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発明の名称 陸上輸送用冷凍装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−191838(P2001−191838A)
公開日 平成13年7月17日(2001.7.17)
出願番号 特願2000−3461(P2000−3461)
出願日 平成12年1月12日(2000.1.12)
代理人 【識別番号】100069246
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 新 (外1名)
【テーマコード(参考)】
3L045
【Fターム(参考)】
3L045 AA04 BA02 CA02 
発明者 下平 良美
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 車両の冷凍庫内に備えられるエバポレータユニットと同車両の冷凍庫外に備えられるコンデンサ、コンプレッサ、同コンプレッサ駆動用の電動モータおよびエンジン、同エンジンのラジエータを有し、冷媒配管で接続された冷凍サイクルを構成する陸上輸送用冷凍装置において、前記コンプレッサ、同コンプレッサ駆動用の電動モータおよびエンジンを、吸音材が装着されたパネルで覆われた空間と同パネル外で吸排気部を備える開放空間とを有するケーシングの前記吸音材が装着されたパネルで覆われた空間に設置し、前記コンデンサ、ラジエータと同コンデンサ、ラジエータの冷却ファンを前記ケーシングの解放空間に設置してなることを特徴とする陸上輸送用冷凍装置。
【請求項2】 請求項1に記載の陸上輸送用冷凍装置において、前記コンデンサと同コンデンサの冷却ファンを、前記ケーシングの開放空間に設置することに代えて別の解放空間に設置してなることを特徴とする陸上輸送用冷凍装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は陸上輸送用冷凍装置の構造に関し、特に低騒音化等を可能とする構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4から図6に基づき従来の陸上輸送用冷凍装置につき説明する。図4は、従来の陸上輸送用冷凍装置の全体装備の説明図、図5は陸上輸送用冷凍装置のコンデンシングユニットの主要コンポーネントの配置状態を示す平面図、図6は、図5中D−D矢視で示すコンデンシングユニットの車両への設置状態の説明図である。
【0003】図4に示されるように、陸上輸送用冷凍装置は冷凍庫100の外下部の車両200のシャーシに吊り下げられたコンデンシングユニット1と、冷凍庫100内に設置されたエバポレータユニット30が冷媒配管40で接続されて冷凍サイクルを構成している。
【0004】コンデンシングユニット1は、図6に示されるように、冷凍庫100の下部に取付けられている横根太130にブラケット140を介してボルト締めによって、コンデンシングユニット1のパネル3が車両200の外側になるように吊り下げられている。
【0005】コンデンシングユニットの内部には、図5に示すように、そのケーシング2内にエンジン4、このエンジン4によって駆動されるコンプレッサ5、及び商用電源によってコンプレッサ5を駆動する電動モータ6が、それぞれその駆動軸を平行に配設されている。
【0006】コンデンサ8及びラジエータ9の冷却ファン10は電動モータ6の駆動軸に直結されており、コンデンサ8及びラジエータ9は冷却ファン10により冷却される。
【0007】エンジン4の動力はその駆動軸先端に取付けられた遠心クラッチ12を介しベルト15により、電動モータ6を中継しベルト16によりコンプレッサ5に伝達される。
【0008】車両200の走行中はエンジン4が使用され、エンジン4の回転数の上昇に伴って遠心クラッチ12が接続状態になり、コンプレッサ5、及び冷却ファン10がエンジン4によって駆動される。
【0009】一方、車両200の停車中で商用電源が使用出来る時には電動モータ6が使用され、電動モータ6によりコンプレッサ5、冷却ファン10が駆動される。この場合エンジン4が停止しているので遠心クラッチ12は切断状態になっており、電動モータ6の動力はエンジン4には伝達されない。
【0010】本コンデンシングユニット1は車両装着時、車両200の外側に面するケーシング2の正面部2aには外気をケーシング2内に導入する通気孔を有するパネル3が設置され、ケーシング2の背面部2bにはコンデンサ8及びラジエータ9を流過した外気を排出する排気口11が設置されている。
【0011】以上のようなコンデンシングユニット1において、エンジン4又は電動モータ6によってコンプレッサ5が駆動されると、コンプレッサ5で圧縮された高圧、高温のガス冷媒がコンデンサ8に送られ、ここで冷却ファン10によって冷却され凝縮液化する。
【0012】この液冷媒は、図4に示す冷媒配管40を経てエバポレータユニット30に送られ、ここで冷蔵庫100の庫内空気を冷却し蒸発気化する。気化したガス冷媒は冷媒配管40の他の配管を経てコンプレッサ5に戻る。
