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発明の名称 ゴルフクラブ用ヘッド
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−87430(P2001−87430A)
公開日 平成13年4月3日(2001.4.3)
出願番号 特願平11−266693
出願日 平成11年9月21日(1999.9.21)
代理人 【識別番号】100071205
【弁理士】
【氏名又は名称】野本 陽一
【テーマコード(参考)】
2C002
【Fターム(参考)】
2C002 AA03 CH03 MM04 
発明者 本間 裕朗
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 フェース(4)を備えたヘッド(1)の背面に凹部状のキャビティ(5)を設けたゴルフクラブ用ヘッド(1)において、前記フェース(4)を補強するリブ(6)を前記キャビティ(5)に設けたことを特徴とするゴルフクラブ用ヘッド。
【請求項2】 フェース(4)を備えたヘッド(1)の背面に凹部状のキャビティ(5)を設けたゴルフクラブ用ヘッド(1)において、打球時に前記フェース(4)の中心部の撓みをしづらくするリブ(6)を前記キャビティ(5)に設けたことを特徴とするゴルフクラブ用ヘッド。
【請求項3】 請求項1または2のゴルフクラブ用ヘッドにおいて、リブ(6)がキャビティ(5)の周りのブレード(7)に連結するように設けられていることを特徴とするゴルフクラブ用ヘッド。
【請求項4】 請求項1または2のゴルフクラブ用ヘッドにおいて、リブ(6)がループ状に設けられていることを特徴とするゴルフクラブ用ヘッド。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフクラブ用ヘッドに係り、特に、フェースを備えたヘッドの背面に凹部状のキャビティを設けたアイアンクラブ用ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図17に示すように、ヘッド51の正面に打球部であるフェース(図示せず)を設けるとともにヘッド51の背面に凹部状のキャビティ52を設けたアイアンクラブ用のキャビティ形成ヘッド51が知られており、このヘッド51によれば、その背面に凹部状のキャビティ52を設けたことによりヘッド51の重量がヘッド51の周辺、特にソール部53に多く配分されるために、クラブのスィング時ないし打球時における慣性モーメントを大きくすることができる。また、ヘッド51の重心が下方に位置することになるために、打球時にボールを上げ易くなり、フェースにおけるスウィートスポットが拡大するために、打ち損ねの割り合いを減らすことができる。
【0003】しかしながら、この種のキャビティ形成ヘッド51においては、その背面に凹部状のキャビティ52を設けたことによりフェースの肉厚が薄くなり過ぎることがあり、このようなことがあると、打球時にフェース面が変形するために、打球方向を定めにくくなったり、或は良好な打球感が損なわれたりする等の不都合を来すことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑み、フェースを備えたヘッドの背面に凹部状のキャビティを設けたゴルフクラブ用ヘッドにおいて、フェースを補強することができ、もって打球時にフェース面が変形するのを防止するとともに、良好な打球感を確保することが可能なゴルフクラブ用ヘッドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるゴルフクラブ用ヘッドは、フェースを備えたヘッドの背面に凹部状のキャビティを設けたゴルフクラブ用ヘッドにおいて、前記フェースを補強するリブを前記キャビティに設けたことを特徴とするものである。
【0006】また、本発明の請求項2によるゴルフクラブ用ヘッドは、フェースを備えたヘッドの背面に凹部状のキャビティを設けたゴルフクラブ用ヘッドにおいて、打球時に前記フェースの中心部の撓みをしづらくするリブを前記キャビティに設けたことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の請求項3によるゴルフクラブ用ヘッドは、上記した請求項1または2のゴルフクラブ用ヘッドにおいて、リブがキャビティの周りのブレードに連結するように設けられていることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項4によるゴルフクラブ用ヘッドは、上記した請求項1または2のゴルフクラブ用ヘッドにおいて、リブがループ状に設けられていることを特徴とするものである。
