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発明の名称 側面研削盤におけるワーク段取り方法およびワーク段取り装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−105290(P2001−105290A)
公開日 平成13年4月17日(2001.4.17)
出願番号 特願平11−287431
出願日 平成11年10月7日(1999.10.7)
代理人 【識別番号】100081260
【弁理士】
【氏名又は名称】染川 利吉
【テーマコード(参考)】
3C043
3C058
【Fターム(参考)】
3C043 BA01 CC03 DD05 DD06 
3C058 AA03 AA09 AA13 AA14 AA16 AB03 AB04 AB09 BA02 BA07 BB06 BB09 CB03
発明者 齋藤 正吾
要約 目的
ワークの段取りで多くのオペレータ作業が介在するのをなくし、無駄な動作や設定ミス、オペレータの目分量による操作に起因する加工精度の低下を排除した側面研削盤のワーク段取り方法およびワーク段取り装置を提供する。

構成
ワークテーブル上に回転割出盤を介してワークを載置し、ワークテーブルの移動方向に沿ったワーク側面を立軸砥石車で研削する側面研削盤のワーク段取り方法において、ワーク寸法から立軸砥石車の位置を基準として砥石抜け代を加味したワーク縦方向左右テーブル反転位置とワーク横方向左右テーブル反転位置を算出して演算装置の記憶部に入力し、ワーク位置ガイドによって回転割出盤の中心位置にワーク中心を合せてワークを回転割出盤上に位置決めする。
特許請求の範囲
【請求項1】ワークテーブル上に回転割出盤を介してワークを載置し、ワークテーブルの移動方向に沿ったワーク側面を立軸砥石車で研削する側面研削盤のワーク段取り方法において、ワーク寸法から前記立軸砥石車の位置を基準として砥石抜け代を加味したワーク縦方向左右テーブル反転位置とワーク横方向左右テーブル反転位置を算出して演算装置の記憶部に入力し、ワーク位置決めガイドによって前記回転割出盤の中心位置にワーク中心を合せて該ワークを該回転割出盤上に位置決めすることを特徴とする側面研削盤におけるワーク段取り方法。
【請求項2】前記立軸砥石車の位置を基準とした前記砥石抜け代をテーブル左右で異なった値に設定し、これらをワーク位置決め前にそれぞれ数値演算装置に予め入力しておくことを特徴とする請求項第1項に記載した側面研削盤におけるワーク段取り方法。
【請求項3】前記立軸砥石車の位置を基準とした前記砥石抜け代をテーブル左右で同じ値に設定してワーク位置決め前に数値演算装置に予め入力しておくことを特徴とする請求項第1項に記載した側面研削盤におけるワーク段取り方法。
【請求項4】前記ワーク位置決めガイドは、その縦方向位置決め面と横方向位置決め面との交差するワーク合せ位置を有しており、矩形状ワークの1角部を前記ワーク位置決めガイドの前記ワーク合せ位置に接当させて前記ワークの中心を前記回転割出盤の中心位置に位置決めすることを特徴とする請求項第1項ないし第3項に記載した側面研削盤におけるワーク段取り方法。
【請求項5】左右移動可能なワークテーブルと、上下および前後方向に移動可能な立軸砥石頭と、前記ワークテーブル上に搭載されかつワークを載置する立軸形回転割出盤とを有する側面研削盤において、砥石頭保持コラムに連結されかつ前記ワークの縦,横側面と係合して該ワークを位置決めするワーク位置決めガイドと、前記立軸砥石頭の位置を基準として砥石抜け代を加味したワーク縦方向左右テーブル反転位置およびワーク横方向左右テーブル反転位置を算出する演算部およびこれらの算出結果を記憶する記憶部を備えた数値演算装置とを有し、前記ワーク位置決めガイドを前記ワークテーブル上の前記回転割出盤に対して位置決めし、前記ワークを前記ワーク位置決めガイドに接当させて前記回転割出盤上に設置することを特徴とする側面研削盤のワーク段取り装置。
【請求項6】前記演算部で算出されるワーク縦方向左右テーブル反転位置およびワーク横方向左右テーブル反転位置はテーブル左右で異なった値の砥石抜け代が加味されて算出されることを特徴とする請求項第5項に記載した側面研削盤のワーク段取り装置。
