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発明の名称 遊技媒体貸出機およびこれに用いる媒体補給器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−87537(P2001−87537A)
公開日 平成13年4月3日(2001.4.3)
出願番号 特願平11−265033
出願日 平成11年9月20日(1999.9.20)
代理人 【識別番号】100086298
【弁理士】
【氏名又は名称】船橋 國則
【テーマコード(参考)】
2C088
【Fターム(参考)】
2C088 BA87 BA89 BC71 
発明者 田中 智啓
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 遊技機での遊技に使用する遊技媒体を払い出す媒体払出口と、該媒体払出口から払い出すための遊技媒体を貯留しておく無蓋容器状の媒体貯留手段と、を具備する遊技媒体貸出機において、前記媒体貯留手段の上方に前記遊技媒体の収納容器である媒体補給器具が挿着され得るとともに、前記媒体補給器具が挿着されると当該媒体補給器具の底板が開いた状態になるように構成されたことを特徴とする遊技媒体貸出機。
【請求項2】 遊技機での遊技に使用する遊技媒体を払い出す媒体払出口と、該媒体払出口から払い出すための遊技媒体を貯留しておく無蓋容器状の媒体貯留手段と、を具備する遊技媒体貸出機にて用いられ、底板および側壁からなる有底容器状に形成された媒体補給器具であって、前記媒体貯留手段の上方に挿着し得るように形成されるとともに、前記媒体貯留手段の上方に装着された際に前記底板が開いた状態となるように当該底板が開閉自在に構成されたことを特徴とする遊技媒体貸出機に用いる媒体補給器具。
【請求項3】 複数の併設された遊技機からなる遊技機列と、該遊技機列の上方に設けられた紙幣投入口と、該紙幣投入口に投入された紙幣を前記遊技機列の上方にて搬送する搬送コンベアと、該搬送コンベアに搬送されてきた紙幣を受け取って収納する紙幣収納部と、を備えてなる遊技機島に設置されて用いられるもので、前記紙幣投入口への紙幣投入を条件に前記遊技機での遊技に使用する遊技媒体を払い出す媒体払出口と、該媒体払出口から払い出すための遊技媒体を貯留しておく無蓋容器状の媒体貯留手段と、を具備する遊技媒体貸出機において、前記媒体貯留手段の上方に前記遊技媒体の収納容器である媒体補給器具が挿着され得るとともに、前記媒体補給器具が挿着されると当該媒体補給器具の底板が開いた状態になるように構成されたことを特徴とする遊技媒体貸出機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスロットマシンやパチンコ台といった遊技機にて使用するメダルやパチンコ玉等の遊技媒体を、その遊技者に対して貸し出すための遊技媒体貸出機に関するものであり、またその遊技媒体貸出機に用いる媒体補給器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技機に隣接して配置される遊技媒体貸出機に対しては、長時間に及ぶ連続稼働を実現するために、遊技媒体の補給を行うことが不可欠である。遊技媒体の補給は、通常、媒体回収装置や媒体供給装置等からなる遊技媒体循環機構によって自動的に行われることが多い。ところが、このような自動補給を実現するには、遊技媒体循環機構を遊技媒体貸出機に連通させる必要があるため、システム構成の複雑化および大型化等を招いてしまい、そのコスト等に難点が生じてしまう可能性がある。そのため、遊技媒体貸出機の中には、遊技媒体の補給を遊技場の店員等(以下「作業者」という)の手作業で行うように構成された、いわゆるマニュアル補給対応のものがある。
