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滅菌設備の運転方法 - 三浦工業株式会社
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発明の名称 滅菌設備の運転方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−198198(P2001−198198A)
公開日 平成13年7月24日(2001.7.24)
出願番号 特願2000−375621(P2000−375621)
出願日 平成11年7月15日(1999.7.15)
代理人
発明者 牧 岳彦 / 中井 哲志 / 末光 英治 / 向井 宏記
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 蒸気発生手段2および滅菌槽3をそれぞれ備えた滅菌装置1を複数台設けた滅菌設備の運転方法であって、前記各蒸気発生手段2から蒸気を必要とするいずれかの前記各滅菌槽3へ集中的に蒸気を供給することを特徴とする滅菌設備の運転方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、滅菌装置を複数台設けた滅菌設備の運転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】滅菌装置には、蒸気滅菌装置やガス滅菌装置など種々の滅菌装置がある。たとえば、蒸気滅菌装置は、滅菌槽内に被滅菌物を収容した後、蒸気を供給し、蒸気の保有する熱により滅菌処理を行うようになっている。前記蒸気を発生させるための蒸気発生手段の1つとして、リボイラが用いられる。このリボイラは、加熱源として蒸気を用いるようになっており、この蒸気で純水(または軟水)を加熱してクリーン蒸気を発生させる。
【0003】前記蒸気発生手段から前記滅菌槽への単位時間当たりの蒸気供給量は、所定値以上に設定する必要があり、この単位時間当たりの蒸気供給量が少ないと、前記滅菌槽内の蒸気圧力が滅菌温度に対応する所定の圧力へ到達するのに要する時間が長くなり、前記滅菌装置の運転時間が長くなる。また、前記リボイラにおいては、加熱源としての蒸気の圧力,すなわち一次蒸気圧力が低い場合には、加熱温度が低くなり、単位時間当たりの蒸気発生量が減少する。そうすると、前記滅菌槽への単位時間当たりの蒸気供給量が減少し、前記滅菌装置の運転時間が長くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しようとする課題は、滅菌槽へ供給する単位時間当たりの蒸気量を増加させ、滅菌装置の運転時間を短くすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、蒸気発生手段および滅菌槽をそれぞれ備えた滅菌装置を複数台設けた滅菌設備の運転方法であって、前記各蒸気発生手段から蒸気を必要とするいずれかの前記各滅菌槽へ集中的に蒸気を供給することを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態について説明する。この発明を適用する滅菌設備における滅菌装置は、被滅菌物を収容する滅菌槽を備え、扉を開閉することにより密閉可能な構成になっている。前記滅菌装置は複数台設けられ、各滅菌装置に蒸気発生手段がそれぞれ設けられている。前記各滅菌槽は、前記各蒸気発生手段と蒸気管によって互いに接続され、前記各滅菌槽はいずれの前記各蒸気発生手段からも蒸気の供給を受けることができるようになっている。すなわち、前記各蒸気発生手段から蒸気を必要とするいずれかの前記各滅菌槽へ集中的に蒸気を供給するようにしている。また、前記蒸気管には、前記各滅菌槽への蒸気の供給を制御する蒸気供給弁が設けられている。
【0007】前記各滅菌装置のうち所定台数の滅菌装置が運転中のとき、この運転中の滅菌装置に設けられた蒸気発生手段が運転されるとともに、待機中の滅菌装置に設けられた蒸気発生手段が運転され、これらの蒸気発生手段から前記運転中の滅菌装置の滅菌槽へ蒸気が集中的に供給される。そうすることにより、単位時間当たりの蒸気供給量が増加し、前記滅菌槽内の蒸気圧力が滅菌温度に対応する所定の圧力へ到達するのに要する時間が短くなるため、前記滅菌装置の運転時間を短くすることができる。また、運転中の滅菌装置に設けられている蒸気発生手段が、万一停止したり、一時的に蒸気発生量が低下した状態になっても、他の蒸気発生手段から蒸気を供給することにより、蒸気の不足分を補い、運転を継続させることができる。
【0008】ここにおいて、待機中の滅菌装置に設けられた蒸気発生手段のうち、全ての蒸気発生手段を運転することもできるし、必要蒸気量に応じて、所定台数の蒸気発生手段を選択して運転することもできる。また、前記各滅菌装置のうち全台数の滅菌装置が運転中の場合は、前記蒸気発生手段も全台数運転中となり、前記各滅菌装置の滅菌槽のうち蒸気を必要とする滅菌槽へ前記全蒸気発生手段から蒸気が集中的に供給される。
