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発明の名称 パチンコ機および記録媒体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−239048(P2001−239048A)
公開日 平成13年9月4日(2001.9.4)
出願番号 特願2000−52866(P2000−52866)
出願日 平成12年2月29日(2000.2.29)
代理人 【識別番号】100095795
【弁理士】
【氏名又は名称】田下 明人
【テーマコード(参考)】
2C088
【Fターム(参考)】
2C088 AA03 BC05 BC18 CA27 EB55 
発明者 水野 雅裕
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 大当りに基づく遊技を行う際に所定の条件が満たされるまでに行う遊技を1ラウンドとした場合に、所定数のラウンドを実行可能なパチンコ機において、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を報知する報知手段を備えたことを特徴とするパチンコ機。
【請求項2】 前記報知手段は、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を所定のラウンドごとに報知することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
【請求項3】 前記報知手段は、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を各ラウンドごとに報知することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
【請求項4】 前記報知手段は、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数と、そのラウンド数が残りのラウンド数であることを知らせる情報とによって報知することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のパチンコ機。
【請求項5】 前記報知手段は、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を音声で報知することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載のパチンコ機。
【請求項6】 大当りに基づく遊技を行う際に所定の条件が満たされるまでに行う遊技を1ラウンドとした場合に、所定数のラウンドを実行可能なパチンコ機を機能させるためのコンピュータプログラムが記録された記録媒体において、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を報知するためのコンピュータプログラムが記録されたことを特徴とする記録媒体。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ機、およびそのパチンコ機を機能させるためのコンピュータプログラムが記録された記録媒体に関し、たとえば遊技盤に設けられた図柄表示装置によって変動表示された図柄が所定の図柄で停止した場合に、大入賞口を所定回数開放可能なパチンコ機、およびそのパチンコ機を機能させるためのコンピュータプログラムが記録された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパチンコ機として、たとえば図13に示すものが知られている。図13は、そのパチンコ機の正面説明図である。パチンコ機500は、遊技盤502に、第1種始動口504と、特別図柄表示装置506と、大入賞口508とを備える。遊技球が第1種始動口504に入賞すると、特別図柄表示装置506が、「0」〜「9」などの複数の図柄を3箇所に変動表示し、その3箇所の停止図柄が「777」などの所定の図柄(大当り図柄)に揃った場合に大当りが発生し、大入賞口508を所定時間開放する。そして、大入賞口508の予め設定された開放時間が経過するか、あるいは大入賞口508に予め設定された所定数の遊技球が入賞すると大入賞口508が閉口する。このとき、大入賞口508の内部に設けられた特定領域を遊技球が通過すると、連続して大入賞口508が開放する。このように、大入賞口508が開放してから閉口するまでを1ラウンドと云い、予め設定された最大ラウンド数を終了すると大当りによる遊技を終了する。また、このようなパチンコ機では、各ラウンド毎にラウンド数を特別図柄表示装置506に表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のように従来のパチンコ機は、各ラウンド毎にラウンド数を特別図柄表示装置506に表示するため、既に実行したラウンド数を知ることはできるが、実行可能なラウンド数が後どのくらい残っているかを知ることができないという問題がある。特に、昨今のパチンコ機は、機種によって最大ラウンド数が異なっている。たとえば、ある機種の最大ラウンド数は16であり、その機種の兄弟機種では15ラウンドあるいは13ラウンドであるという具合である。また、同一機種のパチンコ機でも、大当り図柄の種類によって最大ラウンド数が異なるものもある。したがって、そのような状況下では、遊技者が各機種毎あるいは大当り図柄毎に最大ラウンド数を総て把握するというのは困難である。特に、機種の変遷が激しい昨今の状況下ではなおさらである。このため、遊技者は、実行可能なラウンドが後どのくらい残っているか、気がかりにしながら遊技しなければならないため、遊技に集中し難いという問題がある。また、たとえば、実行可能な最大ラウンド数が16であるパチンコ機にて遊技をしていた遊技者が、実行可能な最大ラウンド数が13であるパチンコ機に移った場合、その機種の実行可能な最大ラウンド数が13であることを知らない遊技者は、前回の機種と同じように最大16ラウンドまであると思い込んで遊技を行うため、13ラウンドで遊技が終了してしまうと、大当りが途中で終了する通常パンクといわれる状態になってしまったと錯覚を起こすおそれがある。これにより、遊技者は、そのパチンコ機に対して不満を持ち、遊技をやめてしまったり、時としてホール側とトラブルを起こることも懸念される。
