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発明の名称 パチンコ遊技機の発射装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−246064(P2001−246064A)
公開日 平成13年9月11日(2001.9.11)
出願番号 特願2000−60931(P2000−60931)
出願日 平成12年3月6日(2000.3.6)
代理人 【識別番号】100084043
【弁理士】
【氏名又は名称】松浦 喜多男
【テーマコード(参考)】
2C088
【Fターム(参考)】
2C088 BA40 
発明者 坂下 一行
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】遊技機前面下部に突設された発射ハンドルに、その回転位置により遊技盤面上への打ち出し位置を調整する発射レバーが、手動回転可能に軸支され、さらに、該発射レバーを任意の回転位置に保持するレバー保持手段を具備する発射装置において、前記レバー保持手段が、発射レバーの所定時間の静止を検出する静止検知手段と、該静止検知手段の静止判定により、発射レバーを保持する保持装置を備えてなるものであることを特徴とするパチンコ遊技機の発射装置。
【請求項2】レバー保持手段の静止検知手段が、発射レバーの回転方向に沿って多数の溝孔を間欠的に周設し、該溝孔列に対置して、溝孔の有無を検知する検知センサを設けると共に、所定時間中に検知センサのオン・オフ変換のない場合を発射レバーの静止と判定する制御手段を備えてなるものである請求項1記載のパチンコ遊技機の発射装置。
【請求項3】レバー保持手段の保持装置が、発射レバーと該発射レバーを回転可能に保持するハンドル本体のいずれか一方に、金属製の連結ディスクを設け、他方に該連結ディスクを吸着保持する電磁ブレーキを設けてなり、静止検知手段による発射レバーの静止検知により、電磁ブレーキを駆動して連結ディスクを吸着し、該発射レバーを保持するようにしたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機の発射装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機前面下部に突出して設けられ、遊技盤面に遊技球を打球する発射ハンドルの制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機には遊技盤面上への遊技球を発射するための発射装置が設けられている。この発射装置は、遊技機前面下部に突設された発射ハンドルに、発射レバーが手動回転可能に軸支されている。この発射レバーは回動操作により打球の強度を調整するものであり、遊技者は、盤面上の最適な位置に遊技球を打ち出すことができるように該発射レバーの回動調整を行い、最適と思われる位置において手で該発射レバーを保持し、打球動作を継続することとなる。また、遊技の途中において発射レバーから手を離した場合には、発射レバーは発射コイルバネの付勢力により、原点位置へ戻るように付勢されており、遊技再開の場合は前記動作を繰り返すこととなる。
【0003】このように従来のパチンコ遊技機にあっては、打球動作の継続中、発射ハンドルを手で握り発射レバーの位置を発射コイルバネの付勢力に抗して長時間固定し続ける必要があり、遊技者に大きな疲労負担を課していた。また、手の疲労等から手が左右に揺れて発射レバーが左右方向に微回動し、打ち出し位置にばらつきを生じて、安定した発射動作を行なうことができなかった。さらには、遊技継続の途中において、疲労回復のため或いは第1種パチンコ機にあっては、始動口ヘの入賞による特別始動記憶装置により記憶された保留球の消化のため、発射ハンドルから手を離すと付勢により発射レバーは原点に戻り、再び発射動作を再開し、最適位置を得るまでに数個の遊技球を無駄にする場合が多い。
【0004】遊技者の多くは、こうした問題への対応として発射レバーの裏面に遊技球をはめ込み、または硬貨等を挟み込んで固定して対応している。このため、発射ハンドルの損傷の原因となったり、多くの遊技者はそのままの状態で遊技を終了するため、次の遊技者は自己の望まない状態によって遊技が強制的に開始されることとなり、非常に不愉快な感情を抱くこととなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の問題点を解決するために、実公平7−42459号及び特開平11−114154号に開示されているように、発射レバーを電磁ブレーキにより所定回転位置で保持する構成を備えた発射装置が提案された。この特開平11−114154号の構成にあっては、発射モータをオン・オフさせるタッチセンサを備え、手で発射ハンドルを把持すると、該タッチセンサのオン動作により発射モータが作動すると共に、操作スイッチを押すと、電磁ブレーキが駆動して、発射レバーは当該位置に保持され、さらに手を離してタッチセンサがオフとなると同時に、発射レバーの保持が解除される構成となっている。
