米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 包装;運搬 -> 松下電器産業株式会社

発明の名称 コンベアー及びこれを用いた加熱炉
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−88930(P2001−88930A)
公開日 平成13年4月3日(2001.4.3)
出願番号 特願平11−265628
出願日 平成11年9月20日(1999.9.20)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【テーマコード(参考)】
3F033
4K050
【Fターム(参考)】
3F033 BB17 BC03 BC04 GA06 GB06 GB08 GC08 GE08 
4K050 AA02 AA04 CF06 CF16 CG05
発明者 横山 暢人 / 森 昭道 / 長池 勝
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 搬送対象物を支持する支持部材を所定間隔で配置した2列の支持部材列を互いに対向させてそれぞれ一方の支持部材列と他方の支持部材列を構成し、前記一方の支持部材列と他方の支持部材列のそれぞれの支持部材列において、互いに隣接する支持部材で前記搬送対象物のそれぞれ一端及び他端を支持するとともに、前記一方の支持部材列と他方の支持部材列とを相対位置関係を維持した状態で無端垂直循環させ、前記搬送対象物を支持、搬送する搬送側と、前記搬送対象物の取出し後返送側としてそれぞれ走行させる構成としたコンベアー。
【請求項2】 支持部材を、回転駆動力が与えられるローラーとし、前記ローラーが一方のローラー列と他方のローラー列をそれぞれ形成する構成とした請求項1記載のコンベアー。
【請求項3】 支持部材が、回転可能なローラーであり、前記ローラーが一方のローラー列と他方のローラー列とを構成するとともに、前記一方のローラー列及び他方のローラー列は、回転駆動力が与えられる駆動ローラーと、自由回転可能に支持された従動ローラーとが交互に配置された構成を有する請求項1記載のコンベアー。
【請求項4】 支持部材を自由回転可能に支持されたローラー、または回転しない固定のローラーとした請求項1記載のコンベアー。
【請求項5】 支持部材を構成する材料をセラミックスとした請求項1記載のコンベアー。
【請求項6】 ローラーを構成する材料をセラミックスとした請求項2から5のいずれかに記載のコンベアー。
【請求項7】 断熱材で囲まれた加熱空間に加熱手段を配置するとともに、請求項1から6のいずれかに記載のコンベアーを用い、その搬送側が前記加熱空間内を通過する構成とした加熱炉。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は搬送対象物品を搬送するコンベアーおよびこのコンベアーを用いた加熱炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の搬送対象物品を回転させながら搬送する循環ローラー方式のコンベアーを用いた加熱炉81の概略断面図を示しており、搬送対象物80を全長に亘って保持し、かつ回転させる金属製ローラー52の一端52aに金属製シャフト53の一端が挿入され同軸に保ち連結固定されている。そのシャフト53の外周に前記ローラー52に回転力を伝達するスプロケット54が固定され、そのスプロケット54を回転駆動する回転用チェーン59が図示しないモーターにより走行駆動されている。シャフト53の中間部は軸受け55で回転自在に支持され、シャフト53の端部はすべり軸受け58を有するブロック57に回転自在に支持されている。このブロック57は搬送用チェーン56に連結され、ローラー52、シャフト53、スプロケット54などとともに、循環移動させられる。ローラー52の他端52bには金属製シャフト61の一端が挿入され同軸に保ち連結固定されている。そのシャフト61の中間部は軸受け62で回転自在に支持され、シャフト61の他端はすべり軸受け65を有するブロック64に回転自在に支持されている。このブロック64は搬送用チェーン63に連結され、ローラー52、シャフト61などとともに、循環移動させられる。搬送用チェーン56、63と軸受け55、62は受け60、66、と67、68で支持されこれら受け60、66、67、68は架台71に固定されている。そして前記搬送対象物80を加熱する加熱手段69と断熱材70はローラー52を挟み上下に配置され、架台71に固定されている。また前記ローラー52は、その両端でシャフト53、61と溶接等の十分な剛性を持った連結固定により支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】循環ローラー方式のコンベアーを用いた加熱炉では、図5に示すように循環ローラーコンベアーの搬送側が通過する炉内加熱側bで搬送対象物80を加熱する過程において金属製ローラー52も同時に加熱され高温になる。しかし循環ローラーの返送側aでは炉外の周囲雰囲気によって前記ローラーが冷却されてしまい、冷却されたローラー52を再度加熱炉81内で加熱することになるため多大なエネルギーが必要である。また、ローラー52は加熱されることにより熱変形を起こし、曲がりなどを生じて搬送対象物80の搬送が困難になるという課題がある。
