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発明の名称 燃料タンク及びその成形方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−270335(P2001−270335A)
公開日 平成13年10月2日(2001.10.2)
出願番号 特願2000−84962(P2000−84962)
出願日 平成12年3月24日(2000.3.24)
代理人 【識別番号】100061745
【弁理士】
【氏名又は名称】安田 敏雄
【テーマコード(参考)】
2D015
3D038
3E033
3E070
4F202
【Fターム(参考)】
2D015 CA00 
3D038 CA04 CB09 CC08 CC14 CC17 CC20 CD11
3E033 AA06 DA08 DB03 EA01 FA02 FA03 GA02
3E070 AA02 AB40 DA01 GB01 QA03 RA02 RA30 VA30
4F202 AG05 AG07 AG28 AH55 CA15 CB01 CK11 CK41
発明者 松原 義孝 / 原 啓一 / 池田 堅二 / 国沢 輝夫 / 古賀 謙三 / 三宅 知明
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 扁平状に形成され、側面に、バンド(59)の幅方向一方側を係合する第一段部(76)とバンド(59)の幅方向他方側を係合する第二段部(77)とを有する周方向のバンド掛け部(75)が設けられた燃料タンクにおいて、前記バンド掛け部(75)の第一段部(76)と第二段部(77)とが、燃料タンク(10)の厚み方向に対向しないように、互いに周方向にずらされていることを特徴とする燃料タンク。
【請求項2】 燃料注入口(10A)が、バンド掛け部(75)と直交する方向に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料タンク。
【請求項3】 扁平状に形成され、側面に、バンド(59)の幅方向一方側を係合する第一段部(76)とバンド(59)の幅方向他方側を係合する第二段部(77)とを有する周方向のバンド掛け部(75)が設けられた燃料タンク(10)の成形方法において、燃料タンク(10)を形成する金型(79)に、燃料タンク(10)の厚み方向に対向する第一割型(81)と、第二割型(82)とを設け、第一割型(81)と第二割型(82)とで、バンド掛け部(75)の第一段部(76)と第二段部(77)とを燃料タンク(10)の厚み方向に対向しないように互いに周方向にずらして形成したことを特徴とする燃料タンクの成型方法。
【請求項4】 第一割型(81)又は第二割型(82)の一方で、バンド掛け部(75)の第一段部(76)を形成し、第一割型(81)又は第二割型(82)の他方で、バンド掛け部(75)の第二段部(77)を形成したことを特徴とする請求項3に記載の燃料タンクの成形方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料タンク及びその成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、バックホーにあっては、図16〜図18に示すように、走行装置上に上下軸廻りに旋回自在な旋回基板101を備え、この旋回基板101上の後部にエンジンを配置すると共に、エンジンの前方側で左右一側に燃料タンク102を配置したものがある。この場合、燃料タンク102は、扁平状に形成され、燃料タンク102の左右方向外側面に、バンド103を嵌合させるための凹溝状のバンド掛け部104が周方向に形成されている。
【0003】そして、燃料タンク102の左右方向外側面に前後方向に亘ってあてがわれるバンド103と、このバンド103の後端側に備えられた係止具107と、バンド103の前端側に設けた締付具108とによって主構成された固定手段109が設けられ、締付具108のナット110を締め込むことにより、バンド103によって燃料タンク102が仕切壁111及び縦リブ112へ押し付けられて該燃料タンク102が固定されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、扁平状に形成された従来の燃料タンク102の側面に形成されたバンド掛け部104は凹溝状であって、バンド掛け部104の、バンド103の幅方向一方側を係合する第一段部115とバンド103の幅方向他方側を係合する第二段部116とは、燃料タンク102の厚み方向に対向するように形成されていたため、燃料タンク102を形成する金型に、燃料タンク102の厚み方向(上下方向)に対向する第一割型と第二割型とを設け、この第一割型と第二割型とで、燃料タンク102の側面に周方向のバンド掛け部104を形成するように燃料タンクを成形すると、第一割型と第二割型とから成型した燃料タンク102を抜くのが困難になる。
