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発明の名称 塗膜転写具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−315493(P2001−315493A)
公開日 平成13年11月13日(2001.11.13)
出願番号 特願2000−135935(P2000−135935)
出願日 平成12年5月9日(2000.5.9)
代理人 【識別番号】100060759
【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一 (外2名)
発明者 松丸 涼治
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 使用済みの転写テープを収容する巻取リールの内部に、未使用の転写テープを供給する供給リールを、ほぼ同一平面上に、同軸に配設して、両リールを一体的に回動させるようにしたリール集合体を、テープ状板を折曲げた形状の馬蹄形バンドの中央内部から延設した基板上に立設した回転軸に軸支させ、かつ前記基板の先端に転写ヘッドを付設してなるカートリッジを、前後端に開口を設けたケース本体の内部に、前記転写ヘッドを前端の開口から突出させるとともに、前記馬蹄形バンドを前記後端の開口に嵌合させ、かつ馬蹄形バンドの両先端近傍の外側面に設けた係止爪を、前記ケース本体に設けた係合孔に係止させることによって装着してなることを特徴とする塗膜転写具。
【請求項2】 巻取リールの内部中心に、一体的に立設した保持軸に、供給リールを摩擦抵抗によって一体的に回動するように保持させたリール集合体を、カートリッジの基板に立設した回転軸に、前記保持軸を介して軸支させたことを特徴とする請求項1記載の塗膜転写具。
【請求項3】 巻取リールの表裏面のうち、供給リールを配設していない裏面に、巻取リールと同心円状に鋸歯状歯形を刻設し、カートリッジに設けた前記鋸歯状歯形に弾性的に圧接させたストッパーによって、巻取リールの逆転を防止するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の塗膜転写具。
【請求項4】 転写ヘッドを、紙面等を押圧する押圧平板の先端近傍の左右両側に、転写テープの案内板を付設して構成し、かつ左右の少なくとも一方の案内板の一端を、前記押圧平板上に枢着し、転写テープを押圧平板の先端に掛合させる際に、前記案内板を枢着点を中心に回転し得るようにして、転写テープの掛合作業を容易ならしめるようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の塗膜転写具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手で把持して、紙面等を押圧しながら後方へ移動させることにより、供給リールから供給される転写テープに塗着されている糊料もしくは修正用塗膜を紙面等に転写する転写具に関し、特に、コストダウンと小型化の視点から改良した塗膜転写具に関する。
【0002】
【従来の技術】転写テープを交換できるリフィル式の塗膜転写具は、例えば特許第2943134号明細書に記載されている以外に、すでに市販されており公知である。しかし、これら従来のリフィル式の塗膜転写具は、次のような欠点がみられる。
【0003】a) 一般に転写テープを交換するには、転写テープを巻回してある供給リールと巻取リールの両者を交換する必要があり、交換の際の手数を省くために通常、カートリッジ式となっている。しかし、両リールを直列的に、あるいは同軸で2段重ねに配設したカートリッジは、容積が大きくなり、そのカートリッジを内部に収容するようにした転写具本体は、さらに容積が大きくなる。
【0004】b) 容積の大きいカートリッジは、コスト高となり、特に、転写ヘッドも同時に交換するようにしたカートリッジは、需要者にとっても無駄な出費となっている。
【0005】c) 塗膜転写具は、機能が同じであれば、商品運送や保管上の観点からも小型化が望まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の現状に鑑み、転写テープを低コストで、かつ簡便に交換することができるとともに、小型化が可能な塗膜転写具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 使用済みの転写テープを収容する巻取リールの内部に、未使用の転写テープを供給する供給リールを、ほぼ同一平面上に、同軸に配設して、両リールを一体的に回動させるようにしたリール集合体を、テープ状板を折曲げた形状の馬蹄形バンドの中央内部から延設した基板上に立設した回転軸に軸支させ、かつ前記基板の先端に転写ヘッドを付設してなるカートリッジを、前後端に開口を設けたケース本体の内部に、前記転写ヘッドを前端の開口から突出させるとともに、前記馬蹄形バンドを前記後端の開口に嵌合させ、かつ馬蹄形バンドの両先端近傍の外側面に設けた係止爪を、前記ケース本体に設けた係合孔に係止させることによって装着してなる塗膜転写具とする。
