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補綴部材 - 株式会社エム・エム・ティー
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発明の名称 補綴部材
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−258913(P2001−258913A)
公開日 平成13年9月25日(2001.9.25)
出願番号 特願2000−79974(P2000−79974)
出願日 平成12年3月22日(2000.3.22)
代理人 【識別番号】100080746
【弁理士】
【氏名又は名称】中谷 武嗣
【テーマコード(参考)】
4C097
【Fターム(参考)】
4C097 AA01 BB01 CC13 CC20 DD07 FF05 
発明者 越智 隆弘 / 米延 策雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 一つのアパタイトブロック2に形成した凸部3及び/又は凹部4と、他のアパタイトブロック2の凹部4及び/又は凸部3と、を互いに嵌合可能とし、複数個のブロック2…を組み合わせて一体化することにより、所望の形状に組み立て可能に構成したことを特徴とする補綴部材。
【請求項2】 凸部3及び/又は凹部4が、規則正しく配設された請求項1記載の補綴部材。
【請求項3】 全ての凸部3の中の幾つかの凸部3を除去することにより、該凸部3と対応する凹部4内のスペースを、徐放用の薬剤を収納するための空所5とした請求項1又は2記載の補綴部材。
【請求項4】 除去される凸部3の基部31を残すことにより、該基部31を、上記空所5を閉じる蓋として機能させるようにした請求項3記載の補綴部材。
【請求項5】 凸部3の基部31を、緻密質アパタイトで形成した請求項1,2,3又は4記載の補綴部材。
【請求項6】 凹部4の内表面に、徐放に適した気孔径・気孔率を具備した薄膜をコーティングした請求項5記載の補綴部材。
【請求項7】 全体が、多孔質アパタイトからなる請求項1,2,3,4,5又は6記載の補綴部材。
【請求項8】 凸部3及び/又は凹部4を多孔質とし、該凸部3の径を、該凹部4の径よりも大きく設定し、凹凸嵌合を緊密にした請求項1,2,3,4,5,6又は7記載の補綴部材。
【請求項9】 アパタイトブロック2の形状が、板状体である請求項1,2,3,4,5,6,7又は8記載の補綴部材。
【請求項10】 アパタイトブロック2の形状が、角柱体である請求項1,2,3,4,5,6,7又は8記載の補綴部材。
【請求項11】 アパタイトブロック2の形状が、円筒体である請求項1,2,3,4,5,6,7又は8記載の補綴部材。
【請求項12】 アパタイトブロック2の形状が、三角柱である請求項1,2,3,4,5,6,7又は8記載の補綴部材。
【請求項13】 全体が緻密質アパタイトから成るアパタイトブロック2と、全体が多孔質アパタイトから成るアパタイトブロック2と、を組み合わせて成る請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11又は12記載の補綴部材。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補綴部材に関する。
【0002】
【従来の技術】骨の骨折部、欠損部、空隙部や、骨腫瘍部等を切除した部分等に充填するための補綴材としてアパタイトを用いる場合、従来は、種々の形状、大きさの品揃えの中から、最も適した形状のものを選択するか、複数個を適当に組み合わせて対応していた。
【0003】しかし、最適な形状、大きさのものを見つけ出すのは容易ではなく、適当なものがないこともある。また、組み合わせの場合には、例えば、円筒体同士を積み重ねる程度で、その円筒体同士は相互に連結されておらず、組付け強度に問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、例えば、特公平5-26504号公報には、予め大きな成形体を製作し、必要な形状に分割できるようにした骨補綴成形体に関する発明も開示されている。しかし、この方法では、その一部が捨て去られるため、高価なアパタイトが無駄になる上に、分割用に溝が形成されているため、強度に難点があった。
【0005】また、補綴材を用いて、骨折部や欠損部等を補綴する場合には、徐放用の薬剤を併せて投入することにより、術後の回復が促進される場合が多いが、従来の補綴材には、徐放用の薬剤を収納するためのスペースは、特に、設けられていなかった。
【0006】そこで、本発明は、補綴部材同士が接合しやすく、その接合強度を充分に得られ、かつ、必要に応じて、徐放用の薬剤を収納するためのスペースを確保できるようにした補綴部材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するために、本発明は、一つのアパタイトブロックに形成した凸部及び/又は凹部と、他のアパタイトブロックの凹部及び/又は凸部と、を互いに嵌合可能とし、複数個のブロックを組み合わせて一体化することにより、所望の形状に組み立て可能に構成している。
