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発明の名称 デパレタイザー
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−260064(P2001−260064A)
公開日 平成13年9月25日(2001.9.25)
出願番号 特願2000−81912(P2000−81912)
出願日 平成12年3月23日(2000.3.23)
代理人 【識別番号】100084179
【弁理士】
【氏名又は名称】大西 哲夫
【テーマコード(参考)】
3C007
3F030
3F061
【Fターム(参考)】
3C007 DS01 FS01 FT11 FU06 
3F030 AA04 AB04 BB00 BC00
3F061 AA01 CA01 CB05 CC11
発明者 安田 行伸
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 昇降台と、昇降台の上方に設けられた物品吸着装置と、物品吸着装置によって吸着保持された物品の下方において水平動自在に設けられた水平動コンベアとを有し、物品吸着装置は、内部を負圧にする吸引機に接続されると共に下壁に多数の吸引口を有するケーシングと、各吸引口を開閉する弁体とを有し、物品吸着装置によって物品を吸着保持する際において、物品の上面により塞がれない吸引口が弁体によって閉じられるようになされているデパレタイザー。
【請求項2】 前記ケーシングの下壁には多数の下方に開放した凹所が形成されると共に下壁の下面には凹所に対応してあけられた開口を有する弾性体が取り付けられ、前記凹所の頂壁に吸引口が形成されると共に凹所内で弁体が上下動自在に設けられ、弁体は常態にあっては吸引口及び開口を閉じず、吸引機を作動させて物品吸着装置によって物品を吸着保持する際において、開口が物品の上面により塞がれない場合、当該開口に対応する吸引口が、ケーシング内が負圧になるために吸引口に向かって吸引される弁体によって自動的に閉じられるようになされている請求項1記載のデパレタイザー。
【請求項3】 前記ケーシングが連通孔を有する仕切り板によって吸引機の吸い込み口側の上部室と吸引口側の下部室とに区分され、前記連通孔が弁体によって開閉自在となされ、連通孔を弁体で閉じた状態で上部室のみを負圧にすることが出来るようになされている請求項1又は2記載のデパレタイザー。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデパレタイザーに関する。
【0002】
【発明の目的】本発明は、パレット上に段積された物品をスムーズに且つ物品に損傷を与えることなく吸着してコンベア上に降ろすことが出来るデパレタイザーを提供することを目的とするものである。
【0003】
【前記目的を達成するための手段】本発明は前記目的を達成するために以下の如き手段を採用した。
■請求項1の発明は、昇降台と、昇降台の上方に設けられた物品吸着装置と、物品吸着装置によって吸着保持された物品の下方において水平動自在に設けられた水平動コンベアとを有し、物品吸着装置は、内部を負圧にする吸引機に接続されると共に下壁に多数の吸引口を有するケーシングと、各吸引口を開閉する弁体とを有し、物品吸着装置によって物品を吸着保持する際において、物品の上面により塞がれない吸引口が弁体によって閉じられるようになされているものである。
■請求項2の発明は、前記ケーシングの下壁には多数の下方に開放した凹所が形成されると共に下壁の下面には凹所に対応してあけられた開口を有する弾性体が取り付けられ、前記凹所の頂壁に吸引口が形成されると共に凹所内で弁体が上下動自在に設けられ、弁体は常態にあっては吸引口及び開口を閉じず、吸引機を作動させて物品吸着装置によって物品を吸着保持する際において、開口が物品の上面により塞がれない場合、当該開口に対応する吸引口が、ケーシング内が負圧になるために吸引口に向かって吸引される弁体によって自動的に閉じられるようになされている請求項1記載のものである。
■請求項3の発明は、前記ケーシングが連通孔を有する仕切り板によって吸引機の吸い込み口側の上部室と吸引口側の下部室とに区分され、前記連通孔が弁体によって開閉自在となされ、連通孔を弁体で閉じた状態で上部室のみを負圧にすることが出来るようになされている請求項1又は2記載のものである。
【0004】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下の如き効果を奏する。
■請求項1の発明によれば、パレット上に段積された物品をスムーズに且つ物品に損傷を与えることなく吸着してコンベア上に降ろすことが出来る。また、物品吸着装置によって物品を吸着保持する際において、物品の上面により塞がれない吸引口が弁体によって閉じられるようになされているので、全ての吸引口を物品の上面によって塞がなくても、換言すれば、吸着保持される物品の平面形状(又は物品群の積み付けパターン)に拘束されることなく、物品を吸着保持することが出来る。
