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発明の名称 パチンコシミュレータ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−96066(P2001−96066A)
公開日 平成13年4月10日(2001.4.10)
出願番号 特願平11−279621
出願日 平成11年9月30日(1999.9.30)
代理人 【識別番号】100071135
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 強
【テーマコード(参考)】
2C001
2C088
【Fターム(参考)】
2C001 AA00 AA02 BA00 BA01 BA05 BB00 BB01 BB05 BC00 BC03 BC10 CB01 CC02 
2C088 AA73
発明者 根木 優
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 各種設定条件に基づく物理モデルに従ってパチンコ玉の軌道を演算するパチンコシミュレータにおいて、仮想パチンコ台に対する調整に応じて設定条件が変化したときは、変化した設定条件に基づいてパチンコ玉の連続発射状態における各パチンコ玉の軌道を高速演算するシミュレート手段と、このシミュレート手段により演算された各パチンコ玉の軌道に基づいてパチンコ玉の軌道を統計的に示す所定の評価値を算出する演算手段と、この演算手段による評価値を表示する表示手段とを備えたことを特徴とするパチンコシミュレータ。
【請求項2】 前記シミュレート手段は、パチンコ玉の発射速度をバネの安定度パラメータに基づいてランダムに変化させることを特徴とする請求項1記載のパチンコシミュレータ。
【請求項3】 前記シミュレート手段は、使用者による設定に応じてパチンコ玉の通常の打出強度を変更可能となっていることを特徴とする請求項1または2記載のパチンコシミュレータ。
【請求項4】 前記評価値とは、計測ポイントにおける玉通過数または玉通過比率、或いは所定の入賞口への入賞回数または入賞比率であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のパチンコシミュレータ。
【請求項5】 前記計測ポイントは、任意に1箇所または複数箇所設定可能であることを特徴とする請求項4記載のパチンコシミュレータ。
【請求項6】 前記表示手段は、前記演算手段による評価値をリアルタイムで表示することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のパチンコシミュレータ。
【請求項7】 前記演算手段は、評価値の演算を高速で内部処理することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のパチンコシミュレータ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物理モデルに従ってパチンコ玉の軌道計算するパチンコシミュレータに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、ゲームソフトとして、パチンコ台のシミュレーションゲームが提供されており、使用者は、自宅に居ながら仮想パチンコ台による仮想遊技を楽しむことができる。
【0003】しかしながら、このようなシミュレーションゲームでは、仮想パチンコ台に対して釘調整を行うことができるようになっているものの、釘調整後に試打を行わないと、釘調整による効果を知ることができなかった。しかも、試打を行うにしても、釘調整による効果を明確に判定することはできないのが実情である。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、仮想パチンコ台に対する調整による効果を明確に判定することができるパチンコシミュレータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、各種設定条件に基づく物理モデルに従ってパチンコ玉の軌道を演算するパチンコシミュレータにおいて、仮想パチンコ台に対する調整に応じて設定条件が変化したときは、変化した設定条件に基づいてパチンコ玉の連続発射状態における各パチンコ玉の軌道を高速演算するシミュレート手段を設け、このシミュレート手段により演算された各パチンコ玉の軌道に基づいてパチンコ玉の軌道を統計的に示す所定の評価値を算出する演算手段を設け、この演算手段による評価値を表示する表示手段を設けたものである(請求項1)。
【0006】このような構成によれば、シミュレート手段は、仮想パチンコ台に対する調整に応じて設定条件が変化したときは、変更した設定条件に基づいてパチンコ玉の連続発射状態における各パチンコ玉の軌道を高速演算する。これにより、多数のパチンコ玉の軌道を短時間で実機の動作と同様にシミュレートすることができる。そして、演算手段はシミュレート手段により演算された各パチンコ玉の軌道に基づいてパチンコ玉の軌道を統計的に示す所定の評価値を算出し、表示手段は演算手段による評価値を表示するので、その評価値に基づいて釘調整の効果を知ることができる。
【0007】上記構成において、前記シミュレート手段は、パチンコ玉の発射速度をバネの安定度パラメータに基づいてランダムに変化させるようにしてもよい(請求項2)。
【0008】このような構成によれば、パチンコ玉の発射速度はランダムに変化するので、実機の如くパチンコ玉の発射位置が変化し、シミュレートの信頼性を高めることができる。
