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発明の名称 作業機械の表示装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−191872(P2001−191872A)
公開日 平成13年7月17日(2001.7.17)
出願番号 特願2000−6458(P2000−6458)
出願日 平成12年1月14日(2000.1.14)
代理人 【識別番号】100107308
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修一郎
【テーマコード(参考)】
2B074
2B076
3D044
5C082
5G435
【Fターム(参考)】
2B074 AA02 AB01 AC02 AD05 AF02 AG03 CA01 CE01 DA02 DA03 DB03 DB04 DC01 DD01 DE03 DE05 ED03 ED05 
2B076 AA03 EC23 ED21
3D044 BA04 BA21 BA26 BA27 BB03 BD02
5C082 AA00 AA12 AA13 AA21 CB06 MM08 MM10
5G435 AA01 BB12 CC01 DD01 DD02 LL17
発明者 林 繁樹 / 中 珠喜 / 仲島 鉄弥
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 作業機械の運転において作業者に知らせるべき複数種の報知情報を画像情報として表示する画像表示部と、前記報知情報を管理して、その報知情報を表示させるように前記画像表示部の作動を制御する制御手段とが設けられた作業機械の表示装置であって、前記複数種の報知情報を前記画像表示部に同時に表示させる複数情報表示モード、及び、前記複数種の報知情報のうちの一つの報知情報を前記画像表示部に表示させる単一情報表示モードの何れかを選択する表示モード選択手段と、前記単一情報表示モードにおいて表示させる前記一つの報知情報を前記複数種の報知情報のうちから選択する表示情報選択手段とが設けられ、前記制御手段が、前記表示モード選択手段の情報に基づいて、前記複数情報表示モードが選択されている場合には、前記複数種の報知情報を前記画像表示部に同時に表示させ、且つ、前記単一情報表示モードが選択されている場合には、前記表示情報選択手段にて選択されている前記一つの報知情報を前記画像表示部に拡大して表示させるように構成されている作業機械の表示装置。
【請求項2】 前記報知情報が3つ以上の報知情報からなり、その3つ以上の報知情報のうちの複数個づつの報知情報を、前記複数情報表示モードにおいて前記複数種の報知情報として表示させる複数の表示パターンが設定されるとともに、その複数の表示パターンのうちの何れか1つを選択する表示パターン選択手段が設けられ、前記制御手段が、前記複数情報表示モードにおいて、前記表示パターン選択手段にて選択されている前記表示パターンで前記複数種の報知情報を表示させるように構成されている請求項1記載の作業機械の表示装置。
【請求項3】 前記報知情報が、作業機械に備えた作業部の作動状態を示す作動情報である請求項1又は2記載の作業機械の表示装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業機械の運転において作業者に知らせるべき複数種の報知情報を画像情報として表示する画像表示部と、前記報知情報を管理して、その報知情報を表示させるように前記画像表示部の作動を制御する制御手段とが設けられた作業機械の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記作業機械の表示装置は、例えば特開平4−335816号公報に示されるように、作業機械としての刈取収穫用のコンバインに備えられて、複数種の報知情報として、コンバインに備えた作業部の作動状態を示す作動情報、例えば脱穀装置における選別部の作動状態(揺動選別部の漏下開度と選別風の風力)を示す選別作動情報や、走行部の車速を示す車速情報等が、画像表示部に表示されるものである。