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発明の名称 ドライフラワー鑑賞用容器および観賞用ドライフラワー
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−334797(P2001−334797A)
公開日 平成13年12月4日(2001.12.4)
出願番号 特願2000−155161(P2000−155161)
出願日 平成12年5月25日(2000.5.25)
代理人 【識別番号】100099508
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 久
【テーマコード(参考)】
3B111
3E035
4H011
【Fターム(参考)】
3B111 BB06 BD01 BE02 CA01 CB01 CC01 
3E035 AA20 BA01 CA02
4H011 CA03 CB13 CC01
発明者 大田 健吾 / 大田 麻衣
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 合成樹脂製板材により箱状のケース本体を構成し、前記ケース本体を構成する正面板を透明な板材とし、背面板を不透明かつ透光性の板材とし、前記ケース本体の正面側に額縁を取り付けたことを特徴とするドライフラワー観賞用容器。
【請求項2】 前記合成樹脂製板材がアクリル樹脂製板材である請求項1記載のドライフラワー観賞用容器。
【請求項3】 前記ケース本体を構成する正面板以外の板材が不透明かつ透光性の着色板材である請求項2記載のドライフラワー観賞用容器。
【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載のドライフラワー観賞用容器のケース本体内に、生花を乾燥したドライフラワーを花束の状態にしてケース本体の背面板内側に配置したことを特徴とする観賞用ドライフラワー。
【請求項5】 前記生花が慶事用の花束である請求項4記載の観賞用ドライフラワー。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、慶事用の花束を長期にわたって保存し観賞するのに好適なドライフラワー観賞用容器および観賞用ドライフラワーに関する。
【0002】
【従来の技術】ドライフラワーは生花を乾燥雰囲気中で一定期間乾燥することによってつくられ、適当な容器に挿して観賞したり、壁などに飾ったりして用いられる。この観賞用あるいは装飾用のドライフラワーは、既製の商品として販売されているドライフラワーの単品または組合せ品を購入して既存の容器に挿したり台紙などに貼り付けたりして観賞用あるいは装飾用に供するのが一般的である。この際、ドライフラワーをそのままに容器に挿しただけ、あるいは台紙などに貼り付けただけでは、埃によって汚れたり湿気によって変質、変色したり、また人が触ったり風で倒れたりして破損することがあり、長期にわたって最初の美しさを維持するのが難しい。
【0003】そこで、ドライフラワーを透明なケースに封入し、湿気や破損を防止するための方策が種々考えられてきた。たとえば特開平7−1897号公報には、密閉された立体的空間を保有する額と、この額内に配置され、生花をシリカゲル内に埋設することにより乾燥させたドライフラワーと、額内に配置されたシリカゲルとを備えたドライフラワー観賞用額が記載されている。このドライフラワー観賞用額によれば、立体的空間を保有するため、ドライフラワーを立体的な形状のまま額内に入れることができ、また、額内は密閉された状態であるため、埃、湿気、風、衝撃など外的作用からドライフラワーが保護される、とされている。
【0004】また特開平7−223693号公報には、生花あるいはドライフラワーなどの植物を直接に、あるいは他の容器を介して間接に収納する植物収納部を有し、この植物収納部には収納されている植物を観賞するための窓である開口部が形成された輸送兼展示用容器が記載されている。この容器によれば、輸送が容易でかつ容器を受領すれば花瓶に挿すなどの手間をかけることなくそのまま机上であるいは壁掛けとして飾り観賞することができる、とされている。
【0005】また特開平11−334733号公報には、薄合成樹脂フィルム製透明筒と、外側に断面U字状ないしV字状の溝を形成して筒端を嵌入できるようにするとともに、前記溝に接着剤を流入できるようにした蓋を備え、前記溝に流入させた接着剤により筒端と蓋溝とを密封できるようにした密封ケースが記載されている。このケースによれば、透明度高く軽量で、耐湿耐水性が大きく、気体通過性の小さい密封ケースとして、ドライフラワー用ケースとしても利用できる、とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の各公報に記載のドライフラワー用容器によると、既製の商品として販売されているドライフラワーの単品または組合せ品を購入してこれらの容器に収納することによって、ドライフラワーを湿気や破損から守ることができる。しかし、上記の各容器にもそれぞれに難点があり、改善すべきところがある。
