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発明の名称 荷役用アタッチメント
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−19387(P2001−19387A)
公開日 平成13年1月23日(2001.1.23)
出願番号 特願平11−196247
出願日 平成11年7月9日(1999.7.9)
代理人 【識別番号】100088155
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 芳樹 (外2名)
【テーマコード(参考)】
3F333
【Fターム(参考)】
3F333 AA02 AB13 AE06 AE40 BA01 BB01 DA02 DA05 DA07 FG04 
発明者 谷口 享宏
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 支持部材上に荷役物を載置し支持する荷役用アタッチメントにおいて、前記支持部材の上方に配置され、前記支持部材により支持された荷役物の被係合部と係合して該荷役物を保持する係合部材と、前記支持部材により支持された荷役物の被係合部との係合又はその解除を行うべく前記係合部材を上下方向に往復動させる駆動手段と、を備え、前記係合手段が、前記支持部材により支持された荷役物と接し得ない位置に待避可能となっていることを特徴とする荷役用アタッチメント。
【請求項2】 前記係合部材は、先端部が屈曲されたフック状部材であり、前記フック状部材は、その先端部を下方に向けた状態で上下方向に平行移動されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の荷役用アタッチメント。
【請求項3】 前記係合部材を案内する案内手段であって、上下方向に直線状に延びる第1部分と、前記第1部分の上端から、前記支持部材により支持された荷役物から離れる方向に延びる第2部分とを有する案内手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の荷役用アタッチメント。
【請求項4】 前記駆動手段は、前記案内手段の前記第1部分と平行に配置されピストンロッドが上方に延びる油圧シリンダであり、前記ピストンロッドの上端と前記係合部材とがクランクアームにより相互に接続され、前記係合部材が前記案内手段の前記第1部分に沿って案内されている場合には、前記係合部材はその先端部を下方に向けた状態で上下方向に平行移動され、前記係合部材が前記案内手段の前記第2部分に沿って案内されている場合には、前記係合部材が回動されるようになっていることを特徴とする請求項3に記載の荷役用アタッチメント。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフト等の産業車両に装着される荷役用アタッチメントに関し、特に、アタッチメントからの荷役物の落下を防止するための手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトに装着される荷役用アタッチメントには、ダンピングフォークアタッチメントや回転フォークアタッチメントのように、荷役物を支持する支持面が前後又は左右に傾動されるものがある。図4は、従来一般のダンピングフォークアタッチメント1を示している。このようなアタッチメント1を用いて、例えばボックスパレットのような箱状荷役物2をフォーク3上で支持したまま、フォーク3を前傾させ、箱状荷役物2の前部の取出し口4から内容物を廃棄させるという荷役作業を行う場合、荷役物2がフォーク3から滑り落ちるのを防止するための手段が必要となる。
【0003】従来の荷役物落下防止手段としては、図4に示すように、フォークアタッチメント1におけるバックレスト5の上部に回動可能に取り付けられたフック状の係合部材6と、このフック状部材6を前後に回動させる油圧シリンダ7とからなるものが知られている。かかる構成では、油圧シリンダ7を制御してフック状部材6を前方に回動させると、箱状荷役物2の後側壁の上縁部にフック状部材6の先端部が係合し、フォーク3からの荷役物2の落下を防止することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の荷役物落下防止手段の場合、フック状の係合部材6を後方に回動させると、フック状部材6全体がバックレスト5の前面よりも機台側に配置されるため、荷役物3の保持が不要な通常のフォーク荷役作業においてフック状部材6が邪魔とならないという特徴を有している。すなわち、フック状部材6がバックレスト5の前面から前方に突出していないので、フォーク3をその最深部まで荷役物2の下に差し込むことができる。
【0005】しかしながら、フック状部材6の回動支点は一定の高さ位置にあるため、落下を防止することのできる荷役物2は所定の高さを有するものに限られるという問題点がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、通常の荷役作業の邪魔にならないという従来構成の特徴を維持しつつ、高さの異なる荷役物にも対応可能である荷役物落下防止手段を備えた荷役用アタッチメントを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は、フォーク等の支持部材上に荷役物を載置し支持する荷役用アタッチメントにおいて、支持部材の上方に配置され、支持部材により支持された荷役物の被係合部と係合して該荷役物を保持する係合部材と、支持部材により支持された荷役物の被係合部との係合又はその解除を行うべく係合部材を上下方向に往復動させる駆動手段とを備え、係合手段が、支持部材により支持された荷役物と接し得ない位置に待避可能となっていることを特徴としている。