そして、上記複数種の報知情報(選別作動情報や車速情報等)のうちで画像表示部に表示させる報知情報を表示切換キーによって切換えながら、予め決められた形態で表示させるように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、表示切換キーによって画像表示部に切り換え表示させる報知情報は予め決められた形態で表示されるので、例えば複数個の報知情報が画像表示部に表示されている表示形態において、運転に慣れている熟練者等は、表示されている複数個の報知情報の中で必要とする情報を確認することが容易にできる一方、未熟な作業者等は、複数個の報知情報の中で必要とする情報を探して確認することが容易でないおそれがあった。特に、画像表示部に多数の報知情報が表示されて各報知情報の表示領域が小さい場合には、その多数の報知情報の中で必要とする報知情報を探して確認することの困難性はより一層大きくなる。また、作業者によっては、画像表示部に表示させる報知情報の個数や種類を、自己の好みに応じて適宜選択できるようにしたいという要望もあった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、上記従来技術の不具合を解消させるために、複数種の報知情報を画像表示部に表示させる場合に、作業者の熟練度や好み等によって、複数種の報知情報の表示形態を選択することができる作業機械の表示装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、前記複数種の報知情報を前記画像表示部に同時に表示させる複数情報表示モード、及び、前記複数種の報知情報のうちの一つの報知情報を前記画像表示部に表示させる単一情報表示モードの何れかを選択する表示モード選択手段と、前記単一情報表示モードにおいて表示させる前記一つの報知情報を前記複数種の報知情報のうちから選択する表示情報選択手段とが設けられ、前記制御手段が、前記表示モード選択手段の情報に基づいて、前記複数情報表示モードが選択されている場合には、前記複数種の報知情報を前記画像表示部に同時に表示させ、且つ、前記単一情報表示モードが選択されている場合には、前記表示情報選択手段にて選択されている前記一つの報知情報を前記画像表示部に拡大して表示させるように構成されている。つまり、表示モード選択手段にて複数情報表示モードが選択されている場合には、作業機械の運転において作業者に知らせるべき複数種の報知情報が画像表示部に画像情報として同時に表示され、表示モード選択手段にて単一情報表示モードが選択されている場合には、上記複数種の報知情報のうちから表示情報選択手段にて選択されている一つの報知情報が画像表示部に拡大された画像情報として表示される。
【0006】従って、複数種の報知情報の何れについても表示させながら作業機械の運転を行いたい場合には、複数情報表示モードを選択して画像表示部に複数種の報知情報を同時に表示させて、複数種の報知情報について適切に確認することができ、しかも、この複数情報表示モードの場合には、単一情報表示モードの場合に必要な情報に切り換えるための表示切換操作が不要であるという利点もある。一方、例えば未熟な作業者等において、複数種の報知情報の夫々を容易に確認できる状態で作業機械の運転を行いたい場合には、単一情報表示モードを選択して、表示情報選択手段にて選択した一つの報知情報を画像表示部に拡大して判り易い状態で表示させることができる。もって、複数種の報知情報を画像表示部に表示させる場合に、作業者の熟練度や好み等によって、複数種の報知情報の表示形態を選択することができる作業機械の表示装置を提供することができる。
【0007】請求項2によれば、請求項1において、前記報知情報が3つ以上の報知情報からなり、その3つ以上の報知情報のうちの複数個づつの報知情報を、前記複数情報表示モードにおいて前記複数種の報知情報として表示させる複数の表示パターンが設定されるとともに、その複数の表示パターンのうちの何れか1つを選択する表示パターン選択手段が設けられ、前記制御手段が、前記複数情報表示モードにおいて、前記表示パターン選択手段にて選択されている前記表示パターンで前記複数種の報知情報を表示させるように構成されている。つまり、報知情報が3つ以上の報知情報からなる場合に、前記複数情報表示モードにおいて、その3つ以上の報知情報のうちの複数個づつの報知情報を前記複数種の報知情報として表示させるように設定された複数の表示パターンのうちから、表示パターン選択手段にて選択されている表示パターンで、上記複数個づつの報知情報が前記複数種の報知情報として画像表示部に同時に表示される。