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発明の名称 歯科用設備器具システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−245908(P2001−245908A)
公開日 平成13年9月11日(2001.9.11)
出願番号 特願2000−61206(P2000−61206)
出願日 平成12年3月6日(2000.3.6)
代理人 【識別番号】100066223
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 政美
【テーマコード(参考)】
4C052
4C058
4C341
【Fターム(参考)】
4C052 AA06 AA13 GG01 GG11 LL09 
4C058 AA13 BB06 KK05
4C341 MM11 MN02 MN11 MP02 MP05 MQ01 MR03 MR04 MR12 MR14 MS01 MS14 MS16 MS18
発明者 坂俣 一雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 歯科治療に使用される適数の設備器具を遠隔操作によって位置調整自在になるように設け、これら複数の設備器具を集中操作するコントロール装置を設け、このコントロール装置の表面に除菌カバーを着脱自在に装着したことを特徴とする歯科用設備器具システム。
【請求項2】 前記設備器具は、歯科診療用椅子、口腔用照明器、ブラケットテーブルのいずれか又は組み合わせを有し、調整位置として、設備器具の角度、高さ、移動位置を含む請求項1記載の歯科用設備器具システム。
【請求項3】 前記除菌カバーは、薄いシート状のゴム材を使用して有底筒状に形成された請求項1又は請求項2記載の歯科用設備器具システム。
【請求項4】 前記除菌カバーは、コントロール装置の側面適位置に凹設された係止凹部に有底筒状を成した除菌カバーの開口縁部を強制嵌入して着脱自在に止着される請求項1乃至3いずれか記載の歯科用設備器具システム。
【請求項5】 歯科治療に使用される適数の設備器具を遠隔操作によって位置調整自在になるように設け、これら複数の設備器具を集中操作するコントロール装置を設け、このコントロール装置を、オートクレーブによる滅菌に耐えられる耐熱性カバーで保護したことを特徴とする歯科用設備器具システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科治療において使用される各種機器を遠隔操作する歯科用設備器具システムに係り、歯科治療を衛生的に行うことができる歯科用設備器具システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】歯科治療における治療用機器として、患者の姿勢を自由に調整する歯科診療用椅子や、口腔内の治療部を照明する口腔用照明器、更に各種治療器具などを載置するブラケットテーブルなどがある。これらの器具類は、通常、治療する患者が変わるたびに、位置調整を行うものである。例えば、患者が座る歯科診療用椅子では、患者の体格に合わせて椅子の高さや背もたれの角度を調整する。また、口腔内の治療部を照明する口腔用照明器にあっては、口腔内の治療部位を正確に照らすように口腔用照明器の位置調整が行われる。更に、治療の内容に応じた器具を適当な位置に載置したブラケットテーブルにおいては、治療内容によって医師の好む位置に設置されている。
【0003】一方、歯科診療に関するデータをコンピーュータに入出力する際に、リモートコントロールスイッチで遠隔操作できるようにした歯科診療システムが特開平 9-34963号公報に記載されている。このシステムでは、歯科診療用椅子に付設した診断機器や、レントゲン装置で得られた診断データをホストコンピュータに取り込む為に、ワイヤレス受信機とワイヤレス送信機とを備えたシステムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、患者が変わるたびに、これらの治療用機器を調整していると、この治療機器を介して院内感染が発生する恐れがあった。すなわち、これらの歯科診療用椅子や口腔用照明器、ブラケットテーブルなどは、治療時において、常に患者のそばに位置するものであるから、治療時に口腔内から飛散した唾液や血液等の体液、あるいは歯の破片等が付着する可能性がある。このように患者の体液等が付着する可能性のある機器類を、患者が変わるたびに医師の指先が触れているのが現状である。歯科医師は、患者の歯茎や唇等に直接触れる行為が多い。その為、仮にB型肝炎ウィルス、C型肝炎ウィルス、エイズウィルスなど、通常での感染力が弱いとされているウイルスでも、医師の指先から傷付いた歯茎等に直接接触した場合には、これらに感染する恐れが全く無いとは言えない状況にあった。一般的な医療では、治療ごとに行われる手指の消毒や、各機器における治療後の洗浄作業等によって院内感染の確率は極めて低くなっているが、歯科医療では、常に口腔を大きく開けて治療するので、歯科医師の指先は、衛生上できるだけ治療用機器に触れずに治療を行えるのが好ましい。
