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発明の名称 画像プリンタ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−180836(P2001−180836A)
公開日 平成13年7月3日(2001.7.3)
出願番号 特願平11−369842
出願日 平成11年12月27日(1999.12.27)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【テーマコード(参考)】
3F343
【Fターム(参考)】
3F343 FA02 FB02 FC30 GA03 GB01 GC01 GD01 JD08 JD33 LC11 LC12 LC20 
発明者 小池 貴之 / 河村 敬之 / 外村 哲也
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 画像プリンタ装置に挿抜可能に保持され記録紙を収納する給紙トレイと、記録紙を給紙する給紙ローラと、記録紙を前記給紙ローラに圧接させる記録紙押圧手段と、前記給紙ローラの給紙方向下流側に設けられ前記給紙ローラに当接離間可能となるように支軸を中心に回動可能に保持され前記記録紙を1枚ずつ分離するための摩擦部材と、前記摩擦部材を前記給紙ローラに当接する方向に常時付勢する付勢手段と、前記支軸を回転支軸として前記摩擦部材を前記給紙ローラから離間する方向に付勢する解除手段とを有し、前記解除手段は前記給紙トレイが画像プリンタ装置に挿入される動作により所定のタイミングにおいて前記給紙トレイと係合して前記摩擦部材の付勢の解除を解くよう構成されたことを特徴とする画像プリンタ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像情報等の各種情報を記録紙に記録する熱転写型画像プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像プリンタに於いては、昇華熱転写記録方式画像プリンタにみられるように、高品位なプリントが可能で、かつ装置の小型、低コスト化を追求する装置がみられるようになってきている。
【0003】以下に従来の画像プリンタについて説明する。
【0004】図3は従来の画像プリンタの断面正面図を示すものである。図3において1は記録紙、2は給紙ローラであり1本の軸に円筒状のゴムを取り付けた構成をなしており、図示しない紙送りモータとギヤにより常時連結駆動される。3は記録紙1を収納する給紙トレイ、4は加圧手段で、記録紙1を給紙ローラ2に圧接させる。5は記録紙1の裏面に摩擦抵抗を与えることにより重複送りを防止する摩擦部材で、付勢手段により給紙ローラ2に圧接する方向に常時付勢力が働いている。46はモードロッド、47は駆動レバーで、モードロッド46及び駆動レバー47は摩擦部材5の給紙ローラ2への押圧を解除する手段を構成する。モードロッド46及び駆動レバー47は駆動モータ(図示せず)により駆動される。6は記録紙1をガイドするガイド部材、7はキャプスタンローラ、8はピンチローラ、9は記録紙1の位置を検出する位置検出センサ、10は記録紙1に画像等の情報を印画する記録部、30は排紙ローラであり紙送りモータにより常時駆動されている。41は排紙ピンチローラで、押圧手段により排紙ローラ30に圧接している。32は印画の終了した記録紙1を排出積層する排紙部である。
【0005】以上のように構成された従来の画像プリンタについて、以下その動作について説明する。プリント動作が開始されると、まず加圧手段4により記録紙1が給紙ローラ2に圧接されるとともに、駆動手段によりモードロッド46が動作し、駆動レバー47により給紙ローラ2と離間するように規制されていた摩擦部材5は、規制を解除されて付勢手段により給紙ローラ2に圧接される。次に、紙送りモータが始動することにより各ローラが回転し、給紙ローラ2に圧接された記録紙1は記録部10の方向に給紙され、摩擦部材5により重複送りを防止されながらガイド部材6に沿って搬送される。
【0006】次に、位置検出センサ9により記録紙1の先端が検出された後、キャプスタンローラ7及びピンチローラ8に至るまで記録紙1を所定量搬送すると、加圧手段4は記録紙1の給紙ローラ2への圧接を解除するとともに、モードロッド46が動作しこれと係合する駆動レバー47が回転して摩擦部材5の付勢を解除し、摩擦部材5が給紙ローラ2と離間して給紙動作が完了する。