【0005】このため、従来では、燃料タンク102を形成する金型に、燃料タンクの幅方向又は長手方向に対向する第一割型と第二割型とを設け、この第一割型と第二割型とで、燃料タンク102の側面に、周方向のバンド掛け部104を形成するように燃料タンク102を成形しており、従って、第一割型と第二割型とが深い形状のものとなって、金型が複雑化し、燃料タンク102の製造が面倒で製造費が高くなるという問題があった。本発明は上記問題点に鑑み、扁平状の燃料タンクを極力簡単な構造の金型で、簡単かつ安価に製造することができるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、扁平状に形成され、側面に、バンド59の幅方向一方側を係合する第一段部76とバンド59の幅方向他方側を係合する第二段部77とを有する周方向のバンド掛け部75が設けられた燃料タンクにおいて、前記バンド掛け部75の第一段部76と第二段部77とが、燃料タンク10の厚み方向に対向しないように、互いに周方向にずらされている点にある。
【0007】本発明の他の技術的手段は、燃料注入口10Aが、バンド掛け部75と直交する方向に形成されている点にある。本発明の他の技術的手段は、扁平状に形成され、側面に、バンド59の幅方向一方側を係合する第一段部76とバンド59の幅方向他方側を係合する第二段部77とを有する周方向のバンド掛け部75が設けられた燃料タンク10の成形方法において、燃料タンク10を形成する金型79に、燃料タンク10の厚み方向に対向する第一割型81と、第二割型82とを設け、第一割型81と第二割型82とで、バンド掛け部75の第一段部76と第二段部77とを燃料タンク10の厚み方向に対向しないように互いに周方向にずらして形成した点にある。
【0008】本発明の他の技術的手段は、第一割型81又は第二割型82の一方で、バンド掛け部75の第一段部76を形成し、第一割型81又は第二割型82の他方で、バンド掛け部75の第二段部77を形成した点にある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図6及び図7において、1はバックホーであり、該バックホー1は上部の旋回体2と、下部の走行装置3とから主構成されており、旋回台6が上下軸廻りに旋回しても、該旋回台6の後面側が走行装置7の左右幅外にはみ出さないように、旋回台6の後面側を平面視弧状に構成した小型の後方小旋回バックホーと称されるものである。
【0010】走行装置3は、油圧モータで駆動されるゴムクローラ形式の走行体4を、走行フレーム3Aに左右一対設けてなり、また、走行装置3の前部にはドーザ5が備えられている。旋回体2は、走行装置3上に上下方向の軸心回りに左右旋回自在に支持された旋回台6と、旋回台6の前部に設けられた作業装置(掘削装置)7と、旋回台6上に設けられた運転席8と、エンジン9、燃料タンク10、油圧ポンプ11、作動油タンク12,コントロールバルブ13、ラジエータ14、オイルクーラ15、リザーブタンク16、バッテリー17等の旋回台6に搭載された各種機器等とを備えて構成されている。
【0011】運転席8は旋回台6の中央部から左寄りに配置されている。旋回台6は、図8に示すように、旋回フレーム19と、この旋回フレーム19の後部に取付固定されていて旋回台6前部の作業装置7等に対する重量バランスを図ると共に旋回台6の後部を構成するカウンタウエイト20とから主構成されている。また、旋回フレーム19の左右側面、前面及び上面の運転席前方側等は適宜カバー体23等によって覆われている。旋回フレーム19は、走行装置3上に軸受体21を介して上下軸廻りに旋回自在に支持された旋回基板22を備えると共に、この旋回基板22上に補強部材や、各種機器等を取付固定するための取付部材等を固定してなる。