【0007】特開平7−1897号公報に記載の額は、壁に飾って観賞するための額であり、その形状、外観は壁掛け用として適したものにはなっているが、卓上用としては不向きなものとなっている。すなわち、額の背面は壁に対面することになるので、背面シール部はシリカゲリルシートとアルミ箔と化粧紙の三層構造で不透明になっており、卓上に載置した場合には背面側が見苦しい外観を呈する。また、正面側のガラス板以外からは内部に光が入らないので内部が薄暗くなり、装飾効果の点で物足りないという難点がある。。
【0008】特開平7−223693号公報に記載の容器は、ドライフラワーも生花と同様な方法で収納、観賞することができるとはいうものの、本来は生花を主たる対象として考えられたものであるので、容器が完全な密閉型になっておらず、湿気の侵入によるドライフラワーの変質、変色の防止効果に欠けるという難点がある。
【0009】特開平11−334733号公報に記載のケースは、合成樹脂フィルム製のケースであるので、軽量で組立も簡単であるという利点があるものの、ケース本体が薄いフィルム製であるので横方向からの外力に弱く、耐久性の点に点がある。
【0010】本発明は、容器としての耐久性およびドライフラワーの保存性に優れるとともに、観賞用としての容器の装飾性およびドライフラワーの視認性に優れた容器およびドライフラワーを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のドライフラワー観賞用容器は、合成樹脂製板材により箱状のケース本体を構成し、前記ケース本体を構成する正面板を透明な板材とし、背面板を不透明かつ透光性の板材とし、前記ケース本体の正面側に額縁を取り付けたことを特徴とする。
【0012】ケース本体の正面板を透明とすることにより、ケース本体内に収納したドライフラワーは容器の正面側から観賞するかたちとなる。このときケース本体の背面板は不透明かつ透光性であるので、外部の光が背面板を通してケース内部にやわらかく入り込んでドライフラワーを背後から浮き立たせるようになり、正面側から観る人にとってケース内部のドライフラワーは、美しくかつ立体的に見えるようになる。また正面側の額縁は容器の装飾性を高めるものとなる。
【0013】ここで、ケース本体を構成する合成樹脂製板材としてアクリル樹脂製板材を用い、また正面板以外の板材として不透明かつ透光性の着色板材を用いるのが望ましい。アクリル樹脂製板材を用いることにより、ケース本体に必要な強度を確保したうえで、透明板は透明度を高く、着色板は鮮やかな色に着色することができ、装飾効果を一段と高めることができる。
【0014】また、正面板以外の板材として不透明かつ透光性の着色板材を用いることにより、明るいところでは着色板材が色鮮やかに輝き、また外部の光が着色板材を通してケース内部にやわらかく入り込んで、ケース内のドライフラワーの色との取り合わせおよびコントラストにより、ケース内に幻想的な雰囲気を醸し出すことができる。外部の光が自然光の場合、たとえば木漏れ日の場合は、光の当たる部分と当たらない部分とで微妙に色合いが異なり、幻想的な雰囲気をさらに助長する。また人工光の場合、ライトの明るさや照射方向を変えることにより、室内全体の雰囲気とともにケース内の雰囲気を変えることができる。
【0015】本発明のドライフラワー観賞用容器を壁掛け用として用いる場合は、通常の壁掛け用額縁と同様な壁掛け用の紐を額縁の背面に係止すればよい、また机上立て用として用いる場合は、ケース本体の背面下部にスタンドを付属品として取り付ければよい。
【0016】本発明のドライフラワー観賞用容器は、独立した容器として流通させ、任意のドライフラワーを収納するように利用することもでき、また、後述するように、この容器に特定のドライフラワーを収納し観賞用ドライフラワーとして提供することもできる。
【0017】本発明の観賞用ドライフラワーは、上記のドライフラワー観賞用容器のケース本体内に、生花を乾燥したドライフラワーを花束の状態にしてケース本体の背面板内側に配置したことを特徴とする。
【0018】本発明においては、容器に収納するドライフラワーとして、生花の花束をいったん解体してドライフラワーとし、その後もとの花束の状態に復元した花束状のドライフラワーを用いる。生花の花束としては、たとえば結婚式の花束のような慶事用の花束で、花束の状態のまま長期にわたって記念に保存し、随時観賞したい花束を対象とする。
【0019】ケース本体の背面板内側へのドライフラワーの配置にあたっては、背面板内側に発泡スチロール片などを接着し、この発泡スチロール片にワイヤやピンなどを用いてドライフラワーを取り付ける。背面板は透光性ではあるが不透明であるので、背面側から観たときでも発泡スチロール片が目立って見えることはない。また、正面から観たときにドライフラワーの陰になって露わには見えないようにしてシリカゲルを収納する。