従って、報知情報が2つの場合には、その2つの報知情報を前記複数種の報知情報として画像表示部に同時に表示させても、各報知情報の確認は比較的容易にできるのに対して、報知情報が3つ以上と多い場合に、その3つ以上の報知情報を全て画像表示部に同時に表示させると、各報知情報の確認が容易にできなくなるおそれがあるが、請求項2では、3つ以上の報知情報のうちの複数個づつの報知情報をその複数個づつの報知情報が選択できる状態で画像表示部に同時に表示させるので、報知情報が3つ以上の報知情報からなる場合においても、前記複数情報表示モードにおいて同時に表示される報知情報の数はより少ない数となり、各報知情報の確認を比較的容易に行うことができ、もって、請求項1の好適な手段が得られる。
【0008】請求項3によれば、請求項1又は2において、前記報知情報が、作業機械に備えた作業部の作動状態を示す作動情報である。従って、作業機械に備えた作業部の作動状態を示す複数種の作動情報を報知情報として表示させる場合に、その複数種の作動情報の全てもしくはその複数種の作動情報の中の複数個の情報を確認しながら作業機械を運転する必要があるときは、複数情報表示モードを選択して、その複数種の作業情報の全てもしくはその複数種の作動情報から選んだ複数個の報知情報を同時に表示させて各作動情報を確認することができ、一方、例えば現在作動している作業部に関する作動情報だけを確認すればよいときは、単一情報表示モードを選択して、上記現在作動している作業部に関する作動情報のみを拡大して表示させてその作動部の作動状態を容易且つ迅速に確認することができ、もって、請求項1又は2の好適な手段が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、本発明に係る作業機械の表示装置の第1実施形態を、作業機械としてのコンバインに適用した場合について図面に基づいて説明する。図1に示すように、コンバインは、左右一対のクローラ走行装置30の上部に設けた機体Vの前部に、刈取昇降シリンダ5によって横軸心X周りに上下揺動操作自在な状態で刈取部1が付設され、機体Vには、運転部31、刈取穀稈を脱穀・選別する脱穀部2、脱穀部2から供給される穀粒を貯留する穀粒貯留用のタンク3、及びこの穀粒貯留用のタンク3からの穀粒排出用のアンローダ32等が装備されて構成されている。
【0010】刈取部1は、先端部に付設された分草具33、穀稈の引き起こし装置34、引き起こした穀稈の株元を切断する刈り刃35、先端側で刈取穀稈を受け取って脱穀部2のフィードチェーン52に受け渡す縦搬送装置36等を備えている。又、刈取部1の地面に対する高さを検出するための超音波センサS1と、穀稈が触れるとオン作動して刈取り作業中であることを検出する株元センサS2とが設けられている。そして、上記超音波センサS1の情報に基づいて、刈取部1の対地高さが目標設定高さに維持されるように、前記刈取昇降シリンダ5の作動を制御する刈高制御が実行される。
【0011】前記アンローダ32は、先端部に下向き姿勢の排出口32aを備え、基端側が横軸心Z周りに上下揺動自在な状態で支持部32bに支持されるとともに、その上下揺動駆動するためのアンローダ用油圧シリンダ62が設けられ、又、支持部32bが縦軸心Y周りに旋回操作自在な状態で機体Vに設けた搬送部に枢支されるとともに、その旋回駆動用のアンローダ旋回用モータM3と、その支持部32bの旋回位置を検出するためのポテンショメータ式のアンローダ位置センサS3とが設けられている。そして、上記アンローダ位置センサS3、及び上昇方向や左右方向への旋回操作の限界位置を検出するリミットスイッチ(図示しない)等の情報に基づいて、アンローダ32の作動を制御するアンローダ制御が実行されるように構成されている。
【0012】脱穀部2は、図2に示すように、扱胴51を収納する扱室A、刈取部1から供給される穀稈を搬送するフィードチェーン52、トウミ53と揺動選別板54とからなる選別装置B、穀粒回収用の一番口55、及び、穀粒と藁屑との混合物(二番物)を回収するための二番口56等を備えている。そして、扱室Aで扱処理された処理物は、扱室Aの下部に設けられた受網57から選別装置Bに漏下し、それ以外の処理物は受網57の後端部より選別装置Bに落下する。尚、上記一番口55にて回収された穀粒は、図示しないスクリュー式の搬送装置によって前記タンク3に搬送され、二番口56にて回収された二番物は、スクリュー式の二番搬送装置63によって、上記揺動選別板54の始端側に戻されるように構成されている。