【0009】上記構成を備えた本発明の請求項1によるゴルフクラブ用ヘッドのように、ヘッドの背面に設けた凹部状のキャビティにフェースを補強するリブが設けられると、このリブによる立体化構造ないし厚肉化構造により、フェースが薄肉状であってもこれを補強することが可能となり、また請求項2によるゴルフクラブ用ヘッドのように、ヘッドの背面に設けた凹部状のキャビティに打球時にフェースの中心部の撓みをしづらくするリブが設けられると、やはりこのリブによる立体化構造ないし厚肉化構造により、フェースが薄肉状であってもこれを補強することが可能となる。
【0010】このようにキャビティに設ける補強用のリブの形状には様々なものが考えられるが、請求項3のように、リブをキャビティの周りのブレードに連結するように設けると、リブとブレードとが一体化され、フェースがリブを介してもブレードと一体化されるために、補強作用を一層高めることが可能となり、また請求項4のように、リブをブレードに連結せずにループ状に設けると、フェースの所望の位置ないし範囲を重点的に補強することが可能となる。
【0011】また、上記構成を備えた本発明の各請求項によるゴルフクラブ用ヘッドによると、リブによる補強効果によってキャビティの深さを従来よりも深く形成することが可能となり、これにより上記したところのキャビティ効果を一層拡大することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
【0013】第一実施例・・・図1(A)は、当該実施例に係るゴルフクラブ用ヘッド1の正面を示しており、同図(B)は同ヘッド1の背面を示している。また図2(A)は同ヘッド1の平面、同図(B)は底面、図3(A)は右側面、同図(B)は左側面をそれぞれ示しており、図4は同ヘッド1を斜め背面方向から見た斜視図を示している。また図5は、図1におけるA−A線拡大断面図である。
【0014】各図に示すように、当該実施例に係るゴルフクラブ用ヘッド1は、ヘッド本体2およびホーゼル部3を一体に備えた金属製のアイアンクラブヘッドであり、その正面に打球部である溝付きのフェース4が設けられるとともに、その背面に凹部状のキャビティ5が設けられており、この凹部状のキャビティ5の内部に、フェース4を補強するためのリブ(補強部ないし補強用凸部とも称する)6が一体に設けられている。このリブ6は、打球時にフェース4の中心部の撓みをしづらくするものでもある。キャビティ5は、その全周をブレード(周縁凸部とも称する)7に囲まれた所謂フルキャビティとして形成されている。
【0015】リブ6は、キャビティ5の底面の中央ないし略中央に配置された横長の中央リブ(中央部とも称する)8と、この中央リブ8の長手方向端部とブレード7とを連結するように配置された連結リブ(連結部とも称する)10とを一体に備えており、所定の長さLを備えた中央リブ8の両端部がそれぞれ連結リブ10を介してブレード7の一部をなすトップブレード9に連結されている。中央リブ8はソール11と平行ないし略平行ななだらかな曲線によって形成されているが、その一部または全部が直線状に形成されていても良い。連結リブ10はそれぞれその全部が曲線によって形成されているが、その一部は直線状に形成されていても良い。図1(B)における右側の連結リブ10は、中央リブ8の端部からカーブを描きつつ斜め左上方に向けて折れ曲がり、次いで斜め右上方に折れ曲がってトップブレード9に達しており、総じてこの方向(背面方向)から見てs字形ないし略s字形に形成されている。また、反対側の図1(B)における左側の連結リブ10は、中央リブ8の端部からカーブを描きつつ上方に向けて折れ曲がり、次いで斜め左上方に折れ曲がってトップブレード9に達しており、総じてこの方向から見て円弧形ないし略円弧形に形成されている。
【0016】また、図5の拡大断面に示すように、リブ6の断面形状は、中央リブ8から連結リブ10にかけて一様に、キャビティ5の底面側を底辺(長辺)とするとともにリブ6の先端面側を上辺(短辺)とする台形状ないし略台形状に形成されており、その幅wをキャビティ5の底面側からリブ6の先端面側にかけて徐々に狭まるように形成されている。
【0017】また、リブ6の高さhは、これも中央リブ8から連結リブ10にかけて一様とされており、この高さhはブレード7の何れの部分よりも低く形成されている。
【0018】また、打球部であるフェース面、キャビティ5の底面およびリブ6の先端面は互いに平行ないし略平行な平面として形成されており、このうち特にリブ6によって二分割されたキャビティ5の底面、すなわちリブ6およびトッププレード9に囲まれたキャビティ5の第一底面12と、リブ6のソール11側に位置するキャビティ5の第二底面13(リブ6およびトップブレード9以外のブレード7に囲まれたキャビティ5の第二底面13)とは互いに面一の平面状に形成されており、この底面に、図示しない商品ロゴ等がプレートとして埋設されたり、或は刻設されたりしている。