【0005】一方、リモートコントロールスイッチで遠隔操作できるようにした歯科診療システムでは、データの入出力をリモートコントロールスイッチで遠隔操作することはできても、治療用機器の調整を行うものではなく、院内感染を防止するシステムではなかった。
【0006】そこで本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、歯科治療を極めて清潔な状態で行うことができ、歯科治療を介しての院内感染を完全に防止することが可能な歯科用設備器具システムの提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するため、本発明の第1の手段は、歯科治療に使用される複数の設備器具Pを遠隔操作によって位置調整自在になるように設け、これら適数の設備器具を集中操作するコントロール装置1を設け、このコントロール装置1の表面に除菌カバー2を着脱自在に装着したことにある。
【0008】また、第2の手段は、複数の設備器具Pとして、歯科診療用椅子P1、口腔用照明器P2、ブラケットテーブルP3のいずれか又は組み合わせを有し、調整位置として、設備器具の角度、高さ、移動位置を含むものである。
【0009】更に、第3の手段の除菌カバー2は、薄いシート状のゴム材を使用して有底筒状に形成されたものである。
【0010】そして、第4の手段の除菌カバー2は、コントロール装置1の側面適位置に凹設された係止凹部1Aに有底筒状を成した除菌カバーの開口縁部2Aを強制嵌入して着脱自在に止着される。
【0011】また、第5の手段は、歯科治療に使用される複数の設備器具Pを遠隔操作によって位置調整自在になるように設け、これら適数の設備器具を集中操作するコントロール装置1を設け、このコントロール装置1を、オートクレーブによる滅菌に耐えられる耐熱性カバーで保護したことを課題解消のための手段とする。
【0012】本発明によると、設備器具Pの位置調整を遠隔操作することで、歯科診療用椅子P1、口腔用照明器P2、ブラケットテーブルP3等に全く手を触れずに歯科治療を行うことができる。また、コントロール装置1自体も除菌カバー2で着脱自在に被覆されているので、患者が変わるたびに除菌カバー2を交換することが可能になり、院内感染を確実に防止するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基いて本発明の実施の形態を説明する。
【0014】本発明は、歯科治療に使用される適数の設備器具Pを一つのコントロール装置1によって位置調整すると共に、このコントロール装置1に除菌カバー2を着脱することで、歯科治療における院内感染を確実に防止するものである。
【0015】設備器具Pとしては、少なくとも最も頻繁に位置調整が必要な歯科診療用椅子P1、口腔用照明器P2、ブラケットテーブルP3のいずれか又は適宜の組み合わせを有するもので、この他、レントゲンシャーカステンなどの他の設備器具Pを組み合わせてもよい。
【0016】これら設備器具Pの調整位置として、歯科診療用椅子P1の場合、椅子の高さや、せもたれの角度を調整する。口腔用照明器P2にあっては、口腔用照明器P2の高さや上下左右の角度、前後への移動位置を調整する。更に、ブラケットテーブルP3では、主に前後左右の移動位置を調整するもので、この調整位置に高さ調整を加えることも可能である。
【0017】このように調整自在な各設備器具Pの位置を、一つのコントロール装置1を使用して遠隔操作で調整するものである。このコントロール装置1には、各設備器具Pの位置調整を行えるように設けてあり、それぞれの設備器具Pを、必要によって単体で、あるいは同時にコントロールできるように設定する。図示のコントロール装置1は、携帯用のコントロール装置1を示しているが、このコントロール装置1のサイズやデザインは任意に設定できるものである。
【0018】コントロール装置1の表面を除菌カバー2が被覆している。この除菌カバー2は、患者が変わる如に交換できるようにするため、コントロール装置1に対して着脱容易に装着するもので、使用後の除菌カバー2は使い捨てとする。この除菌カバー2には、薄いシート状のゴム材を使用して形成すると、コントロール装置1への着脱が容易になり、しかも、コントロール装置1が発信する電波、赤外線等の妨げにならずに済む。