【0008】かかる構成においては、支持部材の上方で係合部材を上下動させ、これにより荷役物との係合を行うことができる。係合部材は上下方向に動作するので、荷役物の高さが係合部材の上下動の範囲内にあれば、当該荷役物の保持は可能となる。また、通常の荷役作業を行う場合には、係合部材を荷役物から離れた待避位置に配置することができる。
【0009】荷役物の被係合部と係合する係合部材としては、取り扱う荷役物によって種々の形態が考えられるが、上部が開放された箱状の荷役物の場合、先端部が屈曲されたフック状部材を用いることが有効である。すなわち、その先端部を下方に向けた状態でフック状部材を上下方向に平行移動させることで、箱状荷役物の側壁の上縁部に引っ掛けてこれを保持することができる。
【0010】また、係合部材は、上下方向に直線状に延びる第1部分と、第1部分の上端から、支持部材により支持された荷役物から離れる方向に延びる第2部分とを有する案内手段、例えば案内溝や案内レールにより案内されることが好適である。このような案内手段を用いた場合、第1部分では係合部材の上下方向の移動を可能とし、第1部分から第2部分に移行させた場合には、係合部材を待避位置に配置することができる。
【0011】このような案内手段を備える場合、駆動手段を、案内手段の第1部分と平行に配置されピストンロッドが上方に延びる油圧シリンダとし、ピストンロッドの上端と前記係合部材とをクランクアームにより相互に接続し、係合部材が案内手段の第1部分に沿って案内されている場合には、係合部材はその先端部を下方に向けた状態で上下方向に平行移動され、係合部材が案内手段の第2部分に沿って案内されている場合には、係合部材が回動されるようにすることが好ましい。この構成では、係合部材の上下動と、待避位置への回動とを1本の油圧シリンダにより行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る荷役用アタッチメントであるダンピングフォークアタッチメント10を示している。このアタッチメント10は、フォークリフトのマスト12に昇降可能に取り付けられているリフトブラケット14に装着されている。
【0013】図示のダンピングフォークアタッチメント10は、横方向に延びる上下1対のバー(以下、便宜上、上下のバーとも「フィンガバー」と称する)16,18と、これらのフィンガバーを各端部にて結合する結合プレート20と、フィンガバー16,18に装着されたフォーク(支持部材)22とを備えている。フィンガーバー16,18の背面には、左右の各リフトブラケット14にほぼ対応する位置にそれぞれ1対の軸受ブロック24が溶接等により固着されている。各対の軸受ブロック24間には、対応のリフトブラケット14に固着され前方に突出する支持ブロック26が配置されている。軸受ブロック24と支持ブロック26とは支持軸28によって互いに連結されており、これによりアタッチメント10はリフトブラケット14に対して前後傾可能に支持される。
【0014】また、フィンガバー16,18の中央部には後方に延びる左右1対のアームブロック30が固着されている。このアームブロック30間には複動型油圧シリンダ32のピストンロッド34の先端部が配置され、両者は支持軸36によって枢支されている。油圧シリンダ32は、ピストンロッド34の先端部が下向きとなるよう、リフトブラケット14間に揺動可能に取り付けられている。従って、油圧シリンダ32に対する作動油の供給を制御することにより、アームブロック30、ひいてはフィンガバー16,18により支持されたフォーク22を、軸受ブロック26の支持軸28を中心として前後傾することが可能となる。
【0015】フィンガバー16,18の各端部間に架設された結合プレート20をベースとして、バックレスト38が取り付けられている。バックレスト38は、各結合プレート20に固定され縦方向に延びる縦プレート40と、縦プレート40間で延びる上下の横プレート42,44とを備えている。
【0016】バツクレスト38の中央部には、複動型の油圧シリンダ46が取り付けられている。油圧シリンダ46は、そのピストンロッド48が上向きとされており、また、ストローク下限の位置においてピストンロッド48の上端が上部横プレート42とほぼ同じ高さとなるよう、位置決めされている。ピストンロッド48の上端部には支持ロッド50がT字状に取り付けられており、この支持ロッド50の各端部にはクランクアーム52の一端が機台前後方向に回動可能に支持されている。図3に明示するように、クランクアーム52の他端には、フィンガバー16,18と平行に延びるクランクロッド54が固着されている。このクランクロッド54の各端部には案内ローラが取り付けられており、バックレスト38の上部の横プレート42に立設された案内プレート58の案内溝(案内手段)60に嵌合され案内されるようになっている。
【0017】案内溝60は、油圧シリンダ46の中心軸線と平行に延びる第1部分60aと、この第1部分60aの上端から機台側(後方)に傾斜して延びる第2部分60bとから構成されている。この実施形態では、案内溝60の第1部分60aは、その中心軸線は図3のように側方から見た状態において油圧シリンダ46の中心軸線と一致するよう配置されている。また、第2部分60bの上端は、ピストンロッド48がストローク上限の位置にある時における支持ロッド50の中心とほぼ同じ高さ位置に設定されている。
