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発明の名称 パチンコ機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−149605(P2001−149605A)
公開日 平成13年6月5日(2001.6.5)
出願番号 特願平11−336098
出願日 平成11年11月26日(1999.11.26)
代理人 【識別番号】100095795
【弁理士】
【氏名又は名称】田下 明人
【テーマコード(参考)】
2C088
【Fターム(参考)】
2C088 BA34 BA78 DA15 DA18 
発明者 高木 正宏 / 大野 立二
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 パチンコ機の内部から外部に排出される遊技球を収容する下受け皿が下方に設けられたパチンコ機において、前記下受け皿は、底部と、この底部の周囲に立ち上がり形成された立上がり部とを有しており、収容された遊技球を排出する開閉可能な球抜き孔が、前記立上がり部のうち、このパチンコ機によって遊技を行う遊技者側に形成された外側立上がり部と、前記底部とに跨って形成されていることを特徴とするパチンコ機。
【請求項2】 前記立上がり部のうち、前記下受け皿の奥行き方向に形成された横側立上がり部と、前記底部とに跨って形成された球抜き孔を有することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
【請求項3】 前記球抜き孔は、横長形状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパチンコ機。
【請求項4】 前記球抜き孔を開閉する開閉装置が設けられており、その開閉装置を操作するための操作部材が、前記外側立上がり部の上端に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のパチンコ機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機の内部から外部に排出される遊技球を収容する下受け皿が下方に設けられたパチンコ機に関し、さらに詳細には、収容された遊技球を排出するための開閉可能な球抜き孔を下受け皿に有するパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパチンコ機として、たとえば、図8ないし図10に示すものが知られている。図8は、従来のパチンコ機を正面から見た説明図である。図9(A)は、図8に示すパチンコ機に設けられた下受け皿を上方から見た説明図であり、図9(B)は、図9(A)のA−A矢視断面図である。図10(A)は、図8に示すパチンコ機において下受け皿に収容された遊技球を賞球箱へ球抜きしている様子を示す部分説明図であり、図10(B)は、図10(A)において破線で囲んだ部分を拡大して示す説明図である。
【0003】図8に示すように、パチンコ機50には前枠51が開閉可能に備えられており、その前枠51には、金枠52が開閉可能に取付けられている。金枠52には、ガラス枠55が開閉可能に取付けられており、ガラス枠55の内部には、遊技盤53が設けられている。前枠51の右下には、遊技球を遊技盤53へ発射する発射装置ユニット(図示せず)を操作するための発射ハンドル60が回動可能に取付けられており、遊技盤53の左方には、発射された遊技球を遊技領域へ案内するガイドレール54が設けられている。ガラス枠55の下には、前面パネル56が設けられており、この前面パネル56の左側上部には、賞球および貸球が供給される賞球・貸球供給口57が形成されている。賞球・貸球供給口57の排出側には、その賞球・貸球供給口57から排出された賞球や貸球を収容しておくための上受け皿58が取り付けられている。
【0004】上受け皿58の下方には、排出口61が形成されている。排出口61は、上受け皿58の収容可能球数を超えて奥のオーバーフロー樋(図示せず)を経由して流下した賞球、発射装置ユニットによって発射されたが遊技盤53まで届かずに戻ってきたファール球、上受け皿58に設けられた上受け皿球抜きレバー59の操作により上受け皿58から排出された遊技球などを排出する。排出口61の排出側には、その排出口61から排出された遊技球を収容しておくための下受け皿40が設けられている。
【0005】図9(A)および図9(B)に示すように、下受け皿40は、ほぼ平面状の底部41と、この底部41の周囲に立上がり形成された湾曲形状の立上がり部42と、底部41の中央において上下方向に貫通形成された球抜き孔43とから構成されている。図9(B)に示すように、球抜き孔43と、下受け皿40の下方に置かれた賞球箱30との位置関係は、球抜き孔43が賞球箱30の底面32の奥行きL1の中間点B1よりもパチンコ機50の前面F1に近い関係となっている。
