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発明の名称 電子部品固定済シート
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−180745(P2001−180745A)
公開日 平成13年7月3日(2001.7.3)
出願番号 特願平11−364651
出願日 平成11年12月22日(1999.12.22)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【テーマコード(参考)】
3E067
【Fターム(参考)】
3E067 AA15 AB42 AC04 AC11 BA15A BB02A BC04A CA30 EC06 EC38 FC08 GD10 
発明者 大野 和美 / 久門 雅臣 / 坂田 幹夫 / 神谷 三千治 / 柏尾 真秀 / 嶋本 昌司 / 山根 正治 / 目次 康子
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 シート状基材(2)の長手方向に、電子部品本体(31)から延び出る少なくとも2本のリード線(32)を有する電子部品(3)が複数個並列に固定された電子部品固定済シート(1)であって、前記2本のリード線(32)が前記シート状基材(2)を貫通して固定されていることを特徴とする、電子部品固定済シート。
【請求項2】 前記電子部品(3)が前記シート状基材(2)と略平行に固定されている、請求項1に記載の電子部品固定済シート。
【請求項3】 前記シート状基材(2)を貫通した2本のリード線(32)の先端部(33)がそれぞれ前記シート状基材(2)に略平行な方向に折り曲げられている、請求項1に記載の電子部品固定済シート。
【請求項4】 前記シート状基材(2)を貫通した2本のリード線(32)の先端部(33)が、互いに向かい合うように折り曲げられている、請求項2に記載の電子部品固定済シート。
【請求項5】 前記シート状基材(2)が紙からなる、請求項1から4までのいずれかに記載の電子部品固定済シート。
【請求項6】 前記電子部品(3)がフィルムコンデンサである、請求項1から5までのいずれかに記載の電子部品固定済シート。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品固定済シートに関し、より詳細には、貼着テープを用いずに2本のリード線をシート状基材に固定した電子部品固定済シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、小型コンデンサ、小型スイッチ等のような、本体から2本のリード線32が延び出している比較的小さな電子部品3は、図3に示すように、電子部品固定済シート9として出荷・販売されている。より詳細に説明すると、電子部品本体から延び出る2本のリード線32を挟むようにして貼着テープ5を細長いシート状基材2に貼着することにより、図3に示されるような従来の電子部品固定済シート9には、シート状基材2の長手方向に電子部品3が複数個並列に固定されている。
【0003】そして、このようにしてシート状基材2に固定された電子部品3を使用する際には、図3に示すように、シート状基材2の縁に沿うようにしてリード線32を切断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】切断された後に残される使用済みシート状基材2は廃棄物として取り扱われるが、図3に示すように、使用済みシート状基材2には貼着テープ5との間に、リード線32の一部が金属として残存しているため、そのまま焼却処理できない。焼却処理するためには、一旦使用済みシート状基材2から貼着テープ5を剥離し、さらに貼着テープ5にくっついたリード線32を除去しなければならず、大変手間がかかる。そのまま焼却処理できないことと、この手間を省くという理由のため、使用済みシート状基材2はそのまま産業廃棄物として廃棄されているのが現状である。そのため、廃棄のために高額のコストがかかっているという問題がある。
【0005】また、シート状基材2上にリード線32を固定する際には、裏面に粘着物質を塗布した貼着テープ5をシート状基材2に貼着しているが、この貼着テープ5も電子部品固定済シート9を製造するコストを押し上げている原因の1つになっている。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ、その目的とするところは、貼着テープを不要とすることにより、製造コストを低減させると共に、廃棄処理しやすい電子部品固定済シートを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発明に係る電子部品固定済みシート1は、シート状基材2の長手方向に、電子部品本体31から延び出る少なくとも2本のリード線32を有する電子部品3が複数個並列に固定されており、2本のリード線32がシート状基材2を貫通して固定されていることを特徴とする。
【0008】電子部品3のぐらつきを抑制するためには、電子部品3をシート状基材2と略平行に固定することが好ましい。さらに効果的にこのぐらつきを抑制するためには、シート状基材2を貫通した2本のリード線32の先端部33がそれぞれシート状基材2に略平行な方向に折り曲げられていることが望まれる。
