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発明の名称 遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−218947(P2001−218947A)
公開日 平成13年8月14日(2001.8.14)
出願番号 特願2000−34436(P2000−34436)
出願日 平成12年2月14日(2000.2.14)
代理人 【識別番号】100099254
【弁理士】
【氏名又は名称】役 昌明 (外1名)
【テーマコード(参考)】
2C088
【Fターム(参考)】
2C088 BA09 BA13 BA32 EA26 EA34 
発明者 水野 雅裕
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 入賞領域を規定する複数の入賞口と、該入賞口への遊技媒体の入賞に基づいて賞遊技媒体の払い出しを行う賞遊技媒体払出装置と、上記賞遊技媒体払出装置を制御する賞遊技媒体払出制御手段とを備えた遊技機において、上記賞遊技媒体払出制御手段は、複数の入賞遊技媒体に対する賞遊技媒体を連続して払い出させるとともに、所定間隔で払い出し動作を停止させるよう上記賞遊技媒体払出装置を制御する構成としたことを特徴とする遊技機。
【請求項2】 上記所定間隔は、払い出された賞遊技媒体数が入賞遊技媒体毎に設定された賞遊技媒体数の最大値より小さくない所定数に達する間隔とすることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】 上記所定数は、入賞遊技媒体1個毎の設定賞遊技媒体数が最大となる入賞が所定回数発生することにより1ラウンドが完結するよう設定された所定遊技状態の上記1ラウンド毎の払い出すべき総賞遊技媒体数とすることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】 上記所定間隔は、入賞遊技媒体数が予め定めた入賞遊技媒体数に達する間隔とすることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項5】 上記予め定めた入賞遊技媒体数は、入賞遊技媒体1個毎の設定賞遊技媒体数が最大となる入賞が所定回数発生することにより1ラウンドが完結するよう設定された所定遊技状態の上記1ラウンド毎の最大入賞遊技媒体数とることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
【請求項6】 上記所定間隔は、時間で規定する間隔とすることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項7】 上記時間で規定する間隔は、入賞遊技媒体1個毎の設定賞遊技媒体数が最大となる入賞が所定回数発生することにより1ラウンドが完結するよう設定された所定遊技状態の上記1ラウンドの必要最低時間に基づいて設定することを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、短時間に大量の入賞が発生し払い出すべき賞遊技媒体数が多量となる大当たり遊技中等において遊技進行等に支障が生じないよう連続払出を行って賞遊技媒体払出時間を短縮するとともに、連続払出を行うことによる払出装置の負担を軽減するようにした遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の例えばパチンコ遊技機は、遊技盤に設けられた入賞口に遊技球が入ることによって入賞が発生し、入賞口毎に賞球数が設定される。そして、入賞した遊技球すなわち入賞球が、異なる賞球数毎に入賞球検知手段によって検知され、例えば賞球数が5個と15個の2種類の場合に、賞球数5個の入賞球の賞球情報(入賞球数等)がテーブルに記憶される。そして、検知された入賞球は全て集合樋により一箇所に集められて、1個づつ入賞球処理装置に送られ、入賞処理装置から1個ずつ排出されて、その排出される入賞球1個毎に、賞球払出装置により、例えば賞球数5個のテーブルにデータがある場合は5個、また、5個のテーブルにデータがなく15個のテーブルにデータがある場合は15個の賞球が、入賞球毎に区切られて払い出される。