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発明の名称 被収納物管理システム及びプログラム記録媒体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−122409(P2001−122409A)
公開日 平成13年5月8日(2001.5.8)
出願番号 特願平11−291193
出願日 平成11年10月13日(1999.10.13)
代理人 【識別番号】100092794
【弁理士】
【氏名又は名称】松田 正道
【テーマコード(参考)】
3F022
5B075
【Fターム(参考)】
3F022 AA11 CC02 FF01 MM08 MM22 MM35 PP04 QQ01 
5B075 MM54
発明者 中野 博仁 / 錦織 義久
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 検索キーワードを入力するキーワード入力手段と、被収納物の内容を記憶する記憶素子を有する複数個の被収納物を収納する収納庫とを備え、前記収納庫は、収納された前記被収納物の収納位置及び前記記憶素子の全部または一部の内容を読み取ることが出来る読み取り手段と、読み取った前記内容の少なくとも一部をデータベースとして利用し、前記キーワード入力手段から入力されたキーワードに対応する前記被収納物を検索する検索手段とを有することを特徴とする被収納物管理システム。
【請求項2】 前記読みとり手段は、前記被収納物の前記位置情報と前記被収納物の内容を前記被収納物に接触することによって読み取ることを特徴とする請求項1記載の被収納物管理システム。
【請求項3】 前記読みとり手段は、前記被収納物の前記位置情報と前記被収納物の内容を前記被収納物に接触しないで読み取ることを特徴とする請求項1または2記載の被収納物管理システム。
【請求項4】 前記読み取り手段は、少なくともレーザー、静電容量、電磁誘導、電磁波の一つ以上を用いて、前記被収納物の前記位置情報と前記被収納物の前記内容を読み取ることを特徴とする請求項3記載の被収納物管理システム。
【請求項5】 前記読みとり手段は、前記被収納物に当接する側に第1の電極を複数個有し、前記被収納物はそれらの第1の電極に対応する側に第2の電極を有し、その第2の電極は前記記憶素子に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の被収納物管理システム。
【請求項6】 前記被収納物の第2の電極の幅は、前記読みとり手段の第1の電極間の幅より大きいことを特徴とする請求項5記載の被収納物管理システム。
【請求項7】 前記検索手段によって特定された被収納物に対し、前記読みとり手段は、前記被収納物の前記記憶素子に前記被収納物に関する情報を書き込むかまたは追加する書き込み手段の一部としても機能することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の被収納物管理システム。
【請求項8】 前記書き込み手段は、無謀なまたは不要な書き込みを禁止することが出来ることを特徴とする請求項7記載の被収納物管理システム。
【請求項9】 前記記憶素子は、クリップまたはシール状になっており、前記被収納物に取り付けることが出来、前記第2の電極もシール状になっており前記被収納物に取り付けることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の被収納物管理システム。
【請求項10】 前記記憶素子は、前記被収納物の少なくとも一部を覆うカバー上に形成され、前記第2の電極も前記カバー上に形成されていることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の被収納物管理システム。
【請求項11】 前記収納庫の第1の電極は、前記被収納物が収納される収納庫の奥面に設けられ、前記被収納物の第2の電極は前記収納庫の奥面と当接する側に設けられ、前記収納庫は奥に向かって下方に傾斜していることを特徴とする請求項5〜10のいずれかに記載の被収納物管理システム。
【請求項12】 前記収納庫の第1の電極は、前記収納庫の底面に設けられ、前記被収納物の第2の電極は、前記第1の電極と当接する側に設けられていることを特徴とする請求項5〜10のいずれかに記載の被収納物管理システム。
【請求項13】 前記キーワード入力手段は、遠隔地にある携帯端末と通信を行い、携帯端末からの情報を前記検索手段に送る通信手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の被収納物管理システム。
【請求項14】 前記被収納物は、CDまたはDVDまたはビデオテープであり、前記収納庫は、前記CDまたは前記DVDまたは前記ビデオテープを収納するラックであることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の被収納物管理システム。
【請求項15】 前記被収納物は、書籍であり、前記収納庫は書架であることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の被収納物管理システム。
【請求項16】 前記記憶素子の中に記憶されている内容は、ISBN(International Standard Book Number:国際標準図書番号)、またはISSN(International Standard Serial number:国際標準逐次刊行物番号)、または雑誌番号または本被収納物管理システムの使用者が定義した識別子を少なくとも一つ以上含み、前記被収納物の検索に用いられることを特徴とする請求項15記載の被収納物管理システム。