【0004】そこでこの発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を遊技者に明確に知らせることができるパチンコ機、およびそのパチンコ機を機能させるためのコンピュータプログラムが記録された記録媒体を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段・作用および効果】この発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、大当りに基づく遊技を行う際に所定の条件が満たされるまでに行う遊技を1ラウンドとした場合に、所定数のラウンドを実行可能なパチンコ機において、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を報知する報知手段を備えたという技術的手段を用いる。
【0006】つまり、報知手段は、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を報知することができるため、遊技者は、実行可能なラウンド数が後どのくらい残っているか、気がかりにしないで遊技に集中できる。特に、パチンコ機の機種によって実行可能な最大のラウンド数が異なる場合であっても、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数が報知されるため、遊技者は安心して遊技することができる。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のパチンコ機において、前記報知手段は、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を所定のラウンドごとに報知するという技術的手段を用いる。
【0008】つまり、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を所定のラウンドごとに報知するため、遊技者は、その報知のタイミングごとに、残っている実行可能なラウンド数を知ることができる。したがって、残っている実行可能なラウンド数を忘れてしまっても、所定のラウンドごとに行われる上記報知により、残っている実行可能なラウンド数を思い出すことができる。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1に記載のパチンコ機において、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を各ラウンドごとに報知するという技術的手段を用いる。
【0010】つまり、報知手段は、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を各ラウンドごとに報知するため、遊技者は、毎回のラウンドごとに、残っている実行可能なラウンド数を知ることができる。したがって、毎回行われる上記報知により、残っている実行可能なラウンド数を常時把握することができる。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のパチンコ機において、前記報知手段は、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数と、そのラウンド数が残りのラウンド数であることを知らせる情報とによって報知するという技術的手段を用いる。
【0012】つまり、報知手段は、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数と、そのラウンド数が残りのラウンド数であることを知らせる情報とによって報知するため、残っている実行可能なラウンド数を数字のみで報知する場合よりも、報知する数字が残っている実行可能なラウンド数であることを遊技者に明確に知らせることができる。
【0013】請求項5に記載の発明では、請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載のパチンコ機において、前記報知手段は、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を音声で報知するという技術的手段を用いる。
【0014】つまり、報知手段は、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を音声で報知するため、遊技者は、残っている実行可能なラウンド数を聴覚で知ることができる。したがって、たとえば遊技者が遊技盤から目を離した場合であっても、確実に遊技者に知らせることができる。また、言葉などによる表示と共に音声による報知を行えば、より明確に遊技者に知らせることができる。
【0015】請求項6に記載の発明では、大当りに基づく遊技を行う際に所定の条件が満たされるまでに行う遊技を1ラウンドとした場合に、所定数のラウンドを実行可能なパチンコ機を機能させるためのコンピュータプログラムが記録された記録媒体において、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を報知するためのコンピュータプログラムが記録されたという技術的手段を用いる。
