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発明の名称 パチンコ機の球抜き機構
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−113003(P2001−113003A)
公開日 平成13年4月24日(2001.4.24)
出願番号 特願平11−295259
出願日 平成11年10月18日(1999.10.18)
代理人 【識別番号】100084043
【弁理士】
【氏名又は名称】松浦 喜多男
【テーマコード(参考)】
2C088
【Fターム(参考)】
2C088 BA78 CA27 EA41 
発明者 大野 立二
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】前面に、発射位置に貯留球を導出する上受け皿と、該上受け皿と球抜き孔により連通する下受け皿と、押圧操作により球抜き孔を開閉制御する回動操作部材と、常態で該操作部材を閉鎖制御位置に保持する付勢部材とを備えたパチンコ機において、回動操作部材に係止部を形成して、付勢部材により係止部を上受け皿に形成した係止面に係合維持するようにし、回動操作部材を付勢力に抗して球抜き孔を開放する位置に回動すると、該回動操作部材の係止部と該上受け皿の係止面との間に係入物の挿入が可能な嵌入間隙が形成されるようにして、係入物の挿入により回動操作部材を開放制御位置に保持できるようにしたパチンコ機の球抜き機構。
【請求項2】嵌入間隙が、硬貨またはメダル等のコインからなる係入物が挿入される間隙であることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の球抜き機構。
【請求項3】嵌入間隙が、遊技球からなる係入物が挿入される間隙であることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の球抜き機構。
【請求項4】コインを上受け皿の係止面に導入するためのスライド段面を、係止面に面一状に連成したことを特徴とする請求項2記載のパチンコ機の球抜き機構。
【請求項5】嵌入間隙への係入物の挿入により、操作部材を開放制御位置に保持可能であることを遊技者に示唆する示唆手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のパチンコ機の球抜き機構。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の前面に設けられた上受け皿の球抜き孔を開閉する球抜き機構に関する。
【0002】
【従来の技術】前面に、発射位置に貯留球を導出する上受け皿と、該上受け皿と球抜き孔により連通する下受け皿と、球抜き孔を開閉制御する操作部材と、常態で該操作部材を閉鎖制御位置に保持する付勢部材とを備えたパチンコ機は良く知られている。
【0003】従来の球抜き孔を開放するための球抜き機構は、操作部材が上受け皿にスライド型、回動型、押圧型に取り付けられ、何れも手動操作により球抜き孔を開放する方向へ操作部材を移動させ、貯留球を下受け皿へと流下させる構成となっている。この従来構成にあって、操作部材は、球抜き孔が閉鎖する方向へ付勢されており、このため貯留球の流下が完了するまで、操作部材を開放方向へ向けての手動操作を継続維持しなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】1回の大当たりのスピーディーなゲーム展開と大量な賞球を獲得可能な昨今のパチンコ機では賞球の払い出しが大当たりゲーム終了後もしばらく続くことになる。少しでも早く賞球を機外へ排出したい遊技者は上受け皿の貯留球と、下受け皿の貯留球とを賞球が行われている最中から球抜きを開始する。このためその動作は上受け皿の球抜きと下受け皿の球抜きとを両手を使って同時に行うことを余儀なくされ、また常態で閉鎖方向へ付勢がかかっている操作部材を、付勢に抗して逆方向へ手動操作により長時間開放維持しなければならず、面倒であり、作業負担が大きかった。
【0005】一方、開放状態を保持する手段として、内部に係止機構を設けるようにすることも考えられるが、必然的に部品点数も増え、かつ組立も複雑化し、コストアップにつながる。また、遊技者は球抜き孔を開放状態にしたまま退席しがちとなり、操作部材が内部にあるため、次の遊技者は初めて席に着いたときには開放状態にしたままでも気づかず、遊技するために上受け皿に供給した遊技球を下受け皿へ流してしまうこともあり、遊技者に不快感を与えることともなる。
