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発明の名称 パチンコ機における遊技球の発射異常報知装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−161912(P2001−161912A)
公開日 平成13年6月19日(2001.6.19)
出願番号 特願平11−349946
出願日 平成11年12月9日(1999.12.9)
代理人 【識別番号】100084043
【弁理士】
【氏名又は名称】松浦 喜多男
【テーマコード(参考)】
2C088
【Fターム(参考)】
2C088 BA03 BA18 BA40 BC23 
発明者 大野 立二 / 高木 正宏
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】発射ハンドルの回動操作により、発射位置の遊技球を遊技盤面へ発射する球発射装置と、遊技盤面の入賞口への遊技球の入賞によって払出される遊技球を受け入れる下受け皿とを備えてなるパチンコ機において、前記発射ハンドルに、遊技球の発射異常を報知する報知手段を設けたことを特徴とするパチンコ機における遊技球の発射異常報知装置。
【請求項2】発射ハンドルの回動操作により、発射位置の遊技球を遊技盤面へ発射する球発射装置と、遊技盤面の入賞口への遊技球の入賞によって払出される遊技球を受け入れる下受け皿とを備えてなるパチンコ機において、発射位置へ至る遊技球の供給流路に配設され、該供給流路の球詰まり状態を検知する球詰まり検知センサーと、発射ハンドルに設けられ、球詰まり検知センサーによる供給流路の球詰まり状態の検知に基づいて遊技球の発射異常を報知する報知手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機における遊技球の発射異常報知装置。
【請求項3】球詰まり検知センサーを、遊技球の発射位置に配設したことを特徴とする請求項2に記載したパチンコ機における遊技球の発射異常報知装置。
【請求項4】発射ハンドルの回動操作により、発射位置の遊技球を遊技盤面へ発射する球発射装置と、遊技盤面の入賞口への遊技球の入賞によって払出される遊技球を受け入れる下受け皿とを備えてなるパチンコ機において、下受け皿への遊技球の払出し流路に配設され、下受け皿の満杯状態を検知する満杯検知センサーと、発射ハンドルに設けられ、満杯検知センサーによる下受け皿の満杯状態の検知に基づいて遊技球の発射異常を報知する報知手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機における遊技球の発射異常報知装置。
【請求項5】報知手段が、点滅発光,連続発光,変色発光,消光等の警告作動態様を生ずる発光手段であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載したパチンコ機における遊技球の発射異常報知装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機における遊技球の発射異常報知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコ機にあっては、上受け皿から流入する遊技球を球送り手段により一球ずつ発射レール始端の発射位置に供給し、発射ハンドルの回動操作によって発射位置の遊技球を発射杆で打圧することにより、発射レールの案内作用を介して遊技盤面に遊技球が順次打ち出される。また、遊技盤面の入賞口に遊技球が入賞すると所定数の遊技球が払出される。この払出された遊技球は上受け皿に送られるが、上受け皿が満杯となると自動的に下受け皿側に流れ、「大当り」等により払出される大量の遊技球の大部分を下受け皿で受け入れるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来構成にあって、遊技球を上受け皿の球均し部材から球発射装置の内部へ流入させて、球送り手段を介して発射位置に供給する供給流路に、ゴミ,埃などの異物が混入すると、発射位置に遊技球が到達せず、所謂球詰まりを起こすこととなる。そして、このような球詰まりが起これば発射ハンドルを回動しても遊技球が発射されない発射異常となる。