【0013】選別装置Bの揺動選別板54は、トウミ53の上方に位置するグレンパン58、その後方に位置するチャフシーブ59、その下方に位置するグレンシーブ61等を備えている。チャフシーブ59は、処理物移送方向に並置された複数個の帯板状部材からなり、その隣接する帯板状部材の間隔(チャフ開度)がチャフ開度調節モータM4によって変更されるように構成されている。尚、S8は、揺動選別板54上の処理物の量を検出するシーブセンサである。トウミ53は、選別風を送風するためのものであり、後方側のファンケースカバー53aをトウミ風力調節モータM5にて開閉操作することにより、揺動選別板54上の処理物に及ぼす風力(トウミ風力)が変更されるように構成されている。つまり、カバーの開度が大きいほど前方側への風力が小さくなって、トウミ風力が小さくなる。
【0014】そして、選別装置Bでの選別処理が適正に行われるように、扱室Aからの漏下処理物量に応じて、チャフ開度調節モータM4及びトウミ風力調節モータM5の作動を制御する脱穀制御が実行される。ここで、走行速度が速くなると、扱室Aに供給される刈取穀稈量が多くなって扱室Aからの漏下処理物量が多くなるので、後述の車速センサS4の情報に基づいて判別される扱室Aへの穀稈供給量が多いほど、上記チャフ開度及び上記トウミ風力が大になるように制御される。
【0015】次に、動力伝達系を図3に示す。機体Vに搭載されたエンジンEの出力は、脱穀クラッチ37を介して脱穀部2に伝達されるとともに、走行クラッチ38及び無段変速装置39を介してクローラ走行装置30のミッション部40に伝達される。ミッション部40に伝達された出力は、クローラ走行装置30に伝達されるとともに、刈取クラッチ41を介して刈取部1に伝達される。S6は、脱穀クラッチ37の入切状態を検出する脱穀スイッチであり、S4は、ミッション部40への入力回転数により走行速度を検出するための車速センサであり、S5は、電磁ピックアップ式のエンジン回転数センサである。又、無段変速装置39を変速操作するための変速モータM6が設けられている。そして、エンジンEに対する負荷が大きくなるほど、エンジン回転数が低下することから、無負荷時のエンジン回転数(基準回転数)からの回転数低下量によって、エンジンEの負荷が判別されるので、エンジンEの能力を極力有効に利用できるようにするために、上記車速センサS4にて検出される走行速度が設定上限速度を超えない条件で、前記エンジン回転数センサS5の情報に基づいて判別されるエンジン負荷が適正範囲に維持されるように、変速モータM6の作動を制御する車速制御が実行される。
【0016】操縦部31の右前方側(図1参照)には、刈取部1を手動で昇降操作する刈取昇降レバーと機体Vを手動で左右に旋回操作するステアリングレバーとに兼用構成された十字操作式の刈高操向レバー8が設けられている。つまり、この刈高操向レバー8を後方側に揺動操作すると刈取部1が上昇する一方、前方側に揺動操作すると刈取部1が下降し、刈高操向レバー8を左側に揺動操作すると機体が左旋回する一方、右側に揺動操作すると機体が右旋回するように構成されている。又、操縦部31の左側(図1参照)には、前記変速モータM6に優先して無断変速装置39を変速操作できる手動変速レバー7が設けられている。
【0017】操縦部31の中央前方側には、図4に示すように、各種の情報を表示するための表示ユニットC(図4参照)が設けられ、この表示ユニットCには、図示しない燃料タンク内の燃料残量を示す指示針式の燃料メータ100、前記エンジンEの回転数を表示する指示針式のタコメータ101、左右のウインカランプ102、ブレーキランプ103、ランプ式の負荷表示器104、及び、各種のメッセージやグラフ等の画像情報を表示するLCD表示器105が設けられている。負荷表示器104には、前記エンジンEの負荷を5段階に判別したときの各段階の負荷レベルを表わす1〜5の番号を付した5個のランプが備えられている。
【0018】又、表示ユニットCの右側方には、モード切換スイッチ71と、表示切換スイッチ72とが設けられ、この両スイッチ71,72は、押し操作されているときだけオン状態になり、押し操作されないときはオフ状態となる押ボタン式のスイッチに構成されている。
