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発明の名称 ベルトプレス形脱水機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−87606(P2001−87606A)
公開日 平成13年4月3日(2001.4.3)
出願番号 特願平11−269586
出願日 平成11年9月24日(1999.9.24)
代理人 【識別番号】100068087
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 義弘
【テーマコード(参考)】
4D026
4D059
【Fターム(参考)】
4D026 BA03 BB01 BB05 BC15 BD02 BD05 BE06 BE11 BE14 BF06 BF09 BF11 BF19 
4D059 AA00 BE02 BE10 BE13 BE54 CB04 CB12 CB27 CB30
発明者 小寺 寛之 / 中村 浩之
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 上下2枚のろ布を複数のロール間に無端軌道状に掛け渡して展張し、上下のろ布をロール間に走行させる間に、ろ布間に挟み込んだ汚泥を圧搾して脱水するベルトプレス形脱水機において、上下のろ布が重なり合う位置より前方のろ布上に、所定高さを有し、ろ布の搬送方向に向けて開口するコ字状の枠体をなす凝集汚泥受を配置し、凝集汚泥受を透水性材料で形成したことを特徴とするベルトプレス形脱水機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水汚泥等の脱水に使用するベルトプレス形脱水機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のベルトプレス形脱水機としては、例えば図5に示すものがある。図5において、ケーシング1の内部には、ケーキ厚調整ロール2、大径ロール3、小径ロール4等の各種のロールを配置し、各ロール間に上ろ布5と下ろ布6の2枚のろ布を無端軌道状に掛け渡して展張している。
【0003】ロータリー混和機7において汚泥と凝集剤を混合して汚泥粒子のフロックを生成し、この汚泥を上ろ布5で形成する第1重力脱水ゾーン8に投入し、続いて下ろ布6で形成する第2重力脱水ゾーン9に投入し、汚泥中の遊離水分を脱水する。この重力脱水ゾーンを二段に構成することにより、ろ過面積が大きくなり、第1重力脱水ゾーン8から第2重力脱水ゾーン9へ投入するに際して、ケーキが反転されるので、重力脱水効果が大きくなる。
【0004】この後にケーキ調整用ロール2によって汚泥をろ布の全幅に均一に供給し、単位ろ過面積当たりの汚泥量を均一にして脱水を促進し、ろ布をロール間に走行させる。くさび状圧搾部10においては、上ろ布5と下ろ布6の2枚のろ布間に汚泥を挟んで脱水する。大径ロール3で構成する低圧脱水ゾーン11においては、2枚のろ布5、6の張力によって低圧脱水し、さらに複数の小径ロール4で構成するせん断脱水ゾーン12においては、複数の小径ロール4の間を走行する間にろ布5、6の反転を繰り返して汚泥にせん断力を与えてせん断脱水する。高圧脱水ゾーン13においては、2枚のろ布5、6の上からさらに加圧ベルト14をかけて加圧ベルト14をシリンダ(図示省略)で緊張させることにより、加圧力を数倍に高めて脱水を促進する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成において、第2重力脱水ゾーン9では、下ろ布6の軌道上に鋼板からなる枠状の凝集汚泥受を配置して汚泥のはみ出しを防止しており、汚泥の表層へ浮き出た遊離水分は凝集汚泥受の上端縁を越流して排水している。このように、第2重力脱水ゾーン9において汚泥中の遊離水分は、重力作用によって下ろ布6を透過して重力脱水されるとともに、下ろ布6の汚泥層中において汚泥が沈降分離することで汚泥層の表層部に浮き出る。しかし、一部の遊離水分は汚泥層中に内包された状態でくさび状圧搾部10に達する。したがって、この汚泥層中の遊離水分を排水することによって、第2重力脱水ゾーン9における脱水効率を高めることができる。
【0006】本発明は上記した課題を解決するものであり、重力脱水ゾーンにおける脱水効率を高めたベルトプレス形脱水機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明のベルトプレス形脱水機は、上下2枚のろ布を複数のロール間に無端軌道状に掛け渡して展張し、上下のろ布をロール間に走行させる間に、ろ布間に挟み込んだ汚泥を圧搾して脱水するベルトプレス形脱水機において、上下のろ布が重なり合う位置より前方のろ布上に、所定高さを有し、ろ布の搬送方向に向けて開口するコ字状の枠体をなす凝集汚泥受を配置し、凝集汚泥受を透水性材料で形成したものである。
【0008】上記した構成により、凝集汚泥受に囲まれたろ布上に汚泥を層状に投入する。汚泥層中の遊離水分が重力作用によって下ろ布を透過することで重力脱水し、下ろ布の汚泥層中において汚泥が沈降分離することで汚泥層の表層部に浮き出る遊離水分を凝集汚泥受の透水性材料を通して脱水し、汚泥層の中間部から滲み出る遊離水分も凝集汚泥受を通して脱水する。このために、重力脱水ゾーンにおける脱水効率が高まる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態におけるベルトプレス脱水機は、先に図5において説明したものと基本構造が同じであり、同様の作用を行なう部材については同一番号を付して説明を省略する。図1〜図4において、第2重力脱水ゾーン9において、上下のろ布5、6が重なり合う位置より前方で、ケーキ厚調整ロール2より前方の位置には、下ろ布6の上に凝集汚泥受21を配置している。
【0010】この凝集汚泥受21は、ウェッジワイヤ、パンチングメタル等の透水性材料からなり、所定高さを有し、ろ布5、6の搬送方向に向けて開口するコ字状の枠体をなしており、開口先端の広がりを防止するために、補強材22を設けている。この構成により、第1重力脱水ゾーン8から第2重力脱水ゾーン9へ汚泥23を投入し、凝集汚泥受21に囲まれた下ろ布6の上に汚泥23を層状に投入する。この汚泥23がろ布5、6の走行によってケーキ厚調整ロール2に達する間に、汚泥層中の遊離水分が重力作用によって下ろ布6を透過することで重力脱水する。また、下ろ布6の汚泥層中において汚泥が沈降分離することで汚泥層の表層部に浮き出る遊離水分を凝集汚泥受21の透水性材料を通して脱水する。さらに、汚泥層の中間部から滲み出る遊離水分を凝集汚泥受21の微量孔を通して脱水する。このことにより、第2重力脱水ゾーン9における脱水効率が高まる。
【0011】本実施の形態においては、第2重力脱水ゾーン9に凝集汚泥受21を設けたが、凝集汚泥受21は第1重力脱水ゾーン8に配置することも可能である。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、重力脱水を行なうろ布上に、汚泥のはみ出しを防止する透水性材料からなる凝集汚泥受を設けることにより、汚泥層の表層部に浮き出る遊離水分を排水して脱水するとともに、汚泥層の中間部から滲み出る遊離水分を凝集汚泥受を通して脱水することができ、重力脱水ゾーンにおける脱水効率を高めることができる。




 

 


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