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発明の名称 遊技媒体浄化装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−340619(P2001−340619A)
公開日 平成13年12月11日(2001.12.11)
出願番号 特願2000−162314(P2000−162314)
出願日 平成12年5月31日(2000.5.31)
代理人 【識別番号】100086298
【弁理士】
【氏名又は名称】船橋 國則
【テーマコード(参考)】
2C088
3E001
【Fターム(参考)】
2C088 BA92 BA93 BA94 BA97 BA99 
3E001 BA01 BA03 BA05 CA08 FA23
発明者 萩原 常光
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 板状遊技媒体に付着した汚れを吸着して該遊技媒体を浄化する遊技媒体浄化装置であって、前記遊技媒体の表面又は裏面に接触して遊技媒体の通過方向と同方向で且つ通過速度と同じ周速度で回転駆動される複数の粘着ローラを有し、該粘着ローラが最下層の粘着ローラとなるように、一つの上層の粘着ローラに対して二つの下層の粘着ローラを順次多段状に接触させて階層構造となった粘着ローラ群を構成し、且つ該粘着ローラ群の個々の粘着ローラの粘着力を、下層のものより上層のものを大きくしたことを特徴とする遊技媒体浄化装置。
【請求項2】 前記粘着ローラ群が、前記遊技媒体の表面側と裏面側のそれぞれに配設されていることを特徴とする請求項1記載の遊技媒体浄化装置。
【請求項3】 前記粘着ローラ群のそれぞれが前記遊技媒体に対して接近離反する方向に移動自在に支持され、最上層の粘着ローラのみが前記遊技媒体に接近する方向に付勢されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技媒体浄化装置。
【請求項4】 前記最上層の粘着ローラのみが取り外し自在に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の遊技媒体浄化装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メダルやカード等の遊技媒体に付着した汚れを除去する遊技媒体浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スロットマシン等の遊技媒体であるメダルには、メダル同士の接触、或いはメダルと装置との接触などにより発生した粉塵や、手による油脂等が付着する。従来、このような汚れを除去するには、専用の汚れ除去装置が用いられていた。
【0003】この汚れ除去装置には、例えば自浄式の汚れ拭き取り機がある。この汚れ拭き取り機は、メダル搬送路に、メダルを垂直に落下させる落下路を設け、この落下路の内壁にメダルと接触する汚れ拭き取り手段を突出させておき、落下路を落下するメダルに汚れ拭き取り手段を衝接し、メダル表面に付着した汚れを拭き取らせる。また、汚れ除去装置には、例えばメダル表面の汚れを研磨により擦り落とす研磨機がある。この研磨機は、ナイロン等からなる微小円筒状の研磨材(ペレットと称される)と、メダルとを一緒に容器へ入れ、スパイラル状の攪拌機により回転させながら、メダルに固着した汚れをペレットで擦り落とすことにより、メダルを浄化していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した自浄式の汚れ拭き取り機は、メダルが自重により落下して、拭き取り手段に接触する瞬間的且つ小さな衝接力しか得られず、十分な拭き取り力によって汚れを除去することができなかった。また、拭き取り手段と、メダルとの接触面が、落下時のメダルの姿勢に左右され、表裏の汚れを確実に除去することができなかった。一方、ペレットを用いた研磨機は、メダルとペレットを入れる容器や、攪拌機を必要とするため、装置が大型になるとともに、騒音も大きくなる欠点があった。そして、ペレットとメダルとの攪拌中や分離時に、ペレットが装置内に進入し、作動不良を引き起こす問題があった。また、多数のメダルを同時に容器に入れて浄化を行うため、メダル搬送動作に同期させて作業を行うことができず、メダル搬送路への組み込みができなかった。更に、装置が大型且つ複雑であるため、一旦汚れの付着した装置をメンテナンスにより綺麗にするには、多大な労力が必要になった。