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発明の名称 トラクタの運転キャビン
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−206251(P2001−206251A)
公開日 平成13年7月31日(2001.7.31)
出願番号 特願2000−17393(P2000−17393)
出願日 平成12年1月26日(2000.1.26)
代理人 【識別番号】100107308
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修一郎
【テーマコード(参考)】
3D003
【Fターム(参考)】
3D003 AA01 AA04 AA07 AA11 AA17 BB12 CA32 CA38 CA40 DA17 DA18 
発明者 青山 斉 / 正円 茂夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 左右のサイドフレームを複数個所においてクロスフレームで連結してキャビンフレームを構成し、キャビンフレームの前面にフロントガラスを装着して前窓を構成するとともに、キャビンフレームの上面に天板を装着して天井を構成するようにしたトラクタの運転キャビンにおいて、前記サイドフレームにおける前支柱部とこれの上端に連なる上枠部とを、1本の中空フレーム材を曲げ加工した一体の主フレームで構成するとともに、この中空状の主フレームの外側には、サイドドアの前縁および上縁を受け止め支持する凹入段部と、フロントガラスの側端辺および天板の前端辺を受け止め支持する凹入段部を形成してあることを特徴とするトラクタの運転キャビン。
【請求項2】 前記主フレームの内部を、左右方向に面する中間壁によって複数区画に仕切ってある請求項1記載のトラクタの運転キャビン。
【請求項3】 前記主フレームに沿って連結用筒部を形成し、主フレームの連結用筒部と、主フレームに突き合わされた他のフレーム材とに亘って連結ピンを挿入止着するよう構成してある請求項1または2記載のトラクタの運転キャビン。
【請求項4】 前記筒部の外面にクロスフレームを連結してある請求項3記載のトラクタの運転キャビン。
【請求項5】 前記主フレームにおける湾曲部の上部終端部位を越えた直線部分をクロスフレームとの連結部位としてある請求項1〜4のいずれか一項に記載のトラクタの運転キャビン。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として農用に利用されるトラクタに装着される運転キャビンに関する。
【0002】
【従来の技術】トラクタに装備する運転キャビンとして、例えば特開平11−171051号に開示されているように、アルミ材の枠材で組上げた中空構造のキャビンフレームの前面、上面、左右側面、および、後面のそれぞれに、前窓、天井、サイドドア、および、開閉式の後窓を装着した構造のものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の運転キャビンは軽量小型に構成することができるものであり、小型のトラクタに有効に利用できるものであるが、強度上および組み立て作業性の面で改良の余地があった。つまり、提案構造においては、キャビンフレームは、ループ状に組上げた左右のサイドフレームを複数のクロスフレームで連結して構成されるのであるが、サイドフレームは、前支柱部と上枠部と下枠部と後支柱部をコーナー部材で繋ぐとともに、左右のサイドフレームのコーナー部材同士をクロスフレームで連結するものとなっており、フレーム材の連結個所が多くて組付け作業性の面で改良の余地があった。
【0004】また、サイドドアの前端辺と上端辺は、サイドフレームの前支柱部と上枠部とによって受け止め支持されるのであるが、これらフレーム材はがコーナー部材を介して連結されるために、各フレーム材に形成したサイドドア受け止めシール面に製作誤差に起因する段差が発生しやすくなり、これによってシール性が低下するおそれがあった。
【0005】本発明は、このような点に着目してなされたものであって、キャビンフレームの組付け作業性を向上することができるとともに、サイドドアに対するシール性を高めることができる運転キャビンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔請求項1に係る発明の構成、作用および効果〕