【0003】マニュアル補給に対応した遊技媒体貸出機としては、従来、例えば図4に示すようなメダル貸出機10がある。このメダル貸出機10は、スロットマシンにて使用するメダルを遊技者に対して貸し出すためのものである。そのために、このメダル貸出機10は、遊技者が貨幣を投入するための貨幣投入口11と、この貨幣投入口11への投入額に応じた枚数のメダルを払い出すためのメダル払出口12と、このメダル払出口12から払い出すメダルを貯留しておくメダル払出ホッパー13と、を備えている。このうち、メダル払出ホッパー13は、所定枚数(例えば200枚)のメダルを貯留し得る無蓋容器状に形成されている。さらに、このメダル貸出機10は、マニュアル補給に対応するために、前面パネル14が開閉自在に取り付けられているとともに、その前面パネル14の開閉に連動してメダル払出ホッパー13の前面の側壁の一部分15も開閉するようになっている。
【0004】このようなメダル貸出機10に対するメダルのマニュアル補給は、作業者がメダルを移し換えるための容器であるメダルジョッキ16を用いて行うようになっている。すなわち、メダル貸出機10へのメダル補給にあたって、作業者は、先ず、補給すべきメダルをメダルジョッキ16内に収納する。この収納は、遊技場内における特定箇所(メダル計数機の設置箇所等)にて行う。そして、メダルの収納後に、そのメダルジョッキ16をメダル貸出機10の設置箇所まで運び、そのメダル貸出機10の前面パネル14を開く。その後、その前面パネル14に連動して開いたメダル払出ホッパー13の前面側壁の一部分15から、メダルジョッキ16内のメダルをメダル払出ホッパー13内へ投入する。このようにして、メダル払出ホッパー13内には、メダルがマニュアル補給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述したような従来のメダル貸出機10では、マニュアル補給を行うのにあたって、作業者がメダルをメダルジョッキ16からメダル払出ホッパー13へ移し換えなければならないので、作業者にとっては非常に煩わしく手間のかかるものとなってしまう。また、メダルを移し換える際に、メダル払出ホッパー13の外にメダルが溢れてしまうといった作業ミスが生じるおそれもある。さらには、これらに伴って、メダルの移し換えに多くの時間を費やしてしまうことも考えられる。
【0006】つまり、従来のメダル貸出機10では、上述した理由から迅速なマニュアル補給を行うのが困難である。特に、メダル貸出機10は、これに隣接するスロットマシンとは異なり遊技者によるメダルの投入がないため、メダルの補給を必要とする頻度が高い。したがって、メダル貸出機10へのマニュアル補給が迅速に行えないと、結果として、遊技者を待たせたり、稼働率低下を招いてしまうことになる。
【0007】そこで、本発明は、システム構成の簡素化等のためマニュアル補給に対応する場合であっても、そのマニュアル補給を迅速に行うことを可能にする遊技媒体貸出機およびこれに用いる媒体補給器具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するために案出された遊技媒体貸出機で、遊技機での遊技に使用する遊技媒体を払い出す媒体払出口と、この媒体払出口から払い出すための遊技媒体を貯留しておく無蓋容器状の媒体貯留手段と、を具備するものにおいて、前記媒体貯留手段の上方に前記遊技媒体の収納容器である媒体補給器具が挿着され得るとともに、前記媒体補給器具が挿着されると当該媒体補給器具の底板が開いた状態になるように構成されたことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、上記目的を達成するために案出された遊技媒体貸出機に用いる媒体補給器具で、遊技機での遊技に使用する遊技媒体を払い出す媒体払出口と、この媒体払出口から払い出すための遊技媒体を貯留しておく無蓋容器状の媒体貯留手段と、を具備する遊技媒体貸出機にて用いられ、底板および側壁からなる有底容器状に形成されたものであって、前記媒体貯留手段の上方に挿着し得るように形成されるとともに、前記媒体貯留手段の上方に装着された際に前記底板が開いた状態となるように当該底板が開閉自在に構成されたことを特徴とするものである。