【0006】立上がり部42のうち、遊技者の前面と対向する外面42aには、球抜き孔43を開閉する開閉装置(図示せず)を操作して下受け皿40に収容された遊技球を賞球箱30へ抜くための下受け皿球抜きレバー44が横方向にスライド可能に取付けられている。そして、下受け皿40に遊技球が収容されているときに、下受け皿球抜きレバー44を操作して球抜き孔43を開口すると、図10に示すように、下受け皿40に収容されている遊技球Pは球抜き孔43から賞球箱30に排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、下受け皿40の容積が小さいと、下受け皿40が遊技球Pですぐに一杯になってしまうため、下受け皿球抜きレバー44を頻繁に操作しなければならないので、遊技者が遊技に集中し難くなってしまう。そこで、下受け皿40の容積を大きくしようとすると、パチンコ機50の幅に制約があるため、下受け皿40を幅方向に大きくするには限界があるので、下受け皿40を遊技者側に大きく張り出すように形成することが考えられる。しかし、下受け皿40をあまり大きく張り出すと、図9(B)に示すように、下受け皿40によって賞球箱30の上面31が隠れてしまうため、賞球箱30の内部の様子が見難くなるとともに、遊技者が賞球箱30の中に手を入れるスペースがなくなるという問題が発生する。また、下受け皿40の張り出し量に対応して賞球箱30を置く位置を遊技者側にずらすことも考えられるが、賞球箱30が遊技者に支えてしまうため、遊技し難いという問題がある。また、遊技位置が後方にずれると、島間の通路が狭くなってしまうという問題もある。以上の経緯から、現在、下受け皿40は、図9および図10に示す形態となっている。
【0008】しかし、前述のように、球抜き孔43は、下受け皿40の底部41の中央(前面F1に近い箇所)に形成されているため(図9(B))、図10(A)に示すように、収容されている遊技球Pを球抜き孔43から排出すると、賞球箱30の遊技者から見えない奥(前面F1に近い箇所)の方に偏って片斜面状に蓄積されてしまうので、すぐに賞球箱30から溢れ出てしまうという問題がある。また、溢れるのを防止するために遊技球Pを頻繁に手で均さなければならないため、遊技に集中し難いという問題もある。さらに、遊技球Pを手で触れるたびに遊技球Pに帯電した静電気が伝わるため、遊技者に不快感を与えるという問題もある。特に、大当たりが発生した場合は、一度にたくさんの賞球が排出されるため、上記諸問題が顕著となる。また、遊技者の視線は、遊技盤53に集中しているため、立上がり部42のうち、遊技者と対向する外面42aに設けられた下受け皿球抜きレバー44が、遊技者の視界に入り難いので、下受け皿球抜きレバー44の操作性が悪いという問題もある。
【0009】そこでこの発明は、上記諸問題を解決するために考えられたものであり、下受け皿の球抜き孔から排出する遊技球が賞球箱のパチンコ機の前面に近い箇所に偏って蓄積しないようにすることができるパチンコ機を実現することを第1の目的とし、球抜き孔を開閉する開閉装置を操作するための操作部材の操作性を向上させることができるパチンコ機を実現することを第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段、作用および効果】この発明は、上記目的を達成するため、請求項1ないし請求項4に記載の発明では、パチンコ機の内部から外部に排出される遊技球を収容する下受け皿が下方に設けられたパチンコ機において、前記下受け皿は、底部と、この底部の周囲に立ち上がり形成された立上がり部とを有しており、収容された遊技球を排出する開閉可能な球抜き孔が、前記立上がり部のうち、このパチンコ機によって遊技を行う遊技者側に形成された外側立上がり部と、前記底部とに跨って形成されているという技術的手段を用いる。
【0011】従来のように、下受け皿に形成された球抜き孔がパチンコ機の前面に近い位置に形成されているパチンコ機にあっては、下受け皿に収容されている遊技球は、賞球箱のパチンコ機の前面に近い位置に落下するが、請求項1ないし請求項4に記載の発明では、球抜き孔が、下受け皿の立上がり部のうち、このパチンコ機によって遊技を行う遊技者側に形成された外側立上がり部と、底部とに跨って形成されているため、下受け皿に収容されている遊技球は、パチンコ機の前面から遠い位置、すなわち遊技者側に落下する。