【0007】(構成) 請求項1に係る発明のトラクタの運転キャビンは、左右のサイドフレームを複数個所においてクロスフレームで連結してキャビンフレームを構成し、キャビンフレームの前面にフロントガラスを装着して前窓を構成するとともに、キャビンフレームの上面に天板を装着して天井を構成するようにしたトラクタの運転キャビンにおいて、前記サイドフレームにおける前支柱部とこれの上端に連なる上枠部とを、1本の中空フレーム材を曲げ加工した一体の主フレームで構成するとともに、この中空状の主フレームの外側には、サイドドアの前縁および上縁を受け止め支持する凹入段部と、フロントガラスの側端辺および天板の前端辺を受け止め支持する凹入段部を形成してあることを特徴とする。
【0008】(作用) 上記構成によると、曲げ加工した主フレームによって、キャビンフレームにおけるサイドフレームの前支柱部と上枠部とを一体形成するので、前支柱部と上枠部とを繋ぐコーナー部材は不要となる。また、サイドドアの前縁および上縁を受け止め支持するように主フレームに形成された一連の凹入段部は、主フレーム長手方向に沿って段差なく連続して形成されるので、サイドドアの前縁および上縁における水封性能は均一で良好なものとなる。
【0009】(効果) 従って、請求項1に係る発明によると、キャビンフレームにおけるサイドフレームを、コーナー部材を少なくして構成することができ、組付け個所が少なくなって、組付け作業性を高めることが可能となった。また、サイドドアにおいて最も水が浸入しやすい前縁および上縁で水封性能を均一良好に維持することで防水性能を高めることができるようになった。
【0010】〔請求項2に係る発明の構成、作用および効果〕
【0011】(構成) 請求項2に係る発明のトラクタの運転キャビンは、請求項1記載の発明において、前記主フレームの内部を、左右方向に面する中間壁によって複数区画に仕切ってある。
【0012】(作用) 上記構成によると、アルミ材の押し出し成形などによって直線状に形成された中空の筒状素材を前後方向から曲げ加工して前支柱部と上枠部とを有する主フレームを形成する場合、内部を複数区画に仕切る中間壁の補強機能によって、筒状素材が曲げ方向に偏平に変形するのを阻止する。
【0013】(効果) 従って、請求項2に係る発明によると、中空の筒状素材を曲げ加工するにかかわらず、その断面形状の変形を抑制して主フレームを構成することができ、フロントガラスや天板を受け止め支持する凹入段差面や、サイドドアの前縁および上縁を受け止め支持する凹入段差面の支持面精度を確保して、請求項1の発明の上記効果を助長する。
【0014】〔請求項3に係る発明の構成、作用および効果〕
【0015】(構成) 請求項3に係る発明のトラクタの運転キャビンは、請求項1または2記載の発明において、前記主フレームに沿って連結用筒部を形成し、主フレームの連結用筒部と、主フレームに突き合わされた他のフレーム材とに亘って連結ピンを挿入止着するよう構成してある。
【0016】(作用) 上記構成によると、主フレームと他のフレーム材とを連結する場合、主フレームの突き合わせ端と他のフレーム材の突き合わせ端に亘って連結ピンを挿入して固定することで、主フレームと他のフレーム材とを突き合わせ連結することができる。
【0017】(効果) 従って、請求項3に係る発明によると、連結用の中間部材である連結ピンが外部に露出することがなく、化粧カバーなどで連結部を隠す必要がなくなり、部品点数を少なくしてコスト低減を図りながら体裁のよい外観に仕上げることができる。
【0018】〔請求項4に係る発明の構成、作用および効果〕
【0019】(構成) 請求項4に係る発明のトラクタの運転キャビンは、請求項3記載の発明において、前記筒部の外面にクロスフレームを連結してある。
【0020】(作用 効果) 上記構成によると、主フレームに形成した連結用筒部は、他のフレーム材との突き合わせ連結に利用するために、厚肉部を備える等して強度を高めた構造となっており、この連結用筒部を左右の主フレーム同士を架橋連結するクロスフレームの連結に利用することで、キャビンフレーム全体を剛性の高いものに組上げるのに有効となる。