【0012】旋回基板22の前部には、旋回台6から前方突出状に上下一対の支持ブラケット26が設けられ、この支持ブラケット26には、揺動ブラケット27が上下軸廻りに左右揺動自在に支持されている。この揺動ブラケット27に横軸廻りに揺動自在自在に支持されたブーム28と、このブーム28の先端側に横軸廻りに揺動自在に支持されたアーム29と、このアーム29の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に取り付けられたバケット30とから前記作業装置7が主構成されており、これらブーム28、アーム29、バケット30は、それぞれ油圧シリンダからなるブームシリンダ31、アームシリンダ32、バケットシリンダ33によって作動可能とされている。
【0013】旋回基板22の後部で且つ運転席8の後方側にはエンジン9が横置き配置され、エンジン9の左側には各種油圧機器に圧油を供給する油圧ポンプ11が配置され、エンジン9の右側にはラジエータ14、オイルクーラ15、リザーブタンク16及びバッテリー17が配置され、エンジン9より前方側で且つ旋回基板22の左側には燃料タンク10が配置され、エンジン9より前方側で且つ旋回基板22の右側で且つラジエータ14等の前方には、油圧機器作動用の圧油を貯留する作動油タンク12が配置され、作動油タンク12の前方には、各油圧機器を制御する制御弁を縦方向に積み重ねてなるコントロールバルブ13が配置されている。
【0014】エンジン9,ラジエータ14,オイルクーラ15,作動油タンク12,コントロールバルブ13等は旋回台6から上方に突出状とされており、エンジン9及び油圧ポンプ11の配置空間の旋回台6より上方側部分の、上方、前方及び左側方は、旋回フレーム19に固定の支持フレーム34及び旋回フレーム19に取付固定された固定カバー35によって覆われている。また、エンジン9,油圧ポンプ11,ラジエータ14等の配置空間の旋回台6より上方側部分の、後方側はボンネット36によって覆われており、このボンネット36は前記固定カバー35にヒンジを介して上下揺動自在に取り付けられていて、開閉自在とされている。
【0015】作動油タンク12及びコントロールバルブ13はタンクカバー37によって覆われている。このタンクカバー37は固定カバー35の右側方にまで延設されていて、ラジエータ14、オイルクーラ15、リザーブタンク16及びバッテリー17等をも覆うように構成されている。また、タンクカバー37は前側下端部がヒンジによって左右方向の軸心回りに回動自在に旋回フレーム19に枢着されており、このタンクカバー37をヒンジを支点として上側且つ前側に回動させることにより、作動油タンク12、ラジエータ14等の配置空間が開放状となるように構成されている。
【0016】なお、運転席8の前方には、左右の走行体4を別々に操作すべく左右一対設けられた走行用操縦レバー38L,38Rが配置され、運転席8の左右両側には操縦台39L,39Rが配置されている。右側の操縦台39Rには、ブーム28及びバケット30を操作するブーム・バケット用操作レバー40と、ドーザ5を操作するドーザ用操作レバー41と、エンジンの回転を制御するアクセルレバー42と、操作することによりブーム・バケット用操作レバー40によるブーム28及びバケット30の操作を不能又は可能とするロックレバー24とを備えている。
【0017】また、左側の操縦台39Lには、旋回台6を旋回させる旋回モータ及びアーム29を操作する旋回・アーム用操作レバー43と、操作することにより旋回・アーム用操作レバー43による旋回モータ及びアーム29の操作を不能又は可能とするロックレバー44とが備えられている。前記旋回フレーム19は、図8及び図9に示すように、旋回基板22上に縦向きで且つ左右方向に亘って配置固定されていて、エンジン9、油圧ポンプ11、ラジエータ15,オイルクーラ15、バッテリー17等の配置部と、燃料タンク10、作動油タンク12等の配置部とを仕切る(区画する)板材から成る仕切壁45を備えている。
【0018】また、旋回フレーム19は、旋回基板22上の後端側に配置固定されたウエイト取付体46を備えている。このウエイト取付体46は鋳鋼で形成され、ウエイトの一端を担うと共に、左右両側及び左右方向中央部にウエイト取付部47を備えている。また、このウエイト取付体46には、エンジン9の後部下端側を取付固定するための左右一対のエンジン取付部48と、固定カバー35を支持する支持フレーム34の後ろ側の脚部34R下端を取付固定するための左右一対の支持フレーム取付部49が備えられている。
【0019】なお、エンジン9の右側に備えられたラジエータファン50は外部から空気を吸い込む吸引式とされており、タンクカバー37の側面後部側に外気取入れ口が形成されており、吸引された空気は旋回台6下方等へと逃げるようになっている。また、作動油タンク12の配置部と、ラジエータ14等の配置部とは、前記仕切壁45及びその他の仕切部材によって仕切られていて、作動油タンク12配置部の空気を吸引しないように構成されている。また、ラジエータ14等の配置部とエンジン9の配置部も、ラジエータ14の周囲に関して仕切られる。また、エンジン9の配置部と、運転席8の配置部とは、仕切壁45、固定カバー35及びその他の仕切部材によって仕切られる。