また、入賞球処理装置を設けない遊技機では、記憶されたデータに基づいて所定の賞球数順に賞球が払い出されるが、その場合も、それぞの払い出しは1回毎に区切られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の遊技機の賞球払出制御では、入賞球毎に1回ずつ区切られて賞球払出が行われるため、短時間に大量の入賞球が発生する大当たり等の場合に払い出しに時間がかかりすぎるという問題がある。そこで、こうした問題を解決しようとして、例えば入賞球に基づいて賞球数を累積加算することにより総賞球数を演算し、総賞球数を逐次更新しながら連続して払い出すようにすることも提案されている。こうして連続払出を行うことにより、遊技機の賞球払出時間を短縮し、短時間に大量の入賞が発生する大当たり遊技中等の遊技時間と賞球払出時間のバランスがとることができる。
【0004】しかしながら、このように賞球を連続して払い出すようにすると、払出時間は短縮できるが、例えば大当たり中等など遊技球が連続して入賞し短時間に大量の入賞球が検知された場合に、大量の賞球を連続して払い出すことで賞球払出装置に負荷がかかるため、発熱によって故障等が起きる可能性が高くなる。
【0005】また、連続払出を行うと、払出装置への賞球の補給が追いつかないことになる可能性も生ずる。
【0006】また、連続払出を行うと受け皿がすぐに満杯になって遊技球の発射を止めなければならなくなったり、遊技者が頻繁に賞球を箱に移し替えなければならなくなり、遊技に集中できないという問題が生ずる。
【0007】したがって、短時間に大量の入賞が発生し払い出すべき賞遊技媒体数が多量となる大当たり遊技中等の払出時間を短縮しつつ、払出装置の負担を軽減し、また、払出装置への賞球の補給をスムーズに行えるとともに、受け皿が満杯になるスピードを適度に遅らせることができるようにすることが課題である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の入賞遊技媒体に対する賞遊技媒体の払い出しを連続して行うとともに所定間隔で払い出し動作を停止させることにより上記課題を解決できることを見いだしたものである。
【0009】すなわち、本発明による遊技機は、入賞領域を規定する複数の入賞口と、該入賞口への遊技媒体の入賞に基づいて賞遊技媒体の払い出しを行う賞遊技媒体払出装置と、賞遊技媒体払出装置を制御する賞遊技媒体払出制御手段とを備えた遊技機において、賞遊技媒体払出制御手段は、複数の入賞遊技媒体に対する賞遊技媒体を連続して払い出させるとともに、所定間隔で払い出し動作を停止させるよう上記賞遊技媒体払出装置を制御する構成としたことを特徴とする。
【0010】この遊技機によれば、複数の入賞遊技媒体に対する賞遊技媒体の払い出しを連続して行うことにより、従来のように入賞遊技媒体毎にインターバルをおいて払い出すものに比べて、大当たり中など遊技球が連続して入賞し短時間で大量の入賞球が検知された場合の払出時間を短縮でき、遊技時間と払出時間とのバランスを改善できるとともに、所定間隔で払い出し動作を停止させることにより払出装置にかかる負荷を軽減し発熱を抑えて故障等の発生を防止するようにでき、賞球払出のスピードを適度に抑えて払出装置への賞球の補給をスムーズに行えるようでき、また、受け皿が満杯になるスピードを適度に遅らせて、満杯で遊技球の発射を止めなければならなる頻度を下げ、賞球を箱に移し替える頻度を下げて、遊技者が遊技に集中できるようにすることができる。
【0011】上記所定間隔は、例えば払い出された賞遊技媒体数が入賞遊技媒体毎に設定された賞遊技媒体数(例えば5個と15個の2種類)の最大値(例えば15個)より小さくない所定数(例えば15個以上)に達する間隔とするのがよく、特に上記所定数は、入賞遊技媒体1個毎の設定賞遊技媒体数が最大(例えば15個)となる入賞が所定回数(例えば10回)発生することにより1ラウンドが完結するよう設定された所定遊技状態(大当たり等)の上記1ラウンド毎の払い出すべき総賞遊技媒体数(例えば150個)とするのがよい。こうすることで、大当たり遊技中等の賞遊技媒体の途切れない払い出しを実現しつつ上記課題を解決することができる。
