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発明の名称 塗布具におけるプリンターヘッド
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−162990(P2001−162990A)
公開日 平成13年6月19日(2001.6.19)
出願番号 特願2000−619(P2000−619)
出願日 平成12年1月6日(2000.1.6)
代理人 【識別番号】100100767
【弁理士】
【氏名又は名称】湯浅 正彦
【テーマコード(参考)】
3F062
【Fターム(参考)】
3F062 AB05 BA04 BB08 BC09 BE01 BE10 BF03 BF31 
発明者 増本 博昭
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 転写テープ送出、巻取り機構を内装する分割自在な塗布具本体の先端において、未使用の転写テープを被転写面に密着させるべく突出して保持されるものであって、その先端において弾性をもって転写テープを裏面方向から押勢することとなる弾性舌片部を、表面の摩擦係数が小さい樹脂によって一体に成形してなる塗布具におけるプリンターヘッド。
【請求項2】 転写テープ送出、巻取り機構を内装する分割自在な塗布具本体の先端において、未使用の転写テープを被転写面に密着させるべく突出して保持されるものであって、その先端において弾性をもって転写テープを裏面方向から押勢することとなる弾性舌片部において、少なくとも上記弾性舌片部の先端を、表面の摩擦係数が小さい樹脂により成形し、又はこのような樹脂よりなる被覆材によって被覆してなる塗布具におけるプリンターヘッド。
【請求項3】 表面の摩擦係数が小さい樹脂又はこのような樹脂よりなる被覆材に代え、微細な凹凸模様を表面に具える樹脂とした請求項1又は請求項2記載の塗布具におけるプリンターヘッド。
【請求項4】 弾性舌片部の全部もしくは少なくともその先端をなす表面の摩擦係数が小さい樹脂、又は少なくともその弾性舌片部の先端を被覆してなる表面の摩擦係数が小さい被覆材、及び表面の摩擦係数が小さい樹脂又はこのような樹脂よりなる被覆材に代えて用いられる微細な凹凸模様を表面に具える樹脂の、各摩擦係数を5未満としてなる請求項1、請求項2又は請求項3記載の塗布具におけるプリンターヘッド。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、転写テープの表面に有する修正塗料や糊料等を転写、塗布すべく被転写面に対して裏面より押勢して密着させてなる塗布具におけるプリンターヘッドの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、転写テープの表面に有する修正塗料や糊料等を被転写面に対して裏面方向より押勢することで被転写面に密着させると共に、更にスライドさせることで被転写面に対し転写テープ表面の修正塗料や糊料等を連続的に転写、塗布してなる塗布具のプリンターヘッドは、転写テープの表面に有する修正塗料や糊料等を被転写面に対して転写、塗布するにあたって、未使用の転写テープを確実に被転写面に密着させる必要があることから、その構成を、樹脂によって、その先端において弾性をもって転写テープを裏面を方向から押勢することとなる弾性舌片部と共に、その側面において転写テープの走行時における左右への揺動を規制する案内板を一体に形成してなるものとするものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来のもののように、プリンターヘッドを、樹脂によって、その先端において弾性をもって転写テープを裏面方向から押勢することとなる弾性舌片部と共に、その側面において転写テープの走行時における左右への揺動を規制する案内板を一体的に形成してなるものとすると、このプリンターヘッド上を走行することとなる転写テープが、特にその表面に糊料を有する転写テープであると、パンケーキにおいては巻回されているため転写テープの裏面に僅かに付着することとなる糊料(糊溜まり)が、プリンターヘッドにおける転写テープの走行面に対して容易に接着して円滑な転写テープの送出と同時に巻取りをも妨げるものとなり、確実に修正塗料や糊料を被転写面に転写、塗布することができなくなるという問題点がある。