【0010】上記構成の遊技媒体貸出機および媒体補給器具によれば、媒体貯留手段の上方に媒体補給器具を挿着した際にはその媒体補給器具の底板が開いた状態になる。したがって、遊技媒体を収納した媒体補給器具を媒体貯留手段の上方に挿着すれば、その媒体補給器具内の遊技媒体が媒体貯留手段内に落下して、その媒体貯留手段内に貯留されることになる。つまり、媒体貯留手段の上方に遊技媒体を収納した媒体補給器具を挿着するだけで、その媒体貯留手段内への遊技媒体の補給が行えるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係る遊技媒体貸出機およびこれに用いる媒体補給器具について説明する。なお、ここでは、メダル貸出機およびこれに用いるメダルジョッキに、本発明を適用した場合を例に挙げて説明する。図1は本発明に係るメダル貸出機およびメダルジョッキの一例を示す構成図である。
【0012】本実施形態におけるメダル貸出機1は、図示しないスロットマシンの側部に付設された状態で用いられるものである。ここで、メダル貸出機1の説明に先立ち、そのメダル貸出機1に隣接するスロットマシンの概要について簡単に説明する。
【0013】スロットマシンは、その前面にメダル投入口と遊技操作部とを有しており、メダル投入口にメダルが投入されると、そのメダル枚数及び遊技操作部での操作に応じて、遊技者に所定の遊技を行わせるものである。また、遊技操作部の下方には、遊技の結果に応じてメダルを払い戻すための下皿が設けられている。
【0014】これに対し、スロットマシンの側部に付設されたメダル貸出機1は、そのメダル貸出機1への貨幣の投入等を条件に、スロットマシンのメダル投入口へ投入可能なメダルの貸し出しを行うものである。
【0015】そのために、メダル貸出機1には、図1に示すように、その前面側に、貨幣が投入される貨幣投入口2と、メダルが払い出されるメダル払出口3と、が設けられている。つまり、このメダル貸出機1では、貨幣投入口2への貨幣の投入があると、その投入額に応じた枚数のメダルをメダル払出口3から払い出すようになっている。
【0016】このうち、メダル払出口3には、払い出されたメダルをスロットマシンの下皿へ案内するためのノズルシュート3aが付設されている。ただし、メダル払出口3には、ノズルシュート3aが付設されておらずに、払い出されたメダルを遊技者が手で一旦受け取るように構成された、いわゆるヘルメット式のものであってもよい。
【0017】このようなメダル払出口3からのメダルの払い出しを行うために、メダル貸出機1の内部には、メダル払出口3の背面側に、メダル払出ホッパー4と、メダル払出機構5と、が設けられている。
【0018】メダル払出ホッパー4は、メダル払出口3から払い出すためのメダルを貯留しておくものであり、そのために上方に開口を有した無蓋容器状に形成されたものである。また、メダル払出ホッパー4には、このメダル払出ホッパー4内に予め定められた最小限枚数のメダルが貯留されているか否かを検出するためのセンサ(ただし不図示)が設けられている。このセンサは、例えばメダルが接触すると導通する接触型のスイッチ、磁気等を利用した非接触型の近接スイッチ、あるいは光電式のフォトセンサ等によって構成すればよい。
【0019】メダル払出機構5は、メダル払出ホッパー4内のメダルをそのメダル払出ホッパー4から受け取って、これをメダル払出口3側へ払い出すものである。そのために、メダル払出機構5では、図示しないモータ等の駆動源に駆動され、その駆動によってメダル払出口3側へのメダルの払い出しを行うようになっている。
【0020】さらに、メダル貸出機1の内部には、ビルバリスタッカ6と、図示しない制御部と、が設けられている。ビルバリスタッカ6は、貨幣投入口2の背面側に設けられているもので、貨幣投入口2に投入された貨幣の額を認識して制御部に通知するとともに、その投入された貨幣を収納するためのものである。制御部は、メダル貸出機1全体の動作制御を行うもので、所定プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)やその所定プログラムを格納したROM(Read Only Memory)等を備えてなるものである。