【0008】(2) 上記(1)項において、巻取リールの内部中心に、一体的に立設した保持軸に、供給リールを摩擦抵抗によって一体的に回動するように保持させたリール集合体を、カートリッジの基板に立設した回転軸に、前記保持軸を介して軸支する。
【0009】(3) 上記(1)または(2)項において、巻取リールの表裏面のうち、供給リールを配設していない裏面に、巻取リールと同心円状に鋸歯状歯形を刻設し、カートリッジに設けた前記鋸歯状歯形に弾性的に圧接させたストッパーによって、巻取リールの逆転を防止するようにする。
【0010】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、転写ヘッドを、紙面等を押圧する押圧平板の先端近傍の左右両側に、転写テープの案内板を付設して構成し、かつ左右の少なくとも一方の案内板の一端を、前記押圧平板上に枢着し、転写テープを押圧平板の先端に掛合させる際に、前記案内板を枢着点を中心に回転し得るようにして、転写テープの掛合作業を容易ならしめるようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の塗膜転写具の実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は、本発明の塗膜転写具(1)の分解斜視図、図2は、リール集合体(2)をカートリッジ(3)に収容した斜視図、図3は、図2に示すカートリッジ(3)をケース本体(4)に装着した斜視図、図4は、図3におけるIV−IV線横断面図、図5は、図3におけるV−V線縦断面図である。
【0013】本発明の塗膜転写具(1)は、転写テープ(5)を巻回し、収容するリール集合体(2)と、そのリール集合体を収容するカートリッジ(3)と、そのカートリッジ(3)を装着するケース本体(4)とより構成されている。
【0014】リール集合体(2)は、使用済みの転写テープ(5b)を収容する巻取リール(6)の内部に、未使用の転写テープ(5a)を供給する供給リール(7)を、ほぼ同一平面上に、同軸に配設してある。
【0015】巻取リール(6)は、円状蓋を天地を逆にして、外周面(6a)の上下の縁端に鍔(6b)(6b)を付設した形状とし、底板(6c)の中心に軸孔(6d)を穿設し、その軸孔(6d)の周囲に複数の保持ピン(61e)〜(64e)を立設して、これらの保持ピンによって保持軸(6e)を構成してある。
【0016】供給リール(7)は、筒状とし、前記保持軸(6e)の複数の保持ピン(61e)〜(64e)が、供給リール(7)の筒内面(7a)に外側に向けて圧接されるようにして、供給リール(7)を保持軸(6e)に一体的に保持させてある。そのため巻取リール(6)は、供給リール(7)の筒内面(7a)と保持ピン(61e)〜(64e)との間の摩擦抵抗の範囲内で、供給リール(7)と一体的に回動する。
【0017】このようにして、供給リール(7)を、巻取リール(6)の内部に、ほぼ同一平面上に、同軸に配設して構成したリール集合体(2)は、カートリッジ(3)内に収容される。
【0018】カートリッジ(3)は、テープ状板を折曲げた形状の馬蹄形バンド(8)の中央内部から、馬蹄形の開口に向けて基板(9)を延設し、その基板(9)の先端に連結棹(10)を介して転写ヘッド(11)を付設してある。
【0019】基板(9)には、回転軸(12)が立設され、その回転軸(12)を巻取リール(6)の軸孔(6d)に貫挿して、前記保持軸(6e)を構成する複数の保持ピン(61e)〜(64e)によって、前記回転軸(12)の周囲をとり囲むようにして、リール集合体(2)をカートリッジ(3)の基板(9)に軸支してある。
【0020】巻取リール(6)の底板(6c)の裏面には、図6に示すように、巻取リール(6)と同心円状に鋸歯状歯形(13)を刻設し、その鋸歯状歯形(13)に係止するストッパー(14)を基板(9)に設けてある。ストッパー(14)は、鋸歯状歯形(13)に弾性的に圧接されている。
【0021】図7は、図6において、リール集合体(2)をカートリッジ(3)の回転軸(12)に軸支させた場合のVII〜VII線部分縦断面図である。
【0022】ストッパー(14)が、鋸歯状歯形(13)に弾性的に圧接されているために、リール集合体(2)は、図6、図7に符号Aで示す方向には回転するが、符号Bで示す逆方向には回転しない。