【0012】また、上記所定間隔は、入賞遊技媒体数が予め定めた入賞遊技媒体数、例えば、入賞遊技媒体1個毎の設定賞遊技媒体数(例えば5個と15個の2種類)が最大(例えば15個)となる入賞が所定回数(例えば10回)発生することにより1ラウンドが完結するよう設定された所定遊技状態(大当たり等)の上記1ラウンド毎の最大入賞遊技媒体数(例えば10個)に達する間隔としてもよい。こうすることで、やはり大当たり遊技中等の賞遊技媒体の途切れない払い出しを実現しつつ上記課題を解決することができる。
【0013】また、上記所定間隔は、時間で規定する間隔としてもよく、特に、その時間で規定する間隔は、入賞遊技媒体1個毎の設定賞遊技媒体数(例えば5個と15個の2種類)が最大(例えば15個)となる入賞が所定回数(例えば10回)発生することにより1ラウンドが完結するよう設定された所定遊技状態(例えば大当たり)の上記1ラウンドの必要最低時間に基づいて設定してもよく、例えば10秒程度に設定するのが適当である。こうすることで、やはり大当たり遊技中等の賞遊技媒体の途切れない払い出しを実現しつつ上記課題を解決することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施の形態の具体的に説明する。
【0015】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形態に係る遊技機(パチンコ遊技機)の盤面構成を示している。図において1は遊技盤で、その前面(遊技盤面)の略中央には、所定の検出信号に基づいて図柄を変動表示する特別図柄表示器2が設けられ、この特別図柄表示器2の中央最頂部に天入賞口3が設けられている。そして、特別図柄表示部2のほぼ真下には、特別図柄表示部2の図柄変動開始のための始動信号を検出する始動スイッチ(後述の第1種始動口スイッチ)を備えた第1種始動口4が設けられ、この第1種始動口4の直ぐ下には、上記特別表示器2の図柄が所定の態様となることによって開放する大入賞口5が設けられている。さらに、上記第1種始動口4の左右両側には左袖入賞口6と右袖入賞口7が、また、上記大入賞口5の左右両側には左下入賞口8と右下入賞口9が設けられている。
【0016】図2に示すように、遊技盤1の背面には、遊技盤面の上記各入賞口に流入(入賞)した入賞球(入賞遊技媒体)を検出する第1種始動口スイッチ11、大入賞口スイッチ12、左袖入賞口スイッチ13、右袖入賞口スイッチ14、左下入賞口スイッチ15、右下入賞口スイッチ16、天入賞口スイッチ17といった各種入賞球検出スイッチや、大入賞口ソレノイド18等の電動装置や、入賞球が通過する通路等が設けられた集合板20が取り付けられている。遊技盤面上の入賞領域である各入賞口に入賞した入賞球は全て、遊技盤1の背面に設けられた上記各種検出スイッチのうちの何れかによって検出されることになる。これら検出スイッチのうち、大入賞口スイッチ12のみは、賞球(賞遊技媒体)15個払出の入賞球を検出するのに用いられ、残りの、第1種始動口スイッチ11、左袖入賞口スイッチ13、右袖入賞口スイッチ14、左下入賞口スイッチ15、右下入賞口スイッチ16、天入賞口スイッチ17といった検出スイッチは、賞球5個払出の入賞球を検出するのに用いられるものである。つまり、上記各入賞口のうち、大入賞口5は賞球数15個の設定とされ、残りの天入賞口3、第1種始動口4、左袖入賞口6、右袖入賞口7、左下入賞口8および右下入賞口9は、賞球数5個の設定とされているのである。
【0017】大入賞口5は、特別図柄表示器2の図柄が所定の態様となった場合に、上記大入賞口ソレノイド18によって開放されるものであって、この大入賞口5が開放している遊技状態を大当たりと称し、大入賞口5が閉じている遊技状態を通常遊技状態と称している。