【0019】図5に示すように、マイクロコンピュータを利用して構成された制御部CUが設けられ、この制御部CUに、前記超音波センサS1、株元センサS2、アンローダ位置センサS3、車速センサS4、エンジン回転数センサS5、シーブセンサS8、及び両切換スイッチ71,72の各検出情報が前記制御部CUに入力されている。又、図示しないが、前記タンク3内に貯溜されている穀粒(モミ)の量を検出するモミセンサS6と、前記エンジンEの水温を検出する水温センサS7が設けられ、このモミセンサS6と水温センサS7の各検出情報も、前記制御部CUに入力されている。一方、前記制御部CUからは、前記刈取昇降シリンダ5、アンローダ用油圧シリンダ62、アンローダ旋回用モータM3、チャフ開度調節モータM4、トウミ風力調節モータM5車速変速用の変速モータM6、及び前記表示ユニットCに対する各駆動信号が出力されている。そして、上記制御部CUが、上記各センサの情報に基づいて、上記各シリンダや各モータを駆動して、前記刈高制御、アンローダ制御、脱穀制御、車速制御等の各種制御を実行するように構成されている。
【0020】コンバインの運転において作業者に知らせるべき複数種の報知情報を画像情報として表示する画像表示部GHが、前記LCD表示器105にて構成され、前記報知情報を管理して、その報知情報を表示させるように前記LCD表示器105の作動を制御する制御手段CUが、前記制御部CUにて構成されている。上記報知情報は、コンバインに備えた作業部SBの作動状態を示す作動情報であり、具体的には、作業部SBとしての前記タンク3内のモミの量、作業部SBとしての前記選別装置Bの揺動選別板54上の処理物の量、及び、作業部SBとしての前記エンジンEにおける水温の各情報が表示される(図6、図7参照)。
【0021】前記複数種の報知情報を前記LCD表示器105に同時に表示させる複数情報表示モード、及び、前記複数種の報知情報のうちの一つの報知情報を前記LCD表示器105に表示させる単一情報表示モードの何れかを選択する表示モード選択手段MSが、前記モード切換スイッチ71を利用して構成されている。具体的には、前記モード切換スイッチ71を押し操作する毎に、複数情報表示モードと単一情報表示モードとに交互に切り換わるように構成されている。又、前記単一情報表示モードにおいて表示させる前記一つの報知情報を前記複数種の報知情報のうちから選択する表示情報選択手段JSが、前記情報切換スイッチ72を利用して構成されている。具体的には、単一情報表示モードが選択されている状態で、前記情報切換スイッチ72を押し操作する毎に、予め決められた順番で各一つの報知情報の表示に切り換わるように構成されている。
【0022】そして、前記制御部CUが、前記モード切換スイッチ71の情報に基づいて、前記複数情報表示モードが選択されている場合には、図6に示すように、前記複数種の報知情報を前記LCD表示器105に同時に表示させ、単一情報表示モードが選択されている場合には、図7に示すように、前記情報切換スイッチ72にて選択されている前記一つの報知情報を前記LCD表示器105に拡大して表示させるように構成されている。
【0023】さらに、この実施形態では、前記のように、報知情報が3つの報知情報(タンク3内のモミ量、揺動選別板54上の処理物量、及び、エンジンEにおける水温)からなり、その3つの報知情報のうちの複数個づつの報知情報を、前記複数情報表示モードにおいて前記複数種の報知情報として表示させる複数の表示パターンが設定されるとともに、その複数の表示パターンのうちの何れか1つを選択する表示パターン選択手段PSが、前記情報切換スイッチ72を利用して構成されている。具体的には、図6に示すように、タンク3内のモミ量と水温をLCD表示器105に同時に表示する表示パターン(イ)、及び、タンク3内のモミ量と揺動選別板54上の処理物量をLCD表示器105に同時に表示する表示パターン(ロ)の2つの表示パターンが設定され、複数情報表示モードが選択されている状態で、前記情報切換スイッチ72を押し操作する毎に、上記2つの表示パターン(イ)(ロ)に交互に切り換わるように構成されている。