【請求項7】前記演算部で算出されるワーク縦方向左右テーブル反転位置およびワーク横方向左右テーブル反転位置はテーブル左右で同じ値の砥石抜け代が加味されて算出されることを特徴とする請求項第5項に記載した側面研削盤のワーク段取り装置。
【請求項8】前記ワーク位置決めカイドは縦方向位置決め面と横方向位置決め面をもつL形部材で形成され、かつ前記砥石頭保持コラムに設けられた上下動駆動装置に連結されて上下動するようになっており、前記ワークテーブルの左右方向位置決め装置とコラム前後方向位置決め装置の駆動により、矩形状ワークの1角部を前記ワーク位置決めガイドの縦方向位置決め面と横方向位置決め面との交差するワーク合せ位置に接当させたときワーク中心が前記回転割出盤の中心に一致するように前記ワーク位置決めガイドが前記回転割出盤に対して位置決めされることを特徴とする請求項第5項ないし第7項に記載した側面研削盤のワーク段取り装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、研削盤の研削作業時の段取り方法、具体的には、ワークテーブル上に水平に保持された矩形状ワークの側面を立軸砥石頭の砥石車周面で研削する側面研削盤におけるワーク段取り方法およびこの方法を実施する場合に適用して有用なワーク段取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、多角柱状のワークや直角6面体のワークの各面を研削する場合、従来はワークテーブル上に被研削面を上にしてワークを載置し、ワーククランプを行ってその上面を砥石車で研削し、該面の研削後ワークを取り外し、再び他の面を上にしてクランプ等の再段取りを行って研削するという方法が採られている。このようなワークの各面研削において、ワークをワークテーブル上に直接または治具等を用いてクランプし、ワーク上面を研削するという上述の方法は、1つの面の研削毎に前記ワークの再段取りを行わなければならず、作業時間がかかり、また加工精度も悪くなる。
【0003】このような不都合を排除するために、立軸砥石頭による砥石車を用い、回転割出装置上にワークを載置し、該ワークを垂直軸線まわりに割出し回転させて該ワークの複数の側面、例えば周囲4側面を前記砥石車の周面で研削する側面研削盤が提案されている(実願平4−78985号)。この側面研削盤によれば、図7に例示するように、回転割出盤21を搭載したワークテーブル20を左右移動させ、テーブル移動方向に沿ったワーク23の前部側面24(長辺側)を立軸砥石車22の周面で研削し(図7(A))、回転割出盤21の180°回転によってワーク後部側面25を研削し(図7(B))、その後、前記回転割出盤21の90°割出し回転で短辺側の片方のワーク側面26を前記テーブルの左右移動で研削し(同図(C))、短辺側の他方のワーク側面27は、この状態から前記回転割出盤21の180°回転によって研削する(同図(D))。なお、砥石頭は上下および前後方向に移動可能である。
【0004】図8は上述した立軸砥石頭による側面研削盤でワークテーブルの移動方向に沿ったワーク側面を研削する場合のワーク段取り手順を示す工程図であり、図9はワークテーブルの段取り手順を示す工程図である。オペレータ操作により、ワークの加工前/加工後寸法入力工程30からワーク位置決めガイドの位置算出工程31、位置決めガイド移動工程32の各操作を経てワークを位置決めガイドに接当させて回転割出盤上にワークを設置する。ワークテーブル側の段取りは図9(A)のようにテーブルを左反転位置へ移動させるテーブル左移動工程33、テーブル左反転位置設定工程34およびテーブル左反転位置入力工程35を経てワークテーブルの左反転位置決めの段取りを行い、同様にテーブル右反転位置決めの段取りは、図9(B)のようにテーブルを右反転位置へ移動させるテーブル右移動工程36、テーブル右反転位置設定工程37およびテーブル右反転位置入力工程38を経て行う。縦横長さの異なる矩形状ワークの場合、前記ワークの長辺側に対して上述のテーブル反転位置決めの段取りを行い、短辺側の側面研削に際しては長辺側に対して行ったテーブル反転位置決めの段取りの状態のまま研削を行う。