【0004】また、下受け皿は遊技球の受入容積が小さいため、「大当り」等により大量の遊技球が払出される場合には、下受け皿が満杯にならないように順次球箱に移し替える必要がある。ところが、遊技者が下受け皿の満杯に気付かず、仮に遊技盤面への遊技球の打ち出しを続け得たとすると、入賞に伴なう遊技球の払出し処理が行われないため、処理されない入賞球数が異常に増え、払出し装置に滞留して種々の問題が生じることとなる。これを防止するため、下受け皿への払出し流路に満杯検知センサーが配設されており、該満杯検知センサーが下受け皿の満杯状態を検知すると、発射モータの駆動を停止させて遊技球の打ち出しを止めてしまう。この場合にも遊技球が発射されない発射異常となる。
【0005】そして、上記のような、発射位置に至る供給流路の球詰まりや下受け皿の満杯に起因する遊技球の発射異常が生じた場合、従来構成にあっては、これを遊技者に知らせる報知手段がないため、遊技者は原因の解らないまま、自力でトラブルを回避しようとする。即ち、発射ハンドルをいっぱいまで回してみたり、素早い回動操作を繰り返したり、最終的には発射ハンドル,上受け皿などを激しく叩く手段に転ずる。いずれもパチンコ機の故障,破損につながり好ましくないという問題点がある。
【0006】本発明は、上述のような従来の実状に鑑みてその改善を試みたものであって、遊技球の発射異常が生じた場合に、これを速やかに報知し得るようにしたパチンコ機における遊技球の発射異常報知装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、発射ハンドルの回動操作により、発射位置の遊技球を遊技盤面へ発射する球発射装置と、遊技盤面の入賞口への遊技球の入賞によって払出される遊技球を受け入れる下受け皿とを備えてなるパチンコ機において、前記発射ハンドルに、遊技球の発射異常を報知する報知手段を設けたことを特徴とするパチンコ機における遊技球の発射異常報知装置である。
【0008】かかる構成にあって、報知手段の作動により、遊技球の発射異常が生じていることを遊技者に速やかに知らせることができる。ここで、該報知手段が遊技球の発射操作を行う発射ハンドルに設けられていることにより、遊技球の発射異常が生じた原因を解消しないまま発射操作を行ってはいけないことを遊技者に察知させることができる。
【0009】また、本発明は、発射ハンドルの回動操作により、発射位置の遊技球を遊技盤面へ発射する球発射装置と、遊技盤面の入賞口への遊技球の入賞によって払出される遊技球を受け入れる下受け皿とを備えてなるパチンコ機において、発射位置へ至る遊技球の供給流路に配設され、該供給流路の球詰まり状態を検知する球詰まり検知センサーと、発射ハンドルに設けられ、球詰まり検知センサーによる供給流路の球詰まり状態の検知に基づいて遊技球の発射異常を報知する報知手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機における遊技球の発射異常報知装置である。
【0010】かかる構成にあっては、上記と同様に、報知手段の作動により、遊技球の発射異常が生じていることを遊技者に速やかに知らせることができ、該報知手段が遊技球の発射操作を行う発射ハンドルに設けられていることにより、遊技球の発射異常が生じた原因を解消しないまま発射操作を行ってはいけないことを遊技者に察知させることができることに加えて、異常箇所が特定され、発射異常の原因が供給流路の球詰まりによるものであることを知らせることができる。
【0011】上記構成にあって、球詰まり検知センサーを、遊技球の発射位置に配設する構成が好適な実施態様として提案され得る。このように、球詰まり検知センサーを遊技球の発射位置に配設することにより、供給流路によって供給される遊技球は最終的に発射位置に到達するため、該発射位置での遊技球の有無を検知すれば、供給流路で球詰まりが起きているか否かの検知を確実に行うことが可能となる。
【0012】また、本発明は、発射ハンドルの回動操作により、発射位置の遊技球を遊技盤面へ発射する球発射装置と、遊技盤面の入賞口への遊技球の入賞によって払出される遊技球を受け入れる下受け皿とを備えてなるパチンコ機において、下受け皿への遊技球の払出し流路に配設され、下受け皿の満杯状態を検知する満杯検知センサーと、発射ハンドルに設けられ、満杯検知センサーによる下受け皿の満杯状態の検知に基づいて遊技球の発射異常を報知する報知手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機における遊技球の発射異常報知装置である。
