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発明の名称 テープ緊張具を備えた塗膜転写具用カートリッジ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−310595(P2001−310595A)
公開日 平成13年11月6日(2001.11.6)
出願番号 特願2000−127894(P2000−127894)
出願日 平成12年4月27日(2000.4.27)
代理人 【識別番号】100064562
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 徹男 (外1名)
【テーマコード(参考)】
4F042
【Fターム(参考)】
4F042 AA01 FA22 FA23 FA29 
発明者 鈴木 和彦
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 塗膜転写具のケースに着脱自在に取り付けられる、内部に交換用塗膜転写テープが巻き回された供給リールと該テープを巻き取る巻き取りリールとを収受保持しているテープカートリッジにおいて、前記テープカートリッジは、前記ケースに嵌合して取り付けられるカートリッジケースを備え、該カートリッジケースは、前記供給リールと巻き取りリールの回転面に対し略垂直に立設された周壁と該周壁の上側を閉じる上壁とを備えて下側は開いており、前記周壁には下側縁部から切り欠いて形成した前記テープが出入り可能な開口部が形成され、前記テープカートリッジは前記開口部に着脱自在に取り付けられるテープ緊張具をさらに備え、該テープ緊張具は、後端側において互いに離れ、先端側において一体化している、上下方向で幅を有する二つの延長部を含んだ周壁を備え、前記延長部は前記後端側において対向して前記開口部に取り付けられ、前記延長部には、それぞれ前記幅方向の下側縁部から上側縁部に向かって所定の長さで伸びるスリットが形成され、前記テープは前記カートリッジケース内から前記スリットの一方を通って前記テープ緊張具の前記先端部側の外側を回って前記スリットの他方を通ってカートリッジケース内部へ戻れるように構成されていることを特徴とする、テープカートリッジ。
【請求項2】 請求項1記載のテープカートリッジにおいて、前記カートリッジケースの前記周壁に形成された前記開口部は、前記テープカートリッジが前記ケースに取り付けられたときに、前記ケースにより被覆されず、前記塗膜転写具の転写ヘッドの軸部が挿通されるヘッド軸挿通開口部を前記ケースとともに画成することを特徴とする、テープカートリッジ。
【請求項3】 請求項2記載のテープカートリッジにおいて、前記テープ緊張具は、前記テープカートリッジが前記ケースに取り付けられた時に、前記ケースに取り付けられた前記転写ヘッドの前記ケースから外に出ている先端部を内部に収受可能な形状となっていることを特徴とする、テープカートリッジ。
【請求項4】 請求項1乃至3に記載のテープカートリッジにおいて、前記テープ緊張具は、前記周壁の上側を閉じる上壁を備え、前記延長部の後端部の互いに対向する内面側には、上下にのびるリブを備え、前記カートリッジケースの前記周壁の前記開口部を画成する部分の外面側には、前記リブが収受される縦溝が形成されていることを特徴とする、テープカートリッジ。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗膜転写具用テープカートリッジに関し、さらに詳細に言えば、カートリッジに取り付けられた塗膜転写用テープを緊張状態に維持するテープ緊張具を備えた塗膜転写具用テープカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば書いた文字の修正等を行う際にその部分に修正塗膜を塗布する塗膜転写具が使用されている。そして、その塗膜転写具に使用する修正用の塗膜転写テープを、転写具のケースに取り付け、取り外し可能なカートリッジとして構成して交換可能としたものが、例えば特開平7−89662号等に開示されている。
【0003】しかし従来のカートリッジでは、カートリッジを転写具に取り付けた後、テープを指で摘むなどして繰り出して、転写ヘッドの先端加圧部を回るように経由させて装着させる作業が必要である。その際に、テープの繰り出し量を調節する必要があり、それに時間を要したり、或いはその作業中にテープ上の塗膜を傷つけてしまうこともある。また、カートリッジの状態で最初からテープを弛ませておくことも、取扱中にテープ上の塗膜を傷つけることとなり、好ましくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は上記課題に鑑みなされたものであり、カートリッジに収受されたテープを、その一部において該カートリッジの外に出し、その部分を転写ヘッドの先端を回っている状態に近似した状態で緊張させておく、テープ緊張具を備えた、カートリッジ式転写具用テープカートリッジを提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明は以下の構成とした。