【0012】つまり、下受け皿に収容されている遊技球を下受け皿の下方に置かれた賞球箱の底面の奥行きの中間点、あるいは、中間点の近傍に落下させることができるため、下受け皿の球抜き孔から排出する遊技球を賞球箱のパチンコ機の前面に近い箇所に偏らないようになだらかな山状に蓄積させることができる。したがって、球抜き孔から排出される遊技球が賞球箱の遊技者から見えない奥の方に偏って片斜面状に蓄積されてしまうことがないため、遊技球がすぐに賞球箱から溢れ出てしまうことがない。また、溢れるのを防止するために遊技球を頻繁に手で均す必要もないため、遊技に集中し易い。さらに、遊技球を手で触れて遊技球に帯電した静電気が伝わる回数が減少するため、遊技者に与える不快感を軽減することもできる。特に、大当たりが発生した場合は、一度にたくさんの賞球が排出されるため、上記各効果が顕著となる。
【0013】請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のパチンコ機において、前記立上がり部のうち、前記下受け皿の奥行き方向に形成された横側立上がり部と、前記底部とに跨って形成された球抜き孔を有するという技術的手段を用いる。
【0014】つまり、下受け皿の立上がり部のうち、下受け皿の奥行き方向に形成された立上がり部と、底部とに跨って形成された球抜き孔を有することにより、遊技球を賞球箱の複数箇所に落下させることができるため、遊技球をより一層平らに蓄積させることができる。
【0015】請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載のパチンコ機において、前記球抜き孔は、横長形状に形成されているという技術的手段を用いる。
【0016】つまり、球抜き孔が円形の場合は、球抜き孔から排出される遊技球が賞球箱の一箇所に集中して落下し易いため、遊技球が賞球箱の一箇所に偏って蓄積されてしまうが、球抜き孔を長孔形状に形成することにより、遊技球の落下位置をばらつかせることができるため、賞球箱に蓄積される遊技球の偏りを少なくすることができる。
【0017】請求項4に記載の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のパチンコ機において、前記球抜き孔を開閉する開閉装置が設けられており、その開閉装置を操作するための操作部材が、前記外側立上がり部の上端に設けられているという技術的手段を用いる。
【0018】つまり、従来のように、上記操作部材が、立上がり部のうち遊技者の前面と対向する外面に設けられている場合は、遊技者の視界に入り難く操作性が悪かったが、操作部材を外側立上がり部の上端に設けることにより、遊技者の視界に入り易くすることができるため、操作部材の操作性を向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、この発明に係るパチンコ機の第1実施形態について図を参照して説明する。図1は、この実施形態に係るパチンコ機の外観を上半分を省略して示す斜視説明図である。図2は、図1に示すパチンコ機に設けられた下受け皿を上方から見た説明図であり、図3は、図2に示す下受け皿を正面から見た説明図である。図4は、球抜き孔が閉塞しているときの開閉装置の状態を示す説明図であり、図5は、球抜き孔が開口しているときの開閉装置の状態を示す説明図である。図6(A)は、図1に示すパチンコ機において下受け皿に収容された遊技球を賞球箱へ球抜きしている様子を示す部分説明図であり、図6(B)は、図6(A)において破線で囲んだ部分を拡大して示す説明図である。なお、以下の説明では、パチンコ機1の前面F1から遠ざかる方、つまり遊技者に近づく方を外側とし、前面F1に近づく方を内側とする。
【0020】パチンコ機1には、上受け皿パネル3が前枠5に開閉可能に取付けられており、上受け皿パネル3には、賞球・貸球供給口2から供給される賞球や貸球を収容する上受け皿3aが形成されている。上受け皿3の下方には、排出口4が形成されており、排出口4の排出側には、その排出口4から排出された遊技球を収容する下受け皿10が設けられている。下受け皿10は、外側に形成された前面パネル部10aおよび内側に形成された凹部10bによって二重構造に構成される。上受け皿パネル3の右側上部には、上受け皿3aに収容されている遊技球を下受け皿10へ抜くための上受け皿球抜きレバー3bがスライド可能に設けられている。
【0021】図2に示すように、凹部10bは、凹形状に形成されており、ほぼ平面状の底部11と、この底部11の周囲に立上がり形成された立上がり部12とを有する。立上がり部12は、遊技者に近い側において外方に膨出形成された外側立上がり部12aと、下受け皿10の奥行き方向に形成された側面側立上がり部12b,12bと、パチンコ機1の前面F1に近い側に形成された内側立上がり部12cとを有する。また、底部11と、外側立上がり部12aとに跨って球抜き孔13が開閉可能に貫通形成されている。球抜き孔13は、その長軸が前面F1に対向した横長形状に形成されている。側面側立上がり部12bおよび内側立上がり部12cは、球抜き孔13に向けて下り勾配となっており、排出口4から排出された遊技球が球抜き孔13に向かって転がるようになっている。