【0005】テーブル上へのワーク設置に際しては、図10に示すようにガイド面41に目盛を付したワーク位置決めガイド40を用いる。このワーク位置決めガイド40は、0目盛がワークテーブル上の回転割出盤21の中心線に合うように、かつガイド面41が回転割出盤21の横方向(テーブル移動方向)中心線Lからワーク巾寸法の1/2の距離にくるようにワークテーブル上に位置決めする。例えば、図7に示すような矩形状ワークで長辺側の側面を研削するときは割出盤中心からワーク巾の1/2の距離、つまり短辺側の側面長さbの1/2の距離b/2に前記位置決めガイド40を位置設定する。そして、オペレータがワークの長辺側後部側面をガイド面41に当てながら、目盛0を基準にして該ワークの長辺長さaの1/2の寸法a/2に相当する目盛上の点nを定め、該ワークの隅部を目盛nの位置にくるように目分量で該ワークを前記割出盤21上に設置してクランプする。
【0006】ワークテーブルのストロークeの設定は、図11に示すように、ワーク23の縦横寸法a,bの長い方aに対応して設定し、短い方bの側面を研削する場合にも同じストロークeでテーブル移動を行う。この場合、テーブルの左反転位置cの設定は、図11に示すように、ワークテーブルをワーク23が砥石車22の左側から抜ける位置まで移動させた後に、位置データをティーチング操作により数値演算装置に記憶させ、同様にテーブルの右反転位置aの設定も前記ワーク23が砥石車22の右側から抜ける位置までティーチング操作で行って、その位置データを演算装置に記憶させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した側面研削盤のように立軸砥石頭と回転割出装置によるワークの側面研削においては、全側面の研削が終了するまでワークを取り外す必要がなく、同一サイズのワークではワークおよびテーブルの段取り設定も最初の設定のみでよい利点はあるものの、ワーク設置の段取りと、ワークテーブルの左反転位置の設定と、右反転位置の設定の3工程を別々に行う必要があり、段取り操作が煩雑であった。縦横寸法の異なる矩形状ワークの4側面研削ではテーブルのストロークをワークの長辺側の長さ寸法に合せて反転動作させるため、短辺側の側面研削に対しては長辺と短辺の長さの差だけ余分にテーブルが移動することになり、特に長尺のワークの場合には加工時間に大きな無駄が生じていた。
【0008】またテーブルの左右反転位置の設定操作も、左右ともオペレータの目分量によるティーチング操作で設定するため、ワークのサイズが変わる毎に再設定を行う必要があり、そのための時間と労力が大きいという問題があった。
【0009】本発明は、従来のようにワークの段取りで多くのオペレータ作業が介在するのをなくし、無駄な動作や設定ミス、あるいはオペレータの目分量による操作に起因する加工精度の低下を排除した側面研削盤におけるワーク段取り方法およびワーク段取り装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ワークテーブル上に回転割出盤を介してワークを載置し、ワークテーブルの移動方向に沿ったワーク側面を立軸砥石車で研削する側面研削盤のワーク段取り方法において、ワーク寸法から前記立軸砥石車の位置を基準として砥石抜け代を加味したワーク縦方向左右テーブル反転位置とワーク横方向左右テーブル反転位置を算出して演算装置の記憶部に入力し、ワーク位置決めガイドによって前記回転割出盤の中心位置にワーク中心を合せて該ワークを該回転割出盤上に位置決めするワーク段取り方法が提供される。
【0011】本発明の1つの形態によれば、ワークテーブル上に回転割出盤を介してワークを載置し、ワークテーブルの移動方向に沿ったワーク側面を立軸砥石車で研削する側面研削盤のワーク段取り方法において、前記立軸砥石車の位置を基準とした砥石抜け代をテーブル左右方向で異なった値に設定し、これらをワーク位置決め前にそれぞれ数値演算装置に予め入力しておき、ワーク寸法から前記立軸砥石車の位置を基準として前記砥石抜け代を加味したワーク縦方向左右テーブル反転位置とワーク横方向左右テーブル反転位置を算出して演算装置の記憶部に入力し、ワーク位置決めガイドによって前記回転割出盤の中心位置にワーク中心を合せて該ワークを該回転割出盤上に位置決めするワーク段取り方法が提供される。