【請求項17】 前記内容とは、少なくとも書籍のID及びその他の情報を含み、その他の情報とは、少なくとも図書名または著作者名、または出版社名、または前記被収納物に記載されている情報の一部または全部であり、前記被収納物の検索に用いられることを特徴とする請求項15または16記載の被収納物管理システム。
【請求項18】 請求項1〜17のいずれかに記載の被収納物管理システムの全部または一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするプログラム記録媒体。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被収納物を収納し管理する被収納物管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の被収納物管理システムの例として図書管理システムについて説明する。この図書管理システムは、まず管理の対象となる書籍にICチップを内蔵する。このICチップには書籍を特定するための書籍識別子が記憶されている。さらにICチップにはアンテナが接続され、外部の送受信機と無線で通信が出来るようになっている。ICチップを内蔵した書籍を収納する書架には一定間隔毎に送受信機が設置されており、書籍のICチップと通信する。書架は互いにネットワークによって接続され、コンピュータと接続されている。書架の送受信機は可視表示器を有している。コンピュータは、管理の対象となる書籍に関するデータベースを有している。このデータベースには、図書名、著者名、出版社名、ISBNコード、発行年月日、データベースへの登録年月日、書籍の識別子などが登録される。さらにこのデータベースはキーワードにより書籍を検索することが可能である。
【0003】コンピュータに書籍検索のためのキーワードが入力されると、そのキーワードに該当する書籍がデータベースから検索される。キーワードに該当する書籍は、図書名、著者名、出版社名、ISBNコード、発行年月日、データベースへの登録年月日、書籍の識別子等の情報とともにコンピュータのモニタに表示される。モニタに表示された書籍の中から必要とする書籍を選ぶと、その書籍がどこにあるかが探索される。すなわちコンピュータから選ばれた書籍の書籍識別子と書籍探索命令がネットワークを介して書架に送られる。書籍探索命令を受信した書架は、送受信機を用いて書籍に内蔵されているICチップと通信し、指定された書籍識別子の書籍を探索する。該当する書籍の探索に成功した送受信機は可視表示器を点灯し、書架は探索に成功した送受信機をコンピュータに通知する。コンピュータは探索に成功した送受信機の場所をモニタに表示する。利用者は書架に出向き、可視表示器が点灯している付近で探索している書籍を見つけることが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、書籍を新規に購入した場合や書籍を廃棄した場合などデータベースを随時更新する必要があるという課題がある。書籍を購入した場合にデータベースを更新しなければ、購入した書籍が書架に収納されていても検索することが出来ない。また書籍を廃棄した場合、廃棄した書籍のデータをデータベースから削除しなければ、廃棄した書籍が検索に該当し、あたかも書架に収納されているようにモニタに表示されてしまう。また書籍を新規に購入した場合や書籍を廃棄した場合にいちいちデータベースを更新するのは手間がかかるという課題がある。
【0005】また、書架に収納されている書籍の正確な位置を知ることが出来ないという課題がある。
【0006】本発明は、データベースを随時更新する必要がなく、またはデータベースを更新するのに手間がかからず、または収納されている被収納物の正確な位置を知ることが出来る被収納物管理システムを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決するために、第1の本発明(請求項1に対応)は、検索キーワードを入力するキーワード入力手段と、被収納物の内容を記憶する記憶素子を有する複数個の被収納物を収納する収納庫とを備え、前記収納庫は、収納された前記被収納物の収納位置及び前記記憶素子の全部または一部の内容を読み取ることが出来る読み取り手段と、読み取った前記内容の少なくとも一部をデータベースとして利用し、前記キーワード入力手段から入力されたキーワードに対応する前記被収納物を検索する検索手段とを有することを特徴とする被収納物管理システムである。
【0008】また、第2の本発明(請求項2に対応)は、前記読みとり手段は、前記被収納物の前記位置情報と前記被収納物の内容を前記被収納物に接触することによって読み取ることを特徴とする第1の本発明に記載の被収納物管理システムである。
【0009】また、第3の本発明(請求項3に対応)は、前記読みとり手段は、前記被収納物の前記位置情報と前記被収納物の内容を前記被収納物に接触しないで読み取ることを特徴とする第1または2の本発明に記載の被収納物管理システムである。
【0010】また、第4の本発明(請求項4に対応)は、前記読み取り手段は、少なくともレーザー、静電容量、電磁誘導、電磁波の一つ以上を用いて、前記被収納物の前記位置情報と前記被収納物の前記内容を読み取ることを特徴とする第3の本発明に記載の被収納物管理システムである。
【0011】また、第5の本発明(請求項5に対応)は、前記読みとり手段は、前記被収納物に当接する側に第1の電極を複数個有し、前記被収納物はそれらの第1の電極に対応する側に第2の電極を有し、その第2の電極は前記記憶素子に接続されていることを特徴とする第1または2の本発明に記載の被収納物管理システムである。
