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発明の名称 組立作業装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−191221(P2001−191221A)
公開日 平成13年7月17日(2001.7.17)
出願番号 特願2000−1382(P2000−1382)
出願日 平成12年1月7日(2000.1.7)
代理人 【識別番号】100085556
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 昇
【テーマコード(参考)】
3C030
【Fターム(参考)】
3C030 DA01 DA15 
発明者 塚越 雅己
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 主部品に副部品を組み立てる際に用いられる組立作業装置であって、鉛直な軸線を中心として回転する回転テーブルと、この回転テーブルの上面部に周方向へ互いに離れて配置され、上記主部品が載置される作業台とを備え、上記作業台の少なくとも上記主部品が載置される部分が上記回転テーブルに対して回動可能であることを特徴とする組立作業装置。
【請求項2】 上記回転テーブルの上面部に、これより小径である複数の副回転テーブルが回転テーブルの周方向へ互いに離れ、かつ回転可能に設けられ、この副テーブルの上面部に、上記作業台が副テーブルの周方向へ互いに離れて複数設けられていることを特徴とする組立作業装置。
【請求項3】 上記回転テーブルの中央部の上側には、上記副部品を収容し、かつ上記回転テーブルに対して独立した副部品収容部が上記回転テーブルの周方向に複数設けられており、各副部品収容部は、上記回転テーブルの径方向外側を向く前面部が開放され、その開放された前面部から内部に収容された副部品が取り出し可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の組立作業装置。
【請求項4】 上記回転テーブルの外周部の上方には、上記副部品を上記主部品に取り付ける際に用いられる工具が着脱自在に取り付けられる複数の工具取付部が上記回転テーブルの周方向に沿って互いに離れて設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の組立作業装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主部品に複数の副部品を組み立てる際に用いられる組立作業装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用の内装品は、主部品に複数の副部品を組み立てることによって製造されている。例えば、ドアパネルは、主部品としてのパネル本体に、副部品としてのウエザーストリップ、スイッチ類、カバー、クリップ、アームレスト等を組み立てることによって製造される。
【0003】通常、主部品に副部品を組み立てる場合には、組立作業装置が用いられている。従来の組立作業装置は、主部品を搬送するベルトコンベアと、このベルトコンベアに沿って適宜の間隔をもって配置された作業台とを備えており、各作業台近傍には作業者がそれぞれ配置される。作業者は、ベルトコンベアによって搬送されてくる主部品を作業台に移し変え、担当する副部品を主部品に組み立てる。その後、主部品をベルトコンベアに戻す。これを各作業者行うことによって主部品に全ての副部品が組み立てられる。したがって、主部品がベルトコンベアの終端まで搬送されると、完成品が製造される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の組立作業装置においては、各作業者が副部品を主部品に組み立てるという本体の作業以外に、主部品をベルトコンベアと作業台との間で移し変えるという余分の作業が必要であるため、作業の能率が低下するという問題があった。特に、主部品が比較的大きいものの場合には、作業者の疲労が大きいという問題があった。また、主部品を移し変える際に、主部品を他の物にぶつけたり、擦ったりして傷つけ、製品の品質を低下させるおそれがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の問題を解決するために、主部品に副部品を組み立てる際に用いられる組立作業装置であって、鉛直な軸線を中心として回転する回転テーブルと、この回転テーブルの上面部に周方向へ互いに離れて配置され、上記主部品が載置される作業台とを備え、上記作業台の少なくとも上記主部品が載置される部分が上記回転テーブルに対して回動可能であることを特徴としている。