【0023】本発明において、転写テープ(5)は、次のようにして、転写ヘッド(11)に供給される。図2に示すように、予め供給リール(7)に巻回されている未使用の転写テープ(5a)は、供給リール(7)から繰出され、90度回転して巻取リール(6)の上側の鍔(6b)の上面を摺動してリール集合体(2)の外部に達し、再び90度回転して供給リール(7)から繰出された直後の転写テープと平行状態となり、そのまま進み転写ヘッド(11)の先端で反転して、巻取リール(6)に巻取られる。
【0024】巻取リール(6)には、巻取られる転写テープ(5b)の両側に、鍔(6b)(6b)が設けられているために、巻取られた転写テープ(5b)が、巻取リール(6)から脱落することがない。
【0025】転写テープ(5)を巻回したリール集合体(2)を収容したカートリッジ(3)を、ケース本体(4)の内部に装着するには、次のようにする。ケース本体(4)には、前後端に開口(15)(16)を設けてあり、カートリッジ(3)の転写ヘッド(11)を前端の開口(15)から突出させるとともに、馬蹄形バンド(8)を後端の開口(16)に嵌合させる。
【0026】馬蹄形バンド(8)の両先端近傍の外側面には係止爪(17)(17)が設けてあり、その少し手前には、ボタン状の押圧部(18)(18)を設けてある。
【0027】馬蹄形バンド(8)をケース本体(4)の後端の開口(16)に嵌合させるには、前記押圧部(18)(18)を手で両方から押圧して、馬蹄形バンド(8)の開口を狭めながら、ケース本体(4)の後端の開口(16)に嵌合するとともに、前記係止爪(17)(17)を、ケース本体(4)に穿設された係合孔(19)(19)の位置まで移動させて、前記開口を狭めている手を離す。すると、前記係止爪(17)(17)は、前記係合孔(19)(19)に係止して、カートリッジ(3)は、ケース本体(4)に装着される。
【0028】転写テープ(5)を交換するために、カートリッジ(3)を、ケース本体(4)から離脱する場合は、逆の手順で行なえばよい。
【0029】図8、図9は、さらに一部改良を加えた実施形態締を示し、それぞれ図4、図5に対応する図面である。転写ヘッド(11)は、紙面等を押圧する押圧平板(11a)の先端近傍の左右両側に、転写テープ(5)を案内する案内板(11b)(11c)を付設して構成してある(図2参照)。
【0030】本実施形態においては、この案内板(11b)(11c)のうち、一方の案内板(11c)の後端を、押圧平板(11a)上に止めピン(20)で枢着してある。
【0031】転写ヘッド(11)を付設したカートリッジ(3)を、ケース本体(4)から離脱して、転写テープ(5)を交換して、転写ヘッド(11)の先端に掛合させる際に、前記案内板(11c)を止めピン(20)を軸心として、符号Cで示す方向に回転できるようにしてある。
【0032】このように案内板(11c)を回転させることによって、案内板(11c)が邪魔にならず、転写テープ(5)を転写ヘッド(11)の先端に掛合する作業が容易となる。
【0033】また、本発明の塗膜転写具(1)において、転写テープ(5)を交換する際には、予め転写テープ(5)が巻回して収容されているリール集合体(2)を交換することになるが、本実施形態のように、リール集合体(2)をカバー(21)で覆うことによってリール集合体(2)の取扱いが容易になる。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、供給リールと巻取リールを、同一平面上に同軸に配設して、コンパクトなリール集合体とし、かつ転写テープの交換の際には、予め転写テープが巻回し収容されたリール集合体だけを取り換えればよい構造としたために、低コストでテープを交換することができる。
【0035】しかも、リール集合体を支持するカートリッジを、馬蹄形バンドを利用して、ケース本体に簡便に装着・離脱できるようにしたために、テープの交換を手間を必要とせず簡便に行なうことができる。
【0036】さらに、リール集合体と馬蹄形バンドの採用により、供給リールと巻取リールを直列的に配設したり、同軸で2段重ねに配設する従来品や、カートリッジ全体をケース本体の内部に収納する従来品に比較して、塗膜転写具全体の小型化を図ることができ、運送や保管中の管理面でも有利である。
【0037】請求項2記載の発明によれば、必要な限度で巻取リールを供給リールと一体的に回動させることができるために、使用済みの転写テープの巻取りが円滑に行なわれる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、転写作業の際に、リール集合体が逆転して、使用済みの転写テープの巻取りが不良となることを防止することができる。
【0039】請求項4記載の発明によれば、転写テープを転写ヘッドの先端に掛合させる作業が容易となり、転写テープの交換を能率的に行ない得る。




 

 


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