【0012】また本発明の他の形態によれば、ワークテーブル上に回転割出盤を介してワークを載置し、ワークテーブルの移動方向に沿ったワーク側面を立軸砥石車で研削する側面研削盤のワーク段取り方法において、前記立軸砥石車の位置を基準とした砥石抜け代をテーブル左右方向で同じ値に設定してワーク位置決め前に数値演算装置に予め入力しておき、ワーク寸法から前記立軸砥石車の位置を基準として前記砥石抜け代を加味したワーク縦方向左右テーブル反転位置とワーク横方向左右テーブル反転位置を算出して演算装置の記憶部に入力し、ワーク位置決めガイドによって前記回転割出盤の中心位置にワーク中心を合せて該ワークを該回転割出盤上に位置決めするワーク段取り方法が提供される。
【0013】本発明のさらに他の形態によれば、ワークテーブル上に回転割出盤を介してワークを載置し、ワークテーブルの移動方向に沿ったワーク側面を立軸砥石車で研削する側面研削盤のワーク段取り方法において、ワーク寸法から前記立軸砥石車の位置を基準として砥石抜け代を加味したワーク縦方向左右テーブル反転位置とワーク横方向左右テーブル反転位置を算出して演算装置の記憶部に入力し、縦方向位置決め面と横方向位置決め面とこれらの交差するワーク合せ位置とを有するワーク位置決めガイドの該ワーク合せ位置に矩形状ワークの1角部を接当させて前記回転割出盤の中心位置にワーク中心を合せ、前記ワークを前記回転割出盤上に位置決めするワーク段取り方法が提供される。
【0014】本発明のさらに他の形態によれば、ワークテーブル上に回転割出盤を介してワークを載置し、ワークテーブルの移動方向に沿ったワーク側面を立軸砥石車で研削する側面研削盤のワーク段取り方法において、前記立軸砥石車の位置を基準とした砥石抜け代をテーブル左右方向で異なった値に設定し、これらをワーク位置決め前にそれぞれ数値演算装置に予め入力しておき、ワーク寸法から前記立軸砥石車の位置を基準として前記砥石抜け代を加味したワーク縦方向左右テーブル反転位置とワーク横方向左右テーブル反転位置を算出して演算装置の記憶部に入力し、縦方向位置決め面と横方向位置決め面とこれらの交差するワーク合せ位置とを有するワーク位置決めガイドの該ワーク合せ位置に矩形状ワークの1角部を接当させて前記回転割出盤の中心位置にワーク中心を合せ、前記ワークを前記回転割出盤上に位置決めするワーク段取り方法が提供される。
【0015】本発明のさらに他の形態によれば、ワークテーブル上に回転割出盤を介してワークを載置し、ワークテーブルの移動方向に沿ったワーク側面を立軸砥石車で研削する側面研削盤のワーク段取り方法において、前記立軸砥石車の位置を基準とした砥石抜け代をテーブル左右方向で同じ値に設定してワーク位置決め前に数値演算装置に予め入力しておき、ワーク寸法から前記立軸砥石車の位置を基準として前記砥石抜け代を加味したワーク縦方向左右テーブル反転位置とワーク横方向左右テーブル反転位置を算出して演算装置の記憶部に入力し、縦方向位置決め面と横方向位置決め面とこれらの交差するワーク合せ位置とを有するワーク位置決めガイドの該ワーク合せ位置に矩形状ワークの1角部を接当させて前記回転割出盤の中心位置にワーク中心を合せ、前記ワークを前記回転割出盤上に位置決めするワーク段取り方法が提供される。
【0016】また発明によれば、左右移動可能なワークテーブルと、上下および前後方向に移動可能な立軸砥石頭と、前記ワークテーブル上に搭載されかつワークを載置する立軸形回転割出盤とを有する側面研削盤において、砥石頭保持コラムに連結されかつ前記ワークの縦,横側面と係合して該ワークを位置決めするワーク位置決めガイドと、前記立軸砥石頭の位置を基準として砥石抜け代を加味したワーク縦方向左右テーブル反転位置およびワーク横方向左右テーブル反転位置を算出する演算部およびこれらの算出結果を記憶する記憶部を備えた数値演算装置とを有し、前記ワーク位置決めガイドを前記ワークテーブル上の前記回転割出盤に対して位置決めし、前記ワークを前記ワーク位置決めガイドに接当させて前記回転割出盤上に設置するようにした側面研削盤のワーク段取り装置が提供される。