【0009】また、前記シミュレート手段は、使用者による設定に応じてパチンコ玉の通常の打出強度を変更可能となっているようにしてもよい(請求項3)。このような構成によれば、使用者はパチンコ玉の通常の打出強度を変更することができるので、パチンコ玉の発射位置による釘調整の影響を知ることができる。
【0010】また、前記評価値とは、計測ポイントにおける玉通過数または玉通過比率、或いは所定の入賞口への入賞回数または入賞比率であってもよい。(請求項4)。このような構成によれば、計測ポイントにおける玉通過数または玉通過比率、或いは所定の入賞口への入賞回数または入賞比率を知ることができるので、釘調整により計測ポイントを通過するパチンコ玉数の変化を知ることができると共に、入賞口に入賞するパチンコ玉数の変化を知ることができる。
【0011】また、前記計測ポイントは、任意に1箇所または複数箇所設定可能であってもよい(請求項5)。このような構成によれば、計測ポイントは任意に1箇所または複数箇所設定可能であるので、釘調整による影響を総合的に判断することができる。
【0012】また、前記表示手段は、前記演算手段による評価値をリアルタイムで表示するようにしてもよい(請求項6)。このような構成によれば、評価値はリアルタイムで表示されるので、使用者は釘調整による効果を直ちに知ることができる。
【0013】また、前記演算手段は、評価値の演算を高速で内部処理するようにしてもよい(請求項7)。このような構成によれば、評価値の演算は高速で内部処理されるので、多数のパチンコ玉の軌道計算を短時間で処理することができ、使用者は釘調整による効果を直ちに知ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をテレビゲーム機に適用した一実施の形態を図面を参照して説明する。図2は本システムの構成を概略的に示している。この図2において、テレビゲーム機(シミュレート手段、演算手段に相当)1はテレビ(表示手段に相当)2と接続されており、本出願人が提供する図示しないCD−ROMがセットされた状態でテレビ2に仮想遊技を表示するようになっている。このテレビゲーム機1は、電話回線3及びインターネット4を通じてネットワークパチンコサーバ5(本出願人が運用するサーバ)にアクセスするダイアルアップ接続機能が備えられており、使用者が本システムを利用して仮想遊技を楽しむ際は、予めダイアルアップ接続によりネットワークパチンコサーバ5にアクセスした状態で会員登録を行う。
【0015】さて、会員登録された使用者が本システムを利用するときは、テレビゲーム機1に本出願人が提供するCD−ROMをセットした状態でゲームソフトを読込んでスタートさせる。
【0016】このゲームソフトには、パチンコシミュレーション機能、パチスロシミュレーション機能、バーチャルパーラ(ネットワークパチンコサイト)機能などが備えられている。
【0017】パチンコシミュレーション機能には台紹介機能、プレイ機能、エディット機能が備えられており、台紹介機能では、使用者が選択したパチンコ台の機種説明、その機種の攻略に関する情報、その機種のリーチをテレビ2に表示する。また、プレイ機能では、使用者が選択したパチンコ台で遊技するもので、実機の動作を完全にシミュレーションしている。また、エディット機能では、パチンコ台の釘を調整したり、確率を設定したり、各種設定のON/OFFを設定する。さらに、エディット機能にはデータ解析の機能を備えている。
【0018】パチスロシミュレーション機能には台紹介機能、プレイ機能、エディット機能が備えられており、台紹介機能では、使用者が選択したパチスロ機の機種説明、その機種の攻略に関する情報をテレビ2に表示する。また、プレイ機能では、使用者が選択したパチンコ台で遊技するもので、実機の動作を完全にシミュレーションしており、目押しモードによりリプレイ外し等の技術向上のための練習を行うことができる。また、エディット機能では、プレイ中にパチスロ機の設定変更がゲームを中断することなく行うことができ、設定によるパチスロ機の違いを体験することができる。バーチャルパーラ機能は、テレビ2に表示された仮想パチンコ台或いは仮想パチスロ機で遊技することにより景品を獲得することができる。
【0019】ここで、上述したパチンコシミュレーション機能におけるデータ解析機能として釘調整評価値機能が備えられている。この釘調整評価値機能とは、釘調整を含む各種調整が遊技に及ぼす影響を検討するための機能で、使用者が釘調整したときは、釘設定パラメータに基づいて多数のパチンコ玉を盤面に連続して打出した状態を内部処理により高速演算でシミュレートすると共に、そのシミュレートを元に釘調整による評価値を演算するもので、その評価値をテレビ2の表示画面にリアルタイムで表示する機能である。
【0020】次に上記構成の作用について説明する。パチンコシミュレーション機能において設定条件の変更によるパチンコ玉の軌道の変化を統計的に知りたいときは、釘調整評価値機能を動作させる。
【0021】図3はテレビゲーム機1の釘調整評価機能動作を示すフローチャートである。この図3において、テレビゲーム機1は、釘調整が行われたか(S101)、台の傾きは変更されたか(S102)、バネの安定度は変更されたか(S103)、玉の打出強度は変更されたか(S104)、計測ポイントは変更されたかを判断しており(S105)、何れも変更がないときは、現在設定されているパラメータ、標準打出強度、計測ポイントに基づいて評価値計算処理を実行する(S106)。
【0022】この評価値計算処理とは、パチンコ玉を盤面に連続発射(例えば1分間に100個)する状態における各パチンコ玉の軌道を高速演算によりシミュレートするものである。この場合、テレビゲーム機1は、パチンコ玉の軌道はテレビ2に表示しないものの、連続発射されたパチンコ玉の軌道を内部処理により完全にシミュレートしており、斯様なシミュレートを発射パチンコ玉が例えば10000個となるまで実行する。このようなシミュレーションに要する時間は、テレビゲーム機1のCPUの処理速度に依存するものの、近年のCPUの処理速度によれば比較的短時間に処理することができるものである。