【0004】更に、このような転写テープの裏面に付着する僅かな糊料によるプリンターヘッドの転写テープ走行面に対する接着により、円滑な転写テープの走行が妨げられることは、転写テープ自体にも過度の引張力を生じるものであって、このため転写テープが過剰に伸張してしまったり、又切断などの不具合を生じるおそれもある。
【0005】そこで、この発明は上記従来のものの有する問題点を解決するものであり、簡単な構造により、円滑な転写テープの送出、巻取りを行って、確実に修正塗料や糊料等の転写、塗布ができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために、転写テープ送出、巻取り機構を内装する分割自在な塗布具本体の先端において、未使用の転写テープを被転写面に密着させるべく突出して保持されるものであって、その先端において弾性をもって転写テープを裏面方向から押勢することとなるプリンターヘッドの弾性舌片部を、表面の摩擦係数が小さい樹脂あるいは上記樹脂に代え、表面に微細な凹凸模様を具える樹脂によって一体に成形し、又はプリンターヘッドの弾性舌片部の先端を表面の摩擦係数が小さい樹脂によって成形し、あるいは上記樹脂に代え、表面に微細な凹凸模様を具える樹脂によって成形し、もしくは摩擦係数が小さい樹脂よりなる被覆材あるいは上記樹脂よりなる被覆材に代え、微細な凹凸を具える樹脂よりなる被覆材によって被覆してなるものである。
【0007】そして、特に上記プリンターヘッドの弾性舌片部の全部もしくは少なくともその先端をなす表面の摩擦係数が小さい樹脂、又は少なくともその弾性舌片部の先端を被覆してなる表面の摩擦係数が小さい被覆材、及び表面の摩擦係数が小さい樹脂又はこのような樹脂よりなる被覆材に代えて用いられる微細な凹凸模様を表面に具える樹脂の、各摩擦係数を5未満、好ましくは1.1〜4としてなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明は上記のように構成されるから、転写テープの裏面に僅かに付着している糊料がプリンターヘッドの転写テープ走行面に接着しようとしても、その表面は摩擦係数が小さい樹脂あるいは微細な凹凸模様、いわゆる梨地模様を表面に具える樹脂によって一体に成形、又はプリンターヘッドの弾性舌片部の少なくとも先端を、表面の摩擦係数の小さい樹脂、又はこのような樹脂よりなる被覆材あるいは微細な凹凸模様(梨地模様)を表面に具える樹脂によって被覆されており、その表面の摩擦係数が、例えば5未満、好ましくは1.1〜4として低いものであるので、転写テープが弾性舌片部に接着することを防止することができるため、円滑な転写テープの走行が確保されて、確実に転写テープ表面の修正塗料や糊料等の転写、塗布を行うことができる。
【0009】また、このような円滑な転写テープの走行によって、転写テープ自体にプリンターヘッドに対する接着等による過剰な引張力が発生せず、転写テープの過剰な伸張や切断等の不具合をも防止することができるものである。
【0010】
【実施例】この発明を図に示す実施例により更に説明する。(1)はこの発明の実施例を具える塗布具であり、この塗布具(1)は、分割可能であって、その内部において互いに噛合して連動する大ギアと小ギアに対して、未使用の転写テープ(3’)を巻回してなるパンケーキと、使用済みの転写テープ(3”)を巻取る巻取りリールを同軸上に軸着し、パンケーキより未使用の転写テープ(3’)を送出すると共に、使用済みとなった転写テープ(3”)を巻取りリールに巻取り、収容してなる転写テープ送出、巻取り機構を内装する塗布具本体(2)と、この塗布具本体(2)の開口部(4)において、パンケーキより送出される未使用の転写テープ(3’)をその裏面方向より押勢して被転写面に対して密着させ、転写テープ(3)の表面に有する修正塗料や糊料などの転写、塗布を行うプリンターヘッド(5)から構成されるものである。
【0011】そして、この発明の実施例を具える塗布具(1)を塗布具本体(2)とともに構成することとなるプリンターヘッド(5)は、その先端において弾性をもって転写テープ(3)を裏面方向から押勢することとなる弾性舌片部(6)と共に、その側面において転写テープの走行時における左右への揺動を規制する案内板(7)を一体に形成するものであって、表面の摩擦係数が小さい、例えばその表面の摩擦係数が5未満、好ましくは1.1〜4である樹脂、具体的にはフッ素樹脂、シリコン樹脂、或いはステアリン酸塩あるいは表面を梨地模様とした樹脂等によって一体に成形してなるものである。