【0006】ところで、かかる構成は、操作スイッチの押圧操作を要するため、面倒であると共に、その操作スイッチの意味を理解しない遊技者にあっては用いることがなく、この結果、発射レバーの保持機構が充分活用されないこととなる。また、一方の手で発射レバーを保持しながら、他方の手で操作スイッチを押圧操作する必要があり、その操作中に手が動いて、保持位置が変わってしまい、再操作を要することとなる等の問題もある。
【0007】本発明は、簡易に発射レバーの保持がなされ、しかも保持機能を理解しない初心者にも、保持機能を有効に利用できる構成を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような遊技機前面下部に突設された発射ハンドルに、その回転位置により遊技盤面上への打ち出し位置を調整する発射レバーが、手動回転可能に軸支され、さらに、該発射レバーを任意の回転位置に保持するレバー保持手段を具備する発射装置において、前記レバー保持手段が、発射レバーの所定時間の静止を検出する静止検知手段と、該静止検知手段の静止判定により、発射レバーを保持する保持装置を備えてなるものである。
【0009】ここで、レバー保持手段の静止検知手段としては、発射レバーの回転方向に沿って多数の溝孔を間欠的に周設し、該溝孔列に対置して、溝孔の有無を検知する検知センサを設けると共に、所定時間中に検知センサのオン・オフ変換のない場合を発射レバーの静止と判定する制御手段を備えてなるものとすることができる。
【0010】また、レバー保持手段の保持装置としては、発射レバーと該発射レバーを回転可能に保持するハンドル本体のいずれか一方に、金属製の連結ディスクを設け、他方に該連結ディスクを吸着保持する電磁ブレーキを設けてなり、静止検知手段による発射レバーの静止検知により、電磁ブレーキを駆動して連結ディスクを吸着し、該発射レバーを保持するようにしたものとすることができる。このように電磁ブレーキにより保持する場合には、吸着力に抗して発射レバーを回動させることができ、これにより、保持解除が容易になされることとなる。
【0011】かかる構成にあって、遊技者は、遊技盤面上の最適の位置に遊技球が打ち出されるように、発射レバーを位置決めし、その位置で所定時間静止状態を保つと、自動的に位置固定される。このため、付加的な手動操作を要しないから面倒がない。従って、一方の手で発射レバーを保持しながら、他方の手で操作スイッチを押圧操作する等の操作が不要となり、その操作中に手が動いて、保持位置が変わってしまい、再操作を要するようなことは無く、遊技者は可及的最適な位置に発射レバーを保持することができる。しかも、このような、比較的短時間の発射レバーの静止保持は、遊技者の通常行なうことであるから、保持機能を理解しない初心者にあっても、自然と、発射レバーが保持され、その恩恵に浴することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。図1,2にあって、遊技機1の外枠には開開自在に前枠2が取り付けられ、前枠2の上部後方には遊技釘、入賞口、装飾部材、図柄表示部等で構成する遊技盤3が、下方には上受け皿4が取り付けられ、さらにその下方となる前枠2の前面最下部には下受け皿5が取り付けられ、下受け皿5の右側方に発射ハンドル40が突出して設けられている。
【0013】前記遊技盤3には、液晶表示装置,ドットマトリックス、CRT等からなる変動表示装置6等が設けられ、特別作動領域7に球が入ると、該変動表示装置6が変動する。連続して特別作動領域7に球が通過すると、所定個数を限度として入賞記憶が可能となり、該入賞記憶の消化によっても、変動入賞装置の変動が生ずる。そして、所定の図柄組み合わせとなると、大入賞口8が開放して、大当り作動を発生することとなる。前記発射ハンドル40は本発明の発射装置の一部を構成するものであり、その構成を図2〜5に従って詳細に説明する。
