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発明の名称 小型電動車の車輪取付け部構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−277827(P2001−277827A)
公開日 平成13年10月10日(2001.10.10)
出願番号 特願2000−93322(P2000−93322)
出願日 平成12年3月30日(2000.3.30)
代理人 【識別番号】100107308
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修一郎
【テーマコード(参考)】
3D001
3D034
【Fターム(参考)】
3D001 AA02 BA12 CA08 DA01 DA05 DA14 
3D034 BA01 BB08 BC02 BC22 BC23 BC25 BC26
発明者 佐藤 直明
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 左右車輪を各別に支持する左右一対の車軸を、同一の車体前後向き軸芯まわりで各別に上下揺動する状態で車体側の支持部に支持させるとともに、前記左右一対の車軸それぞれにクッションばねを作用させてある小型電動車の車輪取付け部構造。
【請求項2】 前記左右車輪が前記車軸に操向操作自在に支持されている請求項1 記載の小型電動車の車輪取付け部構造。
【請求項3】 前記左右一対の車軸それぞれに、左右車軸の両方又は一方の車軸が下降揺動するに伴って他方の車軸部分に当接することによって車軸の下降限界を設定する当たり部を備えさせてある請求項1又は2記載の小型電動車の車輪取付け部構造。
【請求項4】 前記左右一対の車軸を、互いに入れ替えて前記支持部に取付けられるように構成してある請求項1〜3のいずれか1項に記載の小型電動車の車輪取付け部構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型電動車の車輪取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の小型電動車の車輪取付け部の構造には、左右の両車輪を一本の車軸によって支持させ、この車軸の両側を車体に対して上下揺動自在に支持するとともに、この支持した位置の車体と車軸との間にクッションばねを取り付けたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のものであると、左右の車輪を1本の車軸で支持していることから、左右車輪の一方が昇降すると、その動きが他方の車輪に影響して弾衛機能が低下しがちであった。
【0004】本発明の目的は、左右輪に良好なクッション性を備えさせるとともに、構造簡単に得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔構成〕本発明の請求項1にかかる特徴構成は、左右車輪を各別に支持する左右一対の車軸を、同一の車体前後向き軸芯まわりで各別に上下揺動する状態で車体側の支持部に支持させるとともに、前記左右一対の車軸それぞれにクッションばねを作用させた点にある。
【0006】〔作用〕つまり、左右の車軸が同一の軸芯周りで格別に上下揺動するとともに、両車軸それぞれにクッションばねを取り付けることによって、左右車輪が独立して昇降して左右車輪の一方の動きが他方に影響しにくいようにしながら左右車輪にクッションばねを作用させられる。また、左車軸のための支軸と右車軸のための支軸とを兼用しながら、左右輪を独立して昇降するよう支持させられる。
【0007】〔効果〕よって、左右車軸の一方が障害物に乗り上げるとか凹部に入り込むとかしても他方に影響を与えにくく昇降して緩衛するように、良好なクッション性を備えていて快適に運転できる。しかも左右車軸が独立して昇降する取付け構造を昇降軸芯が一つで済む簡単なものに済ませて経済面などで有利に得られる。
【0008】〔構成〕本発明の請求項2にかかる特徴構成は、請求項1に記載のものにおいて、前記左右車輪が前記車軸に操向操作自在に支持されている点にある。
【0009】〔作用〕つまり、左右車軸を操向操作して車体の走行向きを操作するものである。
【0010】〔効果〕よって、左右車輪が操向用車輪でありながら良好なクッション性を備え、車輪からハンドルに伝わる衝撃を良好に緩和して楽にかつ容易に操縦できる。
【0011】〔構成〕本発明の請求項3にかかる特徴構成は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記左右一対の車軸それぞれに、左右車軸の両方又は一方の車軸が下降揺動するに伴って他方の車軸部分に当接することによって車軸の下降限界を設定する当たり部を備えさせた点にある。
【0012】〔作用〕左右一対の車軸のそれぞれに当たり部を備え、一方の車軸が下方に揺動したとしても、この車軸の当たり部と他方の当たり部とが接触することで下方への揺動の限界を設定することができる。
【0013】〔効果〕例えば車体を持ち上げる際、左右車輪のクッションばねによる下降を抑制して持ち上げやすいなど、取扱い面で有利になる。しかも、車軸の下方への揺動を規制するための手段に車軸を利用して構造簡単かつ安価に得られる。
【0014】〔構成〕本発明の請求項4にかかる特徴構成は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のものにおいて、前記左右一対の車軸を、互いに入れ替えて前記支持部に取付けられるように構成した点にある。
【0015】〔作用〕つまり、左用と右用の二種類の車軸を準備しなくても一種類の車軸を二個準備すれば、左と右とに取付ける向きを変えて組付けることにより、左右車輪が格別に昇降する状態が得られる。