すなわち、本発明に係るテープカートリッジは、ケースに嵌合して取り付けられるカートリッジケースを備えている。そのカートリッジケースは、内部の供給リールと巻き取りリールの回転面に対し略垂直に立設された周壁と該周壁の上側を閉じる上壁とを備え、下側は開いている。周壁には下側縁部から切り欠いて形成したテープが出入り可能な開口部が形成され、この開口部に着脱自在に取り付けられるテープ緊張具を備える。該テープ緊張具は、後端側において互いに離れ、先端側において一体化している、上下方向で幅を有する二つの延長部を含んだ周壁を備え、延長部はその後端側において対向してカートリッジケースの開口部に取り付けられる。延長部には、それぞれ幅方向の下側縁部から上側縁部に向かって所定の長さで伸びるスリットが形成される。これにより、テープはカートリッジケース内からスリットの一方を通ってテープ緊張具の先端側の外側を回ってスリットの他方を通ってカートリッジケース内部へ戻れる。これにより、テープを緊張状態に維持できる。
【0006】ある実施の形態では、カートリッジケースの周壁に形成された開口部は、このテープカートリッジがケースに取り付けられたときに、ケースにより被覆されず、塗膜転写具の転写ヘッドの軸部が挿通されるヘッド軸挿通開口部をケースとともに画成する。これにより、テープ緊張具を取り付けた状態のままで、テープカートリッジを転写具のケースに取り付けることが出来る。
【0007】他の実施の形態では、テープ緊張具は、テープカートリッジがケースに取り付けられた時に、ケースに取り付けられた転写ヘッドのケースから外に出ている先端部を内部に収受可能な形状となっている。これにより、テープ緊張具を外せば、テープは転写ヘッドの先端部の周囲を回る状態となり、わざわざテープを転写ヘッドに巻き回す必要がない。また、テープ緊張具は転写具を使用しないときの転写ヘッドカバーとして使用可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の具体的実施の形態を説明するが、本願発明の範囲は以下に説明される実施の形態に限定されるものではない。
【0009】図1は、本願発明の具体的な実施の形態に係るテープ緊張具1(以下、単に「緊張具」という)を示す図で、(イ)は平面図、(ロ)は(イ)のA−A断面図である。
【0010】緊張具1は図に示されるように、一端側において閉じ、他端側において開いている周壁3を備えている。すなわち周壁3は、丸みをもって閉じた先端部7と、この先端部7からそれぞれ後方へ延びている延長部5a、5bからなる。図示のとおり周壁3は左右(図1(イ))において上下)対称となっている。
【0011】各延長部は、後方へ斜めに延びるに従い互いに遠ざかる傾斜部9a、9bと、それに連なる外側に凸であり、その後端部12a、12bが再び互いに近づく円弧部11a、11bを備えている。そしてさらに、切欠き或いはスリット13a、13bを挟んで存在する、取り付け部としての第2の傾斜部14a、14bを備えている。すなわち、第2の傾斜部14a、14bは傾斜部9a、9bと同様に後方へ延びるに連れて互いに遠ざかるように斜めに形成されている。そしてその前端部15a、15bは円弧部の端部12a、12bから左右方向でより外側に、且つ前後方向で少し後ろに位置し、円弧部の後端部12a、12bとの間に下側縁部から上側縁部に向かって、所定の長さ(本実施の形態では後述の上壁を残して)のスリット13a、13bを形成している。なお、先端部7と、傾斜部9a、9bと円弧部11a、11bとは後述のとおり、テープ巻回部6を形成する。
【0012】第2の傾斜部14a、14bは後述するようにテープカートリッジのカートリッジケースに取り付けられる部分である。そして、そのための突条或いはリブ16a、16bが図示のとおり、取り付け部14a、14bの内面側に形成されている。
【0013】符号17は上壁であり、周壁3の上側を閉じるとともに、周壁3の三つの部分、テープ巻回部6と左右の取り付け部14a、14bを一体化している。なお、図示はしないが、他の実施の形態では、強度が確保できればこの上壁17を除くことが可能であり、その場合、延長部5a、5bの円弧部11a、11bの後端部12a、12bと、取り付け部14a、14bの前端部15a、15bとは上端部分において、ある幅をもった結合部により繋がれ、一体化される。従って、スリット13a、13bは周壁3の上端側にその結合部を残して形成される。
【0014】図2はテープカートリッジ31を示す平面図であり、テープカートリッジ31はカートリッジケース33を備えている。このテープカートリッジ31は、カートリッジケース33内にテープ及び該テープを供給する側の供給リール及び巻き取る側の巻き取りリール等を備え、後述する転写具に着脱自在に取り付けられ、使用済みのテープを新しいテープと交換するものである。リール等の構成については公知であり、また本願発明の趣旨とは関係がないので、その図示及び説明は省略する。