【0016】つまり、コンピュータによって遊技を制御するパチンコ機にあっては、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、パチンコ機に設けられたROMに記録されたコンピュータプログラムをCPUが実行することにより機能することから、上記制御プログラムを記録したROMを使用することにより、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のパチンコ機を実現できる。
【0017】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]この発明に係るパチンコ機の第1実施形態について図を参照して説明する。
[全体の主要構成]まず、この第1実施形態に係るパチンコ機の主要構成について図1を参照して説明する。図1は、この第1実施形態に係るパチンコ機の外観を示す斜視説明図である。パチンコ機10には、前枠11が開閉可能に備えられており、その前枠11には、ガラス枠13が開閉可能に取付けられている。前枠11の右側には、ガラス枠13開閉用の鍵を差し込む鍵穴12が設けられている。ガラス枠13の内部には、遊技盤14が設けられており、前枠11の右下には、遊技球を遊技盤14へ発射する発射モータ(図5に符号15eで示す)を操作するための発射ハンドル15aが回動可能に取付けられている。
【0018】ガラス枠13の下方には、賞球や貸球が供給される賞球・貸球供給口20aが形成されており、この賞球・貸球供給口20aの供給側には、その賞球・貸球供給口20aから供給された賞球や貸球を溜めておくための上受け皿20が取り付けられている。上受け皿20の下方には、上受け皿20の収容可能数を超えて流下した賞球や上受け皿球抜きレバー20bの操作により上受け皿20から排出された遊技球などを排出する排出口21aが形成されている。排出口21aの排出側には、その排出口21aから排出された遊技球を収容しておくための下受け皿21が設けられている。また、下受け皿21の左側には、灰皿17が設けられている。
【0019】[遊技盤14の主要構成]次に、遊技盤14の主要構成についてそれを示す図2を参照して説明する。遊技盤14の略中央には、センターケース30が備えられている。センターケース30には、それを正面から見た拡大説明図である図3に示すように、天入賞口31と、3個のLEDからなる普通図柄表示装置34と、この普通図柄表示装置34の作動回数を表示する4個のLEDからなる普通図柄記憶表示LED35と、複数の図柄、たとえば「0」〜「9」の特別図柄を液晶で変動表示する特別図柄表示器32aを有する特別図柄表示装置32と、この特別図柄表示装置32の始動回数を表示する4個のLEDからなる特別図柄記憶表示LED36とが備えられている。
【0020】図2に示すように、センターケース30の左右には、普通図柄表示装置34を作動させるための普通図柄作動ゲート26,26が設けられている。センターケース30の下方には、特別図柄表示装置32を作動させる機能を有する第1種始動口27が設けられており、この第1種始動口27の下方には普通図柄表示装置34の停止図柄が当たり図柄となった場合に両翼を開放する普通電動役物28が設けられている。両翼を開放した普通電動役物28は、第1種始動口27と同様に特別図柄表示装置32を作動開始させる機能を備えている。普通電動役物28の下方には、特別図柄表示装置32の停止図柄が大当り図柄となった場合に作動する変動入賞装置40が設けられている。
【0021】この変動入賞装置40には、大当りの発生時に開放される扉形式の大入賞口41が、その下部両端を回動軸にして前後に開閉可能に取り付けられており、この大入賞口41の両側には、普通入賞口29,29がそれぞれ設けられている。また、大入賞口41の内部には、大入賞口41を連続して開放する機能を有する特定領域42と、この特定領域42を通過した遊技球を検出する特定領域スイッチ(図5に符号42aで示す)と、大入賞口41に入賞した遊技球の数P1をカウントする大入賞口スイッチ(図5に符号43aで示す)とが設けられている。
【0022】その他、遊技盤14には、風車23,23と、袖入賞口24,24と、コーナー飾りランプ18a,18aと、サイド飾りランプ18b,18bと、入賞しなかった遊技球をアウト球として回収するアウト口45とが設けられている。また、遊技盤14には、多くの釘47が打ち込まれており、遊技盤14に発射された遊技球は、釘47間を乱舞しながら落下する。
【0023】[特別図柄表示装置32の機能]次に、特別図柄表示装置32の機能について図3および図4を参照して説明する。図3(A)は、大当りの開始時における特別図柄表示装置32の表示内容を示す説明図であり、図3(B)は、大当りによるラウンドの途中における特別図柄表示装置32の表示内容を示す説明図である。図4(A)は、最終ラウンドの1つ前のラウンドにおける特別図柄表示装置32の表示内容を示す説明図であり、図4(B)は、最終ラウンドにおける特別図柄表示装置32の表示内容を示す説明図である。なお、この第1実施形態では、パチンコ機10の実行可能な最大ラウンド数は、13ラウンドであるとする。
【0024】特別図柄表示装置32は、大当りが発生したときに、大当りの発生を示す表示と、いるが最終のラウンドであるかを示す表示とを行う。たとえば、図3(A)に示すように、「大当り」という文字の下に「13ラウンドが最終回です」というメッセージを表示する。これにより、遊技者は、大当りが発生したことを知ることができるとともに、自分が遊技しているパチンコ機が実行可能な最終のラウンド、つまり最大のラウンド数を事前に知ることができる。また、特別図柄表示装置32は、1ラウンドから最終の13ラウンドまで、各ラウンド毎に「ラウンド」という言葉の後にラウンド数を付して表示するとともに、毎回のラウンドごとに、最終ラウンドまでに残っている実行可能なラウンド数を表示する。たとえば、図3(B)に示すように、「ラウンド10」というメッセージの下に「残り3ラウンドです」というメッセージを表示する。これにより、遊技者は、最終ラウンドまでに残っている実行可能なラウンド数を知ることができるため、後どのくらいラウンドを実行できるか心配することなく、遊技に集中することができる。