【0004】本発明は、搬送対象物を回転させながら搬送することが可能なローラーコンベアーを提供するとともに、このローラーコンベアーを用いた加熱炉において、熱効率を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するために、本発明の第1の発明のコンベアーは、搬送対象物を支持する支持部材を所定間隔で配置した2列の支持部材列を互いに対向させてそれぞれ一方の支持部材列と他方の支持部材列を構成し、前記一方の支持部材列と他方の支持部材列のそれぞれの支持部材列において、互いに隣接する支持部材で前記搬送対象物のそれぞれ一端及び他端を支持するとともに、前記一方の支持部材列と他方の支持部材列とを相対位置関係を維持した状態で無端垂直循環させ、前記搬送対象を支持、搬送する搬送側と、前記搬送対象物の取出し後返送側としてそれぞれ走行させる構成としたものである。
【0006】この構成により支持部材の熱容量が小さくできることとなり、熱効率の良好なコンベアーが実現できる。
【0007】また、本発明のコンベアーは、上記第1の発明の構成において、支持部材を、回転駆動力が与えられるローラーとし、前記ローラーが一方のローラー列と他方のローラー列をそれぞれ形成する構成としたものである。
【0008】これにより、搬送対象物を回転させながら搬送することが可能となる。
【0009】また、本発明のコンベアーは、上記第1の発明の構成において、支持部材が、回転可能なローラーであり、前記ローラーが一方のローラー列と他方のローラー列とを構成するとともに、前記一方のローラー列及び他方のローラー列は、回転駆動力が与えられる駆動ローラーと、自由回転可能に支持された従動ローラーとが交互に配置された構成を有するものである。
【0010】これにより、精密な回転が不要な場合はより安価にコンベアーを構成することができる。
【0011】また、本発明のコンベアーは、上記第1の発明の構成において、支持部材を自由回転可能に支持されたローラー、または回転しない固定のローラーとしたものである。
【0012】これにより、回転伝達が不要な場合は、さらに安価でかつシンプルにコンベアーを構成することができる。
【0013】また、本発明は、上記各構成において、支持部材、或いは支持部材としてのローラーを構成する材料をセラミックスとしたものであり、これにより耐摩耗性を向上できるとともに、支持部材の熱容量をさらに小さくできるため、熱効率のさらに良好なコンベアーが実現できる。
【0014】また、本発明の第2の発明の加熱炉は、断熱材で囲まれた加熱空間に加熱手段を配置するとともに、上記各構成のコンベアーを用い、その搬送側が前記加熱空間内を通過する構成としたものである。
【0015】これにより、熱効率の良好な加熱炉が実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、図1から図3を用いて説明する。
【0017】図1は、搬送対象物を支持、搬送する搬送側と、搬送物を取出し後、垂直循環して返送される返送側とからなるローラーコンベアーの搬送側概略断面図を示すもので、搬送対象物80の一端80aと接触してこれを支持し、かつ図示しない駆動源より駆動力が伝達されて回転する駆動ローラー11と、その駆動ローラー11に対向して対をなし前記搬送対象物80の他端80bを支持し、かつ図示しない駆動源より駆動力が伝達されて回転する駆動ローラー21とによって構成されている。駆動ローラー11、21には駆動ローラー11、21に回転力を伝達するスプロケット12、22が固定され、そのスプロケット12、22に回転用チェーン17、27から駆動力が伝達され駆動ローラー11、21が回転する。
【0018】駆動ローラー11は搬送対象物80の搬送方向に沿って複数個配置されて一方のローラー列を構成し、駆動ローラー21も同様に一方のローラー列に平行して配置され、他方のローラー列を構成している。