【0021】〔請求項5に係る発明の構成、作用および効果〕
【0022】(構成) 請求項5に係る発明のトラクタの運転キャビンは、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記主フレームにおける湾曲部の上部終端部位を越えた直線部分をクロスフレームとの連結部位としてある。
【0023】(作用 効果) 上記構成によると、湾曲部を外れた直線部分でクロスフレームを廉潔するので、湾曲部で連結する場合に比較して、位置決めおよび連結操作が容易になるとともに、前窓の上端位置がフロントガラスの主面よりも後方に位置することになり、運転者の視界が前方上方に広がって、見通しの利いた運転を行う上で有効となる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1に、低床型に構成されたキャビン付きトラクタが示されている。そのトラクタ本機1は、機体後部に備えたリフトアーム2を上下に揺動駆動するリフトシリンダ3を、後部ミッションケース4の後端上部に斜めに起立した姿勢で配置して、その前方個所で、運転座席5をミッションケース4の上面に十分接近して配置することで、運転部の地上高を一般のトラクタより十分低くしたものであり、この運転部を囲むように運転キャビンCが装備されている。
【0025】図11に示すように、運転部の前部には空調装置90が装備されている。この空調装置90は、エンジンボンネット6の後部に設けた外気取入れ口91から吸入した外気をエアークリーナ92で浄化した後、ダンパー93によって開閉される外気導入口94を介してユニットケース95内に導き、ファン96を介して熱交換部97に供給し、熱交換した後の調温空気を適所に設けた吹き出し口98から室内に吹き出し供給するよう構成されている。前記ダンパー93は、手元に配備された吸気切換えレバー99にワイヤ連係されており、ダンパー93を揺動して外気導入口94を閉じると、図示しない室内吸気口から吸入された内気を外気導入口94を介さずに直接にユニットケース95内に導いてファン96に吸引させ、室内空気を循環空調するようになっている。なお、吸気切換えレバー99に並んで、温調空気の吹き出し位置を切換え選択するための吹出し切換えレバー100が配備されている。
【0026】運転キャビンCは、図2に示すように、各種枠材を組み合わせ連結してなるキャビンフレーム10の前面、上面、左右側面、および、後面に、前窓FWを形成するフロントガラス11、天井Rを形成する天板12、ヒンジ13を介して開閉可能される左右のサイドドアSDを形成するドアガラス14、後部左右の横窓SWを形成するサイドガラス15、および、ヒンジ16を介して上下に揺動開閉される後窓RW18を形成するリアガラス17をそれぞれ装着して構成されている。なお、フロントガラス11にはワイパー18が装備されるとともに、ドアガラス14やリアガラス17には開閉用の取っ手19,20等が装着される。
【0027】の前記キャビンフレーム11は、左右の出入り口と横窓用開口を形成するループ状に構成された左右のサイドフレーム21,21、これらの上部を前後二箇所において架橋連結する前部クロスフレーム22と後部クロスフレーム23、および、左右のサイドフレーム21,21の後端下部に亘って架橋連結される下部クロスフレーム24とから構成されている。また、前記サイドフレーム21自体は、上枠部と前支柱部とを一体化した主フレーム25と、この主フレーム25の上端に連なる上方後部フレーム26と、前記主フレーム25の下端にコーナー部材27を介して連結された下端フレーム28と、この下端フレーム28の後端にコーナー部材29を介して連結された弓形の下部フレーム30と、この下部フレーム30の後端に連なる下方後部フレーム31と、上方後部フレーム26と下方後部フレーム31とを前後において連結する中間支柱フレーム32と後端支柱フレーム33とから構成されており、主フレーム25、下端フレーム28、下部フレーム30、中間支柱フレーム32、および、後端支柱フレーム33はアルミ押し出し材で構成されるとともに、コーナー部材27,29と上下の後部フレーム26,31はアルミダイカスト成形品で構成されている。なお、主フレーム25および下部フレーム28は直線状に成形された素材を湾曲加工して使用される。また、前部クロスフレーム22には板金プレス品が使用されるとともに、後部クロスフレーム23にはアルミ押し出し材が使用される。