【0025】さらに、特別図柄表示装置32は、最終ラウンドの1つ前のラウンドになったときに、次のラウンドが最終回であることを示すメッセージを表示する。たとえば、図4(A)に示すように、「ラウンド12」という表示の下に「次は最終回です」というメッセージを表示する。これにより、遊技者は、次が最終ラウンドであることを知ることができるため、次は最終ラウンドであるという心構えをすることができる。またさらに、特別図柄表示装置32は、最終ラウンドまで進んだ場合に、最終ラウンドであることを示すメッセージを表示する。たとえば、図4(B)に示すように、「ラウンド13」という表示の下に「最終回」というメッセージを表示する。これにより、遊技者は、現在のラウンドが最終ラウンドであることを知ることができる。以上のように、この実施形態に係る特別図柄表示装置32は、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を毎回のラウンドごとに表示する機能を有するため、遊技者は、実行可能なラウンドが後どのくらい残っているかを気がかりにしないで遊技に集中できる。また、たとえばパチンコ機10の最大ラウンド数は16であると思い込んでいる遊技者が遊技した場合であっても、最終のラウンドまでに残っている実行可能なラウンド数が表示されるため、遊技者が大当りの途中でパンクしたなどの錯覚を覚えることがない。これにより、遊技者は、パチンコ機10に対して不満を持ち、遊技をやめてしまったり、時としてホール側とトラブルを起こすなどの懸念も生じない。
【0026】[パチンコ機10の電気的構成]次に、パチンコ機10の電気的構成についてそれをブロックで示す図5を参照して説明する。パチンコ機10には、主基板100が設けられており、この主基板100には、マイクロプロセッサ110が搭載されている。マイクロプロセッサ110には、遊技の制御を実行するメインCPU112と、このメインCPU112が各種制御を実行するための各種制御プログラムや各種コマンドが記録されたROM114と、メインCPU112が各種制御プログラムを実行する際にROM114から読出された制御プログラムや遊技中に発生する大当りに関するデータなどの各種データを一時的に格納するRAM116とが搭載されている。なお、ROM114が、この発明の請求項7に係る記録媒体に対応する。
【0027】主基板100には、次に記載するものが電気的に接続されている。電源基板80、賞球の払出しなどを制御する払出制御基盤200、特別図柄表示装置32、遊技盤14に設けられたランプやLEDを制御するランプ制御装置300、遊技中の効果音などを制御する音声制御装置79、遊技球の第1種始動口27の通過を検出する第1種始動口スイッチ27a、入賞や大当りなどに関する遊技盤情報をパチンコホールの管理室などに設けられたコンピュータ(図示省略)へ送信するための遊技枠情報端子基板52、盤面中継基板51、遊技枠中継基板53である。
【0028】払出制御基盤200には、主基板100から送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロプロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッサ210には、賞球の払出しなどを制御するサブCPU212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの制御を実行するための各種制御プログラムが記録されたROM214と、サブCPU212が各種制御プログラムを実行する際にROM214から読出された制御プログラムや遊技中に発生する賞球数などの各種データを一時的に格納するRAM216とが搭載されている。また、払出制御基盤200には、電源基板80、CR接続基板56、発射モータ15eを駆動するための発射モータ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板52および払出中継基板55が電気的に接続されている。
【0029】遊技枠中継基板53には、下受け皿21が賞球で満杯になったことを検出する満杯検出スイッチ21bおよびセンサ中継基板54が電気的に接続されている。センサ中継基板54は、賞球ユニット62に備えられた賞球払出センサ62a,62bおよび払出中継基板55と電気的に接続されている。賞球ユニット62は、賞球払出センサ62a,62bおよび賞球払出モータ62cを備える。賞球の払出機構は、賞球の払出しを効率良く行うために2カ所設けられており、各払出機構は賞球払出モータ62cによって駆動される。また、賞球払出センサ62aは一方の機構に設けられており、賞球払出センサ62bは他方の機構に設けられている。賞球払出センサ62a,62bによる検出信号は、センサ中継基板54から遊技枠中継基板53を介して主基板100へ送出されるとともに、払出中継基板55を介して払出制御基板200へ送出される。そして払出制御基板200に搭載されたサブCPU212は、賞球払出センサ62a,62bから送出された検出信号を取込み、払い出された賞球数をカウントする。たとえば、サブCPU212は、検出信号を取り込むごとに、15個の賞球払出しを記憶するRAM216内のエリアの値から「1」を減算する。
【0030】払出中継基板55には、貸球がなくなったことを検出する貸球切れスイッチ61、賞球払出モータ62cおよび貸球ユニット63が電気的に接続されている。盤面中継基板51には、次に記載するものが電気的に接続されている。普通電動役物28を開閉させる普通電動役物ソレノイド28a、普通図柄表示装置34、普通図柄作動ゲート26に設けられたゲートスイッチ26a、大入賞口スイッチ43a、袖入賞口24への入賞を検出する袖入賞口スイッチ24a、下入賞口29への入賞を検出する下入賞口スイッチ29a、天入賞口31への入賞を検出する天入賞口スイッチ31aおよび大入賞口中継基板50である。