【0021】ところで、このメダル貸出機1では、上述した他にも、その特徴的な構成として、メダル払出ホッパー4の上方にカートリッジ式のメダルジョッキ7を挿着し得るようになっている。
【0022】ここで、このメダルジョッキ7について詳しく説明する。メダルジョッキ7は、その内部にメダルを収納し得るように形成されたものである。そのために、メダルジョッキ7は、例えば底板7aおよび側壁7bからなる略直方体の無蓋有底容器状に形成されている。ただし、メダル貸出機1への挿抜が可能な無蓋有底容器であれば、他の形状(すり鉢状、円筒状等)に形成されたものであってもよい。
【0023】また、メダルジョッキ7は、その底板7aがメダル貸出機1への挿抜方向に沿ってスライドし得るようになっており、これにより底板7aが開閉自在となるように構成されている。なお、底板7aには、その底板7aよりもさらに下方に突出する凸片(ただし不図示)が設けられているものとする。
【0024】さらに、メダルジョッキ7の一側面には、メダル貸出機1への挿抜および内部にメダルを収納した状態での持ち運びが行えるように、把手7cが設けられている。
【0025】このように構成されたメダルジョッキ7の挿着のために、メダル貸出機1では、その前面パネルの一部分8、さらに詳しくは少なくともメダル払出ホッパー4の上方に相当する箇所が開閉するようになっている。さらに、その前面パネルの一部分8には、作業者以外の者による開閉を防止するためのキーロック機構8aが付設されている。
【0026】また、前面パネルの一部分8の背面側には、メダルジョッキ7の底部および側部を摺動させて案内する案内レール9が設けられている。この案内レール9に案内されることによって、メダルジョッキ7は、メダル貸出機1の内部に挿入され、メダル払出ホッパー4の上方に位置決めされるようになっている。つまり、案内レール9の案内によって、メダルジョッキ7は、いわゆる引き出し状にメダル貸出機1に対して挿抜し得るようになっている。
【0027】なお、案内レール9の近傍には、詳細を後述するように、メダルジョッキ7の底板7aに設けられた凸片と係合する開閉ピン(ただし不図示)が突設されていてもよい。
【0028】次に、以上のように構成されたメダル貸出機1において、メダル払出ホッパー4内へのメダルのマニュアル補給を行う場合の処理動作例について説明する。このメダル貸出機1では、メダル払出ホッパー4内のメダル貯留枚数が最小限枚数よりも少なくなったことをそのメダル払出ホッパー4に設けられたセンサが検出すると、制御部がメダル貸出機1の近傍に設けられた補給ランプを点灯させたり、あるいはメダル貸出機1の上位機器として機能するホストコンピュータ等に信号出力を行ったりして、その旨を作業者に通知する。
【0029】この通知を受けて、作業者は、そのメダル貸出機1に対するメダルのマニュアル補給を行う。具体的には、先ず、補給すべき適量のメダルをメダルジョッキ7内に収納する。この収納は、作業者が遊技場内における特定箇所(メダル計数機の設置箇所等)で手作業により行ってもよいが、例えば遊技場内にメダル計数機で計数されたメダルやスロットマシンに投入されたメダル等を回収するメダル回収機が設置されている場合には、そのメダル回収機内またはその近傍に少なくとも一つのメダルジョッキ7をセット可能な挿着部を設け、その挿着部にセットされたメダルジョッキ7に対して回収したメダルの自動的収納を行うようにするのが好ましい。これは、かかる場合には挿着部からメダルジョッキ7を抜去するだけで適量のメダルを収納したメダルジョッキ7が得られるようになるので、メダルのマニュアル補給にあたってメダルジョッキ7内へメダルを収納する手間を省くことができ、より一層迅速なマニュアル補給を実現できるようになるからである。
【0030】このようにしてメダルジョッキ7内にメダルを収納すると、続いて、作業者は、そのメダルを収納したメダルジョッキ7を、メダル補給の対象となるメダル貸出機1の設置箇所まで運ぶ。そして、そのメダル貸出機1の前面パネルの一部分8を開き、そのメダル貸出機1の案内レール9に案内されるようにメダルジョッキ7を挿入する。これにより、メダルジョッキ7は、メダル払出ホッパー4の上方に位置決めされることになる。