【0023】そして、テレビゲーム機1は、評価値計算処理により10000個のパチンコ玉の軌道のシミュレートが終了したときは、評価値を求め(S106)、釘調調整評価値を表示する(S107)。この場合、評価値としては、通過比率及びスタート入賞率が設定されている。この通過比率とは、シミュレートにより指定された計測ポイントを通過したパチンコ玉数を発射パチンコ玉の総数で除したものである。また、スタート入賞比率とは、スタート入賞口に入賞したパチンコ玉数を発射パチンコ玉の総数で除したものである。
【0024】さて、釘調整による効果を知りたいときは、所望の釘7に対して釘調整を行う。図4は仮想パチンコ台の表示画面である。この図4において、仮想パチンコ台6には、釘7が表示されていると共に、通常の入賞口8、スタート入賞口9、大口入賞口10、デジタル表示器11等が実機の如く表示されている。仮想パチンコ台6に対して釘調整を行う場合は、釘調整評価値機能を動作させてから、所望の釘7をカーソルでポイントした状態で釘調整ポイントであることを指示する。これにより、同図に示すように釘調整ウインド12が表示される。この釘調整ウインド12中には、釘13が斜視して拡大表示されると共に、その釘13の基端部に上下方向及び左右方向への複数の矢印14が表示される。従って、使用者は、テレビゲーム機1に対する操作により所望の矢印14を選択することにより、釘7の位置を0.01mm単位で矢印方向に調整することができる。
【0025】また、評価対象とする計測ポイントを設定する場合は、所望の計測ポイントをカーソルでポイントした状態で計測ポイントであることを指示する。これにより、図4に示すように矢印Aが表示される。この場合、複数箇所を計測ポイントに設定する場合は、同様な操作を繰返す。これにより、仮想パチンコ台6には矢印A、矢印B……が順に表示される。
【0026】さて、テレビゲーム機1は、上述のようにして使用者により釘調整が行われたときは(図3においてS101:YES)、釘調整によるパラメータを変化させると共に(S109)、計測ポイントが変更されたときは(S105:YES)、計測ポイントを変更した状態で(S113)評価値計算処理を実行する(S106)。この場合、発射したパチンコ玉のうち計測ポイントAを通過したパチンコ玉数が6000個であったときは、6000/10000により計測ポイントAにおける通過比率は60%となる。また、発射したパチンコ玉のうち計測ポイントBを通過したパチンコ玉数が2000個であったときは、2000/10000により計測ポイントBにおける通過比率は20%となる。また、スタート入賞口9に入賞したパチンコ玉が500個のときは、500/10000によりスタート入賞率は5%となる。
【0027】そして、テレビゲーム機1は、上述のようにして評価値計算処理を実行したときは、図1に示すように求めた評価値を仮想パチンコ台6の評価値ウインド15に表示する。
【0028】従って、使用者により釘調整が行われたときは、テレビ2にはその釘調整による所定の評価値が直ちに表示されるので、使用者は、リアルタイムで釘調整による効果を確認することができる。
【0029】この場合、釘調整によるパチンコ玉の軌道計算は高速で行われるので、釘調整を行ってから評価値が表示されるまでの時間は短く、使用者は釘調整による効果を直ちに確認することができる。
【0030】このような評価値の計算は、釘調整のみが行われたとき、或いは計測ポイントの変更が行われたときは勿論のこと、パチンコ台の傾きが変更されたり、バネの安定度が変更されたとき、さらにはパチンコ玉の打出速度を変更されたときに行われるので、上述した場合と同様に、使用者による変更操作に応じた効果を直ちに確認することができる。
【0031】このような実施の形態によれば、パチンコシミュレーションゲームにおいて、使用者が釘調整を含む各種設定を変更したときは、パチンコ玉の軌道を統計的に示す評価値を演算して表示するようにしたので、釘調整による影響を知るためには試打を行わなければならない従来例のものと違って、使用者は各種設定の変更による影響を確認することができる。
【0032】また、評価値は多数のパチンコ玉を連続して試打するシミュレーションに基づいて求められているので、実際に試打した場合と同様に判定精度を高めることができる。
【0033】しかも、シミュレーションに要する時間は極めて短いので、設定変更による影響を直ちに確認することができ、効率よく作業を行うことができる。
【0034】本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。パチンコ玉の軌道をシミュレーションする際にパチンコ玉の現在位置を表示しながら行うようにしてもよい。釘調整のポイントを複数箇所同時に設定できるようにしてもよい。評価値として、計測ポイントを通過したり入賞口8に入賞した玉数を表示するようにしてもよい。パソコンによりパチンコ台をシミュレーションするようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明のパチンコシミュレータによれば、仮想パチンコ台に対して調整に応じて設定条件が変化したときは、変化した設定条件に基づいてパチンコ玉の連続発射状態における各パチンコ玉の軌道を高速演算し、パチンコ玉の軌道を統計的に示す所定の評価値を表示するようにしたので、パチンコ台に対する台調整による効果を明確に判定することができるという優れた効果を奏する。




 

 


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