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発明の名称 介護用シャワー装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−269387(P2001−269387A)
公開日 平成13年10月2日(2001.10.2)
出願番号 特願2000−87453(P2000−87453)
出願日 平成12年3月27日(2000.3.27)
代理人 【識別番号】100094215
【弁理士】
【氏名又は名称】安倍 逸郎
【テーマコード(参考)】
2D032
4C094
【Fターム(参考)】
2D032 FA01 
4C094 AA01 BA16 DD14 EE12 EE20 GG02
発明者 森若 敏雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 内面にシャワーノズルが配されたシャワーボックスと、前記シャワーノズルに温水を圧送する温水圧送手段とを備えた介護用シャワー装置において、前記シャワーボックスに、該ボックス内に温風を吹き込む温風発生手段を取り付けた介護用シャワー装置。
【請求項2】 前記温風発生手段で発生した温風を吹き出す温風吹出口を、前記シャワーボックスの内面のうち、入浴者の正面および/または背中と対向する部分に設けた請求項1に記載の介護用シャワー装置。
【請求項3】 シャワー中にも、前記温風発生手段からシャワーボックス内に温風を吹き込む請求項1または請求項2に記載の介護用シャワー装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は介護用シャワー装置、詳しくはシャワー入浴後、自動的に濡れた体を乾かす介護用シャワー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、介助を必要とする老人や身体障害者などを、少ない介助労力でシャワー入浴させる介護用シャワー装置が知られている。この従来装置は、シャワーボックスを本体とし、このボックスの内面に多数本のシャワーノズルを配設し、これらのシャワーノズルに、給湯器で発生した温水をポンプ圧送することで、このボックス内に収納された入浴者に向かって四方八方から温水を噴射してシャワー入浴させる装置である。なお、介護用シャワー装置の中には、シャワーボックスの後方にドアを設けて、車椅子のまま、入浴者をシャワー入浴できるものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これらの従来の介護用シャワー装置にあっては、シャワー入浴後、入浴者の体は濡れたままになっている。これにより、介助人がタオルを使って入浴者の全身を拭き取らなければならなかった。そのため、介助人が入浴者の体を抱えたり、持ち上げたりしなければならず、長時間にわたる重労働が強いられていた。
【0004】
【発明の目的】そこで、この発明は、シャワー入浴後、自動的に入浴者の体を乾かすことができる介護用シャワー装置を提供することを、その目的としている。また、この発明は、効果的に入浴者を乾かすことができる介護用シャワー装置を提供することを、その目的としている。さらに、この発明は、入浴者を、常に温かいボックスの中でシャワー入浴させることができる介護用シャワー装置を提供することを、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は、内面にシャワーノズルが配されたシャワーボックスと、前記シャワーノズルに温水を供給する温水圧送手段とを備えた介護用シャワー装置において、前記シャワーボックスに、該ボックス内に温風を吹き込む温風発生手段を取り付けた介護用シャワー装置である。
【0006】シャワーボックスの形状や大きさは限定されない。1人用でも、複数人用でもよい。また、車椅子のまま入浴できるような構造にしてもよい。例えば、ボックス後方に車椅子の出し入れ用のドアを設置してもよい。そして、シャワーボックスを、入浴者の頭部だけがボックス上に置かれて足や胴体部分をシャワー入浴させる構造にしてもよい。さらに、シャワーボックス内でのシャワーノズルの配置は限定されない。また、シャワーノズルの総数も限定されない。
