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発明の名称 モールディング製品
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−150894(P2001−150894A)
公開日 平成13年6月5日(2001.6.5)
出願番号 特願平11−332043
出願日 平成11年11月22日(1999.11.22)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武 (外7名)
【テーマコード(参考)】
3D023
3E068
【Fターム(参考)】
3D023 AA01 AB01 AC02 AD22 
3E068 AA34 AB09 AB10 AC04 BB15 CC20 EE02
発明者 吉田 昭次 / 吉田 昭寿
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 表面に装飾層が形成された可撓性を有する長尺のモールディングが、前記装飾層が外側を向くように包装用容器の収納部内に渦巻き状に巻回され、収納されたことを特徴とするモールディング製品。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の車両のドアのエッジ部に取り付けられるドア用モールディングや、装飾用モールディングなどのように表面に装飾フィルムを有するモールディングが包装用容器に収容されてなるモールディング製品に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車両に取り付けられるモールディングとしては、自動車のドアのエッジ等の薄厚加工部を包み込んで薄厚加工部を保護したり、装飾するためのドア用モールディングや、バンパーやボディライン等に取り付けられて車体の装飾や保護するための装飾用モールディングが知られている。従来のドア用モールディングは、可撓性を有する長尺のものであり、断面形状が略U字型の合成樹脂製線状体を主体として構成されている。この線状体は、ドアのエッジに取り付けた時に上側(車体表面側)となる曲面部と、下側(裏側)となる平坦部とから構成されている。この曲面部の表面には、真空蒸着等により金属被膜からなる装飾層が形成されている。従って、ドア用モールディングは、上記のような構成であるので、その長さ方向に沿って溝部を有するような構造となっている。 このようなドア用モールディングを自動車のドアのエッジに取り付けるには、該エッジに両面テープを貼り付けた後、これに所望の長さにカットしたドア用モールディングの溝部をはめ込み、このドア用モールディングと上記両面テープを密着させると、上記エッジがドア用モールディングに包み込まれて保護される。一方、従来の装飾用モールディングは、可撓性を有する長尺のものであり、断面形状が矩形の合成樹脂製帯状体を主体として構成されている。このモールディングは、自動車のボディラインに取り付けた時に表面側となる面には、表面の装飾性を向上させるために、真空蒸着等により金属被膜からなる装飾層を積層したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような構成のドア用モールディングや装飾用モールディングなどのモールディングが市販される際には、長尺の台紙上に1m程度の長さにカットした複数本のモールディングを並列させてゴムやセロテープ等で固定したり、あるいは複数本のモールディングを同様にして台紙上に並べた状態で合成樹脂製フィルムやケース等でパッケージして市販されていた。それは、従来のモールディングは、表面に金属被膜を形成したものであるので、曲げられる方向によってはモールディングに回復困難な変形が生じたり、さらには上記金属被膜からなる装飾層に皺や剥離等の不良が生じるといった不都合があるからである。しかしながら通常モールディングは長尺のものであるので、長尺の台紙上に配置して固定したものも長尺となってしまうため、持ち運びが不便であり、また、保管時にスペースをとってしまうという問題があった。また、上記の方法ではモールディングは1m程度にカットされているので、1m以上のエッジ部にドア用モールディングを取り付ける場合は、複数本のドア用モールディングを用いなければならず、繋ぎ目が多くなり、見苦しくなってしまうという問題があった。このような問題は、装飾用モールディングにおいても同様に生じてしまう。