【0019】上記構成を備えたゴルフクラブ用ヘッド1においては、上記したように当該ヘッド1の背面側に設けた凹部状のキャビティ5の内部にフェース4を補強するリブ6が一体に設けられているために、このリブ6によりフェース4がその背面方向に立体化され厚肉化されており、よってこのリブ6により比較的薄肉のフェース4が補強されている。
【0020】また、このリブ6が、キャビティ5の中央に配置された横長の中央リブ8と、この中央リブ8の端部とトップブレード9とを連結するように配置された左右一対の連結リブ10とを一体に有して底面上に二次元的に設けられており、また連結リブ10がその全部を曲線状に形成されて直線の場合よりも比較的長く形成されており、更にリブ6の断面形状がキャビティ5の底面側を底辺とする台形状に形成されているために、フェース4が一層補強されている。したがってこれらの構成によっても、打球時にフェース4が衝撃により変形するのを防止することができ、また打球感を重量感が出るように向上させることができる。
【0021】また、上記構成を備えたゴルフクラブ用ヘッド1においては併せて、リブ6による補強効果によってキャビティ5の深さを従来よりも深く形成することが可能となるために、これにより上記したところのキャビティ効果を一層拡大することができる。上記ヘッド1では、リブ6によって二面に仕切られたキャビティ5の第一底面12および第二底面13が面一の平面状に形成されているために、キャビティ5が随分と深く形成されており、よって特に大きなキャビティ効果を得ることが可能である。
【0022】尚、本願発明者らは、以下のようなリブ6による補強効果の確認試験を行なった。
【0023】すなわち、キャビティアイアンの場合、バックフェース側のキャビティ深さを深くして周辺に重量を配分することにより、より大きなスウィートエリアが得られるが、キャビティ深さを深くすることはフェースの肉厚が薄くなることに繋がり、ボールヒット時の打球感が損なわれる虞があり、また材質の選定によってはフェース面が変形する場合もある。そこで、キャビティ5内にリブ6を設けてフェース面を補強したのが本発明のヘッド1であり、リブ6付きの本発明のヘッド1をリブ無しの比較例と比較した。比較試験のテストピースは以下のようなものである。
【0024】■テストピースE(本発明実施例に係るヘッド)
種類:5番アイアンヘッド材質:SUS630キャビティ面積:14.5cmリブの全体形状:図1(B)に示すとおりのレイアウトのリブであって、その長さ(全長)が85mmリブの詳細形状:図6(A)に示すとおりの寸法設定であって、すなわちリブの断面形状である台形における底辺(長辺)の長さaが4mm、上辺(短辺)bの長さが2mm、高さcが3mmフェース肉厚:2.5mm【0025】■テストピースA(比較例1)
上記テストピースEからリブを除去した形状のものであり、かつフェース肉厚を上記テストピースEよりも厚い4.0mmとしたもの。
【0026】■テストピースB(比較例2)
上記テストピースEからリブを除去した形状のものであり、かつフェース肉厚を上記テストピースEよりも厚い3.5mmとしたもの。
【0027】■テストピースC(比較例3)
上記テストピースEからリブを除去した形状のものであり、かつフェース肉厚を上記テストピースEよりも厚い3.0mmとしたもの。
【0028】■テストピースD(比較例4)
上記テストピースEからリブを除去した形状のものであり、かつフェース肉厚を上記テストピースEと同じ2.5mmとしたもの。
【0029】測定結果は、図6(B)の表図に示すとおりとなり、すなわち、リブを設けたフェース肉厚2.5mmのテストピースEによれば、リブを設けていないフェース肉厚3.5mmのテストピースBよりも大きなフェース変形荷重を確保することができ、また、リブを設けていないフェース肉厚3.0mmのテストピースCよりも良好で、リブを設けていないフェース肉厚3.5mmのテストピースBと同等な打球感を得ることができた。したがって以上の試験結果から、リブを配置することによりフェース肉厚を薄くしても、良好なフェース強度および打球感を確保できることを確認することができた。
【0030】また上記したように、リブ6の形状については様々なものが考えられ、例えばそのキャビティ5内におけるリブ6のレイアウトは以下のようなものであっても良い。