【0020】また、旋回基板22の左右方向中央側には、縦向きに配置されていて前記仕切壁45と交差するように旋回基板22前部から後部へと延びる左右一対の板材から成る縦リブ51L,51Rが固定されている。この縦リブ51L,51Rの前端側は前記支持ブラケット26に連結され、縦リブ51L,51Rの後端側は前記ウエイト取付体46に連結されている。前記仕切壁45の前方側で且つ左側縦リブ51Lの左右方向外方側が燃料タンク10の配置部とされ、仕切壁45の前方側で且つ右側縦リブ51Rの左右方向外方側が作動油タンク12の配置部とされ、仕切壁45の後方側で且つ右縦リブ51Rの左右方向外方側がラジエータ14、オイルクーラ15、リザーブタンク16、バッテリー17の配置部とされ、仕切壁45の後方側で且つラジエータ14等の配置部の左側方がエンジン9の配置部とされている。
【0021】図10〜図14に示すように、燃料タンク10は、その大半部分が旋回台6内部に収納状とされ、一部が旋回台6から突出状とされて該突出部分に給油口10Aが設けられ、この突出部分は前記固定カバー35の左側部分で覆われていると共に、固定カバー35の左側面には蓋体で開閉自在な給油用の開口35Aが形成されている。また、燃料タンク10は、旋回フレーム19に備えた左右一対の受け台52L,52Rによって旋回基板22上から浮かせるように部分的に支えられており、また、燃料タンク10の底部に設けられた排出口56とドレン口57とは左右の受け台52L,52R間に配置されており、これら排出口56とドレン口57が旋回基板と干渉しないように構成されている。
【0022】なお、排出口56にはサクションパイプが接続され、該サクションパイプを介して燃料がエンジン9へと送られる。旋回基板22の燃料タンク10配置部の左側には、下方に凹設された凹部53が形成されている。この凹部53は、旋回基板22を主構成する厚板材を切り欠くと共に、該切り欠き部分22aを下面側から塞ぐように閉塞板54を設けることにより形成されている。前記左側の受け台52Lは凹部53の底部に設けられ、右側の受け台52Rは旋回基板22を主構成する厚板材上に設けられている。
【0023】左右の受け台52L,52Rの高さをあまり高くすると、燃料タンク10の大半を旋回台6内部に納めるためには、燃料タンク10の容量を少なくするか、燃料タンク10を横方向に大きくする必要があるが、前記排出口56とドレン口57は凹部53に対応した位置に設けられており、これによって、左右の受け台52L,52Rの高さをあまり高くする必要がないという効果を奏する。また、燃料タンク10は仕切壁45と左側縦リブ51Lとに押し当てられることで横方向の位置決めがなされると共に、固定手段58によって仕切壁45と左側縦リブ51Lとに押圧されることで固定される。
【0024】燃料タンク10の仕切壁45及び左側縦リブ51Lへの接当部分10B,10Cは平坦面に形成されていて、仕切壁45及び左側縦リブ51Lに面接触するように構成されており、燃料タンク10の上下軸廻りの移動が規制されるように構成されている。固定手段58は、図10、図13及び図14に示すように、燃料タンク10の左右方向外側面に前後方向に亘ってあてがわれるバンド59と、このバンド59の後端側に備えられた係止具60と、バンド59の前端側と旋回基板22に設けた係止部62との間に設けた締付具61とによって主構成されている。
【0025】また、バンド59の後端側に備えられた係止具60は、バンド59の後端側に固定されたボルト64と、このボルト64に螺合されるナット65とから構成され、ボルト64を仕切壁45に貫通させると共に、仕切壁45の後面側からボルト64にナット65を螺合させることにより、バンド59の後端側が仕切壁45に係止(固定)される。一方、旋回基板22上には、燃料タンク10の左側前方に位置する支持板66が立設され、この支持板66の右端側に棒材をコ字形に形成して成る係止部62が設けられている。