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、長尺のモールディングをその表面に形成された装飾層に皺や剥離等が生じることなく、コンパクトに収納でき、持ち運びが容易で、保管時の省スペース化が可能なドア用モールディング製品を提供すること。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、表面に装飾層が形成された可撓性を有する長尺のモールディングが、前記装飾層が外側を向くように包装用容器の収納部内に渦巻き状に巻回され、収納されたことを特徴とするモールディング製品により解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明のモールディング製品の一実施の形態を詳しく説明する。図1乃至図4は、本発明のモールディング製品の実施形態(以下、第一の実施形態のモールディング製品という。)を示す図である。図中符号1は、第一の実施形態のモールディング製品である。第一の実施形態のモールディング製品1は、可撓性を有する1本の長尺のドア用モールディング(モールディング)10が包装用容器20に収納された概略構成のものである。ドア用モールディング10は、図2に示すように断面形状が略U字型の線状体12を主体として構成されている。この線状体12は、自動車のドアのエッジ等に取り付けた時に内側となる平坦部13と、外側(車体表面側)となる曲面部14から構成されている。線状体12をなす材料としては、弾性変形可能な材料が用いられ、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)などが好適に用いられる。
【0007】このような線状体12の曲面部14の表面には、装飾層15が形成されている。この装飾層15は、アンダーコート層、アルミニウム、クロム等からなる金属フィルム(装飾フィルム)、保護層が線状体12から順に積層されてなるものである。上記金属フィルムの形成方法としては、真空蒸着法(真空メッキ法)、化学メッキ法、塗布法、圧着法等が用いられる。装飾層15としては、アンダーコート層がポリ塩化ビニル(PVC)からなり、装飾フィルムがアルミニウムの蒸着メッキフィルムからなり、保護層がポリエチレンテレフタレートからなるマイラー(商品名)を用いるのが特に好ましい。ドア用モールディング10は、上記のような構成であるので、自動車のドアのエッジ等の薄厚加工部を覆うための溝部16が長さ方向に沿って有する構造になっている。溝部16の幅は、底部から開口部17にかけて徐々に狭くなっている。
【0008】上記のような構成のドア用モールディング10は、断面形状が略U字状の線状体12の曲面部14の表面に装飾層15を形成したものであるので、渦巻き状に巻回した場合、装飾層15に巻き皺や剥離が発生することがある。具体的には、図2に示すように溝部16の開口部17の方向S1や、溝部16の開口部17の反対側の方向S2、すなわち曲面部14と平坦部13の境界部(背部)18の方向S2や、装飾層15の面方向S3にモールディング10を屈曲させて巻回すると、装飾層15に皺や剥離が発生することがあるといった性質を有している。特に、装飾層15が上記のようなマイラーからなる場合、モールディング10を面方向S3に屈曲させて巻回する(曲面部14を内側にしてモールディング10を巻回する)と、マイラーに皺がよったり、剥離が発生することがあるといった性質を有している。一方、平坦部13の面方向S4方向にモールディング10を屈曲させて巻回する(平坦部13を内側にしてモールディング10を巻回する)と、装飾層15に皺や剥離等が生じにくい性質を有している。ドア用モールディング10の長さの具体例としては、1m〜8m程度である。
【0009】包装用容器20は、合成樹脂等からなる容器本体21と、厚紙等からなる蓋部35から概略構成されている。容器本体21は、方形状板の中央部を一方の面側に突出させて円盤状凸部を形成したような形状のものであり、ドア用モールディング10を収納するための断面略コ字状の収納部23と、これの下端部周囲から外側に向けて突出する鍔部22から概略構成されている。収納部23の内側は、空隙部24が形成されている。そして、この空隙部24に上記のドア用モールディング10が渦巻き状に多段(図面では2段)に巻回され、収納されている。
【0010】ここでのドア用モールディング10の巻回方法としては、図3(A)に示すように一端部を外側に出したままで残りの部分を外側から内側に掛けて渦巻き状に巻回して1段目を形成したならば、残りのドア用モールディング10を先に形成した1段目の渦巻きの高さ分程度立ち上げて今度は図3(B)に示すように内側から外側に向けて渦巻き状に巻回すると上記1段目の上に2段目の渦巻きを積層でき、1本のドア用モールディング10を渦巻き状に多段(図面では2段)に巻回できる。ドア用モールディング10の他端部も外側に出ている。ここでドア用モールディング10を巻回する際、平坦部13と、装飾層15が形成された曲面部14が当接するように巻回し、かつ装飾層15が外側を向くように巻回することが、先に述べたドア用モールディング10の性質から装飾層15に皺や剥離等が生じるのを回避できる点で好ましい。