【0031】大入賞口中継基板50には、特定領域ソレノイド42b、大入賞口ソレノイド43bおよび特定領域スイッチ42aが電気的に接続されている。電源基板80は、CR接続基板56と電気的に接続されており、CR接続基板56には、プリペイドカードの残りの度数を表示する度数表示基板やプリペイドカードを読取る装置などを備えるパチンコ機外装置部分22と電気的に接続されている。電源基板80は、AC24V(50Hz/60Hz)の主電源70から電源の供給を受ける。なお、この第1実施形態では、ゲートスイッチ26a、各入賞口スイッチおよび賞球払出センサとして近接スイッチを用いる。
【0032】(特別図柄表示装置32の電気的構成)次に、特別図柄表示装置32の主な電気的構成について、それを示す図6を参照して説明する。特別図柄表示装置32は、特別図柄表示器32a、液晶インバータ基板32b、液晶アナログ基板32cおよび特別図柄制御基板32dを備える。主基板100は、特別図柄表示器32bによって表示すべき内容を指示する画像制御コマンドを特別図柄制御基板32dに搭載されたサブCPU32eへ送出する。サブCPU32eは、主基板100からライン100aを介して送出された画像制御コマンドを受信するとともに、その受信した画像制御コマンドの内容をROM32fに記録されたコンピュータプログラムに従って解析する。
【0033】続いてサブCPU32eは、その解析結果をVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)32gへ送出する。続いてVDP32gは、表示内容に対応した図柄やキャラクタなどが記録されたキャラクタROM32iから上記解析結果に対応した図柄やキャラクタなどを読出すとともに、その読出した図柄やキャラクタなどのドットのアドレス、表示色、回転、拡大および縮小などを上記解析結果に基づいて演算し、その演算結果を内蔵のパレットRAM32hに一時的に格納する。続いてVDP32gは、パレットRAM32hに格納されている演算結果に基づいてRGB信号を液晶アナログ基板32cへ送出する。続いて液晶アナログ基板32cは、取込んだRGB信号の色補正および輝度調整を行い、その信号を液晶インバータ基板32bへ送出する。液晶インバータ基板32bは、バックライト電源の役割を果たし、取込んだ信号を昇圧(たとえば、12Vから600V)し、特別図柄表示器32aへ送出する。そして特別図柄表示器32aは、取込んだ信号に対応する液晶ドットをスイッチングして表示する。これにより、特別図柄の変動表示、停止図柄の表示、アニメーションの表示、大当りの表示、ラウンド数の表示、前述の各種メッセージの表示などを行うなお、この第1実施形態では、特別図柄表示器32aを構成する液晶は、TFTを用いる。
【0034】[コマンドテーブルの構成]次に、メインCPU112が特別図柄表示装置32のサブCPU32eへ送出する各種のコマンドが記録されたコマンドテーブルの構成について、それを示す図7を参照して説明する。コマンドテーブル114aは、ROM114に記録されており、コマンド名称と、コマンドと、処理の内容とを対応付けて構成される。コマンドは、大当りオープニングコマンドと、最大ラウンド事前表示コマンドと、開放1回目表示コマンド〜開放12回目表示コマンドと、最終回表示コマンドと、最終回直前表示コマンドと、特定領域通過表示コマンドと、大当りエンディングコマンドとから構成される。なお、コマンドは、16進表示である。
【0035】大当りオープニングコマンドは、大当り発生時に使用するコマンドであり、E5H(8ビット)および00H(8ビット)の計16ビットで構成されており、特別図柄表示装置32に「大当り」の文字を表示させる(図3(A))。最大ラウンド事前表示コマンドは、大当りオープニングコマンドと同様に、大当り発生時に使用するコマンドであり、E4H(8ビット)および00H(8ビット)の計16ビットで構成されており、特別図柄表示装置32に「13ラウンドが最終回です」というメッセージを表示させる(図3(A))。開放1回目表示コマンド〜開放12回目表示コマンドは、ラウンド1〜ラウンド12においてそれぞれ使用するコマンドであり、E5H(8ビット)と、01H〜0FH(8ビット)とを組み合わせた計16ビットで構成されており、特別図柄表示装置32に「ラウンド1」〜「ラウンド12」を実行されているラウンドに対応して表示すると共に、そのラウンド表示の下に「残り○○ラウンドです」(○○には残りのラウンド数を示す)というメッセージを表示する(図3(B))。最終回表示コマンドは、最終ラウンドにおいて使用するコマンドであり、E5H(8ビット)および10H(8ビット)の計16ビットで構成されており、特別図柄表示装置32に「最終回」という文字を表示する(図4(B))。最終回直前表示コマンドは、最終ラウンドの1つ前のラウンドにおいて使用するコマンドであり、E5H(8ビット)および11H(8ビット)の計16ビットで構成されており、特別図柄表示装置32に「次は最終回です」という文字を表示する(図4(A))。
【0036】特定領域通過表示コマンドは、遊技球が特定領域42(図2)を通過したときに使用するコマンドであり、E6H(8ビット)および00H(8ビット)の計16ビットで構成されており、第1種始動口27(図2)の近傍や特別図柄表示装置32に「V」という文字を表示する。大当りエンディングコマンドは、大当り終了時に使用するコマンドであり、E5H(8ビット)および14H(8ビット)の計16ビットで構成されており、特別図柄表示装置32に「END」という文字を表示する。