【0018】遊技機は、入賞領域への遊技球(遊技媒体)の入賞に伴い遊技者に賞品としての遊技球すなわち賞球を払い出す賞球払出装置(図示せず)を備えている。この賞球払出装置は、スクリューと、駆動源である払出モータ(ステッピングモータ)とで構成されたものであって、裏セット機構板(図示せず)に配設され、そのスクリュー下方の排出通路には賞球払出センサ(賞遊技媒体払出検知手段)(図示せず)が設けられている。
【0019】遊技機の裏セット機構板には、また、各種制御基板が配設されている。図3は、それら各種基板等の制御系ブロックダイヤ図である。図において、21は遊技内容等に伴うLEDランプ等の点灯、点滅、消灯を制御するランプ制御基板、22は遊技内容等に伴う効果音等の制御を行う音声制御基板、23は遊技媒体の発射や払い出し等を制御する払出制御基板、24は図柄変動を制御する図柄制御基板(特別図柄制御基板)、25は遊技盤面に於ける遊技内容等の制御をする主基板、26は各基板へ電力を供給する電源基板である。
【0020】ランプ制御基板21、音声制御基板22、払出制御基板23および図柄制御基板24は、主基板25からの制御コマンドを受けて各種状態に応じた制御信号を出力する。すなわち、ランプ制御基板21は、主基板25からの制御コマンドを受けてランプ制御分配基板27に制御信号を出力し、ランプ制御分配基板27に繋がれた全ランプの点灯、点滅、消灯を制御する。そして、音声制御基板22は、主基板25からの制御コマンドを受けてスピーカ中継基板28に制御信号を出力し、スピーカ中継基板28に繋がれたスピーカの音声出力を制御する。また、払出制御基板23は、主基板25からの制御コマンドを受けて払出中継基板29に制御信号を出力し、払出中継基板29に接続された賞球払出装置(賞遊技媒体払出機構部)を制御するとともに、発射装置駆動基板30を介して発射装置を制御する。また、図柄制御基板24は、主基板25からの制御コマンドを受けて図柄表示器を制御する。
【0021】賞球払出装置は、上記第1種始動口スイッチ11、大入賞口スイッチ12、左袖入賞口スイッチ13、右袖入賞口スイッチ14、左下入賞口スイッチ15、右下入賞口スイッチ16、天入賞口スイッチ17といった各種入賞球検出スイッチからの検出信号が盤面中継基板31を介して主基板25に入力され、主基板25から払出制御基板23に払出制御コマンドが出力されることにより、払出中継基板29を介して制御される。
【0022】第1の実施の形態は、請求項1〜3(特に請求項3)に対応するもので、賞球払出の具体的な制御および動作は次のとおりである。
【0023】この場合、図4に示すように主基板25には設定賞球数(例えば5個、15個)別に区分けされた「未処理入賞球数記憶エリア」と、「払出数記憶エリア1」が設けられ、払出制御基板23にはやはり設定賞球数(例えば5個、15個)別に区分けされた「未処理入賞数記憶エリア」と、「払出数記憶エリア1」および「払出数記憶エリア2」が設けられる。
【0024】そして、入賞口(3〜9)に入賞した遊技球は、入賞球検出スイッチ(11〜17)により検出され、その検出信号は中継基板(盤面中継基板31)を介して主基板25へ送られる。
【0025】入賞球検出スイッチ(11〜17)からの検出信号により、主基板25では各入賞球検出スイッチ毎に設定された賞球数データに基づいて賞球数毎に自らの「未処理入賞球数記憶エリア」の数値を1加算し、検出された入賞球に対する賞球数に対応する2バイトデータの賞球数コマンドをストローブ信号と共に払出制御基板23へ送信する。そして、その時点で自らの「払出数記憶エリア1」の数値が0であれば、当該賞球数をその「払出数記憶エリア1」に直ちに書き込み、次いで、自らの「未処理入賞球数記憶エリア」の数値を1減算する。
【0026】払出制御基板23では、送られた2バイトデータが互いに補数の関係にあるか否かを確認し、正常データであるか否かの判定を行う。そして、正常データであれば、払出制御基板23における自らの賞球数毎の「未処理入賞球数記憶エリア」の数値を1加算する。そして、その時点で払出制御基板23における自らの「払出数記憶エリア1」の数値が0であれば、当該賞球数をその自らの「払出数記憶エリア1」に書き込み、次いで、自らの「未処理入賞球数記憶エリア」の数値を1減算する。そして、賞球払出装置の払出モータへ駆動信号を送信する。