【0014】遊技球等を貯留する上受け皿4により遊技球は順次上受け皿パネルの裏面に設けられた整流器27(図3参照)を経て発射位置へと案内され、発射装置の発射ハンドル40の操作により、遊技盤面上に間欠的に送り出される。この発射ハンドル40は、図4,5で示すように、基部側を被覆するハンドルベース41と前部側を被覆するハンドル頭部42とで発射ハンドル本体が構成され、該ハンドルベース41,ハンドル頭部42間には、図5に示すように、基部側から順に発射レバー44,タッチセンサS が介装されている。発射レバー44は、中心に嵌合された連結軸46によって,発射ハンドル40に周方向に可逆回動可能に支持されており、後述の発射コイルバネ21に連繋されて待機位置に常時付勢されている。また、ハンドル頭部42は、透明もしくは透光性を有する素材によって形成されており、その内部には発光ダイオード,電球等からなる発光手段が内蔵されている。
【0015】発射ハンドル40の取付け位置に対応する前枠2の裏面側には、発射モータ20,発射モータ制御基板50,発射鎚51等を備えた支持基板48が配設されている。発射鎚51は、図3に示すように、前後方向に回動可能に軸支され、発射コイルバネ21によって前方付勢されており、下端をストッパー22に当接させることにより、上端側の前方回動位置を規定するようにしている。そして、この前方回動位置を、発射鎚51によって遊技球を打圧する打圧位置としている。発射鎚51には、軸支部から後方突成した支持アーム23にカムフォロア24が取付けられており、また、発射モータ20の回転軸25には、その回転により前記カムフォロア24と係合可能なウィングカム26が取付けられている。
【0016】そして、遊技者が発射レバー44に手を触れると、タッチセンサS のオン作動を介して発射モータ制御基板50から発射モータスイッチ(図示せず)に通電され、この状態で発射レバー44を待機位置から付勢力に抗して右に回すと、発射モータスイッチがON作動し、発射モータ20が起動される。すなわち、タッチセンサS のオン作動は、発射モータ20の駆動条件となる。そして、該発射モータ20の駆動によりウィングカム26が回転すると、該ウィングカム26がカムフォロア24と係合し、図4に示すように、発射鎚51を発射コイルバネ21の付勢に抗して後方に回動させ、ウィングカム26がさらに回転してカムフォロア24との係合が外れると、発射鎚51が発射コイルバネ21の付勢力によって打圧位置まで瞬間的に引き戻される。この動作の繰り返しにより、発射鎚51が一定間隔で連続的に打圧作動を生じるようになっている。これにより、発射レバー44の回動による発射ハンドル40の回動操作によって、遊技球を発射鎚51で打圧して、後述する発射位置から発射レール28の案内作用を介して遊技球を遊技盤面へ打ち出す発射装置が構成されている。
【0017】ここで、発射レバー44は発射コイルバネ21と連繋しているため、該発射レバー44の回転位置により発射コイルバネ21の張力が変化する。すなわち、該発射レバー44を右方向へ回転すればするほど、ウィングカム26との係合解除により生ずる発射鎚51の復元反力の力が強くなり、打圧力が増すこととなり、遊技球は強く弾かれて、遊技盤面の右方へ打ち出されることとなる。このように、発射レバー44の回動位置により、遊技盤面上での遊技球の打ち出し位置が調整される。
【0018】一方、上述したように、図3に示すように、前記上受け皿パネルの裏面側には、整流器27が装着されており、発射モータ20が駆動すると、その内部の球送り部材(図示せず)の作動により、発射レール28に整流器27の連通孔30から球が一個づつ供給される。そして発射鎚51が作動して、遊技球が発射される。また、これに続いて連通孔30から、再び発射位置に球が供給される。このように、発射ハンドル40の回動操作により、発射位置に遊技球が、順次約0.6秒の間隔を置きながら間欠的に送りこまれる。
【0019】次に本発明の要部につき説明する。上述したように遊技機前面下部に突設された発射ハンドル40には、その回転位置により遊技盤面上への打ち出し位置を調整する発射レバー44が設けられている。この発射レバー44は上述したように遊技球を遊技盤面上の最適位置に放出するために用いられる。ところが発射レバー44は発射コイルバネ21により常に原位置への付勢力を付与されており、手を緩めることにより位置が変化し易く、かつ遊技者に大きな負荷を与える。そこで、かかる問題を解消するために、本発明にあっては、かかる発射レバー44を仮固定するレバー保持手段を備えている。