【0037】[メインCPU112が実行する主な制御・処理]次に、メインCPU112が実行する主な制御・処理について、それを示す図9のフローチャートを参照して説明する。主電源70(図5)から主基板100に電源が供給されると、メインCPU112は電源投入時であると判定し(ステップ(以下、Sと略す)10:Yes)、初期設定を行う(S12)。続いてメインCPU112は、電源投入時ではないと判定し(S10:No)、次に記載する処理を実行する。■普通図柄表示装置34を制御する普通図柄制御(S20)。■普通電動役物ソレノイド28aをON・OFFする普通電動役物制御(S40)。■第1種始動口スイッチ27aのONした回数を記憶するなどの処理を行う第1種始動口処理(S90)。■特別図柄表示装置32を制御する特別図柄制御(S110)。■大入賞口41(図2)の開閉、特別図柄表示装置32にラウンド数や最終ラウンドである旨の表示などのラウンドの制御を行うラウンド制御(S150)。■各種入賞口スイッチからの信号に基づいて払出制御基板200のサブCPU212へ賞球制御コマンドを出力する賞球払出制御(S200)。■音声制御装置79へ音声制御コマンドを出力する音声制御(S300)。■ランプ制御装置300へランプ制御コマンドを出力するランプ制御(S400)。■貸球ユニット63を制御する貸球制御(S500)。
【0038】[第1種始動口処理]次に、メインCPU112が図9のS90において実行する第1種始動口処理の流れについて、それを示す図10のフローチャートを参照して説明する。メインCPU112は、第1種始動口スイッチ27aからのスイッチング信号を取込んで、遊技球が第1種始動口27を通過したことを検出すると(S92:Yes)、RAM116に格納されている特別図柄始動記憶数U2が4未満であると判定した場合は(S94:Yes)、特別図柄始動記憶数U2に「1」を加算する(S96)。続いてメインCPU112は、ROM114に格納されている大当り特別乱数テーブル(図示省略)から大当り特別乱数値を1つ選択し(S98)、その選択した大当り特別乱数値をRAM116に一時的に格納する(S100)。大当り特別乱数テーブルは、複数、たとえば0〜224の計225コマの大当り特別乱数値から構成される。
【0039】[特別図柄制御]次に、メインCPU112が図9のS110において実行する特別図柄制御の流れについて、それを示す図11のフローチャートを参照して説明する。メインCPU112は、特別図柄表示装置32が特別図柄を変動中であるか否かを判定するが(S112)、ここではまだ変動していないためS114へ進み(S112:No)、特別図柄始動記憶数U2が「1」以上であるか否かを判定する。ここでは図10のS96において特別図柄始動記憶数U2=1になっているためS116へ進み(S114:Yes)、特別図柄始動記憶数U2から「1」を減算する。続いて、メインCPU112は、特別図柄が変動している時間である変動固定時間をカウントする変動固定時間タイマをセットし(S118)、特別図柄変動開始コマンドを特別図柄表示装置34へ出力すると(S120)、特別図柄表示装置34が特別図柄の変動表示を開始する。続いてメインCPU112は、図10のS100においてRAM116に格納した大当り特別乱数値が、大当りの大当り特別乱数値であるか否か、たとえば「7」であるか否か(つまり大当たりであるか否か)を判定し(S122)、大当りである場合は(S122:Yes)、ROM114に記録されている大当り特図乱数テーブル(図示省略)の中から大当たり特図乱数値を1つ選択し、その選択した大当たり特図乱数値をRAM116に格納する(S124)。
【0040】続いてメインCPU112は、ROM114に記憶されているリーチ乱数テーブル(図示省略)からリーチ乱数値を1つ抽出し(S126)、その抽出したリーチ乱数値に対応付けられているリーチパターンをROM114に記録されているリーチパターンテーブル(図示省略)から読出し、その読出したリーチパターンをRAM116にセットする(S128)。続いてメインCPU112は、大当たりの発生を示す大当たりフラグを立てる(S130)。一方、メインCPU112は、S122において大当たりではないと判定した場合は(S112:No)、ROM114に記録されているハズレ特図乱数テーブル(図示省略)から、3つの特別図柄のそれぞれについて1つずつハズレ図柄を選択する(S132)。続いてメインCPU112は、それら選択した3つのハズレ図柄が大当たり図柄である場合は(S134:Yes)、再度、ハズレ図柄の選択を行い(S132)、その選択したハズレ図柄が大当たり図柄でない場合は(S134:No)、ROM114に記憶されているリーチ乱数テーブル(図示省略)からリーチ乱数値を1つ抽出し(S136)、その抽出したリーチ乱数値に対応付けられているリーチパターンをROM114に記録されているリーチパターンテーブル(図示省略)から読出し、その読出したリーチパターンをRAM116にセットする(S138)。
【0041】そしてメインCPU112は、S118においてセットした変動固定時間がタイムアップしたと判定すると(S140:Yes)、S124またはS132においてRAM116にセットした停止図柄と、S128またはS138においてRAM116にセットしたリーチパターンとに基づいて図柄停止処理を行い、特別図柄表示装置34に停止図柄を表示する(S142)。以降、メインCPU112は、S114において特別図柄始動記憶数U2が「1」以上ではないと判定するまで、S112〜S142を繰り返し、特別図柄表示装置34により特別図柄の変動表示および停止を行う。
【0042】[ラウンド制御]次に、メインCPU112が図9のS150において実行するラウンド制御の流れについて図8および図12を参照して説明する。図8(A)は、大当り時の遊技が第13ラウンドまで進んだ場合の大入賞口41の開閉タイミングを示すタイミングチャートであり、図8(B)は、大当り時の遊技が第13ラウンドまで進まなかった場合の大入賞口41の開閉タイミングを示すタイミングチャートである。図12は、メインCPU112が実行するラウンド制御の流れを示すフローチャートである。
