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発明の名称 キャビン装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−158221(P2001−158221A)
公開日 平成13年6月12日(2001.6.12)
出願番号 特願平11−345237
出願日 平成11年12月3日(1999.12.3)
代理人 【識別番号】100061745
【弁理士】
【氏名又は名称】安田 敏雄
【テーマコード(参考)】
3L011
【Fターム(参考)】
3L011 BS01 
発明者 佐藤 健吾 / 山本 哲也 / 武輪 憲明
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 走行車体に固定のキャビン枠と、このキャビン枠上部に設けられた天井部材と、乗降口開閉用のドアと、前記天井部材のエアー吹き出し口に接続されたエアコン装置とを有し、前記ドアの外側にサイドミラーを配置し、前記天井部材にドアのサイドミラー対向部位内面に向けてエアーを吹き出す補助エアー吹き出し口を形成していることを特徴とするキャビン装置。
【請求項2】 走行車体に固定のキャビン枠と、このキャビン枠上部に設けられた天井部材と、キャビン枠に枢支されている乗降口開閉用の左右一対のドアと、前記天井部材内部に設けられていて天井部材内下面のエアー吹き出し口からエアーを吹き出すエアコン装置とを有し、前記キャビン枠を形成する左右前支柱にドアの外側に位置する左右一方のサイドミラーを設け、前記天井部材内下面の左右前側部にドアの上部内面に向けてエアーを吹き出す補助エアー吹き出し口を形成していることを特徴とするキャビン装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、農用トラクタ等の走行車両のキャビン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】農用トラクタにおいては、運転者の作業環境を良好に保つためにキャビン装置が設けられている。このキャビン装置は、トラクタ車体に固定のキャビン枠と、このキャビン枠上部に設けられた天井部材と、乗降口開閉用のドアと、前記天井部材のエアー吹き出し口に接続されたエアコン装置とを有している。そして、前記キャビン枠の前部の左右前支柱には、ドアの外側に左右一方のサイドミラーが設けられ、左右側方及び後方を監視できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の天井部材は、内下面に前後複数のエアー吹き出し口が運転者、フロントガラス内面等に向けて設けられていて、運転者及びその雰囲気の温度調節、フロントガラス内面の曇り止め等ができるようになっているが、降雨時にはドアガラスの内面が曇ることがあり、その外方のサイドミラーが見えなくなることがある。本発明はこのような従来技術の問題点を解決できるようにしたキャビン装置を提供することを目的とする。
【0004】本発明は、天井部材内下面の前側部に、ドアの上部内面に向けてエアーを吹き出す補助エアー吹き出し口を形成することにより、エアコン装置の風でドアガラスの内面の曇り止めをし、サイドミラーを見易くしたキャビン装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決のための第1の具体的手段は、走行車体2に固定のキャビン枠8と、このキャビン枠8上部に設けられた天井部材5と、乗降口6開閉用のドア7と、前記天井部材5のエアー吹き出し口11に接続されたエアコン装置12とを有し、前記ドア7の外側にサイドミラー13を配置し、前記天井部材5にドア7のサイドミラー13対向部位内面に向けてエアーを吹き出す補助エアー吹き出し口14を形成していることである。
【0006】これによって、補助エアー吹き出し口14から吹き出されるエアコン装置12の風で、ドア7のガラスの内面の曇りを吹き払い、キャビン装置内からその外側のサイドミラー13を見易くする。本発明における課題解決のための第2の具体的手段は、第1の具体的手段に加えて、走行車体2に固定のキャビン枠8と、このキャビン枠8上部に設けられた天井部材5と、キャビン枠8に枢支されている乗降口6開閉用の左右一対のドア7と、前記天井部材5内部に設けられていて天井部材5内下面のエアー吹き出し口11からエアーを吹き出すエアコン装置12とを有し、前記キャビン枠8を形成する左右前支柱3にドア7の外側に位置する左右一方のサイドミラー13を設け、前記天井部材5内下面の左右前側部にドア7の上部内面に向けてエアーを吹き出す補助エアー吹き出し口14を形成していることである。
【0007】これによって、天井部材5内下面の左右前側部の補助エアー吹き出し口14から吹き出されるエアコン装置12の風で、左右ドア7のガラスの内面の曇りを吹き払い、キャビン装置内からその左右外側のサイドミラー13を見易くする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図4、5において、21はトラクタで、エンジン22、ミッションケース23等を連結して走行車体2が構成され、前輪24及び後輪25を有する2軸4輪駆動型であり、走行車体2の後部に運転席26及び操縦装置27を被うように左右後輪フェンダ28間にキャビン装置1が搭載されている。キャビン装置1は、走行車体2とは別個に組み立てられていて、クッション材を介して走行車体2に着脱可能に搭載されており、走行車体2に対して固定のキャビン枠8と、このキャビン枠8上部に設けられた天井部材5と、左右後輪フェンダ28を連結しかつ運転席26を取り付ける部材及びフロアーシート30とによって骨格が形成されている。
