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発明の名称 緩衝包装材
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−19042(P2001−19042A)
公開日 平成13年1月23日(2001.1.23)
出願番号 特願平11−196130
出願日 平成11年7月9日(1999.7.9)
代理人 【識別番号】100112128
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 光威
【テーマコード(参考)】
3E067
【Fターム(参考)】
3E067 AA12 AB61 AB94 AC04 AC11 BB02A BC06A EC32 FA01 FC01 GD03 
発明者 坪田 利幸 / 阿久根 良尋
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 略長方形の段ボール材を複数の折り曲げ部で折り曲げて四角筒状とし、一面に複数のスリット穴を有する底面緩衝材と、四辺に切り欠きを有する略長方形の段ボール材を中央部でコの字状に折り曲げ、その折り曲げ部に板状製品を収納する矩形状の開口部を有し、両端部に設けた突起部を前記底面緩衝材のスリット穴に挿入して自立させた複数の仕切り板と、略長方形の段ボール材を複数の折り曲げ部で折り曲げて四角筒状とし、一面に複数のスリット穴を有し、そのスリット穴に前記仕切り板の側部に設けた突起部を挿入して取りつけた複数の側面緩衝材と、略長方形の段ボール材をコの字状に折り曲げて前記仕切り板の正面部と背面部とに配置し、前記側面緩衝材とそれぞれ係合させて取りつけた複数の正面緩衝材と、略長方形の段ボール材を複数の折り曲げ部で折り曲げ、前記仕切り板間に板状製品を収納した後上部を押さえる天板と、前記底面緩衝材、仕切り板、側面緩衝材、正面緩衝材及び天板を組み合わせた梱包体を収納する段ボール材の外装箱とからなることを特徴とする緩衝包装材。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字および画像を表示する液晶表示モジュールなどの板状製品を包装する緩衝包装材に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン、ワープロの表示部として用いられる液晶表示モジュールは、製造工場からパソコン、ワープロなどに組み込むための組立工場に輸送されたり、保管されたりするが、これらに際して、液晶表示モジュールを外力などから保護するために工業的な包装が行われる。液晶表示モジュールは衝撃に対して割れやすく、曲がりや断線に対して弱いという性質がある。このため、包装には十分な保護対策が必要である。
【0003】一方、液晶表示モジュールは大画面化と薄型、軽量化が進み、1個の包装箱により多くの液晶表示モジュールを梱包すること、また、包装材を組み立て、液晶表示モジュールを入れる包装作業及び液晶表示モジュールを取り出す開梱作業も容易なことが要求されている。
【0004】以下に従来の液晶表示モジュールの包装材について、図6,図7を参照しながら説明する。図6は従来の液晶表示モジュールを包装する仕切り板の分解斜視図であり、図7は従来の緩衝包装材の組立斜視図である。図6,図7において、包装対象である液晶表示モジュールを包装袋で包装されたものを1とする。緩衝包装材は段ボール材による仕切り板A2と仕切り板B3を組み立てた梱包体4と、この梱包体4を収納する段ボール材による外装箱5で構成され、外装箱5は梱包テープ6によりテープシールされる。
【0005】以上のように構成された従来の緩衝包装材において、以下その構成について説明する。まず、梱包体4を組み立てる。1個の仕切り板A2の複数のスリット2aに複数の仕切り板B3のスリット3aが入り込むように組み込む。仕切り板B3を全部組み込んだ後、仕切り板B3の他の複数のスリット3aにその他の仕切り板A2のスリット2aが入り込むように組み込む。このように複数の仕切り板A2と仕切り板B3とを格子状に組み込むことによって梱包体4を組み立てることができる。梱包体4を、梱包テープ6でテープシールされた段ボール材による外装箱5に収納する。仕切り板A2と仕切り板B3で格子状に区切られた空間に包装袋で包装された液晶表示モジュール1を梱包する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来のような構成では、仕切り板A2に複数の仕切り板B3を組み込むときに、仕切り板B3がスリット部で自由に動いたり、仕切り板B3を全部組み込んでから、仕切り板A2を組み込むときに仕切り板B3がはずれたり、また、梱包体4を構成してから、外装箱5に入れるときに梱包体4から仕切り板A2がはずれるなど、組立に手こずることがある。