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発明の名称 印刷媒体整合機構
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−88985(P2001−88985A)
公開日 平成13年4月3日(2001.4.3)
出願番号 特願平11−268626
出願日 平成11年9月22日(1999.9.22)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【テーマコード(参考)】
3F101
3F102
【Fターム(参考)】
3F101 FA01 FC01 FC12 FC16 LA01 LB03 
3F102 AA07 AA08 AB01 BA02 BB04 DA02
発明者 二宮 信久
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】印刷媒体を搬送する搬送経路と、前記印刷媒体の搬送を行う搬送ローラとを備え、前記搬送経路の少なくとも一方の側部に複数の斜行補正基準面を設けたことを特徴とする印刷媒体整合機構。
【請求項2】前記複数の斜行補正基準面が階段形状であることを特徴とする請求項1記載の印刷媒体整合機構。
【請求項3】前記複数の斜行補正基準面が溝形状であることを特徴とする請求項1記載の印刷媒体整合機構。
【請求項4】前記複数の斜行補正基準面の上方に、前記印刷媒体が搬送可能な経路幅を制限する経路幅制限部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の印刷媒体整合機構。
【請求項5】前記斜行補正基準面は、給紙口側において外方へ拡開していることを特徴とする請求項1記載の印刷媒体整合機構。
【請求項6】前記搬送ローラが球体または紡錘形状体から成ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の印刷媒体整合機構。
【請求項7】前記搬送経路が、両面印字装置の搬送経路であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の印刷媒体整合機構。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置における印刷媒体整合機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置は、一般の複写機によく用いられており、近年ではカラー画像形成装置が普及している。以下に、カラー画像を出力可能な画像形成装置、特に感光体上にレーザビーム等で形成された潜像を、各色の現像器で現像し、これら感光体上に形成された各色画像を一旦中間転写体に重ねて保持し、中間転写体上の合成画像を一括して用紙に転写する、いわゆる中間転写体方式の従来の画像形成装置について説明する。
【0003】図1は従来の画像形成装置の構成図である。1は画像形成装置、2はレーザユニットであり、内部にレーザ発振器やポリゴンミラーあるいはレンズ等が設けられている。3は表面に光導電層を有する感光体ドラムであり、その周囲には感光体を一様に帯電させるための帯電器14および静電潜像を顕像化するための現像器4が設けられている。5は現像ローラ、19はトナーである。現像器4はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つの色に対応するよう4個設けられている。6は中間転写体ベルトであり、第1転写ローラ7の作用により、感光体ドラム3と接するようになっている。8は第2転写ローラであり、中間転写体ベルト6に対向している。15はクリーニング部材、9は定着器である。
【0004】以上の構成からなる画像形成装置の通常の印字手順は次のようになっている。用紙供給用のカセット10から用紙13が供給され、用紙を搬送するためのレジストローラ16に用紙13の端部が挟まれた位置で用紙13は停止する。レーザユニット2により画像信号に応じた光を発射し、感光体ドラム3上に静電潜像を生成させる。先ず、イエロートナーの入ったイエロー現像器4で現像を行なう。つぎに感光体ドラム3上の可視画像を中間転写体ベルト6に転写する。これをマゼンダ、シアン、ブラックについて同様に行ない、中間転写体ベルト6上に各色の画像を重ね合わせる。
【0005】つぎに、中間転写体ベルト6上の画像が用紙上の適切な位置に形成されるように用紙をレジストローラ16からタイミングを合わせ送出する。用紙13が第2転写ローラ8を通過する間、転写バイアスを印加し用紙13上に中間転写体ベルト6上のトナーを転写し可視画像を形成する。用紙13が定着器9を通過するときに、定着器9の加熱ローラによりトナーを加熱し、画像は用紙13に定着され画像形成装置1の排紙口133から天面部排紙トレイ12へ排紙され印字が終了する。以上が、片面印字モードにおける動作である。