【0043】メインCPU112は、図11に示した特別図柄制御のS130において大当たりフラグが立てられていると判定すると(S152:Yes)、大入賞口41が閉口状態で停止している時間である停止時間T1(図8)を計測し、その停止時間T1(たとえば3秒)が経過したと判定すると(S154:Yes)、コマンドテーブル114a(図7)から大当たりオープニングコマンドE5H00Hおよび最大ラウンド事前表示コマンドE4H00Hを読出して特別図柄表示装置32のサブCPU32eへ出力する(S156)。これにより、特別図柄表示装置32の特別図柄表示器32a(図6)は、「大当り」および「13ラウンドが最終回です」というメッセージを表示する。また、メインCPU112は、オープニングコマンドと共に大当り発生の演出をするための大当りデモ表示コマンド(図示省略)をROM114から読出してサブCPU32eへ出力し、特別図柄表示器32aは、大当りの演出(デモンストレーション)を表示する。
【0044】続いてメインCPU112は、停止時間T1経過から大入賞口41が開放するまでの時間である判定後インターバル時間T2を計測し、その判定後インターバル時間T2(たとえば10秒)が経過したと判定すると(S158:Yes)、RAM116に格納されたラウンド数Rに「1」を加算する(S160)。続いてメインCPU112は、RAM116に格納されたラウンド数Rに対応する表示コマンドをコマンドテーブル114aから読出して特別図柄表示装置32のサブCPU32eへ出力する(S162)。この段階では、第1ラウンドであり、ラウンド数R=1であるから、コマンドテーブル114aから開放1回目表示コマンドE5H01Hを読出して特別図柄表示装置32のサブCPU32eへ出力する。これにより、特別図柄表示装置32の特別図柄表示器32aは、「ラウンド1」という文字を表示すると共に、その下に「残り12ラウンドです」というメッセージを表示する。続いてメインCPU112は、大入賞口41を開放するための開放コマンドを大入賞口ソレノイド43bへ出力し、大入賞口ソレノイド43bをONして大入賞口41を開放する(S164)。これにより、第1ラウンドが開始する。
【0045】続いてメインCPU112は、大入賞口41が開放可能な最大時間である大入賞口開放時間T3(たとえば29.5秒)を計測する。続いてメインCPU112は、大入賞口開放時間T3が経過したと判定すると(S166:Yes)、大入賞口41を閉口するための閉口コマンドを大入賞口ソレノイド43bへ出力し、大入賞口ソレノイド43bをOFFして大入賞口41を閉口する(S170)。またメインCPU112は、大入賞口開放時間T3が経過するまでは(S166:No)、大入賞口スイッチ43a(図5)からのスイッチング信号を取り込んで大入賞口41の入賞数P1をカウントし、その入賞数P1が10以上になった場合は(S168:Yes)、大入賞口開放時間T3が経過する前でも大入賞口41を閉口する(S170)。
【0046】続いてメインCPU112は、RAM116を参照し、この大当りにおいて実行されたラウンド数Rが13であるか否か、つまり実行可能な最大のラウンドである最終ラウンドを実行したかを判定するが(S172)、ここでは、まだ第1ラウンドが終了したのみであるから、次のS174へ進み(S172:No)、大入賞口開放時間T3の経過後から役物連続作動有効時間T4(たとえば1.996秒)を計測し、その役物連続作動有効時間T4が経過したと判定すると(S174:Yes)、特定領域スイッチ42aがONしたか否かを判定する(S176)。つまり、遊技球が大入賞口41に入賞してから特定領域42(図2)を通過するに至るまでに所定時間要するため、大入賞口41が閉口する直前に遊技球が大入賞口41に入賞した場合のことを考え、その所定時間内に特定領域42を通過した遊技球を有効として処理する。
【0047】続いてメインCPU112は、特定領域スイッチ42aがONしたと判定すると(S176:Yes)、コマンドテーブル114aから特定領域通過表示コマンドE6H00Hを読出して特別図柄表示装置32のサブCPU32eへ出力する(S178)。これにより、特別図柄表示装置32の特別図柄表示器32aは、「V」という文字を表示するため、遊技者は、次回も連続して大入賞口41が開放することを知ることができる。続いてメインCPU112は、開放後インターバル時間T5(たとえば3秒)を計測し、その開放後インターバル時間T5が経過したと判定すると(S180:Yes)、S160〜S180を実行する。このとき、毎回のラウンドごとにコマンドテーブル114aから表示コマンドを読出して特別図柄表示装置32のサブCPU32eへ出力し(S162)、特別図柄表示器32aに「ラウンド○○」および「残り○○ラウンドです」(○○はラウンド数を示す)というメッセージを表示する。これにより、遊技者は、最終ラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を知ることができる。たとえば、第10ラウンドに突入した場合は、図3(B)に示すように、「ラウンド10」「残り3ラウンドです」と表示されるため、遊技者は、最終ラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数が3ラウンドあることを明確に知ることができる。したがって、遊技者は、実行可能な残りのラウンド数が後いくつであるかを心配することなく遊技に集中することができる。また、遊技者は、パチンコ機の機種ごとに実行可能な最大ラウンド数を覚えたり、同じ機種において大当り図柄毎に異なる実行可能な最大ラウンド数を覚えたりする必要がない。また、遊技者が自分が思い込んでいる実行可能な最大ラウンド数と異なる最大ラウンド数が設定されている機種により、最大ラウンド数を知らずに遊技した場合であっても、「残り○○ラウンドです」の表示を行うことにより、遊技者がパチンコ機がパンクしたと錯覚するおそれもない。