【0013】かかる構成にあっては、上記と同様に、報知手段の作動により、遊技球の発射異常が生じていることを遊技者に速やかに知らせることができ、該報知手段が遊技球の発射操作を行う発射ハンドルに設けられていることにより、遊技球の発射異常が生じた原因を解消しないまま発射操作を行ってはいけないことを遊技者に察知させることができることに加えて、異常箇所が特定され、発射異常の原因が下受け皿の満杯によるものであることを知らせることができる。
【0014】さらに、上記各構成にあって、報知手段を、点滅発光,連続発光,変色発光,消光等の警告作動態様を生ずる発光手段とすることができる。これにより、報知手段による異常報知を目視によって明瞭に確認することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るパチンコ機における遊技球の発射異常報知装置の一実施例を添付図面について説明する。パチンコ機1は、図1に示すように、機枠2の前面に開閉可能な前面枠3が配設され、該前面枠3には遊技盤面を覆うガラス扉4と、上受け皿5を備えた上受け皿パネル6とが夫々開閉可能に軸着されている。また、前面枠3の下部には、上受け皿5の下方に位置させて下受け皿7が配設されており、さらに下受け皿7の右側部に発射ハンドル8が配設されている。
【0016】発射ハンドル8は、基部側を被覆するベースカバー9と前部側を被覆するハンドルカバー10とで把持部が構成され、該ベースカバー9,ハンドルカバー10間には、図2に示すように、基部側から順に発射モータスイッチ11,発射レバー12,タッチセンサー13が介装されている。発射レバー12は、中心に嵌合された連結軸14によって周方向に可逆回動可能に支持されており、後述のコイルバネ21に連繋されて待機位置に常時付勢されている。また、ハンドルカバー10は、透明もしくは透光性を有する素材によって形成されており、その内部には発光ダイオード,電球等からなる単一又は複数の発光手段15が内蔵されている。この発光手段15により、後述する遊技球の発射異常を報知する報知手段が構成されている。また、該発光手段15は図示しない発光制御装置によって発光が制御される。
【0017】発射ハンドル8の取付け位置に対応する前面枠3の裏面側には、発射モータ17,発射モータ制御基板18,発射杆19等を備えた支持基板16が配設されている。発射杆19は、図3に示すように、支軸20により前後方向に回動可能に軸支され、コイルバネ21によって前方付勢されており、下端をストッパー22に当接させることにより、上端側の前方回動位置を規定するようにしている。そして、この前方回動位置を、発射杆19の上端に設けられた弾発部19’によって遊技球を打圧する打圧位置としている。発射杆19には、支軸20の軸支部から後方突成した支持アーム23にカムフォロア24が取付けられており、また、発射モータ17の回転軸25には、その回転により前記カムフォロア24と係合可能なウィングカム26が取付けられている。
【0018】そして、遊技者が発射レバー12に手を触れると、タッチセンサー13の検知を介して発射モータ制御基板18から発射モータスイッチ11に通電され、この状態で発射レバー12を待機位置から付勢力に抗して右に回すと、発射モータスイッチ11がON作動し、発射モータ17が起動される。そして、該発射モータ17の駆動によりウィングカム26が回転すると、該ウィングカム26がカムフォロア24と係合し、図4に示すように、発射杆19をコイルバネ21の付勢に抗して後方に回動させ、ウィングカム26がさらに回転してカムフォロア24との係合が外れると、発射杆19がコイルバネ21の付勢力によって打圧位置まで瞬間的に引き戻される。この動作の繰り返しにより、発射杆19が一定間隔で連続的に打圧作動を生じるようになっている。これにより、発射レバー12の回動による発射ハンドル8の回動操作によって、遊技球を発射杆19の弾発部19’で打圧して、後述する発射位置から発射レール28の案内作用を介して遊技球を遊技盤面へ打ち出す球発射装置が構成されている。