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、浄化能力が大きく、メダル搬送路への組み込みが可能になり、且つメンテナンスの容易な遊技媒体浄化装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明に係る請求項1記載の遊技媒体浄化装置は、板状遊技媒体に付着した汚れを吸着して該遊技媒体を浄化する遊技媒体浄化装置であって、前記遊技媒体の表面又は裏面に接触して遊技媒体の通過方向と同方向で且つ通過速度と同じ周速度で回転駆動される複数の粘着ローラを有し、該粘着ローラが最下層の粘着ローラとなるように、一つの上層の粘着ローラに対して二つの下層の粘着ローラを順次多段状に接触させて階層構造となった粘着ローラ群を構成し、且つ該粘着ローラ群の個々の粘着ローラの粘着力を、下層のものより上層のものを大きくしたことを特徴とする。
【0006】この遊技媒体浄化装置では、遊技媒体が通過すると、この遊技媒体に接触して回転する最下層の粘着ローラに、遊技媒体の汚れが粘着力によって吸着される。この最下層の粘着ローラに、吸着された汚れは、粘着力の大きい上層の粘着ローラに順次吸着されて行く。従って、汚れは、最終的に階層構造の頂点となる一つの最上層の粘着ローラに集められることになる。即ち、複数且つ大きな汚れ吸着面積が確保される一方、吸着した汚れを除去する部材は一つにすることができる。これにより、大きな浄化能力が得られ、メダル搬送路への組み込みが可能になり、且つメンテナンスを容易にすることができる。
【0007】請求項2記載の遊技媒体浄化装置は、前記粘着ローラ群が、前記遊技媒体の表面側と裏面側のそれぞれに配設されていることを特徴とする。
【0008】この遊技媒体浄化装置では、遊技媒体の通過の際、遊技媒体の表裏面に、粘着ローラ群の最下層の粘着ローラが接触し、遊技媒体の一回の通過で、表裏面の汚れが同時に除去可能になる。また、遊技媒体の表裏側に配設された最下層の粘着ローラによって遊技媒体を挟持させながら搬送することができ、浄化部において、遊技媒体を搬送するための装置が不要になる。
【0009】請求項3記載の遊技媒体浄化装置は、前記粘着ローラ群のそれぞれが前記遊技媒体に対して接近離反する方向に移動自在に支持され、最上層の粘着ローラのみが前記遊技媒体に接近する方向に付勢されてなることを特徴とする。
【0010】この遊技媒体浄化装置では、最上層の粘着ローラが遊技媒体に接近する方向に付勢されると、粘着ローラ群の全ての粘着ローラが遊技媒体に対して接近方向へ連鎖的に移動され、簡単な構造で粘着ローラ群の全ての粘着ローラを遊技媒体側へ付勢する構造が得られる。
【0011】請求項4記載の遊技媒体浄化装置は、前記最上層の粘着ローラのみが取り外し自在に設けられていることを特徴とする。
【0012】この遊技媒体浄化装置では、吸着された汚れが集められる最上層の粘着ローラが取り外し自在となるので、粘着ローラ単体での洗浄が可能になるとともに、洗浄済のものとの交換も行え、容易なメンテナンスが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技媒体浄化装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る遊技媒体浄化装置の概略構成図、図2は図1のA−A矢視図、図3は図1の要部拡大図、図4は図3のB−B矢視図、図5は図3のC−C矢視図、図6は図3のD−D矢視図、図7は図3に示した粘着ローラ群の概念図である。
【0014】図1に示すように、遊技媒体浄化装置1の装置フレーム3内には、メダルタンク5と、整列機構7と、浄化機構9とが大別して設けられている。メダルタンク5には、装置フレーム3の外方に開口するメダル投入口11が設けられている。浄化機構9には、装置フレーム3の外方に開口する浄化メダル出口13が設けられている。即ち、遊技媒体浄化装置1は、メダル投入口11に投入されたメダル、カード等の板状遊技媒体(以下、「メダル」という)15が、整列機構7から浄化機構9に送られ、この浄化機構9で浄化された後に、メダル排出口13から順次排出されるようになっている。
【0015】従って、遊技媒体浄化装置1は、単体で設けられてもよく、また、図示しないメダル搬送路へ組み込み、メダル搬送動作に同期させて浄化作業が行えるようにもなっている。
【0016】メダルタンク5には、図示しない上流のメダル搬送路から投入された複数のメダル15が収容される収容部17が設けられている。この収容部17の底部には、上述の整列機構7が配設されている。