【0007】次に、記録紙1はキャプスタンローラ7とピンチローラ8に挟持、搬送され記録部10の所定の位置に至る。記録部10では、記録紙1を搬送しながら所定の印画動作を行い、印画動作が終了すると、記録紙1はキャプスタンローラ7とピンチローラ8および排紙ローラ30と排紙ピンチローラ41に挟持されて搬送される。記録紙1の後端がキャプスタンローラ7とピンチローラ8を通過したあとは、排紙ローラ30と排紙ピンチローラ41に挟持されて搬送され、排出部32に排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従来構成では、摩擦部材の給紙ローラへの圧接、解除を行うために、モードロッド等の部材が必要であり、これを動作させるための手段も必要となるためコストが増し、また、これらを配置するための空間が必要であるという問題点を有していた。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもので、摩擦部材ホルダを解除させるための駆動源が不要であり、部品点数が少なく、装置の低コスト化、小型化を容易に実現できる画像プリンタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明の画像プリンタは、画像プリンタ装置に挿抜可能に保持され記録紙を収納する給紙トレイと、記録紙を給紙する給紙ローラと、記録紙を給紙ローラに圧接させる記録紙押圧手段と、給紙ローラの給紙方向下流側に設けられ給紙ローラに当接離間可能となるように支軸を中心に回動可能に保持された記録紙を1枚ずつ分離するための摩擦部材と、摩擦部材を給紙ローラに当接する方向に常時付勢する付勢手段と、支軸を回転支軸として摩擦部材を給紙ローラから離間する方向に付勢する解除手段とを有し、解除手段は給紙トレイが画像プリンタに挿入される動作により所定のタイミングにおいて給紙トレイと係合して摩擦部材の付勢の解除を解くよう構成されている。
【0011】この構成によって、摩擦部材ホルダを解除させるための駆動源が不要であり、部品点数が少なく、装置の低コスト化、小型化を容易に実現できる画像プリンタが得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、画像プリンタ装置に挿抜可能に保持され記録紙を収納する給紙トレイと、記録紙を給紙する給紙ローラと、記録紙を給紙ローラに圧接させる記録紙押圧手段と、給紙ローラの給紙方向下流側に設けられ給紙ローラに当接離間可能となるように支軸を中心に回動可能に保持された記録紙を1枚ずつ分離するための摩擦部材と、摩擦部材を給紙ローラに当接する方向に常時付勢する付勢手段と、支軸を回転支軸として摩擦部材を給紙ローラから離間する方向に付勢する解除手段とを有し、解除手段は給紙トレイが画像プリンタ装置に挿入される動作により所定のタイミングにおいて給紙トレイと係合して摩擦部材の付勢の解除を解くよう構成されたことを特徴としたものであり、解除手段が給紙トレイの係合により動作するよう構成されていることにより、摩擦部材ホルダを解除させるための駆動源が不要であり、部品点数が少なく、装置の低コスト化、小型化を容易に実現できるという作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図1及び図2を用いて説明する。
【0014】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1における画像プリンタの断面正面図であり、図2はその主要部分の斜視図である。同図において従来と同一の構成要素には同一番号を付与し説明を省略する。図1及び図2において、5は記録紙1の重複送りを阻止するための摩擦部材で(記録紙1と給紙ローラ2の摩擦係数)>(摩擦部材5と記録紙1裏面の摩擦係数)>(記録紙1の表面と裏面の摩擦係数)の関係を満たすように設定されている。20は摩擦部材5を保持する摩擦部材ホルダであり、支軸20bを中心に回動可能に保持されている。11は摩擦部材5を給紙ローラ2に押圧する付勢手段である付勢ばねであり、支軸20bに取り付けられており、図中ア方向に摩擦部材ホルダ20を常時付勢している。19は摩擦部材5が給紙ローラ2と離間するように摩擦部材ホルダ20の動作を制限する解除手段である解除レバーであり、支軸20bを中心に回動可能に保持されていて、給紙トレイ3と係合するトレイ係合部19aと摩擦部材ホルダ20と係合するホルダ係合部19bを有し、支軸20bに取り付けられた解除ばね21により図中イ方向に付勢されている。ここで、解除ばね21による解除レバー19の付勢力は付勢ばね11による摩擦部材ホルダ20の付勢力より大きく設定されているため、解除レバー19は摩擦部材ホルダ20に図中イ方向の回転力を与えており、摩擦部材5は給紙ローラ2から離間した状態で位置規制される。16は紙送りモータ、13は3色のインクを塗布したインクシート、12はインクシート13を保持収納するインクカセット、14はサーマルヘッド、15はインクシート13と記録紙1をサーマルヘッド14と共に挟持するプラテンローラ、30は記録紙1を本体外部に排出する排紙ローラで、1本の軸に円筒状のゴムを2ヶ所に取り付けた構成をなしている。31は記録紙1の排出時のガイドとなる排紙ガイドであり、排紙ローラ30の軸方向外側の位置に記録紙1の排出搬送経路に対し突き出す方向に突起を有している。32は印画された記録紙1が排出、積層される排出部である。18は記録紙1の走行経路を切り替える切り替え部材である。
