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発明の名称 転写具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−270291(P2001−270291A)
公開日 平成13年10月2日(2001.10.2)
出願番号 特願2000−85178(P2000−85178)
出願日 平成12年3月24日(2000.3.24)
代理人 【識別番号】100060759
【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一 (外2名)
発明者 奥山 秀之
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 偏平な箱蓋状の上下1対のケース部材を対向させて一体化した転写具本体の内部に、互いに噛合する歯車により連動される繰出リールと巻取リールとを配設し、前記繰出リールに支持された転写テープを、前記転写具本体の前端に形成された開口部から突出させた転写ヘッドを介して、前記巻取リールに巻き取るようにした転写具において、前記上下のケース部材のうち、転写テープが転写ヘッドの先端部で反転して巻取られる側のケース部材の、転写ヘッドを突出させるための前記開口部における水平方向の縁端部のうち、巻取られる転写テープに対面する内側縁端部を、側面視において外向きに凸の曲線状に形成して丸みをもたせたことを特徴とする転写具。
【請求項2】 上下の少なくとも一方のケース部材の、転写ヘッドを突出させるための開口部における縦方向の縁端部に、転写ヘッドの上下方向の振れを規制するための柱状の振れ防止部材を、該振れ防止部材の柱状頭部が転写ヘッドに当接して、該転写ヘッドの振れを所定の範囲内に規制するように付設するとともに、該振れ防止部材の形状をほぼ半円柱状に形成したことを特徴とする請求項1記載の転写具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手で把持して、紙面等を押圧しながら後方、すなわち転写ヘッドの反対側へ移動させることにより、繰出リールから繰り出される転写テープに塗着されている糊料もしくは修正用塗膜を、転写ヘッドにより押圧して、紙面等に転写する転写具に関し、特に、このような転写具において、転写テープの巻取り不良を防止するようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の転写具においては、転写具本体の前端に設けた開口部から突出させた転写ヘッドは、その先端を紙面等に当てて後方に引く際、弾性的にやや上方に湾曲するような構造となっている。この弾性反発力をもって、糊料もしくは修正用塗膜は、紙面等に密着させられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の転写具では、転写ヘッドを上方に湾曲させて行う転写作業中、転写ヘッドを突出させるために転写具本体の前端に設けた開口部の水平方向および縦方向の縁端部に、転写テープが接触して、スムーズに巻取られにくくなる現象がみられる。
【0004】この現象は、転写テープの糊料が、前記開口部の水平方向および縦方向の角ばった内側縁端部によってこそぎ取られてこの場所に残り、残った糊料が後続の転写テープに引っ付くことが原因で生ずることが判明した。
【0005】本発明は、上述の問題点に鑑み、転写具使用の際、転写テープが円滑に巻き込まれなくなることを防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 偏平な箱蓋状の上下1対のケース部材を対向させて一体化した転写具本体の内部に、互いに噛合する歯車により連動される繰出リールと巻取リールとを配設し、前記繰出リールに支持された転写テープを、前記転写具本体の前端に形成された開口部から突出させた転写ヘッドを介して、前記巻取リールに巻き取るようにした転写具において、前記上下のケース部材のうち、転写テープが転写ヘッドの先端部で反転して巻取られる側のケース部材の、転写ヘッドを突出させるための前記開口部における水平方向の縁端部のうち、巻取られる転写テープに対面する内側縁端部を、側面視において外向きに凸の曲線状に形成して丸みをもたせる。
【0007】(2) 上記(1)項において、上下の少なくとも一方のケース部材の、転写ヘッドを突出させるための開口部における縦方向の縁端部に、転写ヘッドの上下方向の振れを規制するための柱状の振れ防止部材を、該振れ防止部材の柱状頭部が転写ヘッドに当接して、該転写ヘッドの振れを所定の範囲内に規制するように付設するとともに、該振れ防止部材の形状をほぼ半円柱状に形成する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の転写具の一実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の転写具において、転写具本体(1)を構成する1対の上下のケース部材(2)(3)を分離して内部を示す斜視図である。