【0006】さらにまた、現状にあっては、上受け皿の球抜き操作部材を無理矢理固定させようとして係止手段の施されていない箇所に硬貨やメダルなどを強引に差し込む場合もあり、操作部材の損壊の原因となっている。
【0007】本発明は、球抜き孔の開放維持を簡易かつ作業負担なく行い得るとともに、閉鎖復帰も遊技者により必然的になされ得る球抜き機構を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前面に、発射位置に貯留球を導出する上受け皿と、該上受け皿と球抜き孔により連通する下受け皿と、回転操作により球抜き孔を開閉制御する操作部材と、常態で該操作部材を閉鎖制御位置に保持する付勢部材とを備えたパチンコ機において、回動操作部材に係止部を形成して、付勢部材により係止部を上受け皿に形成した係止面に係合維持するようにし、回動操作部材を付勢力に抗して球抜き孔を開放する位置に回動すると、該回動操作部材の係止部と該上受け皿の係止面との間に係入物の挿入が可能な嵌入間隙が形成されるようにした球抜き機構に関する。
【0009】かかる構成にあって、係入物の挿入により回動操作部材は、玉抜き孔を開放する開放制御位置に保持され、このため手動操作による長時間の開放維持を要せずに、上受け皿に貯留された遊技球を下受け皿側に排出することができる。
【0010】ここで、嵌入間隙が、硬貨またはメダル(擬似硬貨)等のコインからなる係入物が挿入される間隙とすることができる。このような係入物は、遊技者が通常持参するものであると共に、コインは有価物であるから、挿入したままに放置されることがなく、使用後は撤去される。かかる構成にあって、コインを上受け皿の係止面に導入するためのスライド段面を、係止面に面一状に連成するようにしても良い。この場合には、スライド段面の案内作用により、挿入が容易となる。
【0011】また、嵌入間隙が、遊技球からなる係入物が挿入される間隙としても良い。このものも同様に、最も身近な係入物であり、かつ有価物であるから、挿入したままに放置されることがない。かかる構成にあって、上受け皿の係止面に、遊技球を保持する球面保持溝を形成しても良く、この場合には、転動し易い遊技球を安定的に保持することができる。
【0012】さらに嵌入間隙への係入物の挿入により、操作部材を開放制御位置に保持可能であることを遊技者に示唆する示唆手段を設けるようにしても良い。この示唆手段としては、係止面や、スライド段面などに、硬貨,メダルの図形等からなる示唆表示により構成しても良い。これにより、遊技者は係入物の使用方法を容易に認識することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に従って説明する。図1はパチンコ機の正面図であり、パチンコ機1、前面枠2、遊技盤3を備え、さらに下方部分には、上受け皿10及び下受け皿50が上下に配設される。
【0014】この上受け皿10は、図2,6,9で示すように、装着板9に装着され、入賞による賞球の払い出しなどパチンコ機1内から排出される遊技球が球出口から供給され、連通路14により遊技球を一列状とし、順次装着板9に設けられた整流器11(図2,5参照)を経て発射位置12へと案内する。また、後続の遊技球は該上受け皿10へと貯留され、該上受け皿10が満杯となれば下部の下受け皿50へ遊技球は排出される。該上受け皿10には満杯にならなくとも強制的に該下受け皿50へ遊技球を落下させる球抜き孔15を備える。この球抜き孔15は本発明の要部に係る回動操作部材25により開閉制御される。
【0015】ここで球抜き孔15は、上受け皿10の連通路14の端部に形成され、かつ整流器11の直前位置に配設される。この球抜き孔15は、常態で開閉板20の前端部により遮蔽されている。この開閉板20は、左右方向の直線移動ガイド36に装着されて、その案内作用により直線移動して、球抜き孔15を遮蔽する伸出位置と、退避して開放する退避位置とに変換される。
【0016】この開閉板20は、回動操作部材25とリンク22を介して連係される。すなわち、回動操作部材25は支軸26を中心として、回動可能となっている。またリンク22の上端は装着板9に対して支軸27により枢支され、さらにリンク22の下端には長手方向に沿った長孔23が形成され、開閉板20に突成した連係軸21が長孔23に挿入される。これにより、リンク22を支軸27を中心として回動可能となり、かつ長孔23の作用により、開閉板20との連係が確保される。一方、リンク22は、上受け皿10の内側に一端を支持した発条28の他端が固着され、これにより該リンク22を図3,4から視て、支軸27を中心として反時計方向へ付勢されている。
