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発明の名称 遊技媒体貸出機のノズルシュートおよび遊技媒体貸出機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−79143(P2001−79143A)
公開日 平成13年3月27日(2001.3.27)
出願番号 特願平11−262896
出願日 平成11年9月17日(1999.9.17)
代理人 【識別番号】100086298
【弁理士】
【氏名又は名称】船橋 國則
発明者 田中 智啓
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 遊技機に隣接する遊技媒体貸出機から払い出される遊技媒体を前記遊技機の下皿へ案内すべく前記遊技媒体貸出機の前面から前記遊技機側に突設された遊技媒体貸出機のノズルシュートであって、前記遊技機側への突出部分を揺動自在に支持するノズル支持部と、前記ノズル支持部による前記突出部分の支持角度が所定角度であるか否かを検出する位置検出手段とを有することを特徴とする遊技媒体貸出機のノズルシュート。
【請求項2】 遊技機に隣接して設置される遊技媒体貸出機であって、前記遊技機での遊技に用いる遊技媒体の払い出しを行う媒体払出手段と、前記媒体払出手段が払い出す遊技媒体を前記遊技機の下皿へ案内すべく前記遊技媒体貸出機の前面から前記遊技機側に突設されたノズルシュートと、前記ノズルシュートの突出部分を揺動自在に支持するノズル支持部と、前記ノズル支持部による前記突出部分の支持角度が所定角度であるか否かを検出する位置検出手段とを備えることを特徴とする遊技媒体貸出機。
【請求項3】 前記位置検出手段によって前記突出部分の支持角度が所定角度であることが検出された場合にのみ、前記媒体払出手段に遊技媒体の払い出しを行わせる払出制御手段を備えることを特徴とする請求項2記載の遊技媒体貸出機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばメダルやパチンコ玉といった遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸出機に付設され、その遊技媒体を遊技媒体貸出機に隣接するスロットマシンやパチンコ台等の遊技機に案内するノズルシュート、および、そのノズルシュートを具備してなる遊技媒体貸出機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技媒体貸出機の一例であるメダル貸出機の中には、遊技者に貸し出すメダルをそのメダル貸出機に隣接するスロットマシンの下皿内へ払い出すべく、メダル払出口にノズルシュートが付設されたものがある。このようなノズルシュートが付設されたメダル貸出機では、遊技者がメダルの払い出しを受ける際にそのメダルを一旦手で受け取ってスロットマシンの下皿へ移し換えるといった作業が不要となるので、遊技者に快適な遊技環境を提供できるようになる。
【0003】ところで、ノズルシュートは、メダル貸出機のメダル払出口から払い出されるメダルをスロットマシンの下皿へ案内するために、メダル貸出機の前面からスロットマシン側に突出するように形成されているが、その突出部分が略水平方向に揺動し得るように支持されているものが多い。これは、ノズルシュートの突出部分が略水平方向に移動して、その先端がスロットマシンの下皿から外れる位置に退避することによって、遊技者が下皿内のメダルを取り出し易くしたり、メンテナンス等のためスロットマシンの前面パネルを開けた際にその前面パネルとの干渉を防ぐためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述したように突出部分が揺動自在に支持されたノズルシュートでは、スロットマシンの下皿以外にもメダルを払い出してしまうおそれがある。すなわち、従来のノズルシュートでは、その先端位置がスロットマシンの下皿から外れた状態にあっても、遊技者が先端位置を確認することなくメダル貸出機に貨幣を投入すると、そのメダル貸出機のメダル払出口からは貨幣投入額に応じた枚数のメダルが払い出されてくるので、そのメダルをスロットマシンの下皿ではなく例えば遊技場のフロアに払い出してしまう。したがって、この場合には、払い出されたメダルを回収するために、遊技者または遊技場の店員等による多大な労力を必要としてしまう。また、これに伴って、スロットマシンの稼働率低下を招いてしまうことも考えられる。