■請求項2の発明によれば、吸引機を作動させて物品吸着装置によって物品を吸着保持する際において、物品の上面により塞がれない吸引口を弁体で自動的に閉じることが出来る。
■請求項3の発明によれば、後述の段落番号0016の欄で説明するごとく、物品吸着装置の遊び時間に上部室を負圧にして吸引の準備を整えることができるので、作動効率を向上させることが出来る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明する。なお、この説明において、前とは図1紙面裏側を、後とは同表側をいい、左とは図1左側を、右とは同図右側をいう。
【0006】図1及び図2に示すごとく、デパレタイザー1の基枠2は、下枠3と、この下枠3の上方に位置されられた上枠4と、下枠3と上枠4とを繋ぐ所要本の支柱5とを有している。
【0007】前記下枠3の左部に一対のマスト8が立設され、これらマスト8に沿って昇降台9が昇降自在に設けられている。前記昇降台9は公知の昇降駆動装置(図示略)によって昇降させられるようになされている。
【0008】前記昇降台9は上下方向に貫通した開口10を有しており、この開口10に嵌まり込むようにして、下枠3に搬送方向を前後方向に向けた第2搬入コンベア12(例えば、駆動チェーンコンベア等からなるもの)が設けられている。前記第2搬入コンベア12の後方の床面に、第2搬入コンベア12に繋がるようにして、且つ、昇降台9と衝突・干渉しないようにして、搬送方向を前後方向に向けた第1搬入コンベア13(例えば、駆動チェーンコンベア等からなるもの)が設けられている。また、図示は省略しているが、前記第2搬入コンベア12の前方の床面に、第2搬入コンベア12に繋がるようにして、且つ、昇降台9と衝突・干渉しないようにして、搬送方向を前後方向に向けた、空のパレットPを搬出する空パレット搬出コンベア(例えば、駆動チェーンコンベア等からなるもの)が設けられている。
【0009】前記上枠4の左側部(昇降台9の上方)に架台16が設けられ、この架台16にそれに設けられた流体圧シリンダ等を含む昇降駆動装置17によって物品吸着装置40が昇降自在となされている。なお、物品吸着装置40は水平には回転しないようになされていることは云うまでもない。
【0010】前記物品吸着装置40のケーシング42は、内部を負圧にする吸引機38(架台16に固定された)に可撓性・伸縮性チューブ39を介して接続されている。
【0011】図4(図4は物品吸着装置40の構造を示す模式図であり、実際のままを示すものではない。)に示すごとく、前記ケーシング42の下壁43には多数の下方に開放した凹所45が形成されると共に下壁43の下面には凹所45に対応してあけられた開口46を有するシート状等の弾性体47が取り付けられている。前記ケーシング42は、例えば、一辺の長さLが1140mm前後の平面形状正方形をしており、前記開口46の直径Dは20mm前後である。
【0012】前記凹所45の頂壁45aに吸引口49(図4では分かりやすくするために大きめに描かれているが、実際は後述のロッド52の断面よりやや大きい程度である。)が形成されると共に凹所45内で弁体50が上下動自在に設けられている。前記弁体50の上面には弾性体51が張り付けられている。また、前記弁体50にはロッド52が立設され、このロッド52は吸引口49を貫通して頂壁45aの上方に突出しており、ロッド52の上端にはフランジ53が設けられ、このフランジ53に垂下状に少なくとも3本、この実施の形態ではロッド52を廻って90度ごとに、合計4本の垂下棒54が設けられ、これら垂下棒54の下端が頂壁45aに当接した状態において、弁体50は吸引口49及び開口46のいずれをも閉じないようになされている。なお、隣接する垂下棒54の間は空気通路となされている。
【0013】前記ケーシング42は、連通孔57を有する仕切り板56によって吸引機38の吸い込み口側の上部室42aと吸引口49側の下部室42bとに区分されている。前記連通孔57は、流体圧シリンダ等の公知の作動装置59によって作動させられる弁体58によって開閉自在となされている。また、ケーシング42の上壁44には、上下方向に貫通した開口61が形成され、この開口61は弁体62によって開閉自在となされ、この弁体62は架台63に設けられた流体圧シリンダ等の作動装置64によって作動させられるようになされている。前記開口61の軸心と軸心を共通とするようにして、仕切り板56に開口65が形成され、この開口65の縁部と仕切り板56の縁部とに通気筒66が渡し止められている。