【0027】払出モータは、48ステップで1回転するステッピングモータで構成されたもので、このモータにスクリューが直結され、スクリューは2条の球通路から流れ込んだ遊技球を保持していて、モータが180度即ち1/2回転すると1個ずつ排出通路側に賞球を払い出す。そして、払い出された賞球は排出通路に設置された賞球払出センサにより検出され、その検出信号は主基板25および払出制御基板23へ送られる。
【0028】以上は、後述する第2および第3の実施の形態の場合にも共通する制御および動作である。
【0029】この第1の実施の形態では、賞球払出センサから賞球検出の信号が送信される都度、主基板25および払出制御基板23においてそれぞれの「払出数記憶エリア1」の数値を1減算するとともに、払出制御基板23において「払出数記憶エリア2」の数値を1加算する。
【0030】そして、主基板25および払出制御基板23において「払出数記憶エリア1」の数値が0になると、直ちにそれぞれの「未処理入賞球数記憶エリア」を確認して、データが有れば、それぞれの「払出数記憶エリア1」へ、次の入賞球に対応する賞球数データを書き込み、「未処理入賞球数記憶エリア」の数値を1減算して、払出モータを止めることなく連続して賞球の払い出しを行う。
【0031】そして、払出制御基板23の「払出数記憶エリア2」の数値が設定値(所定数)である150に達すると、所定のインターバル時間をセットして払出モータを停止させ、賞球払出装置を一旦待機状態にするとともに、「払出数記憶エリア2」の150になった数値を0にリセットする。そして、インターバル時間が経過した後、賞球払出装置の待機状態を解除して払出モータを再び駆動させ、賞球の払い出しを再開する。
【0032】この第1の実施の形態は、入賞球毎に設定された賞球数が例えば5個と15個の2種類である場合に、賞球数15個の入賞が10回(所定回数)発生することにより1ラウンドが完結するよう設定された大当たり遊技中(所定遊技状態)の1ラウンド毎の払い出すべき総賞球数である150個に達するまで連続して払い出しを行い、その賞球数150個の間隔(所定間隔)で賞球払出動作を停止させるものである。なお、この払い出し停止の間隔(所定間隔)は、入賞球毎に設定された賞球数の最大値より小さくない所定数(例えば15個以上)に達する間隔とするもので、上記150球払い出しの間隔に限定されるものではない。
【0033】この場合、「払出数記憶エリア2」の数値は、設定値(例えば150)に達しなくても、払出モータが停止すれば0にリセットする。そのため、例えば通常遊技状態で散発的に入賞した場合、「払出数記憶エリア1」の数値が0になっても次の入賞球がなく「未処理入賞球数記憶エリア」の数値が0であれば、払出モータは停止され、払出装置は待機状態となって、「払出数記憶エリア2」の数値は0にリセットされる。
【0034】図5は、この第1の実施の形態における賞球払出要求確認(「払出数記憶エリア1」にデータが有るかどうかの確認)以降の制御フローを示すもので、まず、ステップS1で賞球払出要求が有るかどうか(「払出数記憶エリア1」にデータが有るかどうか)を見て、払出要求が無ければ、そのまま処理を終わる。
【0035】ステップS1で払出要求が有る(「払出数記憶エリア1」にデータが有る)というときは、ステップS2で払出モータを駆動する。そして、ステップS3で主基板25および払出制御基板23のそれぞれの「払出数記憶エリア1」の数値を1減算し、次いで、ステップS4で払出制御基板23の「払出数記憶エリア2」の数値を1加算する。
【0036】そして、ステップS5で「払出数記憶エリア2」の数値が150に達したかどうかを見て、150に達していなければ、次いでステップS6で払い出すべき賞球数(払出個数)が終了したかどうかを判定して、終了してなければステップS3へ戻る。
