面26aに形成した挿通溝26c及びシート部25に形成した挿通孔25aを経て該シート部25の表面側(上面側)に突き出されており、該突き出し部分の先端にはノブ35が取り付けられている。このノブ35は、運転者が着座したまま容易に手が届く位置に配置されている。
【0015】又、上記プレート32には引き掛けピン32aが設けられており、該引き掛けピン32aは、ブラケット31に形成した円弧形状の溝孔31aを経て該ブラケット31の反対側(図2において下方側)に突き出されている。この引き掛けピン32aの突き出し部分と、スタンド部26の裏面側に設けた小片部26dとの間には引っ張りばね36が介装されている。このため、プレート32は支軸33を中心にして図1において反時計回り方向に付勢されている。プレート32がこの方向にばね付勢されることにより、図1に示すように電源遮断レバー34はノブ35をシート部25の上面に接近させる方向に付勢されている。
【0016】次に、電源遮断レバー34の引き掛け部34aの下側には、バッテリB側のバッテリコネクタ40が配置されている。このバッテリコネクタ40は、駆動側コネクタ41に接続されている。この駆動側コネクタ41は、本体フレーム22に設けた台座部22aに固定されている。バッテリコネクタ40の上面には、L字形に屈曲してバッテリコネクタ40の切り離し方向(図1において矢印K方向)に直交する縦片部42aを有するフック42が取り付けられている。このフック42は、電源遮断レバー34の回動操作に伴う引き掛け部34aの移動経路内に位置している。しかしながら、電源遮断レバー34を回動操作することなく、シートスタンド21を上方へ開放した場合には、フック42に対して上記引き掛け部34aが干渉しないよう両者の位置が設定されている。
【0017】以上のように構成したバッテリコネクタ40の電源遮断装置30によれば、電源遮断レバー34及びプレート32は、引っ張りばね36によりノブ35をシート部25の上面に接近させる方向に付勢されているので、電源遮断レバー34を引き操作しない状態では、該電源遮断レバー34は図1に示す位置に保持される。この状態では、引き掛け部34aはフック42の縦片部42aから十分な距離だけ離れた位置に保持され、これによりバッテリコネクタ40と駆動側コネクタ41の接続状態が維持される。
【0018】これに対して、何らかの理由によりバッテリBからの電源供給を強制的に遮断したい場合には、運転者はノブ35を把持して電源遮断レバー34を概ね斜め後ろ上方に回動操作する。電源遮断レバー34は支軸33を中心にして、且つ引っ張りばね36に抗して上方に(図1において時計回り方向、以下「電源遮断方向」という)回動される。この状態が図3において二点鎖線で示されている。
【0019】電源遮断レバー34を電源遮断方向に回動操作すると、その引き掛け部34aも支軸33を中心とする円弧軌跡上を移動する。引き掛け部34aの移動軌跡上にはフック42の縦片部42aが配置されているので、電源遮断レバー34の回動操作により引き掛け部34aが上記縦片部42aに当接し、該当接状態のまま電源遮断レバー34を電源遮断方向に回動操作することにより、バッテリコネクタ40が駆動側コネクタ41から切り離される。バッテリコネクタ40の切り離し後、電源遮断レバー34は電源遮断方向への回動操作を止めれば、引っ張りばね36によって下方に戻される。
【0020】上記引き掛け部34aが、フック42の縦片部42aに当接した状態のまま電源遮断レバー34を電源遮断方向に回動操作する段階において、引き掛け部34aは支軸33を中心とする円弧軌跡上を移動する。一方、引き掛け部34aが当接する縦片部42aは、バッテリコネクタ40の切り離し方向(矢印K方向)に直交する方向に沿って設けられているので、引き掛け部34aは縦片部42aに沿って変位することにより、円弧形状の軌跡に沿って移動する引き掛け部34aの該方向の移動が吸収され、従ってフック42及びバッテリコネクタ40には、切り離し方向に沿った力のみが付加される。
【0021】このように、電源遮断レバー34の回動操作力は、引き掛け部34aを経てフック42に伝達される段階では、該フック42をバッテリコネクタ40の切り離し方向に沿って直線移動させる操作力としてのみ伝達されるので、バッテリコネクタ40は駆動側コネクタ41に無理な力を付加することなく、切り離し方向に沿って直線移動のみをして、該駆動側コネクタ41から真っ直ぐ切り離される。又、電源遮断レバー34を回動操作することにより切り離す構成であるので、前記第1従来技術に係る電源遮断装置1のような大きな操作力を必要とせず、従って従来よりも小さな操作力で楽に切り離し操作することができる。
【0022】以上説明した実施形態には、種々変更を加えることができる。例えば、例示した実施形態では、本体フレーム22に回動支持したシートスタンド21に電源遮断装置30を取り付けた構成を例示したが、本発明に係る電源遮断装置は本体フレーム22に対して固定したシートフレームに取り付けることもできる。又、シートスタンド21に限らず、本体フレーム22等のその他の部位に取り付けることも可能である。
【0023】更に、バッテリ式産業車両としてバッテリ式フォークリフト20を例示したが、本発明に係る電源遮断装置は、その他の荷役車両或いは例えばブルドーザ等の建設車両にも広く適用することができる。




 

 


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