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発明の名称 消火器移動用具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−149491(P2001−149491A)
公開日 平成13年6月5日(2001.6.5)
出願番号 特願平11−342122
出願日 平成11年12月1日(1999.12.1)
代理人 【識別番号】100072338
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 孝一 (外1名)
【テーマコード(参考)】
3D050
【Fターム(参考)】
3D050 AA32 BB02 DD01 EE06 EE13 GG00 HH01 
発明者 竹中 正義 / 永田 隆夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 消火器が搭載されるキャリアに、上記消火器の消火剤放出用ホースの先端のノズルを前向きに保持し得るノズル保持部が備わっていることを特徴とする消火器移動用具。
【請求項2】 上記キャリアが自立可能である請求項1に記載した消火器移動用具。
【請求項3】 上記キャリアが、消火器が搭載される支持台に、転動輪と、この転動輪の回転を通じて上記支持台を移動させるときに手で掴む把手部とを備えている請求項1又は請求項2に記載した消火器移動用具。
【請求項4】 上記転動輪が左右一対の車輪でなる請求項3に記載した消火器移動用具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消火器移動用具に関する。
【0002】
【従来の技術】不時の火災に備えて消火器を建物の定位置に常時保管しておくことが一般的に行われており、その際に、消火器が倒れたりすることを防ぐために消火器保管用具を用いることがある。
【0003】ところで、従来の消火器保管用具は、建物の壁の定位置に設置されていたり、ビルの廊下などの定位置に設置されていたりしており、消火器を使用するときには、消火器保管用具から取り外した消火器を、火災発生場所などの使用場所まで持ち運ぶ必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、火災発生時などの咄嗟のときには、消火器は比較的重いため、消火器保管用具から取り外した消火器を使用場所まで持ち運ぶという作業は、青年男子のように力の強い者にとっては容易であるといえるけれども、老人や女子、子供などの力の弱い者にとっては重労働になり、火災発生時などに消火器を持ち運ぶ作業は困難ないし不可能な作業であった。
【0005】本発明は以上の状況に鑑みてなされたものであり、消火器を消火現場に容易に移動させることができ(また、自立可能にしておけば、平常時に定位置に消火器を保管しておくことも可能であり)、しかも、その作業を、消火器や消火器保管用具を持ち上げずに床面などを小さな力で押引き移動させることによって行うことのできる消火器保管用具を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、消火器から消火剤を放出するときに、楽にかつ容易に消火剤の放出距離を変えたり放出方向を変えたりすることのできる消火器保管用具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る消火器保管用具は、消火器が搭載されるキャリアに、上記消火器の消火剤放出用ホースの先端のノズルを前向きに保持し得るノズル保持部が備わっている。上記キャリアは自立可能であってもよい。このキャリアは、消火器が搭載される支持台に、転動輪と、この転動輪の回転を通じて上記支持台を移動させるときに手で掴む把手部とを備えていることが望ましい。キャリアがこのように形成されていると、把手部を手で掴んでキャリアを押したり引いたりすることにより、転動輪の回転を通じて、消火器を搭載したキャリアを消火器の使用場所まで小さな力で楽にかつ容易に移動させることが可能になる。
【0008】上記のように、キャリアには、消火器の消火剤放出用ホースの先端のノズルを前向きに保持し得るノズル保持部が備わっている。これによると、消火器の消火剤放出用ホースの先端のノズルをあらかじめノズル保持部に前向きに保持させておくことにより、消火器から消火剤を放出させるときには、キャリアから消火器を取り出すことなく、消火器を移動後、すぐに消火作業に移ることができる。すなわち、消火器をキャリアから取り出すこともなく、ノズルを手で持って放出させることもなく、ノズル保持部に前向きに保持されているノズルから直ちに消火剤を放出させることができる。また、消火器が上記キャリアに搭載されているために、そのキャリアを傾けたり向きを変えたりすることによって、ノズルから放出する消火剤の放出距離や放出方向を変えることが可能である。消火剤の放出距離や放出方向を変えるためにキャリアを傾けたり向きを変えたりする作業は、上記転動輪として左右一対の車輪が採用されている場合に楽に行うことができる。なお、キャリアを自立可能にしておけば、そのキャリアを消火器の定位置用の保管具として利用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る消火器移動用具の概略斜視図である。この消火器移動用具はキャリア1を有している。図例のキャリア1は、パイプ材を組み合わせて製作されている支持台2と、この支持台2に取り付けられた転動輪4とを備えている。