また、梱包体4がすべて平板の仕切り板によって構成されているので外力による衝撃に弱く、包装されている液晶表示モジュールに対して十分に緩衝効果が得られないという問題があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、容易にしかも確実に梱包体の組立ができ、外力による衝撃に対して十分な緩衝効果を得ることができる緩衝包装材を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために、本発明の緩衝包装材は、略長方形の段ボール材を複数の折り曲げ部で折り曲げて四角筒状とし、一面に複数のスリット穴を有する底面緩衝材と、四辺に切り欠きを有する略長方形の段ボール材を中央部でコの字状に折り曲げ、その折り曲げ部に板状製品を収納する矩形状の開口部を有し、両端部に設けた突起部を前記底面緩衝材のスリット穴に挿入して自立させた複数の仕切り板と、略長方形の段ボール材を複数の折り曲げ部で折り曲げて四角筒状とし、一面に複数のスリット穴を有し、そのスリット穴に前記仕切り板の側部に設けた突起部を挿入して取りつけた複数の側面緩衝材と、略長方形の段ボール材をコの字状に折り曲げて前記仕切り板の正面部と背面部とに配置し、前記側面緩衝材とそれぞれ係合させて取りつけた複数の正面緩衝材と、略長方形の段ボール材を複数の折り曲げ部で折り曲げ、前記仕切り板間に板状製品を収納した後上部を押さえる天板と、前記底面緩衝材、仕切り板、側面緩衝材、正面緩衝材及び天板を組み合わせた梱包体を収納する段ボール材の外装箱とからなることを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、複数の仕切り板の組み込み中に仕切り板が底面緩衝材に対して自立するので、確実にしかも容易に緩衝包装材を組立て上げることができる。また、仕切り板の上下、前後、左右に四角筒状あるいはコの字状の緩衝材を配置することで外力に対して十分な緩衝効果を得ることができる。複数の仕切り板がコの字状に折り曲がり外装箱に内接しており、外装箱の側面部だけでなく内部からも緩衝包装材を支えるので上下方向の圧縮力にも強い構造となっている。この形態の緩衝包装材によって液晶表示モジュールを十分に保護することができるという作用を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】図1ないし図5は、本発明の実施の形態における緩衝包装材を示しており、図1は液晶表示モジュール1及び外装箱5を含む緩衝包装材の分解斜視図、図2は液晶表示モジュール1及び外装箱5を除いた緩衝包装材の分解斜視図、図3は梱包体7の組立斜視図、図4は仕切り板8の展開図、図5は底面緩衝材10の展開図である。
【0012】図1〜図5において、1は包装袋で包装された液晶表示モジュールである。緩衝包装材は段ボール材による梱包体7と、この梱包体7を収納する段ボール材による外装箱5で構成され、外装箱5は梱包テープ6によりテープシールされる。梱包体7は段ボール材による複数の仕切り板8と四角筒状に折り曲げた2個の側面緩衝材9、四角筒状に折り曲げた底面緩衝材10、コの字状に折り曲げた2個の正面緩衝材11、天板12からなっている。
【0013】仕切り板8は中央に矩形状の開口部8aを設けてその開口部の左右の部分8eでコの字状に折り曲げた段ボール材である。コの字状に折り曲げてできる前後の部分の形状は同じであり、上部中央には凹部8bが、左右と下方向には突起部8c,8dがそれぞれ形成されている。折り曲げによって形成された前後の仕切り板の間に包装された液晶表示モジュール1を入れることができる。
【0014】側面緩衝材9は段ボールを複数回折り曲げて四角筒状にしたもので、側面には段ボール1〜2枚程度の幅のスリット穴9aを、仕切り板をコの字状に折り曲げた曲げの寸法と同じ幅で等間隔に設けてある。また、四角筒状の側面緩衝材9の両端には段ボールの板厚程度の幅のスリット9bが上下に設けられている。正面緩衝材11は段ボールをコの字状に折り曲げたもので、両端の上下に段ボールの板厚程度の幅のスリット11aが設けられている。