【0019】一方、図3,図4に示すように、前記上受け皿パネル6の裏面側には球送りケース27が装着されており、該球送りケース27の後背部に発射レール28が傾斜状態で配設されている。球送りケース27の内部には、上受け皿5の球均し部材29(図5参照)から一列状に流入する遊技球を背面に開口した球供給口30から一球ずつ発射レール28側に送り出す球送り部材31が配設されている。該球送り部材31は、前端に遊技球を一球のみ受け入れ得る大きさのコ字形の球受入部32を備え、後端が支軸33により回動可能に軸支されており、該軸33を支点として球受入部32が昇降し得るようになっている。そして、該球送り部材31は、図3に示すように、常時は自重により球受入部32が下降して球供給口30に臨む位置に保持されるとともに、球受入部32の上縁の係止部34によって球均し部材29から一列状に流入した遊技球を堰止め得るようになっている。また、図4に示すように、球受入部32が上昇するとその先頭の遊技球を該球受入部32内に受け入れるようになっている。
【0020】球送り部材31の昇降駆動は、前記発射杆19の打圧作動に連動するリンク機構によって行われる。即ち、該リンク機構は、アーム35が下方延成された揺動リンク36と、発射杆19に止着されたワイヤアーム37とからなり、図3に示す定常位置から発射杆19が後方に回動すると、ワイヤアーム37の連繋部38がアーム35の前縁に係合し、揺動リンク36を支軸39を中心にして後方に回動させる。そして、図4に示すように、該揺動リンク36の押圧部40が球送り部材31の下部側面を押圧して該球送り部材31を押し上げる。これにより、球受入部32が上昇し、該球受入部32内に遊技球が一球流入する。然る後、発射杆19がコイルバネ21の付勢力によって打圧位置に引き戻されると、図3に示すように、ワイヤアーム37の連繋部38とアーム35との係合が解除され、揺動リンク36がアーム35の重みにより回動して旧位置に戻る。これにより、揺動リンク36の押圧部40による押圧作用が解除され、球受入部32が遊技球及びその自重により下降して、該球受入部32内の遊技球が球供給口30から発射レール28上に放出される。この遊技球は発射レール28上を下方に向けて転動し、発射レール28の始端の発射位置へ送られる。そして、これにより、上受け皿5の球均し部材29から発射位置へ至る遊技球の供給流路が構成されている。
【0021】発射レール28の始端の発射位置には、遊技球を係止する係止部材41が配設されており、該係止部材41にはコ字形のフォトセンサーからなる球詰まり検知センサー42が装着されている。係止部材41は、図6に示すように、その下端縁41’を発射レール28上の遊技球の後面上部に当接させることにより、該遊技球を発射位置で保持し得るようになっている。また、球詰まり検知センサー42は、係止部材41の下部にコ字形の開放部を下向きにして取付けられており、その左右側杆部43,43間に、係止部材41に保持された状態の遊技球を挿通させて検知するようになっている。この係止部材41で保持された遊技球は、発射杆19の打圧作動により、発射レール28の案内作用を介して遊技盤面へ打ち出される。そして、発射ハンドル8が回動操作されて発射モータスイッチ11がON作動している状態において、前記球詰まり検知センサー42により発射位置での遊技球の存在が検知され、その検知信号が前記発光手段15の発光制御装置に送出される。発光制御装置は、所定の待機時間、例えば5秒程度の待機時間が経過しても球詰まり検知センサー42による遊技球の検知信号が入力されない場合、供給流路の球詰まりと判断して、発射ハンドル8のハンドルカバー10に内蔵された発光手段15を警告作動態様で作動させるようになっている。
【0022】また、パチンコ機1の裏面側には、図7に示すように、入賞に伴なって遊技球を払出す払出し口44が開口されており、該払出し口44から下方に遊技球を導く球流路45が形成されている。該球流路45は途中で二股状に分岐され、その一方は上受け皿5の球出口46に通じる払出し流路47aとなっており、他方は下受け皿7の球出口48に通じる払出し流路47bとなっている。そして、払出し口44から球流路45を通って流下する遊技球は、始めのうちは、払出し流路47aを通って球出口46から図1に示す上受け皿5に流出するが、上受け皿5が満杯となり、払出し流路47aまで溢れると、自動的に払出し流路47b側に流れて球出口48から下受け皿7に流出するようになっている。また、該払出し流路47bには、球出口48の口縁上部に位置させて、満杯検知センサー49が配設されている。該満杯検知センサー49は、払出し流路47b内に延出する可動アーム50を備えたマイクロスイッチ51によって構成されており、下受け皿7が満杯になって流出しない遊技球が球出口48から払出し流路47bの下部に滞留すると、この滞留遊技球によって可動アーム50が押圧されてマイクロスイッチ51がONとなり、その検知信号によって発射モータ17の駆動が停止して発射杆19の打圧作動が止まる。また、同時に該検知信号は、発光手段15の発光制御装置に送出され、発射ハンドル8の発光手段15を警告作動態様で作動させるようになっている。