【0012】この発明の実施例である塗布具(1)のプリンターヘッド(5)が以上の構成を具えるから、塗布具本体(2)内のパンケーキにおいては未使用の転写テープ(3’)が巻回されているので、この未使用の転写テープ(3’)の表面に有する修正塗料や糊料が転写テープ(3’)の裏面に僅かに付着することがあり、この未使用の転写テープ(3’)の裏面に付着する僅かな修正塗料や糊料がプリンターヘッド(5)のテープ走行面(8)に接着しようとしても、その表面は摩擦係数の小さい、例えばその表面の摩擦係数が5未満、好ましくは1.1〜4である樹脂、具体的にはフッ素樹脂、シリコン樹脂、或いはステアリン酸塩あるいは上記樹脂に代え、表面に梨地模様を具えた樹脂によって、その表面の摩擦係数を低くしているので、未使用の転写テープ(3’)がプリンターヘッド(5)のテープ走行面(8)に接着することを防止でき、円滑な転写テープ(3)の走行が確保されるので、確実に被転写面に対して転写テープ表面の修正塗料や糊料等の転写、塗布を行うことができる。
【0013】また、このような円滑な転写テープ(3)の走行によって、転写テープ(3)自体にプリンターヘッド(5)に対する接着等による過剰な引張力が発生せず、転写テープ(3)の過剰な伸張や切断等の不具合をも防止することができるものである。
【0014】なお、図3及び図4において示すものは、この発明のその他の実施例である塗布具(1’)のプリンターヘッド(5’)であり、このプリンターヘッド(5’)は、樹脂等により一体に成形され、その先端において弾性をもって転写テープ(3)を裏面方向から押勢することとなる弾性舌片部(6’)と共に、その側面において転写テープの走行時における左右への揺動を規制する案内板(7’)からなるものであって、プリンターヘッド(5’)の弾性舌片部(6’)の少なくとも先端を表面の摩擦係数の小さい、例えばその表面の摩擦係数が例えば5未満、好ましくは1.1〜4である樹脂よりなる被覆材(9)、例えばテフロンテープ等によって被覆してなるものであるので、上述した実施例と同様に、未使用の転写テープ(3’)の裏面に付着した僅かな修正塗料や糊料等により発生するプリンターヘッド(5’)のテープ走行面(8’)と転写テープ(3)との接着を防止して、円滑な転写テープ(3)の走行を確保できるので、転写テープ(3)の表面に有する修正塗料や糊料の転写、塗布を確実に行うことができ、更にこの転写テープ(3)とプリンターヘッド(5’)の接着を防止することで、転写テープ(3)の過剰な伸張や切断などをも防止することができるものである。
【0015】なお、図示はしないが、転写テープ(3)とプリンターヘッド(5)(5’)の接着する可能性が最も高いプリンターヘッド(5)(5’)の弾性舌片部(6)(6’)を案内板(7)(7’)と共に樹脂によって一体に成形する際に、この弾性舌片部(6)(6’)の先端のみを表面の摩擦係数の小さい樹脂、例えばその表面の摩擦係数が5未満、好ましくは1.1〜4である樹脂、具体的にはフッ素樹脂、シリコン樹脂、或いはステアリン酸塩あるいは表面を梨地模様とした樹脂等によって部分的に成形するものであってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のとおり、転写テープとプリンターヘッドとの修正塗料や糊料による接着を、表面の摩擦係数の小さい樹脂によりプリンターヘッド又はプリンターヘッドの一部を成形し、あるいは梨地模様を表面に具える樹脂により成形し、又はこのような樹脂からなる被覆材の被覆により防止することで、円滑な転写テープの走行を確保して、確実に転写テープの表面上の修正塗料や糊料を被転写面に対して転写、塗布することができるので、使用者において、安定した修正塗料や糊料の塗布作業を行うことができると共に、転写テープとプリンターヘッドとの接着による転写テープの過剰な伸張や切断等の不具合も防止することができる優れた効果を有するものである。




 

 


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