【0009】また、前記各蒸気発生手段としては、好ましくはリボイラを用いるが、その他の構造のものを用いることもできる。また、前記各蒸気発生手段は、前記各滅菌槽の外壁に接触させて一体に設けることもできるし、所定の距離をおいて近接させて設けることもできる。前記各滅菌槽の外壁に接触させて一体に設ける場合は、前記各蒸気発生手段を前記各滅菌槽を加熱する加熱手段として兼用することができるとともに、前記各滅菌装置全体の省スペース化を図ることができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、蒸気滅菌装置を用いた滅菌設備にこの発明を適用した実施例を示すもので、この実施例においては、滅菌装置1が3台並設され、各滅菌装置1はその側壁に蒸気発生手段2をそれぞれ備えている。また、前記各滅菌装置1は、被滅菌物を収容する滅菌槽3をそれぞれ備え、これらの各滅菌槽3の前面上方部に運転制御器4がそれぞれ設けられている。これらの各運転制御器4には、電源スイッチ5およびスタートスイッチ6がそれぞれ設けられ、前記各電源スイッチ5をオンにすると、前記各滅菌装置1が待機状態になるとともに前記各蒸気発生手段2が運転状態になる。また、前記各スタートスイッチ6をオンにすると、前記各滅菌装置1が運転を開始し、所定の滅菌処理が行われる。さらに、前記各滅菌槽3の前面には扉(図示省略)がそれぞれ設けられ、被滅菌物を出し入れする開口部(図示省略)を密閉する構造になっており、前記各滅菌槽3の外壁(符号省略)には前記各蒸気発生手段2からの蒸気が供給されるジャケットあるいはパイプ(図示省略)がそれぞれ設けられ、前記各滅菌槽3を外側から加熱する構造になっている。
【0011】前記各滅菌装置1において、前記各蒸気発生手段2と前記各滅菌槽3とは、第一蒸気管7でそれぞれ接続されている。これらの各第一蒸気管7には、前記各蒸気発生手段2側から順に第一逆止弁8および蒸気供給弁9がそれぞれ設けられている。これらの各蒸気供給弁9は、前記各運転制御器4に信号線10でそれぞれ接続されており、前記各運転制御器4からの信号により開閉制御され、前記各滅菌槽3への蒸気の供給が制御される。
【0012】また、隣接する前記各第一蒸気管7における前記各第一逆止弁8と前記各蒸気供給弁9との間は、第二蒸気管11でそれぞれ接続され、これらの各第二蒸気管11には開閉弁12がそれぞれ設けられている。すなわち、前記各第一蒸気管7および前記各第二蒸気管11により、前記各蒸気発生手段2と前記各滅菌槽3とが互いに接続されており、前記各蒸気発生手段2からいずれの前記各滅菌槽3へも蒸気を供給可能な構成となっている。また、前記各開閉弁12は手動式のものを用い、前記各滅菌装置1を運転するときには開状態にしておく。さらに、前記各開閉弁12は、手動式のものに代えて電動式のものを用いることもできるし、手動式のものと電動式のものを併設することもできる。
【0013】前記構成において、3台の前記各滅菌装置1のうち、中央の前記滅菌装置1が運転中で、左右の前記各滅菌装置1が待機中の場合について説明する。中央の前記滅菌装置1が運転中であるので、この滅菌装置1に設けられている前記蒸気発生手段2も運転中であるが、さらに待機中の左右の前記各滅菌装置1に設けられている前記各蒸気発生手段2もそれぞれ運転し、前記各蒸気発生手段2を3台とも運転中の状態にする。そして、前記各開閉弁12は、開状態となっており、左右の前記各滅菌装置1における前記各蒸気供給弁9は閉状態で、中央の前記滅菌装置1における前記蒸気供給弁9が開状態となっている。したがって、3台の前記各蒸気発生手段2から中央の前記滅菌装置1における前記滅菌槽3へ滅菌用の蒸気が集中的に供給され、単位時間当たりの蒸気供給量が3倍に増加する。このようにして蒸気供給量が増加することにより、前記滅菌槽3内の蒸気圧力が滅菌温度に対応する所定の圧力へ到達するのに要する時間が格段に短くなるため、中央の前記滅菌装置1の運転時間を短くすることができる。
【0014】また、前記各滅菌装置1が全台(3台)運転中の場合は、前記各蒸気発生手段2も全台(3台)運転され、前記各滅菌槽3は全ての前記各蒸気発生手段2から蒸気の供給を受ける。前記各滅菌装置1が全台(3台)運転中であっても、必ずしも全滅菌装置1の滅菌処理動作が同期するわけではないので、大量の蒸気を必要とする時間帯がずれる。前記各滅菌装置1の滅菌処理は、たとえば空気排出工程,給蒸工程,滅菌工程および乾燥工程の各工程からなるが、乾燥工程時は前記各滅菌槽3内への清浄空気の供給および排出が行われ、前記各滅菌槽3内への蒸気の供給は行われない。したがって、乾燥工程中の前記各滅菌装置1においては、前記各滅菌槽3内への蒸気の供給を必要とせず、蒸気が余っている状態にある。この余剰蒸気は他の工程中の前記各滅菌槽3へ回ることになり、その分、単位時間当たりの蒸気供給量が増加する。