【0017】整列機構7には、従動プーリ19と、駆動プーリ21とに、無端ベルト23を張架した搬送部25が設けられている。搬送部25は、周回路の上面側が収容部17の底面を図1の矢印a方向に移動されるようになっている。無端ベルト23は、ベルト、チェーン等の回転力伝達手段27を介して駆動モータ29から駆動プーリ21に入力される回転力によって周回駆動されるようになっている。
【0018】無端ベルト23の上面側周回路の下流には、無端ベルト23からメダル略一枚分の間隔を有して整列ローラ31が配設されている。整列ローラ31は、無端ベルト23に対向する下部が、無端ベルト23の上面側周回路の移動方向(矢印a方向)と逆方向(矢印b方向)に移動するように回転される。この整列ローラ31は、例えば、駆動プーリ21とに亘って張架された回転力伝達手段33によって回転駆動されるようになっている。
【0019】従って、収容部17内に収容されたメダル15は、無端ベルト23に載せられて整列ローラ31に達すると、二枚目以上の重ねられたメダル15が整列ローラ31によって搬送方向上流側へ戻され、重なりが除去されて、一枚ずつ整列して浄化機構9へ送り出されるようになっている。
【0020】図3に示すように、浄化機構9の上下方向中央部には、メダル15が、矢印c方向に移動されるメダル通路35が設けられている。メダル通路35の上方には、メダル15の表面に接触してそれぞれが回転駆動される複数(この実施の形態では四つ)の粘着ローラ37が配設されている。粘着ローラ37は、メダル15に接して回転することで、メダル15を矢印c方向に移動させるようになっている。つまり、粘着ローラ37は、浄化機構9内において、メダル15の搬送手段も兼ねている。従って、粘着ローラ37は、メダル15の通過方向と同方向で且つ通過速度と同じ周速度で回転される。
【0021】粘着ローラ37は、例えば回転軸39が金属等の芯材からなり、この回転軸39の外周に、粘着性を有するシリコンゴム等からなる粘着層41が設けられている。粘着層41は、メダル15に接触することで、メダル15に付着した汚れを粘着力により吸着するようになっている。また、粘着層41は、外周に吸着した汚れが水洗いされることで容易に除去され、再びもとの粘着力が発現されるようになっている。
【0022】メダル通路35の上方には、図7に示すように、この粘着ローラ37が最下層の粘着ローラとなるように、一つの上層の粘着ローラに対して二つの下層の粘着ローラを順次多段状に接触させて階層構造となった粘着ローラ群43が構成されている。
【0023】この実施の形態では、最上層の粘着ローラ45に、二つの中間層の粘着ローラ47が接触され、この中間層の粘着ローラ47のそれぞれに、上述した二つの最下層の粘着ローラ37が接触して、三段の階層構造となった粘着ローラ群43が構成されている。
【0024】最下層の粘着ローラ37は、図5に示すように、隣接する粘着ローラ37同士の軸端に、回転力伝達手段49が張架されることで、それぞれが回転駆動される。また、中間層の粘着ローラ47も、図6に示すように、隣接する粘着ローラ47同士の軸端に、回転力伝達手段51が張架されることで、それぞれが回転駆動される。
【0025】粘着ローラ群43のそれぞれの粘着ローラ37、45、47は、メダル通路35に対して接近離反する方向に移動自在に支持されている。そして、最上層の粘着ローラ45のみが、スプリング53の付勢力によってメダル通路35に接近する方向に付勢されている。これにより、最上層の粘着ローラ45の付勢力は、中間層の粘着ローラ47を介して最下層の粘着ローラ37に伝えられ、最下層の粘着ローラ37がメダル15に所定の押圧力で接触するようになっている。
【0026】最上層の粘着ローラ45は、浄化機構9から取り外し自在に設けられている。即ち、最上層の粘着ローラ45の軸端は、浄化機構フレーム55の上方に開口したU字状の支持溝57に挿入され、スプリング53によって下方へ付勢された押圧アーム59によって回転自在に保持されている。従って、スプリング53と押圧アーム59との係止を解除し、押圧アーム59を粘着ローラ45の軸端から移動することで、粘着ローラ45は、容易に浄化機構フレーム55から取り外せるようになっている。
【0027】このように階層構造で構成された粘着ローラ群43は、例えば最上層の粘着ローラ45のみに駆動力が入力されることにより、全ての粘着ローラに駆動力が伝達されるようになっている。