この場合、上記回転テーブルの上面部に、これより小径である複数の副回転テーブルが回転テーブルの周方向へ互いに離れ、かつ回転可能に設けられ、この副テーブルの上面部に、上記作業台が副テーブルの周方向へ互いに離れて複数設けられていることが望ましい。上記回転テーブルの中央部の上側には、上記副部品を収容し、かつ上記回転テーブルに対して独立した副部品収容部が上記回転テーブルの周方向に複数設けられており、各副部品収容部は、上記回転テーブルの径方向外側を向く前面部が開放され、その開放された前面部から内部に収容された副部品が取り出し可能であることが望ましい。上記回転テーブルの外周部の上方には、上記副部品を上記主部品に取り付ける際に用いられる工具が着脱自在に取り付けられる複数の工具取付部が上記回転テーブルの周方向に沿って互いに離れて設けられていることが望ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の望ましい実施の形態について図1〜図3を参照して説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示すものであり、この組立作業装置1は、支持台2を備えている。この支持台2の上部には、円形の回転テーブル3が水平に載置されている。この回転テーブル3は、その中央部を通る鉛直な軸線を中心として支持台2に回転自在に支持されている。そして、モータ等の回転駆動源により減速機構(いずれも図示せず)を介して一定の低速で矢印X方向へ回転されるようになっている。回転テーブル3は、間欠回転させてもよい。
【0007】回転テーブル3の上面には、複数の作業台4が設けられている。作業台4の設置数は、副部品の数、回転テーブル3の周囲に配置される作業者の数等に応じて適宜決定される。各作業台4は、回転テーブル3の回転軸線を中心とする一円周上に周方向へ一定間隔毎に配置されている。
【0008】作業台4は、回転テーブル2の上面に固定された固定部41と、この固定部41の上側に配置された回転部42とを有している。回転部42は、主部品(図示せず)が着脱自在に取り付けられるものであり、この実施の形態では円形の板状に形成されているが、主部品の取り付け、取り外しが容易で、かつ主部品への副部品の組立を容易に行うことができるように、主部品に対応して適宜の形状に形成するのが望ましい。また、回転部42は、固定部41に回転可能に支持されている。回転部42は、その中央部を通る鉛直な軸線を中心として回転自在に配置されているが、他の軸線を中心として回転させるようにしてもよい。主部品が取り付けられる回転部42を回転可能にすることにより、主部品に副部品を取り付ける際に主部品の取付個所を作業の行い易い所望の方向に向けることができる。ただし、回転部42が過度に軽く回転すると、副部品の組立作業が行いにくくなることがある。そこで、固定部41と回転部42との間には、回転部42の回転を所定の力で規制する制動機構を設けておくことが望ましい。この制動機構については、その制動力が調節可能であったり、あるいは制動力を発揮する状態と発揮しない状態と切替可能であることがさらに望ましい。
【0009】回転テーブル3の径方向外側には、搬入台5と搬出台6とが設置されている。搬入台5は、作業台4に主部品を取り付ける際に用いられるものであり、主部品は搬入台5から作業台4に移し変えられる。一方、搬出台6は、主部品に全ての副部品が取り付けられた完成品が作業台4から移し変えられる。搬入台5と搬出台6とは、回転テーブル3の周方向に隣接する二つの作業台4,4の間隔(角度)と同一の間隔だけ回転テーブル3の周方向に離れて配置されている。したがって、回転テーブル3の周方向に隣接した二つの作業台4,4のうち、作業テーブル3の回転方向前方側の作業台4が搬入台5の幅方向の中央部に位置したとき、他方の作業台4が搬出台6の幅方向の中央部に位置するようになる。
【0010】なお、回転テーブル3の周囲には、副部品を主部品に組み立てるための作業者が配置される。各作業者は、この実施の形態の場合、回転テーブル3が図1に示す状態になったとき、搬入台5および搬出台6と対向する作業台4,4を除く6つの作業台4と対向するように配置されている。各作業者は、それぞれ一つの副部品を組み立ててもよく、互いに異なる1または複数の副部品を組み立ててもよい。