【0023】かかる構成にあって、上記のように発射ハンドル8を回動操作すると、発射杆19が一定間隔で連続的に打圧作動を生じ、上受け皿5の球均し部材29から流入する遊技球が、発射杆19の一回毎の打圧作動に連動する球送り部材31の昇降作動を介して一球ずつ発射レール28の始端の発射位置に供給され、係止部材41により発射位置に係止される。この発射位置の遊技球は発射杆19の弾発部19’で打圧されて遊技盤面に順次打ち出されるが、上受け皿5の球均し部材29から発射位置へ至る遊技球の供給流路にゴミ,埃などの異物が混入するなどして球詰まりを起こすと、発射位置に遊技球が到達せず、発射ハンドル8を回動しても遊技球が発射されない発射異常となる。
【0024】このような供給流路の球詰まりに起因する遊技球の発射異常が生じた場合、発射ハンドル8が回動操作されている状態において、係止部材41に設けられた球詰まり検知センサー42が発射位置における遊技球の有無を検知していることにより、所定の待機時間が経過しても球詰まり検知センサー42による遊技球の検知信号が発光制御装置に入力されないと、供給流路の球詰まりと判断され、発射ハンドル8に設けられた発光手段15が警告作動態様で作動することとなる。ここで、該発光手段15の警告作動態様として、点滅発光,連続発光,変色発光,消光等の種々の作動態様が挙げられる。点滅発光としては単一の発光手段15を単純に点滅させる以外に、例えば赤色と青色等の二色の光を個々に発する複数の発光手段15を交互に点滅させるようにしてもよい。また連続発光は、供給流路が球詰まりでない時は、発光手段15を消光状態としておき、球詰まり発生時に、連続的に発光するように制御される。また変色発光は、例えば赤色と青色等の二色の光を個々に発する複数の発光手段15を用いて、供給流路が球詰まりでない時には、青色の発光手段15を発光させ、球詰まり発生時に、赤色の発光手段15に切換えるように制御される。さらに消光は、供給流路が球詰まりでない時は、発光手段15を発光状態としておき、球詰まり発生時に、消光するように制御される。また、これらの作動態様を適宜組み合わせるようにしてもよい。例えば、球詰まりでない時は、発光手段15を青色で連続発光させておき、球詰まり発生時に、赤色で点滅発光させるようにすることも可能である。
【0025】一方、遊技球の入賞により、払出し流路47bを介して払出される大量の遊技球によって下受け皿7が満杯となると、マイクロスイッチ51からなる満杯検知センサー49が、これを検知して発射モータ17の駆動を停止させて発射杆19の打圧作動を止める。このため、発射ハンドル8を回動しても遊技球が発射されない発射異常となる。このような下受け皿7の満杯に起因する遊技球の発射異常が生じた場合、満杯検知センサー49からの検知信号が発光制御装置に入力されることにより、発射ハンドル8の発光手段15が上記のような点滅発光,連続発光,変色発光,消光等の警告作動態様で作動することとなる。この場合、発光手段15は、上記供給流路の球詰まり時における警告作動態様とは異なる警告作動態様で作動するように制御される。即ち、例えば供給流路の球詰まり時に点滅発光させる場合には、下受け皿7の満杯時は点滅発光以外の連続発光,変色発光,消光等の警告作動態様で作動させるようにする。また、同じ点滅発光であっても、その間隔を変えたり、同じ連続発光であっても異なる色で発光させるようにする。これにより、異常箇所を特定して、発射異常の原因が供給流路の球詰まりによるものか、または下受け皿7の満杯によるものかが明確となるようにしている。
【0026】そして、上記のように発射位置に至る供給流路の球詰まりや下受け皿7の満杯に起因する遊技球の発射異常が生じた場合、発光手段15からなる報知手段が作動することにより、遊技球の発射異常が生じていることを遊技者に速やかに知らせることができる。そして、該報知手段が遊技球の発射操作を行う発射ハンドル8に設けられていることにより、遊技球の発射異常が生じた原因を解消しないまま発射操作を行ってはいけないことを遊技者に察知させることができる。また、報知手段が警告作動態様を生ずる発光手段であるため、騒音の大きい遊技店内において、該報知手段による異常報知を、遊技者に対して目視によって明瞭に確認させることができる。