【0019】ここで、搬送対象物80の一端80a近傍の、図1におけるA方向部分矢視、B−B部分断面矢視、及びC−C部分断面矢視を図2に示す。図2に示す様に、一端80aは駆動ローラー11、及びこの駆動ローラー11に隣接する駆動ローラー11aの中間に位置し、駆動ローラー11、及び11aにより斜め下方より支持され、走行するチェーン17と係合するスプロケット12と一体となった駆動ローラー11の回転により、一端80aは駆動ローラー11と逆方向に回転させられることになる。
【0020】同様に他端80bもチェーン27、スプロケット22、駆動ローラー21を介して駆動ローラー21と逆方向に回転させられることになる。
【0021】駆動ローラー11、21はベアリング13、23を介して回転自在に支持され、ベアリング13、23の外周面はハウジング14、24により保持されている。ハウジング14、24は搬送用チェーン15、25に連結され、駆動ローラー11、21は一端80a側及び他端80b側のそれぞれが同期して一体となった状態で搬送用チェーン15、25の走行により受け16、26に案内支持されながら搬送される。この構成では、搬送対象物80は一端80a側及び他端80b側のみで支持されるため、従来のような搬送対象物80の全長に亘って保持している金属製ローラーに比べ熱容量が小さく、ローラーの熱容量を大幅に低減できる。
【0022】なお、精密な回転伝達が不要な場合は駆動ローラー11、21と、それらのローラーに隣接して駆動ローラー11、21とともに斜め下方より一端80a、他端80bを支持する自由回転可能に支持された従動ローラーを駆動ローラー11a、21a(図示せず)に代え、駆動ローラー11、21と交互に配置した構成とすることによりローラーコンベアーをより安価に構成できる。
【0023】また、回転伝達が不要な場合は駆動ローラー11、21を駆動力を与えない自由回転可能に支持されたローラーあるいは、回転しない固定のローラー等の支持部材とすることによりコンベアーをさらに安価でかつシンプルに構成できる。なお、その場合には搬送対象物80の支持部材はローラーのような形状である必要はなく、平板やその他異形の形状の部材でもよい。
【0024】さらに、前記駆動ローラー11、21、従動ローラーまたは固定ローラーをセラミックスで製作することにより、耐摩耗性を向上できるとともに、ローラーの熱容量をさらに小さくできるため熱効率のさらに良好なローラーコンベアーとすることができる。
【0025】図3は、上記ローラーコンベアーを用いた加熱炉81の概略断面構造を示し、43は加熱手段であり44は断熱材であり45は架台である。加熱炉81の加熱手段43としては、ガスバーナー、ニクロム線、赤外線加熱器などを用い、その加熱手段43を断熱材44で囲まれる加熱空間83に配置し、ローラーコンベアーは加熱空間83に配置され加熱炉本体82を構成する。そして、炉内加熱側Bに位置するローラーコンベアーの搬送側では搬送対象物80を加熱する過程において駆動ローラー11、21も同時に加熱され高温になる。リターン側Aに位置するローラーの返送側では周囲雰囲気によって駆動ローラー11、21が冷却され炉内加熱側Bで再度加熱されることになるが、駆動ローラー11、21は従来のような搬送対象物80全長に亘って保持している金属製ローラーに比べ熱容量が小さいため熱効率が向上し熱ロスを低減できるという効果を奏する。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、搬送対象物の一端及び他端を支持する2列の支持部材列を互いに対向させて、一方の支持部材列と他方の支持部材列とを相対位置関係を維持した状態で一体的に無端垂直循環させる構成とすることにより支持部材の熱変形と熱容量を低減できる。
【0027】また、支持部材を、回転駆動力が与えられるローラーとしたことにより搬送対象物を回転させながら搬送することが可能になる。
【0028】また、回転駆動力があたえられる駆動ローラーと自由回転可能に支持された従動ローラーとを交互に配置させる構成とすることにより、コンベアーをより安価に提供できる。
【0029】また、ローラーを自由回転可能に支持されたローラーあるいは、回転しない固定のローラー構成とすることにより、コンベアーをさらに安価に提供できる。
【0030】また、支持部材、或いは支持部材としてのローラーの材料をセラミックスとする構成では、耐摩耗性を向上できるとともに、支持部材又はローラーの熱容量をさらに小さくできるため熱効率のさらに良好なコンベアーが実現できる。
【0031】また、本発明によれば、上記コンベアーを用いることにより、加熱効率が向上し、かつ、熱ロスが非常に少ない加熱炉を実現することが可能になる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013