【0011】回転テーブル3の中央部には、貫通孔31が形成されている。この貫通孔31には、副部品収容棚7が上下に貫通した状態で配置されている。この副部品収容棚7は、床面上に載置されている。したがって、副部品収容棚7は、回転テーブル3に対して独立しており、回転テーブル3と一緒に回転することはない。副部品収容棚7の貫通孔31から上方と突出した上部には、回転テーブル3の周方向に互いに離れて配置された複数の仕切り板71により、副部品収容部72が周方向に複数設けられている。各副部品収容部72は、各作業者と対向するように配置されており、各副部品収容部72には、対向する各作業者が担当する副部品がそれぞれ収容されている。しかも、各副部品収容部72は、回転テーブル3の径方向外側を向く前面部が開放されている。したがって、各作業者は、副部品収容部72から担当する副部品を取り出すことができる。各作業者が副部品収容部72から副部品を容易に取り出すことができるよう、副部品収容部72を回転テーブル3の上に張り出させてもよい。この場合、張り出した部分が、作業台4に主部品を載置する際、あるいは主部品を回転させる際に邪魔にならないようにすべきことは勿論である。
【0012】副部品収容部72は、上下に離間した水平な複数の棚板73により上下に複数に区分されている。これにより、より多くの副部品を収容することができるようにしたり、あるいは副部品収容部72のうちの上下に区分された一部を、副部品を主部品に組み立てる際に用いられるボルト、ナット、あるいは接着剤等の組立部材を収容することができるようになっている。
【0013】図示の都合上、図1には記載されていないが、回転テーブル3の上方には、図2に示す工具支持部材8が設置されている。この工具支持部材8は、支持リング81を有している。この支持リング81は、回転テーブル3とほぼ同一の外径を有しており、回転テーブル3の上方にこれをほぼ同芯に配置されている。支持リング81には、複数の工具取付フック(工具取付部)82が設けられている。各工具取付フック82は、回転テーブル3の周方向において各作業者の位置に対応する個所に配置されており、各作業者がその担当する副部品を主部品に組み立てる際に用いられる工具が着脱可能の取り付けられるようになっている。この場合、工具は、作業者の頭にぶつかることがなく、かつ手を上に伸ばして着脱することができる程度の高さに配置されている。なお、副部品の組立に際して工具が必要ないときは、副部品または組立部材を収容する収容箱等を取り付けてもよい。
【0014】上記構成の組立作業装置1を用いて主部品に副部品を組み立てる場合には、搬入台5に載置された主部品を作業台4に取り付ける。作業台4に取り付けられた主部品は、回転テーブル3の回転に伴って各作業者の前に順次送られる。各作業者は、自分の前に主部品が搬送されたら、副部品収容部72から副部品および組立部材を取り出す。このとき、副部品および組立部材が回転テーブル3の中央部に配置されているので、それらを回転テーブル3の周囲に配置する必要がなく、作業環境を良好なものにすることができる。しかも、回転テーブル3の周囲に副部品を配置した場合には、副部品を取り出す度に作業者はその向きを変えなければならないが、回転テーブル3の中央部に配置した場合には、作業者は向きを変えることなく前方を向いたまま副部品を取り出すことができる。
【0015】各作業者は、取り出した副部品を工具および組立部材を用いて主部品に組み立てる。このとき、作業台4が回転テーブル3に設けられているので、主部品を回転テーブル3から移し変える必要がない。したがって、移し変えに要する手間を省くことができ、それによって作業能率を向上させることができるとともに、作業者の疲労を軽減することができる。しかも、作業者は、作業台4を回転させて、担当する副部品が組み立てられる主部品の組立個所を適宜の方向に向かせることができる。これによって、担当する副部品の組立を容易に行うことができる。
【0016】各作業者によって全ての副部品が取り付けられた完成品は、搬出台6と対向する位置において作業台4から搬出台6に移し変えられる。そして、空になった作業台4には、搬入台5から新たな主部品が移し変えられる。
【0017】次に、図3に示すこの発明の他の実施の形態について説明する。なお、この実施の形態においては、上記の実施の形態と異なる構成についてのみ説明し、同様な部分の説明は省略する。