【0012】また、第6の本発明(請求項6に対応)は、前記被収納物の第2の電極の幅は、前記読みとり手段の第1の電極間の幅より大きいことを特徴とする第5の本発明に記載の被収納物管理システムである。
【0013】また、第7の本発明(請求項7に対応)は、前記検索手段によって特定された被収納物に対し、前記読みとり手段は、前記被収納物の前記記憶素子に前記被収納物に関する情報を書き込むかまたは追加する書き込み手段の一部としても機能することを特徴とする第1〜6の本発明のいずれかに記載の被収納物管理システムである。
【0014】また、第8の本発明(請求項8に対応)は、前記書き込み手段は、無謀なまたは不要な書き込みを禁止することを特徴とする第7の本発明に記載の被収納物管理システムである。
【0015】また、第9の本発明(請求項9に対応)は、前記記憶素子は、クリップまたはシール状になっており、前記被収納物に取り付けることが出来、前記第2の電極もシール状になっており前記被収納物に取り付けることを特徴とする第5〜8の本発明のいずれかに記載の被収納物管理システムである。
【0016】また、第10の本発明(請求項10に対応)は、前記記憶素子は、前記被収納物の少なくとも一部を覆うカバー上に形成され、前記第2の電極も前記カバー上に形成されていることを特徴とする第5〜8の本発明のいずれかに記載の被収納物管理システムである。
【0017】また、第11の本発明(請求項11に対応)は、前記収納庫の第1の電極は、前記被収納物が収納される収納庫の奥面に設けられ、前記被収納物の第2の電極は前記収納庫の奥面と当接する側に設けられ、前記収納庫は奥に向かって下方に傾斜していることを特徴とする第5〜10の本発明のいずれかに記載の被収納物管理システム。
【0018】また、第12の本発明(請求項12に対応)は、前記収納庫の第1の電極は、前記収納庫の底面に設けられ、前記被収納物の第2の電極は、前記第1の電極と当接する側に設けられていることを特徴とする第5〜10の本発明のいずれかに記載の被収納物管理システムである。
【0019】また、第13の本発明(請求項13に対応)は、前記キーワード入力手段は、遠隔地にある携帯端末と通信を行い、携帯端末からの情報を前記検索手段に送る通信手段とを備えたことを特徴とする第1〜12の本発明のいずれかに記載の被収納物管理システムである。
【0020】また、第14の本発明(請求項14に対応)は、前記被収納物は、CDまたはDVDまたはビデオテープであり、前記収納庫は、前記CDまたは前記DVDまたは前記ビデオテープを収納するラックであることを特徴とする第1〜13の本発明のいずれかに記載の被収納物管理システムである。
【0021】また、第15の本発明(請求項15に対応)は、前記被収納物は、書籍であり、前記収納庫は書架であることを特徴とする第1〜13の本発明のいずれかに記載の被収納物管理システムである。
【0022】また、第16の本発明(請求項16に対応)は、前記記憶素子の中に記憶されている内容は、ISBN(International Standard Book Number:国際標準図書番号)、またはISSN(International Standard Serial number:国際標準逐次刊行物番号)、または雑誌番号または本被収納物管理システムの使用者が定義した識別子を少なくとも一つ以上含み、前記被収納物の検索に用いられることを特徴とする第15の本発明に記載の被収納物管理システムである。
【0023】また、第17の本発明(請求項17に対応)は、前記内容とは、少なくとも書籍のID及びその他の情報を含み、その他の情報とは、少なくとも図書名または著作者名、または出版社名、または前記被収納物に記載されている情報の一部または全部であり、前記被収納物の検索に用いられることを特徴とする第15または16の本発明に記載の被収納物管理システムである。
【0024】また、第18の本発明(請求項18に対応)は、第1〜17の本発明のいずれかに記載の被収納物管理システムの全部または一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするプログラム記録媒体である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0026】(第1の実施の形態)第1の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0027】本実施の形態では、被収納物として書籍を例にとり、収納庫として書架を例にとった場合の被収納物管理システムについて説明する。
【0028】図1に本実施の形態の被収納物管理システムの概略図を示す。
【0029】コンピュータ1は、書架2、書架3とネットワーク接続されており、書架2、書架3と情報のやり取りを行う。また電話回線でインターネットに接続されており、遠隔地にある携帯端末(図示せず)と情報のやり取りを行う手段である。書架2、書架3は、互いにネットワーク接続されており、書籍を収納する手段である。書籍5は、書籍の内部に、図書名、著者名、出版社名、ISBN(International Standard Book Number:国際標準図書番号)、ISSN(International Standard Serial Number:国際標準逐次刊行物番号)、雑誌番号、使用者定義のID、書籍に記載されている内容の一部または全部、書籍に関するコメントなどを含む内容を記憶する書籍内部の記憶素子9を内蔵している。またこの記憶素子9は、しおり情報も記憶する。すなわち書籍にしおりをはさんだ位置と何頁にしおりをはさんだかの情報を記憶する。このようなしおり情報はコンピュータ1によって登録する。