【0020】上述のレバー保持手段につき説明する。前記発射レバー44の背面には金属製の連結ディスク60が固着され、さらに、ハンドルベース41には連結ディスク60と対向する位置に電磁石からなる電磁ブレーキ61が配設されている。そして、該電磁ブレーキ61に通電すると、連結ディスク60が吸引され、発射レバー44が発射コイルバネ21の付勢力に抗して保持されることとなる。ここで、電磁ブレーキ61の磁力は発射コイルバネ21の付勢力以上に設定される。これにより、発射レバー44を把持しなくとも、該発射レバー44は遊技者が設定した位置に保持されることとなる。尚、発射レバー44は電磁ブレーキ61の磁力により吸着保持されているだけであるから、かかる吸着力に抗して発射レバー44を回動することが可能であり、これにより、後述する近接センサS がオン・オフ変換して、その保持状態が解除される。
【0021】本発明にあっては、この電磁ブレーキ61を駆動するレバー保持手段として、発射レバー44を所定時間一定位置に停止保持されると、自動的に電磁ブレーキ61が駆動するようにしている。
【0022】かかる静止検知手段としては、図6で拡大して示すように、連結ディスク60の周囲に溝孔65を間欠的に周設して、この溝孔列64に、その溝孔65の有無を検知して、オン・オフ変換する近接センサS を対設し、タイマーT の設定時間t に近接センサS がオン・オフ変換されない場合に、発射レバー44が停止状態であると判定して、電磁ブレーキ61を作動させるようにして該位置を保持するようにした構成が提案される。
【0023】この作動を図7のタイムチャ−ト図で説明する。近接センサS は、溝孔列64の溝孔65の無い部分でオンとなり、溝孔65のある部分でオフとなる。そして、該近接センサS のオン・オフ変換ごとに、パルス信号pが発生する。一方、タイマーT はかかるパルス信号の発生ごとにリセットされ、設定時間t の消化に伴って、タイムアップ信号p を生ずる。そして、電磁ブレーキ61は、該タイムアップ信号p の発生に伴って駆動して発射レバー44を保持する。また、パルス信号pの発生により、駆動状態にある場合には停止復帰する。而して、自動的に発射レバー44の静止判定がなされ、その保持が行われ得る。この制御は、中央制御装置CPUを用いて容易に制御される。
【0024】かかる構成にあって、遊技者は発射レバー44を、遊技盤面上の最適の位置に遊技球が打ち出されるように位置決めし、その位置で所定時間静止状態を保つと、自動的にその位置が固定される。このため、操作スイッチの押圧操作を要しないから面倒がない。従って、一方の手で発射レバーを保持しながら、他方の手で操作スイッチを押圧操作する等の操作が不要となり、その操作中に手が動いて、保持位置が変わってしまい、再操作を要するようなことは無く、遊技者は可及的最適な位置に発射レバーを保持することができる。しかも、このような、比較的短時間の発射レバーの静止保持は、遊技者の通常行なうことであるから、保持機能を理解しない遊技者にあっても、自動的に発射レバー44の保持がなされ、その恩恵に浴することができる。
【0025】一方、このレバー保持手段による発射レバー44の保持は自動的になされるため、保持されているにもかかわらず、それを知らないで、発射レバー44を握締めたまま遊技をすることも考えられる。そこで、図1で示すように、遊技者が容易に確認できる場所に、保持動作表示ランプLを設けるようにしても良い。尚、該ランプLに代えて、ハンドル頭部42に内蔵した発光ダイオード,電球等からなる発光手段を用いて、保持状態の場合には、その発光状態を変えて発光させるようにしても良い。例えば、通常は、白色で発光していたのが、保持状態で赤色に発光したり、又は通常は無点灯であったのが保持状態で発光するようにする等が提案される。このほか表示手段としては種々提案され、たとえば変動表示装置6の画面を利用して、「レバー保持中」等の表示を行ってもよい。
【0026】また、遊技者によっては、このような発射レバー44の保持機能を遊技戦略上、好まない場合があり、この場合には、図5で示すように、ハンドルベース41等にキャンセルスイッチS を配設して、そのオン操作により、保持機能を停止することができ、発射レバー44を所定時間停止保持しても、電磁ブレーキ61を作動しないようにすることができる。この保持機能の停止は、当該遊技者がキャンセルスイッチS を再びオン操作することにより失効し、保持機能が有効状態となる。また、後述するように、遊技者が所定時間t 以上、手を発射ハンドル40から離した状態(遊技を終了したような場合)では、電磁ブレーキ61がオフ状態となって、保持作動が解除されると共に、該キャンセルスイッチS も解除され、次の遊技者は、保持機能が有効な状態にて、遊技を開始することとなる。