【0005】そこで、本発明は、遊技媒体貸出機に付設されたノズルシュートが揺動自在に支持されている場合であっても、そのノズルシュートが遊技機の下皿以外に遊技媒体を払い出すのを防止可能にする、遊技媒体貸出機のノズルシュートおよび遊技媒体貸出機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するために案出された遊技媒体貸出機のノズルシュートで、遊技機に隣接する遊技媒体貸出機から払い出される遊技媒体を前記遊技機の下皿へ案内すべく前記遊技媒体貸出機の前面から前記遊技機側に突設されたものであって、前記遊技機側への突出部分を揺動自在に支持するノズル支持部と、前記ノズル支持部による前記突出部分の支持角度が所定角度であるか否かを検出する位置検出手段とを有することを特徴とするものである。
【0007】また、本発明は、上記目的を達成するために案出された遊技媒体貸出機で、遊技機に隣接して設置されるものであって、前記遊技機での遊技に用いる遊技媒体の払い出しを行う媒体払出手段と、前記媒体払出手段が払い出す遊技媒体を前記遊技機の下皿へ案内すべく前記遊技媒体貸出機の前面から前記遊技機側に突設されたノズルシュートと、前記ノズルシュートの突出部分を揺動自在に支持するノズル支持部と、前記ノズル支持部による前記突出部分の支持角度が所定角度であるか否かを検出する位置検出手段とを備えることを特徴とするものである。
【0008】上記構成のノズルシュートおよび遊技媒体貸出機によれば、ノズルシュートの突出部分の支持角度が所定角度であるか否かを、位置検出手段が検出するようになっている。したがって、位置検出手段による検出結果を基にすれば、例えばノズルシュートの突出部分の先端が遊技機の下皿内に位置する場合など、その支持角度が所定角度である場合にのみ遊技媒体の払い出しを行い得るようにする、といったことが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係る遊技媒体貸出機のノズルシュートおよび遊技媒体貸出機について説明する。ただし、ここでは、本発明を、スロットマシンの下皿にメダルを案内するノズルシュートおよびそのノズルシュートを具備してなるメダル貸出機に適用した場合を例に挙げて説明する。図1は本発明に係るノズルシュートの一例を示す平面図であり、図2は本発明に係る遊技媒体貸出機およびこれに隣接する遊技機の外観の一例を示す正面図である。
【0010】ここで、本実施形態のノズルシュートの説明に先立ち、そのノズルシュートを具備してなるメダル貸出機およびそのメダル貸出機に隣接するスロットマシンの概要について説明する。
【0011】図2に示すように、本実施形態のメダル貸出機10は、スロットマシン20の側部に付設された状態で用いられるものである。スロットマシン20は、その前面に、メダル投入口21、遊技操作部22および下皿23を有しており、メダル投入口21へのメダルの投入を条件に、遊技操作部22を操作する遊技者に遊技を行わせ、その遊技の結果に応じて下皿23へのメダルの払い戻しを行うように構成されたものである。
【0012】一方、メダル貸出機10は、貨幣の投入を条件に、スロットマシン20のメダル投入口21へ投入可能なメダルの貸し出しを行うものである。そのために、メダル貸出機10には、その前面側に、貨幣が投入される貨幣投入口11と、メダルが払い出されるメダル払出口12と、貨幣投入額やメダル払出枚数等の各種情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)等の表示パネル13と、が設けられている。つまり、このメダル貸出機10では、貨幣投入口11への貨幣の投入があると、その投入額に応じた枚数のメダルをメダル払出口12から払い出すようになっている。
【0013】このようなメダル払出口12からのメダルの払い出しを行うために、メダル貸出機10の内部には、図示しないメダル払出ホッパーおよびメダル払出機構が設けられている。メダル払出ホッパーは、メダル払出口12から払い出すためのメダルを所定枚数(例えば200枚)貯留しておくものである。メダル払出機構は、メダル払出ホッパー内に貯留されたメダルを受け取って、これをメダル払出口12へ排出するものである。なお、このメダル払出機構では、モータ等の駆動源を利用してメダルの排出を行うようになっている。
【0014】さらに、メダル貸出機10の内部には、メダル払出機構をはじめとしたメダル貸出機10全体の動作制御を行うために、図示しない制御部が設けられている。この制御部は、所定プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)や、その所定プログラムを格納したROM(Read Only Memory)や、CPUのワークメモリとして用いられるRAM(Random Access Memory)等、によって構成されている。
【0015】また、メダルの払い出しを行うメダル払出口12には、払い出したメダルをスロットマシン20の下皿23へ案内するためのノズルシュート30が付設されている。