【0009】上下のケース部材(2)(3)は、ともに、縦長楕円状の偏平な箱蓋状のものである。上下のケース部材(2)(3)のいずれか一方、図1においては上側のケース部材(2)の内底面(2a)の適所に固定用ピン(2b)を立設し、かつ下側のケース部材(3)の内底面(3a)の対応する箇所には、嵌合孔(3b)を設けてある。
【0010】上側のケース部材(2)の固定用ピン(2b)を、下側のケース部材(3)の嵌合孔(3b)に圧入して嵌合させることにより、両ケース部材(2)(3)は一体化される。
【0011】下側のケース部材(3)には、転写テープ(4)を繰り出す繰出リール(5)が大歯車(6)と一体となって内底面(3a)に立設された支軸(7)に枢支され、前記大歯車(6)と噛合する小歯車(8)と一体をなす巻取リール(9)が内底面(2a)に立設された支軸(10)に枢支される。巻取リール(9)には、キャップ(13)が被着される。
【0012】転写テープ(4)は、繰出リール(5)から繰り出され、ガイドピン(11)に案内されて転写ヘッド(12)で反転され、巻取リール(9)に巻取られる。
【0013】図2は、図1に分解状態で示す転写具を、組立状態において図1の左下方から斜め上方に見た、転写ヘッド(12)付近の拡大側面図で、転写具本体(1)すなわち上下のケース部材(2)(3)は断面で示されている。図3は、同様に図1に分解状態で示す転写具を、組立状態において図1の上方から見おろした、転写ヘッド(12)付近の拡大水平断面図で、上側のケース部材(2)は、その固定用ピン(2b)だけが断面により示されている。
【0014】図2から明らかなように、上側のケース部材(2)において転写ヘッド(12)を突出させるために設けた開口部(14)における水平方向の縁端部(15)のうち、巻取られる転写テープ(4a)に対面する内側縁端部(15a)を、側面視において外向きに凸の曲線状に形成して丸みをもたせてある。また、この実施形態では、転写具本体(1)の下側のケース部材(3)の開口部(14)における水平方向の縁端部(16)の内側縁端部(16a)も、同様に曲線状に形成して丸みをもたせてある。
【0015】図2および図3に示すように、上下のケース部材(2)(3)の開口部(14)における縦方向の左右の縁端部(17)(17)には、転写ヘッド(12)の上下方向の振れを所定の範囲内に規制するための半円柱状の振れ防止部材(18)(18)を付設してある。
【0016】この振れ防止部材(18)は、使用時に転写ヘッド(12)が弾性的に湾曲したとき、転写ヘッド(12)が上側のケース部材(2)の開口部(14)における水平方向の縁端部(15)に接触して、前記開口部(14)を塞いでしまうのを防止するために、転写ヘッド(12)が振れ防止部材(18)の頭部に当たって、それ以上の湾曲を阻止する役割を果たす。
【0017】上述のように転写テープ(4)が転写ヘッド(12)の先端で反転して巻取られる側の上側のケース部材(2)の開口部(14)における水平方向の内側縁端部(15a)および左右の縦方向の縁端部(17)(17)に付設された振れ防止部材(18)(18)、さらには下側のケース部材(3)の開口部(14)における左右の縦方向の縁端部(17)(17)に付設された振れ防止部材(18)(18)がそれぞれ角のない丸みのある形状であるので、使用時に紙面に転写ヘッド(12)を押し付けた際に、転写ヘッド(12)が、図2に想像線により示すように上方に弾性変形して開口部(14)が狭められても、転写テープ(4)が、上側のケース部材(2)の開口部(14)における角ばった水平方向の内側縁端部(15a)や左右の縦方向の縁端部(17)(17)、さらには下側のケース部材(3)の開口部(14)における角ばった左右の縦方向の縁端部(17)(17)に接触して、糊料が鋭い角部によってこそぎ取られて付着してしまうようなことがない。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、転写テープの上面に全幅的に接触する可能性のある上側のケース部材の開口部における水平方向の内側縁端部に丸みをもたせてあるので、転写テープの全幅にわたって糊料のこそぎ取り現象が防止でき、転写テープはスムーズに開口部から内部へと入り込んで巻き取られる。このため、転写テープの巻き取り不良を効果的に防止することができる。
【0019】請求項2記載の発明によれば、ケース部材の開口部における縦方向の縁端部に付設された振れ防止部材の形状が半円柱状であって丸みをもった側面を有するために、転写テープの両側縁においても開口部における糊料のこそぎ取り現象を効果的に防止することができる。




 

 


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