また書架2または書架3に収納された場合、接続点対6によって、書架2または書架3に設けられた接続点対4と接触することによって、書籍内部の記憶素子9の内容を書架2、書架3を介して、コンピュータ1とやり取りすることが出来る書籍である。接続点対4は、書架2、書架3に設けられ、書架2、書架3に書籍5が収納された場合、書籍5の接続点対6と接触し、書籍5に内蔵されている記憶素子とコンピュータ1との間でやり取りする情報を伝達する手段である。書架2、書架3の接続点対4は、書架2、書架3の奥面に設けられている。書籍5の接続点対6は、書架2、書架3の接続点対4と当接する側に設けられている。書架2、書架3の底面は、奥に向かって下方に傾斜している。従って、書架2、書架3に書籍5を入れると、書籍5は奥まで滑り、接続点対6と接続点対4は接触することが出来る。また、複数の書籍5が書架2、書架3に収納されるが、そのときの接続点対6の幅は、接続点対4の複数の接続点対間の幅より大きい。すなわち、図6に示すように接続点対6の幅を接続点対4間の幅より大きくしておけば、複数の書籍が同じ接続点対4に接する事態や、書籍5が接続点対4に接することが出来ないという事態を避けることが出来る。
【0030】コンピュータ1は、書架2、書架3に収納されている書籍5の書籍内メモリ10(図2参照)の内容の全部または一部を読み取ることが出来る。読み取った内容は、コンピュータ1の書籍情報記憶装置32(図2参照)に記憶され、データベースとして利用することが出来るので、書籍5が書架2、書架3にない場合でも書籍5に関する情報を調べることが出来る。また、コンピュータ1は、書籍内メモリ10から読み取って書籍情報記憶装置32に記憶しなかった情報の一部をもデータベースとして利用することが出来る。すなわちコンピュータ1は、書籍情報記憶装置32に記憶されている情報と、書籍内メモリ10に記憶されている情報とをデータベースとして利用することが出来る。またコンピュータ1は電話回線7を介してインターネットに接続している。従って利用者が外出中でも携帯端末から、インターネットを介してコンピュータ1と通信することが出来、書籍がすでに購入済みかどうかなどを外出先から調べることが出来る。例えば利用者が本屋に行って、購入したい書籍がすでに購入済みかどうかを携帯端末を用いて調べることが出来る。
【0031】次にこのような被収納物管理システムのブロック図を図2〜4に示す。
【0032】図2は、書籍5の内部に内蔵されている書籍内部の記憶素子9である。書籍内部の記憶素子9は、書籍内メモリ10、入出力制御回路11から構成され、接続点対6に接続されている。
【0033】書籍内部の記憶素子9はICカード等の半導体メモリである。書籍内メモリ10は、前述した内容を記憶する手段である。入出力制御回路11は、書籍内メモリ10に内容を書き込んだり、また書籍内メモリ10の内容を読み込んだりするための制御を行う手段である。書籍内メモリ10の内容のうち図書名、著者名、出版社名、ISBN、ISSN、雑誌番号、書籍5の要約、検索に使用するためのキーワードは、書籍5を出版した出版社で予め書籍内メモリに登録されている。そして利用者はコンピュータ1を用いて、使用者定義のID、書籍に記載されている内容の一部または全部、書籍に関するコメント等を追加登録することが出来る。利用者が追加可能な情報は、これらに限らず、例えば書籍を読んだときの感想や、書籍に記述されている重要なポイント等、任意の情報を登録することが出来る。また書籍に記載されている内容については、OCR(OpticalCharacter Reader;光学的文字読み取り装置)を用いてコンピュータ1に読み込ませた後、書籍内メモリ10に読み取った結果を登録する。このように登録する内容として具体的には、書籍5の目次を書籍内メモリ10に登録したり、書籍内メモリ10の容量が大きい場合には、最大、書籍の内容全てを登録する。また、書籍の所有者は、書籍内メモリ10に情報を追加することを抑制することが出来る。すなわち、書籍内メモリ10には、書籍の所有者のIDとパスワードが登録されており、正しい所有者のIDとパスワードを入力しないと書籍内メモリ10に情報を追加または削除または変更することが出来ない。このようにすれば、図書館で、本実施の形態の被収納物管理システムを利用する際に、不用意にいたずらされることを防止することが出来る。
【0034】書籍5を書架2や書架3に入れると、書籍5の接続点対6と書架2や書架3の接続点対4が接する。接続点対4は多数の接続点対から構成されており、接続点対6は、書籍内部の記憶素子9に接続されており、この接点を通じて、書籍内の情報を取り出すことが出来る。書籍5の接続点対6は上下で2つの接続点が形成されている。これに応じて書架2や書架3の接続点対も上下で2つの接続点が形成されている。接続点対4のどの接続点に書籍が接したかを書架2、書架3は認識することが出来、従って、書籍5が書架2、書架3のうちいずれの書架の何段目の何冊目に収納されているかを知ることが出来る。
【0035】図3は、書架の構造を示すブロック図である。書架2、書架3は、それぞれ接続点対4、入出力制御手段12、書籍検知手段13、書籍検出手段14、ネットワーク入出力制御手段15から構成される。
【0036】接続点対4は、接続点対6と接触することによって、接続点対6から送られてくる情報を入出力制御手段12に伝達し、また、入出力制御手段12から送られてくる情報を接続点対6に伝達する手段である。入出力制御手段12は、書籍検知手段13、書籍検出手段14と接続点対4との間の情報のやりとりの制御を行う手段である。書籍検知手段13は、書架2、書架3に書籍5がおかれたことを検知する手段である。書籍検出手段14は、コンピュータ1から送られてくる検出要求信号18に従って、書籍5を検出する手段である。ネットワーク入出力制御手段15は、ネットワーク8を介して、コンピュータ1側のネットワーク入出力制御手段33と情報のやり取りの中継を行う手段である。変更情報書込手段42は、コンピュータ1から送られてくる変更情報信号39に従って、書籍5の書籍内部の記憶素子9に変更情報を書き込む手段である。変更情報信号39については後述する。書架ID43は、書架に固有に割り当てられた書架識別子を供給する手段である。