【0022】図4に示すように、前面パネル部10aと凹部10bとの間に形成された空間には、球抜き孔13を開閉する開閉装置20が装着されている。開閉装置20は、球抜き孔13を閉塞し、あるいは開口する開閉板21と、外側立上がり部12aの上端12a1に設けられた下受け皿球抜きレバー22と、この下受け皿球抜きレバー22と開閉板21とを連結する連結部材23と、この連結部材23に一端が取付けられたコイルバネ24とを備える。コイルバネ24の他端は、上記空間の内部に固定されている。また、下受け皿球抜きレバー22は、外側立上がり部12aの上端12a1に沿って横方向にスライドできるように構成されている。
【0023】次に、下受け皿10に収容されている遊技球Pを賞球箱30に抜く際の説明をする。図4に示すように、開閉板21が球抜き孔13を閉塞している状態において、下受け皿球抜きレバー22をコイルバネ24の復元力に抗して図面左方向へスライドさせると、図5に示すように、開閉板21によって閉塞されていた球抜き孔13が開口する。そして、図6(B)に示すように、下受け皿10に収容されている遊技球Pが球抜き孔13から賞球箱30内に排出される。このとき、球抜き孔13は、下受け皿10の底部11と、外側立上がり部12aとに跨って形成されているため、遊技球Pを賞球箱30の中間点B1、または、中間点B1の近傍に落下させることができる。
【0024】つまり、図6(A)に示すように、下受け皿10から抜いた遊技球Pを賞球箱30の中央、または、中央近傍になだらかな山状に蓄積させることができる。したがって、遊技球Pが賞球箱30の遊技者から見えない奥の方に偏って片斜面状に蓄積されてしまうことがないため、遊技球Pがすぐに賞球箱30から溢れ出てしまうことがない。また、溢れるのを防止するために遊技球Pを頻繁に手で均す必要もないため、遊技に集中し易い。さらに、遊技球Pを手で触れて遊技球Pに帯電した静電気が伝わる回数が減少するため、遊技者に与える不快感を軽減することもできる。特に、大当たりが発生した場合は、一度にたくさんの賞球が排出されるため、上記各効果が顕著となる。
【0025】さらに、下受け皿球抜きレバー22が外側立上がり部12aの上端12a1に設けられているため、遊技者から見易いので操作性を向上させることができる。しかも、下受け皿球抜きレバー22は、下受け皿10に左手の親指以外の4本の指を乗せた状態で左手の親指が容易に届く箇所に設けられているため操作性をより一層向上させることができる。なお、下受け皿球抜きレバー22から指を離すと、下受け皿球抜きレバー22はコイルバネ24の復元力によってスライド前の位置に自動的に復帰する。また、下受け皿球抜きレバー22をスライドさせる量を調節し、球抜き孔13の開口量を調節することにより、単位時間当たりの遊技球の排出量を調節できることは勿論である。
【0026】[第2実施形態]次に、この発明の第2実施形態に係るパチンコ機について図7を参照して説明する。図7は、この第2実施形態に係るパチンコ機に設けられた下受け皿を上方から見た説明図である。なお、下受け皿の構造以外は、第1実施形態と同じであるため、その同じ部分の説明を省略する。このパチンコ機に備えられた下受け皿10は、球抜き孔13の他に、底部11と、下受け皿10の奥行き方向に形成された横側立上がり部12b,12bとにそれぞれ跨って形成された球抜き孔14,15を有する。球抜き孔14,15は、それぞれ開閉板21a、21bによって開閉可能となっている。開閉板21a、21bは、図示しない開閉装置に連結されており、下受け皿球抜きレバー22を図面左方向にスライドさせると、球抜き孔13,14,15が開口し、下受け皿球抜きレバー22をスライド前の位置に戻すと、球抜き孔13,14,15が閉塞される。
【0027】以上のように、下受け皿10に収容された遊技球Pを球抜き孔13の他に、球抜き孔13から幅方向にずれて、やや奥行き方向に離れた位置の複数箇所に落下させることができるため、遊技球Pを賞球箱30により一層平らに蓄積させることができる。なお、球抜き孔14,15は、一方のみでもよいし、さらに他の箇所に増設することもできる。ところで、下受け皿球抜きレバー22が、請求項4に記載の操作部材に対応する。




 

 


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