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発明の名称 長尺材加工機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−252726(P2001−252726A)
公開日 平成13年9月18日(2001.9.18)
出願番号 特願2000−65970(P2000−65970)
出願日 平成12年3月10日(2000.3.10)
代理人 【識別番号】100086793
【弁理士】
【氏名又は名称】野田 雅士
【テーマコード(参考)】
4E048
4E088
【Fターム(参考)】
4E048 CA01 CA02 CA04 CA07 JA02 
4E088 AB06 EA05
発明者 山田 勝啓
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 長尺材の板材を長手方向に沿って一方向に送る板材送り手段と、この板材送り手段による板材送り領域にあって前記一方向に所定の間隔をおいて設置された第1および第2の加工手段とを備え、これら第1および第2の加工手段は、それぞれ工具を保持する工具ブロックと、この工具ブロックを前記一方向と直交する方向に移動させるブロック移動手段と、前記工具ブロックに保持された工具を駆動する工具駆動手段とを有する長尺材加工機。
【請求項2】 前記第1および第2の加工手段は、前記直交方向の一方が開口したフレームに支持される請求項1記載の長尺材加工機。
【請求項3】 前記所定の間隔は、前記板材送り手段で送られる板材を支持するテーブルの略1/3の長さに相当する距離であり、第1,第2の各加工手段は、前記テーブルの長さを略3等分した各等分位置に配置した請求項1または請求項2記載の長尺材加工機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、長尺材の板材を加工するパンチプレスなどの長尺材加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の長尺材加工機として、長尺材の板材を長手方向に沿って、板材送り手段で一方向に順送りし、その板材送り領域内において、工具を保持する工具ブロックを前記一方向と直交する方向に移動させ、工具ブロックに保持された工具を駆動手段で駆動することにより板材の任意の位置に孔明け等の加工を施すようにしたパンチプレス等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような長尺材加工機では、長尺材の板材を加工するのに、その板材の長さ分の板材送り量が必要になる。その結果、板材の長さ寸法に応じて機械全体の長さを長くする必要があり、それだけ機械の設置スペースが大きくなると共に、製品送り量の増大に伴い加工精度維持が困難になるという問題点がある。
【0004】この発明は、このような課題を解消し、長尺材の板材長さよりも短い板材送り量で板材の任意位置を加工でき、設置スペースを小さくできる長尺材加工機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の長尺材加工機は、長尺材の板材を長手方向に沿って一方向に送る板材送り手段と、この板材送り手段による板材送り領域にあって前記一方向に所定の間隔をおいて設置された第1および第2の加工手段とを備える。これら第1および第2の加工手段は、それぞれ工具を保持する工具ブロックと、この工具ブロックを前記一方向と直交する方向に移動させるブロック移動手段と、前記工具ブロックに保持された工具を駆動する工具駆動手段とを有する。この構成によると、第1および第2の加工手段により、板材の長手方向の一部ずつを分担して加工できる。そのため、板材送り手段による板材の送り量が、板材の長さ分より短くて済み、それだけ板材送り領域が短くなる。したがって、機械の設置スペースを小さくできる。また、加工送り領域における長尺材製品の送り量を短くできるため、加工精度を維持することができる。
【0006】この発明の長尺材加工機において、前記第1および第2の加工手段は、前記直交方向の一方が開口したフレームに支持されるものであっても良い。この構成の場合、板材を板材送り領域に搬入するときに、加工手段を支持するフレームに妨げられることなく、板材を長手方向と直交する方向に搬入することができる。そのため、機械の板材送り領域から板材送り方向に延長した位置に、板材搬入のための余分なスペースを確保する必要がなく、機械の設置スペースをさらに小さくできる。また、この発明の長尺材加工機において、前記所定の間隔は、前記板材送り手段で送られる板材を支持するテーブルの略1/3の長さに相当する距離とし、第1,第2の各加工手段を、前記テーブルの長さを略3等分した各等分位置に配置しても良い。この構成の場合、テーブル長さの略2/3の長さの板材まで加工できる。