【0048】そして、第12ラウンドに突入した場合(S160においてR=12となった場合)は、コマンドテーブル114aから開放12回目表示コマンドE5H0CHおよび最終回直前表示コマンドE5H11Hを読出して特別図柄表示装置32のサブCPU32eへ出力し(S162)、図4(A)に示すように、特別図柄表示器32aに「ラウンド12」および「次は最終回です」というメッセージを表示する。これにより、遊技者に次のラウンドが最終のラウンドであることを明確に知らせることができる。なお、「ラウンド12」および「次は最終回です」というメッセージを時間をずらして個別に交互に表示するようにしても良いし、それら両画像を重ね合わせて同時に表示するようにしても良い。そして、第13ラウンド(最終ラウンド)に突入した場合(S160においてR=13となった場合)は、コマンドテーブル114aから開放13回目表示コマンドE5H0DHおよび最終回表示コマンドE5H10Hを読出して特別図柄表示装置32のサブCPU32eへ出力し(S162)、図4(B)に示すように、特別図柄表示器32aに「ラウンド13」および「最終回」というメッセージを表示する。このように、最終のラウンドであることを「最終回」という数以外のメッセージによって明確に報知できるため、遊技者に最終ラウンドであることを確実に知らせることができる。
【0049】またメインCPU112は、S172において最終ラウンド13を実行したと判定した場合(S172:Yes)およびS176において特定領域スイッチ42aがONしていないと判定した場合(S176:No)は、コマンドテーブル114aから大当りエンディングコマンドE5H14Hを読出して特別図柄表示装置32のサブCPU32eへ出力し(S182)、特別図柄表示器32aに「END」というメッセージを表示する。これにより、遊技者は、大当りによる遊技が終了したことを明確に知ることができる。そしてメインCPU112は、RAM116に格納されているラウンド数Rおよび入賞数P1を0リセットし(S184)、大当りフラグを0リセットする(S186)。続いてメインCPU112は、開放後インターバル時間T5が経過したと判定し(S188:Yes)、大当り終了ディレー時間T6(たとえば10秒)が経過したと判定すると(S190:Yes)、S152へ戻り、次の大当りフラグが立つまで待機する。
【0050】以上のように、上記第1実施形態に係るパチンコ機10を使用すれば、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数を遊技者に明確に知らせることができるパチンコ機、およびそのパチンコ機を機能させるためのコンピュータプログラムが記録された記録媒体を実現することができる。
【0051】[第2実施形態]第1実施形態では、図12に示したように、S162において残りのラウンド数を表示したが、たとえばS176において次のラウンドを実行することを決定した以降であって、大入賞口41が開放する前の期間を利用して残りのラウンド数を表示することもできる。
【0052】[第3実施形態]第1実施形態では、図7および図12に示したように、毎回のラウンドごとに残りのラウンド数を表示したが、たとえば1ラウンドおき、あるいは複数ラウンドおきに残りのラウンド数を表示することもできる。この場合、図7に示したコマンドテーブル114aは、残りのラウンド数を表示するラウンドに対応する処理のみが「ラウンド○○」「残り○○ラウンドです」という内容になる。
【0053】[第4実施形態]上記実施形態では、ラウンド中の各種メッセージを特別図柄表示器32aによって表示する構成を説明したが、各種メッセージを音声で報知することもできる。たとえば、各種メッセージに対応する音声データとコマンドとを対応付けて音声制御装置79(図5)に備えられた音声データROM(図示省略)に記憶しておく。そしてメインCPU112が、所定のメッセージの報知タイミングになった際に所定のコマンドを音声制御装置79に備えられたサブCPU(図示省略)へ出力すると、そのサブCPUが上記音声データROMからコマンドに対応する音声データを読出し、その音声データに基づいて音声出力回路が音声信号を生成し、その生成した音声信号をスピーカから出力する。この構成を使用すれば、遊技者は、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数、いつが最終のラウンドであるか、あるいは最終のラウンドであることなどを聴覚で知ることができる。したがって、たとえば遊技者が遊技盤から目を離した場合であっても、確実に遊技者に知らせることができる。また、言葉などによる表示と共に音声による報知を行えば、より明確に遊技者に知らせることができる。なお、音声データをROM114に記憶しておくこともできる。
【0054】なお、第1実施形態ないし第3実施形態のいずれか1つ以上と、第4実施形態とを組み合わせることもできる。この構成によれば、視覚および聴覚の両方で、最終のラウンドになるまでに残っている実行可能なラウンド数などを遊技者により明確に報知することができる。また、各種メッセージの報知内容(たとえば表示内容)、報知箇所(たとえば表示箇所)および報知タイミング(たとえば表示タイミング)は、前述の各実施形態に限定されるものではなく変更することができる。
【0055】[各請求項と実施形態との対応関係]特別図柄表示装置32が報知手段に対応し、メインCPU112が実行する図12のラウンド制御(S152〜S190)が報知手段として機能する。




 

 


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