【0015】底面緩衝材10は複数の突起部10aを持つ段ボールを四角筒状に折り曲げたもので、折り曲げ部には段ボールの板厚程度の幅の複数のスリット穴10bが、上面部には段ボール1〜2枚程度の幅のスリット穴10cが、仕切り板をコの字状に折り曲げた曲げの寸法と同じ幅で等間隔に設けられている。天板12は複数の折り曲げ部を持ち、両端には複数の突起部12aを有し、この突起部12aと突起部12aとの隙間は段ボールの板厚1〜2枚程度に設定されている。
【0016】次に、このように構成された本実施の形態における緩衝包装材の組立について説明する。まず、梱包体7を形成するには、底面緩衝材10を組み立てる。底面緩衝材10を複数の折り曲げ部で四角筒状に折り曲げて、複数の突起部10aを折り曲げ部に設けられた複数のスリット穴10bに挿入する。このようにして底面緩衝材10は四角筒状の形態を保持することができる。複数のスリット穴10cが等間隔に並んでいる面を上面にする。
【0017】次に、コの字状に折り曲げた仕切り板8を折り曲げ部を上にして、前後に設けられた下部の突起部8dを底面緩衝材10のスリット穴10cに挿入する。スリット穴10cの間隔が仕切り板8の折り曲げ幅と同じなので、複数の仕切り板8を底面緩衝材10に挿入していくと、複数の段ボールの板材が自立した状態を保持できる。
【0018】続いて、左右の側面緩衝材9を複数の折り曲げ部で四角筒状に曲げて側面に設けられた複数のスリット穴9aに仕切り板8の側面に形成された複数の突起部8cを挿入する。最後に、2個の正面緩衝材11をコの字状に折り曲げて両端の上下に設けられたスリット11aが左右の側面緩衝材9の上下に設けられたスリット9bに交互に入るように挿入する。このようにして組み立てられた梱包体7を外装箱5に収納する。
【0019】外装箱5は段ボール材より構成され、左右の側面緩衝材9、前後の正面緩衝材11、天板12が内接する大きさになっている。仕切り板8をコの字状に折り曲げて包装された液晶表示モジュール1が入る空間を形成して、包装された液晶表示モジュール1の仕切りとなる。四角筒状の底面緩衝材10が底部、2個の四角筒状の側面緩衝材9が左右側面部、2個の正面緩衝材が前後にそれぞれ空間を形成する。
【0020】また、包装された液晶表示モジュール1を仕切り板8で構成された空間に入れた後で、天板12の左右に設けられた複数の突起部12aを仕切り板8のコの字状に折り曲げた部分8eの中に挿入して中央部を仕切り板の凹部に押し込むと包装された液晶表示モジュール1の上部に空間を設けることができる。
【0021】これらの空間が外からの衝撃力を吸収するように作用するので、この梱包体7の作用により十分な緩衝効果を得ることができる。したがって、内部の包装された液晶表示モジュール1を保護する緩衝包装材を構成することができる。
【0022】以上のように、この実施の形態によれば、複数の仕切り板8の組立中に仕切り板8を底面緩衝材10のスリット穴10cに挿入するので、組立途中でも仕切り板8が自立して確実に、しかも容易に緩衝包装材を組立て上げることができる。そして十分な緩衝効果を得ることができる。複数の仕切り板8はコの字状に折り曲がり外装箱5に内接しており、上下方向の圧縮力に対して、例えば複数個の緩衝包装材を積み重ねる荷重などに、外装箱5の側面部だけでなく内部からも緩衝包装材を支えるので、上下方向の圧縮力には極めて強い構造となっている。包装された液晶表示モジュール1は仕切り板8から上下方向の圧縮力を全く受けないので緩衝包装材を積み重ねておいても液晶表示モジュールが変形することがない。また、梱包体7をすべて段ボール材で構成しているのでリサイクルが可能で材料の廃棄処理も容易である。
【0023】なお、梱包する液晶表示モジュールの大きさによっては、仕切り板8の突起部8c,8dを同じ大きさにして、2個の側面緩衝材9の代わりに底面緩衝材10を代替して底面緩衝材10を側面と底部の全部で3個共用して梱包体を構成することで緩衝材の種類を削減することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は上記の構成により、複数の仕切り板の組み込み中に仕切り板が底面緩衝材に対して自立するので確実に、しかも容易に緩衝包装材を組立て上げることができる。また、仕切り板の上下、前後、左右に四角筒状、コの字状の緩衝材を配置することで、外力に対して十分な緩衝効果を得ることができる。複数の仕切り板がコの字状に折り曲がり外装箱に内接しており、外装箱の側面部だけでなく内部からも緩衝包装材を支えるので上下方向の圧縮力には強い構造となっている。また、梱包体をすべて段ボール材で構成しているのでリサイクルが可能で材料の廃棄処理も容易であるという有効な効果が得られる。




 

 


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