【0037】そして、「払出数記憶エリア2」の数値が150に達する前に、払い出すべき賞球数(払出個数)が終了すれば、ステップS7で払出モータを停止させ、ステップS8で「払出数記憶エリア2」の数値を0にリセットし、フローを終了する。
【0038】また、ステップS5で「払出数記憶エリア2」の数値が150に達すれば、ステップS9へ進み、インターバル時間をセットして、ステップS10で払出モータを停止させ、ステップS11で「払出数記憶エリア2」の数値を0にリセットする。
【0039】そして、ステップS12でインターバル時間が経過したかどうかを判定し、インターバル時間が経過したらステップS13で払い出すべき賞球数(払出個数)が終了したかどうかを判定して、終了してなければステップS2へ戻る。また、払出個数が終了したというときは、そのままフローを終了する。
【0040】(第2の実施の形態)次に、請求項4に対応する第2の実施の形態の賞球払出の制御および動作を図6および図7によって説明する。図1〜図3によって説明した遊技機およびその制御装置の基本構成はこの第2の実施の形態にも共通する。
【0041】この場合、図6に示すように主基板25にはやはり設定賞球数(例えば5個、15個)別に区分けされた「未処理入賞球数記憶エリア」と、「払出数記憶エリア1」が設けられる。また、払出制御基板23には設定賞球数(例えば5個、15個)別に区分けされた「未処理入賞球数記憶エリア」と、「払出数記憶エリア1」と、「処理済入賞球数記憶エリア」が設けられる。
【0042】入賞球が検出され、賞球が払い出され、払い出された賞球を検出した信号が主基板25および払出制御基板23へ送られるまでの制御および動作は、第1の実施の形態で説明したものと同様である。
【0043】そして、この第2の実施の形態では、賞球払出センサから賞球検出の信号が送信される都度、主基板25および払出制御基板23においてそれぞれの「払出数記憶エリア1」の数値を1減算する。
【0044】そして、主基板25および払出制御基板23において「払出数記憶エリア1」の数値が0になると、直ちにそれぞれの「未処理入賞球数記憶エリア」を確認して、データが有れば、それぞれの「払出数記憶エリア1」へ、次の入賞球に対応する賞球数データを書き込み、それぞれの「未処理入賞球数記憶エリア」の数値を1減算するとともに、払出制御基板23の「処理済入賞球数記憶エリア」の数値を1加算して、払出モータを止めることなく連続して賞球の払い出しを行う。
【0045】「処理済入賞球数記憶エリア」の数値が設定値(所定回数)である10に達すると、インターバル時間をセットして払出モータを停止させ、賞球払出装置を一旦待機状態にするとともに、「処理済入賞球数記憶エリア」の10になった数値を0にリセットする。そして、インターバル時間が経過した後、賞球払出装置の待機状態を解除して払出モータを再び駆動させ、賞球の払い出しを再開する。
【0046】この第2の実施の形態は、入賞球毎に設定された賞球数が例えば5個と15個の2種類である場合に、賞球数15個の入賞が10回(所定回数)発生することにより1ラウンドが完結するよう設定された大当たり遊技中(所定遊技状態)の1ラウンドの入賞回数10回に達するまで連続して払い出しを行い、その入賞回数10回毎の間隔(所定間隔)で賞球払出動作を停止させるものである。
【0047】この場合、「処置済入賞球数記憶エリア」の数値は、設定回数(例えば10回)に達しなくても、払出モータが停止すれば0にリセットする。そのため、例えば通常遊技状態で散発的に入賞した場合、「払出数記憶エリア1」の数値が0になっても次の入賞球がなく「未処理入賞球数記憶エリア」の数値が0であれば、払出モータは停止され、払出装置は待機状態となって、「処置済入賞球数記憶エリア」の数値は0にリセットされる。
【0048】図7は、この第2の実施の形態における賞球払出要求確認(「払出数記憶エリア1」にデータが有るかどうかの確認)以降の制御フローを示すもので、まず、ステップS1で賞球払出要求が有るかどうか(「払出数記憶エリア1」にデータが有るかどうか)を見て、払出要求が無ければ、そのまま処理を終わる。