【0016】〔効果〕左右の車輪が別々に昇降するものでありながら、一種類の軸を生産すれば良くて生産コストを抑えることができた。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2に、小型電動車の一例である4輪式の小型電動車の全体を示している。この小型電動車は、操縦ハンドル1で操向操作される左右一対の前車輪2,2と、電動モータ3で駆動される左右一対の後車輪4,4とを備えた車体フレーム5に、搭乗用の座席6、バッテリー7、制御装置8等を装備して構成している。
【0018】前記車体フレーム5は、左右の車体前後向きの車体メインフレームの前端側どうしを連結する連結フレームに兼用のハンドル支持台9を備えており、このハンドル支持台9の下面には車軸12を支持する前後一対の支持部10を付設してあり、右前車輪2と左前車輪2とを格別に支持する一対の車軸12,12を、一本の車軸受けピン11によって機体前後方向の軸芯周りに揺動自在に前記支持部10に支持してある。
【0019】前記左右車軸12のそれぞれにおいて、車軸12の一端側に車体と連結するための連結部材13を付設するとともに、他端側のボス部12aに、回動自在なキングピン19を介して車輪2を取り付け、中間部には車体フレーム5との間で作用するクッションばね14を設けてある。左車軸12の前記連結部材13と、右車軸12の前記連結部材13とは、図3〜図5の如く形成してある。すなわち、車体前後方向に重なり合って車体フレーム5の支持部10に連結するように形成してある。さらに、左車軸12が右車軸になって、右車軸12が左車軸になるように左右車軸12を互いに入れ替えても支持部10に所定どおり連結できるように配置して形成してある。
【0020】上記のように構成した一種類の車軸12を2つ用意して、それぞれの連結部材13が対向するように配置させて前記支持部10に一本の車軸受けピン11によって、左右車軸12の連結部材13と支持部10とを挿通させて支持し、車軸12を軸芯X周りで個別に揺動可能な構成としている。また、車軸12の連結部材13の配置側の端部は当たり部12bとしており、片方の車輪2が下降揺動するとき、この車輪2を有する車軸12の当たり部12bが他方の車軸12の当たり部12bに当たると、この当たりによって下降限界が設定され、これ以上は下降しなくなる。
【0021】次に操向操作について説明する。前記ハンドル支持台9の後端側には、前記操縦ハンドル1のハンドルシャフト22を支持するハンドル軸受け15が付設されている。そして、前記ハンドルシャフト22の下端部にピットマンアーム16を、右車輪のキングピン19にナックルアーム17とタイロッドアーム18とを、左車輪のキングピン19にタイロッドアーム18をそれぞれ一体回動自在に設け、ピットマンアーム16とナックルアーム17とをリンク材20によって連結し、左右のキングピン19のタイロッドアーム18をタイロッド21によって連結してある。
【0022】つまり、操縦ハンドル1を操作することで、ハンドルシャフト22が回動してピットマンアーム16が揺動操作され、このドロップアーム16の揺動はリンク材20を介してナックルアーム17に伝えられて右車輪2のキングピン19が回動し、さらにタイロッド21及びタイロッドアーム18を介して左車輪2のキングピン19に伝えられてこのキングピン19が回動し、左右の車輪2に梶取り角を与えて操向操作するように構成している。
【0023】駆動輪である後車輪を覆う後輪カバー28の後ろ側に弾性材で形成されたタイヤカバー23を取り付けてある。このタイヤカバー23は、図6に示すように後車輪4の後方を覆う形状としている。よって、車体が後進して後車輪4が障害物に当たることがあっても、後車輪4と障害物との間にタイヤカバー23が挟まれることで、接触時の衝撃が和らぐとともに障害物への乗り上げも防止できる。すなわち、後輪4が障害物に当たってタイヤカバー23が後輪4と障害物との間に挟まれると、タイヤカバー23が後輪4に巻き込まれて後輪4にブレーキを掛ける。これにより、後輪4による障害物への乗り上がりが回避できる。尚、つまみ付きナット25等のような締め付けや緩め操作が容易に行える締付部材でタイヤカバー23を車体カバー28に取り付けることによって着脱自在にしている。また、このタイヤカバーを後車輪の後方から左右側面にまで回り込む形状とすることで、車輪側面の接触に対しても効果を発揮できるようにしても良い。
【0024】〔別実施の形態〕図7,8は、別実施の形態を備える左右の車軸12を示し、この車軸12にあっては、車体フレーム5の前記支持具10に連接ピン11によって回動自在に連結するためのピン孔26を一端側に備える2枚のプレートを並列配置させて構成してある。車軸12の他端側のボス部12aに、回動自在なキングピン19を介して車輪2を取り付けてある。中間部には、車体との間で作用させるクッションばね14を2枚のプレートの間で取付ける支軸27に設けてある。このように構成した一種類の車軸12を2つ用意して、それぞれのピン孔26を形成する側が対向するように配置させて前記支持部10に一本の車軸受けピン11によって、左右車軸12のプレートを互いに挟みながら支持部10に支持させ、左右車軸が軸芯X周りで個別に揺動するように、かつ、互いに左側と右側とに入れ替えて支持部10に取付けられるように構成している。
【0025】〔別実施例〕上記実施の形態、及び別実施の形態では、本願発明の構成を4輪式小型電動車のステアリング輪である前輪に採用したが、3輪式の小型電動車であってもよく、後輪であってもよく、また非ステアリング輪であってもよい。つまり、小型電動車の左右一対の車輪であればよいものである。
【0026】上記実施の形態で、タイヤカバーを駆動輪である後輪に設けたが、前輪駆動であれば前輪の前方に設けても良い。




 

 


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