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発明の名称 超音波式ヒートカッター
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−340351(P2001−340351A)
公開日 平成13年12月11日(2001.12.11)
出願番号 特願2000−108152(P2000−108152)
出願日 平成12年4月10日(2000.4.10)
代理人 【識別番号】100066223
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 政美
【テーマコード(参考)】
4C052
4C060
【Fターム(参考)】
4C052 AA01 AA16 BB07 CC02 CC03 CC24 DD01 
4C060 FF21 JJ22 MM03
発明者 坂俣 一雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 歯根管治療に使用するガッタパーチャを切断する超音波式ヒートカッターであって、ホルダー体の内部に装着した超音波振動子で、ホルダー体の先端部に保持した切断端子を振動させ、この振動によってガッタパーチャを切断することを特徴とする超音波式ヒートカッター。
【請求項2】 前記切断端子は、前記ホルダー体の先端部に設けられたチャック体に着脱自在に連結される請求項1記載の超音波式ヒートカッター。
【請求項3】 前記チャック体は、超音波振動子に着脱自在に連結する連結杆と、この連結杆の先端にネジ止めされる操作ネジ部と、操作ネジ部の内部に収納されて切断端子を挟着する複数個の挟着片とからなる請求項2記載の超音波式ヒートカッター。
【請求項4】 前記切断端子は、前記ホルダー体の先端部に設けられた連結ネジ部に着脱自在に連結される請求項1記載の超音波式ヒートカッター。
【請求項5】 前記切断端子を金属材又はプラスチック材で使い捨て自在に形成した請求項1乃至請求項4いずれか記載の超音波式ヒートカッター。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科治療において使用される超音波式ヒートカッターに係り、歯根管充填剤(以下、ガッタパーチャと称する)を切断する際に用いられる超音波式ヒートカッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】歯根管治療において、歯根管の神経を除去し、この除去した跡にガッタパーチャを充填する治療が行われている。この治療では、神経を除去した根管をリーマ等で拡大した後、ファイルで根管を処理してからガッタパーチャが充填される。そして、充填されたガッタパーチャの端部を除去するために、ヒートカッターが使用される。このヒートカッターは、ステンレス等の耐熱性金属で形成された細い棒状を成し、ヒートカッターの先端部を予めバーナー等で加熱し、この先端部でガッタパーチャを溶断するものである(実公平7-17293 号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、熱したヒートカッターを口腔内に持ち込んで治療を施すため、ガッタパーチャ以外の部分にヒートカッターが接触すると、火傷等の接触事故に繋がる恐れがあった。しかも、この接触事故は、施術経験の少ない医師の治療において、少なからず経験するものであり、技術が熟練するまでは、避けることができないのが現状である。
【0004】また、熟練した医者においても、子供の治療時に不意に動かれたような場合は、接触事故が生じ易い。仮に、子供の治療時にこのような接触事故が生じると、この事故が原因で次の治療に移ることができなくなるなど、その後の治療に多大な障害が生じるおそれがあった。
【0005】さらに、従来のヒートカッターは、バーナーによって熱する先端部と、柄の部分とが一体になっている。その為、ヒートカッターの加熱されていない部分が口腔周辺に触れてしまうと、接触事故に変わって感染事故が生じる恐れがある。すなわち、治療時に生じた唾液や血液等の体液等が、このヒートカッターに付着し接触によって次の患者に感染する恐れである。例えば、B型肝炎ウィルス、C型肝炎ウィルス、エイズウィルスなど、通常での感染力が弱いとされているウイルスでも、ヒートカッターから傷付いた口腔等に直接接触した場合には、これらに感染する恐れが全く無いとは言えない状況にあった。
【0006】そこで、本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、技術の習熟度や患者の年齢等に係わりなく極めて安全な治療が可能になる超音波式ヒートカッターの提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するため、本発明の第1の手段は、歯根管治療に使用するガッタパーチャを切断する超音波式ヒートカッターであって、ホルダー体1の内部に装着した超音波振動子2で、ホルダー体1の先端部に保持した切断端子3を振動させ、この振動によってガッタパーチャを切断することにある。
【0008】第2の手段における切断端子3は、前記ホルダー体1の先端部に設けられたチャック体4に着脱自在に連結されるものである。
【0009】第3の手段におけるチャック体4は、超音波振動子2に着脱自在に連結する連結杆4Cと、この連結杆4Cの先端にネジ止めされる操作ネジ部4Aと、操作ネジ部4Aの内部に収納されて切断端子3を挟着する複数個の挟着片4Bとからなる。