【0007】温水圧送手段は、シャワーボックスに一体的に設けてもよいし、ボックス外(屋外を含む)に設けてもよい。屋外に設ければ、浴室内のスペースを広く使える。温風発生手段の品種は限定されない。例えば、電気ヒータ式でもよいし、ガス,重油,軽油,ガソリンなどの燃料を燃焼させるバーナ式でもよい。入浴者に温風を吹きつける方向は限定されない。例えば、請求項2に記載した入浴者の正面や背中だけでなく、入浴者の側面から吹きつけてもよい。また、この温風発生手段からの温風の吹きつけは、請求項3のようにシャワー中、常に吹きつける以外、シャワー後にだけ吹きつけてもよい。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記温風発生手段で発生した温風を吹き出す温風吹出口を、前記シャワーボックスの内面のうち、入浴者の正面および/または背中と対向する部分に設けた請求項1に記載の介護用シャワー装置である。温風吹出口は、シャワーボックスの内面の、入浴者の正面と向かい合う部分だけに設けてもよいし、また入浴者の背中と向かい合う部分だけに設けてもよい。さらに、これらの両方の部分に設けてもよい。
【0009】請求項3に記載の発明は、シャワー中にも、前記温風発生手段からシャワーボックス内に温風を吹き込む請求項1または請求項2に記載の介護用シャワー装置である。
【0010】
【作用】この発明によれば、シャワー入浴終了後、温風発生手段で発生した温風をシャワーボックス内に吹き込むことで、シャワーにより濡れた入浴者の体を自動的に乾かせる。これにより、入浴者を抱え上げたりしなければならない、タオルを使用した拭き取り作業から、介助人を開放することができる。
【0011】特に、請求項2の発明によれば、温風吹出口から吹き出された温風は、入浴者の正面および/または背中と対向する部分に吹きつける。これにより、効果的に入浴者の濡れた体を乾かせる。
【0012】また、請求項3の発明によれば、シャワー中にも、シャワーボックス内に温風を吹き込むので、入浴者を、常に温かいボックス内でシャワー入浴させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、この発明の実施例に係る介護用シャワー装置を説明する。なお、説明の都合上、シャワーボックスの前後方向(長さ方向)をX −X 方向、シャワーボックスの横方向(幅方向)をY −Y 方向、シャワーボックスの高さ方向をZ −Z 方向とする。図1は、この発明の一実施例に係る介護用シャワー装置の平面図である。図2は、この発明の一実施例に係る介護用シャワー装置の側面図である。図3は、この発明の一実施例に係る介護用シャワー装置の背面図である。図4は、この発明の一実施例に係る介護用シャワー装置のシャワーノズルの取り付け位置を示す横断面図である。図5は、この発明の一実施例に係る介護用シャワー装置のシャワーノズルの取り付け位置を示す縦断面図である。図6は、この発明の一実施例に係る介護用シャワー装置の図5のS6−S6位置での断面図である。
【0014】図1〜図6において、10は浴室11の側壁11a付近に移動自在に設置された1人用の介護用シャワー装置であり、この介護用シャワー装置10は、内面に多数本のシャワーノズルa〜jが配されたシャワーボックス12と、屋外に設置されて、各シャワーノズルa〜jに一括して温水を供給する温水圧送ユニット(温水圧送手段)13と、屋外に設置されて、シャワーボックス12内に温風を吹き込む温風機(温風発生手段)14とを備えている。
【0015】シャワーボックス12は、X −X 方向に長いステンレス製の箱体で、そのボックス下端部の全周は、切欠されて開放されている。この切欠部分には、キャスタ12bが取り付けられている。シャワーボックス12の開放された後端(X 方向の端)には出入口が設けられている。この出入口には、ヒンジ12aを介して、ドアDが開閉自在に設けられている。ドアDを設置することで、入浴者は車椅子C(図5参照)のままシャワー入浴することができる。シャワーボックス12の上面と、ドアDの上面との間には、X −X 方向に2分割された合成樹脂製のカラー15が装着されている。このカラー15の中央部には、入浴者の首をX −X の両方向より挟みつけて、頭をボックス12の上方へ出しておく首出し口15aが設けられている。
【0016】また、シャワーボックス12の両側板の内面には、それぞれ前記出入口の下部付近からボックス前部付近にまで達するX −X 方向へ延びた一対の車椅子侵入ガイドロッド16が配設されている。シャワーボックス12の前端部(X方向の端部)は仕切り板12cにより区画されている。この区画された空間の上部には、洗剤タンク17と制御部18とが収納されている。また、この区画された空間の下部には、温風機14で発生した温風をボックス内に吹き出すための温風吹出口14aが形成されている。温風機14は、主に、電熱ヒータ19と、ファン20と、このファン20で発生した温風を温風吹出口14aまで送る供給管である送風管21とを有している。なお、送風管21の室内側の中途部には、耐熱ゴム製のフレキシブルチューブ22が連結されている。このように、フレキシブルチューブ22を設ければ、シャワーボックス12を、その設置位置から若干移動させて床面を清掃するときに、清掃作業が容易になる。