【0017】前記リンク22には係合突部29が形成され、回動操作部材25の周面には発条28の付勢作用により該係合突部29が圧接するカム面30が形成される。このカム面30は、回動操作部材25を図3,4から視て反時計方向へ回動するためには、発条28の作用に抗して係合突部29を外側へ押し出す力が必要となるように形状を設定している。さらにカム面30の側傍には、係合突部29との連係を保持する規制突部31が突成されている。
【0018】これにより、回動操作部材25は図4の時計方向へ付勢され、該回動操作部材25を同図の閉鎖制御位置に保持し得るようにしている。
【0019】この回動操作部材25の上面には遊技者が発条28の付勢力に抗して指を押圧操作する押圧面33が形成されている。この押圧面33は、連通路14の終端部を覆うように上受け皿10上に形成された被覆面部34から上方突出している。また、回動操作部材25には係止部32が突成され、発条28の付勢力により、上受け皿10の上面に形成された係止面40に係合する閉鎖制御位置に保持される。
【0020】而して、発条28の付勢作用によりリンク22は支軸27を中心として図4の反時計方向へ付勢され、これにより、長孔23を介してリンク22下端と連係された開閉板20は球抜き孔15を閉鎖する常態位置に保持される。さらに、係合突部29,カム面30を介して連係する回動操作部材25は、上述の通り、時計方向へ付勢され、係止部32を係止面40に係止する閉鎖制御位置に保持される。
【0021】ここで押圧面33を押圧すると、係止部32は係止面40間で係入物の挿入が可能な嵌入間隙s(図8参照)が形成されるようにしている。このため該嵌入間隙sに係入物を挿入すると、回動操作部材25は発条28の付勢力に抗した開放制御位置に保持され、この位置で開閉板20が退避して、球抜き孔15は開放状態となり、上受け皿10内へ供給された遊技球が14から球抜き孔15へ流れて下受け皿50側へ排出される。
【0022】図6〜8は、嵌入間隙sが、硬貨またはメダル(擬似硬貨)等のコインxからなる係入物が挿入される間隙とした構成に係るものである。
【0023】そこで、嵌入間隙sを硬貨等の厚み相当分とすると共に、被覆面部34に、幅が硬貨の径を少し越える程度とし、内端縁から係止部32の直下部に至るスライド段面42を形成し、該直下部を係止面40としている。すなわち、スライド段面42を係止面40に面一状に連成するようにしている。またスライド段面42の終着端は硬貨又はメダルの収まる円弧状のガイド形状とし、これにより、係止面40でコインxを確実に位置決めできるようにしている。これにより、コインxをスライド段面42上に乗載し、押圧面33を押圧して、嵌入間隙sを生じさせた後、さらにコインxをスライド段面42を滑らせて、係止面40にコインxの一部を嵌入して、押圧面33の押圧を解除することにより、コインxは発条28の付勢力で嵌入間隙s内で係止部32により挟持されることとなる。これにより、回動操作部材25は移動不能となって、開放制御位置に保持され、球抜き孔15は開閉板20が退避した開放状態となる。
【0024】一方、球抜き孔15を開放解除させたい場合には、回動操作部材25の押圧面33をさらに押圧し、係入物への挟持力を解除する。これにより、係入物としてコインxと回動操作部材25の係止片32とにクリアランスが生じ、遊技球yは拘束をとかれる。そしてスライド段面42を利用してスライドさせて抜き取ることにより回動操作部材25は付勢により復帰し、該球抜き孔15は閉鎖状態となる。
【0025】かかる構成にあっては、スライド段面42の案内作用によりコインxの嵌入操作が容易となるとともに、コインxは、遊技者が通常持参するものであるから係入物として最適であり、しかも外から視認でき、かつ有価物であるから、挿入したままに放置されることがない。このため、使用後はほぼ確実に撤去され、回動操作部材25は閉鎖制御位置に復帰することとなる。
【0026】かかる構成にあって、前記スライド段面42には、コインxを用いて、回動操作部材25を開放制御位置に保持可能であることを教示するように、硬貨またはメダルの絵等からなる示唆表現mをスライド段面42上に刻成するようにしても良い。その他、示唆表現mとしては、被覆面部34に印刷する等種々の形態が用いられ得る。