【0020】ケース本体内には、ドライフラワーのほかにも適宜の記念品などを配置することができる。また、ドライフラワーも含めてケース本体内の雰囲気を調整する小物を配置することができる。たとえばケース本体内の前面側にプリズムを配置すれば、太陽光を分光した七色の帯がケース本体の内面に現れ、装飾効果を一段と高めることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態におけるドライフラワー入り容器を示す正面斜視図であり、図2は図1の容器の背面斜視図、図3(a)は額縁を背面側からみた斜視図、同(b)はケース本体を正面側からみた斜視図、図4は図1の容器のみの側面断面図である。
【0022】本実施形態のドライフラワー入り容器10は、図1に示すように、箱状のケース本体2にドライフラワーFを収納し、ケース本体2の正面側に額縁1を取り付けたものである。
【0023】ケース本体2は、正面板2aは透明なアクリル樹脂製板材、背面板2b、天板2c、底板2d、両側板2e,2fは藍色に着色した半透明のアクリル樹脂製板材を使用し、これらの板材の縁を互いに接着剤により接着して密閉型の箱状としたものである。各板材の厚さは約3mmで、ケース本体2の高さは約25cm、幅は約20cm、深さ(奥行き)は約8cmであり、壁掛け用または机上立て用として充分な強度と、花束をそのままドライフラワーとしたものを収納するのに十分な大きさとを有している。
【0024】額縁1は木製であり、正面側には明色の塗装を施し、背面側には化粧紙を貼り付けている。額縁1の開口1aはケース本体2が密着してはめ込まれる大きさであり、ドライフラワーFを収納したケース本体2に対して額縁1を図1に示すように取り付ける。
【0025】ドライフラワーFは、結婚式の花束をいったん解体してドライフラワーとし、その後もとの状態に復元した花束状のドライフラワーであり、このドライフラワーFをケース本体2の背面板2b内側に配置する。ドライフラワーFの配置にあたっては、背面板2bの内側に発泡スチロールの小片(図示せず)を接着剤により接着し、この発泡スチロール片にピンを用いてドライフラワーFが動かないように取り付けている。背面板2bは藍色に着色した半透明のアクリル樹脂製板材であるので、ドライフラワー入り容器10を背面側から観たときでも発泡スチロール片が目立って見えることはない。また、正面から観たときにドライフラワーFの陰になって露わには見えないようにしてシリカゲル(図示せず)を収納している。
【0026】本実施形態のドライフラワー入り容器10を壁掛け用として用いる場合は、額縁1の背面に壁掛け用の紐を取り付けて使用し、机上立て用として用いる場合は、ケース本体2の背面下部にスタンドを付属品として取り付けて使用する。いずれの場合であっても、ケース本体2の正面板2aのみが透明であるので、ドライフラワーFの観賞はドライフラワー入り容器10の正面側から行うかたちになる。
【0027】ドライフラワー入り容器10を正面側から観たとき、正面板2a以外の背面板2b、天板2c、底板2d、両側板2e,2fは藍色に着色した半透明のアクリル樹脂製板材であるので、明るいところでは藍色の着色板材が色鮮やかに輝き、また外部の光が着色板材を通してケース本体2内部にやわらかく入り込んで、ケース本体2内のドライフラワーFの色との取り合わせおよびコントラストにより、ケース本体内に幻想的な雰囲気を醸し出す。
【0028】なお以上の実施形態は、結婚式の花束をドライフラワーにして長期保存および観賞用に供する例であるが、ドライフラワーとする生花は他の花束であってもよく、また、本発明のドライフラワー観賞用容器は花束状のドライフラワーに限らず、既製品のドライフラワーの単品や組合せ品を適宜収納して観賞用とするのに利用することもできるのはもちろんである。
【0029】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏することができる。
【0030】(1)合成樹脂製板材により箱状のケース本体を構成し、ケース本体を構成する正面板を透明な板材とし、背面板を不透明かつ透光性の板材とし、ケース本体の正面側に額縁を取り付けたドライフラワー観賞用容器とすることにより、ケース本体内のドライフラワーを容器の正面側から観賞するときに、外部の光が背面板を通してケース内部にやわらかく入り込んでドライフラワーを背後から浮き立たせ、美しくかつ立体的に見えるようになる。
【0031】(2)ケース本体の正面板以外の板材として不透明かつ透光性の着色したアクリル樹脂製板材を用いることにより、ケース本体は明るいところでは色鮮やかに輝き、また外部の光が着色板材を通してケース内部にやわらかく入り込んで、ケース内のドライフラワーの色との取り合わせおよびコントラストにより、ケース内に幻想的な雰囲気を醸し出すことができる。
【0032】(3)上記のドライフラワー観賞用容器に、慶事用の花束を乾燥したドライフラワーを収納して観賞用ドライフラワーとすることにより、記念の花束を長期にわたってドライフラワーのかたちで保存し、観賞することができる。




 

 


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