【0019】また、除菌カバー2の形状を、有底筒状に形成することで、更に容易な着脱が可能になる。図示例の除菌カバー2は、コントロール装置1の長手側面から被覆する有底筒状に形成してある。また、除菌カバー2の開口縁の強度を高めるために、除菌カバー2の開口縁部2Aを他の部分よりも厚く形成している。
【0020】そして、コントロール装置1の側面的位置に係止凹部1Aを形成し、コントロール装置1を被覆した除菌カバー2の開口縁部2Aを、この係止凹部1Aに強制嵌入することで除菌カバー2を止着している。図示の係止凹部1Aは、断面逆台形状を成し、係止凹部1A奥の広がった部分に開口縁部2Aを強制嵌入するものである。このとき、係止凹部1Aの開口縁1Aaの角を落として丸みを設けることで、除菌カバー2の着脱作業が容易になり、また安全に行うことができる。
【0021】また、コントロール装置1は耐熱性カバー(図示せず)で保護されている。この耐熱性カバーは、コントロール装置1のハードカバー自体を耐熱性にするもので、コントロール装置1の内部がオートクレーブによる滅菌に耐えられるようにしている。オートクレーブは、通常 121℃の温度で滅菌する装置であり、使用前又は使用後のコントロール装置1をこのオートクレーブで滅菌する。また、このオートクレーブを使用して使用前の除菌カバー2を滅菌することもできる。
【0022】本発明システムの使用方法は、治療前及び治療中において、除菌カバー2を装着したコントロール装置1を使用して、歯科診療用椅子P1、口腔用照明器P2、ブラケットテーブルP3のセッテイングを調整する。そして、治療後は、コントロール装置1から除菌カバー2を取り外して廃棄処分とし、新たな除菌カバー2をコントロール装置1に装着したものを次の患者に使用するものである。また、除菌カバー2を使用せず、コントロール装置1をオートクレーブによって滅菌して使用することも可能である。更に、オートクレーブによって滅菌したコントロール装置1に、同じくオートクレーブによって滅菌した除菌カバー2を装着してもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。
【0024】すなわち、歯科治療に使用される適数の設備器具Pを遠隔操作によって位置調整自在になるように設け、これら複数の設備器具を集中操作するコントロール装置1を設けたことによって、医師が全く手を触れずに設備器具Pの位置を調整することができる。この結果、治療時において、常に患者のそばに位置する設備器具Pを通しての院内感染を防止することが可能になった。また、このコントロール装置1の表面に除菌カバー2を着脱自在に装着しているから、患者ごとに除菌カバー2を取り替えることで、医師の手指を介しての院内感染を防止することができる。このように、歯科治療によって口腔から体液等が飛散しても、この体液に含まれた感染性のウイルスが他の患者に感染するルートを確実に遮断したので歯科治療における院内感染を確実に防止することができるものである。
【0025】また、複数の設備器具Pとして、歯科診療用椅子P1、口腔用照明器P2、ブラケットテーブルP3のいずれか又は組み合わせを有し、調整位置として、設備器具の角度、高さ、移動位置を含むものであるから、歯科治療に際し、最も頻繁に調整する設備器具Pでも医師が手を触れずに済むものである。
【0026】更に、除菌カバー2を、薄いシート状のゴム材を使用して有底筒状に形成したことで、コントロール装置1への着脱が極めて容易で、しかも除菌カバー2を安価に製造できるので、使い捨てとしての使用も好適である。
【0027】そして、コントロール装置1の側面適位置に凹設された係止凹部1Aに有底筒状を成した除菌カバー2の開口縁部2Aを強制嵌入して着脱自在に止着するから、確実な止着が可能になり、使用時における不意の脱落を防止するものである。
【0028】また、コントロール装置1を、オートクレーブによる滅菌に耐えられる耐熱性カバーで保護したことで、コントロール装置1自体の無菌状態を維持することが可能になり、極めて清潔な使用ができる。また、除菌カバー2を使用せずにコントロール装置1を滅菌状態で使用することも可能である。
【0029】このように本発明によると、歯科治療を極めて清潔な状態で行うことができ、歯科治療を介しての院内感染を完全に防止することが可能になるなどといった有益な種々の効果を奏するものである。




 

 


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