【0015】以上のように、前記構成によれば、前記各蒸気発生手段2から蒸気を必要とするいずれかの前記各滅菌槽3へ集中的に蒸気を供給することにより、単位時間当たりの蒸気供給量を格段に増加させて、前記各滅菌装置1の運転時間を短くすることができる。また、運転中の前記各滅菌装置1に設けられている前記各蒸気発生手段2が、異常発生により万一停止したり、一時的に蒸気発生量が低下した状態になっても、他の前記各蒸気発生手段2から蒸気を供給することにより、蒸気の不足分を補い、運転を継続させることができる。
【0016】つぎに、図2,図3および図4に、前記各蒸気発生手段2の具体的構造を示す。これらの図に示されている蒸気発生手段2は、加熱源として蒸気を使用するリボイラが用いられている。ここで、前記各蒸気発生手段2は、共通の構造となっているので、以下の説明では、1台の前記蒸気発生手段2について説明する。
【0017】前記蒸気発生手段2は、複数の蒸気発生ユニット13,13,…(図示した実施例では4つ)を備え、これらの各蒸気発生ユニット13は、ほぼ半球型をした中空状の上部ヘッダ14と、ほぼ円筒型をした中空状の下部ヘッダ15と、これらの上部ヘッダ14および下部ヘッダ15間を接続する外管16とをそれぞれ備えている。これらの各外管16内には、複数の加熱管17,17,…(図示した実施例では6本,図4参照)が互いに所定の間隔をおいて設けられ、各加熱管17の上端開口部は前記各上部ヘッダ14に、下端開口部は前記各下部ヘッダ15にそれぞれ連通している。前記各加熱管17内を加熱用蒸気が流通し、前記各外管16と前記各加熱管17との間の空間に供給された水が加熱されるようになっている。
【0018】また、前記各上部ヘッダ14の頂部には、加熱用蒸気が流入する加熱用蒸気流入口18(図3参照)がそれぞれ設けられ、これらの各加熱用蒸気流入口18に加熱用蒸気供給管19が接続されている。この加熱用蒸気供給管19には、加熱用蒸気供給弁20および第二逆止弁21が設けられている。また、前記各下部ヘッダ15の側壁の下部には、蒸気が凝縮して発生したドレンを排出するドレン排出口22(図3参照)がそれぞれ設けられ、これらの各ドレン排出口22にドレン排出管23が接続されている。このドレン排出管23には、スチームトラップ24が設けられている。
【0019】また、前記各外管16の側壁の下部には、純水(または軟水)が供給される給水口25(図3参照)がそれぞれ設けられ、これらの各給水口25に給水管26が接続されている。この給水管26には、給水ポンプ27および第三逆止弁28が設けられている。また、前記各外管16の側壁の上部には、蒸気流出口29(図3参照)がそれぞれ設けられ、これらの各蒸気流出口29に前記第一蒸気管7が接続されている。
【0020】さらに、前記各外管16には、上部連絡管30および下部連絡管31を介して水位検出手段32が連通している。前記上部連絡管30の一端は、前記第一蒸気管7に接続されており、この第一蒸気管7を介して前各記外管16に連通している。そして、前記水位検出手段32からの信号に基づいて前記給水ポンプ27が稼動し、前記各外管16内の水位が所定の範囲に維持される。前記各外管16内の水は、前記各加熱管17を流通する加熱用蒸気によって加熱されてクリーン蒸気となり、前記第一蒸気管7を介して前記各滅菌槽3へ供給される。加熱用蒸気の供給は、発生するクリーン蒸気の圧力に応じて前記加熱用蒸気供給弁20を開閉することにより制御される(圧力検出手段は図示省略)。
【0021】ところで、前記蒸気発生手段2としてリボイラを用いる場合、加熱用蒸気の圧力,すなわち一次蒸気圧力が低いと、加熱温度が低くなり、単位時間当たりの蒸気発生量が減少するが、この発明によれば、待機中の前記各滅菌装置1に設けられている前記各蒸気発生手段2も運転して、運転中の前記各滅菌装置1における前記各滅菌槽3への単位時間当たりの蒸気供給量を増加させることができる。したがって、一次蒸気圧力が低い場合でも、単位時間当たりの蒸気供給量を所定値以上に維持して、前記各滅菌装置1の運転時間が長くなるのを防止することができる。また、単位時間当たりの蒸気供給量を積極的に増加させることにより、前記各滅菌装置1の運転時間を従来の運転時間より短くすることができる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、運転中の滅菌装置における滅菌槽へ供給される単位時間当たりの蒸気供給量が増加し、滅菌装置の運転時間を短くすることができる。




 

 


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