【0011】上述したようにドア用モールディング10を巻回すると、1m〜8m程度の長尺のものでも、装飾層15に皺や剥離等の不良が生じることなく、コンパクトに収納できる。また、ドア用モールディング10の両端部は外側に出ているので、使用する際に端部を取り出し易い。このように渦巻き状に多段に巻回されたドア用モールディング10を収納部23内に収納する際、背部18をこの収納部23側になるように収納する。すなわち、溝部16の開口部17が蓋部35側を向くように収納することが好ましい。収納部23に形成される空隙部24の高さは、該空隙部24に渦巻き状の多段に巻回したドア用モールディング10を収納した際に、ドア用モールディング10と収納部23の内面との間にドア用モールディング10にかかる応力を緩和するための隙間があくような高さであることが好ましい。収納部23の内面とドア用モールディング10との間に上記のような隙間があると、不測の事態によりモールディング製品1に応力がかかっても、上記隙間により応力が吸収、緩和されるので、収納部23に収納されたドア用モールディング10に応力がかかって回復困難な変形や装飾層15に剥離等の不良が生じるを回避できる。
【0012】鍔部22の周縁の4辺のうち3辺には、それぞれ、折返し部22aが設けられている。これら折返し部22aと鍔部22との間には、蓋部35の厚みと同じ程度の大きさの隙間があいており、空隙部24にドア用モールディング10を上記のように収納させた後、蓋部35の端部を折返し部22aと鍔部22との間に入れてスライドさせることにより、空隙部24を閉塞でき、また、ドア用モールディング10を使用する時は蓋部35をスライドさせて空隙部24を開放することにより、ドア用モールディング10を取り出せるようになっている。また、ドア用モールディング10が余ったときは、蓋部35をスライドさせて空隙部24に余ったドア用モールディング10を収納することができる。また、収納部23の周面には、高さ方向に沿ったリブ25が複数形成されており、この収納部23を補強することにより、収納部23に収納されたドア用モールディング10を保護できるようになっている。また、収納部23の上面には外方に突出する複数の小径凸部26が周縁に沿って形成されており、運搬時や保管時にモールディング製品1を多数積層しても、上下のモールディング製品の蓋部35と収納部23との間や、あるいは荷台、棚板、地面等と収納部23との間に隙間ができるので、不測の事態によりモールディング製品1に応力がかかっても、上記隙間により応力が吸収、緩和されるので、収納部23に収納されたモールディング10に応力がかかって回復困難な変形や装飾層15に剥離等の不良が生じるを回避できる。
【0013】また、収納部23の上面には小径凹部27が複数が形成されており、この小径凹部27の下部は収納部23の内側に突出している。そして、これら小径凹部27の下部に保護シート28に設けた穴(図示略)が嵌められている。この保護シート28は、ドア用モールディング10を保護するためのものであり、保護シート28をなす材料としては紙や合成樹脂等を用いることができるが、好ましくは発泡樹脂や段ボール等の緩衝機能を有するものを用いるのが好ましい。また、容器本体21が透明材料から構成されている場合、保護シート28に印刷等を施すことにより、保護シート28をラベルと兼用することができる。収納部23に上記のような小径凹部27が形成されていると、小径凹部27に嵌合する穴を保護シート28に形成し、これら穴を上記小径凹部27の下部に嵌めるだけで、収納部23の裏面に保護シート28を安価で、かつ容易に固定することができる。上記のようなドア用モールディング10をドアのエッジに取り付けるには、予めドア用モールディング10を取り付け位置の長さに応じてカットしておき、上記エッジに両面テープを貼った後、これにカットしたドア用モールディング10の溝部16をはめ込み、ドア用モールディング10と上記両面テープを密着させると、上記エッジがドア用モールディング10に包み込まれて保護される。