【0024】次に、図8〜図9に示すフローチャートに基づいて、前記制御部CUによる制御動作について説明する。図示しないメインスイッチがオフからオンに操作されて電源が投入され、制御部CUに電力が供給されると制御がスタートし、図8に示すように、報知情報管理処理、表示制御処理、及び、作業制御処理を行う。尚、報知情報管理処理では、前記各センサ類の情報を設定時間毎に取り込んで、前述の各作業部SBの作動状態を示す作動情報を管理する処理を行い、作業制御処理では、前記複数の制御を実行する処理を行う。
【0025】表示制御処理では、図9に示すように、上記電源が投入された後、エンジンEが始動されるまでは、アワメータとバッテリー電圧の情報をLCD表示器105に表示させ(図10(イ))、エンジンEが始動された後、脱穀部2が駆動状態になるまでは、エンジン回転数の情報をLCD表示器105に表示させる(図10(ロ))。脱穀部2が駆動状態になると、複数情報表示モードと単一情報表示モードの切換え状態に応じて、各表示モードに移行する。そして、複数情報表示モードでは、前記情報切換スイッチ72の押し操作に応じて、前記2つの表示パターン(図6)を切換え、その切り換えた表示パターンでLCD表示器105を表示作動させる。一方、単一情報表示モードでは、前記情報切換スイッチ72の押し操作に応じて、前記3つの各報知情報(図7)を切換え、その切り換えた報知情報を表示するようにLCD表示器105を表示作動させる。尚、図示しないが、制御部CUは、エンジンEの回転数に対応するように前記タコメータ101を作動させ、エンジンEの負荷レベルに対応する番号のランプを点灯させるように負荷表示器104を作動させる。
【0026】〔第2実施形態〕次に、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、前記複数情報表示モードにおいて表示させる報知情報の表示形態が異なる点を除いて、上記第1実施形態と同様に構成されている。具体的には、図11及び図12に示すように、制御部CUが、複数情報表示モードが選択されている場合に、前記3つの報知情報(タンク3内のモミ量、揺動選別板54上の処理物量、及びエンジンEにおける水温)を同時にLCD表示器105に表示させ、単一情報表示モードが選択されている場合には、図7に示すように、前記情報切換スイッチ72にて選択されている前記一つの報知情報を前記LCD表示器105に拡大して表示させるように構成されている。尚、この第2実施形態では、3つの報知情報を同時に表示させる1つの表示パターンしかないので、前記表示パターン選択手段PSは不要となる。
【0027】〔別実施形態〕次に、別実施形態について説明する。上記第1、第2実施形態では、前記複数情報表示モード及び単一情報表示モードにおいて表示させる報知情報として、作業部SBの作動状態を示す作動情報を表示させるようにしたが、このような作動情報以外の報知情報を表示させるようにしてもよい。作動情報以外の報知情報としては、例えば、前記アワーメータや、作業機械の機種情報等が例示される。又、上記第1、第2実施形態では、前記作業部SBの作動状態を示す作動情報として、タンク3内のモミ量、揺動選別板54上の処理物量、及び、エンジンEにおける水温を表示させるようにしたが、これ以外の作動情報として、作業部SBとしてのエンジンEの負荷状態を示すエンジン負荷情報や、エンジンEの回転数状態を示すエンジン回転数情報を表示させるようにしてもよい。
【0028】上記第1、第2実施形態では、画像表示部GHを、LCD表示器105にて構成したが、これ以外の画像表示装置(例えばCRT表示装置)にて構成してもよい。
【0029】上記第1、第2実施形態では、報知情報が3つの報知情報である場合について説明したが、報知情報が2つの報知情報である場合や、報知情報が4つ以上の報知情報である場合にも適用できる。尚、報知情報が4つ以上の報知情報である場合には、その4つ以上の報知情報のうちの複数個づつの報知情報を、前記複数情報表示モードにおいて前記複数種の報知情報として表示させる複数の表示パターンとしては、上記4つ以上の報知情報のうちの3個づつの報知情報を表示させる表示パターンや、2個づつの報知情報を表示させる表示パターン等、適宜表示させる報知情報の数を設定することができる。
【0030】上記実施形態では、本発明を作業機械としての刈取収穫用のコンバインに適用したが、本発明をコンバイン以外の作業機械に適用することもできる。




 

 


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