【0028】また、最下層の粘着ローラ37同士の間には、ローラ間の隙間を塞ぐガイド板61が配設されている。これにより、メダル通路35を通過するメダル15は、ローラ間の隙間から落下することなく、搬送方向下流側の粘着ローラ37へ順次移送されるようになっている。
【0029】そして、このように階層構造で構成された粘着ローラ群43の個々の粘着ローラの粘着力は、下層のものより上層のものが大きく設定されている。つまり、〔粘着力〕は、〔最上層の粘着ローラ45の粘着力〕>〔中間層の粘着ローラ47の粘着力〕>〔最下層の粘着ローラ37の粘着力〕となっている。
【0030】本実施の形態による浄化機構9では、上述のように構成された粘着ローラ群43が、メダル通路35の上方と下方とのそれぞれに、上下対称となって配設されている。
【0031】次に、このように構成された遊技媒体浄化装置1の作用を説明する。この遊技媒体浄化装置1では、メダル15がメダルタンク5に投入されると、投入されたメダル15が整列機構7によって一枚ずつに整列されて、浄化機構9へと送られる。
【0032】浄化機構9へ送られたメダル15は、最下層の粘着ローラ37によって、表裏方向から挟まれて、粘着ローラ37の回転によって、メダル通路35を矢印c方向に搬送される。このとき、メダル15に接触する最下層の粘着ローラ37に、メダル15の汚れが粘着力によって吸着される。
【0033】そして、最下層の粘着ローラ37に、吸着された汚れは、粘着力の大きい上層の粘着ローラ47に順次吸着されて行く。従って、汚れは、最終的に階層構造の頂点となる一つの最上層の粘着ローラ45に集められることになる。即ち、複数且つ大きな汚れ吸着面積が確保される一方、吸着した汚れを除去する部材は一つにすることができる。これにより、大きな浄化能力が得られ、且つメンテナンスを容易にすることができる。また、メダル搬送路と同期させたメダル搬送が可能になるので、メダル搬送路への組み込みが可能になる。
【0034】また、メダル15が浄化機構9を通過の際、メダル15の表裏面に、粘着ローラ群43の最下層の粘着ローラ37が接触し、メダル15の一回の通過で、表裏面の汚れが同時に除去可能になる。そして、メダル15の表裏側に配設された最下層の粘着ローラ37によってメダル15を挟持させながら搬送することができるので、浄化機構9においてメダル15を搬送するための装置が不要になる。
【0035】更に、最上層の粘着ローラ45がメダル15に接近する方向に付勢されると、粘着ローラ群43の全ての粘着ローラ47、37がメダル15に対して接近方向へ連鎖的に移動され、簡単な構造で粘着ローラ群43の全ての粘着ローラ45、47、37をメダル15側に付勢する構造が得られる。
【0036】また、吸着された汚れが集められる最上層の粘着ローラ45が取り外し自在となるので、粘着ローラ単体での洗浄が可能になるとともに、洗浄済のものとの交換も行え、容易なメンテナンスが可能になる。
【0037】なお、上述の実施の形態では、遊技媒体がメダル15である場合を例に説明したが、本発明に係る遊技媒体浄化装置は、この他、遊技媒体が磁気カード、ICカード等のカード類であっても上述と同様の効果を奏するものである。
【0038】また、上述の実施の形態では、最下層の粘着ローラ37が四つの場合で、三段の階層構造である場合を例に説明したが、本発明に係る遊技媒体浄化装置は、最下層の粘着ローラ37がそれ以上多く、且つ三段以上の階層構造であっても上述と同様の効果を奏するものである。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係る遊技媒体浄化装置によれば、遊技媒体に接触して遊技媒体の通過速度と同じ周速度で回転駆動される粘着ローラを有し、この粘着ローラが最下層の粘着ローラとなるように、一つの上層の粘着ローラに対して二つの下層の粘着ローラを順次多段状に接触させて階層構造の粘着ローラ群を構成し、且つ粘着ローラ群の個々の粘着ローラの粘着力を、下層のものより上層のものを大きくしたので、最下層の粘着ローラの粘着力により遊技媒体から吸着した汚れを、順次上層の粘着ローラに移動させることができる。従って、多数の最下層の粘着ローラによって吸着した汚れを一つの最上層の粘着ローラに集めることができる。この結果、浄化能力が大きく、メダル搬送路への組み込みが可能になり且つメンテナンスの容易な遊技媒体浄化装置を提供することができる。




 

 


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