【0018】クランクロッド54の各端部側の外周面には、荷役物62の被係合部、特に箱状荷役物62の後側壁63の上縁部と係合してこれを保持するためのフック状部材(係合部材)66の一端が固着されている。このフック状部材66は、側方から見た状態において、クランクロッド54側の基部66aの中心軸線がクランクアーム52の中心軸線とほぼ直角となるように向きが定められている。また、フック状部材66の先端部66bは基部66aに対してほぼ直角に屈曲されており、基部66aを機台前方に向けて水平に配置した状態では、先端部66bはほぼ垂直下向きとなる。
【0019】次に、上記構成のダンピングフォークアタッチメント10の作用について説明する。
【0020】通常のフォーク荷役作業を行う場合は、従来一般のダンピングフォークアタッチメント10における場合と同様の手順で、荷役物62の下側にフォーク22を差し込み、フォーク22上の所定位置に荷役物62を載置する。この際、油圧シリンダ46のピストンロッド48は最も伸ばされた初期状態とされている。この状態では、案内ローラ56は案内溝60の第2部分60bの上端に配置されると共に、ピストンロッド48の上端の支持ロッド50と案内ローラ56とがほぼ同一高さとなり、クランクアーム52もほぼ水平状態となる。従って、クランクアーム52に対してクランクロッド54を介して直角に配置されているフック状部材66の基部66aは垂直上方に向けられる。図1及び図3の(a)からも明らかにように、この状態ではフック状部材66は、フォーク22により支持された荷役物62とは接し得ない待避位置に配置されることになり、通常のフォーク荷役作業の邪魔となることはない。
【0021】次に、フォーク22により支持された荷役物62が、前側面に内容物の取出し口64が設けられ上部が開口されている箱状荷役物62であり、これをフォーク22上で保持する場合には、油圧シリンダ46への作動油の供給を制御し、ピストンロッド48を下方に移動させる。これにより、案内溝60の第2部分60bに沿って案内ローラ56が前方且つ下方に移動する。また同時に、クランクアーム52が水平状態から上下方向に向きを変えるため、クランクロッド54を介してフック状部材66が前方に回動し(図3の(b)参照)、案内溝60の第1部分60aの上端に達した段階では、図3の(c)の実線で示すように、フック状部材66の基部66aはほぼ水平となり、先端部66bは下向きとなる。
【0022】更に油圧シリンダ46のピストンロッド48を下方に移動させると、フック状部材66は、案内溝60の第1部分60aの下端に案内ローラ56が接するまで、その先端部66bを下向きとした状態のまま下方に平行移動する。いま、箱状荷役物62の高さがフック状部材66の平行移動範囲の上限位置(図3の(c)の実線で示す位置)と下限位置(図3の(c)の一点鎖線で示す位置)との間であれば、フック状部材66を案内溝60の第1部分60aに沿って下降させると、フォーク22上に支持された箱状荷役物62の後側壁63の上縁部にフック状部材66が係合し、フォーク22との間で荷役物62を保持することが可能となる。
【0023】このようにして、箱状荷役物62が保持されたならば、リフトブラケット14をマスト12に沿って上方に移動させ、油圧シリンダ32を制御してピストンロッド34を引き入れる。これにより、フィンガバー16,18及びフォーク22が前方に傾動するが、フック状部材66により荷役物62は保持されているため、荷役物62がフォーク22から滑り落ちることはなく、箱状荷役物62の内容物が取出し口64から排出される(図1の一点鎖線を参照)。
【0024】フック状部材66による係合を解除する場合には、油圧シリンダ46のピストンロッド48を伸ばす。これにより、上記とは逆の態様でフック状部材66が案内溝60の第1部分60aに沿って上方に平行移動して荷役物62との係合が解除され、更にピストンロッド48が上昇して案内ローラ56が案内溝60の第2部分60bに導かれると、フック状部材66は後方に回動しながら、初期の待機位置に戻される。
【0025】以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限られないことは言うまでもない。
【0026】例えば、取り扱う荷役物の種類は箱状のものに限られず、フック状部材66と係合する穴のような被係合部を上面に有する荷役物であってもよい。また、係合部材の形状もフック状に限られず、被係合部が突起であれば、係合部材はこの突起と係合する穴を有する板状の部材とすることができる。
【0027】更に、上記実施形態では、1本の油圧シリンダ46、クランク機構50,52,54及び案内手段56,58,60により係合部材66の上下動、前後動及び回動を可能としているが、同様な動作は他の機構でも得られるものである。また、係合部材を後方に十分に移動させることができるならば、係合部材を回動させる必要はない。
【0028】更にまた、本発明は、ダンピングフォークアタッチメントに限られず、左右にフォークが回転される回転フォークアタッチメント等にも適用可能である。
【0029】
【発明の効果】以上、本発明によれば、係合部材が荷役物に対して上下方向に移動するため、種々の高さの荷役物と係合してこれを保持することが可能となる。また、荷役物の保持が不要な場合には、係合部材を待避位置に配置することができるので、通常の荷役作業の際に係合部材が荷役物と干渉し作業を妨げるということもない。このように、本発明によるアタッチメントは広範囲の作業に対応可能であり、作業効率の向上を図ることができる。




 

 


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