すなわち、テーブルの長さ範囲から板材がはみ出さないように板材送りを一方向に行う場合、送り方向の上手側にある第1の加工手段で加工できる板材範囲は、板材がテーブル上の最も上手側にあるときに、第1の加工手段よりも上手側にある部分である。また、第2の加工手段で加工できる板材範囲は、板材が最も下手側にあるときに、第2の加工手段よりも下手側にある部分である。したがって、上記のようにテーブルの長さを略3等分した各等分位置に第1,第2の加工手段を配置することにより、同じ長さの板材を加工するのに機械の板材送り方向の長さ寸法を最短とすることができ、機械の設置スペースを最小にできる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1〜図5と共に説明する。この長尺材加工機は、テーブル6上で長尺材の板材Wを長手方向に沿って一方向(X方向)に送る3組の板材送り手段1,2,3と、その送り方向に離れて配置された第1および第2の加工手段4,5とを備える。各板材送り手段1,2,3は、テーブル6の両側に互いに対向して配置された一対のキャリッジ7を各々有し、各キャリッジ7に、板材Wの縁部を把持する複数のワークホルダ8が設けられている。各キャリッジ7は、テーブル6の長手方向(X方向)に移動自在にガイド手段(図示せず)で案内され、送り機構9により進退駆動される。送り機構9は、各板材送り手段1,2,3毎に1台ずつ設けられている。各板材送り手段1,2,3における対向する2台のキャリッジ7,7は、互いに連結部材(図示せず)で連結されて同期移動する。各送り機構9は、この例では、ボールねじ10と、このボールねじ10を回転させるサーボモータ等のモータ11とで構成される。ボールねじ10のナット(図示せず)は、キャリッジ7に取付けられている。
【0008】第1および第2の加工手段4,5は、それぞれ個別のフレーム13に支持され、板材送り手段1,2,3による板材送り領域であるテーブル6の途中部分で、板材Wの送り方向(X方向)に所定の間隔をおいて設置される。ここでは、テーブル6をその長手方向に3等分した各等分位置に第1および第2の加工手段4,5が設置される。したがって、テーブル6の長さをLとすると、両加工手段4,5は、テーブル6の長手方向に(1/3)Lの間隔をおいて設置される。上記3組の送り手段1,2,3は、第1の加工手段4の上手側と、両加工手段4,5の間と、第2の加工手段5よりも下手側とに各々配置されている。
【0009】各加工手段4,5は、上下の工具ブロック15,16と、これら工具ブロック15,16を板材Wの送り方向(X方向)と直交する方向(Y方向)に移動させるブロック移動手段21と、工具ブロック15に保持された工具17を駆動する工具駆動手段14とにより構成される。図2,図3に示すように、上下の工具ブロック15,16は、各々複数のパンチ工具17およびダイ工具18を互いに対向して保持したものである。これら工具ブロック15,16は、フレーム13にガイドを介してY方向移動自在に設置されており、送りねじ19およびモータ20を有するブロック移動手段21で進退駆動される。フレーム13内の工具ブロック15,16は、工具交換装置23により、機外の工具ブロックマガジン24に保管された別の工具ブロック15,16と交換可能とされている。
【0010】工具交換装置23によって第1および第2の加工手段4,5に供給される工具ブロック15,16は、共に同一種類のものとしても良い。すなわち、第1の加工手段15に設置される工具ブロック15,16と、第2の加工手段16に設置される工具ブロック15,16とには、常に同一種類のパンチ工具17,ダイ工具18が保持されているように、工具ブロック15,16が工具ブロックマガジン24から選択されて交換されるものとしても良い。
【0011】工具駆動手段14は、パンチ工具17を叩くラム22を、油圧シリンダまたはモータ等のパンチ駆動源で昇降させるものであり、ボールねじおよびモータ等からなるヘッド進退装置27により進退駆動させられる。
【0012】加工手段4,5を支持する前記フレーム13におけるY方向に向く一方(工具交換側とは反対側)には、板材Wをその長手方向に直交する方向に搬入可能なように、板材挿入用の開口25が形成され、フレーム13は側面形状がC字状とされている。
【0013】この長尺材加工機による板材Wの加工動作の一例を、図5と共に以下に説明する。板材Wの長さは、テーブル6の長さLの略1/3以下の長さとする。ここでは板材Wの左半部を先に加工し、ついで右半部を加工するものとする。なお、図5では、各板材送り手段1,2,3のうち、板材Wを把持しているものには斜線を施して示している。板材Wは、同図(A)に示すように、図の左側に偏らせてテーブル6の上に搬入される。この搬入時において、加工手段4,5を支持する各フレーム13は、Y方向の一方に開口25がそれぞれ形成されているので、加工手段4,5に妨げられることなく、板材Wをその長手方向と直交する方向に搬入することができる。そのため、テーブル6の延長方向に板材搬入用スペースが要らず、それだけ長尺材加工機の設置スペースを小さくすることができる。