【0028】図7に、アルミ押し出し材からなる前記主フレーム25の前支柱部を横断した平面が示されている。この主フレーム25は、左右に面する2つの中間壁25a,25bと、前後に面する1つの中間壁25cによって内部が4つの区画に仕切られた複雑な断面形状となっている。つまり、最外側には、無塗装の意匠外表面となる湾曲外面sを有するコーナー筒部25Aが形成されるとともに、その内側には、中間筒部25Bが形成され、さらにその内側には、他のフレーム材との連結に利用する連結用筒部25Cが形成され、かつ、中間筒部25Bの後方にはドア支持用筒部25Dが形成されているのである。
【0029】ここで、コーナー筒部25Aと、中間筒部25Bおよびドア支持用筒部25Dとは直交して配置され、これらの外面の間に横外側方に向かう凹入段差部41が形成されるとともに、コーナー筒部25Aの前方の一部と中間筒部25Bおよび連結用筒部25Cの前向き外面との間には前方外方に向かう(主フレーム25の上枠部では上方に向かう)凹入段差部42が形成されている。
【0030】そして、図5〜図7に示すように、主フレーム25の前支柱部および上枠部における横向きの凹入段差部41に、サイドドアSDにおけるドアガラス14の前縁部および上縁部が入り込んで、ドア支持用筒部25Dの横外側面tにシール材43を介して当て付け支持される。また、主フレーム25の前支柱部では、前方外方に向かう凹入段差部42にフロントガラス11が係入されて、パッキン材44を介して水封状に支持されるている。また、図5,図7に示すように主フレーム25の上枠部では、上方に向かう凹入段差部42に天井Rにおける天板12の左右側縁が係入されて、カシメナット45およびボルト46によって連結固定されるとともに、天板12と連結用筒部25Cとの間に介装したパッキン材47によって水封性が確保されている。なお、ドア支持用筒部25Dにおける横外側面tの先端部には水切り用の庇部48が突設され、室内への雨水の伝い込みを阻止している。また、図7中に示すように、ドア支持用筒部25Dには、カシメナット49およびボルト50によってドアキャッチャー51が装着されており、サイドドアSDを閉じると取っ手19の内側に備えられるドアロック用のフック(図示せず)がドアキャッチャー51に係合するようになっている。
【0031】そして、前窓FWの上端部は主フレーム25の湾曲形状に合わせて後方に向けて湾曲されており、その湾曲部位の終端の直後方部位において、左右の主フレーム25同士が前部クロスフレーム22によって架橋連結されている。
【0032】この前部クロスフレーム22は、図3〜図5に示すように、下向きに開放されたコの字状の断面形状を有する横長枠状に鉄板をプレス加工して成形したものであり、その左右両端に溶接固定した連結片22aを前記主フレーム25における連結用筒部25Cに内側より前後一対のボルト52によって連結されている。なお、この連結にもカシメナット53が利用される。
【0033】そして、前部クロスフレーム22における上面の前部に、フロントガラス12の上端部がパッキン材54を介して水封状に支持されるとともに、前部クロスフレーム22における上面の後部に、天板12の前端辺がカシメナット55およびボルト56によって連結され、天板12と前部クロスフレーム22との間に介在したパッキン材59によって水封されている。また、主フレーム25の上枠部においては、ドア支持用筒部25Dの下面に内装材57が樹脂製の圧入ピン58によって取付けられ、前部クロスフレーム22が内装材57によて室内側から隠されている。
【0034】図9,10に、主フレーム25の端部と他のフレーム材との連結構造を代表して、主フレーム25の後端と上方後部フレーム26との連結構造が示されている。つまり、主フレーム25における連結用筒部25Cの内面には一対のピン支持部61が対向して形成されており、このピン支持部61の間に連結ピン62を挿入してボルト63で固定するとともに、主フレーム25の後端から突出させた連結ピン62を、相手フレーム材である上方後部フレーム26の前端に挿入してボルトで64連結し、もって、主フレーム25と上方後部フレーム26とを強固に連結している。