【0037】図4は、コンピュータ1の構造を示すブロック図である。コンピュータ1は、検索結果表示手段23、検索結果比較手段24、検索結果一時記憶装置25、検索結果受信手段26、検索キー入力手段27、検索キー送信手段28、書籍情報検索手段29、書籍情報記憶装置制御手段30、書籍情報受信手段31、書籍情報記憶装置32、ネットワーク入出力制御手段33から構成される。
【0038】検索結果表示手段23は、利用者が入力した検索キーに基づいて書籍内メモリ10の内容を用いてあるいは、書籍情報記憶装置32の情報を用いて検索された結果を表示する手段である。検索結果比較手段24は、書籍内部の記憶素子9の書籍内メモリ10の内容に基づいて書架2、書架3に収納されている書籍に対する検索を行った検索結果と、書籍情報記憶装置32に基づいて検索を行った検索結果とを比較し、冗長な部分を削除する手段である。検索結果一時記憶装置25は、書籍内部の記憶素子9の書籍内メモリ10の内容に基づいて書架2、書架3に収納されている書籍に対する検索を行った検索結果を一時記憶するハードディスク装置である。検索結果受信手段26は、書籍内部の記憶素子9の書籍内メモリ10の内容に基づいて書架2、書架3に収納されている書籍に対する検索を行った検索結果信号34を受信する手段である。検索キー入力手段27は、利用者が探している内容の書籍に関する検索キーを入力する手段である。検索キー送信手段28は、検索キー入力手段27で入力された検索キーをネットワーク入出力手段33を介して書架2、書架3に送信する手段である。書籍情報検索手段29は、検索キー入力手段27から入力された検索キーに基づいて、書籍情報記憶装置32に記憶されている書籍情報を検索する手段である。書籍情報記憶装置制御手段30は、書籍情報記憶装置32に書籍内メモリ10の内容を記憶させ、また、書籍情報記憶装置32に記憶されている書籍情報を読み出す手段である。書籍情報受信手段31は、書籍内メモリ10に記憶されている内容をネットワーク入出力手段33を介して受信する手段である。書籍情報記憶装置32は書籍内メモリ10の全部または一部の内容を記憶し、書籍情報記憶装置制御手段30によって書籍情報を読み出される手段である。ネットワーク入出力制御手段33は、検索キーをネットワーク8を介してネットワーク入出力制御手段15に送信し、またネットワーク8を介して検索結果を受信し、また書架2、書架3に書籍がおかれたとき、ネットワーク8を介してその書籍の書籍情報信号を受信する手段である。書籍内情報変更(入力)手段37は、新たに書籍5の書籍内メモリ10に使用者定義のID、書籍に記載されている内容の一部または全部、書籍に関するコメント等を追加登録、削除、変更する手段である。変更情報送信手段38は、書籍内情報変更(入力)手段37で入力された情報を、変更情報信号39として、ネットワーク入出力手段33を介して送信する手段である。
【0039】次にこのような本実施の形態の動作を説明する。
【0040】まず、新たに書籍5を購入した場合の動作を説明する。
【0041】購入した書籍5には予め、書籍内メモリ10の内容のうち図書名、著者名、出版社名、書籍識別子、書籍5の要約、検索に使用するためのキーワードが、書籍5を出版した出版社で予め書籍内メモリに登録されている。なお、本実施の形態の書籍識別子とは、ISBN、ISSN、雑誌番号、書籍を一意に特定出来る使用者定義のIDのいずれかであり、これらを一つだけ用いても構わないし、複数個用いても構わない。所有者のIDとパスワードは必要に応じて予め書籍内情報変更(入力)手段37で入力しておく。書籍識別子または後述する検索キーによって書籍5が特定されると、書籍内情報変更(入力)手段37は、特定された書籍5の書籍内メモリ10に書き込みたい情報を追加登録、削除、変更することが出来る。また書籍内情報変更(入力)手段37が書籍5の書籍内メモリ10に情報を書き込む際に、所有者IDとパスワードが設定されている場合には、所有者IDとパスワードを入力する。この場合、正しい所有者IDとパスワードが入力された場合のみ書籍5に情報を書き込むことが出来る。書籍内情報変更(入力)手段37は、使用者定義のID、書籍5に記載されている内容の一部または全部、書籍5に関するコメント等を追加登録、削除、変更する。書籍5を読んだときの感想や、書籍に記述されている重要なポイント等も必要に応じて登録する。また書籍5に記載されている内容については、OCR(Optical Character Reader;光学的文字読み取り装置)を用いてコンピュータ1に読み込ませた後、書籍内メモリ10に読み取った結果を登録する。OCRを用いて目次や、書籍内メモリ10の容量が大きい場合には、最大、書籍の内容全てを登録する。また利用者が書籍5を読んでいるときに中断した場合など、しおり情報を登録しておけば、次の機会にどこまで読んだかが解る。
【0042】書籍内情報変更(入力)手段37で入力した内容は、変更情報信号39として変更情報送信手段38が、ネットワーク入出力制御手段33を介して、ネットワーク8に送信する。そしてネットワーク入出力制御手段15を介して、変更情報書込手段42が、変更情報信号39を入出力制御手段12に送る。さらに変更情報信号39は、接続点対4から接続点対6に送られ、入出力制御回路11によって書籍内メモリ10に書き込まれる。