【0014】図5(A)の状態で、図の左側の板材送り手段1が板材Wの左端側の部分を把持して、板材Wを図の右側に向けて移動させる。板材Wの左半部における予定の加工部位が第1の加工手段4の下に来ると、板材Wの送りを停止する。これにより、第1の加工手段4への前記加工部位のX座標についての位置合わせが行われる。次に、加工手段4の工具ブロック15,16が、ブロック移動手段21によりY方向に移動させられる。これにより、選択されたパンチ工具17およびダイ工具18が加工部位のY座標に位置合わせされる。また、これと並行して、工具駆動手段14も、ヘッド進退装置27によって選択されたパンチ工具17の上に位置合わせされ、工具駆動手段14の駆動により、板材Wの前記加工部位がパンチ加工される。他の加工部位についても、板材送り手段1による板材Wの右側への送りを繰り返して同様にパンチ加工が行われる。
【0015】板材送り手段1による図の右側への送りが、第1の加工手段4で制限される限界位置に達すると、図5(B)に示すように、板材Wは中間位置の板材送り手段2に受け渡され、この板材送り手段2によって、板材Wはさらに図の右側へ送られ、残る他の加工部位についても、上記の場合と同様の動作でパンチ加工される。このようにして、図5(B)に斜線を施して示すように、板材Wの略左半部についてパンチ加工がすべて行われる。
【0016】次に、板材Wを把持している中間位置の板材送り手段2を、図5(C)に示すすように、第1の加工手段4によって移動が制限される限界位置まで図の左側に後退移動させ、板材Wをその右端がほぼ第2の加工手段5の下に来るまで左側に逆送りする。この状態で、中間位置の板材送り手段2で板材Wの図の右側に順次送りながら、板材Wの右半部について、上記と同様の動作により加工部位のパンチ加工が行われる。
【0017】中間位置の板材送り手段2による図の右側への送りが、第2の加工手段5で制限される限界位置に達すると、図5(D)に示すように、板材Wは図の右側の板材送り手段3に受け渡され、この板材送り手段3によって、板材Wはさらに図の右側へ送られ、残る他の加工部位についても、上記の場合と同様の動作でパンチ加工される。このようにして、板材Wの略右半部についてもパンチ加工がすべて行われる。
【0018】このように、この長尺材加工機は、板材送り領域であるテーブル6の長手方向(X方向)に、間隔をおいて第1および第2の加工手段4,5を設置したので、上記したように板材Wの左半部と右半部とを両加工手段4,5で分担して加工することができる。したがって、同じ長さの板材Wを加工する場合でも、板材送り手段1,2,3による板材Wの送り量が、1台の加工手段の場合に比べて少なくて済み、それだけテーブル6の長さを短くすることができる。その結果、長尺材加工機のX方向の長さが短くなり、それだけ長尺材加工機の設置スペースを小さくできる。
【0019】特に、この実施形態では、第1および第2の加工手段4,5が、テーブル6の長手方向Xにその長さLの1/3の間隔をおいて設置されているので、最大、テーブル6の長さLの(2/3)Lの長さの板材Wを、テーブル6からはみ出すことなく送って、板材Wの全域の任意位置を加工することができる。
【0020】
【発明の効果】この発明の長尺材加工機は、長尺材の板材を長手方向に沿って一方向に送る板材送り手段と、この板材送り手段による板材送り領域にあって前記一方向に所定の間隔をおいて設置された第1および第2の加工手段とを備え、これら第1および第2の加工手段は、それぞれ工具を保持する工具ブロックと、この工具ブロックを前記一方向と直交する方向に移動させるブロック移動手段と、前記工具ブロックに保持された工具を駆動する工具駆動手段とよりなるものとしたため、第1および第2の加工手段で分担して板材の長手方向位置を加工でき、機械の設置スペースを小さくできる。また、加工送り領域における長尺材製品の送り量を短くできるため、加工精度を維持することができる。第1および第2の加工手段が、前記直交方向の一方が開口したフレームに支持されるものとした場合は、板材を板材送り領域に搬入するときに、加工手段を支持するフレームに妨げられることなく、板材を長手方向と直交する方向に搬入できる。そのため、板材送り領域から板材送り方向に延長した位置に、板材搬入のための余分なスペースを確保する必要がなく、機械の設置スペースをさらに小さくできる。前記所定の間隔を、前記板材送り手段で送られる板材を支持するテーブルの略1/3の長さに相当する距離とし、第1,第2の各加工手段は、前記テーブルの長さを略3等分した各等分位置に配置した場合は、機械の長手方向の設置スペースを最小にできる。




 

 


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