【0026】また、締付具61は、バンド59の前端側を左右方向移動自在に貫通するボルト67と、このボルト67に螺合されるナット65と、ボルト67に固定されていて前記係止部62に引っ掛けられるフック部材69とから構成され、フック部材69を係止部62に引っ掛けて、ナット68を締め込むことにより、バンド59によって燃料タンク10が仕切壁45及び左側縦リブ51Lへ押し付けられて該燃料タンク10が固定されるように構成されている。また、燃料タンク10は、該燃料タンク10の前後部上面に上方から接当する前後一対のステー70F,70Rによって押さえ付けられていて、上方移動が規制されている。
【0027】前側ステー70Fは前記支持板66にボルト・ナット等によって固定され、後側ステー70Rは仕切壁45にボルト・ナット等によって固定されている。なお、前後のステー70F,70Rを固定するボルトの挿通孔は上下方向の長孔とされていて、前後各ステー70F,70Rの上下位置調整が可能とされている。図1〜図3に示すように、前記燃料タンク10は、厚み(上下方向の寸法)が薄くなるように扁平状に形成され、燃料タンク10の一側面の上下方向中央部に、周方向のバンド掛け部75が設けられている。このバンド掛け部75は、前記バンド59を燃料タンク10に係合保持するためのもので、バンド59の幅方向一方側(上側)を係合する第一段部76と、バンド59の幅方向他方側(下側)を係合する第二段部77とを有する。
【0028】前記バンド掛け部75の第一段部76と第二段部77とは、燃料タンク10の厚み方向(上下方向)に対向しないように、互いに周方向にずらされており、図4に示すように、第一段部76と厚み方向(上下方向)に対応する燃料タンク10の側面は、その下端側から第一段部76に至るまでに凹部のない滑らかな面で形成され、また上端側から第一段部76に至るまでにも凹部のない滑らかな面で形成されている。また、図5に示すように、第二段部77と厚み方向に対応する燃料タンク10の側面は、その上端側から第二段部77に至るまでに凹部のない滑らかな面で形成され、また下端側から第二段部77に至るまでにも凹部のない滑らか面で形成されている。また、前記燃料タンク10の燃料注入口10Aが、バンド掛け部75と直交する上方向に形成されている。
【0029】次に、前記燃料タンク10の成形方法を説明すると、図1〜図5に示すように、燃料タンク10を形成する金型79に、燃料タンク10の厚み方向(上下方向)に対向する第一割型81と、第二割型82とを設ける。この第一割型81と第二割型82とで、バンド掛け部75の第一段部76と第二段部77とを燃料タンク10の厚み方向に対向しないように互いに周方向にずらして形成する。この場合、図1〜図5に示すように、第一割型81と第二割型82とを有する金型79は、燃料タンク10の第一段部76及び第二段部77の位置で厚み方向(上下)に分割され、第一段部76と第二段部77との境界部分は、傾斜接合面84を介して第一割型81と第二割型82が分割されており、図4に示すように第一段部76を第二割型81で形成し、図5に示すように第二段部77を第一割型82で形成するようになっている。
【0030】従って、第一割型81と第二割型82との間で燃料タンク10を射出成形等により成形した後には、第一段部76及び第二段部77が引っ掛かるようなこともなく、第一割型81と第二割型82とを、燃料タンク10の厚み方向(上下)に開いて燃料タンク10の成形品を金型79から容易に取り出すことができる。しかも、第一割型81と第二割型82とが厚み方向に対向しているので、これら割型81,82を浅く形成することができ、成形の際に例えば図1に示す燃料タンク10の端部aのアールを極力小さくすることができる。
【0031】図15は他の実施の形態を示し、前記実施の形態の場合と同様に、第一割型81と第二割型82とを有する金型79は、燃料タンク10の第一段部76及び第二段部77の位置で上下に分割されているが、第一段部76と第二段部77との境界部分は、燃料タンク10の厚み方向の接合面85を介して第一割型81と第二割型82が分割されている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成であり、前記実施の形態の場合と同様に第一段部76を第二割型81で形成し、第二段部77を第一割型82で形成するようになっている。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、燃料タンク10の厚み方向に対向する第一割型81と第二割型82とを有する金型で燃料タンク10を形成するが可能になり、扁平状の燃料タンク10を極力簡単な構造の金型で、簡単かつ安価に製造することができる。




 

 


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