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発明の名称 薄肉プラスチック製容器と該容器成形用金型
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−105457(P2001−105457A)
公開日 平成13年4月17日(2001.4.17)
出願番号 特願2000−123758(P2000−123758)
出願日 平成12年4月25日(2000.4.25)
代理人 【識別番号】100074907
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 正信
【テーマコード(参考)】
3E033
4F202
【Fターム(参考)】
3E033 AA08 BA13 CA02 CA08 DA08 DD01 EA03 EA05 FA02 
4F202 AG28 AH52 AM33 CA11 CB01 CK06 CK15
発明者 調所 義之
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】容器(1)の内周壁(2)の底部(3)から口部(4)に向けて先細三角形または台形状の増肉部(5)、(5)、・・を形成させたことを特徴とする薄肉プラスチック製容器。
【請求項2】容器(1)の口部(4)の上縁から深さ(h)幅の口部周壁部を均一肉厚部(2’)に形成させたことを特徴とする請求項1記載の薄肉プラスチック製容器。
【請求項3】容器(1)の口部(4)の上縁からの深さ(h)は、容器(1)の深さ(H)の5〜60%長であることを特徴とする請求項2記載の薄肉プラスチック製容器。
【請求項4】雌金型(6)とコア金型(7)からなる容器成形用金型において、前記コア金型(7)の外周面に先細三角形状または台形状の凹部あるいは凸部(8)、(8)、・・を形成させたことを特徴とする金型。
【請求項5】コア金型(7)の外周面に形成されている先細三角形状または台形状の凹部あるいは凸部(8)、(8)、・・は、コア金型(7)の先端部からコア金型の高さ(H)の5〜60%長の基部からの高さ(h)までのコア金型外周面に形成されていることを特徴とする請求項4記載の金型。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形によって成形される薄肉容器(コップを含む)と該薄肉容器を成形するための金型に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プラスチック製コップ等の容器を成形する際、製品コストの低廉化および資源の節約の面から成形品の肉厚を極力薄くする傾向にある。しかしながら、肉厚を薄くするほど成形品の強度が低下するとともに、成形用金型への樹脂の流入が困難となる。そこで、従来、薄肉のプラスチック製容器を成形するのに図7および図8に示すように、外周面から多数のリブ11、11、11、・・・・を突出させて補強させた形状のものが存在している。しかしながら、上記リブ付成形品は、一応強度が確保されるが、成形品の外周面が平滑面でないので外周面への印刷、シールの貼付ができないと云う問題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の問題点を改善し、薄肉でも成形品の強度を保持させるとともに、成形品の外周面に印刷が可能なコップ等の成形品を提供すること、および、該成形品の成形に際し金型へ樹脂をスムースに流入できる金型を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】容器1の内周壁2の底部3から口部4に向けて先細三角形または台形状の増肉部5、5、・・を形成させたことを特徴とする薄肉プラスチック製コップ等の容器と、雌金型6とコア金型7からなる容器成形用金型において、前記コア金型7の外周面に先細三角形状または台形状の凹部あるいは凸部8、8、・・を形成させたことを特徴とする。
【0005】さらに、薄肉で深い容器を成形する場合は容器1の口部4の上縁から深さh幅の口部周壁部を均一肉厚部2’に形成させることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明にかかる薄肉プラスチック製コップ等の容器1の実施の形態を図1ないし図3を参照して説明する。図1は上記容器1の平面図、図2は図1におけるA−A線縦断面図、図3は図2のBーB線部分拡大平面図である。これらの図から明らかなように、容器1の外周面は平滑面であるが、肉厚が一様でなく、容器内周壁2に底部3から口部4に向かって先細三角形状の増肉部5、5、5、・・・を等間隔に形成させている。上記増肉部は先細三角形状に限定されることなく先細台形であってもよい。
【0007】上記容器1成形用金型の実施の形態を図4ないし図6に示す。図4は金型の縦断面図、図5はコア金型の正面図、図6は図5のCーC線部分拡大平面図である。6は容器1の外周面を形成する雌金型、7はコア金型である。コア金型7の外周面には該コア金型7の先端部から基部に向けて先細三角形状の凹部8、8、8、・・・を等間隔に形成させている。なお、上記凹部を形成させる代わりに、コア金型7の外周面に、基部から先端部に向けて先細三角形状の凸部を形成させるようにしてもよい。
【0008】上記構造の雌金型6にコア金型7を装着させて、雌金型6に設けた射出口9から溶融樹脂を流入させると樹脂は雌金型6とコア金型7の間隙に充填されるわけであるが、溶融樹脂は先ず容器の底部を形成するコア金型7の先端面中央部から放射状に拡散し、コア金型7の外周面に沿って容器1の胴部となる雌金型6との間隙内を流下して充填される。
【0009】コア金型7の先端面中央部から放射状に拡散した溶融樹脂は、容器1の胴部へ流入する際、コア金型7の外周面の先端部から基部に向けて設けた先細三角形状の凹部8、8、・・と雌金型6とで容器1の増肉部5、5、・・を形成する幅広の間隙内に先ず流入し、図5に示す矢印のように両側の幅狭の間隙内へと流入する。
【0010】その際、前記間隙内への溶融樹脂の流入にしたがって間隙内の空気が矢印方向に追い出されるので、溶融樹脂が容器1の底部から口部に向けて一様に速やかに、しかも気泡を残留させることなく充填される。なお、間隙内の空気排出口は図示していないが、容器1の口部端縁となるキャビティに連通するように雌金型6あるいはコア金型7に穿設されている。
【0011】図7および図8は、容器の底部から射出した樹脂が容器口部フランジ部まで充填されない間に固化するおそれのある容器(例えば薄肉で深い容器)を成形する場合の本発明にかかる薄肉プラスチック製容器1の他の実施の形態である。この例では、金型内へ充填された溶融樹脂が容器(1)の口部のフランジ部へ同時に流入されるようにフランジ部の下方に口部(4)の上縁から深さh幅にわたって口部周壁部を均一肉厚部2’に形成されている。ここで、上記hの寸法は容器1の深さをHとしたときHの5〜60%長である。そして、その他の構造は前記図1〜図3に示す容器1の構造と同じである。
【0012】図9は容器1の成形用コア金型の他の実施の形態であって、上記図7〜図8に示す容器1の成形用コア金型である。この例ではコア金型7の外周面に形成される先細三角形状の凹部8、8、8、・・を設ける箇所が、コア金型の先端部とコア金型基部からh寸法高さの範囲にしている。ここで、上記hの寸法はコア金型の高さをHとしたときHの5〜60%長である。そして、その他の構造は前記図5〜図6に示すコア金型の構造と同じである。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、外周面に印刷が可能で、剛性のある薄肉のプラスチックコップ等の容器を提供できるとともに、気泡のない薄肉容器を迅速に成形できるので生産性のよい金型を提供できる。さらに、薄肉で深い容器を成形する場合は、容器口部の上縁から所定深さh幅にわたって口部周壁部を均一肉厚部に形成することにより、溶融樹脂がほぼ同時に樹脂流動の末端部(フランジ部等)に到達するので、該末端部におけるバリの発生を抑制できる。




 

 


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