【0043】次に書架2、書架3に書籍が収納された場合の動作を説明する。
【0044】書籍検知手段13は、書籍検知信号20を間欠的に入出力制御手段12に送信している。書籍検知信号20は、書籍5が書架2、書架3に収納されることによって接続点対4に新たに接続点対6が接続されたかどうかを入出力制御手段12に検知させる命令である。
【0045】入出力制御手段12は、書籍検知信号20を受け取ると、新たに接続点対4に接続点対6が接続されたかどうかを調べる。接続点対6が新たに接続された場合、書架2、書架3に書籍が新たに置かれたものと認識し、入出力制御手段12は、新たに接続された接続点対から、書籍内部の記憶素子9の書籍情報信号21を取り出す。書籍検知手段13は、入出力制御手段12から書籍情報信号21を受け取り、ネットワーク入出力制御手段15を介して、ネットワーク8に送信する。
【0046】ネットワーク入出力制御手段33は、ネットワーク8を介して、書籍情報信号22を受け取る。書籍情報受信手段31は、ネットワーク入出力制御手段33から書籍情報信号36を受信し、書籍情報記憶装置制御手段30に出力する。書籍情報記憶装置制御手段30は、書籍情報信号36を受け取ると、書籍情報記憶装置32に書籍情報記録要求信号34を送信する。書籍情報記憶装置32は書籍情報記録要求信号34を受信すると、書籍情報信号35を記録する。
【0047】このように書籍内メモリ10の内容の全部または一部をデータベースとしてコンピュータ1に保持することが出来る。
【0048】次に図5と図6のフローチャートを用いて、コンピュータ1から、書籍5を検索する場合の動作を詳細に説明する。図5はコンピュータ1の動作を示すフローチャートであり、図6は書架2、書架3の動作を示すフローチャートである。
【0049】ただしこの検索は、外出先で携帯端末から行うことも可能である。コンピュータ1は電話回線に接続されており、インターネットのプロバイダーに接続することが出来る。
【0050】外出先で使用する携帯端末にはモデムカードまたは内蔵モデムを介して携帯電話またはPHSに接続することが出来る。そして携帯電話またはPHSを利用して、インターネットのプロバイダーのアクセスポイントからインターネットに接続する。携帯端末は、インターネットに接続したあと、Telnetにより、コンピュータ1の端末として機能する。コンピュータ1にログインし、検索結果表示手段23、検索キー入力手段27を遠隔地から操作することが出来る。
【0051】まずS1において、コンピュータ1に格納されている検索プログラムを起動し、S2に進む。もちろん検索プログラムを常時起動しておいても構わない。
【0052】S2において、検索キー入力手段27のGUI(グラフィックスユーザインターフェース)で、キーワード入力欄に検索のためのキーワードを入力し、S3に進む。検索キーはキーボードから入力するか、または、使用可能なキーワードの一覧を「あいうえお」順あるいは「a、b、c」順に表示し、コンピュータ1に接続されているマウスなどのポインティングデバイスで選択する。
【0053】S3において、検索キー送信手段28は、検索キー信号41をネットワーク入出力手段33を介してネットワーク8に送信する。
【0054】S11において、ネットワーク入出力制御手段15は、検索キー信号41を受信するまで待機する。検索キー信号41を受信すると、S12に進む。
【0055】S12において、ネットワーク8に送信された検索キー信号41は、ネットワーク入出力制御手段15を介して検出要求信号18として、書籍検出手段14が受信し、S13に進む。
【0056】S13において、書籍検出手段14は、書架識別子を第1の書架に設定し、第1の書架の検索すべき接続点対4を第1の接続点対に設定し、S14に進む。
【0057】S14において、書籍検出手段14は、設定された書架の設定された接続点対4のn番目の接続点対に書籍が存在するかどうかを調べる。以下設定された接続点対4のn番目の接続点対に書籍が存在するか否かで2通りの動作をする。ただし、nは1以上で設定された書架の接続点対4の接続点対の総数個までの値をとる整数であり、接続点対4の総数個とは、書架の接続点対4のすべての接続点対の個数である。
【0058】設定された書架の接続点対4の現在設定されている接続点対に書籍が存在しない場合は、S19に進む。書籍検出手段14は、S19において次に探索すべき接続点が存在するかどうか調べる。次に探索すべき接続点対が存在する場合は、nをn+1とおく。すなわち接続点対4の次の接続点対を現在の接続点対に設定し、S14に進む。次に探索すべき接続点対が設定された書架には存在しないが、まだ設定していない書架が存在する場合は、nを1とおき、まだ設定されていない書架の書架識別子を設定して、S14に進む。すでに書架を全て設定し終わり、次に探索すべき接続点対が存在しない場合は、S21に進む。書籍検出手段14は検索作業終了信号をコンピュータ1に送信し、S7に進む。
【0059】S14において接続点対に書籍が存在する場合は、S15に進む。書籍検出手段14は、書籍識別子を書籍内メモリから取得する。同時に書籍5の要約、検索に使用するためのキーワード、その他しおり情報などの利用者が登録した内容をも必要に応じて取得する。すなわち書籍検出手段14は、接続点対4の現在の接続点対に接続している書籍5の書籍内部の記憶素子9に書籍情報要求信号16を送信する。入出力制御回路11は、書籍情報要求信号16を受け取り、書籍内メモリから書籍識別子を取り出し、書籍情報信号として書籍検出手段14に送る。さらに書籍検出手段14は、接続点対4の現在設定されている接続点対から書籍がどの書架の何段目の何冊目にあるかを表す書籍位置情報を取得し、S16に進む。