【0017】以下、図4〜図6を参照して、前記シャワーノズルa〜jの設置位置を説明する。シャワーノズルaは、ドアDのX 方向の端板の上部に固定されて、入浴者の背中に温水を噴射する。一対のシャワーノズルbは、シャワーボックス12の上板のうち、出入口付近のY −Y 方向の両側部に固定されて、入浴者の両肩に温水を噴射する。シャワーノズルcは、シャワーボックス12の上板の出入口付近のY −Y 方向の中央部に固定されて、入浴者の胸に温水を噴射する。シャワーノズルdは、シャワーボックス12の上板の前部付近のY −Y方向の両側部付近に固定されて、上方から入浴者の両足に温水を噴射する。
【0018】シャワーノズルeは、シャワーボックス12の上板の中央部に固定されて、入浴者の下腹部に温水を噴射する。一対のシャワーノズルfは、シャワーボックス12の両側板のX −X 方向の中間部の下部に固定されて、斜め下から入浴者の両足のひざ裏に温水を噴射する。シャワーノズルgは、浴室11の床面の一部であって、しかもシャワーボックス12の中央部より若干出入口側の部分と対向する位置に固定されて、入浴者の臀部に温水を噴射する。一対のシャワーノズルhは、シャワーボックス12の上板の前部のY −Y 方向の両側部に固定されて、入浴者の両足に温水を噴射する。一対のシャワーノズルiは、シャワーボックス12の両側板の出入口付近のZ −Z 方向の略中間部に固定されて、入浴者の腰の両側に温水を噴射する。一対のシャワーノズルjは、浴室11の床面の一部であって、しかもシャワーボックス12の前端部のY −Y 方向の中間部と対向する位置に固定されて、入浴者の両足裏に温水を噴射する。
【0019】次に、この介護用シャワー装置10を用いたシャワー入浴方法を説明する。図1〜図6に示すように、まずドアDを開いてシャワーボックス12の出入口を開放する。ここから車椅子侵入ガイドロッド16にガイドされながら、車椅子Cごと入浴者をボックス内に収納する。このとき、車椅子Cの背板は大きく倒されている(図5参照)。その後、ドアDを閉じる。その際、入浴者の首をカラー15の首出し口15aの形成部で挟み、入浴者の頭をボックス12の上方に出しておく。このとき、入浴者の首に合成樹脂シート製の環状の防水シート(図示せず)を巻き付ける。そして、面ファスナなどを用いて防水シートの外周部をカラー15の上面に固定する。このように、防水シートを使用すれば、入浴者の首と首だし口15aとの隙間から入浴者の顔面にボックス内の温水がかかったりしない。
【0020】次に、入浴者のシャワー入浴を開始する。なお、シャワー入浴中は、常時、温風機14からシャワーボックス12内に温風が吹き込まれているものとする。まず、温水圧送ユニット13で発生した温水を各シャワーノズルa〜jから入浴者の体の各所に噴射し、シャワー入浴させる(1分間)。次いで、洗剤タンク17に貯液されたボディーシャンプを各シャワーノズルa〜jから全身に噴射し(10秒間)、ふたたび各シャワーノズルa〜jから温水を噴射する(2分間)。これらの作業によって、シャワー入浴が行われる。
【0021】シャワー入浴終了後、温風機14で発生した温風を、温風吹出口14aからシャワーボックス12内に吹き込む。これにより、シャワーで濡れた入浴者の体を自動的に乾燥させる。このように、介護用シャワー装置10に温風機14を設置したことで、入浴者を抱え上げたりする重労働が必要なタオル拭き作業から、介助人を開放することができる。また、ここでは、温風吹出口14aから吹き出された温風を、入浴者の正面から吹きつけるので、効果的に入浴者を乾かすことができる。そして、ここでは、シャワー入浴中も、常時、シャワーボックス12内に温風を吹き込むようにしたので、入浴者を、常に温かいボックス内でシャワー入浴させることができる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、シャワーボックスに温風を吹き込む温風発生手段を取り付けたので、シャワー入浴後、自動的に入浴者の体を乾かすことができる。
【0023】特に、請求項2の発明によれば、温風吹出口をシャワーボックスの内面のうち、入浴者の正面および/または背中と対向する部分に設けたので、効果的に入浴者を乾かすことができる。
【0024】また、請求項3の発明によれば、シャワー中にも、温風発生手段からシャワーボックス内に温風を吹き込むようにしたので、入浴者を、常時、温かいボックス内でシャワー入浴させることができる。




 

 


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