【0008】その凸部及び/又は凹部が、規則正しく配設されるのが好ましい。また、全ての凸部の中の幾つかの凸部を除去することにより、該凸部と対応する凹部内のスペースを、徐放用の薬剤を収納するための空所とするのも好ましい。そして、その除去される凸部の基部を残すことにより、該基部を、上記空所を閉じる蓋として機能させるようにしてもよい。
【0009】凸部の基部を、緻密質アパタイトで形成してもよい。また、凹部の内表面に、徐放に適した気孔径・気孔率を具備した薄膜をコーティングしてもよい。あるいは、全体を、多孔質アパタイトで形成してもよい。また、凸部及び/又は凹部を多孔質とし、該凸部の径を、該凹部の径よりもわずかに大きく設定し、凹凸嵌合を緊密にしてもよい。
【0010】さらに、アパタイトブロックの形状を、板状体としてもよい。また、アパタイトブロックの形状を、角柱体としてもよい。また、アパタイトブロックの形状を、円筒体としてもよい。あるいは、アパタイトブロックの形状を、三角柱としてもよい。全体が緻密質アパタイトから成るアパタイトブロックと、全体が多孔質アパタイトから成るアパタイトブロックと、を組み合わせてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明の補綴部材を詳説する。
【0012】図1は本発明の実施の一形態を示す補綴部材の斜視図、図2は図1のX−X線矢視断面図、図3は積み重ね状に組み合わせた補綴部材の断面図で、これらの図に於て、符号1で示す補綴部材は、生体との親和性が良好なアパタイトから成る板状のブロック本体(アパタイトブロック)2の表面に、凸部3を形成し、裏面に凹部4を形成して成る。
【0013】上述の凸部3と凹部4は、互いに嵌合可能に形成されており、例えば、図3に示すように、複数の補綴部材1…を相互に積み重ねるように組み合わせて一体化が可能であり、使用する部位の状態に応じて、適宜、その大きさ形状を、選択的に調整することができることを大きな特徴としている。
【0014】そのブロック本体2の材質としては、例えば、その全体を、多孔質アパタイトで形成することができる。その場合には、適度の柔軟性があり、例えば、欠損部への挿入時等には、多少の変形が許容されるため、施術時の処置が容易であり、かつ、骨置換が速やかであり、骨との一体化が早期に達成される。
【0015】上述のように、全体を多孔質アパタイトで形成する場合には、その凹凸嵌合をより緊密にするために、凸部3の径(外径)を、凹部4の径(内径)よりもわずかに大きく設定してもよい。また、凸部3の基部を緻密質アパタイトで形成して、嵌合強度を確保できるようにしてもよい。
【0016】あるいは、凸部3か凹部4の何れか一方または両方を多孔質アパタイトで形成してもよく、その場合には、嵌合時に、凸部3又は凹部4の表面が削り取られつつ一体化されるため、強固な嵌合が可能となる。
【0017】また、全体的に強度が必要とされる場合には、内部を緻密質アパタイトで形成し、外部のみを多孔質アパタイトで形成してもよく、場合によっては、全体を緻密質アパタイトで形成してもよい。なお、図1に示す補綴部材1は単なる一例を示すものであり、その大きさ、凸部3と凹部4の数や配列状態等については、(例えば千鳥状に配設する等)適宜に、選択設計されてよい。
【0018】ところで、本発明に於て、アパタイトとは、広義でのリン酸カルシウム系焼結体を言うものと定義する。なお、その中、ハイドロキシアパタイトが強度的に優れ、最も好ましい素材である。その緻密質体(緻密質アパタイト)は、気孔率が0〜20%のものであり、多孔質体(多孔質アパタイト)は、気孔率が60〜80%である。
【0019】緻密質体の気孔率が20%を越えると、強度の低下が甚だしくなるため好ましくない。また、多孔質体の気孔率が60%未満になると、骨に置換される時間が長くかかり過ぎる。気孔率が80%を越えると、強度が低下するため、損壊する虞がある。
【0020】図3では、補綴部材1…を積み重ね状に組み合わせる場合に、全ての凸部3の中の幾つかの凸部3の先端を除去することにより、該凸部3と対応する凹部4内のスペースを、徐放用の薬剤を収納するための空所5としている(図4参照)。
【0021】つまり、組み合わせる前に、予め、適当な箇所の凸部3を、その基部31のみを残して、その他の部分を、切除すればよく、その切除は、簡単な切削や研磨で容易におこなうことができる。また、手術時に於ても、容易に切除できる。
【0022】このような徐放用の空所5を設ける場合には、その空所5から薬剤を徐々に外部に放出させることができるように、ブロック本体2を多孔質アパタイトで形成するのが好ましいが、その基部31を、空所5を閉じるための蓋として機能させるために、その基部31を緻密質アパタイトで形成してもよい。