【0015】カートリッジケース33は周壁35とその上側を閉じる上壁34とを備え、下面側は開いている。周壁35は、円弧状の部分37と、その両端から、次第に互いに近づくように傾斜している傾斜部39a、39bを備えている。傾斜部39a、39bの先端部40a、40bは所定の間隔で互いに離れていて、上壁34と共に下側が開いたテープ出入口としての開口部41を画成する。そしてこの先端部40a、40bは傾斜部39a、39bの他の部分より肉厚となっており、その外側面側にに縦方向(図面の紙面に垂直方向)に溝43a、43bが形成されている。この溝43a、43bに、前述のテープ緊張具1の取り付け部14a、14bに形成されたリブ16a、16bがそれぞれ嵌まって緊張具1はカートリッジケース33に取り付けられる。すなわち、図2の紙面上方から下方へ、緊張具1のリブ16a、16bを溝43a、43bに沿わせて移動させて緊張具1をカートリッジケース33に取り付ける。
【0016】図3はその緊張具1を取り付けた状態の部分平面図である。テープ30は、カートリッジケース33内にある供給リール(図示せず)からテープ出入口である開口部41を通って緊張具1の一方のスリット13bを通って緊張具1の外側に出る。そしてテープ巻回部6を回って他方のスリット13aから緊張具1内に入り、テープ出入口41を通って巻き取りリールへ伸びている。
【0017】テープ緊張具1を取り付ける際には、テープ30を少しテープ出入口41の外に引き出して拡げておく。そしてその拡がった部分の内側に緊張具1のテープ巻回部5が入るようにし、テープ30がスリット13a、13bを通過するようにして、緊張具1のリブ16a、16bを溝43a、43bに合わせて、取り付ける。テープ30の繰り出した部分に弛みがある場合には、適宜な巻き取りボタンで巻き取りリールを回転させ、テープ30を弛みなく、緊張具1のテープ巻回部6に巻き付けておくことが出来る。
【0018】図4は、上述のテープ緊張具1が取り付けられたテープカートリッジ31が取り付けられる転写具のケース51の平面図である。ケース51はテープカートリッジ31のカートリッジケース33の周壁35をややきつめの状態で内側に収受する周壁55と、その下側面を閉じる底壁54とを備えて、上側は開いている。周壁55はそれぞれカートリッジケース33の円弧部37と傾斜部39a、39bに対応する円弧部57と傾斜部59a、59bとを備えている。但し、傾斜部59a、59bの先端の、カートリッジケース33の先端部40a、40bに対応する部分は切欠き60a、60bとなっており、この部分に先端部40a、40bを受け入れる。すなわち、このカートリッジケース33の先端部40a、40bは、カートリッジケース33をケース51に組付けても、ケース51によって覆われることはなく、外部に露出している。底壁54上には、公知の形状であって差し支えない転写ヘッド61が、その基部62において下壁54に固定され、軸部63が前方へ延びて、その先端の尖頭部分64をケース51の外に出して取り付けられている。符号65はガイド板である。
【0019】この状態のケース51にテープ緊張具1を取り付けた状態のテープカートリッジ31を上側から嵌め込んだ塗膜転写具71の部分拡大平面図を図5に示す。この状態においてカートリッジケース31の開口部41の開いていた下側の部分はケース51の下壁55により閉じられ、転写ヘッド61の軸部が挿通されるヘッド軸挿通開口部73が形成される。そして尖頭部64及びガイド板64は、緊張具1の先端部7、傾斜部9a、9b、円弧部11a、11bにより形成されるテープ巻回部6の内側に位置する。この状態でテープ緊張具1をケース51及びカートリッジケース33に対して上方へ移動して外す。そしてテープ30の弛みを取ると、塗膜転写具71は使用可能の状態となる。なお、外したテープ緊張具1は、この転写具1が使用されない時に再度塗膜転写具71に、より具体的に言えば、ケース51に取り付けられたテープカートリッジ31のカートリッジケース33に取り付けて、ヘッドカバーとして使用することが出来る。
【0020】
【発明の効果】上記説明から明らかなとおり、本発明によれば、カートリッジ式塗膜転写具に使用するテープカートリッジは、上記テープ緊張具を取り付けることにより、テープに弛みがなく、緊張した状態で維持することができる。
【0021】また、テープ緊張具は、カートリッジケースのテープ出入口となる開口部に取り付けられ、その開口部は、カートリッジケースが転写具のケースの取り付けられてもケースによって覆われることがないので、テープ緊張具をテープカートリッジに取り付けた状態のままでテープカートリッジのケースへの取り付けが出来、その際テープをいじる必要がない。
【0022】また、テープ緊張具は、テープカートリッジがケースに取り付けられた時に、ケースの取り付けられた転写ヘッドのケースから外に出ている先端部を内部に収受可能な形状となっているので、テープカートリッジをケースに取り付けた後にこのテープ緊張具を取り外すと、テープが転写ヘッドの先端周囲を囲んで位置することとなり、わざわざテープを操作して転写ヘッドの周囲に巻き付ける操作をする必要がない。また、そのテープ緊張具をその後はヘッドカバーとして使用することも可能である。




 

 


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