【0016】ここで、このノズルシュート30について詳しく説明する。ノズルシュート30は、図1に示すように、メダル貸出機10の前面に突設されたものである。詳しくは、メダル払出口12に取り付けられたノズルベース31と、このノズルベース31からスロットマシン20側に突出するノズル32と、このノズル32に対応してノズルベース31内に配設されたマイクロスイッチ33と、を有してなるものである。
【0017】ノズルベース31は、その内部にメダルを通過させるためのベース内通路31aを有しており、そのベース内通路31aがメダル払出口12と連通するようにメダル払出口12に取り付けられている。ただし、ノズルベース31は、メダル払出口12からのメダルを受け取り得る範囲内で、そのメダル払出口12に対して上下方向に位置調整可能に取り付けられたものであってもよい。
【0018】また、ノズルベース31には、メダル払出口12側の反対側の端部近傍に、ノズル32を略水平方向に揺動自在に支持するためのノズル支持部31bが設けられている。このノズル支持部31bは、例えば、ノズルベース31の上側部材と下側部材とによって、ノズル32の基端部側を垂直軸周りに回転可能に挟持するように構成すればよい。
【0019】ノズル32は、ノズルベース31のノズル支持部31bに嵌合する円筒状のボス部32aと、このボス部32a内を貫通してノズルベース31のベース内通路31aに連なるとともに、スロットマシン20の下皿23側へ湾曲して延出するU溝状のノズル通路32bと、このノズル通路32bの先端に設けられたノズルトップ32cと、からなるものである。
【0020】このうち、ノズル通路32bの基端部側は、ノズル32が揺動しても常にノズルベース31のベース内通路31aと連通し得るようにその形状が末広がり状に形成されている。また、ノズル通路32bの上面には、透明の上面カバー32dが装着されている。そして、ノズル通路32b自体は、メダルが立った状態では通過できず、横に寝かされた状態でのみ滑り落ちることができるように、その幅と高さが設定されている。ただし、上面カバー32dには、ノズル通路32b内でのメダル詰まりの解消を可能にするために、長穴等を多数穿設することが望ましい。また、ノズルトップ32cは、ノズル通路32bに対して上下方向に所定範囲(例えば40度)だけ揺動できるように支持されている。これは、ノズルシュート30とスロットマシン20の下皿23との間の高さ方向位置の差に対応し得るようにするためのものである。
【0021】なお、ノズル32とノズルベース31との間には、ノズル32の水平方向への揺動を所定位置で固定するためのラッチ機構(ただし不図示)が設けられていてもよい。このラッチ機構は、例えば、ノズル32のボス部32aに規則的に設けられた凹部と、ノズルベース31側からその凹部に向けて付勢されるストッパピンと、によって構成することが考えられる。
【0022】マイクロスイッチ33は、接触子レバーの開閉状態に応じて作動するスイッチであり、ノズル支持部31bによるノズル32の支持角度が所定角度であるか否かを検出するためのものである。ここでいう所定角度とは、ノズルトップ32c、すなわちノズル32の先端がスロットマシン20の下皿23内に位置するような角度のことである。
【0023】このような検出を行うために、ノズル32のボス部32aには、マイクロスイッチ33が有する接触子レバーに対応する高さ位置に、その円筒外周の一部を切り欠いた形状の凹部32eが設けられている。すなわち、マイクロスイッチ33は、その接触子レバーの先端が凹部32eに嵌合するか否かに応じてオン/オフが切り換えられるようになっている。したがって、マイクロスイッチ33と凹部32eとの位置関係も、詳細を後述するように、ノズル32先端が下皿23内に位置する状態でマイクロスイッチ33がオン(またはオフ)するようそれぞれが配置されている。
【0024】次に、以上のように構成されたノズルシュート30を介して、メダル貸出機10のメダル払出口12からスロットマシン20の下皿23へメダルの払い出しを行う場合の処理動作例について説明する。図3は本実施形態におけるノズル支持角度の検出状態の概要を示す平面解説図である。
【0025】下皿23へのメダルの払い出しは、メダル貸出機10が貨幣投入口11への貨幣の投入に応じて行う。ただし、メダル貸出機10では、メダルの払い出しを行うのにあたって、先ずはじめに、制御部がノズルシュート30のマイクロスイッチ33における検出状態を確認する。
【0026】ここで、図3(a)に示すように、ノズル32先端が下皿23内に位置していると、マイクロスイッチ33は、その接触子レバーが凹部32eに嵌合するので、オン(またはオフ)した状態となる。したがって、制御部は、そのマイクロスイッチ33での検出結果から、ノズル32先端が下皿23内に位置していると判断し、メダル払出機構に対して貨幣投入額に応じた枚数のメダルを払い出すように動作指示を与える。これにより、メダル払出機構からはメダルが払い出され、そのメダルはノズルシュート30を介してスロットマシン20の下皿23まで案内される。