【0006】一方、近年の画像形成装置では、両面印字に対する要求が高く、オプションとして両面印字装置を持つ製品が多い。この両面印字装置をオプションに持つ画像形成装置では、一面に画像を形成した用紙をそのまま排出するのではなく、用紙の搬送方向を切り替え裏返しにして印字部に再度供給できる搬送方向反転機構があり、両面への印字が終わった段階で排紙する機能を備えている。
【0007】以下では図1,図5の概略構成図をもとに両面印字モードについて説明する。図5(a)は従来の画像形成装置の印刷媒体整合機構の平面図、図5(b)は同断面図である。一面の画像形成においては片面印字モードと同様に、定着器9の加熱ローラにより画像が定着された用紙13は画像形成装置1の排紙口133まで搬送される。レバー17を通過するまでは片面印字モードと全く同一である。次に用紙13がレバー17を通過したか否かはフォトインタラプタで用紙13の後端を検知し判断する。用紙13の後端がレバー17を通過すると、画像形成装置1の排紙口133にある搬送ローラ18は、用紙の後端を挟持した状態で回転を停止する。次にレバー17が画像形成装置1の搬送ローラ18で挟持した用紙13を両面印字装置22に導く回転位置になり、搬送ローラ18が天面部排紙トレイ12への排紙時と逆方向へ回転することにより、再び用紙13は画像形成装置1内に引き込まれ、両面印字装置22に延びる経路に導かれる。
【0008】用紙13は両面印字装置22内を搬送ローラ20,21により搬送される。この搬送経路上に、図5に示す用紙整合機構部24が存在する。図5において、この搬送ローラ20は、用紙13を幅方向Wの基準側面23へ補正移動させるような搬送方向に対する傾きをもって回転している。これにより搬送方向に対して左右いずれかに偏って進入あるいは斜行して進入してきた用紙13は、この用紙搬送経路内の搬送ローラ20によって、基準側面23に用紙側面を押し当てるかたちで整合されながら搬送される。そして、再びレジストローラ16に搬送され、レジストローラ16に用紙端部が挟まれた位置で用紙13は停止する。以降、片面印字モードでの動作と同様にして、用紙13の裏面に画像が転写及び定着され、画像形成装置1の排紙口133から天面部排紙トレイ12へ排紙されて両面印字が終了する。以上が、両面印字モードにおける動作である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置は、搬送経路内の搬送する用紙サイズに関係なく同一側面を基準として整合がなされていたため、画像形成装置全体として、搬送方向に対して基準側面側と反対側とでの搬送ローラ摩耗度が相違し、その結果、用紙送りにトラブルが生じやすいものであった。
【0010】そこで本発明は、搬送ローラの両側での摩耗度のバランスを均一にできる印刷媒体整合機構を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明の印刷媒体整合機構は、印刷媒体を搬送する搬送経路と、前記印刷媒体の搬送を行う搬送手段とを備え、前記搬送経路の少なくとも一方の側部に複数の斜行補正基準面を設けたことを特徴とする。
【0012】この構成により、搬送手段の両側での摩耗度のバランスを均一にできる安価な印刷媒体整合機構を実現する。
【0013】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、印刷媒体を搬送する搬送経路と、前記印刷媒体の搬送を行う搬送ローラとを備え、前記搬送経路の少なくとも一方の側部に複数の斜行補正基準面を設けたことを特徴とする印刷媒体整合機構である。
【0014】請求項2に記載の発明は、前記複数の斜行補正基準面が階段形状であることを特徴とする請求項1記載の印刷媒体整合機構である。
【0015】請求項3に記載の発明は、前記複数の斜行補正基準面が溝形状であることを特徴とする請求項1記載の印刷媒体整合機構である。
【0016】請求項1〜3の発明によれば、複数の斜行補正基準面により、印刷媒体の横幅毎に対応する斜行補正基準位置をかえることで、搬送経路中央または中央付近を印刷媒体搬送における基準とし、搬送手段の両側での摩耗度のバランスを均一とする安価な印刷媒体整合機構を実現できる。
【0017】請求項4に記載の発明は、前記複数の斜行補正基準面の上方に、前記印刷媒体が搬送可能な経路幅を制限する経路幅制限部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の印刷媒体整合機構である。
【0018】この構成により、印刷媒体の反りや撓みの影響による誤動作を防止し、印刷媒体の横幅毎に対応する斜行補正基準位置での安定した整合機構を実現できる。
【0019】請求項5に記載の発明は、前記斜行補正基準面は、給紙口側において外方へ拡開していることを特徴とする請求項1記載の印刷媒体整合機構である。
【0020】この構成により、印刷媒体を斜行補正基準位置へスムーズに案内できる。
【0021】請求項6に記載の発明は、前記搬送ローラが球体または紡錘形状体から成ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の印刷媒体整合機構である。
【0022】この構成により、印刷媒体の回転または経路幅方向への移動または搬送方向への移動に対する摩擦力を小さくし、スムーズな整合機構を実現できる。