【0017】本発明の1つの形態によれば、左右移動可能なワークテーブルと、上下および前後方向に移動可能な立軸砥石頭と、前記ワークテーブル上に搭載されかつワークを載置する立軸形回転割出盤とを有する側面研削盤において、砥石頭保持コラムに連結されかつ前記ワークの縦,横側面と係合して該ワークを位置決めするワーク位置決めガイドと、前記立軸砥石頭の位置を基準としてテーブル左右方向で異なった値の砥石抜け代を加味したワーク縦方向左右テーブル反転位置およびワーク横方向左右テーブル反転位置を算出する演算部およびこれらの算出結果を記憶する記憶部を備えた数値演算装置とを有し、前記ワーク位置決めガイドを前記ワークテーブル上の前記回転割出盤に対して位置決めし、前記ワークを前記ワーク位置決めガイドに接当させて前記回転割出盤上に設置するようにした側面研削盤のワーク段取り装置が提供される。
【0018】また発明の他の形態によれば、左右移動可能なワークテーブルと、上下および前後方向に移動可能な立軸砥石頭と、前記ワークテーブル上に搭載されかつワークを載置する立軸形回転割出盤とを有する側面研削盤において、砥石頭保持コラムに連結されかつ前記ワークの縦,横側面と係合して該ワークを位置決めするワーク位置決めガイドと、前記立軸砥石頭の位置を基準としてテーブル左右方向で同じ値の砥石抜け代を加味したワーク縦方向左右テーブル反転位置およびワーク横方向左右テーブル反転位置を算出する演算部およびこれらの算出結果を記憶する記憶部を備えた数値演算装置とを有し、前記ワーク位置決めガイドを前記ワークテーブル上の前記回転割出盤に対して位置決めし、前記ワークを前記ワーク位置決めガイドに接当させて前記回転割出盤上に設置するようにした側面研削盤のワーク段取り装置が提供される。
【0019】本発明のさらに他の形態によれば、左右移動可能なワークテーブルと、上下および前後方向に移動可能な立軸砥石頭と、前記ワークテーブル上に搭載されかつワークを載置する立軸形回転割出盤とを有する側面研削盤において、砥石頭保持コラムに連結されかつ前記ワークの縦,横側面と係合して該ワークを位置決めするワーク位置決めガイドと、前記立軸砥石頭の位置を基準として砥石抜け代を加味したワーク縦方向左右テーブル反転位置およびワーク横方向左右テーブル反転位置を算出する演算部およびこれらの算出結果を記憶する記憶部を備えた数値演算装置とを有し、前記ワーク位置決めカイドは縦方向位置決め面と横方向位置決め面をもつL形部材で形成され、かつ前記砥石頭保持コラムに設けられた上下動駆動装置に連結されて上下動するようになっており、前記ワークテーブルの左右方向位置決め装置とコラム前後方向位置決め装置の駆動により、矩形状ワークの1角部を前記ワーク位置決めガイドの縦方向位置決め面と横方向位置決め面との交差するワーク合せ位置に接当させたときワーク中心が前記回転割出盤の中心に一致するように前記ワーク位置決めガイドが前記回転割出盤に対して位置決めされる側面研削盤のワーク段取り装置が提供される。
【0020】本発明のさらに他の形態によれば、左右移動可能なワークテーブルと、上下および前後方向に移動可能な立軸砥石頭と、前記ワークテーブル上に搭載されかつワークを載置する立軸形回転割出盤とを有する側面研削盤において、砥石頭保持コラムに連結されかつ前記ワークの縦,横側面と係合して該ワークを位置決めするワーク位置決めガイドと、前記立軸砥石頭の位置を基準としてテーブル左右方向で異なった値の砥石抜け代を加味したワーク縦方向左右テーブル反転位置およびワーク横方向左右テーブル反転位置を算出する演算部およびこれらの算出結果を記憶する記憶部を備えた数値演算装置とを有し、前記ワーク位置決めカイドは縦方向位置決め面と横方向位置決め面をもつL形部材で形成され、かつ前記砥石頭保持コラムに設けられた上下動駆動装置に連結されて上下動するようになっており、前記ワークテーブルの左右方向位置決め装置とコラム前後方向位置決め装置の駆動により、矩形状ワークの1角部を前記ワーク位置決めガイドの縦方向位置決め面と横方向位置決め面との交差するワーク合せ位置に接当させたときワーク中心が前記回転割出盤の中心に一致するように前記ワーク位置決めガイドが前記回転割出盤に対して位置決めされる側面研削盤のワーク段取り装置が提供される。