【0014】前記のごとき構成により、連通孔57及び開口61を閉じて、吸引機38を作動させると上部室42aを負圧とすることが出来る。その状態では、弁体50が開口46及び吸引口49を閉じていないので、下部室42bは大気圧である。前記の状態で、図4の左側の開口46のみに物品Wの上面を当て、物品Wの上面により開口46を塞いだ後、連通孔57を開くと、左側の凹所45及び下部室42bは同時に且つ直ちに負圧となるので、弁体50は吸引口49を閉じず、物品Wは弾性体47に密着する。他方、右側の開口46は閉じられていないので、右側の開口46に対応する吸引口49は、下部室42b内が負圧になるために吸引口49に向かって吸引される弁体50によって自動的に閉じられる。この作用により、物品吸着装置40によって物品Wを吸着保持する際において、全ての開口46を物品Wの上面によって塞がなくても、換言すれば、吸着保持される物品の平面形状(又は物品群の積み付けパターン)に拘束されることなく、物品Wを吸着保持することが出来る。物品Wの吸着保持を解除するには、吸引機38を停止させて開口61を開ければよい。そうすれば、下部室42bが大気に開放されるので、左側の弁体50は吸引口49を開く。当然、上部室42aも大気に開放される。
【0015】図1及び図3に示すごとく、前記上枠4の上面に長手方向を左右方向に向けた前後一対のガイドレール19が設けられ、これらガイドレール19に沿って搬送方向を左右方向に向けた、駆動ローラーコンベア等からなる水平動コンベア20が左右動自在に設けられている。なお、水平動コンベア20は公知の駆動装置(図示略)により水平往復動をするようになされている。前記水平動コンベア20は、左側に移動した際は物品吸着装置40の真下に位置するようになされ、右側に移動した際は物品吸着装置40の下から完全に外れて上枠4に設けられた、搬送方向を左右方向に向けた駆動ローラーコンベア等からなる搬出コンベア21に繋がるようになされている。
【0016】
【発明の実施の形態の作用】次に発明の実施の形態の作用を説明する。昇降台9の上面が第2搬入コンベア12及び第1搬入コンベア13の搬送面より下になるように昇降台9が下降し、水平動コンベア20が右側に移動して搬出コンベア21に繋がった状態にある。この状態で、第1搬入コンベア13、第2搬入コンベア12の駆動により、実パレットP(物品Wが3段で、各段あて9個の物品Wが段積されたもの)が第2搬入コンベア12に搬送されて来る。そして、第2搬入コンベア12の設定位置に実パレットPが位置すると、第2搬入コンベア12及び第1搬入コンベア13は停止する。その後、最上段の物品Wが水平動コンベア20の移動軌跡内に入らないない範囲で、最上段の物品Wを出来るだけ高い位置に位置させるべく、昇降台9が上昇する。その後、上部室42aが前記したようにして負圧となされた物品吸着装置40が下降して、弾性体47を物品Wの上面に押し付ける。その後、弁体58を開くことにより直ちに物品Wを吸着保持した物品吸着装置40が、当該物品Wの下面が水平動コンベア20の搬送面より上に位置するように上昇する。その後、水平動コンベア20が左側に移動して吸着保持された物品Wの下方に入り込む。その後、物品吸着装置40が下降して物品Wを水平動コンベア20に載せる。その後、物品吸着装置40が物品Wの吸着保持を解除する。その間に、昇降台9は取り上げられた物品Wの高さ分だけ上昇する。その後、物品吸着装置40は再び上昇する。その後、水平動コンベア20は右側に移動して搬出コンベア21に繋がる。そしてその間、即ち、物品吸着装置40の遊び時間に、連通孔57及び開口61が閉じられた状態で、吸引機38が作動して、上部室42aが負圧となされる。その後、物品Wは水平動コンベア20及び搬出コンベア21の駆動により、搬出コンベア21に搬出される。その後、搬出コンベア21に接続された、搬出コンベア21から物品Wを受け取り、前方に物品Wを送ることが出来る公知のコンベア(図示略)によって、まず、一番右側の物品Wの群が前方に送り出され、次いで真中の物品Wの群が前方に送り出され、最後に一番左側の物品Wの群が前方に送り出される。その後、前記の作動を繰り返して、全ての物品Wを搬出する。その後、昇降台9が当初の待機位置まで下降するので、空のパレットPは第2搬入コンベア12に載せられる。その後、第2搬入コンベア12及び空パレット搬出コンベア(図示略)が駆動して、空のパレットPは前方に搬出される。
【0017】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。
(1)この実施の形態の各コンベアは、ローラーコンベア、チェーンコンベア、ベルトコンベア等任意である。
(2)吸引機38を物品吸着装置40に搭載するようにしてもよい。
(3)空パレットPは、第1搬入コンベア13に戻すようにしてもよい。
(4)物品吸着装置40を所定高さ位置で固定し、昇降台9により物品Wを物品吸着装置40に押し付けるようにしてもよい。なお、この場合でも、水平動コンベア20が、物品吸着装置40に吸着保持された物品Wと衝突・干渉しないように配慮することは云うまでもない。




 

 


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