【0060】S16で、書籍検出手段14は、さらに入出力制御回路11からの書籍情報信号17を受け取る。書籍情報信号17には、書籍内メモリ10の内容が送られてくる。この内容を検索キー入力手段27で入力された検索キーで検索して、S17に進む。
【0061】S17では、検索に適合した場合、S18に進む。S18において、書籍検出手段14は、どの書架に書籍が収納されているかを示す書架識別子、書籍識別子、書籍位置情報および検索結果をネットワーク入出力手段15を介して、ネットワーク8に送信し、S19に進む。S17で、検索に適合しなかった場合は、S19に進む。
【0062】以上のようにして書架2、書架3で書籍が検索される。
【0063】ネットワーク入出力制御手段33は、S4において、検索結果を受信する。検索結果を受信していないときは、検索結果を受信するまで、待機する。ネットワーク入出力制御手段33がネットワーク8を介して書架識別子、書籍識別子、書籍位置情報、検索結果を受信すると、S5に進む。
【0064】S5において、検索結果受信手段26は、ネットワーク入出力制御手段33から送られてくる書架識別子、書籍識別子、書籍位置情報、検索結果を入力し、S6に進む。
【0065】S6において、検索結果一時記憶装置25は、書架識別子、書籍識別子、書籍位置情報、検索結果を一時記憶し、S7に進む。
【0066】S7において、ネットワーク入出力制御手段33が書架2、書架3から検索作業終了の信号を受信した場合はS8に進む。ネットワーク入出力制御手段33がまだ検索作業終了の信号を受信していない場合はS4に進む。
【0067】S8において、書籍情報記憶装置制御手段30から書籍情報要求信号33が送られ、書籍情報記憶装置32は、書籍情報信号35を書籍情報記憶装置制御手段30に送り、この情報に基づいて、書籍情報検索手段29は、書籍情報を検索すし、S9に進む。
【0068】S9において、検索結果比較手段24は、書架2、書架3の書籍に対する検索結果と書籍情報記憶装置32に対する検索結果を比較し、同じ書籍が2重に検索された場合はその冗長な部分を削除する。またこのとき、書架2、書架3を検索した場合に検索に適合せず、書籍情報記憶装置32を検索した場合には検索に適合した書籍は、現在書架2、書架3から持ち出されていることが解る。検索結果の冗長な部分を削除したら、S10に進む。
【0069】S10において、検索結果表示手段23は、検索結果を表示する。検索結果としては、書架識別子、書籍識別子、書籍位置情報、検索に適合した書籍が現在書架2、書架3に収納されているかどうかの情報、しおり情報、利用者が書籍内メモリ10に登録された内容などが表示される。
【0070】以上、書籍を検索する場合を詳細に説明した。
【0071】このようにすることによって、書架に収納されている書籍の内容に関する情報検索が出来る。また探したい本が、どの書架の何段目の何冊目にあるかも知ることが出来る。またしおり情報や、利用者が書籍内メモリ10の登録した内容なども知ることができるので、検索した結果、書籍の内容、書籍の何頁にどんな内容が記述されているかまで知ることが出来る。また書架2、書架3に書籍5を収納すると、書籍内メモリ10の内容が書籍情報記憶装置32に転送され、記憶される。また書籍内メモリ10の内容を直接データベースとして検索の対象とする。従って、書架2、書架3に書籍5が収納されるたびに、コンピュータ1が有するデータベースを更新する手間も不要になる。
【0072】なお、本実施の形態の書架5は本発明の被収納物の例であり、本実施の形態の書架2、書架3は本発明の収納庫の例であり、本実施の形態のコンピュータ1は本発明の情報処理装置の例であり、本実施の形態の書籍内部の記憶素子9は本発明の記憶素子の例であり、本実施の形態の接続点対4、入出力制御手段12は本発明の読み取り手段の例であり、本実施の形態の書籍検出手段は本発明の検索手段の例であり、本実施の形態の接続点対4は本発明の第1の電極の例であり、本実施の形態の接続点対6は本発明の第2の電極の例であり、本実施の形態の接続点対4、入出力制御手段12、書籍内情報変更(入力)手段37は、本発明の書き込み手段の例である。
【0073】さらに、書籍5の内容を書籍内メモリ10に登録するのは、利用者が登録するのではなく、書籍を出版した出版社が登録するようにしてもよい。このようにすれば図書を購入し、書架2、書架3に書籍5を収納しさえするだけで、本実施の形態の被収納物管理システムを活用することが出来る。
【0074】さらに、接続点対4を書架2、書架3の底面に設け、接続点対6は接続点対4と当接する側に設けるようにしてもよい。
【0075】さらに、雑誌などのように、表紙、背表紙が薄いなどの理由で、書籍内部に書籍内部の記憶素子9を埋め込む場所がない場合、書籍5専用のカバーを利用すればよい。書籍内部の記憶素子9を埋め込む箇所のない書籍5には、出版社がこのカバーとカバーに取り付ける接続点対6、書籍内部の記憶素子9を付録として添付する。この専用カバーには、書籍内部の記憶素子9を取り付ける箇所があり、また書架2、書架3に収めたときの接続点対4と接続する接続点対6も設けられている。付録付き書籍を購入した利用者は、このような専用カバーにその付録である書籍内部の記憶素子9を取り付け、さらに、そのカバーを書籍5に取り付けることにより、あたかも書籍内部の記憶素子9が予め埋め込まれている書籍と同じように取り扱うことが出来る。このように専用のカバーを書籍に取り付ければ、書籍を廃棄する場合、カバーと接続点対6、書籍内部の記憶素子9は廃棄しないで再利用することが出来る。