【0031】この状態で、作業者は、メダルジョッキ7の底板7aに設けられた凸片をその挿入方向と反対方向にスライドさせることで、その底板7aを引き抜き、そのメダルジョッキ7の底板7aが開いた状態にする。
【0032】ただし、このとき、案内レール9の近傍に開閉ピンが突設されていれば、メダルジョッキ7の底板7aは、メダルジョッキ7のメダル貸出機1への挿入に合わせて自動的に開いた状態になる。これは、底板7aに設けられた凸片と開閉ピンとが係合することによって、メダルジョッキ7の挿入に伴ってその挿入方向と反対方向に底板7aがスライドするようになるからである。つまり、開閉ピンが突設されていれば、メダルジョッキ7をメダル貸出機1内へ挿入するだけで、メダルジョッキ7の底板7aは開いた状態となる。したがって、かかる場合には、作業者の手間をより一層軽減できるとともに、作業ミスの発生も未然に防げるようになる点で、非常に好ましいものとなる。
【0033】このようにしてメダルジョッキ7の底板7aが開いた状態になると、そのメダルジョッキ7内に収納されていたメダルは、メダル払出ホッパー4の上方開口を経て、そのメダル払出ホッパー4内へ落下する。これにより、メダル払出ホッパー4内には適量のメダルが補給されることになる。
【0034】以上のように、本実施形態のメダル貸出機1およびこれに用いるメダルジョッキ7によれば、メダル払出ホッパー4の上方にメダルジョッキ7を挿着した際にはそのメダルジョッキ7の底板7aが開いた状態になるので、メダルを収納したメダルジョッキ7をメダル払出ホッパー4の上方に挿着すれば、そのメダルジョッキ7内のメダルはメダル払出ホッパー4内に落下して、そのメダル払出ホッパー4内に貯留されることになる。つまり、メダル払出ホッパー4の上方にメダルを収納したメダルジョッキ7を挿着するだけで、そのメダル払出ホッパー4内へのメダルのマニュアル補給が行えるようになる。
【0035】したがって、メダルジョッキ7を用いてメダル貸出機1に対するメダルのマニュアル補給を行えば、その作業に要する手間を従来よりも軽減できるので、作業者が煩わしさを感じてしまうの抑えることができる。また、メダル払出ホッパー4の上方にメダルジョッキ7を挿着するだけでよいので、従来のような作業ミスが生じてしまうこともない。さらには、これらのことから、作業に要する時間を従来よりも短縮でき、結果として迅速なマニュアル補給の実現が可能になる。
【0036】つまり、メダルジョッキ7を本実施形態のようなカートリッジ式にし、かつ、そのメダルジョッキ7を交換することでメダル払出ホッパー4内へメダル補給を行うようにすれば、迅速なマニュアル補給を行うことが可能になる。これにより、システム構成の簡素化等のためマニュアル補給に対応する場合であっても、従来のように遊技者を待たせたり、稼働率低下を招いてしまうことがなくなる。特に、メダル貸出機1側では、これに隣接する遊技機に比べて、メダルの補給を必要とする頻度が高いため、マニュアル補給の迅速化を実現することは、遊技者に快適な遊技環境を提供し、かつ、稼働率低下を防ぐ上で、非常に好適なものとなる。
【0037】次に、本発明に係るメダル貸出機およびメダルジョッキの他の実施形態について説明する。図2は本発明に係る他のメダル貸出機が用いられるスロットマシン島の一例を示す外観図であり、図3はそのメダル貸出機およびこれに用いるメダルジョッキの一例を示す構成図である。なお、既に説明した実施形態の場合と同一の構成要素については、同一の符号を与えてその説明を省略するものとする。
【0038】先ず始めに、メダル貸出機が用いられるスロットマシン島について説明する。図2(a)に示すように、スロットマシン島は、複数のスロットマシン20と、各スロットマシン20に隣接して配置された複数のメダル貸出機1′と、を具備してなるものである。なお、メダル貸出機1′は、各スロットマシン20の隣に個別に対応して設置されたものではなく、各スロットマシン20の台間に設置されたものであってもよい。