【0013】一方、冷却ファン10が駆動されると、外気はパネル3の通気孔を通過してケーシング2内に導入され、コンデンサ8及びラジエータ9を流過する過程で、高圧、高温のガス冷媒の冷却、及びエンジン4の冷却水の冷却を行って排気口11から排出される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の陸上輸送用冷凍装置においては、コンデンシングユニット1内に装着されたコンデンサ8及びラジエータ9への冷却風を導入するための多数の通気孔を備えたパネル3が車両200の外側へ向かいコンデンシングユニット1の正面部2aを覆うように装備されているため、陸上輸送用冷凍装置の運転中、エンジン4及びコンプレッサ5等の運転騒音がこのパネル3の通気孔を通過して外部に放出され、さらにコンデンサ8、ラジエータ9の排気口11からも外部に放出されて本冷凍装置の騒音値が高くなると言う問題があった。
【0015】本発明はかかる従来の陸上輸送用冷凍装置の問題を解消し、騒音を低減し、併せ冷却効果も向上する陸上輸送用冷凍装置を提供することを課題とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであって、その第1の解決手段として、車両の冷凍庫内に備えられるエバポレータユニットと同車両の冷凍庫外に備えられるコンデンサ、コンプレッサ、同コンプレッサ駆動用の電動モータおよびエンジン、同エンジンのラジエータを有し、冷媒配管で接続された冷凍サイクルを構成する陸上輸送用冷凍装置において、前記コンプレッサ、同コンプレッサ駆動用の電動モータおよびエンジンを、吸音材が装着されたパネルで覆われた空間と同パネル外で吸排気部を備える開放空間とを有するケーシングの前記吸音材が装着されたパネルで覆われた空間に設置し、前記コンデンサ、ラジエータと同コンデンサ、ラジエータの冷却ファンを前記ケーシングの解放空間に設置してなることを特徴とする陸上輸送用冷凍装置を提供するものである。
【0017】第1の手段によれば、エンジン、コンプレッサ及び電動モータ等は、吸音材を装着したパネルにより覆われており、外気の通過する開放空間とは隔絶されているので、陸上輸送用冷凍装置の運転時の主な騒音源となるエンジン、電動モータ及びコンプレッサ等が発生する騒音は吸音、遮音されて外部放出騒音が低減する。
【0018】(2)また、第2の手段としては、第1の手段の陸上輸送用冷凍装置において、前記コンデンサと同コンデンサの冷却ファンを、前記ケーシングの開放空間に設置することに代えて別の解放空間に設置してなることを特徴とする陸上輸送用冷凍装置を提供するものである。
【0019】第2の手段によれば、第1の手段の特徴に加え、コンデンサとその冷却ファンを分離しているので、それらを冷却効果が高く十分なスペースを確保できる場所に搭載することができ、冷却空気量が増大してコンデンサの冷却効果が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は実施の一形態について図1から図3に基づき説明する。図1は本実施の形態に係る陸上輸送用冷凍装置の全体装備の説明図、図2は図1中A矢視による陸上輸送装置のパワーユニットにおける主要コンポーネントの平面配置図、図3は図1中B矢視による陸上輸送装置のコンデンサユニットにおける主要コンポーネントの平面配置図である。
【0021】図1に示されるように、本実施の形態の陸上輸送用冷凍装置は、冷凍庫100の外下部の車両200のシャーシに吊り下げられたパワーユニット101と、冷凍庫100の前面壁上部に装着されたコンデンサユニット120と、冷凍庫100内のエバポレータユニット30とを備え、パワーユニット101とコンデンサユニット120とは冷媒配管40aで、コンデンサユニット120とエバポレータユニット30とは冷媒配管40bで接続され冷凍サイクルを構成している。
【0022】パワーユニット101には、図2に示すように、そのケーシング102内にエンジン104、エンジン104によって駆動されるコンプレッサ105、及び商用電源によってコンプレッサ105を駆動する電動モータ106が、それぞれその駆動軸を平行に配設されている。
【0023】エンジン104の動力はその駆動軸に装着された遠心クラッチ112を介しベルト115により、電動モータ106を中継しベルト116によりコンプレッサ105に伝達される。
【0024】車両200の走行中はエンジン104が使用され、エンジン104の回転数の上昇に伴って遠心クラッチ112が接続状態になり、コンプレッサ105がエンジン104によって駆動される。
【0025】一方、車両200の停車中で商用電源が使用出来る時には電動モータ106が使用され、電動モータ106によりコンプレッサ105が駆動される。この場合、エンジン104が停止しているので遠心クラッチ112は切断状態になっており、電動モータ106の動力はエンジン104には伝達されない。
【0026】ラジエータ109の冷却ファン110はこれに直結された電動モータ113により駆動され、ラジエータ109は冷却ファン110により冷却される。パワーユニット101のケーシング102の正面部102aには、外気をケーシング102内に導入する吸気口117が設置され、背面部102bにはラジエータ109を流過した外気を排出する排気口111が設置されている。