【0027】このときに、ノズルシュート30のノズル通路32bは、メダルを横に寝かせた状態で下皿23に向けて滑り落とすようになっている。そのため、下皿23内へメダルを払い出しても、メダルを立たせた状態で払い出した場合のようにそのメダルが転がり勢いによって下皿23から飛び出してしまうおそれがない。しかも、例えば下皿23の上部に飾り用の突起部等が形成されていても、その突起部等による制約を受け難くなる。すなわち、メダルを立たせた状態で払い出す場合のように、その突起部等による寸法的な制約によってノズル先端を下皿23内へ位置させることができない、といったことがなくなる。
【0028】一方、図3(b)に示すように、ノズル32先端が下皿23内に位置していないと、マイクロスイッチ33は、その接触子レバーが凹部32eに嵌合しないので、オフ(またはオン)した状態となる。したがって、制御部は、そのマイクロスイッチ33での検出結果から、ノズル32先端が下皿23内に位置していないと判断し、貨幣投入口11への貨幣投入があっても、メダル払出機構に対してメダルの払い出しを行わないように指示を与える。さらに、制御部は、その旨を表示パネル13に表示させ、その旨を貨幣の投入者に通知する。
【0029】これにより、メダル払出機構からはメダルが払い出されることがない。つまり、ノズル32先端が下皿23内に位置していないことを確認せずに、遊技者が貨幣投入口11への貨幣投入を行っても、メダル払出機構からはメダルが払い出されることがない。したがって、遊技者がノズル32先端の位置を確認することなく貨幣投入口11への貨幣投入を行っても、例えば誤って遊技場のフロアにメダルを払い出してしまうといったことを未然に防止できるので、従来のようにメダル回収に多大な労力を必要としたり、スロットマシン20の稼働率低下を招いてしまうことがなくなる。
【0030】その後、表示パネル13を見た貨幣の投入者によって、ノズル32先端が下皿23内に移動されると、その移動に応じてマイクロスイッチ33がオン(またはオフ)した状態となるので、制御部は、既に説明した場合と同様にメダル払出機構に動作指示を与えて下皿23へのメダルの払い出しを行わせる。
【0031】なお、マイクロスイッチ33は、接触子レバーが凹部32eに嵌合した状態でオン/オフのどちらになる設定であってもよいが、接触子レバーが凹部32eに嵌合した状態でオンとなり、マイクロスイッチ33がオンのときに制御部がメダルの払い出しを指示するような設定であれば、マイクロスイッチ33の故障(接触子レバーが凹部32eに嵌合してもオンにならない等)が発生しても、これによる誤動作を未然に防ぐことができる。
【0032】ところで、スロットマシン20には、その機種により下皿23の位置や大きさ等が異なるものが存在している。この場合にも下皿23へのメダル払い出しを確実に行い得るようにするためには、ノズル32の水平方向への揺動を利用して、ノズル32先端の位置を下皿23の位置に対応させることが考えられる。すなわち、例えば図4に示すように、下皿23の位置や大きさ等が異なっても、ノズル32先端を水平方向に移動させてその下皿23内に位置させれば、その下皿23へのメダル払い出しを確実に行い得るようになる。
【0033】このとき、ノズル32とノズルベース31との間に設けられたラッチ機構が所定ピッチ(例えば15°ピッチ)で作用するように構成されていれば、ノズル32先端を下皿23内に位置させるべく移動させても、ノズル32をそれぞれの位置で固定してふらつかないようにすることができる。
【0034】ただし、このようにノズル32先端の移動により下皿23の位置や大きさ等の相違に対応する場合には、それぞれの位置でメダルの払い出しを行い得るようにしなければならない。つまり、それぞれの位置でマイクロスイッチ33がオン(またはオフ)した状態になる必要がある。
【0035】そのためには、マイクロスイッチ33の配設位置を調整可能にすることも考えられる。ところが、かかる場合には、下皿23の位置や大きさ等の相違に対応する度に、すなわちスロットマシン20の新設または機種変更の都度、マイクロスイッチ33の配設位置を調整しなければならないため、その作業労力が多大なものとなってしまい、下皿23の位置や大きさ等の相違に容易に対応することができなくなってしまう。
【0036】そこで、本実施形態のノズルシュート30では、マイクロスイッチ33の配設位置を調整しなくても、それぞれの位置でマイクロスイッチ33がオン(またはオフ)した状態になるように、マイクロスイッチ33の接触子レバーに対応する凹部32eの形状を、ボス部32aの外周をある一定角度に渡って切り欠いた弧状または弦状としている。