【0009】前記キャビン枠8は、左右一対の前後支柱3、4及び中間支柱29と、これらの上部・下部をそれぞれ上横部材31、上後部材32、下横部材33、下後部材34等で適宜連結している。左右の各中支柱29には略全面がガラスで形成されたドア7が蝶番を介して縦軸回り回動自在に支持されていて、前支柱3と中支柱29との間に形成された乗降口6を開閉自在にしている。左右前支柱3間にはフロントガラス9Aが、中支柱29と後支柱4間にはサイドガラス9Bがそれぞれ設けられ、左右後支柱4間には開閉自在なリヤガラス9Cが設けられており、これらによって周囲ガラスが形成されている。
【0010】図1〜5において、前記天井部材5は通常、アウタルーフ5Aとインナルーフ5Bとを最中状に合わせ、その前内部にエアコン装置12を配置し、キャビン装置1の内部に面するインナルーフ5Bには、エアコン装置12からのエアーを吹き出すエアー吹き出し口11が多数形成されている。インナルーフ5Bの運転者頭上部は高く、その周囲が低くなっていて、その左右の低い部分とアウタルーフ5Aとの間には通風路が形成され、その左右通風路からエアー吹き出し口11aを介して、運転者に横風(エアー)が送られ、前部の低い部分には運転者又はフロントガラス9Aの内面に風を送るエアー吹き出し口11bが設けられている。
【0011】そして、左右のエアー吹き出し口11aより前側には、ドア7の上部に向けられた補助エアー吹き出し口14が形成されており、この補助エアー吹き出し口14はエアコン装置12に接続されており、これから吐出される風は、ドア7の内面上部に略向けられている。前記エアー吹き出し口11b、11b及び補助エアー吹き出し口14には、風吹き出し方向を変向するためのエアー変向具がそれぞれ設けられている。前記サイドミラー13は左右前支柱3に突設した取付け部37にアーム38を介して装着されており、前後位置調整自在でありかつ左右・上下変向自在であり、運転者がトラクタの左右側方、後方等を監視可能になっている。
【0012】前記補助エアー吹き出し口14は、運転者が左右サイドミラー13を見る視線上のドア7の内面に略向けられており、補助エアー吹き出し口14から吹き出すエアー(冷房風、暖房風又は常温風)が、サイドミラー13を見るときのドア7の部位の曇りを吹き払うことができればよく、エアーを吹き付ける範囲はドア7のガラス全面でも一部でもよい。また、補助エアー吹き出し口14をドア7に近づけて形成し、ドア7の内面に沿うように上から下へ風を流すようにしてもよい。
【0013】図3、4において、フロアシート30は、走行車体2の後上部の作業機昇降用油圧装置(図示せず)の上方を被う部位の上側に、支持具40を介して運転席26を支持しており、この支持具40の後側のフロアシート30部位には連通口41が形成されており、この連通口41に被さるようにボックス42が設けられている。前記ボックス42は前面に開口43が形成されていて、この開口43を塞ぐように内面側に弁体44の上縁が取付けられており、前記連通口41、ボックス42及び弁体44等により内圧逃がし手段45が構成されている。
【0014】前記キャビン装置1のエアコン装置12は、内気を循環させる運転態様と、外気を導入させる運転態様とを採ることができ、この内圧逃がし手段45は、エアコン装置12が外気導入運転でキャビン装置1の内圧が上昇してきたときに、その内圧で弁体44が押し動かされ、開口43を開いて連通口41と連通させることにより、キャビン装置1内の圧力を逃がす。なお、内圧逃がし手段45は、ドア7を急激に閉めたときにも内圧を逃がすことができ、連通口41を塞ぐように、その下面側に弁体44を取付けて構成してもよい。
【0015】前記リヤガラス9Cで開閉されるリヤウインド46は、異形管(断面略8の字状)で形成された左右後支柱4と上後部材32と下後部材34とで囲まれており、これらの包囲部材にはウエザーストリップ50が設けられ、リヤガラス9Cを閉鎖したときにシールができるようになっている。前記上後部材32に固着の支持片47Aにリヤガラス9Cに固定の取付片47Bをピン連結することにより枢支具47が形成され、この枢支具47を介して上後部材32にリヤガラス9Cが枢支されおり、左右側部のガスダンパ48を介して開放力が軽減されている。
【0016】このリヤガラス9Cは開放したときに、その上縁は上後部材32、ウエザーストリップ47等との間に隙間ができるようになる。そこで、支持片47Aと同高さでそれを挟むように、キャビン枠8側にクッション材49を設けることにより、リヤガラス9Cの開閉及び閉鎖時のシールを妨害することなく、開放したときの前記隙間を塞ぐことができるようにしており、これにより、前記隙間からリヤウインド46の上部やリヤガラス9Cに積もった塵埃が、風に吹かれてキャビン装置1内に侵入してくるのを阻止できるようになっている。
【0017】なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形することができる。例えば、バックホー等の乗降口及びドアが運転席の左右の一方にしかない走行車両にも適用でき、エアコン装置12を運転席近傍に設けておいて、送風ダクトを介して天井部材5の内部上面や中間支柱29のエアー吹き出し口から送風するものにも適用できる。また、前記サイドミラー13は、前支柱3以外のキャビン枠8の形成部材又は天井部材5に取付けたり、ドア7自体に設けたりしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、補助エアー吹き出し口14から吹き出されるエアコン装置12の風で、ドア7のガラスの内面の曇りを吹き払い、キャビン装置内からその外側のサイドミラー13を見易くすることができる。




 

 


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