【0035】前部クロスフレーム22における左右端近くの上面には、外装機器取付け用の支持アーム71が突設され、前方に向けて延出されている。この支持アーム71は、丸パイプ材を屈曲して構成したものであり、その基端が前部クロスフレーム22の上面に差し込まれて溶接固定されるとともに、アーム前端には平板材の取付け座71aが固着されている。
【0036】支持アーム前端の取付け座71aにはミラー72、作業灯73、および、ウオッシャーノズル74を装備した外装機器ユニット75が支持部材76を介して脱着自在にボルト連結されている。前記支持部材76は、支持アーム71の取付け座71aに連結される主部76aと、その一端に連設される横側辺76bとを、板材を略L形に屈曲して形成したものであり、その横側辺76bにミラー取付け用の横軸77が溶接固定されるとともに、主部76aの前面に作業灯取付け用のブラケット78が前方に向けて延出されている。
【0037】前記横軸77には、横向きボス79が横軸心a周りに回動自在かつ横軸心a方向にスライド可能に遊嵌装着されるとともに、この、横向きボス79に溶接固定した縦向きボス80に、ミラー支持アーム81の基端縦軸部81aが縦軸心b周りに回動自在かつ横軸心b方向にスライド可能に貫通装着されている。ここで、横軸77の根元側にはストッパピン82が貫通固着されるとともに、横向きボス79の端部には前記ストッパピン82に浅く係合する係止凹部83が形成されており、横向きボス79を圧縮コイルバネ84によってストッパピン82側にスライド付勢することで、ストッパピン82への係止凹部73の係合状態を弾性維持して、横向きボス79の横軸心a周りでの装着姿勢を一定に維持し、横向きボス79に設定以上の上下回動力が作用すると、ストッパピン82に対して係止凹部83が乗り越えるように圧縮コイルバネ74を少し圧縮変形させながら横軸心a周りで回動するようになっている。また、ミラー支持アーム81の基端縦軸部81aにもストッパピン85が貫通固着されるとともに、縦向きボス80の上端部には前記ストッパピン85に浅く係合する係止凹部86が形成されており、基端縦軸部81aを圧縮コイルバネ87によって下方にスライド付勢することで、係止凹部86へのストッパピン85の係合状態を弾性維持して、ミラー支持アーム81の縦軸心b周りでの装着姿勢を一定に維持し、ミラー支持アーム81に設定以上の左右回動力が作用すると、係止凹部86に対してストッパピン85が乗り越えるように圧縮コイルバネ87を少し圧縮変形させながら縦軸心b周りで回動するようになっている。
【0038】つまり、ミラー支持アーム81は横軸心a周りおよび縦軸心b周りに回動できるよう弾性的に係合維持されており、ミラー72やミラー支持アーム81が他物にぶつかって設定以上の力を受けると、横軸心a周りあるいは縦軸心b周りに後退回動して、大きい損傷の発生を防止できるとともに、キャビン横外方に張り出した使用姿勢と、キャビン横幅内に収まる格納姿勢に、工具を要することなく手動によって切換え操作することができるようになっている。なお、ミラー72自体はミラー支持アーム81の先端に備えた球支点81bに上下左右に向き変更可能に支持されている。また、ミラー支持アーム81の上端の高さを運転キャビンCの上端高さに揃えてあり、ミラー支持アーム81の高さを目安にして走行することで、運転キャビンCを障害物に接触させることを防止することができるようになっている。
【0039】前記作業灯取付け用のブラケット78の先端には、中間金具88が縦軸心c周りに向き調節可能にボルト89によって取付けられるとともに、この中間金具88の先端に、作業灯63が横軸心d周りに向き調節可能に取付けられている。
【0040】また、支持部材76における主部76aの端部にはウオッシャーノズル74が取付けられ、図示しないが、ウオッシャー液の送水チューブや、前記作業灯73の電線は、支持アーム71の内部に挿通されている。
【0041】なお、運転キャビンCの天井内にラジオを装備する場合には、外装機器ユニット75の支持部材76における横側辺76bの先端部にアンテナを取付けるとともに、アンテナ線を支持アーム71に挿通して室内に導くことになる。




 

 


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