【0031】第二実施例・・・図7に示すように、リブ6が、キャビティ5の底面の中央ないし略中央に配置された横長の中央リブ8と、この中央リブ8の長手方向端部とブレード7とを連結するように配置された連結リブ10とを一体に備えており、所定の長さを備えた中央リブ8の両端部がそれぞれ連結リブ10を介してブレード7の一部をなすトップブレード9に連結されている。中央リブ8はソール11と平行ないし略平行ななだらかな曲線によって形成されており、連結リブ10はそれぞれ固有の曲線によって形成されている。すなわち、図上右側の連結リブ10は、中央リブ8の端部からカーブを描きつつ斜め左上方に折れ曲がり、次いで上方に向かってカーブを描いてトップブレード9に達しており、総じてこの方向(背面方向)から見て円弧形ないし略円弧形に形成されている。また、反対側の図上左側の連結リブ10は、中央リブ8の端部からカーブを描きつつ上方に折れ曲がってトップブレード9に達しており、総じてこの方向から見て円弧形ないし略円弧形に形成されている。
【0032】第三実施例・・・図8に示すように、リブ6が、キャビティ5の底面の中央ないし略中央に配置された横長の中央リブ8と、この中央リブ8の長手方向端部とブレード7とを連結するように配置された連結リブ10とを一体に備えており、所定の長さを備えた中央リブ8の両端部がそれぞれ連結リブ10を介してブレード7の一部をなすサイドブレード14およびアンダーブレード15に連結されている。中央リブ8はソール11と平行ないし略平行ななだらかな曲線によって形成されており、連結リブ10はそれぞれ固有の曲線によって形成されている。すなわち、図上右側の連結リブ10は、中央リブ8の端部からカーブを描きつつ斜め右下方に折れ曲がってサイドブレード14に達しており、総じて円弧形ないし略円弧形に形成されている。また、反対側の図上左側の連結リブ10は、中央リブ8の端部からカーブを描きつつ下方に折れ曲がってアンダーブレード15に達しており、総じて円弧形ないし略円弧形に形成されている。
【0033】第四実施例・・・図9に示すように、リブ6が、キャビティ5の底面の中央ないし略中央に配置された横長の中央リブ8と、この中央リブ8の長手方向端部とブレード7とを連結するように配置された連結リブ10とを一体に備えており、所定の長さを備えた中央リブ8の両端部がそれぞれ連結リブ10を介してブレード7の一部をなすサイドブレード14およびアンダーブレード15に連結されている。中央リブ8はソール11と平行ないし略平行な二本の直線部8aの組み合わせによって形成されるとともにこの二本の直線部8aが両者の間の連結部8bによって互いに連結されており、この連結部8bは下向き凸の円弧形ないし略円弧形に形成されている。連結リブ10はそれぞれ固有の曲線によって形成されている。すなわち、図上右側の連結リブ10は、中央リブ8の端部からカーブを描きつつ斜め右下方に折れ曲がってサイドブレード14に達しており、反対側の図上左側の連結リブ10は、中央リブ8の端部からカーブを描きつつ下方に折れ曲がってアンダーブレード15に達している。
【0034】第五実施例・・・図10に示すように、リブ6が全体に一本の曲線によって構成されており、この曲線が谷部6aの左右両側にそれぞれ山部6bを配置して全体として波形状に形成されており、この波形状の曲線の両端部がそれぞれアンダーブレード15に連結されている。
【0035】第六実施例・・・図11に示すように、リブ6が左右に二本設けられており、この二本のリブ6がそれぞれその上端部においてトップブレード9に連結されている。図上右側のリブ6はその下端部においてカーブを描きつつ右方向に折れ曲がってアンダーブレード15に連結されており、反対側の図上左側のリブ6はその下端部においてカーブを描きつつ斜め左下方に折れ曲がって、やはりアンダーブレード15に連結されている。この二本のリブ6により、キャビティ5の底面は互いに面一状に三分割されている。
【0036】第七実施例・・・図12に示すように、リブ6が格子状に設けられており、すなわち一本の横リブ6cと三本の縦リブ6dとの組み合わせによって構成されている。横リブ6cはトップブレード9と平行ないし略平行に配置された直線によって構成されており、その端部をサイドブレード14およびアンダーブレード15に連結しており、キャビティ5の底面を上下方向に二分割している。また、縦リブ6dはそれぞれ横リブ6cに対して直交する直線によって構成されており、その端部をそれぞれトップブレード9およびアンダブレード15に連結しており、キャビティ5の底面を左右方向に四分割している。この格子状のリブ6により、キャビティ5の底面は互いに面一状に八分割されている。