【0021】本発明のさらに他の形態によれば、左右移動可能なワークテーブルと、上下および前後方向に移動可能な立軸砥石頭と、前記ワークテーブル上に搭載されかつワークを載置する立軸形回転割出盤とを有する側面研削盤において、砥石頭保持コラムに連結されかつ前記ワークの縦,横側面と係合して該ワークを位置決めするワーク位置決めガイドと、前記立軸砥石頭の位置を基準としてテーブル左右方向で同じ値の砥石抜け代を加味したワーク縦方向左右テーブル反転位置およびワーク横方向左右テーブル反転位置を算出する演算部およびこれらの算出結果を記憶する記憶部を備えた数値演算装置とを有し、前記ワーク位置決めカイドは縦方向位置決め面と横方向位置決め面をもつL形部材で形成され、かつ前記砥石頭保持コラムに設けられた上下動駆動装置に連結されて上下動するようになっており、前記ワークテーブルの左右方向位置決め装置とコラム前後方向位置決め装置の駆動により、矩形状ワークの1角部を前記ワーク位置決めガイドの縦方向位置決め面と横方向位置決め面との交差するワーク合せ位置に接当させたときワーク中心が前記回転割出盤の中心に一致するように前記ワーク位置決めガイドが前記回転割出盤に対して位置決めされる側面研削盤のワーク段取り装置が提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の1実施形態に係るワークの段取り工程の系統図である。数値演算装置のワーク加工前/加工後寸法入力部1によってワーク寸法を入力し、これを基にワークテーブルに対する位置決めガイドの位置を前記演算装置のガイド位置算出部2で算出して位置決めガイドを指定位置へ移動させる。また数値演算装置のワーク縦方向左右テーブル反転位置およびワーク横方向左右テーブル反転位置の算出部3,4によってそれぞれワーク縦方向および横方向の左右テーブル反転位置を算出し、これを前記演算装置の記憶部5,6に入力しておく。そして研削開始時にこれらのデータに基いてテーブル反転位置を設定するとともに、ワークを位置決めガイドに接当させて回転割出盤上に設置し、研削動作に入る。
【0023】次に図2,図3を参照してテーブル反転位置の設定例を説明する。まず、図示のような縦横長さの異なる矩形状のワーク10に対してテーブル反転位置は長辺側のワーク横寸法aの側部11を加工するときのテーブル反転ストロークh(図2)と、短辺側のワーク縦寸法bの側部12を加工するときのテーブル反転ストロークk(図3)を個別に算出する。ワークの横寸法aの側部11を加工するときのテーブル反転ストロークhは、図2に示すように、ワークの横寸法aと、この長辺側の側部研削時のテーブル左方向移動時の砥石抜け代fと、右方向移動時の砥石抜け代gとの和(a+f+g)により求められる。同様にワークの縦寸法bの側部12を加工するときのテーブル反転ストロークkは、図3に示すように、ワークの縦寸法(短辺側)bと、この短辺側の側部研削時のテーブル左方向移動時の砥石抜け代iと、右方向移動時の砥石抜け代jとの和(b+i+j)により求められる。
【0024】長辺側の側部研削時の左方向移動時の砥石抜け代f、右方向移動時の砥石抜け代g、短辺側の側部研削時の左方向移動時の砥石抜け代i、右方向移動時の砥石抜け代jの値は段取り前に予め数値演算装置へ入力しておく。この砥石抜け代はテーブル左右で同じ値(f=g,i=j)としてもよく、これによって入力項目を減らすこともできる。また上述の砥石抜け代f,g,i,jは、数値演算装置に記憶させてあるため、ワーク寸法が変更になったときにも、ワークの縦横寸法を入力し直すだけで、テーブル反転ストロークは自動設定可能である。
【0025】次にワークの割出装置上への設置について説明する。図4に示すように、本実施例のワーク位置決めガイド15はテーブル移動方向に平行なガイド面(縦方向位置決め面)16と、これに直交するガイド面(横方向位置決め面)17とを有したL形部材で構成されており、これらのガイド面の交わる点pをワーク合せ位置pとする。ここでワーク位置決めガイド15とテーブル上の回転割出盤18との位置関係につき説明する。