【0049】ステップS1で払出要求が有る(「払出数記憶エリア1」にデータが有る)というときは、ステップS2で払出モータを駆動する。そして、ステップS3で主基板25および払出制御基板23のそれぞれの「払出数記憶エリア1」の数値を1減算する。
【0050】そして、ステップS4で、入賞球1個分の払い出しが終了したかどうかを判定し、終了していなければステップS3に戻り、終了したらステップS5へ進んで、「処理済入賞球数記憶エリア」の数値を1加算し、次いで、ステップS6で「処理済入賞球数記憶エリア」の数値が10に達したかどうかを見て、10に達していなければ、次いでステップS7で払い出すべき賞球数(払出個数)が終了したかどうかを判定して、終了してなければステップS3へ戻る。
【0051】そして、「処理済入賞球数記憶エリア」の数値が10に達する前に、払い出すべき賞球数(払出個数)が終了すれば、ステップS8で払出モータを停止させ、ステップS9で「処理済入賞球数記憶エリア」の数値を0にリセットし、フローを終了する。
【0052】また、ステップS6で「処理済入賞球数記憶エリア」の数値が10に達すれば、ステップS10へ進み、インターバル時間をセットして、ステップS11で払出モータを停止させ、ステップS12で「処理済入賞球数記憶エリア」の数値を0にリセットする。
【0053】そして、ステップS13でインターバル時間が経過したかどうかを判定し、インターバル時間が経過したらステップS14で払い出すべき賞球数(払出個数)が終了したかどうかを判定して、終了してなければステップS2へ戻る。また、払出個数が終了したというときは、そのままフローを終了する。
【0054】(第3の実施の形態)次に、請求項5および6(特に請求項6)に対応する第3の実施の形態の賞球払出の制御および動作を図8および図9によって説明する。図1〜図3によって説明した遊技機およびその制御装置の基本構成は、この第3の実施の形態にも共通する。
【0055】この場合、図8に示すように主基板25にはやはり設定賞球数(例えば5個、15個)別に区分けされた「未処理入賞球数記憶エリア」と、「払出数記憶エリア1」が設けられる。そして、払出制御基板23には設定賞球数(例えば5個、15個)別に区分けされた「未処理入賞球数記憶エリア」と、「払出数記憶エリア1」と、「払出モータ監視タイマ」が設けられる。
【0056】入賞球が検出され、賞球が払い出され、払い出された賞球を検出した信号が主基板25および払出制御基板23へ送られるまでの制御および動作はやはり、第1の実施の形態で説明したものと同様である。
【0057】そして、この第3の実施の形態では、払出モータの駆動が開始されると、払出モータ監視タイマをONにする。そして、賞球払出センサから賞球検出の信号が送信される都度、主基板25および払出制御基板23においてそれぞれの「払出数記憶エリア1」の数値を1減算する。
【0058】そして、主基板25および払出制御基板23において「払出数記憶エリア1」の数値が0になると、直ちにそれぞれの「未処理入賞球数記憶エリア」を確認して、データが有れば、それぞれの「払出数記憶エリア1」へ、次の入賞球に対応する賞球数データを書き込み、それぞれの「未処理入賞球数記憶エリア」の数値を1減算して、払出モータを止めることなく連続して賞球の払い出しを行う。
【0059】「払出モータ監視タイマ」のタイマ値が例えば10秒に達すると、インターバル時間をセットして払出モータを停止させ、賞球払出装置を一旦待機状態にするとともに、「払出モータ監視タイマ」を0にリセットする。そして、インターバル時間が経過した後、賞球払出装置の待機状態を解除して払出モータを再び駆動させ、賞球の払い出しを再開する。
【0060】この第3の実施の形態は、入賞球毎に設定された賞球数が例えば5個と15個の2種類である場合に、賞球数15個の入賞が10回(所定回数)発生することにより1ラウンドが完結するよう設定された大当たり遊技中(所定遊技状態)の1ラウンドの必要最低時間に基づいた設定の10秒毎の間隔(所定間隔)で賞球払出動作を停止させるものである。