【0018】この実施の形態の組立作業装置1′においては、回転テーブル3に複数(この実施の形態では4個)の副回転テーブル9が水平に設けられている。各副回転テーブル9は、その外径が回転テーブル3の外周面と貫通孔31との間の幅より若干小さい円形をなすものであり、回転テーブル3の周方向に等間隔に配置されている。また、副回転テーブル9は、その中央部を通る鉛直な軸線を中心として回転テーブル3に回転自在に支持されている。回転テーブル3と副回転テーブル9との間には、回転テーブル3と作業台4との間に設けられた制動機構と同様の制動機構を設けるのが望ましい。
【0019】各副回転テーブル9には、複数(この実施の形態では4個)の作業台4が設けられている。この場合、作業台4はその全体が副回転テーブル9に回転可能に設けられているが、前述した実施の形態と同様に、作業台4を固定部と回転部とで構成してもよい。また、作業台4は、副回転テーブル9の周方向に等間隔に配置されているが、必ずしも等間隔に配置する必要はない。
【0020】なお、この実施の形態では、副回転テーブル9の設置数に対応した人数(4人)の作業者が配置される。また、回転テーブル3の周方向に隣接する二人の作業者の間には、搬入台5と搬出台6とがほぼ接した状態で配置される。
【0021】上記の組立作業装置1′は、次に述べるように、各種の態様で使用することができる。例えば、一つの使用態様は、全ての作業台4に同一の主部品を取り付けるものである。この場合には、各作業者は、まず副回転テーブル9を適宜回転させ、その副回転テーブル9に設けられた一つの作業台4を手前側に位置させる。そして、その作業台4に取り付けられた主部品に副部品を組み立てる。次に、副回転テーブル9を90°回転させて他の作業台4を手前側に位置させ、その作業台4に取り付けられた主部品に副部品を組み立てる。これを副回転テーブル9が回転テーブル3の回転に伴って各作業者の前を通過する間に、副回転テーブル9に設けられた作業台4の設置数(4つ)だけ繰り返す。他の作業者も同様である。これによって、主部品に全ての副部品が組み立てられる。したがって、この使用態様は、各副回転テーブル9を回転させる点を除けば上記の実施の形態の使用態様と同様である。
【0022】他の使用態様は、一つの副回転テーブル9に設けられた各作業台4に互いに異なる主部品をそれぞれ取り付けるものである。この場合には、各作業者は、まず副回転テーブル9を適宜回転させて自分が担当する主部品を手前側に位置させ、当該主部品に全ての副部品を組み立てる。これを回転テーブル3の回転に伴って副回転テーブル9が通過する間に行う。他の作業者も同様である。
【0023】さらに、上記他の使用態様の変形として、一つの副回転テーブル9に設けられた作業台4のうち、一部の作業台4(例えば、1または2つの作業台4)には互いに異なる主部品を取り付け、残りの作業台(例えば、3つまたは2つの作業台4)には、同一の主部品(一部の作業台4に取り付けられる主部品とは異なる主部品)を取り付けるものである。このような使用態様では、回転テーブル3が1回転する間に、異なる完成品が異なる数だけ組み立てられるので、各完成品を要望される製造個数に対応して製造することができる。この場合にも、各作業者は自分が担当する主部品に全ての副部品を取り付ける。
【0024】なお、この発明は上記の実施の形態に限定されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、回転テーブル3の外周部には、副部品を主部品に取り付ける際に用いられるボルト、ナット、クリップ等の比較的小さい取付部材を収容する複数のボックスを回転テーブル3の周方向に適宜間隔毎に配置し、回転テーブル3と一緒に回転させるようにしてもよい。このボックスは、床面上に配置し、回転テーブル3に対して独立させてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、主部品をベルトコンベア等と作業台との間で移し変えるという余分の作業が不用になる。したがって、作業の能率を向上させることができるとともに、作業者の疲労を緩和することができ、さらに主部品を移し変える際に傷付けることがないので、製品の品質を向上させることができるという効果が得られる。




 

 


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