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発明の名称 車両用内装及びその製造方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−353772(P2001−353772A)
公開日 平成13年12月25日(2001.12.25)
出願番号 特願2000−180778(P2000−180778)
出願日 平成12年6月16日(2000.6.16)
代理人 【識別番号】100085556
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 昇
【テーマコード(参考)】
3D023
3D044
4F208
【Fターム(参考)】
3D023 BA01 BB08 BD03 BE06 BE10 BE25 BE31 
3D044 BA03 BA07 BA11 BB01 BC04 BD11
4F208 AA03 AA11 AC03 AD05 AD08 AD17 AD20 AG03 AG20 AH25 AH26 MA01 MB01 MB22 MC01 MG05 MG07 MG22 MW02 MW26
発明者 滝野瀬 幸夫 / 飯島 健司
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 芯材にクッション層と表皮が積層され、これら芯材、クッション層、及び表皮が真空成形されてなる内装本体と、この内装本体の所定の部分に設けられた補強部材とを備えたことを特徴とする車両用内装。
【請求項2】 上記補強部材が、上記内装本体の外周縁に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用内装。
【請求項3】 上記内装本体に、穴が形成され、上記補強部材が、上記穴の縁に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用内装。
【請求項4】 上記内装本体が、インストルメントパネルであり、上記補強部材が、上記芯材の裏面に設けられ、これら芯材及び補強部材によってエアコンディショナーの空気通路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用内装。
【請求項5】 シート状の芯材にクッション層と表皮を積層し、次に、このシート状積層体を真空成形することによって内装本体を形成し、次に、この内装本体の所定の部分に補強部材を固定することを特徴とする車両用内装の製造方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用内装及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、インストルメントパネル、ドアトリム、コンソール等の車両用内装は、芯材にクッション層と表皮を積層することにより構成されている。芯材は、射出成形によって形成されている。表皮とクッション層は、シート状に積層された後、真空成形によって所定形状に形成されるとともに、上記の芯材と貼り合わされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の射出成形されてなる芯材は、全域にわたって3mm〜4mmの肉厚になっており、内装として必要な強度を満たしてはいるが、重いという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明に係る車両用内装は、芯材にクッション層と表皮が積層され、これら芯材、クッション層、及び表皮が真空成形されてなる内装本体と、この内装本体の所定の部分に設けられた補強部材とを備えたことを特徴とする。ここで、上記補強部材を上記内装本体の外周縁に沿って設けるとよい。また、上記内装本体に穴が形成されている場合は、この穴の縁に沿って上記補強部材を設けるとよい。上記内装本体がインストルメントパネルである場合は、上記補強部材を上記芯材の裏面に設け、これら芯材及び補強部材によってエアコンディショナーの空気通路が形成されるようにしてもよい。
【0005】本発明に係る車両用内装の製造方法は、シート状の芯材にクッション層と表皮を積層し、次に、このシート状積層体を真空成形することによって内装本体を形成し、次に、この内装本体の所定の部分に補強部材を固定することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るインストルメントパネル1(車両用内装)を示したものである。インストルメントパネル1は、左右に長いパネル本体10(内装本体)と、このパネル本体10のための補強部材としてのリム20、デフノズル30、ベンチレーションダクト40、オーディオ受け50、及びメータ受け60を備えている。
【0007】図6に示すように、パネル本体10は、芯材11と、この芯材11の車室側の面に積層されたクッション層12及び表皮13を備えている。芯材11は、例えばフィラ入りポリプロピレンによって0.5mm〜2.0mmの肉厚に形成されている。クッション層12は、例えば10〜30倍に発泡されたポリプロピレンフォームによって2mm〜3mmの肉厚に形成されている。表皮13は、例えばポリオレフィン系熱可塑性エラストマーによって0.6mm〜1.2mmの肉厚に形成されている。なお、図3〜図5においては、パネル本体10の上記三層構造の具体的図示を省略してある。
【0008】図1〜図3に示すように、パネル本体10の下側の縁には、上記リム20が複数本設けられている。リム20は、溝21を有してコ字形状の断面をなし、直線状に延びている。溝21にパネル本体10が嵌め込まれている。このリム20は、例えばポリプロピレンを押出成形することによって出来ており、パネル本体10より強度が大きい。なお、リム20は、射出成形によってパネル本体10の外周縁の全周にわたるように取り付けてもよい。