【0023】さらに、凹部4の内表面に、徐放に適した気孔径・気孔率を有する薄膜をコーティングして、空所5をしっかりと閉栓した状態下で、薬剤の徐放効果を安定に向上させることもできる。その薄膜の素材としては、アパタイトが好ましいが、必要に応じて、アルミナ、ジルコニア等のセラミックス材料を用いることができる。
【0024】このような徐放用の空所5を、必要に応じて、最適な箇所に、容易に設けることができるため、患部に対して最適な部位からの徐放が可能となり、骨補綴材として、従来にない細かな徐放剤の制御をおこなうことができ、術後のより一層速やかな回復が可能となった。
【0025】このような凸部3と凹部4を有する補綴部材1の形状や大きさは、種々の変形が可能であり、例えば、図5に示すように、ブロック本体2を角柱状に形成してもよい。この場合、例えば、図6に示すように、隣合った2つの辺に凸部(又は凹部)3,3を形成し、他の隣合った2つの辺に凹部(又は凸部)4,4を形成すればよい。
【0026】また、図7に示すように、ブロック本体2を立方体(正六面体)状に形成し、その各表面に、凸部3と凹部4を形成してもよい。あるいは、図示は省略するが、ブロック本体2は、正六面体以上の多面体に形成してもよく、また、円筒状(軸方向に伸長させる)に形成してもよく、あるいは、三角柱状に形成してもよく、多角柱(断面の形状が多角形)状に形成してもよい。
【0027】以上のように、ブロック本体2の形状は適宜に選択・設計されてよく、要するに、凸部3と凹部4によって、互いに嵌合可能に形成されていればよく、形状の異なる補綴部材1,1同士の組み合わせも自由である。
【0028】また、必要に応じて、ブロック本体2の内部に、緻密質耐火物を埋設してもよい。あるいは、緻密質アパタイトで形成した補綴部材1と、多孔質アパタイトで形成した補綴部材1とを組み合わせてもよい。
【0029】
【発明の効果】(請求項1によれば)凹凸嵌合により、複数個のアパタイトブロック2…を組み合わせて所望の形状に組み立て可能に構成したので、充分な接合強度が得られ、少ない種類で、種々の大きさ、形状を得ることができる。また、その凹凸の間隔を統一することにより、自由な組み合わせが可能となる。
【0030】(請求項2によれば)凸部3及び/又は凹部4を、規則正しく配設することにより、相互の組み合わせが確実となり、かつ、製作も容易となる。
【0031】(請求項3によれば)幾つかの凸部3を除去して、該凸部3と対応する凹部4内のスペースに、徐放用の薬剤を収納するための空所5とするので、良好な徐放効果を得ることができ、術後の回復が促進される。
【0032】(請求項4によれば)除去される凸部3の基部31を、空所5を閉じる蓋として機能させるようにしたので、薬剤を必要な方向に浸出させることができ、徐放効果が向上する。
【0033】(請求項5によれば)凸部3の基部31を、緻密質アパタイトで形成することにより、凹部4との間で形成される空所5を、密封性よく閉蓋することができる。
【0034】(請求項6によれば)凹部4の内表面に、徐放に適した気孔径・気孔率を具備した薄膜をコーティングすることにより、徐放効果を顕著に向上させることができる。
【0035】(請求項7によれば)全体が、多孔質アパタイトからなるので、骨置換が速やかにおこなわれ、骨との一体化が早期に達成される。
【0036】(請求項8によれば)凸部3及び/又は凹部4を多孔質とし、該凸部3の径を、該凹部4の径よりも大きく設定することにより、凹凸嵌合が緊密となり、補綴部材1…同士の接合強度が向上する。
【0037】(請求項9によれば)アパタイトブロック2の形状を、板状体としたので、広い面積が必要とされる場合に好適となり、また、積み重ねるのに都合がよく、しかも、製作容易でコスト安に提供することができる。
【0038】(請求項10によれば)アパタイトブロック2の形状を、角柱体としたので、補綴箇所が細長い場合に好適となり、かつ、その太さを容易に調整することができる。また、製作容易でコスト安に提供することができる。
【0039】(請求項11によれば)アパタイトブロック2の形状を、円筒体としたので、補綴箇所が細長い場合に好適となり、かつ、その太さを容易に調整することができる。また、製作容易でコスト安に提供することができる。
【0040】(請求項12によれば)アパタイトブロック2の形状を、三角柱としたので、補綴箇所が細長い場合に好適となり、かつ、その太さを容易に調整することができる。また、製作容易でコスト安に提供することができる。
【0041】(請求項13によれば)全体が緻密質アパタイトから成るアパタイトブロック2と、全体が多孔質アパタイトから成るアパタイトブロック2と、を組み合わせるので、凹凸嵌合させ易くなり、また、緻密質アパタイトで必要な強度を確保することができ、かつ、多孔質アパタイトによって、骨との一体化が容易となる。




 

 


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