【0026】図5および図6は本発明に係るワーク位置決めガイド15の装着位置を説明するための側面研削盤の概略的な側面図および部分的な概略斜視図である。本体ベッド50の後部中央にコラムサドル51が前後方向に移動可能に保持され、このコラムサドル51上に砥石頭保持コラム52が搭載されている。砥石車22を軸支した砥石頭53はコラム前面にスライドを介して上下動可能に支持されている。またコラム52にはワーク位置決めガイド15の上下動駆動装置、具体的にはガイド駆動シリンダ55が取り付けられており、このシリンダ55のピストンロッド下端にワーク位置決めガイド15が連結されている。ワーク位置決めガイド15はガイド駆動シリンダ55によりコラム52に沿って上下動するとともに、コラムサドル位置決め装置によって前記コラム52およびコラムサドル51と一体で前後方向に移動して所定位置に位置決めされる。
【0027】回転割出盤18上へのワーク10の段取りに先立って、数値演算装置により、テーブル20上の回転割出盤18の中心18aが位置決めガイド15のワーク合せ位置pからテーブル移動方向へa/2の距離になるようにテーブル位置を算出する。そしてテーブル位置決め装置によりワークテーブル20を移動させて回転割出盤18の中心18aと位置決めガイド15のワーク合せ位置pとのテーブル移動方向距離がa/2となるようにワークテーブル20を位置決めする。同様に数値演算装置により、テーブル移動方向に平行なガイド面(縦方向位置決め面)16とテーブル上の回転割出盤18の中心18aとの距離がb/2となるようにコラムサドル52の前後方向位置を算出し、この算出値を用いて前記コラムサドル位置決め装置によりコラムサドル52を移動させてワーク位置決めガイド15の前後方向位置決めを行う。なお、ワーク位置決めガイド15はコラム52と砥石車22との間のスペース内に配置されており、テーブル20およびワーク位置決めガイド15の段取り時には砥石頭53は上昇位置に退避し、ワーク位置決めガイド15はガイド駆動シリンダ55によってテーブル20上へ、あるいはその近接位置へ下降している。
【0028】上述のようにしてワークテーブルの左右反転位置の設定およびワーク位置決めガイド15の位置決めが完了した後、オペレータにより前記位置決めガイド15のワーク合せ位置pにワーク10の角部が一致するように、かつこの角部を挟むワーク縦横側部がガイド面17,16に接当するようにして該ワーク10を回転割出盤18上に載置する。これによって前記ワーク10は回転割出盤18の中心18aとワーク中心10aが重なる状態となり、回転割出盤18に対して正確に、かつきわめて容易にワーク設置ができる。ワーク10の段取りが終了した後ワーク位置決めガイド15が前記シリンダ55によって上昇され、砥石頭53が下降する。この後は図7で説明したようにワークテーブル20の左右移動によって砥石車22の周面でワークの前部側面24を研削し、回転割出盤18の割出し回転によりワーク10の他の側面25,26,27を同様に研削し、全側面の研削完了後ワーク10を取り外すとともに、次ワークの設置を同様操作で行う。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従来オペレータの目分量による操作で行っていたテーブル反転位置の設定が、ワーク寸法を演算装置に入力することにより自動化され、ワークの段取り作業が軽減される。また、テーブル反転位置の設定におけるオペレータの操作介入が無くなるため、人為的な設定ミスが排除される。さらに、オペレータの判断を介在せずにワーク割出装置上へのテーブル移動方向のワーク位置決めが行えるようになり、ワークの設置ミスを防止することができる。
【0030】矩形状ワークの縦方向、横方向の寸法に対応したテーブル反転ストロークを設定でき、加工時のテーブル移動量の無駄が無くなり、ワークの加工時間が短縮される。特に、ワークの縦方向、横方向の寸法が極端に異なるようなワークに対しては大巾に加工時間が節減される。また本発明に係る位置決めガイドを用いることにより、ワーク割出装置の中心にワーク中心を合せて容易にワークを設置できるので、ワーク研削時の砥石移動距離およびワーク計測時の計測装置の移動距離が短くなり、総加工時間が短縮されるなど、大きな効果がもたらされる。




 

 


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