【0037】第八実施例・・・図13に示すように、リブ6が格子状に設けられており、すなわち二本の横リブ6cと同じく二本の縦リブ6dとの組み合わせによって構成されている。横リブ6cはそれぞれトップブレード9と平行ないし略平行に配置された直線によって構成されており、その端部をサイドブレード14およびトップブレード9もしくはアンダーブレード15に連結しており、キャビティ5の底面を上下方向に三分割している。また、縦リブ6dはそれぞれ横リブ6cに対して直交する直線によって構成されており、その端部をそれぞれトップブレード9およびアンダブレード15に連結しており、キャビティ5の底面を左右方向に三分割している。この格子状のリブ6により、キャビティ5の底面は互いに面一状に九分割されている。
【0038】上記第一ないし第八実施例に係るヘッド1は何れも、リブ6がキャビティ5の周りのブレード7に連結するよう設けられているために、リブ6とブレード7とが一体化されるとともにフェース4がリブ6を介してもブレード7と一体化されており、よってリブ6によるフェース4の補強作用が一層高められているが、リブ6は、以下に示すようにブレード7に対して連結されずに設けられても良い。
【0039】第九実施例・・・図14に示すように、リブ6がブレード7に連結せずに設けられており、この方向(背面方向)から見て円形のループ状に設けられている。この円形ループ状のリブ6により、キャビティ5の底面はその内外に二分割されており、かつ互いに面一状に二分割されている。
【0040】第十実施例・・・図15に示すように、リブ6がブレード7に連結せずに設けられており、この方向から見て横長の楕円形のループ状に設けられている。この楕円形ループ状のリブ6により、キャビティ5の底面はその内外に二分割されており、かつ互いに面一状に二分割されている。楕円形はこれに代えて、一部に直線部を備えた長円形であっても良い。
【0041】第十一実施例・・・図16に示すように、リブ6がブレード7に連結せずに設けられており、この方向から見てヘッド本体2に対して相似形ないし略相似形のループ状に設けられている。この相似形ループ状のリブ6により、キャビティ5の底面はその内外に二分割されており、かつ互いに面一状に二分割されている。
【0042】上記第九ないし第十一実施例に係るヘッド1は何れも、リブ6がブレード7に対して連結されずに設けられているために、キャビティ5底面すなわちフェース4の所望の位置ないし範囲を重点的に補強することができる。ループ状のリブ6はエンドレスであるため、ブレード7に連結されていなくても十分な補強効果を奏する。
【0043】尚、上記第二ないし第十一実施例に係るヘッド1の正面、平面、底面および左右側面の各形状は、リブ6が見える部分におけるこのリブ6の配置(レイアウト)を除き、上記第一実施例と同じないし略同じである。またこれらの各実施例におけるリブ6の断面の形状および大きさも上記第一実施例と同じないし略同じである。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0045】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の請求項1によるゴルフクラブ用ヘッドにおいては、ヘッドの背面に設けた凹部状のキャビティにフェースを補強するリブが設けられているために、このリブによる立体化構造ないし厚肉化構造により、フェースが薄肉状であってもこれを有効に補強することができる。したがって、打球時にフェース面が変形するのを防止して打球方向を制御し易くなり、また打球感を重量感が出るように向上させることができる。
【0046】また、上記構成を備えた本発明の請求項2によるゴルフクラブ用ヘッドにおいては、ヘッドの背面に設けた凹部状のキャビティに打球時にフェースの中心部の撓みをしづらくするリブが設けられているために、やはりこのリブによる立体化構造ないし厚肉化構造により、フェースが薄肉状であってもこれを有効に補強することができる。したがって、打球時にフェース面が変形するのを防止して打球方向を制御し易くなり、また打球感を重量感が出るように向上させることができる。
【0047】またこれに加えて、上記構成を備えた本発明の請求項3によるゴルフクラブ用ヘッドによれば、リブがキャビティの周りのブレードに連結するように設けられるために、リブとブレードとが一体化され、フェースがリブを介してもブレードと一体化され、よってリブによる補強作用を一層高めることができる。
【0048】また、上記構成を備えた本発明の請求項4によるヘゴルフクラブ用ヘッドによれば、リブがループ状に設けられるために、フェースの所望の位置ないし範囲を重点的に補強することができる。
【0049】また、各請求項によるゴルフクラブ用ヘッドに共通して、リブによる補強効果によって凹部状のキャビティの深さを従来よりも深く形成することが可能となるために、これによりキャビティ効果を一層拡大することができる。




 

 


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