【0009】図1〜図3に示すように、パネル本体10の裏側(エンジンルーム側)には、上記デフノズル30が配されている。デフノズル30は、例えばポリプロピレンを射出成形することによって形成されており、パネル本体10より強度が大きい。デフノズル30の上端の開口は、左右に細長くなっており、その周りに扁平な環状の鍔31が設けられている。この鍔31が、パネル本体10の細長いデフ吹出し口10a(穴)の周縁に固定されている。また、鍔31には、逆L字形の断面をなす引掛部32が形成されており、この引掛部32が、パネル本体10の上端縁に嵌め込まれている。
【0010】図1〜図4に示すように、パネル本体10の裏側には、さらに上記ベンチレーションダクト40が配されている。ベンチレーションダクト40は、デフノズル30と同様に、例えばポリプロピレンを射出成形することによって出来、パネル本体10より強度が大きい。このベンチレーションダクト40は、左右に延びるとともに、車室側の面が開放された箱形状をなしている。このベンチレーションダクト40の車室側の縁には、鍔41が設けられ、この鍔41が、パネル本体10の左側部と中央部のベント吹出し口10b,10c(穴)を取り囲むようにして、パネル本体1に固定されている。ベンチレーションダクト40の内部には、左右に離れて2つの縦板42が設けられており、これら縦板42も吹出し口10b,10cの縁に添うように固定されている。
【0011】ベンチレーションダクト40の右端部には、エンジンルーム内のエアコンディショナー(図示せず)への接続口40aが形成されている。上述したようにベンチレーションダクト40の車室側の面が開放されることによって、このベンチレーションダクト40とパネル本体10とが協動し、接続口40aと左側の吹出し口10bとを連ねる空気通路1aを形成している。
【0012】図1〜図3に示すように、パネル本体10の裏側には、さらに上記オーディオ受け50が配されている。このオーディオ受け50も、ポリプロピレンを射出成形することによって出来ており、パネル本体10より強度が大きい。オーディオ受け50は、車室側の面が開放された箱形状をなしている。このオーディオ受け50の車室側の縁には、鍔51が設けられている。この鍔51が、パネル本体10の中央部に形成されたオーディオ収容穴10dの周縁に添わされ、固定されている。収容穴10dからオーディオ受け50の内部に、カーオーディオ(図示せず)が収容される。
【0013】図1、図2、及び図5に示すように、パネル本体10の裏側には、さらに上記メータ受け60が配されている。このメータ受け60も、ポリプロピレンを射出成形することによって形成され、パネル本体10よりも強度が大きい。メータ受け60は、水平をなして左右に延びる底板61と、この底板61の両端部に設けられた一対のほぼ垂直な側板62と、これら板61,62の車室側の縁に設けられた鍔63とを有している。この鍔63が、パネル本体10の右端部に形成されたメータ収容穴10eの下側の縁に添わされ、固定されている。底板61には、メータ(図示せず)が載せられる。
【0014】インストルメントパネル1の製造方法を説明する。先ず、表皮13とクッション層12とを押出しラミネートによってシート状に積層する。次に、芯材11をシート状に押出し成形するとともに、この芯材11にクッション層12が貼り合わされるようにして、芯材11と上記シート状をなす表皮13及びクッション層12とをラミネートする。次に、これらシート状の芯材11、クッション層12、及び表皮13からなるシート状の積層体を真空成形することによって、所定の形状を付与する。その後、トリミングによって吹出し口10a〜10cや収容穴10d,10e等を形成することによって、パネル本体10が出来上がる。このパネル本体10に、別途成形したリム20、デフノズル30、ベンチレーションダクト40、オーディオ受け50、及びメータ受け60を、例えば振動溶着等によって取り付ける。
【0015】このインストルメントパネル1は、芯材11が真空成形され、薄肉になっているため、軽量にすることができる。例えば、従来の射出成形された芯材を用いたインストルメントパネル(デフノズル等が付けられた状態)が3.5kgであったのに対し、本発明の適用品では、3.2kgにすることができた。また、パネル本体10の周縁は、リム20やデフノズル30の引掛部32で補強されており、吹出し口10a〜10cや収容穴10d,10eは、デフノズル30、ベンチレーションダクト40、オーディオ受け50、及びメータ受け60で補強されている。したがって、必要強度を十分に満たすことができる。
【0016】本発明は、インストルメントパネルだけでなく、ドアトリムやコンソール等の他の車両用内装にも適用できる。ドアトリムに適用する場合には、例えば、側面衝突時の衝撃吸収材を、発泡成形、ブロー成形、射出成形等によってトリム本体(内装本体)より強度が大きくなるように作り、この衝撃吸収材をトリム本体に固定し、補強部材として兼用する。また、ドア本体への連結用クリップのためのクリップ座を射出成形で作り、これを補強部材としてトリム本体に固定する。コンソールに適用する場合には、例えば下端のフロアへの取付け部や、ATシフト表示板等の取り付け用ブラケット等を射出成形で作り、これを補強部材としてコンソール本体(内装本体)に固定する。本発明の車両用内装では、芯材を、クッション層及び表皮とは別途に真空成形した後、貼り合わせてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明では、車両用内装を軽量化でき、材料コストを低減でき、しかも補強部材によって強度を確保することができる。第2の発明では、内装の外周縁を補強することができる。第3の発明では、内装に形成された穴の周りを補強できる。第4の発明では、補強部材と内装本体とで空気通路を形成することができる。第5の発明では、芯材、クッション層、及び表皮を一緒に真空成形できるので、成形コストを低減できる。しかも、車両用内装を軽量化でき、かつ、補強部材によって強度を確保できる。




 

 


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