【0027】なお、本パワーユニット101は一体のケーシング102内に構成され、エンジン104、電動モータ106及びコンプレッサ105等はケーシング102内の吸音材118を装着したパネル103a、103b、103c、103d、103e及び103fによって覆われた空間に設置され、ラジエータ109、冷却ファン110及び電動モータ113等はケーシング102内のパネル103a〜103f外で吸気口117と排気口111を備える開放空間に設置されている。
【0028】また、図3に示すように、コンデンサユニット120には、コンデンサ108及びコンデンサファンとモータ121等が配設されている。図3中に図示していないが、コンデンサユニット120は、コンデンサ108の冷却用外気の吸気口、および排気口が設置されている解放空間となっているのは言うまでもない。
【0029】以上のように構成された本実施の形態の陸上輸送用冷凍装置において、エンジン104、コンプレッサ105、ラジエータ109、電動モータ106、ラジエータ109の冷却ファン110及びこれに直結した電動モータ113を配設したパワーユニット101の運転によりコンプレッサ105から吐出される冷媒ガスは、冷媒配管40aを経て冷凍庫100に装着されたコンデンサユニット120のコンデンサ108に送られる。
【0030】コンデンサ108に入った冷媒ガスは、コンデンサファンとモータ121により吸入された外気と熱交換して液化し、冷媒配管40bを経てエバポレータユニット30に入り、ここで冷凍庫100の庫内空気を冷却し蒸発気化する。気化したガス冷媒は、冷媒配管40b及び冷媒配管40aの別の配管を経て、パワーユニット101のコンプレッサ105に戻る。
【0031】パワーユニット101に配設されたエンジン104の冷却水冷却用のラジエータ109には、パワーユニット101のケーシング102の正面部102aに設置された吸気口117から冷却ファン110によって吸入された外気が、ケーシング102内の開放空間を通過して供給され、外気はラジエータ109において冷却水と熱交換して排出口111から排出される。
【0032】エンジン104、コンプレッサ105及び電動モータ106等は、吸音材118を装着したパネル103a〜103fにより全面又は必要部分を覆われており、外気の通過する開放空間とは隔絶されている。
【0033】従って、陸上輸送用冷凍装置の運転時の主な騒音源となるエンジン104及びコンプレッサ105等が、パワーユニット101内において吸音材118を装着したパネル103a〜103fにより全面又は必要部分が覆われているので、エンジン104及びコンプレッサ105等の運転により発生する騒音は吸音、遮音されて本パワーユニット101からの外部放出騒音が低減し、低騒音のパワーユニット101とすることができる。
【0034】更に、本実施の形態においては、コンデンサユニット120をパワーユニット101と分離し、別の解放空間をなすケーシングに収め、冷凍庫100の前面上部に装着しているので、パワーユニット101の低騒音化の実現と共に、コンデンサ108を十分なスペースを確保出来る場所に搭載することができ、冷却空気量が増大してコンデンサ108の冷却効果が向上し、ひいては陸上輸送用冷凍装置の性能を向上させることができるものとなる。
【0035】以上、図1から図3により実施の一形態を説明したが、他の形態、例えば図示していないが、図5に示す従来のコンデンシングユニット1において、コンデンサ8、ラジエータ9及び冷却ファン10等をケーシング2内の開放空間に設置し、エンジン4、電動モータ6、コンプレッサ5等の全面又は必要部分を、上述の実施の形態と同様に、ケーシング2内の吸音材を装着した複数のパネルにより覆った空間に設置したものとすることも可能である。この場合においても、低騒音化効果においては前記の実施の形態と同等の効果が得られるものとなる。
【0036】
【発明の効果】(1)請求項1の発明によれば、陸上輸送用冷凍装置を、車両の冷凍庫内に備えられるエバポレータユニットと同車両の冷凍庫外に備えられるコンデンサ、コンプレッサ、同コンプレッサ駆動用の電動モータおよびエンジン、同エンジンのラジエータを有し、冷媒配管で接続された冷凍サイクルを構成する陸上輸送用冷凍装置において、前記コンプレッサ、同コンプレッサ駆動用の電動モータおよびエンジンを、吸音材が装着されたパネルで覆われた空間と同パネル外で吸排気部を備える開放空間とを有するケーシングの前記吸音材が装着されたパネルで覆われた空間に設置し、前記コンデンサ、ラジエータと同コンデンサ、ラジエータの冷却ファンを前記ケーシングの解放空間に設置してなるように構成したので、陸上輸送用冷凍装置の運転時の主な騒音源となるエンジン、電動モータ及びコンプレッサ等発生する騒音は吸音、遮音されて外部放出騒音が低減し、著しく低騒音化が可能となる。
【0037】(2)また、請求項2の発明によれば、請求項1に記載の陸上輸送用冷凍装置において、前記コンデンサと同コンデンサの冷却ファンを、前記ケーシングの開放空間に設置することに代えて別の解放空間に設置してなるように構成したので、請求項1の発明の効果に加え、コンデンサとその冷却ファンをを冷却効果が高く十分なスペースを確保できる場所に搭載することができ、冷却空気量が増大してコンデンサの冷却効果が向上し、ひいては陸上輸送用冷凍装置の性能を向上させることができるものとなる。




 

 


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