【0027】かかる発射レバー44のレバー保持手段による固定は、発射ハンドル40から手を離してタッチセンサS がオフ作動した後に、タイマーT の設定時限t が消化された後に解除される。この発射レバーの保持制御手段は中央制御装置CPUなどにより構成され、その保持制御態様を図8のフローチャートで説明する。
【0028】遊技者が発射ハンドル40を把持した状態にあっては、タッチセンサS がオン状態となって、ステップ■のように発射モータ20が駆動すると共に、中央制御装置に接続された記憶装置の所定番地にフラッグFを立て、F=1とする。そして、この状態で近接センサS がオン・オフ変換がなく、発射レバー44が停止状態となっていると、電磁ブレーキ61が駆動開始又は駆動継続し、発射レバー44が当該位置に保持される。発射レバー44の位置解除は、発射レバー44を電磁ブレーキ61の吸着力に抗して、回動させると強制解除される。
【0029】遊技者が発射ハンドル40から手を離して、タッチセンサS がオフ状態となっていると、タイマーT が作動しているかどうかを判定し、非作動状態の場合(ステップ■)には、Fの状態を診て、F=0の場合には、遊技者がいない状態とする。また、F=1である場合には、上述のステップ■で直前まで発射ハンドル40が把持されたこととなるから、現時点のタイマー消化時間tを「0」としてから、タイマーT をオン作動する。
【0030】さらにタイマーT がオン状態の場合にはステップ■で、タイマー消化時間tがタイマーT にあらかじめ設定した時間t 未満かどうかを判定し、未満の場合にはそのまま制御ルーチンを進行(発射レバー44の保持作動がなされている場合はこれが継続維持される)する。また、タイマー消化時間tがタイマーT にあらかじめ設定した時間t 以上である場合には、直ちに、電磁ブレーキ61の通電を遮断して発射レバー44の保持作動が解除され、原点位置に復帰する。そしてタイマーT を駆動停止すると共に、F=0とする。
【0031】而して、遊技者は発射ハンドル40から手を離して、t 秒が経過すると、発射レバー44の保持解除がなされ、この時間以内に発射ハンドル40を把持すれば、発射レバー44が保持されたままで、遊技が再開され得ることとなる。ここで設定時間t は適宜に選定され、例えば、30秒〜3分程度が適当と考え得られる。尚、この時間は煙草の操作が可能な時間から、次の客への予想交代時間の範囲で適宜決定される。
【0032】これにより、いわゆる第1種パチンコ機において、始動口に入った球が記憶保持されている状態にあって、その記憶数を消化するために打球を停止して、変動入賞装置の変動と、その図柄確定を待つような場合に、その短時間の打球停止によっては、発射レバー44の位置保持が解消されないこととなる。また、煙草の灰落し等で発射ハンドル40から手を離す必要のある場合にも、発射レバー44の仮保持が解消されることはない。尚、この手を開放した状態では、タッチセンサS のオフ動作により、発射モータ20がオフとなるから、打球を生じることもない。このため再び発射ハンドル40を保持するだけで、遊技が再開され、遊技球は、遊技者があらかじめ選定した遊技盤面の所定位置に打ち出されることとなる。また、遊技者が遊技終了した場合には、その所定時間t の経過後に、発射レバー44は原位置復帰するから、次の遊技者に不都合を与えることもない。 尚、本発明にあっては、発射ハンドル40から手を離してタッチセンサS がオフとなると同時に、保持解除するようにしても良い。
【0033】上述のレバー保持手段及び保持制御手段は中央制御装置CPUの制御により構成したものであるが、制御回路によっても、構成し得るものである。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上述したように、回転位置により遊技盤面上への打ち出し位置を調整する発射レバーを遊技者が最適位置で、所定時間静止するだけで、発射レバーを当該位置に自動的に保持するようにしたものであり、このため、発射レバーを保持するための付加的操作が不要となり、従って、一方の手で発射レバーを保持しながら、他方の手で操作スイッチを押圧操作する等の操作を要せず、その操作中に手が動いて、保持位置が変わってしまい、再操作が必要となるようなことは無くなり、遊技者は可及的最適な位置に発射レバーを保持することができる。しかも、このような、比較的短時間の発射レバーの静止保持は、遊技者の通常行なうことであるから、保持機能を理解しない遊技者にあっても、その恩恵に浴することができる。而して、発射レバーの保持機能を備えた構成として最適的となる優れた効果がある。




 

 


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