【0014】第一の実施形態のモールディング製品1は、表面に装飾層15が形成された可撓性を有する長尺のモールディング10が装飾層15が外側を向くように包装用容器20の収納部23内に渦巻き状に巻回され、収納されたものであるので、ドア用モールディング10が例えば1〜8m程度と長尺であっても、ドア用モールディング10の装飾層15に皺や剥離等の不良が生じるのを防止でき、しかもコンパクトに収納できるので、小型のモールディング製品を提供できる。従って、第一の実施形態のモールディング製品は、上述のように小型化されているので、持ち運びが容易で、保管時の省スペース化が可能である。
【0015】図5は、本発明のモールディング製品の第二の実施形態を示す分解斜視図である。図中符号41は、第二の実施形態のモールディング製品である。第二の実施形態のモールディング製品41が図1乃至図4に示した第一の実施形態のモールディング製品1と異なるところは、包装用容器20の収納部23の空隙部24に複数本(図面では2本)の長尺のドア用モールディング50がそれぞれ渦巻き状に巻回され、多段に重ねられて収納された点である。各ドア用モールディング50は、長さが1〜4m程度である以外は第一の実施形態で用いたモールディング10と同様の構成である。このドア用モールディング50は、第一の実施形態と同様に装飾層15が外側を向くように収納部23内に渦巻き状に巻回され、収容されている。また、第二の実施形態では、上述のように巻回した各ドア用モールディング50の一端部は外側に出ており、他端部は中心側に出ている。
【0016】第二の実施形態のモールディング製品にあっては、表面に装飾層15が形成された可撓性を有する長尺のモールディング50が装飾層15が外側を向くように包装用容器20の収納部23内に渦巻き状に巻回され、収納されたものであるので、モールディング50が例えば1〜4m程度と長尺であっても、モールディング50の装飾層15に皺や剥離等の不良が生じるのを防止でき、しかもコンパクトに収納できるので、小型のモールディング製品を提供できる。従って、第二の実施形態のモールディング製品は、上述のように小型化されているので、持ち運びが容易で、保管時の省スペース化が可能である。
【0017】なお、上記の実施形態においては、ドア用モールディングを自動車のドアのエッジに取り付けた場合について説明したが、スチール板、プラスチック板、ガラス板等の薄厚加工品のエッジにも取り付けることが可能であり、また、自動車のドアのエッジに限らず、他の部分の薄厚加工部や自動車以外の製品の薄厚加工部に取り付けることも可能である。また、上記の実施形態においては、包装用容器20の収納部23内に収納されるモールディングが、長さ方向に沿って溝部16が形成されたドア用モールディング10である場合について説明したが、自動車等の車両のバンパーやボディラインに装着して車体の装飾や保護するための図6に示すような装飾用モールディング70を図1、図4、図5に示したような包装用容器20の収納部23に収納されたものであってもよい。
【0018】図6の装飾用モールディング70は、ポリ塩化ビニル(PVC)などからなる中実の線状体(基体)72の周囲に、金属の蒸着メッキフィルム(装飾フィルム)を有する断面略C字状の装飾層75と、線状体72の一部が露出した平坦部77が形成されてなるものである。この装飾層75の表面には、この装飾層75を保護するための易剥離性保護テープ78が貼着されていることが好ましい。この易剥離性保護テープ78は、装飾用モールディング70を使用するときには、装飾層75から剥離して用いられる。このような構成の装飾用モールディング70は上記第一や第二の実施形態と同様に装飾層75が外側を向くように包装用容器20の収納部23内に渦巻き状に巻回され、収納される。従って、装飾用モールディング70の装飾層75が外側を向くように包装用容器20の収納部23内に渦巻き状に巻回され、収納されたモールディング製品においては、上記第一や第二の実施形態のモールディング製品と同様の作用効果がある。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明のモールディング製品にあっては、表面に装飾層が形成された可撓性を有する長尺のモールディングが上記装飾層が外側を向くように包装用容器の収納部に渦巻き状に巻回され、収納されたものであるので、上記モールディングが長尺であっても、該モールディングの装飾層に皺や剥離等の不良が生じるのを防止でき、しかもコンパクトに収納できるので、小型のモールディング製品を提供できる。従って、本発明のモールディング製品は、上述のように小型化されているので、持ち運びが容易で、保管時の省スペース化が可能である。




 

 


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