【0015】以下その動作について説明する。給紙トレイ3が装置に装着されていない状態では、上述のように摩擦部材5は解除レバー19の付勢力により給紙ローラ2と離間した状態にある。給紙トレイ3を装置に挿入すると、その動作と連動して給紙トレイ3とトレイ係合部19aが当接し、解除レバー19は図中ア方向に回転し、所定位置で停止する。この時摩擦部材ホルダ20は解除レバー19と同期して図中ア方向に回転し、所定量回転したところで摩擦部材5が給紙ローラ2と当接してその回転動作が停止し、続いてホルダ係合部19bでの解除レバー19との係合が解除され、摩擦部材5は付勢ばね11の付勢力で給紙ローラ2に圧接される。このようにして、給紙トレイ3が装置に装着されることにより、摩擦部材5は給紙ローラ2に圧接される。
【0016】給紙トレイ3を装置から抜き取った場合は、上述の動作と逆の動作により摩擦部材5は給紙ローラ2から離間する。すなわち、給紙トレイ3を抜き取ると、その動作と連動して給紙トレイ3とトレイ係合部19aの係合が解除され、解除レバー19は図中イ方向に回転する。解除レバー19が所定量回転するとホルダ係合部19bが摩擦部材ホルダ20と当接する。ここで、解除ばね21による解除レバー19の付勢力は付勢ばね11による摩擦部材ホルダ20の付勢力より大きく設定されているため、解除レバー19は摩擦部材ホルダ20の付勢力に打ち勝って摩擦部材ホルダ20を図中イ方向に回転させる。このようにして給紙トレイ3が装置から抜き取られると、摩擦部材5は給紙ローラ2から離間する。
【0017】給紙トレイ3が抜き取られたときに摩擦部材5と給紙ローラ2が離間するよう構成することにより、記録紙1が給紙トレイ3からある程度装置内に入った状態にあるときに給紙トレイ3を抜いても、記録紙1が装置本体に残ることもなく、また、ジャミング等で装置に記録紙が残った状態での取り出しも容易に行うことができる。
【0018】次にプリント動作について説明する。プリント動作を開始すると、加圧手段4が動作して記録紙1を給紙ローラ2に圧接させる。次に、紙送りモータ16が回転を開始し、アイドラギヤ(図示せず)を介して給紙ローラ2が回転駆動され記録紙1の搬送を開始する。搬送を開始された記録紙1は付勢ばね11の圧力で給紙ローラ2に圧接している摩擦部材5と給紙ローラ2の間を通過する。その際に複数枚の記録紙が重なった状態で通過しようとすると、摩擦係数の関係により、2枚目以下の記録紙は停止し最上部の記録紙1枚だけが分離されて搬送される。このようにして1枚に分離されて搬送された記録紙2はガイド部材6と切り替え部材18にガイドされて搬送され、位置検出センサ9により先端位置を検出された後さらに所定量搬送されてキャプスタンローラ7及びピンチローラ8部に至る。次に、加圧手段4が動作し、記録紙1は給紙ローラ2への押圧を解除され給紙動作が完了する。以降、記録紙1はキャプスタンローラ7とピンチローラ8に挟持、搬送される。
【0019】次に、記録紙1はキャプスタンローラ7とピンチローラ8に挟持、搬送されながら位置検出センサ9により後端を検出されて記録開始位置まで搬送される。ここで、記録紙1の後端が切り替え部材18の下部を通過すると、切り替え部材18はその弾性によりガイド部材6に押しつけられているために記録紙の経路が図中Bへと切り替わる。
【0020】次に印画動作について説明する。サーマルヘッド14がインクシート13を介して記録紙1およびプラテンローラ15に押圧されると、記録紙1は矢印B方向に搬送されるとともにサーマルヘッド14に所定の電圧が印加され画像を印画する。一色分の画像が印画されると、サーマルヘッド14が退避し、インクシート13が所定位置(次の色のインク先頭位置)まで搬送される。続いて、記録紙1は矢印Bと反対方向に所定の位置まで搬送される。以上の動作により次の色の印刷スタンバイ状態となる。
【0021】以上の印画動作を3回行うことによりフルカラーの画像が記録紙1に印画される。印画動作が終了すると、サーマルヘッド14が退避し、記録紙1はキャプスタンローラ7とピンチローラ8、および排紙ローラ30と排紙ガイド31にガイドされて搬送される。ここで、記録紙1は排紙ガイド31に設けられた突起部31aにより排紙ローラ30に記録紙の搬送方向および垂直方向に角度を持って巻き付けられているために、記録紙1の弾性により排紙ローラ30を通過するまで搬送力が発生しており、排出部32に排出されて印画終了となる。
【0022】以上のように本実施の形態によれば、給紙トレイ3が装置に挿抜される動作により、所定のタイミングにおいて給紙トレイ3と、摩擦部材ホルダ20の回動軸上に配置した解除レバー19が係合することにより、摩擦部材5の給紙ローラ2への圧接を規制することができるため、摩擦部材ホルダを解除させるための駆動源が不要であり、部品点数が少なく、装置の低コスト化、小型化を容易に実現できる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、給紙トレイの動作を利用して摩擦部材ホルダの回動軸と同軸上に配置した解除手段である解除レバーの動作によって、摩擦部材の給紙ローラへの圧接及び解除を規制できるよう構成したことにより、摩擦部材ホルダを解除させるための駆動源が不要であり、部品点数が少なく、装置の低コスト化、小型化を容易に実現できるという優れた効果が得られる。




 

 


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