【0027】尚、上記実施例では、供給流路の球詰まり時と、下受け皿7の満杯時の何れの場合にも共通の発光手段15からなる報知手段を作動させるようにしているが、これに代えて、球詰まり検知センサー42による供給流路の球詰まり状態の検知に基づいて作動する報知手段と、満杯検知センサー49による下受け皿7の満杯状態の検知に基づいて作動する報知手段とを、発射ハンドル8に個別に設けるようにしてもよい。
【0028】また、実施例では、球詰まり検知センサー42を、発射レール28の始端の遊技球を打圧する発射位置に配設するようにしているが、該球詰まり検知センサー42は、球供給口30と発射位置間の供給流路部分の何れの位置に配設しても球詰まりを検知することが可能である。ここで、実施例のように球詰まり検知センサー42を、遊技球を打圧する発射位置に配設すれば、供給流路によって供給される遊技球は最終的に発射位置に到達するため、該発射位置での遊技球の有無を検知することにより、供給流路で球詰まりが起きているか否かの検知を確実に行い得るものとなる。
【0029】また、実施例では、例えば赤色と青色等の光を個々に発する発光手段15を用いるようにしているが、これに代えて、赤色と青色等に色分けされた透光性を有するハンドルカバー10を用いるようにしてもよい。
【0030】また、発光手段15の発光制御装置は、発射モータ制御基板18に組み込むようにしてもよい。
【0031】さらに、実施例では、発射位置の遊技球を発射杆19で打圧して発射する球発射装置について説明したが、これ以外の発射手段により遊技球を発射する球発射装置を備えたパチンコ機に対しても本発明を適用することが可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上述したように、発射ハンドルに、遊技球の発射異常を報知する報知手段を設けたから、報知手段の作動により、遊技球の発射異常が生じていることを遊技者に速やかに知らせることができる。そして、該報知手段が遊技球の発射操作を行う発射ハンドルに設けられていることにより、遊技球の発射異常が生じた原因を解消しないまま発射操作を行ってはいけないことを遊技者に察知させることができる。
【0033】また、本発明は、発射位置へ至る遊技球の供給流路に配設され、該供給流路の球詰まり状態を検知する球詰まり検知センサーと、発射ハンドルに設けられ、球詰まり検知センサーによる供給流路の球詰まり状態の検知に基づいて遊技球の発射異常を報知する報知手段とを備えてなるように構成したから、上記効果に加えて、異常箇所が特定され、発射異常の原因が供給流路の球詰まりによるものであることを知らせることができる。これにより、遊技者は速やかに遊技を休止し、遊技店側も報知手段で供給流路の球詰まりを確認し迅速な対応が行える。
【0034】また、上記構成にあって、球詰まり検知センサーを、遊技球を打圧する発射位置に配設し、該発射位置での遊技球の有無を検知することにより、供給流路によって供給される遊技球は最終的に発射位置に到達するため、供給流路で球詰まりが起きているか否かの検知を確実に行うことが可能となる。
【0035】さらに、本発明は、下受け皿への遊技球の払出し流路に配設され、下受け皿の満杯状態を検知する満杯検知センサーと、発射ハンドルに設けられ、満杯検知センサーによる下受け皿の満杯状態の検知に基づいて遊技球の発射異常を報知する報知手段とを備えてなるように構成したから、上記のように、遊技球の発射異常を遊技者に速やかに知らせることができ、発射操作を行ってはいけないことを遊技者に察知させることができることに加えて、異常箇所が特定され、発射異常の原因が下受け皿の満杯によるものであることを知らせることができる。
【0036】また、報知手段を、点滅発光,連続発光,変色発光,消光等の警告作動態様を生ずる発光手段としたから、騒音の大きい遊技店内にあって、報知手段による異常報知を目視によって明瞭に確認し得る等の優れた効果がある。




 

 


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