支持台2は、底枠部21と、底枠部21の後端に連結された門形杆部22と、底枠部21の前端に連結された脚部23と、門形杆部22の上端に連結された門形の把手部5などを有している。そして、底枠部21には、図3のように底枠部21の上に載架された消火器9のスカート部91に内嵌して消火器9を位置決めする環体26が設けられている。この支持台2において、底枠部21と門形杆部22とは両者の連結箇所で折畳み可能になっており、門形杆部22と把手部5とも両者の連結箇所で折畳み可能になっており、さらに、底枠部21と脚部23とも両者の連結箇所で折畳み可能になっている。したがって、この支持台2は、脚部23を底枠部21の内側に折り畳み、底枠部21を門形杆部22の内側に折り畳み、把手部5を門形杆部22の内側に折り畳むことによってコンパクトになる。なお、26は把手部5に取り付けられている係止レバーであり、図示のように把手部5を門形杆部22の上方へ立ち上げたときに、その把手部5が下方へ倒れ込まないように門形杆部22に係止される。
【0010】転動輪4は、門形杆部22の下端に取り付けられた左右一対の車輪41,41でなる。このようにキャリア1に転動輪4が備わっていると、把手部5を手で掴んでキャリア1を押し引きするだけで、キャリア1を小さな力で楽に移動させることができるようになる。また、図1のように左右一対の車輪41,41と脚部23とが共働してキャリア1を自立させ得るようになる。
【0011】上記した門形杆部22の左右いずれかの立上り部(図例では右側の立上り部)27に、ノズル保持部6が設けられている。図2のように、図例のノズル保持部6は、周方向の一箇所に出入口61を備えた合成樹脂製の欠円部材によって形成されている。そして、このノズル保持部6には、キャリア1に搭載した消火器9の消火剤放出用ホース92の先端のノズル93が嵌合されて図1のようにそのノズル93が前向きに保持される。
【0012】なお、キャリア1には、このキャリア1に搭載した消火器9の倒れを防ぐための係止具27が設けられており、この係止具27が、消火器9に設けられている図示していない係合金具に係合されるようになっている。なお、係止具27の代わりに、門形杆部22にバンドを掛け渡して消火器9を倒れないように支持したり、あるいは、門形杆部22に開閉可能に腕部を取り付け、その腕部によって消火器9を倒れないように支持したりしてもよい。
【0013】以上説明した消火器移動用具は、平常時には図4のように転動輪4と脚部23との共働によって定位置に自立状態で常設されて不時の火災発生などに備えられる。
【0014】消火を行うときには、把手部5を手で掴み、消火器9が搭載されているキャリア1を引いたり、あるいは、押したりすることにより、転動輪4の回転を通じて、キャリア1を消火器9ごと使用場所まで移動させる。この作業は、老人や女子、子供などの力の弱い者でも楽に行うことができる。そして、火元の近くで、消火器9の安全ピン94を引き抜き、レバー95を掴んでノズル93から消火剤を放出させればよい。この場合、ノズル93は、ノズル保持部6にあらかじめ前向きに保持されているので、ノズル93を手で持って火元などに向けるという作業を行う必要はない。したがって、この消火剤放出作業も、老人や女子、子供などが容易にかつ迅速に行うことができる。また、把手部5を手で掴んで図5のようにキャリア1を傾ければ、その傾き角度θ1に見合ってノズル93の傾き角度θ2(θ1=θ2)が変わるので、消火剤の放出距離を調節することができる。さらに、キャリア1の向きをかえれば、消火剤の放出方向が変わる。そのため、火元に向けて消火剤を的確に放出することか可能になる。なお、図1、図4及び図5では、消火器9のレバー95が、キャリア1の前後方向を向くように消火器9がそのキャリア1に搭載されているけれども、この点は、たとえばレバー95がキャリア1の左右方向(横方向)を向くように消火器がキャリア1に搭載されていてもよい。通常、消火器保管用具に保管される消火器では、消火器に付設される銘板が正面(前方)から見えるようにその消火器が消火器保管用具に搭載されるため、レバー95の向きと銘板の付設箇所との関係から、銘板が正面から見えるようにした場合にはレバー95が前後方向を向く場合や左右方向に向く場合が生じるからである。
【0015】この実施形態では、キャリア1が自立可能になっているけれども、キャリア1は消火器を移動させるだけの自立可能でなくてもよい。また、ノズル保持具6の取付け箇所や、上記したキャリア1、ノズル保持部6、転動輪4、把手部5などの形状ないし構成は上記例に限定されず、本発明を逸脱しない範囲で種々設計変更が可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る消火器移動用具によれば、その消火器移動用具から消火器を取り外さずに、消火器移動用具ごと小さな力で消火器を使用場所に搬入できるので、力の強い青年男子に限らず、力の弱い老人や女子、子供でも不時の火災発生時に消火器で初期消火を行うことが可能になる。さらに、消火器のノズルを手で持たずに消火剤を火元に向けて放出することができるだけでなく、消火剤の放出距離や放出の向きを小さな力で容易に変えることができるので、上記した老人や女子、子供であっても初期消火に確実に対処できるようになる。また、その消火器移動用具を自立可能にしておけば、不時の火災発生などに備えて消火器を適切に常設しておくことが可能である。




 

 


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