【0009】貼着テープを用いずにできる限り強固に電子部品3をシート状基材2に固定するためには、シート状基材2を貫通した2本のリード線32の先端部33を、互いに向かい合うように折り曲げることが好ましい。
【0010】シート状基材2としては紙が好ましく、電子部品3としては、フィルムコンデンサが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明を詳細に説明する。図1に示すように、電子部品固定済みシート1には、電子部品本体31と、この電子部品本体31から延び出る少なくとも2本のリード線32とを有する複数個の電子部品3が、細長いシート状基材2の長手方向に並列に並べられている。そして、本発明においては、各リード線32はシート状基材2を貫通している。すなわち、リード線32は、シート状基材2の表面21に突き刺されてシート状基材2を貫通し、裏面22から突出している。なお、以下の説明においても、リード線32は、シート状基材2の表面21から突き刺されて裏面22から突出しているとする。
【0012】本発明では、リード線32をシート状基材2に貫通させることによって、電子部品3を基材2に固定している。これにより、従来、電子部品を固定するために用いられていた貼着シートが不要となるため、製造コストを低減させることができる。
【0013】各リード線32がシート状基材2を貫通しているだけでは、例えば、シート状基材2上に電子部品3が垂直に立設されているような電子部品固定済みシート1においては、どうしても電子部品3がシート状基材2上でぐらついてしまう。本発明においては貼着シートを使用せずにこのぐらつきを防止するためには、図1(a)に示すように、電子部品3とシート状基材2とを略平行にして固定することが好ましい。すなわち、表面21側でリード線32をL字状に折り曲げてシート状基材2の表面21に出ているリード線32と、シート状基材2の幅方向とを略同一方向にすることが好ましい。
【0014】また、上記のぐらつきをより効果的に防止するためには、シート状基材2を貫通したリード線32の先端部33が、それぞれシート状基材2に略平行な方向に折り曲げられていることが好ましい。先端部33を折り曲げる方向は特に限定されず、例えば、断面視クランク状、断面視コ字状などを挙げることができるが、貼着テープを用いずにできる限り強固に電子部品3をシート状基材2に固定することが望まれる場合には、図1(b)に示すように、2本のリード線32の両先端部33を互いに向かい合うように折り曲げることが好ましい。このように互いに向かい合うような先端部33を形成する方法としては、図2に示すように、シート状基材2を挟んだ状態で、先端部33を略直角に折り曲げたリード線32をステイプラー4の台座に向けて打ち付ける方法を挙げることができる。
【0015】また、本発明に係る電子部品固定済みシート1に固定された電子部品3を使用する際には、従来と同様、シート状基材2の長手方向の縁に沿ってリード線32を切断するだけでよい。そのため、従来から用いられている自動実装機等に対しても、本発明に係る電子部品固定済みシート1をそのまま使用することができる。この場合、切断後の使用済みシート状基材2には金属からなるリード線32が残存しているが、これらをピンセット等でつまみ上げることにより使用済みシート状基材2から除去すれば、使用済みシート状基材2には金属が残らないため、焼却処分することができる。また、このように、使用済みシート状基材2には貼着テープが貼付されていないため、従来、事実上不可能であった使用済みシート状基材2からリード線32を比較的容易に除去することができる。
【0016】もちろん、電子部品本体31をシート状基材2から離間する方向に引っ張ることにより、シート状基材2を破壊しながら電子部品3を取り出しても良い。この場合、使用済みシート状基材2には何も残らないため、使用済みシート状基材2をそのまま焼却処分することができる。
【0017】なお、図1および図2においては、リード線32の形状は細長い棒状であるが、もちろん、偏平な長板状であってもよい。また、本発明は、好適にはコンデンサおよびスイッチに適用されるが、とりわけ、小型かつ軽量なフィルムコンデンサおよび小型スイッチに適用される。すなわち、具体的な電子部品3の例としては、フィルムコンデンサおよび小型スイッチが挙げられる。
【0018】シート状基材は焼却処分に適することが望まれ、具体的には、紙、硬質プラスチック等が挙げられるが、安価に入手可能であり、リード線32を貫通させやすいという理由から、厚紙を用いることが好ましい。なお、1枚の電子部品固定済みシート1に並列に並べられる電子部品3の数は特に限定されない。
【0019】
【発明の効果】本発明においては、製造コストを押し上げている原因の1つになっている貼着テープを用いずに電子部品3をシート状基材2に固定するため、製造コストを低減させることができる。
【0020】また、貼着テープを使用していないため、金属からなるリード線32を使用済みシート状基材2から除去すれば、使用済みシート状基材2を焼却処分できる。従って、本発明は産業廃棄物の量を減少させることができるため、環境に優しいという優れた利点を有する。
【0021】このように、本発明によれば、貼着テープを不要とすることができ、これにより、製造コストを低減させると共に、廃棄処理しやすい電子部品固定済シートを提供することができる。




 

 


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