【0039】また、これらメダル貸出機1′およびスロットマシン20の上方には、紙幣搬送部30が設けられている。紙幣搬送部30は、各メダル貸出機1′に対応して設けられた紙幣投入口31と、これら紙幣投入口31に個別に付設された三金種紙幣識別部32と、各三金種紙幣識別部32にて識別された後の紙幣を略水平方向へ搬送する搬送コンベア33と、この搬送コンベア33によって搬送されてきた紙幣を受け取って収納する三金種紙幣収納部34と、を備えてなるものである。なお、このように構成された紙幣搬送部30の前面側は、図2(b)に示すように、開閉可能な覆い板35によって覆われており、通常は遊技者に見えないようになっている。
【0040】このようなスロットマシン島にて用いられるメダル貸出機1′も、既に説明した実施形態の場合と略同様に構成されている。すなわち、図3に示すように、メダル払出ホッパー4の上方に、略直方体の無蓋有底容器状に形成されたカートリッジ式のメダルジョッキ7′を挿着し得るようになっており、しかもそのメダルジョッキ7′が案内レール9に案内されてメダル払出ホッパー4の上方に位置決めされると、そのメダルジョッキ7′の底板7aが開いた状態となるように構成されている。
【0041】ただし、このメダル貸出機1′は、スロットマシン島の上方側に紙幣搬送部30が設けられていることから、既に説明した実施形態の場合のような貨幣投入口2およびビルバリスタッカ6を有していない。そして、これに伴って、メダルジョッキ7′が、メダル貸出機1′の上端近傍まで延びるように構成されている。
【0042】ここで、以上のように構成されたスロットマシン島におけるメダルの貸し出し動作について説明する。図2(a)において、あるメダル貸出機1′に対応する紙幣投入口31にて紙幣の投入があると、そのメダル貸出機1′では、紙幣投入口31への紙幣の投入に応じて、メダル払出機構5がメダル払出口3へのメダルの払い出しを行う。
【0043】このとき、三金種紙幣識別部32は、紙幣投入口31に投入された紙幣の金種をパターン認識等の周知技術を用いて識別している。そして、その紙幣がメダル払出口3から一度に払い出すメダルの相当額よりも高額であると、差額の返却を行うか、あるいは図示しないメモリ装置やメモリカード等を利用してその差額をクレジットしておく。これにより、一度に払い出すメダルの相当額を超える高額紙幣であっても、紙幣投入口31からの投入を受け付け、その紙幣の額に応じた量のメダルの払い出しを数度に分けて行い得るようになるので、遊技者が例えば五千円札または一万円札といった高額紙幣しか所持していない場合であっても、その遊技者に高額紙幣の両替を強いることなく、メダルの払い出しを行うことが可能となり、遊技者を両替の煩わしさから開放することができる。
【0044】その後、三金種紙幣識別部32での識別が行われた紙幣は、搬送コンベア33により略水平方向へ搬送され、三金種紙幣収納部34内に収納される。すなわち、紙幣搬送部30では、各紙幣投入口31で投入された紙幣を、すべて三金種紙幣収納部34に搬送し、その三金種紙幣収納部34内に収納することになる。このとき、三金種紙幣収納部34は、各金種(千円札、五千円札、一万円札)毎に紙幣を分別して収納するようにしても、あるいは金種に拘わらず混合して収納するようにしてもよい。いずれの場合であっても、三金種紙幣収納部34からの紙幣の回収等は、上述した実施形態の場合のように各メダル貸出機1毎にビルバリスタッカ6が設けられている場合に比べて非常に容易となる。これは、スロットマシン島を構成するメダル貸出機1′の台数が多くなるほど、その度合いが大きくなる。
【0045】ところで、このように構成されたスロットマシン島におけるメダルの補給動作については、上述した実施形態の場合と全く同様に、メダルジョッキ7′をメダル払出ホッパー4の上方に挿着することによって行う。つまり、メダルを収納したメダルジョッキ7′をメダル払出ホッパー4の上方に挿着すると、そのメダルジョッキ7′の底板7aが開いた状態になるので、そのメダルジョッキ7′内のメダルはメダル払出ホッパー4内に落下して、そのメダル払出ホッパー4内に貯留されることになる。