【0023】請求項7に記載の発明は、前記搬送経路が、両面印字装置の搬送経路であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の印刷媒体整合機構である。
【0024】この構成により、両面印字装置の搬送経路において、請求項1〜6の発明を実現する。
【0025】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における画像形成装置の構成図、図2(a)は同画像形成装置の印刷媒体整合機構の平面図、図2(b)は同画像形成装置の印刷媒体整合機構の断面図である。なお図1に示す画像形成装置の構成については、従来例と同じである。また各図において、従来の技術の説明した要素と同一要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0026】図2(a)、(b)において、用紙13の搬送経路の片側には斜行補正基準面部32が設けられている。斜行補正基準面部32は階段状であって、用紙13の幅方向に複数の斜行補正基準面28を有している。またその上方には、経路幅制限部材27が配設されている。経路幅制限部材27は、弾性変形可能なシートから成っており、用紙13の搬送可能な経路幅を制限する。経路幅制限部材としては、用紙との摩擦係数の小さなものが望ましく、ローラ等も適用できる。
【0027】図2(a)に示すように、斜行補正基準面28は、給紙口部26側において緩やかに外方へわん曲して拡開している。搬送ローラ20Aは球体であって、その回転軸心線Kは用紙13の搬送方向に対して斜交しており、これにより用紙13を斜行補正基準面28へ押し付ける。なお搬送ローラとしては、紡錘形状体のものなども適用できる。
【0028】次に動作を説明する。図1において両面印字モード中に排紙口133でスイッチバックされた用紙13は、両面印字装置22の給紙口25より搬入される。その後、図2に示す用紙整合機構部24Aへ搬送され、給紙口部26において経路幅制限部材27により搬入される用紙13の幅サイズに対応したひとつの斜行補正基準面28が選択される。そして、搬送ローラ20A,21によりF方向へ移動する。この時、搬送ローラ20Aは、用紙13を幅方向Wの斜行補正基準面28へ補正移動させるように回転している。これにより搬送方向に対して左右いずれかに偏って進入あるいは斜行して進入してきた用紙13は、この用紙整合機構部24Aの搬送ローラ20Aによって、斜行補正基準面28に用紙側面を押し当てるかたちで整合されながら搬送される。ここで、搬送ローラ20Aが球形状であることにより、用紙の回転または経路幅方向Wへの移動または搬送方向Fへの移動に対する摩擦力が小さくなり、スムーズな整合機構が行える。この様にして、用紙整合機構部24Aを通過した用紙13は、両面印字装置22の排紙口29より排出され、再びレジストローラ16に搬送される。
【0029】(実施の形態2)図3(a)は本発明の実施の形態2における画像形成装置の印刷媒体整合機構の平面図、図3(b)は同断面図である。
【0030】本実施の形態2では、斜行補正基準面部32は用紙13の搬送経路の両側に設けられている。この構成において両面印字モード中に排紙口133でスイッチバックされた用紙13は、両面印字装置22の給紙口25より搬入される。その後、図3に示す用紙整合機構部24Bへ搬送され、給紙口部26において経路幅制限部材27により搬入される用紙13の幅サイズに対応した一組の斜行補正基準面28が選択される。そして、用紙13が搬送ローラ20Aにより用紙整合機構部24BをF方向へ移動するに伴い、搬送方向に対して左右いずれかに偏って進入あるいは斜行して進入してきた用紙13は、選択された一組の斜行補正基準面28に経路制限されるかたちで整合されながら搬送される。ここで、搬送ローラ20Aが球体であることにより、用紙13の回転または経路幅方向への移動に対する摩擦力が小さくなり、スムーズな整合機構が行える。この様にして、用紙整合機構部24Bを通過した用紙13は、両面印字装置22の排紙口29より排出され、再びレジストローラ16に搬送される。
【0031】(実施の形態3)図4(a),(b)は、本発明の実施の形態3における画像形成装置の印刷媒体整合機構の断面図であって、図4(a)は斜行補正基準面部32が片側だけの場合、図4(b)は両側の場合である。
【0032】斜行補正基準面部32の上面には溝33が形成されて、斜行補正基準面28が形成されている。したがってこのものも、実施の形態1、2と同様の作用効果が得られる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、印刷媒体整合機構を専用の整合用モータを使用せず、安価に印刷媒体搬送時における基準を搬送経路中央または中央付近にすることができ、画像形成装置全体として危惧されていた基準側面側と反対側とでの搬送ローラ摩耗度の相違を解消できる。




 

 


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