【0061】この場合、「払出モータ監視タイマ」は、設定時間(例えば10秒)に達しなくても、払出モータが停止すれば0にリセットする。そのため、例えば通常遊技状態で散発的に入賞した場合、「払出数記憶エリア1」の数値が0になっても次の入賞球がなく「未処理入賞球数記憶エリア」の数値が0であれば、払出モータは停止され、払出装置は待機状態となって、「払出モータ監視タイマ」の時間は0にリセットされる。
【0062】図9は、この第3の実施の形態における賞球払出要求確認(「払出数記憶エリア1」にデータが有るかどうかの確認)以降の制御フローを示すもので、まず、ステップS1で賞球払出要求が有るかどうか(「払出数記憶エリア1」にデータが有るかどうか)を見て、払出要求が無ければ、そのまま処理を終わる。
【0063】ステップS1で払出要求が有る(「払出数記憶エリア1」にデータが有る)というときは、ステップS2で払出モータを駆動し、ステップS3で「払出モータ監視タイマ」をONにし、ステップS4で主基板25および払出制御基板23のそれぞれの「払出数記憶エリア1」の数値を1減算する。
【0064】そして、ステップS5で、「払出モータ監視タイマ」の経過時間が10秒に達したかどうかを見て、10秒に達していなければ、次いでステップS6で払い出すべき賞球数(払出個数)が終了したかどうかを判定して、終了してなければステップS4へ戻る。
【0065】そして、「払出モータ監視タイマ」が10秒に達する前に、払い出すべき賞球数(払出個数)が終了すれば、ステップS7で払出モータを停止させ、ステップS8で「払出モータ監視タイマ」を0にリセットし、フローを終了する。
【0066】また、ステップS5で「払出モータ監視タイマ」が10秒経過すれば、ステップS9へ進み、インターバル時間をセットして、ステップS10で払出モータを停止させ、ステップS11で「払出モータ監視タイマ」を0にリセットする。
【0067】そして、ステップS12でインターバル時間が経過したかどうかを判定し、インターバル時間が経過したらステップS13で払い出すべき賞球数(払出個数)が終了したかどうかを判定して、終了してなければステップS2へ戻る。また、払出個数が終了したというときは、そのままフローを終了する。
【0068】以上、本発明の実施の形態を図示の例について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の技術的範囲を逸脱しない限り適宜構成を変更して実施することができる。例えば、上記実施の形態は、パチンコ遊技機の場合を図示して説明したものであるが、本発明は、パチンコ遊技機に限らず、スロットマシン或いはアレンジボール、雀球等の他の遊技機にも適用できるものである。
【0069】また、上記実施の形態においては、賞遊技媒体の払い出し単位個数を5個および15個としたが、その数に限定されるものではない。
【0070】また、上記実施の形態においては、賞球払出装置として払出モーターとスクリューとで構成されたものを用いているが、賞球払出装置としては例えばスプロケットやソレノイドを利用したものであってもよく、賞球を1個ずつ連続的に払い出せる機構のものであればよい。
【0071】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明の遊技機によれば、複数の入賞遊技媒体に対する賞遊技媒体の払い出しを連続して行うことにより、大当たり中など遊技球が連続して入賞し短時間に大量の入賞球が検知された場合の賞球払出時間を短縮するとともに、所定間隔で払い出し動作を停止させることにより、払出装置にかかる負荷を軽減し、発熱による故障等を防止することができ、また、賞球払出のスピードを適度に抑えて払出装置への賞球の補給をスムーズに行えるようにでき、また、受け皿が満杯になるスピードを適度に遅らせて、満杯で遊技球の発射を止めなければならなくなる頻度を下げ、賞球を箱に移し替える頻度を下げて、遊技者が遊技に集中できるようにすることができる。




 

 


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