【0046】したがって、このメダル貸出機1′においても、メダル払出ホッパー4の上方にメダルを収納したメダルジョッキ7′を挿着するだけで、そのメダル払出ホッパー4内へのメダルのマニュアル補給が行えるようになり、その作業に要する手間を従来よりも軽減できるとともに、従来のような作業ミスが生じてしまうこともなくなり、結果として迅速なマニュアル補給の実現が可能になる。
【0047】しかも、このメダル貸出機1′は、紙幣搬送部30が設けられたスロットマシン島にて用いられるものである。すなわち、ビルバリスタッカ6や紙幣識別のための機構等をメダル貸出機1′に内蔵する必要がない。そのため、メダル貸出機1′内のスペースの有効活用を図るべく、メダルジョッキ7′をメダル貸出機1′の上端近傍にまで延ばすことができ、これによりメダルジョッキ7′内のメダル収納容量が大幅に増大することになる。
【0048】以上のことから、本実施形態のメダル貸出機1′およびこれに用いるメダルジョッキ7′によれば、カートリッジ式の採用によって迅速なマニュアル補給の実現が可能になるのに加えて、そのメダルジョッキ7′のメダル収納容量の増大化に伴いメダルの補給回数も削減できるので、遊技者に快適な遊技環境を提供しつつ、より一層稼働率の低下を防ぐことができるようになる。
【0049】なお、上述した各実施形態では、メダルジョッキ7,7′の底板7aがスライドによって開閉する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、底板7aは、メダル貸出機1,1′内への挿着時に開いた状態となり、かつ、閉じた状態のときにメダルジョッキ7,7′内にメダルを収納して持ち運べれば、他の機構によって開閉自在に構成されたものであってもよい。他の機構としては、例えば、底板7aを揺動自在に支持するヒンジ機構および底板7aを閉じた状態に保持するラッチ機構を用いて構成することが考えられる。この場合、メダル貸出機1,1′内への挿入時には、例えば開閉ピンがラッチ機構のラッチを解除することで、底板7aが開いた状態になるようにすればよい。
【0050】また、各実施形態では、メダル貸出機1,1′内への挿入時におけるメダルジョッキ7,7′の底板7aの開閉を、作業者の手作業または底板7aと係合する開閉ピンが行う場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばメダルジョッキ7,7′の位置検出センサおよび電磁ソレノイド等の駆動源を用いて底板7aを開閉するようにしてもよい。
【0051】さらに、各実施形態では、本発明をメダル貸出機1,1′およびメダルジョッキ7,7′に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばパチンコ玉の貸し出しを行う玉貸出機等であっても適用可能であることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の遊技媒体貸出機および媒体補給器具によれば、遊技媒体を収納した媒体補給器具を媒体貯留手段の上方に挿着すれば、その媒体補給器具内のメダルは媒体貯留手段内に落下して、その媒体貯留手段内に貯留されることになる。つまり、媒体貯留手段の上方に遊技媒体を収納した媒体補給器具を挿着するだけで、その媒体貯留手段内への遊技媒体の補給が行えるようになる。そのため、遊技媒体の補給作業に要する手間を従来よりも軽減できるので、作業者が煩わしさを感じてしまうのを抑えられるとともに、従来のような作業ミスが生じてしまうことも防止できる。さらには、これらのことから、補給作業に要する時間を従来よりも短縮でき、結果として迅速なマニュアル補給の実現が可能になる。したがって、システム構成の簡素化等のためマニュアル補給に対応する場合であっても、従来のように遊技者を待たせたり、稼働率低下を招いてしまうことがなくなる。




 

 


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