【0037】このように凹部32eを形成することで、マイクロスイッチ33は、図5(a)に示すように、ノズル32の基端部側がメダル貸出機10の前面から略垂直方向に突出した状態でオン(またはオフ)するのに加えて、図5(b)に示すように、ノズル32の基端部側が略垂直方向からスロットマシン20に近づく側(以下、単に「スロットマシン側」という)に移動された場合にもオン(またはオフ)した状態のままとなる。したがって、このノズルシュート30では、ノズル32先端が下皿23内に位置させるべく移動させても、それぞれの位置で下皿23内へのメダルの払い出しを確実に行い得るようになる。
【0038】ただし、このように凹部32eを形成した場合であっても、ノズル32の基端部側がスロットマシン20から遠ざかる側(以下、単に「反スロットマシン側」という)に移動されると、図3(b)に示すように、マイクロスイッチ33は、オフ(またはオン)した状態となる。したがって、かかる場合には、既に説明したようにメダルの払い出しは行われない。
【0039】ノズル32の基端部側がメダル貸出機10の前面から略垂直方向に突出している場合を境にしてマイクロスイッチ33のオン/オフが切り換わるようにしたのは以下に述べる理由による。
【0040】ノズル32先端が下皿23内から外れる位置に移動したまま、そのノズル32の戻し忘れが発生するのは、主に、遊技者が下皿23内のメダルを取り出し易くすべくノズル32を退避させた場合である。したがって、この場合、通常、ノズル32は、反スロットマシン側の揺動限界まで移動されている。これに対して、下皿23の位置や大きさ等の相違に対応する場合であっても、ノズル32は、その基端部側がメダル貸出機10の前面から略垂直方向に突出している状態からスロットマシン側に移動すれば足りることが殆どである。
【0041】これらのことを考慮して、本実施形態のノズルシュート30では、ノズル32の基端部側がメダル貸出機10の前面から略垂直方向に突出している場合を境にしてマイクロスイッチ33のオン/オフが切り換わるように、マイクロスイッチ33と凹部32eとの位置関係を設定している。
【0042】なお、マイクロスイッチ33と凹部32eとの位置関係はこれに限定されるものではなく、ノズル32先端が下皿23内に位置する状態でマイクロスイッチ33がオン(またはオフ)するようそれぞれが配置されていれば、他の位置関係であってもよい。
【0043】また、本実施形態では、凹部32eがボス部32aの外周をある一定角度に渡って切り欠いた弧状または弦状に形成された場合を例に挙げて説明したが、これは加工の容易さ等を考慮したものであって、他の形状でも同様にノズル32の支持角度を検出し得ることは勿論である。
【0044】さらに、本実施形態では、マイクロスイッチ33と凹部32eとによってノズル32の支持角度を検出する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の手段を用いて検出するようにしてもよい。他の手段としては、例えばノズル32のボス部32aと共に回転する円盤状のスリットに切り欠きを設け、その切り欠きを光電センサ等により検出することが考えられる。
【0045】また、本実施形態では、スロットマシン10の下皿23にメダルを案内するノズルシュート30、および、そのノズルシュート30を具備してなるメダル貸出機10に、本発明を適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、遊技媒体の一例であるパチンコ玉をパチンコ台の下皿に案内するノズルシュート、および、そのノズルシュートを具備してなる玉貸出機等であっても、全く同様に適用可能であることはいうまでもない。
【0046】さらにまた、本実施形態では、ノズルシュートの突出部分が略水平方向に揺動する場合について説明したが、例えば略垂直方向の揺動する場合であっても同様に、その支持角度に応じて遊技媒体の払い出しを制御することは可能である。
【0047】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の遊技媒体貸出機のノズルシュートおよび遊技媒体貸出機では、ノズルシュートの突出部分の支持角度が所定角度であるか否かを、位置検出手段が検出するようになっているので、位置検出手段による検出結果を基にすれば、例えばノズルシュートの突出部分の先端が遊技機の下皿内に位置する場合など、その支持角度が所定角度である場合にのみ遊技媒体の払い出しを行い得るようにする、といったことが可能になる。つまり、ノズルシュートが揺動自在に支持されている場合であっても、そのノズルシュートが遊技機の下皿以外に遊技媒体を払い出してしまうのを防止できるようになる。したがって、例えば遊技者がノズルシュートの突出部分の先端位置を確認することなく貨幣投入等を行っても、例えば誤って遊技場のフロアにメダルを払い出してしまうといったことを未然に防止できるので、従来のようにメダル回収に多大な労力を必要としたり、スロットマシンの稼働率低下を招いてしまうことがなくなる。




 

 


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