【0076】さらに、上記とは別の方法として、予め情報の入っていない書籍内部の記憶素子9を内部に埋め込んであり、接続点対6が形成されている部材を利用してもよい。この部材は、クリップやシールなどのようになっており、書籍6に取り付けることが出来る構造を有する。この部材内部の記憶素子には、利用者自身が情報を書き込むことが出来る。この機能を用いれば、書籍だけでなく、例えばCD、ビデオテープ、DVD等様々なメディアを書籍と同じように一括管理することが出来る。
【0077】さらに、本実施の形態では、書籍に記載されている内容については、OCRを用いてコンピュータ1に読み込ませた後、書籍内メモリ10に読み取った結果を登録するとして説明したが、これに限らない。書籍に記載されている内容をキーボードを用いてコンピュータ1に入力した後、書籍内メモリ10に入力した結果を登録しても構わない。
【0078】さらに、本実施の形態では、購入した書籍5には予め、書籍内メモリ10の内容のうち図書名、著者名、出版社名、書籍識別子、書籍5の要約、検索に使用するためのキーワードが書籍5を出版した出版社で予め書籍内メモリに登録されているとして説明したが、これに限らない。図書名、著者名、出版社名、書籍識別子、書籍5の要約、検索に使用するためのキーワードを書籍内情報変更(入力)手段37から入力して、書籍内メモリ10に書き込んでも構わない。
【0079】さらに、本実施の形態では、コンピュータ1は電話回線に接続されているとしたが、これに限らず専用回線に接続されていてもよく、要するにインターネットに接続できさえすればよい。
【0080】さらに、本実施の形態では書架の個数は書架2、書架3の2台であるとして説明したがこれに限らず3台、4台等、要するに任意の台数を使用することが出来る。
【0081】さらに、本実施の形態のコンピュータ1は検索結果一時記憶装置25と書籍情報記憶装置32が別々の装置であるとして説明したが、1台のハードディスクで検索結果一時記憶装置25と書籍内情報記憶装置32の機能を実現しても構わない。
【0082】さらに、本実施の形態のコンピュータ1を構成する検索結果一時記憶装置25は、ハードディスク装置であるとして説明したが、これに限らず、メモリ、テープ媒体、光磁気ディスクなど、要するに情報を記憶することが出来る装置でありさえすればよい。
【0083】さらに、本実施の形態のコンピュータ1を構成する書籍情報記憶装置32は、ハードディスク装置であるとして説明したが、これに限らず、メモリ、テープ媒体、光磁気ディスクなど、要するに情報を記憶することが出来る装置でありさえすればよい。
【0084】さらに、本実施の形態のネットワーク8は、有線によるネットワークでも構わないし、無線によるネットワークでも構わない。
【0085】さらに、本発明の読み取り手段は、上述した実施の形態における第1の電極に第2の電極と接触することによって、収納された被収納物の収納位置及び前記記憶素子の全部または一部の内容を読み取るとして説明したがこれに限らない。非接触に情報をやるとりするものでも構わない。例えば少なくともレーザーまたは静電容量または電磁誘導または電磁波の一つ以上を用いて、被収納物の位置情報と被収納物の内容を読み取ることが出来る。レーザーを用いる場合には、レーザーの反射を利用して非収納物の位置を特定することが出来、またレーザーを変調することによってデータのやりとりが出来る。また電磁誘導を用いても被収納物の位置の特定と情報の読み取りを行うことが出来る。また静電容量を用いて被収納物の位置の特定を行い、レーザーを用いてデータの読み取りを行うことも出来る。要するに本発明の読み取り手段は、被収納物に記憶されている情報を読み取り、被収納物の位置の特定が出来さえすればよい。
【0086】さらに、本実施の形態の所有者のIDは、例えば電子メールID、自動者運転免許の番号、電話番号、所有者が独自に定義したIDなど要するに所有者を識別できるような所有者のIDでありさえすればよい。
【0087】さらに、本発明の携帯端末は、上述した実施の形態におけるモデムカードまたは内蔵モデムを介して携帯電話に接続し、プロバイダーのアクセスポイントからインターネットに接続することによって検索を行うものに限らない。インターネットを介さずに電話回線で直接コンピュータ1に接続し、検索を行っても構わない。また、LANでコンピュータ1に接続し、検索をおこなっても構わない。要するに、携帯端末とコンピュータ1とのデータのやりとりはどのような通信方法を用いても構わない。
【0088】さらに、本発明のキーワード入力手段は、上述した実施の形態における検索キー入力手段27のようにGUIを持つものに限らない。GUIを持たない、キャラクター端末であっても構わない。要するにキーワードを入力できるものでありさえすればよい。
【0089】さらに、本発明の被収納物管理システムの全部または一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータのプログラムによってソフトウェア的に実現しても構わないし、ハードウェアによって実現しても構わない。
【0090】さらに、本発明の被収納物管理システムの各構成要素の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするプログラム記録媒体も本発明に属する。
【0091】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなように、本発明は、データベースを随時更新する必要がなく、またはデータベースを更新するのに手間がかからず、または収納されている被収納物の正確な位置を知ることが出来る被収納物管理システムを提供することが出来る。




 

 


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