【0010】更に、第4の手段における切断端子3は、前記ホルダー体1の先端部に設けられた連結ネジ部に着脱自在に連結されるものである。
【0011】そして、第5の手段は、切断端子3を金属材又はプラスチック材で使い捨て自在に形成したことを課題解消のための手段とする。
【0012】本発明によると、超音波振動子2によって切断端子3が振動し、この振動を熱源としてガッタパーチャを溶断する。切断端子3は、チャック体4や連結ネジ部を介して超音波振動子2に着脱自在に連結されるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基いて本発明の実施の形態を説明する。
【0014】本発明は、歯根管の神経を除去した後に充填するガッタパーチャを切断する器具である。
【0015】本発明カッターは、ホルダー体1の内部に装着した超音波振動子2で、ホルダー体1の先端部に保持した切断端子3を振動させ、この振動によってガッタパーチャを切断する(図1参照)。
【0016】このホルダー体1の先端には、チャック体4が設けられており、このチャック体4で切断端子3を連結保持するものである(図2参照)。図示のチャック体4は、切断端子3の周囲を挟着する複数個の挟着片4Bと、この挟着片4Bに外嵌して挟着片4Bを緊締する操作ネジ部4Aとを備えている。
【0017】図5に示すチャック体4は、超音波振動子2に着脱自在に連結する連結杆4Cと、この連結杆4Cの先端にネジ止めされる操作ネジ部4Aと、操作ネジ部4Aの内部に収納されて切断端子3を挟着する複数個の挟着片4Bとで構成される。このチャック体4によると、使用後のチャック体4をホルダー体1から外してオートクレーブで滅菌することが可能になる。また、チャック体4の構造は図示例に限られるものではない。
【0018】切断端子3の着脱手段は、この他、ホルダー体1の先端部に連結ネジ部を設け(図示せず)、この連結ネジ部に螺合するネジ部を切断端子3の基端部に設けることも可能である。
【0019】切断端子3は、金属材又はプラスチック材で使い捨て用として形成することができる。また、前述の連結ネジ部を設けた切断端子3などは、オートクレーブで滅菌して繰り返し使用してもよい。
【0020】図1乃至図4に示す切断端子3は、いずれも先端部が下向きに屈曲された状態を成している。このとき、図3(イ)、(ロ)に示す如く、先端部を横方向から圧潰した状態に形成すると、切断端子3の操作性を良好にすることができる。同図に於いて、(イ)は切断端子3の先端部を角型に形成したもの、(ロ)は切断端子3の先端部を丸型に形成したものを示している。
【0021】また、切断端子3の形状は、図4に示す如く直線形状にしてもよい。このような直線形状では、比較的製造が容易であるから安価な提供が可能になり、使い捨ての切断端子3として好適である。同図に於いて、(イ)は切断端子3の先端部を円柱状に形成したもの、(ロ)は切断端子3の先端部を偏平な角型に形成したものを示している。
【0022】ホルダー体1には、超音波振動子2に電流を供給する電源コード(図示せず)が連結される。また、この電源コードの替りにバッテリーを使用することで、更に操作性を良好にすることができる。このとき、バッテリーをホルダー体1の内部に装着する他、バッテリーを外部に装着してもよい。また、ホルダー体1の形状は図示例に限定されるものではない。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。
【0024】すなわち、歯根管治療に使用するガッタパーチャを切断する超音波式ヒートカッターであって、ホルダー体1の内部に装着した超音波振動子2で、ホルダー体1の先端部に保持した切断端子3を振動させ、この振動によってガッタパーチャを切断するようにしたことから、従来のヒートカッターのように、バーナーによって予め熱する必要がなくなり、従来の接触事故を確実に防止することができる。この結果、技術の習熟度や、患者の年齢等に係わりなく極めて安全な状態でガッタパーチャを切断できることになった。また、本発明カッターによると、ガッタパーチャの切断以外に、例えば、熱で溶けるセメントの除去に使用することも可能である。
【0025】また、ホルダー体1の先端部に設けたチャック体4に、切断端子3を着脱自在に連結したことで、棒状の切断端子3であればどのような形状の切断端子3でも連結することが可能になり、切断端子3形状の選択枝を広げることができる。
【0026】しかも、超音波振動子2に着脱自在に連結する連結杆4Cと、この連結杆4Cの先端にネジ止めされる操作ネジ部4Aと、操作ネジ部4Aの内部に収納されて切断端子3を挟着する複数個の挟着片4Bとでチャック体4を形成することで、切断端子3のみならず、チャック体4の交換やオートクレーブでの滅菌も容易になるので、極めて清潔な使用や管理が可能になる。
【0027】更に、ホルダー体1の先端部に設けた連結ネジ部に、切断端子3を着脱自在に連結することによって、切断端子3の着脱作業を簡略化することが可能になる。
【0028】そして、切断端子3を金属材又はプラスチック材で使い捨て自在に形成することで、治療時に生じた唾液や血液等の体液等が、この切断端子3に付着しても、感染事故を確実に防止することができる。
【0029】このように、本発明によると、技術の習熟度や、患者の年齢等に係わりなく極めて安全な治療が可能になるなどといった歯科治療に有益な種々の効果を奏するものである。




 

 


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