【0027】図9〜11は、嵌入間隙sが、遊技球yからなる係入物が挿入される間隙とした構成に係るものである。
【0028】ここで、遊技球yは嵌入間隙sへの挿入時に安定を欠くから、図11で示すように、回動操作部材25の係止部32の下面に遊技球を保持する球面保持溝45を形成するようにしても良い。さらには、係止面40の終端部にも円弧状面46を形成しても良い。この球面保持溝45と円弧状面46とで転動し易い遊技球を安定的に保持することができる。かかる構成にあって、係止部32による遊技球yの保持を解除すると、遊技球yは円弧状面46の案内作用により、上受け皿10の開口側への転動が容易になされ、該上受け皿10内への回収が容易になされる。このとき被覆面部34に上受け皿10の開口側への下方傾斜を施すことにより、その転動をさらに容易とすることができる。
【0029】この遊技球yも同様に、パチンコ遊技には欠かせない最も身近な係入物であり、かつ有価物であるから、挿入したままに放置されることがない。
【0030】かかる構成にあっても、遊技球yを嵌入間隙sへ容易に導くための案内溝を形成しても良い。さらには、かかる構成にあっても、遊技球yを用いて、回動操作部材25を開放制御位置に保持し得ることを明瞭とするための示唆表現mを形成しても良い。
【0031】そして、球抜き孔15を開放解除させたい場合には、回動操作部材25の押圧面33をさらに押圧し、遊技球yと該回動操作部材25の係止片32とにクリアランスを生じさせると、遊技球yは拘束をとかれて、上受け皿10へ自然に又は軽く指で押し戻すことにより転動して上受け皿10内へ回収される。そして、回動操作部材25は発条28の付勢により該球抜き孔15が閉鎖される閉鎖制御位置へ復帰することとなる。
【0032】而して、遊技中において大当たりの発生により大量の賞球を獲得しすべての球を交換しなければならない場合、遊技を途中で終了する場合など、強制的に該上受け皿10に貯留された球を該下受け皿50へと流下させ機外へと排出しなければならないことがあるが、回動操作部材25の押圧面33を押圧して、嵌入間隙sのコインx又は遊技球yを挿入するだけで、該回動操作部材25は開放制御位置に保持される。すなわち、押圧面33を指で押圧保持する継続操作を不要としながら、球抜き孔15を開放維持することができ、上受け皿10に貯留した球を下受け皿50に容易かつ連続的に流下させることができる。
【0033】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、回動操作部材25を押圧操作して回動させ、嵌入間隙sを生じさせて、この嵌入間隙sに係入物を挿入することにより、押圧操作を解除しても、回動操作部材25を開放制御位置に保持できるようにしたから、球抜き孔15の開放状態を指の押圧操作なく、継続保持でき、機構の複雑化や、部品点数を増やすことなく、球抜き操作を容易に行うことができる。
【0034】このため、大当たりゲーム終了後しばらく続く賞球の最中や、途中で遊技を止める場合での、上受け皿10からの球抜き作業にあって、遊技者への負担が軽減される。また、排出球を入れる箱の交換時も下受け皿50を一旦締めて箱の交換を行っていても上受け皿10からの賞球の流下は続けられ球抜きにかかる時間短縮もなされる。
【0035】しかも内部に係止機構を設けるものではなく、係入物が露出した状態となっているため、その撤去忘れがなく、例えそのまま残されていても、次の遊技者は容易に係入物の存在を確認できかつ、撤去し得るから、円滑に次の遊技へ移行することができる。
【0036】また、嵌入間隙sにコインx又は遊技球yを嵌入する構成とした場合には、パチンコ遊技中の身近なものが用いられるから、係入物として最適であるとともに、有価物であるから、遊技者は確実にこれを回収することとなり、球抜き孔を確実に閉鎖復帰させることができる。
【0037】さらにまた、嵌入間隙への係入物の挿入により、操作部材を開放制御位置に保持可能であることを遊技者に示唆する示唆手段を設けた場合には、硬貨またはメダル、もしくは遊技球を係入物と特定し、遊技者に挿入を示唆するとともに、外部操作にて視認可能にしたので球抜き孔15の開閉状態が判断できる。




 

 


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